JP4017433B2 - ルアー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、重心移動により変化に富んだアクションを作りだす魚型の擬似餌、いわゆるルアーに関する。
【0002】
【従来の技術】
ルアーフィッシングが盛んになり、数多くの種類のルアーが開発され使用されている。これらルアーは、魚を引きつけるため、種々の工夫がされている。その1つに、小魚が遊泳するかの如き運動をするルアーがあり、かかるルアーとしてミノープラグ、バイブレーションプラグ等が知られている。これらのルアーは、リーリングによって小魚が遊泳するかの如き連続運動を繰り返すものの、この連続運動は周期的で単調であり、変化に乏しいものであった。
【0003】
そこで、このような周期的な遊泳運動に不規則な運動を加えて変化を持たせ、餌となる小魚の自然な動きに近づけて、魚を一層効果的に引きつけられるようにしたルアーが提案されている。例えば、特開平9−56295号公報、特開平10−337134号公報、特開2001−218540号公報には、ルアー本体内部に、上下方向に移動可能な錘を設け、この錘をロッドアクションによってルアー本体内部の上方に動させて高重心とすることにより、ルアーのバランスを崩させて不規則な動きをさせるようにしたルアーが提案されている。
【0004】
また、実用新案登録第3038618号公報には、ルアー本体内部から尾部を貫通するシャフトを設け、該シャフトのルアー本体内部には重心が偏心した錘を固定し、またシャフトの尾部から外側へ突出した部位に回転翼体を設け、回転翼体の回転による前記重心が偏心した錘の回転により細かな振動があたえられるようにしたルアーが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記ルアー本体内部に、上下方向に移動可能な錘を設け、この錘をロッドアクションによってルアー本体内部の上方に動させて高重心とすることにより、ルアーのバランスを崩させて不規則な動きをさせるようにした前者のルアーでは、ロッドアクションを与えなければ錘を高重心の位置に移動させることはできず、また、このようなロッドアクションには熟練を要し、誰もが簡単に行えるものではないといった問題がある。
【0006】
また、ルアー本体内部から尾部を貫通するシャフトを設け、該シャフトのルアー本体内部には重心が偏心した錘を固定し、またシャフトの尾部から外側へ突出した部位に回転翼体を設け、回転翼体の回転による前記重心が偏心した錘の回転により細かな振動があたえられるようにした後者のルアーでは、構造が複雑となり、製造が面倒であり高コストになるといった問題がある。
【0007】
本発明の目的とするところは、熟練を要するロッドアクションといったものを必要とすることなく、誰もが容易に周期的な遊泳運動に不規則な運動を加えて平易化に富んだ運動をさせることができ、更には構成が簡単で製造が容易となり低コスト化が図れるルアーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ルアー本体内部に形成された空間に、ルアー本体の前後方向に渡して設けられた支持軸と、この支持軸に、支持軸と交差する方向に回転自在に支持され、回転軸心から外れた位置に重心を有する偏心錘とからなる重心回転移動錘装置が配置されているルアーであって、前記重心回転移動錘装置は、前記支持軸がルアー本体の前後方向に所定の長さをもって設けられ、該支持軸に前記偏心錘が回転自在に且つ前後方向に移動可能に支持されており、前記支持軸の先端側には磁石或いは磁性体が設けられ、また、前記偏心錘の全部或いは先端側の一部が前記磁石或いは磁性体と磁着される磁性体或いは磁石で構成されており、更に、支持軸の先端側に設けられた磁石或いは磁性体と偏心錘との間に位置して、前記支持軸の先端側に設けられた磁石或いは磁性体と偏心錘との磁着作用を妨げない程度の薄さを持ち、支持軸の先端側に設けられた磁石或いは磁性体と偏心錘とが磁着している状態で偏心錘の円滑な回転を可能にする抵抗減少体が介在しているものであることを特徴とする。
【0009】
かかる構成から、ルアーを、その後端部側を前方に向けて投げると、偏心錘が慣性によって支持軸の後端側、即ちルアーの後端側に移動して投てき距離を伸ばし、着水すると偏心錘が前側に移動して前記支持軸の先端側に設けられている磁石或いは磁性体に抵抗減少体を介在した状態で磁着して保持され、リーリングを開始すると、ルアーは、その形状に応じて、予定された遊泳運動を周期的に繰り返し、この周期的に繰り返し行われる遊泳運動により、ルアー本体内部に配置されている重心回転移動錘装置の回転軸心から外れた位置に重心を有する偏心錘が揺すられて、前記支持軸の先端側に設けられているは磁石或いは磁性体に保持された状態で回転を始め、この偏心錘の回転による重心の移動により、ルアーの重心が同方向に移動することになり、この重心移動による遠心力が、前記ルアーの周期的な遊泳運動に働き、周期的な運動とは異なる不規則な運動を起こさせる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るルアーの実施の形態の一例について説明する。
