JP4018949B2 - ロッドインテグレータの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロッドインテグレータの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、投射型液晶プロジェタ等においては、光源から射出された光を液晶パネルに照射し、液晶パネルで画像情報に基づいて変調された光をスクリーンに投影するようになっている。このような液晶プロジェクタにおいて、液晶パネルに照射する光が素子の表面で均一でない場合は、スクリーンに投影されている画面に照度ムラが生じる。従って、液晶パネルへの照明光の液晶パネルの素子面上での照度を均一にする手段が用いられる。このような手段として、ロッドインテグレータが知られている。
【0003】
ロッドインテグレータとしては、例えば、ガラス製の棒状ロッドプリズムとして形成されているもの(例えば、特開平11−326727号公報)や、内面が鏡面である筒状体として形成されているものがある。特開平11−326727号公報で開示されているロッドプリズムとしてのロッドインテグレータは、光源からの直接又はリフレクタにより反射されて入射された光を、側面で複数回反射させて光源と反対側の端面である射出端面に導くことで、射出端面での照度を略均一にするようになっている。そして、ロッドインテグレータの射出端面と、液晶パネルとを共役な関係にすることにより、液晶パネルの素子面での照度を均一化するようになっている。尚、内面が鏡面の筒状体のロッドインテグレータもロッドインテグレータの液晶プロジェクタにおける配置などは、ロッドプリズムの場合と同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ロッドインテグレータとして上述のようにロッドプリズムを利用した場合、ロッドプリズムの射出端面にキズが生じている場合や塵埃が付着している場合には、射出端面上のキズや塵埃が液晶パネルの素子面に結像されるという問題が生じる。
【0005】
一方、内面を鏡面とした筒状体をロッドインテグレータとした場合には、射出端部には、端面が存在しないため、ロッドプリズムを利用した場合のようなキズや塵埃の問題は生じない。しかしながら、鏡面の反射率を100%とするのは難しいため、鏡面による反射を繰り返すことにより光源からの光量が大幅に減少するという問題が生じる。
【0006】
本発明の目的は、上記の問題点を解決するロッドインテグレータの製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、発明者らは鋭意検討を重ね、ロッドプリズムと内面を鏡面とした筒状体とを組み合わせたハイブリッド型のロッドインテグレータとすることにより、ロッドプリズムの射出端面における塵埃やキズが液晶パネルの素子面に像として形成されないこと、及び、従来のように筒状体のみでロッドインテグレータを形成した場合に比べて、光量の低減を抑制できることを見出した。また、ハイブリッド型のロッドインテグレータにおいてロッドプリズムと筒状体との組み合わせ方に対して発明者らは更に検討を重ね、ロッドプリズムと筒状体との接合部の隙間等のスクリーンへの影響をなくすロッドインテグレータの製造方法を見出した。
【0008】
請求項1に係る発明は、上記の知見に基づいてなされたものであり、第1端面から入射された光束を側面で反射させながら他側の第2端面に導き第2端面から光束を射出する断面長方形の四角柱状導光部材と、一方の端部が導光部材の第2端面側の端部を隙間なく囲繞し、内面で導光部材からの光束を反射させながら他方の開放端部から射出する筒状体とを備え、筒状体は、一面が鏡面である平板状の第1部材、第2部材、第3部材、及び第4部材を巴状に配置して構成されているロッドインテグレータの製造方法において、以下のステップを備えることを特徴とする。
【0009】
