JP4016237B2 - 燃料噴射ポンプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関(以下、「内燃機関」をエンジンという)用の燃料噴射ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、特開平6−249134号公報に開示されているように、駆動軸に対し偏心して組み付けられるカムリング等の駆動力伝達部材を備え、この駆動力伝達部材が駆動軸の回転に伴い回転せずに公転運動することにより回転軸の周方向に等角度間隔に配置されたプランジャを往復駆動し、加圧室に吸入した燃料をプランジャが加圧する燃料噴射ポンプが知られている。
【0003】
このような燃料噴射ポンプの一例を図4に示す。燃料噴射ポンプ100は、駆動軸110の周囲に120°間隔で配置されたプランジャ102が往復移動することにより燃料加圧室106に吸入した燃料を加圧する所謂ラジアルポンプである。ただし、図4は他の二つのプランジャ102を省略している。プランジャ102はシリンダ101に往復摺動自在に支持されている。タペット103はカム113の外周に摺動自在に組み付けられたカムリング112と摺動する。ロアシート104はスプリング105の付勢力を受け、プランジャ102およびタペット103をカムリング112側に付勢している。プランジャ102、タペット103およびロアシート104は可動部材を構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
エンジンが異常燃焼等により過回転(オーバーラン)すると、駆動軸110が過回転し、プランジャ102、タペット103およびロアシート104からなる可動部材の往復移動速度が速くなる。駆動軸110の回転速度が速くなり可動部材の往復速度が速くなると、スプリング105の付勢力よりも可動部材のリフト方向の慣性力が大きくなり、スプリング105の付勢力に抗しタペット103が駆動力伝達部材であるカムリング112から離れることがある。
【0005】
タペット103がカムリング112から離れると、プランジャ102は上死点よりもさらにリフトするので、燃料噴射ポンプ100から吐出する燃料量を高精度に制御できない。さらに、一旦カムリング112から離れたタペット103がカムリング112に衝突するときの衝撃により各部材が損傷を受ける恐れがある。
【0006】
本発明の目的は、燃料を加圧する可動部材が上死点よりもリフトし可動部材が駆動力伝達部材から離れると、燃料供給を停止するとともに、駆動力伝達部材から離れた可動部材がこの伝達部材に衝突し各部材が損傷することを防止する燃料噴射ポンプを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の燃料噴射ポンプによると、駆動力伝達部材にてシリンダ内を往復移動することにより燃料加圧室に吸入した燃料を加圧する可動部材が上死点を越えてリフトすると、可動部材の往復移動を規制する規制手段を備えている。したがって、例えばエンジンの過回転等により駆動軸の回転速度が上昇し可動部材が上死点を越えてリフトすると、可動部材の往復移動が規制され燃料吐出を停止する。さらに、駆動力伝達部材から離れた後に可動部材が駆動力伝達部材に衝突することを防止するので、部材の損傷を防止できる。
尚、上述の駆動力伝達部材として、請求項4記載のようにカムの外周に摺動自在に組み付けられ、駆動軸の回転に伴い可動部材と摺動し可動部材を往復駆動するカムリングを採用してもよい。
【0008】
本発明の請求項2または3記載の燃料噴射ポンプによると、可動部材が上死点を越えてリフトすると、プランジャまたは連結部材がシリンダに圧入することにより可動部材の往復移動が規制される。可動部材の往復移動を規制するための部材を新たに設けることなく、簡単な構成でプランジャの往復移動を規制することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を示す複数の実施例を図に基づいて説明する。
(第1実施例)
本発明の第1実施例による燃料噴射ポンプを図1に示す。燃料噴射ポンプ10は、駆動軸30の外周に120°間隔で三つの可動部材20が配置されているディーゼルエンジン用のラジアルポンプである。図1は一つの可動部材20周辺部の構成を示している。燃料噴射ポンプ10から吐出された燃料は、図示しないコモンレールからインジェクタに供給される。
【0010】
