JP4016337B2 - 誘導加熱炊飯器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、内釜を超音波振動させながら誘導加熱して被加熱物を炊飯する誘導加熱炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の誘導加熱炊飯器は、被加熱物が収容された内釜の底部及び側部に加熱コイルを配設し、かつ内釜の側部に超音波振動子を設け、それらの構成部品にインバータ回路から高周波電流を流すように構成している。これにより、炊飯器本体の電源スイッチをオンさせた場合、超音波振動子が動作することで米の含水率が上昇し、炊飯性能が向上するものである(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−253974号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の誘導加熱炊飯器は内釜の側部に超音波振動子が設けられているため、例えば炊飯器本体から内釜を取り出して洗浄したり、内釜内で洗米する際に超音波振動子に水がかかってしまい、超音波振動子が腐食してしまうという問題点を有している。また、内釜を超音波振動させるために使用する超音波振動子の部品コストが高く、それによって炊飯器本体の製品コストも高くなってしまうという問題点を有している。
【0005】
この発明は、前述の問題点を解決するためになされたもので、超音波振動子を用いずに内釜を超音波振動させるように構成し、内釜を洗浄したり、内釜内で洗米する作業を容易にして美味しいご飯を炊飯でき、かつ超音波振動子の部品コスト代がかからない誘導加熱炊飯器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る誘導加熱炊飯器は、底部のほぼ中心位置で支持され、被加熱物を収容する内釜と、内釜の底部およびコーナ部に対向して配設された内釜を誘導加熱する二つの加熱コイルと、二つの加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路とを備え、次式を用いて求められる内釜のもつ振動の共振モードにおける波長(λ)の腹の位置にそれらの加熱コイルを配設し、共振モードにおける波長と音速とから求められる内釜の共振周波数とそれらの加熱コイルに流れる高周波電流の周波数とが一致するようインバータ回路を制御するようにしたものである。
λ=4L/(2n−1)ここで、L:内釜底部の支持位置から内釜端部までの長さ、n:次数(1,2,…)
【0007】
また、底部のほぼ中心位置で支持され、被加熱物を収容する内釜と、内釜の底部およびコーナ部に対向して配設された内釜を誘導加熱する二つの加熱コイルと、二つの加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路とを備え、次式を用いて求められる内釜のもつ振動の共振モードにおける波長(λ)の腹の位置にそれらの加熱コイルの何れか一方を配設し、共振モードにおける波長と音速とから求められる内釜の共振周波数とそれらの加熱コイルに流れる高周波電流の周波数とが一致するようインバータ回路を制御するようにしたものである。
λ=4L/(2n−1)
ここで、L:内釜底部の支持位置から内釜端部までの長さ、n:次数(1,2,…)
【0008】
また、底部のほぼ中心位置で支持され、被加熱物を収容する内釜と、内釜の底部又はコーナ部の何れかの個所に対向して配設された内釜を誘導加熱する加熱コイルと、加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路とを備え、次式を用いて求められる内釜のもつ振動の共振モードにおける腹の位置に加熱コイルを配設し、共振モードにおける波長と音速とから求められる内釜のもつ振動の共振モードにおける腹の位置に加熱コイルを配設し、内釜の共振周波数と加熱コイルに流れる高周波電流の周波数とが一致するようインバータ回路を制御するようにしたものである。
λ=4L/(2n−1)
ここで、L:内釜底部の支持位置から内釜端部までの長さ、n:次数(1,2,…)