即ち、本発明に係るロッドインテグレータの製造方法は、導光部材の第1側面と第1部材の1つの側面とを同一平面上におき且つ導光部材の第1側面に隣接する第2側面と第1部材の鏡面とを接触させて、導光部材の第1側面の対面側から第1部材の一端が突出するように第1部材を配置するステップと、導光部材から突出している第1部材の内面に第2部材の1つの側面を接触させ且つ第1側面の対面である第3側面と第2部材の鏡面とを接触させて、導光部材の第2側面の対面側から第2部材の一端が突出するように第2部材を配置するステップと、導光部材から突出している第2部材の内面に第3部材の1つの側面を接触させ且つ第2側面の対面である第4側面と第3部材の鏡面とを接触させて、導光部材の第3側面の対面側から第3部材の一端が突出するように第3部材を配置するステップと、導光部材から突出している第3部材の内面に第4部材の1つの側面を接触させ且つ第1側面と第4部材の鏡面とを接触させて、導光部材の第4側面の対面側から第4部材の一端が突出すると共に、第4部材において導光部材の第4側面の対面側から突出した部分の鏡面が第1部材の上記1つの側面に接触するように第4部材を配置するステップと、第1部材、第2部材、第3部材、及び第4部材を夫々導光部材に対して固定するステップと、を含むことを特徴とする。尚、上記した光束とは、光線の集まりの意味である。また、「巴状」とは、上記製造方法から理解される通り、「渦巻状」、「風車格子状」とも称される配列状態をいう。
【0010】
上述したようなステップで、一面に鏡面を有する第1部材、第2部材、第3部材、及び第4部材を、ロッドプリズムのような導光部材に対して鏡面が内側になるように順次互いに隙間なく配置して筒状体を構成することにより、ロッドプリズムと筒状体とのハイブリッド型のロッドインテグレータが製造される。そのため、個々の導光部材の大きさが異なっていても導光部材と筒状体との間に隙間を生じさせずにロッドインテグレータを製造することができる。従って、導光部材と筒状体との間に隙間が生じて、その隙間の影響でスクリーン上に格子状の照度ムラが生じることがない。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。全図を通し、同一又は相当部分には同一符号を付することとする。
【0014】
図1に、本実施形態に係るロッドインタグレータを含む液晶プロジェクタの原理を示す液晶プロジェクタの概略構成図を示す。
【0015】
図1に示す液晶プロジェクタ10において、光源部12と、ロッドインテグレータ14と、集光レンズ系16と、液晶パネル18と、投射レンズ系20とを含んで構成されている。
【0016】
光源部12は、光源22とリフレクタ24とを有しており、光源22から射出された光束は、直接又はリフレクタ24により反射されてロッドインテグレータ14における光源部12側の一端から入射される。ロッドインテグレータ14に入射された光束は、ロッドインテグレータ14内部を経て集光レンズ系16側の一端から射出される。ロッドインテグレータ14からの射出光は、集光レンズ系16で略平行にされて、入射された光を画像情報に基づいて変調する液晶パネル18に照明光として入射される。集光レンズ系16から入射され、液晶パネル18で画像情報を重畳された光は、投射レンズ系20により図示しないスクリーンに照射される。
【0017】
上記の液晶プロジェクタ10において、集光レンズ系16に関してロッドインテグレータ14における光束が射出する端部と液晶パネル18の素子面とは光学的に共役な関係になっている。また、投射レンズ系20に関して、液晶パネル18の素子面とスクリーンとは光学的に共役な関係となっている。そのため、スクリーン上の画面において照度ムラを生じさせないためには、液晶パネル18への照明光が液晶パネル18の素子面において均一であることが必要である。光源部12からの光束を、液晶パネル18の素子面において均一にするために利用される手段が上記のロッドインテグレータ14である。
【0018】
以下に、本実施形態に係るロッドインテグレータ14について説明する。図2にロッドインテグレータ14の斜視図を示す。ロッドインテグレータ14は、ロッドプリズム(導光部材)26と筒状体28とから形成されている。
【0019】
ロッドプリズム26は、図1における光源部12側に位置し、図2に示すように断面長方形の四角柱である。ロッドプリズム26の材質としては、例えば、ガラスが考えられる。ロッドプリズム26は、入射端面(第1端面)30で入射された光源部12からの光束を側面で反射させながら射出端面(第2端面)32に導き、筒状体28に射出するようになっている。光源部12からの光量を減少させないため、光束は、ロッドプリズム26の側面で全反射するように入射されるようになっている。
【0020】
