JP4016267B2 - 連鎖状端子材料 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ワイヤハーネスの相互接続を行う際などに使用されるコネクタの端子金具を作成するための端子材料に関する。
【0002】
【従来の技術】
コネクタは、コネクタハウジング(以下、「ハウジング」という場合がある)の所定位置に、複数品種の端子金具を挿入することにより組み立てられるものであり、主として、端子金具プレス工程と、端子金具挿入工程により製造されることが一般的である。
まず、端子金具プレス工程において、複数品種の端子金具毎に上下一対の順送金型を備えるプレス機械を準備し、長尺の導電性金属薄板を当該プレス機械の間に順送りして当該順送金型で打ち抜くことにより、複数の端子材料を作成する。
そして、端子金具挿入工程において、各品種毎の分断金型により、前記各端子材料から切断して端子金具を形成し、切断された各端子金具ごとに挿入装置を用いてハウジングの所定位置に挿入することによりコネクタを製造している。
【0003】
このように、コネクタを製造する際には、端子金具の品種分の順送金型、分断金型及び挿入装置が必要となるため、端子金具コスト、設備コストが増加し、プレス作業、分断作業及び挿入作業の工数が増加するとともに、コネクタ組立システムが大型化してしまうという問題点を有しており、中小量品の場合には特に問題となっていた。
【0004】
このような問題点の一部を解決するために、一つの順送金型で打ち抜きすることができ、形状が異なる端子金具の製作に共通して使用することができる連鎖状端子材料が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
実用新案登録第2527044号公報(第2頁、第2図)
【特許文献2】
特願平7−135719号公報(第3頁−第4頁、第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記各連鎖状端子材料は、同一寸法の端子材料を用いているため、当該端子材料で製造が可能となる端子金具の品種は限られるものとなり、形状及び寸法が異なる多品種の端子金具を製造することは依然として難しかった。
【0007】
本発明は、前記問題点を解決するためになされたものであり、一体のコネクタを製造するために必要となる多品種の端子金具を効率的に製造するための端子材料を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明は、幅及び長さ寸法の少なくとも一方が異なる2種類以上の端子材料を一群として、当該一群の端子材料が連続した状態で長尺なキャリヤにより連結されている連鎖状端子材料であって、前記一群の端子材料は、前記キャリヤと平行に設けられて総ての端子金具の略中央部が連結された連結用縦片と、前記連結用縦片と直交して連結され、端部が前記キャリヤに離間して形成される第1横片と、前記第1横片と同方向となるように前記連結用縦片に連結され、前記第1横片と幅及び長さ寸法の少なくとも一方が異なるとともに、端部が前記キャリヤに連結される第2横片と、を備え、前記連結用縦片の切断位置に応じて、切断される前記端子金具の形状を変形することができるように形成されているとともに、所定の一体のコネクタハウジングに挿入すべき前記総ての品種の端子金具が、前記総ての端子金具数よりも少ない切断回数で過不足なく揃う形状となるように形成されていることを特徴とする連鎖状端子材料とした。
【0009】
また、前記連鎖状端子材料において、前記一群の端子材料は、1本以上の前記第1横片と、2本以上の前記第2横片とを前記連結用縦片で並列に連結して構成された基本配列からなるとともに、前記基本配列が、分断金型で前記キャリヤ及び前記連結用縦片を切断して前記端子金具に分断され、そのうちの1つの端子金具が、前記第1横片と前記第2横片とから形成され、前記連結用縦片から一方側に突出した端子の本数と、前記連結用縦片から他方側に突出した端子の本数とを相違させて形成されていることを特徴とするように構成されていると好適である。
【0010】
