JP4019382B2 - 信号処理装置及び伝送方法 - Google Patents

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Description

本発明は、DVDオーディオやDVDビデオなどの多重化されたデータストリ
ームを、シリアルインタフェースを介して伝送するためのパケットの信号処理装
置、それを伝送するための伝送方法に関する。
データストリームをシリアルインタフェースを介して伝送する技術が知られて
いる。
例えば、特開平10−285234号公報、特開平11−45512号公報等
に開示されるようにMPEGストリームにヘッダを付加して伝送される。
上記のデータストリームは一般に分割して伝送される。そのためヘッダの情報
を用いてパケット抜けを処理することが必要になる。
ところで、近年、DVDオーディオフォーマットのようにAパック、RTI(
リアルタイムインフォメーション信号)パック、SPCT(静止画信号)パック
を含むオーディオファイルとDVD(ビデオ)ファイルとが多重化されたファイ
ル構造をもつコンテンツを伝送することが求められるようになった。
上記のような多重化されたファイル構造をもつデータストリームを転送する場合
には、特に、受信しやすいようにコンテンツの識別が行えることが重要な問題と
なっている。また、ファイルおよびパック(以下、パックはパケットから構成さ
れるとも記す。)の種類の確認と、ファイルおよびパケットの種類に応じた分割
、その転送速度の最適な設定、またはさらに複数のインタフェースへの分配の采
配とファイル毎の著作権管理が行えることが重要な問題となっている。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑み、これらの問題点を解決した音声信号
などを含むDVDオーディオフォーマットやDVDビデオフォーマットなどに基
づく多重化されたコンテンツを、デジタルシリアルインタフェースを介して伝送
するためのパケットの信号処理装置、それを伝送するための伝送方法を提供する
ものである。
本発明は上記目的を達成するために、以下の1)〜3)の手段より成る。
すなわち、
1)DVDオーディオ規格の符号化方式であって圧縮PCMを含む符号化方式で符号化されるオーディオパック(Aパック)からなるデータを含んで所定のデータストリームが形成された前記オーディオパックから得られたオーディオデータを所定方式のビットデータ配列からなるリアルデータとし、パケットヘッダとCIPヘッダと前記リアルデータを収納する領域とからなる構造にパケット化するに際し、前記オーディオパックからDVDデコードにより伸長されPCM信号に復号され、前記パケットに所定のビットデータ配列に格納され、前記パケットに格納されるオーディオデータが前記DVDオーディオ規格のパックからのオーディオデータであることを識別するためのIDとコピー管理フラグとをそのパケット内のデータフィールド内であってCIPヘッダを除く実データ記録領域であるリアルデータ領域の内部に設けられた所定の領域に、格納すると共に所定のフォーマットでパケット化するパケット化処理手段を有することを特徴とする信号処理装置。
2)DVDオーディオ規格の符号化方式であって圧縮PCMを含む符号化方式で符号化されるオーディオパック(Aパック)からなるデータを含んで所定のデータストリームが形成された前記オーディオパックから得られたオーディオデータを所定方式のビットデータ配列からなるリアルデータとし、パケットヘッダとCIPヘッダと前記リアルデータを収納する領域からなる構造にパケット化するに際し、前記オーディオパックからDVDデコードにより伸長されPCM信号に復号され、前記パケットに所定のビットデータ配列に格納され、前記パケットに格納されるオーディオデータが前記DVDオーディオ規格のパックからのオーディオデータであることを識別するためのIDとコピー管理フラグとをそのパケット内のデータフィールド内であってCIPヘッダを除く実データ記録領域であるリアルデータ領域の内部に設けられた所定の領域に、格納すると共に所定のフォーマットでパケット化され、前記格納されたIDを受信し、前記IDに基づいて前記オーディオデータが前記DVDオーディオ規格のパックからのオーディオデータであることの識別を行う手段と、前記コピー管理フラグに基づいてコピー管理を行う手段と、
