JP4018400B2 - 画像処理装置、その制御方法およびそれを制御するためのプログラム - Google Patents

画像処理装置、その制御方法およびそれを制御するためのプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク上のクライアントが操作することができる画像処理装置、その制御方法およびそれを制御するためのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
今日、画像処理装置に付属している操作パネルを用いて操作する以外に、ネットワークを介して接続されているコンピュータからも操作可能である画像処理装置が知られている。
【0003】
コンピュータから画像処理装置を制御する場合、通常、その画像処理装置専用のドライバを経由し、所望の動作をさせる。したがって、そのドライバが組み込まれたコンピュータでなければ、上記画像処理装置を制御することができない。
【0004】
これに対して、最近は、Webサーバの機能を有する画像処理装置が出現している。このような画像処理装置では、専用の特別なドライバを必要とせずに、一般のWebブラウザを用いて制御することができる。
【0005】
また、最近の画像処理装置では、その画像処理装置内に存在しているハードディスク等の記憶装置に、専用の領域(ボックス)を持ち、その領域に画像を記憶することができる装置が知られている。このような装置では、複数のボックスを用意し、利便性を高めている。ボックスに対する操作を、Webクライアントから行う場合、ブラウザの画面に、まず、ボックスの一覧が表示され、ユーザがその中の1つを選択するか、ボックスの番号を入力装置から入力することによって、所望のボックスの内容を表示するものがほとんどである。
【0006】
また、送信機能をもつ画像処理装置では、送信先がまとめられているアドレス帳をもつ機種が多く存在している。アドレス帳に対する操作を、Webクライアントから行う場合も、ボックスの上記場合と同様に、ブラウザの画面に、まず、アドレス帳の一覧を表示し、ユーザがその中から1つを選択するか、アドレス帳の番号を入力装置から入力することによって、所望のアドレス帳の内容を表示するものがほとんどである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、一般的に、各ユーザが送信する度に、ボックスやアドレス帳の一覧から所望の送信先を選択する操作や、上記一覧に番号を入力する操作は、煩雑であるという問題がある。
【0008】
また、各ユーザが送信する場合の送信先は、ボックスやアドレス帳の内容のうちの一部であり、また、ほとんど特定され(多くの場合1人であり)、しかも、そのクライアントが実行する操作は、特定の処理であることが多い。したがって、クライアントごとに操作画面等が変化すればより便利である。
【0009】
本発明は、ネットワークを介して、クライアントが画像処理装置にアクセスした場合、各ユーザが使用する可能性が高い処理を判断することにより、所定の処理をスキップさせることが可能となり操作性の高い画像処理装置、その制御方法およびそれを制御するためのプログラムを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、同一クライアントから以前にアクセスがあれば、そのアクセス内容に応じて、今回の処理内容を決定し、また、上記クライアントに表示する操作画面を、上記クライアントからの前回のアクセス内容に応じて変化させる画像処理装置である。
【0011】
【発明の実施の形態および実施例】
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
【0012】
<第1の実施例>
図1は、本発明の第1の実施例である画像処理装置101を含むシステムの構成を示す図である。
【0013】
画像処理装置101は、ネットワーク100を介して、ウェブクライアント109、110と通信可能である。
【0014】
画像処理装置101は、ネットワーク接続部102と、ウェブサーバ部103と、制御部104と、記憶部105と、プリント出力部106と、送信部107と、前回アクセス判断部108とを有する。なお、プリント出力部106と送信部107とは、どちらか一方を有するものでもよい。
【0015】
ネットワーク接続部102は、ネットワーク100を介してデータの送受信を行う。ネットワーク100はインターネット接続可能であれば、公衆網、専用線などその形態を問わないものである。
【0016】
ウェブサーバ部103は、HTTPによる通信が可能なサーバであり、ウェブクライアント109、110からの要求に応じて動作する。ウェブサーバ部103は画像処理装置101で管理する種々の情報をウェブページ(いわゆるホームページ)、つまりHTML形式のデータに変換して保持することができ、ウェブクライアント109、110からのウェブブラウザを使用しての指示を受け付けて該当するHTML形式のデータを送信する。ウェブクライアント109、110が使用するウェブブラウザは一般的なウェブブラウザで十分であり、コンピュータ端末にインストールされたウェブブラウザにより画像処理装置101に種々の指示を行うものである。また、ウェブクライアントの数は2つに限ることなく多数をネットワーク100に接続可能である。
【0017】
制御部104は、画像処理装置101全体の動作を制御するものである。制御部104は、ウェブサーバ部103からの要求に基づいて、記憶部105に記憶されているデータを、プリント出力部106によりプリント出力させたり、送信部107により送信させたりする制御を行う。
【0018】
前回アクセス判断部108は、ウェブサーバ部103が受け取った要求が、以前に画像処理装置101にアクセスしたことのあるウェブクライアントのブラウザからの要求であるか否かを判断し、以前にアクセスしたウェブクライアントのブラウザからの要求であれば、以前のアクセス内容をウェブサーバ部103に伝え、それに応じてウェブサーバ部103の動作を変化させる。
【0019】
