JP4017417B2 - 管内清掃装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下水道管のような埋設管内に堆積した堆積土を立坑を通して清掃する管内清掃装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、下水道管内に堆積した堆積物もしくは付着物等の汚泥(以下、「堆積土」という。)を清掃する際には、下水道管内の水を抜いた後、マンホールから立坑を通って作業者が下水道管内に入り、作業者の手作業によって堆積土を掻き寄せ、この掻き寄せられた堆積土を、作業者が持つ吸引ホースを通して地上に停車している汚泥吸引車にて吸引回収する方法が一般的に採られている。
【0003】
ところが、このように下水道管の管内清掃を人的作業に頼っているのでは、作業効率が悪いだけでなく、作業者に苛酷な労働を強いるという問題点がある。そこで、このような問題点を解消するために、例えば特開平6−17479号公報、特開平6−17480号公報に開示されているように、下水道管内にマニピュレータを備える走行体を挿入し、このマニピュレータに吸引ノズルを取り付け、この吸引ノズルによって堆積土を吸引し、吸引ホースを介してその堆積土を吸引車によって吸引回収するようにした清掃装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記各公報に開示された方法は、埋設管の埋設深さが深くて吸引ホースの距離が長くなる場合や、伏越し管(管路の障害物の両側に鉛直な伏越し室を設け、障害物の下を通して伏越し室間を管渠で結んだ構造の管)のように常に満水状態にある管の清掃を行う場合には適用できないという問題点がある。
【0005】
また、これら従来技術では、管内の堆積土を水分および管内の空気とともに吸引車まで搬出するように構成されているために、管内で吸引された悪臭の強い空気が吸引車を通して大気中に放出されるという問題点がある。さらに、吸引後に堆積土中の固形分と水分とを分離する必要があることから、地上に水処理等の特別な処理装置を設置しなければならないという問題点もある。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、埋設深さが深い管や常に満水状態にある管に対しても適用することができ、かつ地上に大きな処理装置を設置する必要もなく、しかも悪臭漏れも抑えることのできる管内清掃装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
前記目的を達成するために、本発明による管内清掃装置は、
立坑を通して埋設管内の堆積土を清掃する管内清掃装置であって、
(a)前記立坑内に吊下げられ、堆積土の固形分と水分とを分離するストレーナ、
(b)このストレーナを、そのストレーナ内に堆積土を貯留する貯留位置とそのストレーナ内に貯留した堆積土を回収する回収位置との間を上下動させる上下動手段、
(c)埋設管内の堆積土を削り取るとともに、この削り取った堆積土を搬送して前記貯留位置にあるストレーナ内に流入管を介して排出する清掃ロボットおよび
(d)前記上下動手段により前記回収位置まで持上げられたストレーナ内から前記固形分を回収する回収手段
を備えることを特徴とするものである。
【0008】
管内に堆積された堆積土は、遠隔操作される清掃ロボットによって削り取られて後方へ搬送され、立坑内に吊下げられて貯留位置にあるストレーナ内に流入管を通して排出・貯留される。このストレーナでは、上方から投入される堆積土中の水分が濾過・排出されて固形分のみが貯留される。こうしてストレーナ内に所定量の固形分が貯留されると、上下動手段によってそのストレーナが回収位置まで上昇され、この回収位置において回収手段によってそのストレーナ内から前記固形分が回収される。
【0009】