筒状体28は、内面が鏡面となっており、ロッドプリズム26の射出端面32から射出された光束を鏡面で反射させながらロッドプリズム26と反対側の開放端部34に導き、開放端部34から光束を射出するものである。筒状体28は、一面に鏡面を有する平板状の第1部材36、第2部材38、第3部材40、及び第4部材42をロッドプリズム26の射出端面32側の端部に対して鏡面が内側になるように巴状に囲繞して構成されている。各部材36〜42は、例えば、一面に反射コートされた鏡面を有するガラス板などが考えられる。
【0021】
上述したようなロッドインテグレータ14の構成により、光源部12からの光束は、まず、ロッドプリズム26に入射され、側面で全反射を繰り返して射出端面32から筒状体28に射出される。ロッドプリズム26から射出された光束は、更に筒状体28の鏡面で複数回反射して、筒状体28の開放端部34から集光レンズ系16側に射出される。光源部12からの光束は、ロッドプリズム26の側面で全反射をする角度の範囲内において種々の角度でロッドインテグレータ14に入射する。従って、入射された光束は、ロッドインテグレータ14内においてロッドインテグレータ14への入射角度に応じた様々な反射角度で反射して筒状体28の開放端部34に達する。従って、ロッドインテグレータ14から光束が射出される端部、即ち、筒状体28の開放端部34には、光束が種々の方向から届くため、開放端部34における光軸に垂直な断面で照度が均一となる。
【0022】
また、ロッドインテグレータ14から光束が射出される端部、即ち、筒状体28の開放端部34は中空である。従って、ロッドプリズム26の射出端面32のようなキズや塵埃が付着する端面はなく、液晶パネル18の素子面及びその素子面と共役な関係であるスクリーン上に塵埃やキズなどの像が形成されることはない。更に、ロッドインテグレータ14は、ロッドプリズム26と筒状体28とを組み合わせているため、従来のように筒状体28だけでロッドインテグレータ14を形成する場合よりも光量の減少を低減できる。
【0023】
上記のロッドプリズム26と筒状体28とを組み合わせたロッドインテグレータ14は、例えば、筒状体28を形成した後に、ロッドプリズム26を筒状体28に挿入して固定して製造することも考えられる。しかしながら、筒状体28を形成した後に、筒状体28とロッドプリズム26とを組み合わせると、ロッドプリズム26の大きさが異なる場合には、ロッドプリズム26と筒状体28との間に隙間が生じたり、筒状体28にロッドプリズム26を挿入できずにロッドプリズム26の射出端面32が筒状体28の一端に突き当たる場合が生じる。
【0024】
発明者らは、ロッドプリズム26と筒状体28との間に隙間がある場合及びロッドプリズム26の射出端面32が筒状体28の一端に突き当たった場合にどのような影響がスクリーン上の画面に現れるかを見出した。即ち、ロッドプリズム26と筒状体28との間に隙間があると、その隙間にはロッドプリズム26からの射出光は届かないため、隙間部分が暗部となり、図3の(a)に示すようにスクリーン上に格子状の照度ムラが現れる。また、ロッドプリズム26の射出端面32が筒状体28の一端に突き当たると、射出端面32と筒状体28との接触面でロッドプリズム26からの射出光が乱反射して、図3の(b)に示すようにスクリーン上の画面周辺に色ムラが現れる。
【0025】
本実施形態に係るロッドインテグレータ14の製造方法は、ロッドプリズム26の大きさが異なる場合でも上記のような格子状の縞や色ムラが生じないロッドインテグレータ14を製造できるという特徴を有するものである。
【0026】
以下、ロッドインテグレータ14の製造方法について図4を用いて説明する。図4は、図2に示すロッドインテレータ14を製造する場合に、筒状体28が形成される工程を図2の筒状体28の開放端部34側から示したものである。
【0027】
まず、図4の(a)から理解されるように、ロッドプリズム26の第1側面44と第1部材36の側面46とが同一平面上になる、即ち、第1部材36の側面46がロッドプリズム26の第1側面44から突出しないように第1部材36の位置をロッドプリズム26に対して合わせる。更に、ロッドプリズム26の第2側面48と第1部材36の鏡面50とが接触するように第1部材36を配置する。このように第1部材36を配置することで、ロッドプリズム26の第1側面44の対面側から第1部材36の一端が突出する。
【0028】