図2は、画像処理装置101におけるコントローラユニット2000の構成を示すブロック図である。このコントローラユニット2000は図1で示した、ネットワーク接続部102、ウェブサーバ部103、制御部104、記憶部105、プリント出力部106、送信部107、前回アクセス判断部108に相当するものを含むものである。
【0020】
コントローラユニット2000は、画像入力デバイスであるスキャナ2070と、画像出力デバイスであるプリンタ2095とが接続され、LAN2011と、公衆回線(WAN)2051とが接続され、コピー機能と、LAN2011とを介して、外部から供給されるデータをプリント出力するプリンタ機能と、公衆回線(WAN)2051を介したファクシミリ機能を含む通信機能等を有する複合装置である。なお、プリンタ2095は図1に示したプリント出力部106に相当し、LAN2011及び公衆回線(WAN)2051が図1に示したネットワーク100に相当する。
【0021】
コントローラユニット2000は、ROM2003に格納されているブートプログラムに基づいてシステムを起動し、このシステム上で、HDD(ハードディスク装置)2004(図1に示した記憶部105に相当)に格納されている各種制御プログラムを読み出し、RAM2002をワークエリアとして所定の処理を実行するCPU2001を有する。HDD2004には、上記各種プログラムと画像データとが格納されている。以下で示すフローチャートはHDD2004に記憶されたプログラムに基づきCPU2001が制御する動作の流れを示すものである。
【0022】
CPU2001には、システムバス2007を介して、RAM2002と、ROM2003と、HDD2004と、操作部I/F(操作部インタフェース)2006と、LANI/F(LANインタフェース)2010と、モデム2050と、イメージバスI/F(イメージバスインタフェース)2005とが接続されている。LANI/F(LANインタフェース)2010とモデム2050とが図1に示したネットワーク接続部102に相当する。
【0023】
操作部I/F2006は、操作部2012との間におけるインタフェースであり、操作部2012に表示する画像データを、操作部2012へ転送し、また、操作部2012で行なわれた操作入力によって発生した信号を、CPU2001へ転送する。
【0024】
操作部2012は、画像処理に関する各機能における現在の設定状態、各機能に関する設定情報を入力する情報入力画面等を表示する表示部と、各機能に対する設定情報を入力するキー等を含む入力部とを有する。なお、この操作部2012の詳細な構成については、後述する。
【0025】
LANI/F2010は、LAN2011に接続され、LAN2011を介した情報の入出力を行う。モデム2050は、公衆回線(WAN)2051に接続され、公衆回線2051を介して、情報の入出力を行う。イメージバスI/F2005は、画像バス2008と、システムバス2007とを接続し、データ構造を変換するするバスブリッジによって構成されている。画像バス2008は、画像データを高速で転送可能なPCIバスまたはIEEE1394規格に従うバスによって構成されている。
【0026】
画像バス2008には、RIP(ラスタイメージプロセッサ)2060と、デバイスI/F(デバイスインタフェース)2020と、スキャナ画像処理部2080と、プリンタ画像処理部2090と、画像回転部2030と、画像圧縮部2040とが接続されている。
【0027】
RIP2060は、PDLコードをビットマップイメージに展開する。デバイスI/F2020は、画像入出力デバイスであるスキャナ2070やプリンタ2095とコントローラユニット2000とを接続し、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。ここでは、デバイスI/F2020とスキャナ2070とが、ケーブル2071を介して接続され、デバイスI/F2020とプリンタ2095とが、ケーブル2096を介して接続されている。
【0028】
スキャナ画像処理部2080は、入力画像データについて、補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部2090は、プリント出力画像データについて、プリンタの補正、解像度変換等を行う。画像回転部2030は、画像データの回転処理を行う。画像圧縮部2040は、多値画像データについて、JPEGの圧縮伸張処理を行い、二値画像データについて、JBIG、MMR、MHの圧縮伸張処理を行う。
【0029】
上記のように、コントローラユニット2000のCPU2001は、各制御プログラムに基づいて、システムバス2007に接続される各種デバイスとのアクセスを総括的に制御し、また、デバイスI/F2020を介して、スキャナ2070から画像情報を読み込み、この読み込んだ画像情報について、所定の処理を施した後に、デバイスI/F2020を介して、該画像情報をプリンタ2095に出力する等の制御を行う。
【0030】
図3は画像処理装置101の外観図である。
【0031】
画像入力デバイスであるスキャナ2070と、画像出力デバイスであるプリンタ2095とは、図3に示すように、画像入出力デバイスとして一体的に構成され、スキャナ2070には、操作部2012が設けられている。
【0032】
スキャナ2070は、原稿上の画像を照明し、CCDラインセンサ(図示せず)を走査することによって、原稿上の画像を読み取り、この読み取った画像を、光電変換によってラスタイメージデータに変換する。原稿は、原稿フィーダ2072のトレイ2073にセットされ、操作部2012から読み取り起動指示を、ユーザが出すことによって、コントローラユニット2000のCPU2001がスキャナ2070に、原稿の読み取り動作を行うように指示する。このCPU2001の指示によって、原稿フィーダ2072から原稿が1枚ずつフィードされ、フィードされた原稿毎に、原稿画像の読み取り動作が行われる。
【0033】
プリンタ2095は、ケーブル2096を介して、デバイスI/F2020から転送されたラスタイメージデータを、用紙上の画像に変換する画像処理を行う装置であり、この画像処理方式としては、感光体ドラムや感光体ベルト等の静電潜像担持体を用い、この静電潜像担持体上に、ラスタイメージデータに基づいて、レーザ光を走査することによって、静電潜像を形成する電子写真方式が用いられている。