本発明によれば、管内の堆積土が清掃ロボットにより一旦ストレーナまで搬送され、このストレーナにて固形分と水分とが分離されて固形分のみ上下動手段により持上げられるように構成されているので、埋設管の埋設深さが深い場合であっても堆積土を地上まで確実に排出することができる。また、回収手段はストレーナ内に貯留された堆積土の固形分のみを回収すれば良いことから、この回収手段がすぐに満杯になることがなく、しかも管内の悪臭の強い空気がその回収手段を通して大気中に放出されるといった事態の発生を防ぐことができる。また、当然、堆積土中の固形分と水分とを分離する特別な処理装置を地上に設置する必要もない。
【0010】
本発明において、前記埋設管は伏越し管であり、前記貯留位置は、前記ストレーナの上端を除く部分もしくはストレーナ全体が汚泥水中に浸かった位置であり、また、前記回収位置は、前記ストレーナが汚泥水から抜け出した位置であるのが好ましい。このようにすることで、伏越し管のように常に満水状態にある管であっても、その清掃を容易に行うことができる。
【0011】
ここで、前記回収手段は吸引式の回収装置であり、この回収装置から排出される空気を排気ホースにより立坑内に戻すように構成されており、かつ前記立坑の出入口部には、管内からの臭気漏れを遮断する遮断蓋が設けられるのが好ましい。こうすることで、ストレーナ内に貯留された堆積土の固形分を排気ホースから吐出された空気とともに容易に回収することができる。また、遮断蓋によって管内からの臭気漏れをより確実に防止することができる。
【0012】
さらに、前記遮断蓋を取り囲むように地上に隔室が設けられ、この隔室内に空気を送入する送風装置が設けられるのが好ましい。このようにすれば、立坑内より隔室内の圧力が高くなり、堆積土およびそれに接触する水および空気から発生する悪臭を管内および隔室内に確実に閉じ込めて大気中に放散するのを防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による管内清掃装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
【0014】
図1には、本発明の一実施形態に係る管内清掃装置の全体システム構成図が示されている。
【0015】
本実施形態は、地中に埋設された伏越し管よりなる下水道管1において、上流側および下流側のそれぞれに鉛直向きに配される伏越し室(下流側の伏越し室は図示せず)としての鉛直管2の下端部間を結ぶ水平管3内に堆積した堆積土4を清掃する管内清掃システムに適用された例を示すものである。なお、この伏越し管においては通常、図1で記号Hにて示される位置に水面があって水平管3は常時満水状態にある。
【0016】
この堆積土4の清掃に際しては、上流側の鉛直管2の上方に連設される立坑5から清掃ロボット6が挿入される。この清掃ロボット6は、立坑5の出入口部近傍の地上に設置されるロボット引揚げ用電動ウインチ7から繰出されるワイヤ8の先端部に連結され、前記水平管3の底面に沿って走行する走行体9と、この走行体9の先端部に装着される回転カッタ10と、この回転カッタ10により削り取られた堆積土4を捕集して吸い込む水中ポンプ11を備え、発電機12を搭載して地上に停車される制御車両13から延設される制御ケーブル14を介して遠隔制御によりその運転が制御される。
【0017】
前記水中ポンプ11には回収ホース15の先端部が接続され、この水中ポンプ11により水とともに吸い込まれた堆積土4はその回収ホース15により後方へ搬送されるようになっている。前記ワイヤ8、ケーブル14および回収ホース15はフロート付きのホース・ケーブルカバー16によって束ねられ、水中において回収ホース15等が常に浮き上がった姿勢を保持するようにされている。
【0018】
前記水平管3と鉛直管2との境界部におけるコーナー部には、ワイヤ8、ケーブル14および回収ホース15の向きを変更するとともに、それら回収ホース15等の移動を案内するガイド17が配されている。このガイド17は、地上に固設されたガイド18の支持ブラケットに上端部が固着された支持杆19の下端部に支持されている。
【0019】