【0009】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明における誘導加熱炊飯器の実施の形態1を示す縦断面図である。図1において、炊飯器の本体1内に筒状の上枠2を配設し、この上枠2の下端に有底筒状の磁性透過材(例えば、耐熱性樹脂)から成る下枠3が連結される。上枠2および下枠3から構成される枠体4内に有底筒状の磁性金属材(例えばオーステナイト系ステンレス)から成る内釜5が配置され、内釜5の外底部に温度センサ6が圧接されている。内釜5の上面には内蓋6で覆われ、さらにこの内蓋6の上面を下蓋7、上蓋8とから成る外蓋20で覆っている。そして、下蓋7の上には蓋ヒータ9、上枠2の側部には胴ヒータ10、下枠3の底部に位置して底面加熱コイル11、下枠3のコーナ部に位置して側面側加熱コイル12がそれぞれ配設される。また、本体1内には蓋ヒータ9や胴ヒータ10の通電制御を行なうと共に、底面側加熱コイル11や側面側加熱コイル12に高周波電流を供給するインバータ回路13の制御を行なう制御装置14が格納される。また、本体1の側部には白米,玄米,おかゆなどの炊飯メニューを設定するメニューキー、予約炊飯を設定する予約キー、炊飯をスタートする炊飯キーなどの各種操作キー、それらのキーの操作状態および時間を表示する表示器が備えられる操作部15が取り付けられる。
【0010】
次に、誘導加熱炊飯器の動作を図1に示す縦断面図、図2に示す炊飯工程における蓋ヒータ9、胴ヒータ10、底面側加熱コイル11や側面側加熱コイル12から成る誘導加熱コイル16の各動作のタイミングチャート図を併用して説明する。操作部15の炊飯キーをオンした場合、制御装置14は胴ヒータ10に通電を行なうと共に、インバータ回路13を制御して誘導加熱コイル16に高周波電流を流して予熱工程に入る。これにより、内釜5は胴ヒータ10の発熱作用や誘導加熱コイル16の電磁誘導発熱作用で加熱される。そして、内釜5内の温度が上昇して温度T1(例えば、約60℃)に至った場合、温度センサ6が温度T1を検知して、検知信号が制御装置14へ入力される。そして、制御装置14は入力されたその検知信号に基づき胴ヒータ10を断電すると共に、誘導加熱コイル16への通電を間欠的に行なうようにインバータ回路13を制御して、内釜5内の温度T1(例えば、約60℃)を維持する。
【0011】
また、炊飯開始から約15分経過した場合、制御装置14はインバータ回路13を制御して誘導加熱コイル16へ再び高周波電流を流すと共に、蓋ヒータ9や胴ヒータ10を通電して炊飯工程に入る。そして、内釜5内の温度が上昇することで、加熱蒸気が内蓋6の通気口(図1中のa)から上蓋8の蒸気口(図1中のb)を通じて本体1の外部へ排出される。このとき、本体1内の上方に配置される蓋センサ(図1中のc)が沸騰温度T2を検知して、検知信号が制御装置14に入力される。次に、制御装置14は入力されたその検知信号に基づき、誘導加熱コイル16への通電を間欠的に行なうようにインバータ回路13を制御すると共に、胴ヒータ10や蓋ヒータ9を通電して沸騰温度T2を維持させる。
【0012】
次に、内釜5内の加熱蒸気は蒸気口を通じて本体1の外部へ排出され、内釜5内の水が少なくなった場合に内釜5内の温度は急激に上昇し、温度T3に達する。そして、温度センサ6が温度T3を検知し、検知信号が制御装置14に入力される。次に、制御装置14は入力されたその検知信号に基づき、誘導加熱コイル16に流れる高周波電流を断電するようにインバータ回路13を制御すると共に、蓋ヒータ9や胴ヒータ10を断電して蒸らし工程に入る。
【0013】
次に、蒸らし工程に入ることで内釜5内の温度が降下して、予め設定された温度T4に達した場合、温度センサ6が温度T4を検知し、検知信号が制御装置14に入力される。そして、制御装置14は誘導加熱コイル16に再び高周波電流を流すようにインバータ回路13を制御すると共に、蓋ヒータ9や胴ヒータ10を通電して二度炊き動作を実行する。次に、内釜5内の温度は再び温度T2に達して、温度センサ6が温度T2を検知し、検知信号が制御装置14に入力される。そして、制御装置14は入力された検知信号に基づき、誘導加熱コイル16に流れる高周波電流の供給を停止すると共に、蓋ヒータ9や胴ヒータ10を断電して蒸らし工程を終了する。
【0014】
前述の予熱工程において、誘導加熱コイル16によって内釜5に作用する電磁力は、内釜5を振動即ち超音波振動させる。次に、内釜5の振動特性について、図3に示す内釜5の共振モードの振動変位分布図を併用して説明する。ここでは、成形された内釜5を平板状の内釜21に加工した状態で説明する。なお、内釜5の共振周波数f[Hz]および波長λ[m]は、式(1)と式(2)で求めることができる。
f=(2n−1)×c/4L (式1)
λ=c/f=4L/(2n−1) (式1)
ここで、C:音速(m/s) L:容器の長さ(m)
λ:波長(m) n:次数(1,2,・・・)
【0015】
