JP4016262B2 - フィルム体とその製造方法、部分テープ光ファイバ、光ファイバの部分テープ化方法、多心光コネクタ、光ファイバシート、及びファンアウトコード - Google Patents

フィルム体とその製造方法、部分テープ光ファイバ、光ファイバの部分テープ化方法、多心光コネクタ、光ファイバシート、及びファンアウトコード Download PDF

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    • G02B6/4439Auxiliary devices
    • G02B6/4471Terminating devices ; Cable clamps

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィルム体、部分テープ光ファイバ、フィルム体の製造方法、及び光ファイバの部分テープ化方法に関し、さらに詳しくは、フィルム基材に接着剤層が設けられたフィルムを用いて、複数の光ファイバを部分的にテープ化するための、フィルム体、部分テープ光ファイバ、フィルム体の製造方法、及び光ファイバの部分テープ化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
光通信用の光ファイバを配設する際、多数の光ファイバをまとめて取り扱うことができるように、複数本の光ファイバを平面状に並べた状態で一体化した光ファイバテープ心線が用いられている。光ファイバテープ心線は、その配設箇所や用途によって種々の形態が採用されている。例えば、光ファイバケーブル内に組み込まれる光ファイバテープ心線は、複数の光ファイバが長手方向の全てにおいて、樹脂にて一括被覆されている。一方、例えば光接続箱内で用いられる光ファイバテープ心線は、複数の光ファイバが長手方向において必要に応じて部分的に、テープ状に一体化されている。
【0003】
複数の光ファイバを部分的にテープ化する手段の一例として、複数の光ファイバを整列させるための専用の整列装置を用いて、複数の光ファイバを所定のピッチで平面状に整列させ、その外周を粘着テープによって包み込んで固定することが提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特公平7−119861号公報(図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したような光ファイバの部分テープ化方法では、粘着テープによって複数の光ファイバを包む前に、複数の光ファイバを精度良く整列させなければならず、整列装置等を用いる必要がある。また、光ファイバを粘着テープによって包む際に、光ファイバに位置ずれが生じてしまうと、光ファイバがずれた状態で粘着テープに貼り付いてしまうため、再度整列させることが非常に困難である。特に、テープ化する部分を長手方向に大きく形成する場合、そのテープ化する部分の全体の整列状態を保ったまま粘着テープを巻きつけることになるため、よりいっそう光ファイバの位置決めが困難になる。
このように、従来の光ファイバの部分テープ化においては、複数の光ファイバを整列する際の作業性が煩雑になってしまうという状況にあった。
【0006】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、複数の光ファイバを部分テープ化する際の、光ファイバを整列させる整列作業性を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係るフィルム体は、フィルム基材と、フィルム基材に設けられた接着剤層とを備えたフィルムにより形成されたフィルム体であって、フィルムが、複数の光ファイバを挿通させて整列させ得る光ファイバ挿通空間を形成しており、接着剤層が、光ファイバ挿通空間に面して配置されており、前記光ファイバ挿通空間の形状を保持させるための形状保持手段を有することを特徴としている。
【0008】
このような構成のフィルム体は、予め形成された光ファイバ挿通空間に複数の光ファイバを挿通させることで、挿通された部分の光ファイバが光ファイバ挿通空間の形状に沿って整列される。そして、整列された光ファイバを接着剤層によって接着して一体化し、光ファイバの部分テープ化を行うことができる。
したがって、複数の光ファイバを整列させる作業は、光ファイバ挿通空間に挿入するのみであるか、または挿入した後に手指等でしごくように整列させるだけで良く、作業性が非常に良好である。