を有することを特徴とする信号処理装置。
3)DVDオーディオ規格の符号化方式であって圧縮PCMを含む符号化方式で符号化されるオーディオパック(Aパック)からなるデータを含んで所定のデータストリームが形成された前記オーディオパックから得られたオーディオデータを所定方式のビットデータ配列からなるリアルデータとし、パケットヘッダとCIPヘッダと前記リアルデータを収納する領域とからなる構造にパケット化するに際し、前記オーディオパックからDVDデコードにより伸長されPCM信号に復号され、前記パケットに所定のビットデータ配列に格納され、前記パケットに格納されるオーディオデータが前記DVDオーディオ規格のパックからのオーディオデータであることを識別するためのIDとコピー管理フラグとをそのパケット内のデータフィールド内であってCIPヘッダを除く実データ記録領域であるリアルデータ領域の内部に設けられた所定の領域に、格納すると共に所定規格のシリアルインタフェースに対応したパケットに変換して前記所定規格のシリアルインタフェースを通じて伝送するようにしたことを特徴とする伝送方法。
以上説明したように、本発明によれば、シリアル伝送する場合に、例えばDV
DオーディオやDVDビデオ等の所定のデータストリームをDVDオーディオや
DVDビデオを区別して、或いは、データ配列方式を区別しながらそれぞれのパ
ックの種類別に分けて所定のヘッダを付加し、IEEE1394等のパケットに
変換して必要な場合に分配して転送するようにしたので、パック毎に適切な転送
速度および転送方法を設定できるとともにパックの属するファイル毎に設けられ
たコピー管理が正確に行えるなど、効率的な伝送方法を提供できる等のさまざま
な効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態につき、この好ましい実施例により説明する。
図1はその実施例に係る信号処理装置及び伝送方法の第1の実施例を示すブロ
ック図、図2は図1のディスクプレーヤの処理を示すフローチャートである。
図1の例では、家庭内情報ネットワークのセンターを担う送信装置であるディス
クプレーヤ100と1つの受信端末装置である再生装置200がそれぞれデータ
転送インタフェース(I/F)200a、200bを有し、データ転送I/F2
00a、200bが2本のIEEE1394規格のシリアルインタフェース18
8−1、188−2を介して接続されている。ディスクプレーヤ100は、例え
ばDVDオーディオディスクに記録されているオーディオ信号Aと静止画(スチ
ルピクチャ)信号SPCTを読み出し、これをデータ転送I/F200a、シリ
アルインタフェース188−1、188−2を介して再生装置200に送信する
。再生装置200はこのオーディオ信号Aと静止画信号SPCTをシリアルイン
タフェース188−1、188−2、データ転送I/F200bを介して受信し
て、再生する。このとき、一方のシリアルインタフェース188−1は受信又は
送信用に選択的に使用され、他方のシリアルインタフェース188−2は送信専
用に使用される。
図2を参照して図1のディスクプレーヤ100の動作を説明する。まず、データ
転送I/F200aと一方のシリアルインタフェース188−1とを受信モード
に設定し(ステップS1)、次いでデータ転送I/F200a、2本のシリアル
インタフェース188−1、188−2を介して再生装置200との間で双方向
伝送を行う(ステップS2)。
次いで一方のシリアルインタフェース188−1を受信モードから送信モードに
設定し(ステップS3)、次いで2本のシリアルインタフェース188−1、1
88−2を介して、転送レートが比較的高い信号を分散して再生装置200に送
信する(ステップS4)。すなわち、この例では他方のシリアルインタフェース
188−2は常に送信モードに設定される。
送信データの具体例としては、DVDオーディオディスクにはオーディオ信号A