上述のように第1部材36をロッドプリズム26に配置する際、第1部材36におけるロッドプリズム26との接触面には接着剤を塗布しておき、第1部材36とロッドプリズム26とを固定する。接着剤としては、例えば、ロッドプリズム26の材質(例えば、ガラス)の屈折率とほぼ同じ屈折率を有し、光源部12からの光束に対して光学的に透明なものであれば良い。また、紫外線硬化型の接着剤を用いることは好適である。紫外線硬化型接着剤を用いることで第1部材36をロッドプリズム26に配置した後に紫外線を照射して第1部材36をロッドプリズム26に固定することができる。
【0029】
図4の(b)は、第2部材38をロッドプリズム26に配置する工程を示したものである。第1部材36をロッドプリズム26に固定した後、ロッドプリズム26から突出している第1部材36の内面に第2部材38の側面52が接触するように第2部材38を配置する。ここで、第2部材38を配置する場合には、ロッドプリズム26の第1側面44の対面である第3側面54と第2部材38の鏡面56とを接触させておく。上記のような配置により、ロッドプリズム26の第2側面48の対面側から第2部材38の一端が突出する。また、第2部材38において、第1部材36と接触する側面52及びロッドプリズム26と接触する鏡面56には、上述した接着剤を塗布しておき、ロッドプリズム26と第2部材38、第1部材36と第2部材38とを夫々固定する。
【0030】
第3部材40を配置する工程を図4の(c)に示す。第2部材38をロッドプリズム26に固定した後、第1部材36とロッドプリズム26とに第2部材38を固定した場合と同様に、第2部材38とロッドプリズム26とに対して第3部材40を固定する。即ち、ロッドプリズム26から突出している第2部材38の内面に第3部材40の側面58を接触させ且つロッドプリズム26の第2側面48の対面である第4側面60と第3部材40の鏡面62とを接触させるように第3部材40を配置し、接着剤で固定する。
【0031】
第3部材40をロッドプリズム26に固定した後の工程を図4の(d)に示す。ロッドプリズム26から突出している第3部材40の内面に第4部材42の側面64を接触させ且つ第1側面44と第4部材42の鏡面66とを接触させるように第4部材42を配置して接着剤で固定する。
【0032】
上述した方法によれば、第1部材36、第2部材38、第3部材40、及び第4部材42をロッドプリズム26に対して隙間なく配置し、筒状体28を形成することで、ロッドインテグレータ14が製造される。そのため、ロッドプリズム26の大きさが異なる場合でも、ロッドプリズム26と筒状体28との間に隙間が生じることがない。従って、ロッドプリズム26と筒状体28との間の隙間の影響でスクリーン上の画面に明暗の格子状の縞、即ち、照度ムラは生じない。
【0033】
また、筒状体28がロッドプリズム26の射出端面32を覆っているため、射出端面32が筒状体28の一端部に接触することによりスクリーンに表示された画面に色ムラが生じることがない。
【0034】
更に、上述の製造方法により製造されたロッドインテグレータ14における、ロッドインテグレータ14から光束が射出される端部が、筒状体28の開放端部34であって端面を有しないことに関する効果や、光量の減少に関する効果は、先述した通りである。
【0035】
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
【0036】
例えば、上記実施形態では、ロッドプリズム26に各部材36〜42を配置する毎に、各部材36〜42をロッドプリズム26に固定しているが、各部材36〜42をロッドプリズム26に巴状に配置した後にロッドプリズム26に固定しても良い。
【0037】
また、上記の製造方法で、接着剤は、各部材36〜42とロッドプリズム26との接触面に塗布しているが、筒状体28の外面であって部材間の継ぎ目、及び各部材36〜42におけるロッドプリズム26の入射端面30側の側面とロッドプリズム26との接触部分に接着剤を塗布して固定してもよい。
【0038】
上記実施形態において、導光部材は、いわゆるロッドプリズムとしているが、特にロッドプリズムに限る必要はなく、一端面から光束を入射することができ、側面で反射して他端から射出できるものであれば良い。
【0039】
尚、上記実施形態でロッドインテグレータを適用した液晶プロジェクタとして透過型液晶プロジェクタを示しているが、反射型液晶プロジェクタなどにも適用可能である。
【0040】
【発明の効果】