また、光ファイバ挿通空間の形状を保持させるための形状保持手段を有するため、光ファイバ挿通空間に光ファイバを挿通させる作業性を向上させることができる。形状保持手段は、例えば光ファイバ挿通空間に挿入され得るスペーサであると良い。
【0009】
また、上記フィルム体のフィルム基材は、非熱収縮性のフィルム基材であり、接着剤層は、熱可塑性または熱硬化性の接着剤層であることが好ましい。
接着剤層が熱可塑性である場合は、光ファイバ挿通空間に光ファイバを挿通させた状態で接着剤層を加熱して、さらに光ファイバに対して加圧することで、接着剤を光ファイバの周囲に満遍なく行き渡らせて、整列された光ファイバを確実に接着することができる。
接着剤層が熱硬化性である場合は、光ファイバ挿通空間に光ファイバを挿通させた状態で、接着剤層を光ファイバに対して加圧することで接着剤を光ファイバの周囲に満遍なく行き渡らせて、さらに接着剤層を加熱することで、光ファイバを接着して固定することができる。
また、フィルム基材の熱収縮が極めて小さいため、接着剤層を接着させる場合などに光ファイバに対して歪みがかからず、光ファイバの整列性が良好である。
【0010】
また、上記フィルム体において、前記光ファイバ挿通空間が複数形成されている場合には、多数の光ファイバを1つのフィルム体によって部分テープ化することができる。したがって、多数の光ファイバを少ないスペースでそれぞれ部分テープ化することができる。また、多数の光ファイバを複数の部分テープに分岐させて、それぞれの部分テープ化した光ファイバに対してコネクタ等を接続することが可能となる。
【0011】
また、上記フィルム体において、光ファイバ挿通空間は、少なくとも一方の開口端が広がるように形成されていると良い。このような構成のフィルム体は、広がった開口端から光ファイバを挿通することで、挿通作業性が良好となる。
【0012】
また、上記目的を達成するための本発明に係るフィルム体の製造方法は、フィルム基材に接着剤層が設けられたフィルムを、接着剤層が内側になるようにダミー板の外周にほぼ沿うように配置して、フィルムを重ね合わせた接合部を設け、接合部を接着した後、ダミー板を除去することにより、複数の光ファイバを挿通させて整列させ得る光ファイバ挿通空間を形成し、前記光ファイバ挿通空間の形状を形状保持手段により保持させることを特徴としている。
【0013】
このような構成のフィルム体の製造方法によれば、複数の光ファイバを整列させて接着して一体化し得る機能を備えたフィルム体を製造することができる。したがって、複数の光ファイバを部分テープ化する際の、光ファイバの整列作業を容易にすることができる。
また、光ファイバ挿通空間の形状を形状保持手段により保持させるため、光ファイバ挿通空間に光ファイバを挿通させる作業性を向上させることができる。形状保持手段は、例えば光ファイバ挿通空間に挿入され得るスペーサであると良い。
【0014】
また、上記フィルム体の製造方法において、光ファイバ挿通空間が1枚のフィルムにより形成される場合には、接着剤層が内側になるようにフィルムを折り曲げて、重なった接着剤層の一部を接着することで、光ファイバ挿通空間を形成することができる。また、フィルムを巻くように丸めて、フィルム基材の端部と接着剤層の端部とを接着することで、光ファイバ挿通空間を形成することもできる。
【0015】
また、上記フィルム体の製造方法において、光ファイバ挿通空間が複数枚のフィルムにより形成される場合には、接着剤層が内側になるようにフィルムを重ね合わせて、重なった接着剤層の一部を接着することで、光ファイバ挿通空間を形成することができる。
【0018】
また、上記目的を達成するための本発明に係る部分テープ光ファイバは、フィルム基材と、フィルム基材に設けられた接着剤層とを備えたフィルムによって、複数の光ファイバを挿通させて整列させ得る光ファイバ挿通空間が形成され、かつ、接着剤層が光ファイバ挿通空間に面して配置されており、前記光ファイバ挿通空間の形状を保持させるための形状保持手段を有するフィルム体を備え、複数の光ファイバの一部分が、光ファイバ挿通空間に整列されて挿通されており、接着剤層により接着されていることを特徴としている。
【0019】
このような構成の部分テープ光ファイバは、複数の光ファイバが上記構成の光ファイバ挿通空間に挿通されて形成されているため、光ファイバの挿通された部分が整列される。したがって、この部分テープ光ファイバを作成する際の光ファイバの整列作業性は極めて良好である。
また、フィルム体が光ファイバ挿通空間の形状を保持させるための形状保持手段を有するため、光ファイバ挿通空間に光ファイバを挿通させる作業性を向上させることができる。形状保持手段は、例えば光ファイバ挿通空間に挿入され得るスペーサであると良い。