の他にリアルタイムインフォメーション信号RTI(例えばテキストデータ)と
静止画信号SPCTが記録されているので、オーディオ信号Aをシリアルインタ
フェース188−1を介して伝送し、リアルタイムインフォメーション信号RT
Iと静止画信号SPCTをシリアルインタフェース188−2を介して伝送する
方法が考えられる。このように分散することにより前者のオーディオ信号Aと後
者のリアルタイムインフォメーション信号RTIと静止画信号SPCTが同期再
生される場合にはバッファ容量の制限を回避できるので多数の静止画、例えば8
0枚から99枚、を同期再生させることができる。なお、一方を受信モードに設
定したステップS1において行う具体的な通信の例は、再生端末からのディスク
の指定(リクエスト)、プレイコマンド等の操作指示である。
なお、シリアルインタフェースは2本に限定されず、例えば図3、図4に示すよ
うに4本のシリアルインタフェース188−1〜188−4(及びデータ転送イ
ンタフェースI/F200a´、200b´)を用いてもよい。すなわち、まず
、シリアルインタフェース188−1〜188−4の中の1本を受信モードに設
定し(ステップS11)、次いで、2本のシリアルインタフェース188−1、
188−2を介して再生装置200との間で双方向伝送を行う(ステップS12
)。次いで上記の受信モードのインタフェース188−1を双方向モードに設定
し(ステップS13)、次いで3本のシリアルインタフェース188−2〜18
8−4を介して、転送レートが比較的高い信号を分散して再生装置200に送信
する(ステップS14)。
すなわち、この場合には例えば1本のシリアルインタフェース188−1を受信
又は送信に選択的に使用し、他の3本のシリアルインタフェース188−2〜1
88−4を送信専用に使用するようにしてもよい。この場合には、例えば、オー
ディオ信号Aとリアルタイムインフォメーション信号RTIと静止画信号SPC
Tをそれぞれ3本のシリアルインタフェース188−2〜188−4を介して伝
送し、再生端末との操作に関するデータを1本のシリアルインタフェース188
−1を介して相互に伝送する方法が考えられる。
本実施例ではまた、IEEE1394規格の伝送方式に代えてIEC958規格
のオーディオ対応フォーマットにも適用することができる。
IEC958規格は、本実施例のIEEE1394規格のように双方向への伝送
方式と異なり、一方方向のみの伝送方式であり、本実施例のように複数のシリア
ルインタフェースを用いて双方向に伝送する場合には適用し易いものとなる。
更に、上記IEC958規格のオーディオ対応フォーマットとは、IEEE13
94規格におけるIEC958モードオーディオ対応フォーマット(AM824
)であってもよく、IEEE1394規格の様々なモード、例えばDVDビデオ対
応フォーマットにも適用できる。
次に、図5を用いて課金フラグ、ゼロフラグ、ミュートフラグ、及びパックフラ
グの説明を行う。まず、送信側から受信側に対してコンテンツID又はその一部
のパケットの種類に応じた「有料」、「無料」を示す課金フラグを各シリアルイ
ンタフェースを介して送信し、受信側ではこのフラグを見て、「有料」の場合、
電子財布から課金を行う課金管理を行い(ステップS21)、また、複数本のシ
リアルインタフェースの内、いくつかが不使用の場合やデータが「0」の場合に
は、送信側から受信側に対してそのシリアルインタフェースを介してゼロフラグ
を送信し、受信側ではこのフラグを見て(ステップS22)、Yであれば受信処
理しないようにし(ステップS23)、また、音声信号A以外のデータ、例えば
静止画信号SPCTやリアルタイムインフォメーションRTIをあるシリアルイ
ンタフェースを介して送信する場合には受信側において音声信号用のD/Aコン
バータにより雑音が発生しないように、送信側から受信側に対してそのシリアル
インタフェースを介してミュートフラグを送信し、受信側ではこのフラグを見て
(ステップS24)、Yであればミュート処理するようにする(ステップS25
)。