本発明によれば、一群の端子材料が、切断位置に応じて、切断される前記端子金具の形状を変形することができるように形成されているとともに、所定の一体のコネクタハウジングに挿入すべき総ての品種の端子金具が、前記総ての端子金具数よりも少ない切断回数で過不足なく揃う形状となるように形成されている。従って、端子金具を作成する際の作業工数を減少させることができるとともに、各種金型や挿入装置等の製造費用を低減させることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の連鎖状端子材料Rの好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下において、連鎖状端子材料Rの説明をする場合に、順送りをする方向(図1(b)及び図4(b)の上側)を搬送側、逆側を後方側(図1(b)及び図4(b)の下側)と称するとともに、図1(b)における連結用縦片33を境として左右方向を定めることする。また、端子金具1〜9の向きを説明する場合には、図1(a)及び図4(a)の向きを基準とする。
さらに、各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
【0012】
[第1実施形態]
(1)コネクタ
本発明の連鎖状端子材料Rについて説明する前に、組み立てを行うコネクタCについて説明する。
【0013】
コネクタCは、ハウジングHに、形状の異なる8品種の端子金具(以下、「第1端子金具1〜第8端子金具8」という)を、必要数挿入することにより組み立てられる(第1端子金具1は、同一形状の端子金具が3本用いられる(図2))。
【0014】
このハウジングHは、絶縁性の合成樹脂で形成されている開口部H1を有する中空の箱体であり、その内部が高さ方向に仕切部H2により画設されている。この仕切部H2の上下面には所定品種の端子金具形状に対応する形状となるように、端子金具挿入用の複数の挿入孔H3,H4が形成されており、当該挿入孔H3,H4に所定の端子金具1〜8が挿入されることにより、各端子金具1〜8が相対して立設することになる(以下の説明において、図2におけるハウジングHの上側の挿入孔を「上段挿入孔H3」、下側の挿入孔を「下段挿入孔H4」と称する場合がある)。
【0015】
前記の通り、ハウジングHには、以下の異なる形状の8品種の端子金具1〜8が挿入されることとなる。
すなわち、図1(a)に示されているように、第1端子金具1と第8端子金具8は、中央部の上下に凸部を有する細長形状をなしており、当該第8端子金具8は第1端子金具1と比較して、幅広かつ若干長く形成されている。
第2端子金具2は、第1端子金具1と同一幅の部材及び第8端子金具8と同一幅の部材をそれぞれ略中央部で切断して連結部により連結してコ字形状とするとともに、当該連結部材の右側に第8端子金具8と同一寸法の部材を連結した形状となっている。
第3端子金具3は、第1端子金具1と同一形状の部材を中央部で連結した略H字形状となっている。
【0016】
第4端子金具4は、中央部で連結されている第1端子金具1と同一形状である2本の部材において、一方の端部(右側端部)が切断された略反転h字形状となっている。
第5端子金具5は、第1端子金具1と同一形状の部材を中央部で連結した略H字形状をなしており、前記第3端子金具3よりも連結部の長さが長く形成されている。
第6端子金具6は、中央部で連結されている第8端子金具8と同一形状である3本の部材において、最外部の部材の一方の端部(右側端部)が切断された形状となっている。
第7端子金具7は、第8端子金具8と同一形状の下端部材と、7本の第1端子金具1と同一形状の部材とを中央部で連結し、搬送側から数えて3本目及び4本目の一方の端部(右側端部)と、搬送側から数えて4本目及び5本目の他方の端部(左側端部)を切断した形状となっている。
【0017】
(2)連鎖状端子材料
前記連鎖状端子材料Rは、図示しない分断金型(切断手段)による切断の仕方に応じて、所定の一つのコネクタCを製造する際に必要となる8品種の端子金具1〜8を過不足なく形成することができるような配列を一群(一単位)(以下、これを「基本配列K」という)として、当該基本配列Kが連続するように連鎖状に形成されている材料であり、長尺の導電性金属薄板を使用し、順送金型を有するプレス機械(図示せず)を用いて打ち抜かれることにより形成されることになる。
【0018】
本実施形態では、前記連鎖状端子材料Rは、所望の部分で切断することにより、分断される前記端子金具1〜8の形状を変形することができるように形成されており、8品種の端子金具1〜8の必要個数が、3回(総ての端子金具数よりも少ない)の切断回数で過不足なく揃う形状に形成されている。