また、図2(a)(図1の部分拡大図)に示されているように、前記回収ホース15の基端部(上端部)には流入管20が接続されている。この流入管20は、上端部が側方へ向けて屈曲形成されてその先端がストレーナ21の上部側壁に接続されている。なお、このストレーナ21は長手方向に複数のピースに分割可能な構造となっており、このピースを追加したり除いたりすることにより、立坑深さに応じて長さを変えられるようになっている。こうして、回収ホース15によって搬送されてきた水分を含んだ堆積土4は流入管20を通してストレーナ21の上部からそのストレーナ21内に排出される。なお、図1においては明確に示されていないが、ガイド17と走行体9との間の回収ホース15およびワイヤ8、ケーブル14の長さは、当該清掃ロボット6による作業に支障を来たさないように弛みを持たせて十分長い長さにされている。
【0020】
前記ストレーナ21は、地上に定置された資材運搬車(ラフテレンクレーン)22によって吊下げられ、立坑5を通して鉛直管2の内壁面に沿うように保持される。そして、このストレーナ21内に堆積土を貯留する下方の貯留位置(図1参照)とそのストレーナ21内に貯留された堆積土中の固形分(泥土)を回収する上方の回収位置(図3参照)との間で上下動される。ここで、前記貯留位置は、前記流入管20の堆積土排出口が水面Hのやや上方となる位置とされ、前記回収位置は、ストレーナ21全体が水面Hより上方に抜け出した位置とされる。また、前記ストレーナ21は、上部から投入された堆積土中の水分が濾過・排出されて固形分のみが貯留されるようにそのメッシュ粗さが設定されている。なお、本実施形態における資材運搬車22が、本発明におけるストレーナを上下動させる上下動手段に対応する。
【0021】
本実施形態においては、ストレーナ21の上部が開放されたものとなっているため、ストレーナ21はその上端が汚水に浸からない位置に吊り下げられて回収ホース15から排出される堆積土4が立坑5内の汚水中に散逸しないようにされているが、ストレーナ21として上部に蓋を設けたものを用いて、ストレーナ21全体が汚水中に浸かるようにすることも可能である。また、流入管20の堆積土排出口は、ストレーナ21のなるべく上側に設置した方がストレーナ21内の堆積土の貯留量を大きくすることができるが、必ずしも水面Hよりも上方になるようにする必要はなく、水面Hより下方であっても構わない。
【0022】
地上には、前記制御車両13および資材運搬車22のほかに、汚泥吸引車(本発明における回収手段に対応する。)23が配されている。この汚泥吸引車23には、吸引ホース25を介してストレーナ21内から堆積土4を吸引するための吸引装置が設けられている。この吸引装置から排出される空気は排気ホース24により立坑5内に吊り下げられたストレーナ21内に戻されるように構成されており、立坑5と汚泥吸引車23の間で空気を循環させることにより、悪臭が周囲に放散するのを防止している。排気ホース24の先端は、立坑5内に開放しさえすれば良く、必ずしもストレーナ21内に差し込む必要はない。これら排気ホース24および吸引ホース25は、前記ガイド18に案内されて各先端が立坑5内に所定長さだけ挿入されて位置決めされる。なお、符号26にて示されるのは制御ケーブル14を巻き取るケーブルリールであり、符号27にて示されるのはワイヤ8を案内するガイドローラである。
【0023】
前記汚泥吸引車23は、四壁および天井によって外部と画成された隔室28内に定置されて作業を行うようにされている。こうすることで、堆積土およびそれに接触する水および空気から発生する悪臭が大気中に放散するのを防止することができる。
【0024】
このように構成されている管内清掃システムにおいて、水平管3内の清掃作業は清掃ロボット6を立坑5および鉛直管2を通してその水平管3内に挿入して行われる。この清掃作業に際して、ストレーナ21は予め資材運搬車22によって吊下げられて図1、図2(a)に示される貯留位置に待機した状態にある。この状態で、清掃ロボット6が地上より遠隔操作されると、水平管3内に堆積された堆積土4はその清掃ロボット6先端の回転カッタ10により削り取られ、この削り取られた堆積土4は水分とともに水中ポンプ11にて捕集され、回収ホース15を通って後方へ搬送され、この回収ホース15の基端部に接続された流入管20からストレーナ21内に排出される。このストレーナ21では、上方から順次投入される堆積土4中の水分が濾過・排出されて固形分のみが貯留される。