シリンダ11に形成された収容孔11aは可動部材20のプランジャ21を往復移動自在に収容している。収容孔11aの一方の開口は封止栓16で閉塞されている。プランジャ21の封止栓16側の収容孔11aは燃料加圧室17を形成している。燃料加圧室17は、図示しない燃料吸入路および燃料吐出路と連通しており、燃料流入方向および燃料吐出方向と反対方向の燃料流れを規制する逆止弁が各燃料路に配設されている。上記燃料吸入路には、燃料を所定のフィード圧に加圧し、燃料加圧室へ供給する図示しないフィードポンプが設けられている。そして、燃料加圧室17へ供給される燃料量は、フィードポンプ下流側の燃料流入側に設置されている図示しない調量弁によりエンジン運転状態にしたがい制御される。
【0011】
プランジャ21を往復移動自在に支持するシリンダ11の支持部12は、プランジャ21と摺動する摺動内壁13と、摺動内壁13よりも大径の嵌合内壁14とを有する。嵌合内壁14は摺動内壁13のカムリング32側に形成されている。
【0012】
可動部材20は、プランジャ21、タペット25および連結部材としてのロアシート26を有する。プランジャ21は、燃料加圧室17側からカムリング32側に向け、摺動外壁を有する小径部22、嵌合外壁を有する大径部23および頭部24を有している。大径部23は小径部22のカムリング32側に形成されており、小径部22と大径部23との間は、小径部22から大径部23に向かうにしたがい拡径するテーパ状に形成されている。大径部23の外径D1は小径部22の外径dより大きく、頭部24の外径より小さい。シリンダ11の嵌合内壁14と大径部23の嵌合外壁とは規制手段を構成している。
【0013】
プランジャ21の小径部22の外径dはシリンダ11の嵌合内壁14の内径D2より小さく、プランジャ21の大径部23の外径D1はシリンダ11の嵌合内壁14の内径D2より僅かに大きい。
【0014】
タペット25は頭部24と当接しており、連結部材としてのロアシート26に圧入している。ロアシート26の内周壁は、プランジャ21の大径部23および頭部24周囲の形状に内径を合わせ、小径内壁26a、中径内壁26b、大径内壁26cを形成している。小径内壁26aの内径は、プランジャ21の大径部23の外径D1とほぼ同一径であり、頭部24の外径より小さい。中径内壁26bの内径はプランジャ21の頭部24の外径より大きい。大径内壁26cの内径は中径内壁26bより大きく、大径内壁26cにタペット25が圧入している。
【0015】
付勢手段としてのスプリング27はシリンダ11に形成したスプリング凹部15に一方の端部を当接し、他方の端部をロアシート26に当接している。スプリング27がカムリング32に向けてロアシート26を付勢することにより、プランジャ21およびタペット25はカムリング32に向けて付勢されている。
【0016】
断面円形状のカム31は駆動軸30に対し偏心して一体形成されている。環状に形成された駆動力伝達部材としてのカムリング32の内周にブッシュ33が圧入されており、ブッシュ33の内周壁とカム31の外周壁とが摺動自在になるようにカムリング32はカム31に嵌合している。カムリング32の外周壁に120°間隔に摺動平面32aが形成されている。各摺動平面32aは、各タペット25に形成されている摺動平面25aと摺動する。
【0017】
駆動軸30およびカム31の回転にともないカムリング32が自転することなく公転運動すると、摺動平面32aと摺動平面25aとが摺動する。プランジャ21はロアシート26を介しスプリング27によりカムリング32に向けて付勢されているので、プランジャ21はカムリング32の公転運動にともない往復移動する。プランジャ21が下降すると燃料加圧室17内に燃料が供給され、プランジャ21が上昇すると燃料加圧室17の燃料が加圧される。加圧された燃料は図示しないコモンレールに供給され、コモンレールから図示しないインジェクタに供給される。
【0018】
異常燃焼等によりエンジンが過回転すると駆動軸30が過回転し、それに伴いカムリング32の公転速度が上昇する。カムリング32の公転速度が上昇するとプランジャ21、タペット25およびロアシート26からなる可動部材20の往復移動速度が上昇する。可動部材20の往復移動速度が上昇し可動部材20のリフト方向への慣性力がスプリング27の付勢力を越えると、可動部材20のリフト時にタペット25がカムリング32から離れることがある。つまり、プランジャ21が上死点を越えてリフトすることになる。プランジャ21の大径部23の外径D1はシリンダ11の嵌合内壁14の内径D2よりも僅かに大きいので、タペット25がカムリング32から離れプランジャ21が上死点を越えてリフトすると、嵌合外壁を有する大径部23が嵌合内壁14に圧入する。タペット25はロアシート26に圧入されており、ロアシート26はプランジャ21の頭部24に係止されるので、プランジャ21がシリンダ11に圧入すると、プランジャ21、タペット25およびロアシート26は往復移動を停止し、燃料噴射ポンプ10からの燃料吐出を停止する。