これを実現するための基本配列Kは、細横片11〜17(第1横片に相当)及び太横片21〜23(第2横片に相当)を組み合わせることにより形成されている(図1(b))。
【0019】
すなわち、前記基本配列Kは、キャリヤ31に対して垂直となるように設けられている7本の細横片11〜17(キャリヤ31とは連結されていない)と、当該細横片11〜17と平行となるように各々の端部が前記キャリヤ31に連結されている3本の太横片21〜23から形成されており(各細横片11〜17及び各太横片21〜23ともに、右側片が左側片よりも短く形成されている)、前記各細横片11〜17及び各太横片21〜23は、キャリヤ31と平行となるように設けられている複数の連結用縦片33により略中央部が連結されている(なお、各連結用縦片33が、端子金具2〜7の前記連結部を形成することとなる)。
【0020】
そして、複数の前記基本配列Kが連結用縦片33で連結されることで並列に連続されて、連鎖状端子材料Rを構成するようになっている(なお、以下の説明において、各細横片11〜17を搬送側から「第1細横片11〜第7細横片17」と称し、各太横片21〜23を搬送側から「第1太横片21〜第3太横片23」と称する場合がある)。
【0021】
なお、前記細横片11〜17は、前記第1端子金具1の寸法に対応するように形成されている。そして、7本の細横片11〜17は、4本と3本の細横片群10A,10Bに分割されており、各細横片群10A,10Bを構成する各細横片11〜17の間隔は同一であるが、各横片群10A,10Bの間の間隔は、それよりも幅広に形成されている。
【0022】
また、太横片21〜23は、細横片11〜17と比較して幅広かつ若干長く形成されており、前記第8端子金具8の寸法に対応するように形成されている。
さらに、各太横片21〜23の間隔は、各細横片11〜17の間隔よりも幅広に形成されている。
【0023】
図3に示されているように、前記8品種の端子金具は、3つの同一の連鎖状端子材料Rを用い、対応する3種類の分断金型を用いて、キャリヤ31、細横片11〜17及び太横片21〜23の不要部(図3において、不要部は白抜きで示されている)を切断することにより製造されることとなる。
本実施形態では、第1分断金型では、第1端子金具1、第2端子金具2、第3端子金具3及び第4端子金具4が、第2分断金型では、第5端子金具5、第1端子金具1及び第6端子金具6が、第3分断金型では、第7端子金具7及び第8端子金具8が、それぞれ形成されるように構成されている。
【0024】
すなわち、第1分断金型では、第3細横片13の右側端部と、第7細横片17の右側端部と、第1太横片21の左側端部と、第2太横片22の左側端部及び右側端部と、第3太横片23の右側端部とを取り除き、第1細横片11と第2細横片12の間、第2細横片12と第3細横片13の間、第4細横片14と第5細横片15の間及び第6細横片16と第7細横片17の間をそれぞれ切断することにより、搬送側から順に、2本の第1端子金具1と、1本の第4端子金具4と、1本の第3端子金具3と、1本の第2端子金具2が形成されるように構成されている(図3(a))。
【0025】
また、第2分断金型では、第2細横片12〜第4細横片14の右側端部及び左側端部と、第7細横片17と、第1太横片21の右側端部とを取り除き、第5細横片15と第6細横片16の間を切断することにより、搬送側から順に、1本の第5端子金具5と、1本の第1端子金具1と、1本の第6端子金具6が形成されるように構成されている(図3(b))。
【0026】
さらに、第3分断金型では、第3細横片13の右側端部と、第4細横片14の右側端部及び左側端部と、第5細横片15の左側端部と、第3太横片23とを取り除き、第1太横片21と第2太横片22の間を切断することにより、搬送側から順に、1本の第7端子金具7と、1本の第8端子金具8が形成されるように構成されている(図3(c))。
【0027】
なお、前記連鎖状端子材料Rは、一体のコネクタCを製造する際に必要となる全品種の端子金具1〜8の形状を検討し、切断の仕方で、全品種が過不足なく製造可能となるように設計することが必要になる。このとき、前記条件を満たす複数の基本配列Kが存在している場合には、連鎖状端子材料Rを分断する際に生じる材料のロス及び端子金具挿入装置の数が少なく、組立効率が最適となるような基本配列Kを選択することが必要となる。