また、音声信号A、静止画信号SPCT、リアルタイムインフォメーションRT
I、ビデオ信号Vをあるシリアルインタフェースを介して送信する場合には受信
側においてそれを即座にデコードして同期を取り易いように、送信側から受信側
に対してそのシリアルインタフェースを介して信号種類を識別するパックフラグ
を送信し、受信側ではこのフラグを見て受信し(ステップS26)、終了であれ
ば(ステップS27でY)終了する。
図8にステップS26の具体的一例を示す。すなわち、パックフラグがオーディ
オ信号(DVDオーディオディスクのAパック)であるか見て(ステップS31
)、YであればAパックバッファに供給し(ステップS32)、パックフラグが
ビデオ信号(DVDオーディオディスクのビデオパック)であるか見て(ステッ
プS33)、YであればVパックバッファに供給し(ステップS34)、パック
フラグがRTI信号(DVDオーディオディスクのRTIパック)であるか見て
(ステップS35)、YであればRTIパックバッファに供給し(ステップS3
6)、パックフラグがSPCT信号(DVDオーディオディスクのSPCTパッ
ク)であるか見て(ステップS37)、YであればSPCTパックバッファに供
給し(ステップS38)、その他であればデコーダバッファに供給する(ステッ
プS39)。
そして、上述した課金フラグ、ゼロフラグ、ミュートフラグ、又は/及び信号種
類識別フラグ(パックフラグ)は、次のようなデータ配列に収納して送信する。
図6は、その送信を行うためのIEEE1394規格のアイソクロナス(Isochr
onous)転送方式を説明するための図で、図6(a)はトランスポート・ストリ
ームを示す。トランスポート・ストリームは、188バイトの固定パケットで、
ここではDVDオーディオ規格によるオーディオデータのビット列(Aパック)
やDVDビデオ規格による画像データやオーディオデータなど(Vパック)が配
列される。
図11から図14にここで配列されるAパック、Vパック、RTIパック、及
びSPCTパックのデータ構造を示す。
図11に示すPCMのAパックはDVDオーディオディスクのデータエリア内に
記録されているものである。
このPCMのAパックは、2048バイト以下で構成され、その内訳は14バイ
トのパックヘッダとAパケットにより構成されている。Aパケットは17、9又
は14バイトのパケットヘッダと、プライベートヘッダと、1ないし2011バ
イトのオーディオデータにより構成されている。
プライベートヘッダは、
・8ビットのサブストリームIDと、
・UPC、EAN、ISRC内の3ビットの保留領域と、
・UPC、EAN、ISRC内の5ビットのUPC/EAN/ISRC 番号と

・UPC、EAN、ISRC内の8ビットのUPC/EAN/ISRC データ
と、
・8ビットのプライベートヘッダ長と、
・16ビットの第1アクセスユニットポインタと、
・8バイトのオーディオデータ情報(ADI)と、
・0〜7バイトのスタッフィングバイトと、
により構成されている。
ADI(オーディオデータ情報部)は、
・1ビットのオーディオ・エンファシス・フラグと、
・1ビットの保留領域と、
・1ビットのステレオ再生モードと、
・1ビットのダウンミクスコード有効性と、
・4ビットのダウンミクスコードと、
・4ビットのグループ「1」の量子化ワード長「1」と、
・4ビットのグループ「2」の量子化ワード長「2」と、
・4ビットのグループ「1」のオーディオ・サンプリング周波数fs1と、
・4ビットのグループ「2」のオーディオ・サンプリング周波数fs2と、
・4ビットの保留領域と、
・4ビットのマルチチャネルタイプと、
・3ビットのグループ「2」のビットシフトと、
・5ビットのチャネル割り当て情報と、
・8ビットのダイナミックレンジ制御情報と、
・16ビットの保留領域と、
により構成されているものである。
図12に示すVパックは、DVDビデオディスクのデータエリア内に記録されて
いるものである。
このVパックは、2048バイト以下で構成され、その内訳は14バイトのパッ
クヘッダとユーザデータパケットにより構成されている。パックヘッダは4バイ