【0019】
また、プランジャ21がシリンダ11に圧入されることによりカムリング32から離れた可動部材20がカムリング32に衝突することを防止するので、可動部材20がカムリング32に衝突し部材が損傷することを防止する。
【0020】
(第2実施例)
本発明の第2実施例による燃料噴射ポンプを図2に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分に同一符号を付し、説明を省略する。
燃料噴射ポンプ40のシリンダ41の支持部42は、摺動内壁43および摺動内壁43よりも大径の嵌合内壁44を有する。嵌合内壁44は摺動内壁43のカムリング32側に形成されている。
【0021】
可動部材45は、プランジャ46、タペット25および連結部材としてのロアシート50を有する。プランジャ46は、燃料加圧室17側から、摺動外壁を有する円柱部47、および円柱部47より大径の頭部24を有している。
【0022】
ロアシート50の支持部42側に形成された嵌合部51の外径D3はシリンダ41の嵌合内壁44の内径D4より僅かに大きい。シリンダ41の嵌合内壁44とロアシート50の嵌合部51とは規制手段を構成している。
【0023】
異常燃焼等によりエンジンが過回転すると、プランジャ46、タペット25およびロアシート50からなる可動部材45の往復移動速度が上昇し、可動部材45のリフト時にタペット25がカムリング32から離れることがある。ロアシート50の嵌合部51の外径D3はシリンダ41の嵌合内壁44の内径D4よりも僅かに大きいので、タペット25がカムリング32から離れプランジャ46が上死点よりもリフトすると、嵌合部51が嵌合内壁44に圧入する。タペット25はロアシート50に圧入されており、プランジャ46はタペット25に係止されるので、ロアシート50がシリンダ41に圧入すると、プランジャ46、タペット25およびロアシート50は往復移動を停止し、燃料噴射ポンプ40からの燃料吐出を停止する。
【0024】
さらに、カムリング32から離れた可動部材45がカムリング32に衝突することを防止するので、可動部材45がカムリング32に衝突し部材が損傷することを防止する。
【0025】
(第3実施例)
本発明の第3実施例による燃料噴射ポンプを図3に示す。第2実施例と実質的に同一構成部分に同一符号を付し、説明を省略する。
燃料噴射ポンプ60のシリンダ61の支持部62はプランジャ46を往復移動自在に支持している。支持部62の外周にスプリング27を収容するスプリング凹部63が形成されている。スプリング凹部63は、カムリング32側から大径内壁63a、および大径内壁63aより小径の嵌合内壁63bを有している。
【0026】
可動部材65は、プランジャ46、タペット25および連結部材としてのロアシート70を有する。ロアシート70のカムリング32側に嵌合部71が形成されている。嵌合部71の外径D5はスプリング凹部63の嵌合内壁63bの内径D6より僅かに大きい。シリンダ61の嵌合内壁63bとロアシート70の嵌合部71とは規制手段を構成している。
【0027】
異常燃焼等によりエンジンが過回転すると、プランジャ46、タペット25およびロアシート70からなる可動部材65の往復移動速度が上昇し、可動部材65のリフト時にタペット25がカムリング32から離れることがある。ロアシート70の嵌合部71の外径D5はスプリング凹部63の嵌合内壁63bの内径D6よりも僅かに大きいので、タペット25がカムリング32から離れプランジャ46が上死点よりもリフトすると、嵌合部71が嵌合内壁63bに圧入する。タペット25はロアシート7に圧入されており、プランジャ46はタペット25に係止されるので、ロアシート70がシリンダ61に圧入すると、プランジャ46、タペット25およびロアシート70は往復移動を停止し、燃料噴射ポンプ60からの燃料吐出を停止する。
【0028】
さらに、カムリング32から離れた可動部材65がカムリング32に衝突することを防止するので、可動部材65がカムリング32に衝突し部材が損傷することを防止する。
【0029】
以上説明した本発明の実施の形態を示す上記複数の実施例では、異常燃焼等によりエンジンが過回転し、駆動軸の回転速度の上昇に伴い可動部材の往復移動速度が上昇し、可動部材がカムリングから離れ上死点よりもリフトすると、可動部材がシリンダに圧入される。これにより、エンジンが過回転したときの燃料吐出を防止する。さらに、カムリングから離れた可動部材がカムリングに衝突することを防止するので、部材の損傷を防止できる。
【0030】