また、図3に示すような次数nを1〜5に設定した場合の1〜5次共振モード特性図において、腹の位置は振動レベルが最大であり、節の位置は振動レベルが零を示す。ここで、次数nの大きさは内釜21の形状、厚み、材質などで決定される。平板状の内釜21の中心位置(図3中のa)は振動レベルが零であって、かつ次数nが大きくなるに伴って腹と節の数は増大する特性を有することが分かる。そして、内釜21に生じる振動レベルが最大となる腹が、その底部からコーナ部に跨って周期的に繰り返し発生する。このとき、その振動レベルを大きくするためには内釜21の共振周波数と誘導加熱コイル16に流れる高周波電流の周波数とを一致させ、かつ誘導加熱コイル16を腹の位置に配置させる必要がある。また、図4は例えば88kHzの8次共振モードのシミュレーション解析を行なったときの、内釜5の斜視図を示す。内釜5の底部(図4中のa)から側部(図4中のb)に跨って、共振モードの腹(図4中の黒領域)が一定間隔毎に配置していることが分かる。
【0016】
また、内釜5とそれに対向する底面側加熱コイル11、側面側加熱コイル12との配置関係を、図5を併用して説明する。図5において、内釜5の共振モードの腹の位置(図5中のa,b)に底面側加熱コイル11および側面側加熱コイル12を配置させた場合、内釜5の底面の中心位置(図5中のc)から側面に跨って、振動の強弱モード図(図5中のd)が描かれる。強モードは、内釜5の底面から側面に跨って一定間隔毎に、即ち共振モードの腹の位置に発生することが分かる。
【0017】
以上のように、内釜5の共振周波数と底面側加熱コイル11、側面側加熱コイル12に流れる高周波電流の周波数とを一致させるようにインバータ回路13を制御し、かつ内釜5の共振モードの腹の位置にそれらの加熱コイルを配置するように構成したので、内釜5の振動レベル、即ち超音波振動が大きくなって内釜5内の米をより一層振動させて含水率を上昇させることができる。また、内釜5を超音波振動させるための超音波振動子が不要となり、内釜5の洗浄又は内釜5内での洗米が容易となって利便性が良くなる。さらに、超音波振動子やそれを駆動させるための専用のインバータ回路13が不要となるため、誘導加熱炊飯器の高コスト化を防止することができる。
【0018】
実施の形態2.
図6は、この発明における実施の形態2の誘導加熱炊飯器の内釜5と底面側加熱コイル11、側面側加熱コイル12との配置関係を示す図である。内釜5の底面に配設される底面側加熱コイル11を内釜5の共振モードの腹の位置(図6中のa)から多少ずらし、一方側面側加熱コイル12は内釜5のコーナ部に対向する位置であって、共振モードの腹の位置にほぼ一致させたものである。 つまり、底面側加熱コイル11と側面側加熱コイル12との位置間隔を、共振モードの波長λの約3/4となるように設定する。そして、それらの加熱コイル11,12に流れる高周波電流の周波数を、内釜5の共振周波数とほぼ一致させる。これにより、底面側加熱コイル11は共振モードの腹の位置から多少ずらして配置されるため、底面側加熱コイル11と対向する領域では内釜5に対する電磁力の作用が小さくなり、振動も小さくなる。一方、側面側加熱コイル12は内釜5の共振モードの腹の位置(図6中のb)に一致されるため、側面側加熱コイル12と対向する領域では内釜5に対する電磁力の作用が大きくなり、振動も非常に大きくなる。
【0019】
なお、底面側加熱コイル11を内釜5の共振モードの腹の位置に一致させ、一方の側面側加熱コイル12を共振モードの腹の位置から多少ずらして配設するようにしても良い。
【0020】
以上のように、底面側加熱コイル11および側面側加熱コイル12を本体1内に実装する際に、配置スペースの制約があり、双方の加熱コイルを内釜5の共振モードの腹の位置にほぼ一致させることが出来ない場合は、底面側加熱コイル11又は側面側加熱コイル12の何れかの加熱コイルを腹の位置にほぼ一致させても良く、同様に内釜5を超音波振動させて内釜5内の米の含水率を上昇させ、炊飯性能を向上できる。
【0021】
実施の形態3.
図7は、この発明における実施の形態3の誘導加熱炊飯器の内釜5と側面側加熱コイル12との配置関係を示す図である。ここでは、内釜5のコーナ部と対向する位置であって、その共振モードの腹の位置(図7中のa)に側面加熱コイル12をほぼ一致するように配置させる。そして、内釜5の共振周波数と側面加熱コイル12に流れる高周波電流の周波数とをほぼ一致させるように構成する。これにより、内釜5のコーナ部における電磁力の作用に伴う振動が大きくなり、それによって内釜5が超音波振動して米の含水率が上昇し、炊飯性能が向上する。
【0022】
実施の形態4.