トのパックスタートと、6バイトのSCRと、3バイトのMUXレート(多重転
送レート)と、1バイトのスタッフィングにより構成されている。
図13に示すRTIパックはDVDオーディオディスクのデータエリア内に記録
されているものである。
このRTIパックは、2048バイト以下で構成され、その内訳は14バイトの
パックヘッダとRTIパケットにより構成されている。RTIパケットは17、
9又は14バイトのパケットヘッダと、RTIプライベートヘッダと、1ないし
2015バイトのRTIデータにより構成されている。
RTIプライベートヘッダは、
・8ビットのサブストリームIDと、
・2バイトの保留領域と、
・8ビットのプライベートヘッダ長と、
・4ビットの保留領域と、
・4ビットのRTI情報IDと、
・0〜7バイトのスタッフィングバイトと、
により構成されている。
図14に示すSPCTパックは、DVDオーディオディスクのデータエリア内に
記録されているものである。
このSPCTパックは、2048バイト以下で構成され、その内訳は14バイト
のパックヘッダとSPCTパケットにより構成されている。SPCTパケットは
22、19又は9バイトのパケットヘッダと、1ないし2025バイトのSPC
Tデータにより構成されている。
再び、図6において、上述の188バイトよりなる固定パケットは、その先頭に
ソース・パケット・ヘッダと呼ばれるタイムスタンプが付けられる[図6(b)]
。受信側では、このタイムスタンプの時刻に合わせて音声や動画が再生されるよ
うになっている。
そして、これらのデータはそれぞれ48バイトの複数のデータ・ブロックに分割
される[図6(c)]。その分割方法は、192バイト×1ブロック、96バイト
×2ブロック、48バイト×4ブロック、24バイト×8ブロックの4通りであ
る。
次に、複数のデータ・ブロックがまとめられて、一つのアイソクロナス転送パケ
ットが作られる。このまとめられ方は、125μsを1サイクルとし、この1サ
イクル毎に収まる数の部録に順次まとめられ、そのブロックの先頭に後述するI
EEE1394用のパケットヘッダが付加される。図6(d)に48バイトづつ
に分割されたデータが3ブロック及び2ブロックにまとめられた状態が示されて
いる。
そして、このデータ転送を行う時には、図7に示すように、先頭にアービトレ
イションが付加され、これに続いてサイクルスタートパケットが配列され、更に
、このサイクルスタートパケットに続いて所定間隔毎に125 μsのパケット
が繰り返し配列されて転送されるようになっている。
この125 μs毎のパケットは、パケットヘッダと、データフィールドと、3
2ビットのデータエラー検出符号とにより構成されている。
パケットヘッダは、
・16ビットのデータ長情報と、
・2ビットの後述するCIP(Common Isochronous Packet)ヘッダの 有無を
示すタグと、
・6ビットのパケットが伝送されるチャネル割り当て情報と、
・4ビットの処理コードを示すトランザクションコードと、
・4ビットの同期コードと、
・32ビットのパケットヘッダエラー検出符号と、
より構成される。
データフィールドは、32ビットのCIPヘッダと64ビットのリアルデータ
のヘッダとリアルデータとから構成される。
リアルデータのヘッダは32ビットのコンテンツIDと、8ビットのIDと16
ビットの応用情報と8ビットの保留領域から構成される。
32ビットのコンテンツIDは、ISRC、又はコンテンツに割り当てられた
記号により構成される。
ISRC(国際標準レコーディングコード:InternationalSt
andard Recording Code)は、国際的に管理されたコンテ
ンツを特定するための著作権情報である。
8ビットのIDは、
・4ビットのシリアルインタフェースの総数と、
・4ビットのシリアルインタフェースの番号と、
により構成される。
16ビットの応用情報は、
・4ビットのパックフラグと、
・1ビットのゼロフラグと、
・1ビットのミュートフラグと、
・8ビットの課金フラグと、
・2ビットのコピーフラグと、
により構成される。
次に、図9はディスクプレーヤ100の具体的な実施例を示し、DVDオーデ