【0034】
なお、上記実施例では、電子写真方式を用いているが、この代わりに、微少ノズルアレイからインクを吐出し、用紙上に直接画像を印字するインクジェット方式等の他の画像記録方式を用いるようにしてもよい。
【0035】
プリント動作は、コントローラユニット2000のCPU2001からの指示によって起動される。プリンタ2095は、異なる用紙サイズまたは異なる用紙向きを選択できるように、複数の給紙カセットを有し、各給紙カセット毎に、種々のサイズ及び方向の用紙を搭載可能な用紙カセット2101、2102、2103、2104が、それぞれ装着されている。また、画像が印刷された用紙は、排紙トレイ2111上に排紙される。
【0036】
次に、操作部2012の構成について説明する。
【0037】
図4は、操作部2012の上観構成を示す図である。
【0038】
操作部2012は、画面上にタッチパネルシートが貼り付けられている液晶表示部(以下、LCDという)2013と、複数のハードキーとを有する。LCD2013は、システムの操作画面とソフトキーとを表示し、表示されているソフトキーが押されると、操作部I/F2006を介して、その位置情報が、コントローラユニット2000のCPU2001に出力される。ハードキーとして、スタートキー2014、ストップキー2015、IDキー2016、リセットキー2017が設けられている。
【0039】
スタートキー2014は、原稿画像の読み取り動作の開始を指示するキーであり、このキー2014の中央部には、緑と赤との2色LED2018が装着されている。2色LED2018の赤色点灯は、スタートキー2014の押下を受け付けないことを示し、緑色点灯は、スタートキー2014の押下を受け付けることを示す。ストップキー2015は、稼動中の動作を止めるキーである。IDキー2016は、使用者のユーザIDを入力するときに用いられるキーであり、リセットキー2017は、操作部2012からの設定を初期化するときに用いるキーである。
【0040】
次に、ボックス機能について説明する。
【0041】
HDD2004内には、画像データを一時的に格納する複数の領域(ボックス)が用意されている。上記ボックスには、ユーザがスキャナ2070を用いて原稿画像を読み取らせて得た文書や、ネットワーク100を介してコンピュータ端末から送ったデータ等のようにユーザによって区別されたデータを保存するユーザボックスと、ユーザを区別する条件が設定されることなしに受信したFAX文書等のようにユーザの区別のないデータを保存するシステムボックスとがある。各ユーザボックスには、番号が付与され、それぞれを互いに識別することができる。
【0042】
また、図示しない画面において、ボックス名称、暗証番号、保存したデータを、ボックスから自動的に消去するまでの時間を、ユーザボックスに設定することができる。ユーザは、スキャンした画像や、コンピュータから送った画像を、ボックスに保存することを指定して実行させることができる。また、保存された文書は、ユーザの指示によって、FAXや電子メールで送信したり、他のボックスに移動したり、プリント出力することができる。
【0043】
次に、リモートUI機能について説明する。
【0044】
「リモートUI機能」とは、画像処理装置101内の種々の情報をHTML形式のデータに変換し、ネットワーク100に接続されたウェブクライアントからウェブブラウザを使って表示させたり、ウェブブラウザを使った指示を受け付け、その指示に対応した処理を行わせたりするためのものである。リモートUI機能では、画像処理装置101上の操作部2012で行える操作と同等の操作をウェブクライアントから行うことができる。
【0045】
リモートUI機能で表示される画面はその表示の基礎となるデータを画像処理装置101のウェブサーバ部103(HDD2004に記憶されているプログラムに基づくCPU2001の動作)で作成し、ウェブクライアントにインストールされているウェブブラウザによって表示させるものである。
【0046】
リモートUI機能を使用する場合はまず、画像処理装置101に、ネットワーク上のクライアントからアクセスするために、ユーザは、画像処理装置101にアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)を直接ウェブブラウザのアドレス欄に入力するか、URLが埋め込まれたリンクを、マウス等を用いて選択する。このURLは、たとえば、“http://aaa.bbb.ccc.ddd/”のように、http://に続けて画像処理装置101のIPアドレスを指定するようにする。そうすると、ウェブブラウザは、ネットワーク100を介してURLを指定するHTTPコマンドを送信する。画像処理装置101のWebサーバ部103は、このHTTPコマンドを受け取り、これを解析し、それに応じた動作を行う。
【0047】
Webブラウザからの要求が、画像処理装置101に対する動作要求である場合、対応するCGI(Common Gateway Interface)プログラムの処理が行われ、これにより、装置の情報の取得・設定や、プリント出力等の動作が実行される。ユーザがフォームに入力する等して、Webブラウザから指定した値は、WebサーバからCGIプログラムに渡され、制御パラメータ等として利用される。
【0048】
図5は、ウェブブラウザに表示されるリモートUIのトップページを示す図である。
【0049】
リモートUIのトップページは、画像処理装置101のURLをウェブブラウザに入力したときに、最初に表示されるページである。図5に示すように、画面は、インデックス領域301とメイン領域302との2つのフレームによって構成されている。インデックス領域には、主なサイトマップが表示され、マップ上のボタンを押すと、対応する画面がメイン領域に表示される。
【0050】
本実施例においては、以前に同じクライアントから要求があったか否かを判断するために、クッキー(Cookie)機能を用いる。
【0051】
この「クッキー機能」は、HTTPでクライアントと通信するWebサーバが、クライアントに対して情報を保持するように指示する機能である。保持される情報を「クッキー」と呼ぶ。