【0020】
また、上記部分テープ光ファイバにおいて、フィルムは、光ファイバに面していない位置に貫通孔が形成されていると良い。このような構成により、部分テープ光ファイバを通信設備等に配設しておく際に、フック等を貫通孔に引っ掛けることで、光ファイバに側圧等の外力が付加されにくい状態とすることができる。
【0021】
また、上記目的を達成するための本発明に係る光ファイバの部分テープ化方法は、フィルム基材に接着剤層が設けられたフィルムにより形成されたフィルム体の、複数の光ファイバを整列させ得るように構成された光ファイバ挿通空間に、前記光ファイバ挿通空間の形状を形状保持手段により保持させた状態で複数の光ファイバを挿通し、さらに接着剤層を加熱及び前記光ファイバに対して加圧して、複数の光ファイバを接着剤層に接着することを特徴としている。
【0022】
このような構成の光ファイバの部分テープ化方法によれば、複数の光ファイバを光ファイバ挿通空間に挿通することで、その挿通された光ファイバを整列することができる。したがって、部分テープ化に際して整列装置等の特別な装置や工具を用いる必要がなく、光ファイバの整列作業が非常に容易である。さらに、予め上記のようなフィルム体を用意しておくことにより、部分テープ化の作業時間の短縮を図ることもできる。
また、光ファイバ挿通空間の形状を形状保持手段により保持させるため、光ファイバ挿通空間に光ファイバを挿通させる作業性を向上させることができる。形状保持手段は、例えば光ファイバ挿通空間に挿入され得るスペーサであると良い。
【0023】
また、上記光ファイバの部分テープ化方法において、光ファイバ挿通空間に前記光ファイバを挿通させる際に、光ファイバ挿通空間に向けて光ファイバを案内することが可能なガイド部材を用いることが望ましい。
このガイド部材を用いることにより、光ファイバをスムースに光ファイバ挿通空間へ挿入することができる。
【0025】
さらに、上記の部分テープ光ファイバを結線した多心光コネクタは、精度良く整列された光ファイバが結線されている。したがって、このような構成の多心光コネクタは、伝送損失の低下等を抑制でき、品質的に良好である。
また、上記の部分テープ光ファイバを用いた光ファイバシートは、シート状保護部材によって覆われていない部分を上記の部分テープ光ファイバとすることにより、光ファイバが精度良く整列され、高品質である。
また、上記の部分テープ光ファイバの一端を多心光コネクタに結線し、他端を単心光コネクタに結線することにより、光ファイバが精度良く整列された高品質のファンアウトコードを得ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るフィルム体、部分テープ光ファイバ、フィルム体の製造方法、及び光ファイバの部分テープ化方法の実施の形態を図1〜図19に基づいて詳細に説明する。
まず、本発明に係るフィルム体及びフィルム体の製造方法の一実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
図1は、フィルム体を製造する際の一工程を示す断面図である。図2は、フィルム体を示す断面図である。図3は、フィルム体を示す斜視図である。
本実施形態のフィルム体は、フィルム基材とフィルム基材の一方の面に設けられた接着剤層とを備えたフィルムにより形成されるものであり、複数の光ファイバを挿通させて平面状に整列させることが可能な光ファイバ挿通空間が形成されていることを特徴としている。
【0027】
図1に示すように、フィルム体を製造する際には、2枚のフィルム2を、内側に空間を設けるようにして重ね合わせる。フィルム2は、フィルム基材3の一方の面に接着剤層4が形成されたものであり、重ね合わせる際には、それぞれの接着剤層4が接触するように対向させる。このフィルム2を重ね合わせた部分を、接合部6とする。
また、2つの接合部6の間の、2枚のフィルム2の間には、後述する光ファイバ挿通空間を設けるために、所望の数の光ファイバをほぼ平面状に整列させた状態とよりやや大きめの外形を有するダミー板5を配置させておく。すなわち、フィルム2は、接着剤層4を内側に配置した状態で、ダミー板5の外周にほぼ沿った形状に形成される。
【0028】
なお、接着剤層4の材質は、常温環境下においては強い接着性を持たないものであることが望ましい。本実施形態では、ポリエステル系材料で熱可塑性を有する接着剤を使用している。すなわち、フィルム体を製造する最初の段階では、各部材は図1に示した状態で配置され、接合部6の各接着剤層4はまだ接着されていない。また、接着剤層4はダミー板5に対しても接着されていない。そのため、2枚のフィルム2をダミー板5の外周に沿わせる際に、仮に互いの位置決めを誤ったとしても、そのときには接着剤層4がいずれの箇所にも接着しないため、位置の修正を容易に行うことが出来る。