ィオディスクとDVDビデオディスクなどを再生可能なユニバーサルプレーヤを
示している。ユニバーサルプレーヤでは制御部14の制御及び操作部15、リモ
コン16の操作に基づいてDVDオーディオディスク、DVDビデオディスク、
DVD−RAMディスクなどのディスク1に記録されているデータがドライブ装
置2により再生されて復調回路2Bにより復調される。DVDオーディオディス
クやDVDビデオビデオディスクから再生されたビデオ(V)パックとDVDオ
ーディオディスクから再生された静止画パックは、静止画/Vパック・デコーダ
3によりDVDデコードされてビデオストリームに変換される。なお、このビデ
オストリームは、元々CSS(コンテンツ・スクランブル・システム)方式でス
クランブルされている。
そして、図1に示すモニター用の出力端子55を介して外部の表示器(不図示)
に表示させ、あるいはオーディオ出力として取り出す場合には、このビデオスト
リームが伸長/画像変換部4により伸長、デスクランブルなどされ、次いでD/
A変換部5を介してVパックは、ビデオ信号/サブピクチャ信号/オーディオ信
号として出力され、静止画SPCTパックは、ビデオ信号として出力される。他
方、図1に示す再生装置200に転送する場合には2通りあり、第1の方法では
、伸長/画像変換部4により伸長、デスクランブルなどされたデータがデータ配
列部6により所定の方式でデータ配列され、次いで2本のデータ転送I/F7−
1、7−2及びIEEE1394又はIEC958のシリアルインタフェースを
介して再生装置200に転送される。第2の方法では、静止画/Vパック・デコ
ーダ3によりデコードされたスクランブルなしのビデオストリームがDVDのパ
ックの方式でデータ転送I/F7−1、7−2及びIEEE1394又はIEC
958のシリアルインタフェースを介して再生装置200に転送される。
上記の所定の方式のデータ配列は、IEC958モードオーディオ対応フォー
マットであり、ラベルと24ビットデータが順序よく配列される。
また、DVDオーディオディスクやDVDビデオディスク、DVD−RAMディ
スクから再生されたオーディオAパックと、RTIパックは、Aパック/RTI
パックデコーダ8によりDVDデコードされて所定の方式のオーディオストリー
ムに変換され、また表示信号生成部11を介して文字情報/リアルタイムテキス
ト情報RTIに変換される。なお、このDVDオーディオストリームは、元々C
SSII方式でスクランブルされている。
そして、オーディオ信号を図1の出力端子55を介して取り出し外部のスピー
カ(不図示)に供給する場合には、このオーディオストリームはPCM変換/オ
ーディオ信号処理部9によりPCM変換、デスクランブルなどされてPCM信号
に変換され、次いでD/A変換部10を介して出力される。また、RTIを外部
の表示器(不図示)に表示させる場合には、表示信号生成部11により変換され
た出力信号が供給される。他方、図1の再生装置200に転送する場合にもビデ
オの場合と同様に2通りあり、第1の方法では、PCM変換/オーディオ信号処
理部9によりPCM変換、デスクランブルなどされたPCMデータがスクランブ
ラ12によりデパックされた所定の方式でデータ配列され、次いで2本のデータ
転送I/F13−1、13−2及びIEEE1394又はIEC958のシリア
ルインタフェースを介して再生装置200に転送される。
上記の所定の方式は、IEC958モードオーディオ対応フォーマット(AM
824)である。
第2の方法では、Aパック/RTIパックデコーダ8によりデコードされてスク
ランブルなしのDVDのパックの方式でオーディオストリームがデータ転送I/
F13−1、13−2及びIEEE1394又はIEC958のシリアルインタ
フェースを介して再生装置200に転送される。例えば、DVDオーディオのA
パックは前者の方式(Aパック)で転送され、DVDビデオのAパックは後者の
方式(AパックII)で転送される。
また、図10は受信装置200の他の例で、図9に示すユニバーサルプレーヤ1