【0028】
(3)連鎖状端子材料Rの使用方法
続いて、連鎖状端子材料Rの使用方法について説明する。
長尺の導電性金属薄板を使用し、順送金型を有するプレス機械(図示せず)を用いて打ち抜くことにより、前記連鎖状端子材料Rを製造する。製造された3体の連鎖状端子材料Rを別々に3種類の分断金型(図示せず)に搬送し、各分断金型で所定部位を切断することにより、前記した各端子金具1〜8を製造する。
そして、各分断金型で製造された各端子金具1〜8を当該分断金型単位で一括して挿入装置(図示せず)に把持させ、把持した端子金具1〜8を所定の挿入位置へ移動させて、ハウジングHの上段挿入孔H3と下段挿入孔H4ごとに挿入することにより(本実施形態では、2回×2段+1回=計5回の挿入動作で)コネクタCを完成させることができる。
【0029】
このように、本発明の連鎖状端子材料Rによれば、切断位置に応じて、切断される端子金具1〜8の形状を変えることができるように形成されているとともに、所定の一体のハウジングHに挿入すべき総ての品種の端子金具1〜8が、当該総ての端子金具数よりも少ない切断回数で過不足なく揃う形状となるように形成されていることから、端子金具1〜8を作成する際の作業工数を減少させることができるとともに、各種金型(順送金型及び分断金型)や挿入装置等の製造費用を低減することができる。
特に、必要となる端子金具数と比較して、少ない分断金型及び挿入装置を用いて、異なる形状の多品種の端子金具1〜8を効率的に製造することができる。
【0030】
また、本発明の連鎖状端子材料Rは、キャリヤ31により、各々複数の細横片11〜17及び太横片21〜23が並列となるように連結しているため、当該細横片11〜17と太横片21〜23を別々に使用することにより、各々の横片の寸法に対応する端子金具(第1端子金具1、第3端子金具3、第4端子金具4、第5端子金具5、第6端子金具6及び第8端子金具8)を製造できるとともに、寸法の異なる所望の細横片11〜17及び太横片21〜23を一緒に使用することにより、細横片11〜17と縦横片21〜23の寸法に対応した複合的な形状の端子金具(第2端子金具2及び第7端子金具7)を製造することができる。従って、異なる形状である多品種の端子金具1〜8を効率的に作成することができる。
【0031】
[第2実施形態]
第2実施形態の連鎖状端子材料R’は、第1実施形態と同一形状であるが、異なる分断金型(図示せず)を用いることにより、当該第1実施形態で製造された各端子金具1〜8と一部異なった端子金具1,2,4,5,6,8,9を製造することができる点に特徴を有している。
【0032】
すなわち、本実施形態では、前記第1端子金具1、前記第2端子金具2、前記第4端子金具4〜前記第6端子金具6、前記第8端子金具8と、第9端子金具9の合計7種類の端子金具を製造することができる点が異なっている(前記第3端子金具3は製造せず、第1端子金具1の数が5本、第8端子金具8の数が2本となっている(図5))。
なお、第9端子金具9は、前記第7端子金具7における下端部材を切除した形状となっている。
【0033】
前記7種類の端子金具1,2,4,5,6,8,9は、3種類の同一の連鎖状端子材料R’を用い、対応する3種類の分断金型を用いて、キャリヤ31、細横片11〜17及び太横片21〜23の不要部を切断することにより製造されることとなる。
本実施形態では、第4分断金型では、第1端子金具1、第2端子金具2及び第4端子金具4が、前記と同様の第2分断金型(この場合は、前記と同様なため詳細な説明は省略する)では、第5端子金具5、第1端子金具1及び第6端子金具6が、第5分断金型では、第8端子金具8及び第9端子金具9が、それぞれ形成されるように構成されている。
【0034】
すなわち、第4分断金型では、第3細横片13の右側端部と、第7細横片17の右側端部と、第1太横片21の左側端部と、第2太横片22の左側端部及び右側端部と、第3太横片23の右側端部とを取り除き、第1細横片11と第2細横片12の間、第2細横片12と第3細横片13の間、第4細横片14と第5細横片15の間、第5細横片15と第6細横片16の間及び第6細横片16と第7細横片17の間をそれぞれ切断することにより、搬送側から順に、2本の第1端子金具1と、1本の第4端子金具4と、2本の第1端子金具1と、1本の第2端子金具2が形成されるように構成されている(図6(a))。