【0052】
クッキーを設定するためには、サーバは、クライアントに対する応答に「Set−Cookie:name=value」という書式で書かれたSet−Cookieヘッダを付加する。クライアントが、この情報を受け取ると、「name=value」という内容を、それが有効となるURLの範囲とともに記憶する。
【0053】
以後、同じ場所を参照する場合、そのクライアントは、「Cookie:name=value」というヘッダを付加し、HTTP要求を送信する。このヘッダが付加された要求を受け取ると、前回アクセス判断部108は、このヘッダに書かれている内容を参照し、ウェブサーバ部103に対してそのクライアントに応じた適切な処理を行うように指示する。
【0054】
本実施例では、クライアントがBOX機能にアクセスした場合に、そのBOX番号がクッキーとして設定される。
【0055】
次に、ユーザがウェブブラウザを使ってボックスボタン303を押したときの動作について説明する。
【0056】
図8は、本実施例において、ユーザがウェブブラウザによって表示されたリモートUIの画面においてボックスボタン303を押した(ポインティングデバイスでクリックした)ときの画像処理装置101の動作を示すフローチャートである。
【0057】
図6は、リモートUI(ネットワーク上のクライアントが、画像処理装置101に行うアクセス)におけるボックス一覧表示画面を示す図である。
【0058】
ステップS1では、ウェブクライアントがウェブブラウザを用いて行った要求を受信し、その解釈を行う。ステップS2では、BOX番号を指定するクッキーが含まれているか否かを判定し、BOX番号を指定するクッキーが含まれていなければ、このクライアントがBOXの操作をするのは初めてであるので、ボックスの一覧を示す画面(図6に示す画面)を表示するファイルを送信する(ステップS3)。
【0059】
図7は、本実施例において、リモートUIにおけるボックス内容表示画面を示す図である。
【0060】
ユーザがこの画面から1つのボックスを選択したことを認識する(ステップS4)と、そのBOXの内容を示す図7の画面へ移行させるための情報を送信する(ステップS5)。
【0061】
ステップS2では、BOX番号を指定するクッキーが含まれていた場合、図6を経由せずに、図7の画面へ移行する。
【0062】
ステップS5では、図7に示す画面のファイルを送信する際には、今回アクセスしたBOX番号を、クライアントを識別するための情報とともに記憶し、Set−Cookieヘッダを付けてウェブクライアントへ送信する。
【0063】
これによって、このクライアントから次回BOX情報要求があった場合には、BOX番号指定クッキーが一緒に送られてくる。したがって、次回のアクセスでは、ステップS2において、クッキー有りと判断されるので、BOX一覧を表示せずに、今回参照したBOXの内容がすぐに表示される。
【0064】
また、上記第1の実施例ではBOX番号を前回のアクセスのものとしたが、これに限ることなく、画像処理装置101の送信機能を使用する際のアドレス帳に関して、前回参照したアドレスを最初に表示させるようにするなど、他の情報であってもよいことは言うまでもない。
【0065】
したがって、上記第1の実施例では、ネットワークを介して、クライアントが画像処理装置にアクセスする際、そのクライアントが前回アクセスした内容に応じて、クライアントのウェブブラウザで表示される内容が変化するので、各ユーザが使用する可能性が高い画面を優先的に表示することができ、ユーザの操作性が高くなる。
【0066】
<第2の実施例>
次に、本発明の第2の実施例について説明する。
【0067】
なお、本発明の第2の実施例による画像処理装置101及びシステムの構成は図1〜図4に示したものと同様である。またリモートUIで表示される画面も図5〜図7に示したものと同様である。
【0068】
本発明の第2の実施例である画像処理装置は、クライアントを識別するIDをクッキーとする実施例である。
【0069】
図9は、第2の実施例において使用するクライアントID管理テーブル700を示す図である。
【0070】
第2の実施例である画像処理装置は、HDD2004等の不揮発性の記憶装置に、クライアントID管理テーブル700を持つ装置である。
【0071】
クライアントID管理テーブル700は、欄701、702、703を有し、欄701には、クライアントを一意に示すID番号が記憶されている。欄702には、たとえばそのクライアントから最近アクセスされたBOX番号が記憶され、欄703には、最近アクセスされたアドレス帳番号が記憶されている。クライアントがアクセスするごとに、クライアントID管理テーブル700が参照・変更される。
【0072】
なお、本実施例のアドレス帳は、特定の人に対して複数のアドレス(例えば、ファクシミリ、電子メール、FTP等)が設定可能であり、アドレス帳番号により、この特定の人が選択されるものとする。もちろん、特定の人ではなく、個々のアドレスとしてもよいことは言うまでもない。
【0073】
次に、第2の実施例において、クライアントが画像処理装置101にアクセスした場合における動作について説明する。
【0074】
図10は、第2の実施例において、クライアントがウェブブラウザを使用して画像処理装置101にアクセスした場合における画像処理装置101の動作の流れを示すフローチャートである。
【0075】
ステップS11では、ウェブクライアントがウェブブラウザを用いて行った要求を受信し、その解釈を行う。ステップS12では、クライアントIDを示すクッキーが含まれているか否かを判定し、クライアントIDを示すクッキーが含まれていなければ、サーバは、一意的なクライアント識別IDを生成し、クッキーとして設定する(ステップS13)。一意的なIDを生成するには、たとえば、ID生成処理をしたときの時刻を用いればよい。そして、生成したクライアントIDを指定するSet−Cookieヘッダとともに、応答を送信する(ステップS14)。次回、このクライアントから要求があった場合には、このクライアントID指定クッキーが一緒に送られてくる。
【0076】