【0025】
こうしてストレーナ21内に所定量の固形分が貯留されると、一旦清掃ロボット6を停止させ、資材運搬車22によってストレーナ21を図3、図2(b)に示される回収位置まで上昇させる。このようにストレーナ21が回収位置まで上昇されると、このストレーナ21内に上方から排気ホース24および吸引ホース25が挿入され、これと同時に汚泥吸引車23を作動させることで、吸引ホース25の先端からの吸引と、排気ホース24先端からストレーナ21内への空気の排出との相互作用によって効果的にそのストレーナ21内の固形分が汚泥吸引車23の貯留タンク23a内に吸引・回収される。この場合、汚泥吸引車23は四壁および天井を囲まれた隔室28内で作業を行うので、外部への悪臭の放散を抑えることができる。
【0026】
本実施形態によれば、清掃ロボット6により回収した堆積土4を水中ポンプ11により一旦ストレーナ21まで搬送し、このストレーナ21にて固形分と水分とに分離し、固形分のみ上方へ持上げて汚泥吸引車23により吸引するように構成されているので、下水道管1の特に水平管3の埋設深さが深い場合であっても堆積土4を地上まで確実に排出することができる。また、汚泥吸引車23はストレーナ21内に貯留された堆積土4の固形分のみを回収すれば良いことから、この汚泥吸引車23のタンクがすぐに満杯になることがない。しかも、堆積土4中の固形分と水分とを分離する特別な処理装置を地上に設置する必要がない。また、固形分と水分との分離が立坑5内で行われるので、系外への悪臭の漏れを防ぐという利点がある。さらに、汚泥吸引車23は汚泥を貯留する貯留タンク23aを車両上に搭載した構造であるので、貯留タンクから運搬車へ汚泥を移し変える必要がなく、臭気を外部に漏らさずに運搬することができる利点がある。
【0027】
本実施形態において、立坑5の出入口部に遮断蓋を設けるようにすれば、この遮断蓋によって下水道管1からの悪臭を遮断することができるのでより好ましい。
【0028】
図4には、悪臭防止装置の別実施形態を示す横断面図(a)および縦断面図(b)がそれぞれ示されている。
【0029】
この実施形態では、立坑5の出入口部に遮断蓋29を設けてその遮断蓋29によって下水道管1内からの悪臭を遮断するとともに、この遮断蓋29を取り囲むように中間室(隔室)30を設けるように構成されている。
【0030】
前記遮断蓋29には、吸引ホース25および各種ケーブル等を通過させる部分に貫通孔が設けられるとともに、逆流防止換気口31を取り付ける部分にも貫通孔が設けられている。また、前記中間室30の側壁には送風装置(ブロア)32が取り付けられ、室外からその中間室30内へ向かう空気の流れが形成されるようにされている。こうして中間室30内に取り入れられた空気は逆流防止換気口31を通して立坑5内に取り込まれる。したがって、下水道管1からの悪臭が外部に漏れるのを確実に抑えることができる。
【0031】
また、本実施形態では、遮断蓋29の下方に洗浄装置33が装着されている。この洗浄装置33は、円筒状壁部の内面に多数の噴射ノズル33aが取り付けられてなる構造であって、これら噴射ノズル33aから水等の洗浄液を噴射させることで、吸引ホース25および各種ケーブル等の管内搬入物が洗浄される。このような洗浄装置33を設けることで、悪臭防止機能をより高めることができる。
【0032】
図5および図6には、本発明の他の実施形態に係る管内清掃装置の全体システム構成図(1)(2)がそれぞれ示されている。本実施形態において、先の実施形態(図1および図3)と共通する部分には図に同一符号を付すに留めてその詳細な説明を省略することとする。
【0033】
本実施形態においては、先の実施形態における汚泥吸引車23に代えて、汚泥吸引機能を有さない汚泥運搬車34が地上に配されている。また、ストレーナ21'が、下端部に開閉可能な蓋体21aを有する構造とされている。