【0035】
また、第5分断金型では、第3細横片13の右側端部と、第4細横片14の右側端部及び左側端部と、第5細横片15の左側端部と第3太横片23とを取り除き、第7細横片17と第1太横片21の間と、第1太横片21と第2太横片22の間とを切断することにより、搬送側から順に、1本の第9端子金具9と、2本の第8端子金具8が形成されるように構成されている(図6(c))。
【0036】
従って、本実施形態の連鎖状端子材料R’においても、前記第1実施形態の連鎖状端子材料Rと同様の効果が奏される。
【0037】
以上、本発明について、好適な実施形態の一例を説明した。しかし、本発明は、前記実施形態に限られず、前記の各構成要素については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜設計変更が可能であることは言うまでもない。
特に、連鎖状端子材料の寸法、端子金具の形状及び品種数、端子金具を挿入するためのハウジングの形状等は、適切に定めうるものである。
【0038】
【発明の効果】
本発明の連鎖状端子材料によれば、作業工数を減少させることができるとともに、金型作成費用等を低減することが可能となるため、一体のコネクタを製造するために必要となる他品種の端子金具を効率的に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、第1実施形態で使用する各端子金具を示す平面図であり、(b)は、連鎖状端子材料を示す平面図である。
【図2】各端子金具のコネクタハウジングにおける挿入位置を示す平面図である。
【図3】連鎖状端子材料から製造することが可能である端子金具を示す平面図であり、(a)は第1分断金型を用いた場合、(b)は第2分断金型を用いた場合、(c)は第3分断金型を用いた場合である。
【図4】(a)は、第2実施形態で使用する各端子金具を示す平面図であり、(b)は、連鎖状端子材料を示す平面図である。
【図5】各端子金具のコネクタハウジングにおける挿入位置を示す平面図である。
【図6】連鎖状端子材料から製造することが可能である端子金具を示す平面図であり、(a)は第4分断金型を用いた場合、(b)は第2分断金型を用いた場合、(c)は第5分断金型を用いた場合である。
【符号の説明】
R,R’ 連鎖状端子材料
C,C’ コネクタ
H ハウジング(コネクタハウジング)
K 基本配列
1〜9 端子金具
11〜17 細横片
21〜23 太横片
31 キャリヤ
33 連結用縦片

Claims (2)

  1. 幅及び長さ寸法の少なくとも一方が異なる2種類以上の端子材料を一群として、当該一群の端子材料が連続した状態で長尺なキャリヤにより連結されている連鎖状端子材料であって、
    前記一群の端子材料は、前記キャリヤと平行に設けられて総ての端子金具の略中央部が連結された連結用縦片と、
    前記連結用縦片と直交して連結され、端部が前記キャリヤに離間して形成される第1横片と、
    前記第1横片と同方向となるように前記連結用縦片に連結され、前記第1横片と幅及び長さ寸法の少なくとも一方が異なるとともに、端部が前記キャリヤに連結される第2横片と、を備え、
    前記連結用縦片の切断位置に応じて、切断される前記端子金具の形状を変形することができるように形成されているとともに、所定の一体のコネクタハウジングに挿入すべき前記総ての品種の端子金具が、前記総ての端子金具数よりも少ない切断回数で過不足なく揃う形状となるように形成されていることを特徴とする連鎖状端子材料。
  2. 前記一群の端子材料は、1本以上の前記第1横片と、2本以上の前記第2横片とを前記連結用縦片で並列に連結して構成された基本配列からなるとともに、
    前記基本配列が、分断金型で前記キャリヤ及び前記連結用縦片を切断して前記端子金具に分断され、
    そのうちの1つの端子金具が、前記第1横片と前記第2横片とから形成され、前記連結用縦片から一方側に突出した端子の本数と、前記連結用縦片から他方側に突出した端子の本数とを相違させて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の連鎖状端子材料。
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