ステップS12では、クライアント識別IDが含まれていれば、クライアントID管理テーブル700から対応するクライアントIDを検索する(ステップS15)。クライアントID管理テーブル700には、そのクライアントが以前のアクセスで操作したBOX番号、アドレス帳番号が記憶されているので、その情報に基づいて処理を行い、応答を送信する(ステップS16)。
【0077】
欄702、703が空欄になっている場合には、以前そのクライアントからBOXやアドレス帳に関する操作が行われなかったことを示している。この場合、そのクライアントは、初めてアクセスするという情報に基づいて、処理が行われる。
【0078】
ステップS17において、今回のアクセスの内容に応じて、クライアントID管理テーブル700を更新する。
【0079】
これにより、画像処理装置101にアクセスをしてきたクライアントの過去のアクセス内容に応じて再び使用する可能性が高いと予想されるBOXの画面やアドレスを即座に表示させることができる。
【0080】
なお、クライアントごとに記憶するBOX番号やアドレス帳番号は1つではなく、複数記憶しておき、新しいものから古いものへと、「次へ」等のボタンの選択等によって表示させてもよい。この場合、記憶させる数を予め設定しておき、順次古いものから更新していくようにする。もちろん、クライアントが使用するBOXは1つのみであり、アドレス帳も自分宛てに送ることが多いことを考えればそれぞれ1つのみの記憶で十分であるが、これらを複数使用することも考えられるので、このように複数記憶しておくことによりさらなる効果が期待できるものである。
【0081】
また、上記各実施例は、前回のアクセスしたBOX、アドレス帳を記憶するが、その他の各種情報を記憶し、その内容に応じて応答を変化させるようにしてもよい。
【0082】
<第3の実施例>
次に、本発明の第3の実施例について説明する。
【0083】
なお、本発明の第3の実施例による画像処理装置101及びシステムの構成は図1〜図4に示したものと同様である。またリモートUIで表示される画面も図5〜図7に示したものと同様である。
【0084】
第3の実施例では画像処理装置101にアクセスしてきたクライアントごとに使用を許可する機能を制限するものである。
【0085】
第3の実施例における画像処理装置は、HDD2004等の不揮発性の記憶装置に、図11に示すようなクライアントID管理テーブルを持つ。このクライアント管理テーブルは、欄1101、1102、1103、1104、1105、1106を有する。欄1101にはクライアントを一意に示すIDが記憶されている。欄1102にはユーザ名が設定されている。欄1103にはクライアントの権限が示されている。この権限とは、例えば、「登録待ち」、「プリント許可」、「プリント禁止」、「管理者」等である。欄1104にはそのクライアントの出力制限面数が設定される。欄1105にはそのクライアントからの指示により出力されたプリント面数が記憶されている。欄1106にはそのクライアントからのカラー出力指示を許可するかどうかのフラグが設定されている。
【0086】
ここで、「面数」とは1枚の記録紙への片面分のプリントを行う数を示すものである。つまり1枚の記録紙の両面にプリントした場合は面数は2となる。
【0087】
次に、第3の実施例において、クライアントが画像処理装置101にアクセスした場合における動作について説明する。
【0088】
図12は、第3の実施例において、クライアントがウェブブラウザを使用して画像処理装置101にアクセスした場合における画像処理装置101の動作の流れを示すフローチャートである。
【0089】
ステップS121では、ウェブクライアントがウェブブラウザを用いて行った要求を受信し、その解釈を行う。ステップS122では、クライアントIDを示すクッキーが含まれているか判定する。クライアントIDを示すクッキーが含まれていない場合、そのクライアントからの初めてのアクセスであると判断し、図13に示すユーザ登録画面を表示する(ステップS123)。
【0090】
ユーザが必要事項を入力して「登録」を押すと、入力された情報が画像処理装置101に送信される。画像処理装置101はこの情報を受け取り、一意的なクライアント識別IDを生成し、このクライアントをクライアント管理テーブルに登録する。登録する際、権限欄1103は「登録待ち」とする。生成したIDをクッキーとするSet−Cookieヘッダとともに、図14に示す画面のデータをクライアントに対して送信する。以後このクライアントから画像処理装置101にアクセスがあるとこの識別IDが一緒に送られてくることとなる。ここでは、ユーザの名前のみ登録することとしたが、その他のユーザ情報を入力させるようにしてもよい。
【0091】
ステップS122でIDがクッキーに含まれていた場合、クライアントID管理テーブルの検索を行い、そのクライアントの登録情報を読み出す(ステップS124)。
【0092】
そして、ID管理テーブルの権限の欄を参照し、クライアントの権限が「登録待ち」であれば(S125)、クライアントに対して図14に示す画面を表示する(ステップS126)。したがって、登録されていないクライアントからは、この画像処理装置の操作を行うことはできない。「登録待ち」のクライアントでなければ(S125)、図5に示すのと同じトップページが表示される(ステップS127)。
【0093】
ただし、この実施例においてはクライアントID管理テーブルの権限が「管理者」のクライアントの場合のみ、ユーザ管理を行うためのボタン304が表示され、それ以外のクライアントからのアクセスの場合ボタン304は表示されない。
【0094】
管理者のみに表示されるボタン304が押されると、クライアントには図15に示す画面が表示される。この画面においてクライアントID管理テーブルの内容を参照、変更することが可能である。新規に登録され「登録待ち」の状態のクライアントに対して、管理者が制限面数、カラー出力可否を設定し、権限を設定すると、権限を設定されたクライアントからの操作が可能となる。また、例えば使用マナーが悪いユーザは「プリント禁止」に設定して出力を許可しない、メンテナンスのため一時的にすべてのユーザを「プリント禁止」にする、といった管理を行うことが可能である。
【0095】