また、接着剤層4は、難燃性を有していることが望ましく、例えば、有機系では臭素系あるいは塩素系の難燃剤、無機系では金属水酸化物の難燃剤やアンチモン系の難燃助剤を添加することができる。
【0029】
また、フィルム基材3の材質は、一般に用いられている、紫外線硬化樹脂等で被覆された光ファイバテープ心線と同等の保護強度を有することが可能なものが用いられている。
また、熱によって収縮しにくい非熱収縮性の材料を用いることが望ましく、フィルム基材3の熱収縮によって光ファイバの整列状態を乱さないような材質を用いると良い。例えば、熱収縮率が3%以下である材質を好適に使用することができる。このようなフィルム基材3の材質として、例えば、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリイミド(PI)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)等が挙げられる。
さらに、フィルム基材3は、難燃性を有する材質であることが望ましい。例えば、接着剤層4と同様に、臭素系の難燃剤やアンチモン系の難燃助剤等を添加することができる。また、フィルム基材3の材質としてポリイミドやポリフェニレンスルフィドを用いると、耐熱性や難燃性が良好である。
【0030】
次に、図1に示した状態で、接合部6を接着する。接着剤層4は熱可塑性であるので、接合部6のみを加熱することで、接合部6の接着剤層4が軟化するとともに接着性が発生する。これにより、接合部6の接着剤層4は互いに接着され、その後冷却することで接合して一体化される。
ここで、接合部6を加熱する手段として、例えばアイロンを用いることができる。アイロンを用いて接着剤層4をフィルム基材3の外側から押圧しつつ加熱すると、加熱と同時に接着剤層4に対して外側から加圧することができるため、より確実に接合部6を接合することができる。
【0031】
また、接着剤層4として熱硬化性の接着剤を用いることも可能である。その場合も、接着剤層4を加熱することで硬化させて、接合部6を強固に接合することができる。
【0032】
また、フィルム基材3は非熱収縮性であるため、接着剤層を接着させるときの熱による収縮が極めて小さく、光ファイバに対して歪みをかけることがない。したがって、光ファイバの整列性を良好に保つことができる。
【0033】
上記のようにして接合部6を接着した後に、ダミー板5を接着剤層4の間から引き抜いて除去する。これにより、図2及び図3に示すように、接着剤層4の内側には光ファイバ挿通空間7が形成され、フィルム体1が製造される。この光ファイバ挿通空間7は、ダミー板5の外形とほぼ同等の大きさに形成されているため、所望の数の光ファイバを挿入させて平面状に整列させることが可能である。また、ダミー板5を適宜所望の大きさに設定しておくことで、光ファイバの外径や、挿通させる数に応じて、光ファイバ挿通空間7の大きさを所望の大きさに形成することができる。例えば、ダミー板5の断面積を、固定する複数の光ファイバの断面積に対して110〜500%とすると良く、より好ましくは110〜200%とすると良い。
【0034】
次に、上記のように製造されたフィルム体1を用いた、光ファイバを部分テープ化する方法及び部分テープ光ファイバの一実施形態について、図2〜図6を参照して説明する。
図4は、部分テープ化する光ファイバを示す断面図である。図5は、部分テープ光ファイバを示す断面図である。図6は、部分テープ光ファイバを示す斜視図である。
本実施形態の光ファイバの部分テープ化方法は、上述したようなフィルム体の光ファイバ挿通空間に、複数の光ファイバを挿通した後、挿通した光ファイバを接着剤層に接着することを特徴としている。
また、本実施形態の部分テープ光ファイバは、複数の光ファイバが平面状に整列されてフィルム体によりテープ状に覆われて、一体化されていることを特徴としている。
【0035】
まず、図2及び図3に示したフィルム体1の光ファイバ挿通空間7に、複数の光ファイバを挿通させる。本実施形態では8本の光ファイバを用いる。ここで用いられる光ファイバは、特に種類や形状が限定されるものではないが、好適に用いることができる一例を図4に示す。
図4に示すように、光ファイバ10は、コアとクラッドからなるガラス体のガラスファイバ11の外周に、紫外線硬化樹脂の被覆層12が被覆されてなるものである。ガラスファイバ11は、例えばシングルモード光ファイバやマルチモード光ファイバを用いることができる。また、被覆層12のさらに外周に、着色層(図示せず)が設けられていても良い。着色層を設けることにより、複数の光ファイバ10に、目視による識別性を与えることができる。