00により転送されたデータを再生する再生装置を示し、ユニバーサルプレーヤ
100によりシリアルインタフェースを介して転送されたデータは、データ転送
I/F21−1、21−2を介して受信される。データ転送I/F21−1、2
1−2は、ユニバーサルプレーヤ100により転送されたヘッダのフラグに基づ
いて制御部32によりDVDデコーダ22のバッファ22V、Aパック再生部2
3のバッファ23V、Vパック再生部24のバッファ24V、RTIパック再生
部25のバッファ25V、及びSPCTパック再生部26のバッファ26Vのい
ずれかに分配する。すなわち、図7に示す、上述したリアルデータのヘッダ16
ビットの応用情報の4ビットのパックフラグによりAパックと識別した場合は、
Aパック再生部23のバッファ23Vに、Vパックと識別した場合は、Vパック
再生部24のバッファ24Vに、RTIパックと識別した場合は、RTIパック
再生部25のバッファ25Vに、SPCTパックと識別した場合は、SPCTパ
ック再生部26のバッファ26Vにそれぞれ分配する。もし、リアルデータのヘ
ッダ16ビットの応用情報の4ビットのパックIDが付加されていない場合は、
DVDデコーダ22のバッファ22Vに供給される。操作部33は、プレイなど
の操作を行うためのものである。
再生時に、Aパック/AIIパック再生部23において、DVDビデオのAパ
ックとDVDオーディオのAパックはそれぞれAパックとAIIパックとして別
々のものとして認識され、それぞれのデコードが施されて再生されることになる
このように、リアルデータのヘッダ16ビットにパックフラグを設けることによ
り、音声信号A、静止画信号SPCT、リアルタイムインフォメーションRTI
、ビデオ信号Vを受信する場合には受信側においてそれを即座にデコードできる
ため、例えば静止画SPCTと音声Aの同期を取るために予め多量の静止画信号
を静止画バッファに取り込む必要がなくなり、従来バッファ容量により制限され
ていた静止画の同期再生の制限が低減される。また、ビデオ動画V(音声付き)
とオーディオAが同時に取り出せ、同時に再生できるようになり、それぞれが別
々に再生しなければならない再生の制限が解消される。
また、上記8ビットのIDにより、使用されるシリアルインタフェースの総数
を検出して、シリアルインタフェースの番号により使用される番号を連続的に受
信するようにしている。また、ゼロフラグと、ミュートフラグと、課金フラグを
参照するようにしている。課金フラグは課金管理部34で処理される。コピーフ
ラグはこの場合、使用されない。
なお、リアルデータのヘッダにパック識別のIDを設ける代わりに、IEEE
139用のヘッダ(図6)にそれを設けても良い。
また、上記各実施例では、受信装置を再生装置として説明したが、それに限ら
ず、記録装置であってもよい。その場合には、さらにコピー管理フラグが参照さ
れる。
また、上述の実施例におけるインタフェースは、複数接続可能なインタフェース
であり、多量のデータをより高速に転送させることを念頭におき、複数のインタ
フェースを接続した構成で説明したが、それほど多量のデータを高速転送するこ
とを望まないならば、双方向転送可能なIEEE1394規格のインタフェース
を一個用いるようにしてもよい。
また、ディスクプレーヤは、光ディスクに限らず、ハードディスク(HDD)等
の記録媒体であっても良い。
本発明に係る伝送方法、信号処理装置(送信装置、受信装置)の第1の実施例を示すブロック図である。 図1のディスクプレーヤの処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態の伝送方法、信号処理装置(送信装置、受信装置)を示すブロック図である。 図3のディスクプレーヤの処理を示すフローチャートである。 図1、図3の受信装置の処理を示すフローチャートである。 IEEE1394規格におけるアイソクロナス転送方式を説明するための図である。 転送時のデータ配列の詳細図である。 図5のフローチャートの一部を詳細に示すフローチャートである。 図1、図3のプレーヤの他の例を示すブロック図である。 図1、図3の受信部の他の例を示すブロック図である。 DVDオーディオ規格によるオーディオデータのリニアPCMのAパックのデータ構造である。 DVDビデオ規格によるデータのデータ構造である。 DVDオーディオ規格によるのRTIパックのデータ構造である。 DVDオーディオ規格によるのSPCTパックのデータ構造である。
