JP4013613B2 - 空調装置のダクト接続構造 - Google Patents

空調装置のダクト接続構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用の空調装置のダクト接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両に搭載した空調装置において、車両前部のインストルメントパネル内に設けた空調ユニットからの送風を、ダクトを介して後席に導くようにしたものが知られている。
このような空調装置としては、ダクトを、空調ユニットから車両フロアに沿って後方に延ばし、車両の中間部に立設されたセンタピラーに沿って立ち上げ、このセンタピラーの途中や天井から後席に向けて送風するようにしたものが知られている。
また、このような従来技術では、ダクトを、車両フロアに沿って延在されたフロアダクトと、センタピラーに沿って立ち上げられたピラーダクトとに分割し、センタピラーの下端部において、ピラーダクトをフロアダクトに接続させるようにしている。
さらに、このような従来技術では、フロアダクトを、カーペットなどにより覆い隠すとともに、ピラーダクトを、樹脂などで形成したピラーガーニッシュにより覆い隠すようにするのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような従来技術において、ピラーダクト部分の組付作業としては、ピラーダクトを組み付ける作業と、ピラーガーニッシュを組み付ける作業と、2つの組付作業となり作業に手間がかかる。
【0004】
本発明は、上述のような課題に着目して成されたものであって、ピラーダクト部分の組付作業の簡略化を図って作業性を改善するとともに、ピラーダクトとフロアダクトとの接続を確実に行うようにすることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために請求項1に記載の本発明は、送風を導くフロアダクトがフロアパネル上に配索され、前記フロアダクトの先端部に設けられた開口部が、車体に立設されたピラーの下端部位置に上方を向いて配置され、前記フロアダクトの開口部にピラーダクトの下端部が接続され、このピラーダクトに、ピラーおよびピラーダクトを覆い隠すピラーガーニッシュが一体に設けられ、このピラーガーニッシュは、前記ピラーダクトをフロアダクトに接続状態としたときに、その下端部がフロアダクトの開口部の車内側端部を覆う形状に形成され、前記フロアダクトの開口部には、ピラーガーニッシュの下端部をフロアダクトの開口部の近傍に配置させたとき、ピラーダクトの車外側端部と当接してピラーダクトを開口部の内部に案内するガイド面が設けられ、このガイド面は、フロアダクトの開口部の少なくとも車幅方向車外側の端縁から上外方に拡がるようにすり鉢形状に延在されるとともに、前記ピラーガーニッシュの下端部を前記開口部の前記車内側端部よりも車内側に配置した状態であるときに、ピラーダクトの車外側端部が配置される位置よりも車外側の位置まで延在され、かつ、前記ピラーガーニッシュの下端部を前記開口部の前記車内側端部に対して水平方向で重ならせたときに、ピラーダクトの車外側端部が配置される位置よりも上方位置まで延在されていることを特徴とする手段とした。
【0008】
【発明の作用および効果】
本発明では、ピラーダクトとピラーガーニッシュとが一体となっているため、ピラーダクトを正規の位置に配置してフロアダクトに接続して車体に組み付けると、同時に、ピラーガーニッシュが正規の位置に組み付けられることになる。
この場合、ピラーダクトとピラーガーニッシュとのいずれか一方を車体に固定させるようにしてもよいし、あるいは両方を車体に固定させてもよい。
このように、従来に比べて組付作業が半減され、組付作業性を向上させることができる。
また、ピラーダクトをフロアダクトに接続させる際に、ピラーガーニッシュの下端部をフロアダクトの開口部の近傍に配置させると、ピラーダクトの車外側端部がフロアダクトの開口部に設けたガイド面に当接して、開口部内に案内されて接続される。
したがって、この接続作業において、ピラーダクトの下端部とフロアダクトの開口部との接続部分がピラーガーニッシュで遮られることにより、作業者が目視し難くなるが、このようにピラーダクトの車外側端部がガイド面に案内されて接続されるため、目視ができなくてもこの接続作業を容易に行うことができる。
以上説明したように、本発明では、組付作業性を改善させるためにピラーダクトとピラーガーニッシュとを一体にすることにより、ピラーダクトとフロアダクトとの接続部分が目視し難くなるが、ガイド面を設けたことにより、接続作業性を確保することができ、接続作業性を悪化させることなく組付作業性の改善を図ることができるという効果が得られる。
【0009】