また、本実施形態ではガラスファイバを用いているが、プラスチックファイバを用いても良い。
【0036】
また、光ファイバ挿通空間7が、複数の光ファイバ10を整列させた外形に比べて大きく形成されていれば、光ファイバ挿通空間7に光ファイバ10を挿通させる挿通作業性が非常に良好である。また、光ファイバ挿通空間7が複数の光ファイバ10を整列させた外形とほぼ同等の大きさに形成されていれば、複数の光ファイバ10を挿通させると同時に、精度良く整列させることができる。
好ましくは、光ファイバ挿通空間7の断面積が、固定する複数の光ファイバの断面積に対して110〜500%であると良く、より好ましくは110〜200%であると良い。
【0037】
通常、挿通された光ファイバ10が光ファイバ挿通空間7の内部で重なり合ったり交差してしまうことがなければ、手指等でフィルム体1をしごくように、すなわち、フィルム体1を手指等で外側から厚さ方向に挟むようにしながら長手方向に滑らせていくことで、容易に光ファイバ10を整列させることができる。したがって、フィルム体1を製造する際にダミー板5の厚さを光ファイバ10の外径の2倍以下にしておくことが望ましい。
このように、本実施形態で用いているフィルム体1は、予め所望の大きさに形成された光ファイバ挿通空間7に複数の光ファイバ10を挿入するだけで、光ファイバ10に対して特別な整列作業を必要とすることなく、光ファイバ10を整列させることができる。また、光ファイバ挿通空間7の大きさをできる限り小さく形成しておくことで、手指による簡単な整列作業でさえ不要とすることができる。
【0038】
光ファイバ挿通空間7に光ファイバ10を挿通させた後は、熱可塑性の接着剤層4を加熱するとともに、光ファイバ10に対して外側から平面状に加圧する。また、接着剤層4を加熱した後に加圧しても良いし、逆に加圧してから加熱しても良い。
これにより、接着剤層4を軟化させて変形させ、光ファイバ10の周囲に接着剤層4を満遍なく行き渡らせる。その後、接着剤層4が冷却されると、再び接着剤層4が硬化して、図5及び図6に示すように、複数の光ファイバ10が接着剤層4に接着されてフィルム体1に一体化される。これにより、光ファイバ10が部分テープ化されて、部分テープ光ファイバ20が製造される。
【0039】
接着剤層4が熱硬化性である場合は、接着剤層4を光ファイバに対して加圧することで、光ファイバ10の周囲に満遍なく行き渡らせて、さらに接着剤層4を加熱することで、接着剤層4を硬化させ、光ファイバ10を接着して固定することができる。
また、接着剤層4を加熱及び加圧する作業は、例えばアイロンを用いることで容易かつ同時に行うことができる。また、アイロンを用いて複数の光ファイバ10を平面状に押圧することで、さらに確実に光ファイバ10を平面状に整列させることができる。
【0040】
このように、本実施形態の部分テープ光ファイバ20は、複数の光ファイバ10がフィルム体1によりテープ状に覆われて形成されている。また、部分テープ光ファイバ20は、複数の光ファイバ10が光ファイバ挿通空間7に挿通されて形成されているため、光ファイバ10の整列が容易に行われている。
また、本実施形態の光ファイバの部分テープ化方法は、複数の光ファイバ10を光ファイバ挿通空間7に挿通することで、光ファイバ10を容易に平面状に整列することができる。また、本実施形態の光ファイバの部分テープ化方法は、フィルム体1を用意しておくことで、特殊な装置等を必要とせずに容易に部分テープ化を行うことができるため、光ファイバの敷設現場や光部品を接続して光機器を組み立てる場合において非常に有効である。また、長手方向に大きく部分テープ化を行う場合であっても、光ファイバ10は予め形成された光ファイバ挿通空間7の中で整列されるため、整列状態を精度良く保ったままテープ化することができる。
【0041】
なお、光ファイバ挿通空間7内に光ファイバ10を接着するに際して、光ファイバ挿通空間7に面する内周の全てに接着剤層4が設けられている必要はない。例えば、2枚のフィルム基材2のうち、一方の側のみに接着剤層4が設けられている態様であっても、光ファイバ10を接着して固定することが可能である。その場合は、光ファイバ10を接着する際の加熱及び加圧時に、光ファイバ10の周囲に十分に接着剤層4を行き渡らせるようにすると良い。
【0042】