【0011】
1は本発明のルアーの実施の形態の一例を示す縦断面図である。
【0012】
図において、1はルアー本体、2はルアー本体1内部に形成された空間、3は回転自在に支持され且つ回転軸心から外れた位置に重心を有する偏心錘4を備えた重心回転移動錘装置であり、前記ルアー本体1内部に形成された空間2に配置されている。
【0013】
本例では、前記重心回転移動錘装置3は、ルアー本体1の内壁の一部を立ち上げてルアー本体1の前後方向に所定の間隔をあけて対向する支持部6,7とし、このルアー本体1の前後方向に立ち上がっている支持部6,7の間に支持軸8が渡して設けられている。
前記重心回転移動錘装置3に備えられている偏心錘4にあっては、その重心が回転軸心とずれている限りその形状にあっては特に限定されるものではない。
前記支持軸8にあっては、ルアー本体1の前後方向に所定の長さをもって設けられ、該支持軸8に前記偏心錘4が回転自在に且つ前後方向に移動可能に支持されている。前記支持軸8の先端側には磁石或いは磁性体10が設けられ、また、前記偏心錘4の全部或いは先端側の一部が前記磁石或いは磁性体と磁着される磁性体或いは磁石11で構成されている。本例では、偏心錘4の先端側の一部が前記磁石或いは磁性体と磁着される磁性体或いは磁石11となっている。
【0014】
更に、支持軸8の先端側に設けられた磁石或いは磁性体10と偏心錘4との間に位置して、前記支持軸8の先端側に設けられた磁石或いは磁性体10と偏心錘4との磁着作用を妨げない程度の薄さを持ち、支持軸8の先端側に設けられた磁石或いは磁性体10と偏心錘4とが磁着している状態で偏心錘4の円滑な回転を可能にする抵抗減少体12が介在している。
【0015】
このように構成された本例のルアーでは、ルアーを、その後端部側を前方に向けて投げると、偏心錘4が慣性によって支持軸8の後端側、即ちルアー本体1の後端側に移動して投てき距離を伸ばし、着水すると偏心錘4が前側に移動して前記支持軸8の先端側に設けられているは磁石或いは磁性体10に抵抗減少体12を介在した状態で磁着して保持される。
【0016】
そして、リーリングを開始すると、ルアー本体1は、その形状に応じて、予定された遊泳運動を周期的に繰り返し、この周期的に繰り返し行われる遊泳運動により、重心回転移動錘装置3偏心錘4が揺すられて、前記支持軸8の先端側に設けられているは磁石或いは磁性体10に保持された状態で回転を始め、この偏心錘4の回転による重心の移動により、ルアーの重心が同方向に移動することになり、この重心移動による遠心力が、前記ルアー本体1の周期的な遊泳運動に働き、周期的な運動とは異なる不規則な運動を起こす。
【0017】
【発明の効果】
以上のように本発明に係るルアーによれば、熟練を要するロッドアクションといったものを必要とすることなく、誰もが容易に周期的な遊泳運動に不規則な運動を加えて平易化に富んだ運動をさせることができ、更には構成が簡単で製造が容易となり低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るルアーの実施の形態の一例を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 ルアー本体
2 空間
3 重心回転移動錘装置
4 偏心錘
6,7 支持部
8 支持軸
10 磁石或いは磁性体
11 磁性体或いは磁石
12 抵抗減少体

Claims (1)

  1. ルアー本体内部に形成された空間に、ルアー本体の前後方向に渡して設けられた支持軸と、この支持軸に、支持軸と交差する方向に回転自在に支持され、回転軸心から外れた位置に重心を有する偏心錘とからなる重心回転移動錘装置が配置されているルアーであって、前記重心回転移動錘装置は、前記支持軸がルアー本体の前後方向に所定の長さをもって設けられ、該支持軸に前記偏心錘が回転自在に且つ前後方向に移動可能に支持されており、前記支持軸の先端側には磁石或いは磁性体が設けられ、また、前記偏心錘の全部或いは先端側の一部が前記磁石或いは磁性体と磁着される磁性体或いは磁石で構成されており、更に、支持軸の先端側に設けられた磁石或いは磁性体と偏心錘との間に位置して、前記支持軸の先端側に設けられた磁石或いは磁性体と偏心錘との磁着作用を妨げない程度の薄さを持ち、支持軸の先端側に設けられた磁石或いは磁性体と偏心錘とが磁着している状態で偏心錘の円滑な回転を可能にする抵抗減少体が介在しているものであることを特徴とするルアー。
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