次にクライアントからボックス内文書のプリントを指示するアクセスがあった場合の動作を図16に基づいて説明する。ステップS161においてクライアントID管理テーブルからクライアントの情報を読み出す。ステップS162において、クライアントの権限が「プリント禁止」か否かを判断する。「プリント禁止」クライアントからの要求であった場合、図17に示す画面をクライアントに表示する(ステップS163)。従って「プリント禁止」クライアントからはプリントの指示を出すことが不可能となる。
【0096】
「プリント禁止」クライアントでなかった場合、クライアント管理テーブルから、そのクライアントからの出力枚数、制限面数、カラー出力可否を読み出す(ステップS164)。ステップS165において出力枚数がすでに制限面数に達しているかどうかを判断し、すでに制限面数に達していれば、図18に示す画面を表示する(ステップS166)。従って、すでに出力枚数が制限面数に達しているクライアントからはプリントの指示が不可能となる。
【0097】
制限面数に達していなければ、図19に示すプリント設定画面を表示させる(ステップS167)。ただし、カラー出力が許可されていないクライアントからのアクセスであれば、図19のカラー出力指示欄191が無い画面を表示する。従ってカラー出力が許可されていないクライアントからカラー出力の指示をすることは出来ない。また、図19のプリント部数の設定可能範囲192の上限値は、そのクライアントから出力できる残り枚数、すなわち制限面数から出力面数を引いたものにする。例えばクライアントID管理テーブルの情報が、制限面数500、出力面数300のクライアントであれば、部数の設定可能範囲は1〜200となる。
【0098】
以上のようにクライアントに表示される設定画面が変化するので、カラー出力が許可されていないクライアントからはカラー出力の指示をすることはできず、またそのクライアントの制限面数を超えた枚数の出力を行うことは不可能となる。
【0099】
なお、本実施例において、制限項目は、上記のものに限らず、使用可能な記録紙サイズ、ステイプル等の後処理の使用など種々のものとしてもよい。また制限面数もサイズごとやカラー/モノクロごとなどにしてもよい。
【0100】
このように第3の実施例によりクライアントごとに、ユーザ管理機能、プリント機能を制限することが可能である。
【0101】
また、制限内容はプリントに関するものだけではなく、送信機能(ファクシミリ、電子メール、FTPなど)についての宛先を制限するようにしてもよい。
【0102】
以上説明したような実施例によれば、画像処理装置101の各機能をネットワーク上のウェブクライアントから利用する場合に、クライアントごとに表示画面を異ならせたり、機能を制限することにより、操作性の向上を図ったり、ユーザ管理を容易にすることができる。
【0103】
なお、本実施例の動作をウェブブラウザ以外(例えば、画像処理装置101専用のアプリケーションや、その他のアプリケーション)で実現することも可能であるが、本実施例のように通常のホームページを表示可能なウェブブラウザを用いるようにすることにより、クライアント側のアプリケーションの設計を省略することができ、その効果は大きい。
【0104】
また、以上では、3つの実施例に分けて説明したが、3つの実施例の全ての処理を同時に行ってもよいことは言うまでもない。
【0105】
【発明の効果】
本発明によれば、ネットワークを介して、クライアントが画像処理装置にアクセスした場合、各ユーザが使用する可能性が高い処理を判断することにより、所定のコンテンツ一覧の画面から該一覧に含まれている特定のコンテンツの画面へ遷移させる処理をスキップさせることが可能となり操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である画像処理装置101を含むシステムの構成を示す図である。
【図2】画像処理装置101におけるコントローラユニット2000の構成を示すブロック図である。
【図3】スキャナ2070とプリンタ2095とが一体的に構成されている画像入出力デバイスの外観図である。
【図4】上記実施例における操作部2012の外観構成を示す図である。
【図5】ウェブブラウザに表示されるリモートUIのトップページを示す図である。
【図6】リモートUI(ネットワーク上のクライアントが、画像処理装置101に行うアクセス)におけるボックス一覧表示画面を示す図である。
【図7】上記実施例において、リモートUIにおけるボックス内容表示画面を示す図である。
【図8】上記実施例において、ユーザがボックスボタン303を押したときの動作を示すフローチャートである。
【図9】第2の実施例において使用するクライアントID管理テーブル700を示す図である。
【図10】第2の実施例において、クライアントがアクセスした場合における動作を示すフローチャートである。
【図11】第3の実施例である画像処理装置において使用するクライアントID管理テーブルを示す図である。
【図12】第3の実施例において、クライアントがアクセスした場合における動作を示すフローチャートである。
【図13】第3の実施例において、クライアントID管理テーブルに登録されていないクライアントがアクセスした場合に表示されるクライアント登録画面を示す図である。
【図14】第3の実施例において、クライアントID管理テーブルの権限が「登録待ち」であるクライアントがアクセスした場合に表示される画面を示す図である。
【図15】第3の実施例において、クライアントID管理テーブルの権限が「管理者」であるクライアントがユーザ管理ボタンを押した場合に表示される画面を示す図である。
【図16】第3の実施例において、ボックス内文書のプリントを指示するアクセスを、クライアントから受けた場合の動作を示すフローチャートである。
【図17】第3の実施例において、クライアントID管理テーブルの権限が「プリント禁止」であるクライアントから、ボックス内文書のプリントを指示するアクセスがあった場合に表示される画面を示す図である。
【図18】第3の実施例において、出力面数が制限面数に達したクライアントから、ボックス内文書のプリントを指示するアクセスがあった場合に表示される画面を示す図である。