【0034】
このように構成されている管内清掃システムにおいて、清掃ロボット6を用いて水平管3内の清掃作業を行い、この清掃作業によって堆積土4を水分とともに回収して流入管20を通してストレーナ21'内に投入する手順については先の実施形態と同様である。
【0035】
この後、ストレーナ21'内に所定量の固形分が貯留されると、一旦清掃ロボット6を停止させ、図6に示されるように、資材運搬車22によってストレーナ21'を立坑5から上方に持上げる。そして、ストレーナ21'が地上に抜け出た段階で、資材運搬車22のテレスコピックブーム22aを伸ばしてそのまま汚泥運搬車34の荷台上方まで移動させ、この荷台上方位置で下端部の蓋体21aを開放してそのストレーナ21'内に貯留されている固形分を荷台上に排出する。なお、この排出後はストレーナ21'を再度、鉛直管2内の貯留位置にセットする。
【0036】
本実施形態のシステムは、悪臭除去機能を有していないために使用場所は制限されるものの、下水道管1の埋設深さが深い場合にも適用可能である点、堆積土4中の固形分と水分とを分離する特別な処理装置を地上に設置する必要がない点等については先の実施形態と同様の効果を奏する。
【0037】
前記各実施形態においては、伏越し管を清掃するものについて説明したが、本発明は、この伏越し管以外の下水道管等の埋設管に対しても適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態に係る管内清掃装置の全体システム構成図(1)である。
【図2】図2は、本実施形態におけるストレーナ近傍の拡大図であって、(a)は貯留位置、(b)は回収位置をそれぞれ示す図である。
【図3】図3は、本発明の一実施形態に係る管内清掃装置の全体システム構成図(2)である。
【図4】図4は、悪臭除去装置の別実施形態を示す図であって、(a)は横断面図、(b)は縦断面図である。
【図5】図5は、本発明の他の実施形態に係る管内清掃装置の全体システム構成図(1)である。
【図6】図6は、本発明の他の実施形態に係る管内清掃装置の全体システム構成図(2)である。
【符号の説明】
1 下水道管
4 堆積土
5 立坑
6 清掃ロボット
11 水中ポンプ
13 制御車両
15 回収ホース
20 流入管
21,21' ストレーナ
22 資材運搬車
23 汚泥吸引車
24 排気ホース
25 吸引ホース
28 隔室
29 遮断蓋
30 中間室(隔室)
32 送風装置(ブロア)
34 汚泥運搬車

Claims (4)

  1. 立坑を通して埋設管内の堆積土を清掃する管内清掃装置であって、
    (a)前記立坑内に吊下げられ、堆積土の固形分と水分とを分離するストレーナ、
    (b)このストレーナを、そのストレーナ内に堆積土を貯留する貯留位置とそのストレーナ内に貯留した堆積土を回収する回収位置との間を上下動させる上下動手段、
    (c)埋設管内の堆積土を削り取るとともに、この削り取った堆積土を搬送して前記貯留位置にあるストレーナ内に流入管を介して排出する清掃ロボットおよび
    (d)前記上下動手段により前記回収位置まで持上げられたストレーナ内から前記固形分を回収する回収手段
    を備えることを特徴とする管内清掃装置。
  2. 前記埋設管は伏越し管であり、前記貯留位置は、前記ストレーナの上端を除く部分もしくはストレーナ全体が汚泥水中に浸かった位置であり、また、前記回収位置は、前記ストレーナが汚泥水から抜け出した位置である請求項1に記載の管内清掃装置。
  3. 前記回収手段は吸引式の回収装置であり、この回収装置から排出される空気を排気ホースにより立坑内に戻すように構成されており、かつ前記立坑の出入口部には、管内からの臭気漏れを遮断する遮断蓋が設けられる請求項1または2に記載の管内清掃装置。
  4. さらに、前記遮断蓋を取り囲むように地上に隔室が設けられ、この隔室内に空気を送入する送風装置が設けられる請求項3に記載の管内清掃装置。
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