また、ガイド面を、ピラーガーニッシュの下端部をフロアダクトの開口部の車内側端部よりも車内側に配置した状態であるときに、ピラーダクトの車外側端部が配置される位置よりも車外側の位置まで延在させた構成としたため、組付時にピラーガーニッシュおよびピラーダクトの位置が、正規の位置よりも車幅方向で車外方向にずれている場合、ピラーガーニッシュの下端部がフロアダクトよりも車内側に配置されている範囲では、ピラーダクトの車外側端部はガイド面に当接してフロアダクトの開口部に案内される。また、この案内が不可能な位置というのは、ピラーガーニッシュの下端部がフロアダクトの開口部の車内側端部よりも車外側に配置される位置であるので、このような相対位置関係では、作業者は、ピラーガーニッシュよりも手前にフロアダクトが見えることになり、上記のような案内が不可能であることを目視により認識することができる。したがって、フロアダクトのガイド面による案内が不可能なほどの位置のずれは視覚的に認識できるため、ガイド面による案内が不可能なほど位置がずれて接続不良が発生することを確実に防止することができる。
【0010】
また、ピラーガーニッシュの下端部をフロアダクトの開口部の車内側端部と水平方向で重ならせたときにピラーダクトの車外側端部が配置される位置よりも上方位置までガイド面を延在させたため、接続作業時にはピラーガーニッシュの下端部がフロアダクトの開口部の車内側端部と車幅方向に重なる高さに配置させてピラーガーニッシュならびにピラーダクトを車外方向に移動させると、ピラーダクトの車外側端部がガイド面に当接する。逆に、ピラーガーニッシュの下端部をフロアダクトの開口部の車内側端部と車幅方向に重なる高さよりも高い位置に配置させると、ピラーダクトの車外側端部はガイド面と水平方向で重ならなくなるが、この場合は、ピラーガーニッシュならびにピラーダクトを車外方向に移動させたときに、ピラーガーニッシュの下端部は、フロアダクトと当接しないため、フロアダクトの開口部の車内側端部よりも車外側まで移動し、作業者からフロアダクトが見えるようになる。よって、このように位置がずれていることを目視により認識することができる。このように請求項3に記載の発明にあっても、ピラーダクトの下端部がピラーガーニッシュに遮られていても、ピラーガーニッシュの位置を基準としてピラーダクトがガイド面に案内される位置を把握して接続作業を行うことができ、作業性の向上を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施の形態の空調装置のダクト接続構造を示す断面図であり、この図は車両の中間部に設けられたセンタピラー1の位置における断面を示している。
まず、このセンタピラー1の位置における車体構造について説明する。
前記センタピラー1は、ピラーインナ1bとピラーアウタ1cとを溶接により接合させて箱断面形状に形成されている。そして、センタピラー1の下端部が、シルインナ2bとシルアウタ2cとを溶接により接合させて箱断面形状に形成されたサイドシル2に溶接により結合されている。
さらに、シルインナ2bには、フロアパネル3の端縁部が溶接により結合されている。
また、前記センタピラー1には、内部にシートベルト装置のウエビング(ベルト)4を巻き取るリトラクタ5が取り付けられている。なお、このリトラクタ5から引き出されたウエビング4は、センタピラー1の上部で図外のスルーリングを通って下方に折り返され、その先端は、図外のシートフレームに組み付けられている。
【0012】
前記フロアパネル3の上面には、発泡ポリプロピレンなどにより形成されたクッション材6が敷き詰められている。そして、このクッション材6の上面に図外の空調ユニットから送風を導く樹脂などにより形成されたフロアダクト21が配索されている。
なお、図1の矢視A図である(A)に示すように、前記フロアダクト21は、断面略長方形の筒状に形成されている。また、クッション材6は、フロアダクト21が配索されていない部分では、フロアダクト21の上面と一致する高さまで敷き詰められている。また、このフロアダクト21と前記クッション材6との間には、断熱材8が介装されている。
そして、フロアダクト21およびクッション材6の上方には、フェルト材9を介在させてカーペット10が敷設されている。
【0013】
前記フロアダクト21の先端部には、センタピラー1の下端部において上方に立ち上げられた起立部22が設けられ、起立部22の先端に設けられた開口部23を上方に向けて設置されている。
また、前記カーペット10の左右の端部には、図示のようにフロアダクト21の起立部22の近傍の高さまで立ち上げられた立ち上り部10bが形成されている。なお、このカーペット10の立ち上り部10bの裏側には、垂れ下がり防止用の補強板11が設けられている。
【0014】
前記フロアダクト21の開口部23には、センタピラー1に沿って上下方向に延在されたピラーダクト31の下端部が差し込まれている。このピラーダクト31は、樹脂などにより、前記フロアダクト21と略同一の断面積を有した断面略長方形の筒状に形成され、図示のように、上端部に吹出口32が設けられ、この吹出口32を車両後方に向けて配置されている。
【0015】