【図19】第3の実施例において、クライアントに表示されるプリント設定画面を示す図である。
【符号の説明】
100…ネットワーク、
101…画像処理装置、
102…ネットワーク接続部、
103…ウェブサーバ部、
104…制御部、
105…記憶部、
108…前回アクセス判断部、
109、110…ウェブクライアント。

Claims (11)

  1. ネットワークと接続するネットワーク接続手段と、上記ネットワーク上のクライアントからのウェブブラウザを用いた要求を処理するサーバ手段と、上記クライアントからのウェブブラウザを用いた要求に応じて、画像データの出力、送信、各種設定値の参照/変更を含む複数の操作のうち、少なくとも1つを制御する制御手段を具備する画像処理装置において、
    同一クライアントから以前にアクセスがあったか否かを判断する前回アクセス判断手段と;
    上記前回アクセス判断手段が、同一クライアントから以前にアクセスがあったと判断すると、以前に受けたアクセス内容に応じて、今回の処理内容を決定する処理内容決定手段と;
    上記クライアントのウェブブラウザに表示させる操作画面を、上記クライアントからの前回のアクセス内容に応じて変化させる操作画面変化手段と;
    を有し、
    上記処理内容決定手段は、上記以前に受けたアクセス内容が上記複数の操作のいずれかのために上記操作画面を、所定のコンテンツ一覧の画面から該一覧に含まれている特定のコンテンツの画面に遷移させる操作であった場合、今回の処理内容を当該遷移済みの操作画面である上記特定のコンテンツの画面への移行であると決定する手段であり、
    上記操作画面変化手段は、上記前回アクセス判断手段が、同一クライアントから以前にアクセスがあったと判断した場合、上記処理内容決定手段の決定に従い、上記遷移済みの操作画面である上記特定のコンテンツの画面を表示させ、同一クライアントから以前にアクセスがなかったと判断した場合、上記遷移前の操作画面である上記コンテンツ一覧の画面を表示させる手段であることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1において、
    上記クライアントからアクセスがあったときに、次回以降の操作要求に備えて、今回の操作内容を記憶する記憶手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. ネットワークと接続するネットワーク接続手段と、上記ネットワーク上のクライアントからのウェブブラウザを用いた要求を処理するサーバ手段と、上記クライアントからのウェブブラウザを用いた要求に応じて、画像データの出力、送信、各種設定値の参照/変更を含む複数の操作のうち、少なくとも1つを制御する制御手段を具備する画像処理装置の制御方法において、
    同一クライアントから以前にアクセスがあったか否かを判断する前回アクセス判断段階と;
    上記前回アクセス判断段階で、同一クライアントから以前にアクセスがあったと判断すると、以前に受けたアクセス内容に応じて、今回の処理内容を決定する処理内容決定段階と;
    上記クライアントのウェブブラウザに表示させる操作画面を、上記クライアントからの前回のアクセス内容に応じて変化させる操作画面変化段階と;
    を有し、
    上記処理内容決定段階は、上記以前に受けたアクセス内容が上記複数の操作のいずれかのために上記操作画面を、所定のコンテンツ一覧の画面から該一覧に含まれている特定のコンテンツの画面に遷移させる操作であった場合、今回の処理内容を当該遷移済みの操作画面である上記特定のコンテンツの画面への移行であると決定する段階であり、
    上記操作画面変化段階は、上記前回アクセス判断段階で同一クライアントから以前にアクセスがあったと判断した場合、上記処理内容決定段階の決定に従い、上記遷移済みの操作画面である上記特定のコンテンツの画面を表示させ、同一クライアントから以前にアクセスがなかったと判断した場合、上記遷移前の操作画面である上記コンテンツ一覧の画面を表示させる段階であることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  4. 請求項3において、
    上記クライアントからアクセスがあったときに、次回以降の操作要求に備えて、今回の操作内容を記憶する記憶段階を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  5. ネットワークと接続するネットワーク接続手段と;
    上記ネットワーク上のクライアントからのウェブブラウザを用いた要求を処理するサーバ手段と;
    上記クライアントからのウェブブラウザを用いた要求に応じて、画像データの出力、送信、各種設定値の参照/変更を含む複数の操作のうち、少なくとも1つを制御する制御手段と;
    を有する画像処理装置に実行させるプログラムであって、
    同一クライアントから以前にアクセスがあったか否かを判断する前回アクセス判断手順と;
    上記前回アクセス判断手順で、同一クライアントから以前にアクセスがあったと判断すると、以前に受けたアクセス内容に応じて、今回の処理内容を決定する処理内容決定手順と;
    上記クライアントのウェブブラウザに表示する操作画面を、上記クライアントからの前回のアクセス内容に応じて変化させる操作画面変化手順と;
    を有し、
    上記処理内容決定手順は、上記以前に受けたアクセス内容が上記複数の操作のいずれかのために上記操作画面を、所定のコンテンツ一覧の画面から該一覧に含まれている特定のコンテンツの画面に遷移させる操作であった場合、今回の処理内容を当該遷移済みの操作画面である上記特定のコンテンツの画面への移行であると決定する手順であり、
    上記操作画面変化手順は、上記前回アクセス判断手順で同一クライアントから以前にアクセスがあったと判断した場合、上記処理内容決定手順の決定に従い、上記遷移済みの操作画面である上記特定のコンテンツの画面を表示させ、同一クライアントから以前にアクセスがなかったと判断した場合、上記遷移前の操作画面である上記コンテンツ一覧の画面を表示させる手順であることを特徴とするプログラム。