また、図7に示すように、部分テープ光ファイバ20(図6参照)から接合部6を除去した態様(部分テープ光ファイバ20a)としても良い。この部分テープ光ファイバ20aは、例えば部分テープ光ファイバを並列させて光ファイバアレイ等に接続させる場合等に、省スペース化を図ることができる。
【0043】
また、図8に示すように、部分テープ光ファイバ20(図6参照)の接合部6に、貫通孔21を形成した態様(部分テープ光ファイバ20b)としても良い。この部分テープ光ファイバ20bは、例えば光ファイバ接続箱等で部分テープ光ファイバ20bを収容する際に、貫通孔21にフック等を引っ掛けることで整理して配置することができる。このように部分テープ光ファイバ20bを配置させることで、光ファイバ10に側圧がかかることを防ぐことができるため、マクロベンドロスやマイクロベンドロス等による光伝送損失の増加を抑制することができる。
なお、この貫通孔21は、光ファイバ挿通空間7内に光ファイバ10を挿通させる前のフィルム体1に予め形成されていても良い。
【0044】
また、図9に示すように、ダミー板5に対してフィルム2をきつく固定しないで接合部6を接着することも可能である。その場合には、図10に示すフィルム体1aのように光ファイバ挿通空間7aがダミー板5の形状に依存しにくくなる。
【0045】
また、図11に示すように、フィルム体1を形成する際(図1及び図2参照)に、ダミー板5の他にスペーサ8を用いても良い。ダミー板5の横幅方向の両側にスペーサ8を配置しておき、接合部6の接着後、図12に示すように、ダミー板5のみをフィルム体1bから引き抜いて除去することで、形状の整った光ファイバ挿通空間7bを形成し、その形状を維持することができる。
したがって、光ファイバ挿通空間7bの大きさをできる限り小さくして、挿入される光ファイバ10の整列作用を高めつつ、光ファイバ10の挿通作業性を良好に保つことができる。また、挿通した光ファイバ10を接着した後は、スペーサ8を取り除いて、その後余分な空間部分を接着して閉じてしまうことができる。また、スペーサ8を取り除かずに光ファイバ10を挿通させて、スペーサ8ごとフィルム体1bに一体化することも可能である。
【0046】
さらに、上述したフィルム体1は、2枚のフィルム2を用いて形成されており、2枚のフィルム基材3が設けられている態様である(図1及び図2参照)が、図13に示すように、本発明においては1枚のフィルム2を用いて形成することもできる。
まず、図13に示すように、1枚のフィルム2を、ダミー板5の外周に沿わせて接着剤層4が内側になるように折り曲げて、1つの接合部6を設ける。そして、図14に示すように、接合部6を接着した後にダミー板5を除去することで、光ファイバ挿通空間7cが設けられたフィルム体1cを製造することができる。
【0047】
また、図15に示すように、ダミー板5の周囲に1枚のフィルム2を巻くように丸めて、フィルム基材3の端部と接着剤層2の端部とが重なった部分を接合部6としても良い。この場合は、図16に示すように、接合部6が光ファイバ挿通空間7dの外周の一部を形成する態様となる。
【0048】
また、図17に示すように、複数の光ファイバ挿通空間7を有するフィルム体1eを製造することも可能である。図17では、3つの光ファイバ挿通空間7を有するフィルム体1eを示している。このフィルム体1eは、横幅方向に大きいフィルムを用いることで、上述したフィルム体1と同様の製造方法にて製造することができる。また、フィルム体1eは、複数の部分テープ光ファイバを一体化させた状態で設けることができ、例えば多数の部分テープ光ファイバを高密度に収納したり、固定したりする際に効果的に省スペース化を図ることができる。
【0049】
また、図18に示すように、図2及び図3に示したフィルム体1の光ファイバ挿通空間7の開口端に、光ファイバ10を案内することが可能なガイド部材30を挿入しておくことで、光ファイバ10の挿通作業性を向上させることができる。ガイド部材30は、一端が光ファイバ挿通空間7に挿入された状態で光ファイバ挿通空間7と連通し得るガイド空間31を備えており、他端はガイド空間31がラッパ状に広がるように開口して形成されている。また、光ファイバ10を挿入しやすいように、他端側の内側には光ファイバ10を効果的に案内するためのガイド溝32が形成されている。このように構成されたガイド部材30を用いることにより、光ファイバ10はスムースに光ファイバ挿通空間7へ挿入される。
【0050】