上述したように、ロッドインテグレータは、一面が鏡面である平板状の第1部材、第2部材、第3部材、及び第4部材を、導光部材の第2端面側の端部に、各部材の鏡面を内側にして巴状に配置して製造される。各部材を巴状に配置して構成される筒状体は、導光部材の大きさにかかわらず導光部材の端部との間に隙間を生じさせずに導光部材の第2端面側の端部を覆うことができる。従って、筒状体と導光部材との接合部における隙間の影響による画面の照度ムラや、導光部材の射出端面が筒状体の一端部に突き当たることによる画面の色ムラが生じない。また、上記のようにして製造されたロッドインテグレータでは、筒状体の開放端部から光束が射出される。開放端部は中空であるため端面は存在せず、塵埃が付着することやキズが生じることは無い。従って、ロッドインテグレータから光束が射出される端部における塵埃などの像がスクリーンに形成されることがない。更に、ロッドインテグレータが導光部材と筒状体とにより形成されているため、筒状体のみでロッドインテグレータを形成する場合よりも、光量の減少を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態のロッドインテグレータを含む液晶プロジェクタの概略構成図である。
【図2】ロッドインテグレータの斜視図である。
【図3】(a)は、ロッドプリズムと筒状体との間に隙間がある場合の画面表示例、(b)は、筒状体の端部にロッドプリズムが当たっている場合の画面表示例である。
【図4】(a)は第1部材を配置する工程、(b)は第2部材を配置する工程、(c)は第3部材を配置する工程、(d)は第4部材を配置する工程である。
【符号の説明】
10…液晶プロジェクタ、12…光源部、14…ロッドインテグレータ、16…集光レンズ系、18…液晶パネル、20…投射レンズ系、22…光源、24…リフレクタ、26…ロッドプリズム(導光部材)、28…筒状体、30…入射端面(第1端面)、32…射出端面(第2端面)、34…開放端部、36…第1部材、38…第2部材、40…第3部材、42…第4部材、44…第1側面、46…第1部材の側面、48…第2側面、50…第1部材の鏡面、52…第2部材の側面、54…第3側面、56…第2部材の鏡面、58…第3部材の側面、60…第4側面、62…第3部材の鏡面、64…第4部材の側面、66…第4部材の鏡面

Claims (1)

  1. 第1端面から入射された光束を側面で反射させながら他側の第2端面に導き前記第2端面から光束を射出する断面長方形の四角柱状導光部材と、一方の端部が前記導光部材の前記第2端面側の端部を隙間なく囲繞し、内面で前記導光部材からの光束を反射させながら他方の開放端部から射出する筒状体とを備え、前記筒状体は、一面が鏡面である平板状の第1部材、第2部材、第3部材、及び第4部材を巴状に配置して構成されているロッドインテグレータの製造方法であって、
    前記導光部材の第1側面と前記第1部材の1つの側面とを同一平面上におき且つ前記導光部材の前記第1側面に隣接する第2側面と前記第1部材の鏡面とを接触させて、前記導光部材の前記第1側面の対面側から前記第1部材の一端が突出するように前記第1部材を配置するステップと、
    前記導光部材から突出している前記第1部材の内面に前記第2部材の1つの側面を接触させ且つ前記第1側面の対面である第3側面と前記第2部材の鏡面とを接触させて、前記導光部材の前記第2側面の対面側から前記第2部材の一端が突出するように前記第2部材を配置するステップと、
    前記導光部材から突出している前記第2部材の内面に前記第3部材の1つの側面を接触させ且つ前記第2側面の対面である第4側面と前記第3部材の鏡面とを接触させて、前記導光部材の前記第3側面の対面側から前記第3部材の一端が突出するように前記第3部材を配置するステップと、
    前記導光部材から突出している前記第3部材の内面に前記第4部材の1つの側面を接触させ且つ前記第1側面と前記第4部材の鏡面とを接触させて、前記導光部材の前記第4側面の対面側から前記第4部材の一端が突出すると共に、前記第4部材において前記導光部材の前記第4側面の対面側から突出した部分の前記鏡面が前記第1部材の前記1つの側面に接触するように前記第4部材を配置するステップと、
    前記第1部材、前記第2部材、前記第3部材、及び前記第4部材を夫々前記導光部材に対して固定するステップと、
    を含むことを特徴とするロッドインテグレータの製造方法。
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