上記複数の実施例ではロアシートにタペットを圧入したが、ロアシートとタペットとを溶接してもよい。また、プランジャ、タペットおよびロアシートで可動部材を構成したが、プランジャ、タペットおよびロアシートを一体に形成し可動部材を構成してもよいし、プランジャとロアシート、あるいはプランジャとタペットとを一体に形成し可動部材を構成してもよい。
【0031】
上記複数の実施例では、駆動軸の外周に放射状に可動部材を配置したラジアルポンプについて説明したが、駆動軸の外周に可動部材が一つだけ配置されている燃料噴射ポンプにも本発明の構成を適用することができる。
また、上記複数の実施例では、駆動力伝達部材としてカムリングを採用した燃料噴射ポンプで説明したが、このようなポンプだけでなく、いわゆる列型ポンプにも本発明の構成を適用することができる。
さらに、上記複数の実施例において、エンジンの過回転により、可動部材がシリンダに圧入されると、この可動部材によるコモンレールヘの燃料圧送が停止される。すると、この圧送停止により、エンジン回転数は低下する。このとき、燃料加圧室へ供給されるフィードポンプからの燃料の所定のフィード圧により、可動部材がシリンダから抜けて、正常な状態に復帰するように、シリンダと可動部材との嵌合度合いを調整するように構成してもよい。このように、回転数が低下した安全な状態で、可動部材を再びカムリングの方へ戻すことで、各部材を損傷することなく、再ぴポンプを正常状態に復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による燃料噴射ポンプの一つのプランジャ周辺を示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施例による燃料噴射ポンプの一つのプランジャ周辺を示す断面図である。
【図3】本発明の第3実施例による燃料噴射ポンプの一つのプランジャ周辺を示す断面図である。
【図4】従来の燃料噴射ポンプの一つのプランジャ周辺を示す断面図である。
【符号の説明】
10、40、60 燃料噴射ポンプ
11、41、61 シリンダ
13、43 摺動内壁
14、44 嵌合内壁(規制手段)
17 燃料加圧室
20、45、65 可動部材
21、46 プランジャ
23 大径部(規制手段)
25 タペット
26、50、70 ロアシート(連結部材)
27 スプリング(付勢手段)
30 駆動軸
31 カム
32 カムリング(駆動力伝達部材)
51、71 嵌合部(規制手段)
63 スプリング凹部
63b 嵌合内壁(規制手段)

Claims (4)

  1. 燃料加圧室に吸入した燃料を加圧する可動部材と、
    前記可動部材を往復摺動自在に支持するシリンダと、
    駆動軸に設けられ、前記駆動軸とともに回転するカムと、
    前記カムと前記可動部材との間に設けられ、前記カムの回転に伴い前記可動部材を往復駆動させる駆動力伝達部材と、
    前記駆動力伝達部材に向け前記可動部材を付勢する付勢手段と、
    前記可動部材が上死点を越えてリフトすると、前記可動部材の往復移動を規制する規制手段と、
    を備えることを特徴とする燃料噴射ポンプ。
  2. 前記可動部材は前記燃料加圧室に面しているプランジャを有し、
    前記プランジャは、前記シリンダと摺動する摺動外壁と、前記摺動外壁の前記駆動力伝達部材側に設けられ前記摺動外壁よりも大径の嵌合外壁とを有し、
    前記シリンダは、前記摺動外壁と摺動する摺動内壁と、前記摺動内壁の前記駆動力伝達部材側に設けられ前記摺動内壁よりも大径の嵌合内壁とを有し、
    前記可動部材が上死点を越えてリフトすると、前記嵌合内壁に前記嵌合外壁が圧入することにより前記可動部材の往復移動が規制されることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射ポンプ。
  3. 前記可動部材は、前記燃料加圧室に面しているプランジャと、前記駆動力伝達部材に向けて前記付勢手段の付勢力を受け前記プランジャとともに往復移動する連結部材とを有し、
    前記シリンダは、前記プランジャと摺動する摺動内壁と、前記摺動内壁の前記駆動力伝達部材側に設けられ前記摺動内壁よりも大径の嵌合内壁とを有し、
    前記可動部材が上死点を越えてリフトすると、前記連結部材が前記嵌合内壁に圧入することにより前記可動部材の往復移動が規制されることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射ポンプ。
  4. 前記駆動力伝達部材は、前記カムの外周に前記カムに対して摺動自在に組み付けられ、前記駆動軸の回転に伴い前記可動部材と摺動し前記可動部材を往復駆動するカムリングであることを特徴とする請求項1から3いずれか一項記載の燃料噴射ポンプ。
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