さらに、上記のガイド部材30を用いる代わりに、光ファイバ挿通空間の少なくとも一方の端部をラッパ状に広がるように形成しても良い。図19に示すように、フィルム体1fは、一端がラッパ状に開口した光ファイバ挿通空間7fが設けられている。このような光ファイバ挿通空間7fを形成するには、用いるダミー板の一端が徐々に大きくなるように形成されていれば良い。このフィルム体7fは、上記のガイド部材30を用いた場合とほぼ同様の機能を得ることができる。
【0051】
また、上述したフィルム2(図1参照)を用いて、他の方法により光ファイバを部分テープ化することもできる。
例えば、接着剤層4を上面にした1枚のフィルム2の上に、複数の光ファイバ10を手指等により簡易的に整列させ、その上に接着剤層4を下面にした1枚のフィルム2を被せる。そして、最も外側に並べられた光ファイバ10から若干の間隔を空けた部分を接合部として、アイロン等により2つの接合部の接着剤層4を接着する。これにより、並べられた光ファイバ10の並列方向に空間を設けた状態で、2枚のフィルム2により光ファイバ10が暫定的に位置決めされる。その状態から、例えば並べられた光ファイバ10を全体的に一方の接合部に接触するまで手指等によって移動させると、その接合部が光ファイバ10の位置決め手段として機能して、光ファイバ10が隙間なく平面状に整列される。その後、他方の接合部側の、残された空間の接着剤層4を、再度接合部として接着する。これにより、複数の光ファイバ10を整列させた状態で部分テープ化することができる。
【0052】
次に、本発明に係る部分テープ光ファイバを用いた多心コネクタ、光ファイバシート、ファンアウトコードの実施の形態を図20〜図24に基づいて説明する。
最初に、図6に示した部分テープ光ファイバ20を多心光コネクタに結線した場合について述べる。
まず、図20に示すように、部分テープ光ファイバ20のテープ化されていない光ファイバ10の一端側を、端面が揃うように切断する。ここでは、フィルム体1とともに光ファイバ10を切断した例を示しているが、光ファイバ10がフィルム体1から依然突出した状態となるように光ファイバ10のみを切断しても良い。
【0053】
次に、図21に示すように、光ファイバ10の所望の長さを一括被覆除去する。すなわち、光ファイバ10の被覆層12と、フィルム体1の接着層4及びフィルム基材3を除去して、ガラスファイバ11(図4参照)を露出させる。
【0054】
そして、図22に示すように、ガラスファイバ11を多心フェルール41の光ファイバ挿入穴44に挿入して、部分テープ光ファイバ20を結線した多心光コネクタ40を得ることができる。
この多心光コネクタ40は、多心フェルール41と、ブーツ46と、部分テープ光ファイバ20とを備えている。多心フェルール41には、部分テープ光ファイバ20の一端側が挿入され、ブーツ46を介して多心フェルール41と部分テープ光ファイバ20とが相互に固定されている。多心フェルール41は、接続する方向に向かって前方側のフェルール本体42と、後方側のつば部43とから構成されており、全体がエポキシ樹脂等によって一体的に成形されている。フェルール本体42は、横幅方向の両端部近傍にガイドピン穴45が設けられており、この2つのガイドピン穴45の間には、8つの光ファイバ挿入穴44が設けられている。
このような多心光コネクタ40は、精度良く整列された光ファイバが容易に光ファイバ挿入穴44に挿入されて結線することができ、品質的に良好である。
【0055】
次に、部分テープ光ファイバを用いた光ファイバシートについて説明する。
図23に示すように、光ファイバシート50は、合計16本の光ファイバ10が、両側からシート状保護部材である粘着シート51に貼り合わされて覆われた状態で所望の形態に配線されている。さらに、それぞれ4本ずつにまとめられた光ファイバ10が部分的にテープ化されて、合計8つの部分テープ光ファイバ53が設けられている。ここで、部分テープ光ファイバ53は、上述した部分テープ光ファイバ20を4心としたものである。また、各部分テープ光ファイバ53の端部には、多心光コネクタ52が結線されている。多心光コネクタ52は、上述した多心光コネクタ40の4心型のものである。
このように構成された光ファイバシート50は、光ファイバ10の端部が精度良く整列されて多心光コネクタ52に結線されており、例えば通信基地等の光接続機器同士を所望の配線形態で接続するときに好適に用いることができる。
【0056】
次に、部分テープ光ファイバを用いたファンアウト(FO)コードについて説明する。
図24に示すように、ファンアウトコード60は、8本の光ファイバ10の一部が部分テープ化されて部分テープ光ファイバ20を形成しており、部分テープ光ファイバ20の一端には、図18に示したように多心光コネクタ40が接続されている。また、光ファイバ10の部分テープ化されていない側には、それぞれ単心型の光コネクタ61が接続されている。