図8は、この発明における実施の形態4の誘導加熱炊飯器の内釜5と底面側加熱コイル11との配置関係を示す図である。ここでは、内釜5の底面と対向する位置であって、かつ共振モードの腹の位置(図8中のa)に底面側加熱コイル11をほぼ一致するように配置させる。そして、内釜5の共振周波数と底面側加熱コイル11に流れる高周波電流の周波数とをほぼ一致させるように構成する。これにより、内釜5の底部における底面側加熱コイル11の電磁力の作用に伴う振動が大きくなり、それによって内釜5が超音波振動して米の含水率が上昇し、炊飯性能が向上する。
【0023】
【発明の効果】
この発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0024】
この発明に係る誘導加熱炊飯器は、底部のほぼ中心位置で支持され、被加熱物を収容する内釜と、内釜の底部およびコーナ部に対向して配設された内釜を誘導加熱する二つの加熱コイルと、二つの加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路とを備え、次式を用いて求められる内釜のもつ振動の共振モードにおける波長(λ)の腹の位置にそれらの加熱コイルを配設し、共振モードにおける波長と音速とから求められる内釜の共振周波数とそれらの加熱コイルに流れる高周波電流の周波数とが一致するようインバータ回路を制御するようにしたので、内釜の振動レベルが大きくなり、即ち超音波振動が大きくなって内釜内の米の含水率が上昇し、美味しいご飯を炊飯できる。また、内釜を超音波振動させるために使用する超音波振動子が不要となり、内釜の洗浄又は内釜内での洗米が容易となって利便性が良くなる。さらに、超音波振動子やそれを駆動させるための専用のインバータ回路が不要となって、誘導加熱炊飯器の高コスト化を防止することができる。
λ=4L/(2n−1)
ここで、L:内釜底部の支持位置から内釜端部までの長さ、n:次数(1,2,…)
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の誘導加熱炊飯器に係る実施の形態1を示す本体の縦断面図である。
【図2】 実施の形態1の炊飯工程における各構成部品の動作のタイミングチャート図を示す。
【図3】 内釜のn次共振モードの特性図を示す。
【図4】 内釜の8次共振モードのシミュレーション解析を行なった場合の、内釜の斜視図を示す。
【図5】 実施の形態1の内釜と各加熱コイルとの配置関係を示す構成図である。
【図6】 実施の形態2の内釜と各加熱コイルの配置関係を示す構成図である。
【図7】 実施の形態3の内釜と側面側加熱コイルとの配置関係を示す構成図である。
【図8】 実施の形態4の内釜と底面側加熱コイルとの配置関係を示す構成図である。
【符号の説明】
1 本体、2 上枠、3 下枠、4 枠体、5 内釜、6 内蓋、7 下蓋、8 上蓋、9 蓋ヒータ、10 胴ヒータ、11 底面側加熱コイル、12 側面側加熱コイル、13 インバータ回路、14 制御装置、15 操作部、16誘導加熱コイル、20 外蓋、21 平板状の内釜。

Claims (3)

  1. 底部のほぼ中心位置で支持され、被加熱物を収容する内釜と、この内釜の底部およびコーナ部に対向して配設された内釜を誘導加熱する二つの加熱コイルと、この二つの加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路とを備え、
    次式を用いて求められる前記内釜のもつ振動の共振モードにおける波長(λ)の腹の位置にそれらの加熱コイルを配設し、前記共振モードにおける波長と音速とから求められる前記内釜の共振周波数とそれらの加熱コイルに流れる高周波電流の周波数とが一致するよう前記インバータ回路を制御するようにしたことを特徴とする誘導加熱炊飯器。
    λ=4L/(2n−1)
    ここで、L:内釜底部の支持位置から内釜端部までの長さ、n:次数(1,2,…)
  2. 底部のほぼ中心位置で支持され、被加熱物を収容する内釜と、この内釜の底部およびコーナ部に対向して配設された内釜を誘導加熱する二つの加熱コイルと、この二つの加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路とを備え、
    次式を用いて求められる前記内釜のもつ振動の共振モードにおける波長(λ)の腹の位置にそれらの加熱コイルの何れか一方を配設し、前記共振モードにおける波長と音速とから求められる前記内釜の共振周波数とそれらの加熱コイルに流れる高周波電流の周波数とが一致するよう前記インバータ回路を制御するようにしたことを特徴とする誘導加熱炊飯器。
    λ=4L/(2n−1)
    ここで、L:内釜底部の支持位置から内釜端部までの長さ、n:次数(1,2,…)
  3. 底部のほぼ中心位置で支持され、被加熱物を収容する内釜と、この内釜の底部又はコーナ部の何れかの個所に対向して配設された内釜を誘導加熱する加熱コイルと、この加熱コイルに高周波電流を供給するインバータ回路とを備え、
    次式を用いて求められる前記内釜のもつ振動の共振モードにおける腹の位置に前記加熱コイルを配設し、前記共振モードにおける波長と音速とから求められる前記内釜の共振周波数と加熱コイルに流れる高周波電流の周波数とが一致するよう前記インバータ回路を制御するようにしたことを特徴とする誘導加熱炊飯器。
    λ=4L/(2n−1)
    ここで、L:内釜底部の支持位置から内釜端部までの長さ、n:次数(1,2,…)
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