  6. 複数のクライアント端末を接続可能なネットワークに接続する接続手段と;
    上記接続手段を介して接続された複数のクライアント端末の1つからのウェブブラウザを用いたリクエストを受け付ける受付手段と;
    上記受付手段で受け付けたリクエストに応じて、画像データの処理を実行する処理手段と;
    上記処理手段で実行した処理の内容を登録する登録手段と;
    上記受付手段でリクエストを受け付けた場合に、該リクエストに応じた処理の内容が、上記登録手段で登録されているかどうかを識別する識別手段と;
    上記識別手段による識別結果に応じて、上記受付手段でリクエストを受け付けたときに、上記処理手段による処理の内容を判定する判定手段と;
    上記判定手段による判定に応じて上記受付手段で受け付けたリクエストの要求元であるクライアント端末のウェブブラウザに表示させるための操作画面を変更する変更手段と;
    を有し、
    上記登録手段は、上記処理手段による画像データの処理のために上記ウェブブラウザに表示させるための操作画面を、所定のコンテンツ一覧の画面から該一覧に含まれている特定のコンテンツの画面に遷移させた場合、当該遷移を行った旨を登録する手段であり、
    上記変更手段は、上記判定手段で上記登録手段に上記遷移を行った旨が登録されていると判定された場合、上記遷移済みの操作画面である上記特定のコンテンツの画面を表示させ、上記登録手段に上記遷移を行った旨が登録されていないと判定された場合、上記遷移前の操作画面である上記コンテンツ一覧の画面を表示させる手段であることを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項6において、
    上記操作画面のうち、上記遷移前の操作画面は、上記受付手段で受け付けたリクエストを発行したクライアント端末のウェブブラウザに上記処理手段で処理する画像データを格納するためのボックス一覧を表示させるための画面であり、上記遷移済みの操作画面は、上記ボックス一覧の中から選択されたボックス内の画像データ一覧を表示させるための画面であることを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項6または請求項7において、
    上記遷移済みの操作画面は、画像データを送信するための宛先として上記登録手段に登録された宛先を選択した状態の操作画面であることを特徴とする画像処理装置。
  9. 請求項6〜請求項8のいずれか1項において、
    上記処理手段は、上記受付手段で受け付けたリクエストに応じたWebページを生成することを特徴とする画像処理装置。
  10. 画像データを処理する画像処理装置の制御方法において、
    ネットワークを介して上記画像処理装置に接続された複数のクライアント端末の1つからのウェブブラウザを用いたリクエストを受け付ける受付段階と;
    上記受付段階で受け付けたリクエストに応じて、画像データに関する処理を実行する処理段階と;
    上記処理段階で実行した処理の内容を登録する登録段階と;
    上記受付段階でリクエストを受け付けた場合に、該リクエストに応じた処理の内容が、上記登録段階で登録されているかどうかを識別する識別段階と;
    上記識別段階による識別結果に応じて、上記受付段階でリクエストを受け付けたときに、上記処理段階による処理の内容を判定する判定段階と;
    上記判定段階による判定に応じて上記受付手段で受け付けたリクエストの要求元であるクライアント端末のウェブブラウザに表示させるための操作画面を変更する変更段階と;
    を有し、
    上記登録段階は、上記処理段階による画像データの処理のために上記ウェブブラウザに表示させるための操作画面を、所定のコンテンツ一覧の画面から該一覧に含まれている特定のコンテンツの画面に遷移させた場合、当該遷移を行った旨を登録する段階であり、
    上記変更段階は、上記判定段階で上記登録段階において上記遷移を行った旨が登録されていると判定された場合、上記遷移済みの操作画面である上記特定のコンテンツの画面を表示させ、上記登録段階において上記遷移を行った旨が登録されていないと判定された場合、上記遷移前の操作画面である上記コンテンツ一覧の画面を表示させる段階であることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  11. 画像データを処理する画像処理装置を制御するためのプログラムにおいて、
    ネットワークを介して上記画像処理装置に接続された複数のクライアント端末の1つからのウェブブラウザを用いたリクエストを受け付ける受付段階と;
    上記受付段階で受け付けたリクエストに応じて、画像データに関する処理を実行する処理段階と;
    上記処理段階で実行した処理の内容を登録する登録段階と;
    上記受付段階でリクエストを受け付けた場合に、該リクエストに応じた処理の内容が、上記登録段階で登録されているかどうかを識別する識別段階と;
    上記識別段階による識別結果に応じて、上記受付段階でリクエストを受け付けたときに、上記処理段階による処理の内容を判定する判定段階と;
    上記判定段階による判定に応じて上記受付手段で受け付けたリクエストの要求元であるクライアント端末のウェブブラウザに表示させるための操作画面を変更する変更段階と;
    を有し、
    上記登録段階は、上記処理段階による画像データの処理のために上記ウェブブラウザに表示させるための操作画面を、所定のコンテンツ一覧の画面から該一覧に含まれている特定のコンテンツの画面に遷移させた場合、当該遷移を行った旨を登録する段階であり、
    上記変更段階は、上記判定段階で上記登録段階において上記遷移を行った旨が登録されていると判定された場合、上記遷移済みの操作画面である上記特定のコンテンツの画面を表示させ、上記登録段階において上記遷移を行った旨が登録されていないと判定された場合、上記遷移前の操作画面である上記コンテンツ一覧の画面を表示させる段階であることを特徴とする画像処理装置を制御するためのプログラム。
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