このように構成されたファンアウトコード60は、例えば光接続箱内において多心の光ファイバケーブルから1心づつ配線接続させる際に好適に用いることができる。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るフィルム体や光ファイバの部分テープ化方法によれば、光ファイバを部分テープ化する際の光ファイバを整列させる整列作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフィルム体を製造する際の一工程を示す断面図である。
【図2】本発明に係るフィルム体の一実施形態を示す断面図である。
【図3】本発明に係るフィルム体の一実施形態を示す斜視図である。
【図4】部分テープ化する光ファイバの一例を示す断面図である。
【図5】本発明に係る部分テープ光ファイバの一実施形態を示す断面図である。
【図6】本発明に係る部分テープ光ファイバの一実施形態を示す斜視図である。
【図7】図6に示す部分テープ光ファイバの接合部を除去した状態を示す斜視図である。
【図8】図6に示す部分テープ光ファイバに貫通孔を形成した状態を示す斜視図である。
【図9】図1に示した工程の変形例を示す断面図である。
【図10】図9に示した工程により製造されたフィルム体を示す断面図である。
【図11】図1に示した工程の変形例を示す断面図である。
【図12】図11に示した工程により製造されたフィルム体を示す断面図である。
【図13】図1に示した工程の変形例を示す断面図である。
【図14】図13に示した工程により製造されたフィルム体を示す断面図である。
【図15】図1に示した工程の変形例を示す断面図である。
【図16】図15に示した工程により製造されたフィルム体を示す断面図である。
【図17】複数の光ファイバ挿通空間を有するフィルム体を示す斜視図である。
【図18】ガイド部材を設けたフィルム体を示す斜視図である。
【図19】ラッパ状の光ファイバ挿通空間を有するフィルム体を示す斜視図である。
【図20】光ファイバの端面を揃えた部分テープ光ファイバを示す斜視図である。
【図21】光ファイバの被覆を部分的に除去した部分テープ光ファイバを示す斜視図である。
【図22】部分テープ光ファイバが結線された多心光コネクタを示す斜視図である。
【図23】部分テープ光ファイバを用いた光ファイバシートを示す斜視図である。
【図24】部分テープ光ファイバを用いたFOコードを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 フィルム体
2 フィルム
3 フィルム基材
4 接着剤層
5 ダミー板
6 接合部
7 光ファイバ挿通空間
8 スペーサ
10 光ファイバ
20 部分テープ光ファイバ
21 貫通孔
30 ガイド部材
40 多心光コネクタ
50 光ファイバシート
60 ファンアウトコード

Claims (4)

  1. フィルム基材と、前記フィルム基材に設けられた接着剤層とを備えたフィルムにより形成されたフィルム体であって、
    前記フィルムが、複数の光ファイバを挿通させて整列させ得る光ファイバ挿通空間を形成しており、
    前記接着剤層が、前記光ファイバ挿通空間に面して配置されており、
    前記光ファイバ挿通空間の形状を保持させるための形状保持手段を有することを特徴とするフィルム体。
  2. 請求項1に記載のフィルム体において、前記形状保持手段は、前記光ファイバ挿通空間に挿入され得るスペーサであることを特徴とするフィルム体。
  3. フィルム基材に接着剤層が設けられたフィルムを、前記接着剤層が内側になるようにダミー板の外周にほぼ沿うように配置して、前記フィルムを重ね合わせた接合部を設け、
    前記接合部を接着した後、
    前記ダミー板を除去することにより、複数の光ファイバを挿通させて整列させ得る光ファイバ挿通空間を形成し、
    前記光ファイバ挿通空間の形状を形状保持手段により保持させることを特徴とするフィルム体の製造方法。
  4. フィルム基材に接着剤層が設けられたフィルムにより形成されたフィルム体の、複数の光ファイバを整列させ得るように構成された光ファイバ挿通空間に、前記光ファイバ挿通空間の形状を形状保持手段により保持させた状態で複数の光ファイバを挿通し、さらに前記接着剤層を加熱及び前記光ファイバに対して加圧して、
    前記複数の光ファイバを前記接着剤層に接着することを特徴とする光ファイバの部分テープ化方法。
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