符号の説明
100 ディスクプレーヤ(送信装置)
200 再生装置(受信装置)
188−1〜188−4 シリアルインタフェース
7−1〜7−2、13−1〜13−2、200a、200a´ データ転送イ
ンタフェース(送信手段)
21−1〜21−2、200b、200b´ データ転送インタフェース(受
信手段)

Claims (3)

  1. DVDオーディオ規格の符号化方式であって圧縮PCMを含む符号化方式で符号化されるオーディオパック(Aパック)からなるデータを含んで所定のデータストリームが形成された前記オーディオパックから得られたオーディオデータを所定方式のビットデータ配列からなるリアルデータとし、パケットヘッダとCIPヘッダと前記リアルデータを収納する領域とからなる構造にパケット化するに際し、前記オーディオパックからDVDデコードにより伸長されPCM信号に復号され、前記パケットに所定のビットデータ配列に格納され、前記パケットに格納されるオーディオデータが前記DVDオーディオ規格のパックからのオーディオデータであることを識別するためのIDとコピー管理フラグとをそのパケット内のデータフィールド内であってCIPヘッダを除く実データ記録領域であるリアルデータ領域の内部に設けられた所定の領域に、格納すると共に所定のフォーマットでパケット化するパケット化処理手段を有することを特徴とする信号処理装置。
  2. DVDオーディオ規格の符号化方式であって圧縮PCMを含む符号化方式で符号化されるオーディオパック(Aパック)からなるデータを含んで所定のデータストリームが形成された前記オーディオパックから得られたオーディオデータを所定方式のビットデータ配列からなるリアルデータとし、パケットヘッダとCIPヘッダと前記リアルデータを収納する領域からなる構造にパケット化するに際し、前記オーディオパックからDVDデコードにより伸長されPCM信号に復号され、前記パケットに所定のビットデータ配列に格納され、前記パケットに格納されるオーディオデータが前記DVDオーディオ規格のパックからのオーディオデータであることを識別するためのIDとコピー管理フラグとをそのパケット内のデータフィールド内であってCIPヘッダを除く実データ記録領域であるリアルデータ領域の内部に設けられた所定の領域に、格納すると共に所定のフォーマットでパケット化され、前記格納されたIDを受信し、前記IDに基づいて前記オーディオデータが前記DVDオーディオ規格のパックからのオーディオデータであることの識別を行う手段と、前記コピー管理フラグに基づいてコピー管理を行う手段と、
    を有することを特徴とする信号処理装置。
  3. DVDオーディオ規格の符号化方式であって圧縮PCMを含む符号化方式で符号化されるオーディオパック(Aパック)からなるデータを含んで所定のデータストリームが形成された前記オーディオパックから得られたオーディオデータを所定方式のビットデータ配列からなるリアルデータとし、パケットヘッダとCIPヘッダと前記リアルデータを収納する領域とからなる構造にパケット化するに際し、前記オーディオパックからDVDデコードにより伸長されPCM信号に復号され、前記パケットに所定のビットデータ配列に格納され、前記パケットに格納されるオーディオデータが前記DVDオーディオ規格のパックからのオーディオデータであることを識別するためのIDとコピー管理フラグとをそのパケット内のデータフィールド内であってCIPヘッダを除く実データ記録領域であるリアルデータ領域の内部に設けられた所定の領域に、格納すると共に所定規格のシリアルインタフェースに対応したパケットに変換して前記所定規格のシリアルインタフェースを通じて伝送するようにしたことを特徴とする伝送方法。
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