前記ピラーダクト31ならびにセンタピラー1の車幅方向で車室側は、樹脂などにより板状に形成されたピラーガーニッシュロア41およびピラーガーニッシュアッパ42により覆われている。前記ピラーガーニッシュロア41は、特許請求の範囲のピラーガーニッシュに相当するものであり、ピラーダクト31よりも上方まで延在され、その上端と、ピラーガーニッシュアッパ42の下端との間には、前記ウエビング4を通す挿通口43が形成されている。
【0016】
次に、図2〜図4に基づいて、フロアダクト21とピラーダクト31との接続構造について説明する。
図2の斜視図および図3,図4の断面図に示すように、フロアダクト21は、起立部22の上端部において、断面積を前後左右方向(矢印FRが前後方向、矢印LRが車幅方向を示している)に拡げた拡開部24が設けられ、この拡開部24の上端部に前記開口部23が形成されている。また、拡開部24を形成することにより、拡開部24の下端部には、段部28が形成されることになる。
さらに、この拡開部24の車外方向の縁部および前後方向の縁部には、ピラーダクト31を開口部23に案内するためのガイド面25がすり鉢状に形成されている。
なお、前記ガイド面25の先端部には、カット時にバリが発生するのを防止するためにカット面(上端面)23cに対して略直交方向に折り曲げられた折曲部26が形成されている。
【0017】
一方、前記ピラーダクト31の下端部は、その外周にウレタンなどを素材としたシール材33が全周に亘って接着されている。
また、前記ピラーガーニッシュロア41は、ピラーダクト31の前後および車内側を覆うように略コの字断面形状に形成されている。
そして、このピラーガーニッシュロア41は、前記ピラーダクト31に一体的に設けられている。これは、ピラーガーニッシュロア41の成型後に接着などによりピラーダクト31と一体に形成してもよいし、形状によっては成型時に、ピラーガーニッシュロア41とピラーダクト31とを一体に成型することも可能である。
【0018】
そして、前記ピラーダクト31を図4に示すようにフロアダクト21に接続させたときに、ピラーガーニッシュロア41の下端部41aが前記カーペット10の立ち上がり部10bの上端部と左右方向で重なり、かつ、カーペット10に形成した段部10cと上下方向で重なるような位置関係となるよう形成されている。
【0019】
さらに、ピラーガーニッシュロア41、ピラーダクト31、フロアダクト21とは、図4の接続状態に対して、ピラーガーニッシュロア41およびピラーダクト31を車外方向(図3,図4において左方向)に配置させたときに、ピラーダクト31の車外側端部31aがガイド面25と上下方向に重なる範囲では、ピラーガーニッシュロア41の下端部41aはフロアダクト21の拡開部24の車内側端部23aよりも車内側に配置されるように配置されている。すなわち、フロアダクト21が見えるまでピラーガーニッシュロア41の位置が車外方向にずれた場合には、ピラーダクト31の車外側端部31aはガイド面25よりも車外側に配置され、逆に、フロアダクト21の拡開部24の車内側端部23aよりもピラーガーニッシュロア41の下端部41aが車内側にあれば、ピラーダクト31の車外側端部31aはガイド面25よりも車内側に配置されることになる。
【0020】
また、水平方向において、ピラーガーニッシュロア41の下端部41aが、フロアダクト21の拡開部24の車内側端部23aと重なる位置に配置されていれば、ピラーダクト31の車外側端部31aは、ガイド面25と水平方向で重なる位置関係に形成されている。
逆に、ピラーガーニッシュロア41の下端部41aが、フロアダクト21の拡開部24の車内側端部23aと重ならないだけ上方に配置されていれば、ピラーダクト31の車外側端部31aはガイド面25と水平方向で重なることがない位置関係に形成されている。
【0021】
次に、ピラーダクト31およびピラーガーニッシュロア41の組付作業工程について説明する。
まず、一体となったピラーダクト31およびピラーガーニッシュロア41を、ピラーガーニッシュロア41の下端部41aが、フロアダクト21の拡開部24と水平方向で重なる高さに配置させるとともに、カーペット10の段部10cと上下方向に重なる位置に配置させる。
この状態から、ピラーダクト31およびピラーガーニッシュロア41を車外方向に移動させると、図3に示すように、ピラーダクト31の車外側端部31aがガイド面25に当る。
【0022】
次に、作業者は、ピラーガーニッシュロア41を下方に下げる。これにより、ピラーダクト31の車外側端部31aは、ガイド面25の傾斜に案内されて、開口部23の内部へ差し込まれ、図4に示すように、シール材33が拡開部24の下端部の段部28に突き当たることで、この移動が規制されて、図示の正規の接続状態となる。この場合、シール材33が圧縮された状態でピラーダクト31の外周とフロアダクト21の内周との間に介在され、送風に漏れが生じるのを防止する。
【0023】
なお、上述の作業において、ピラーダクト31およびピラーガーニッシュロア41の位置が高すぎて、ピラーダクト31の車外側端部31aがガイド面25に衝突せずに、車外方向に移動しすぎた場合には、ピラーガーニッシュロア41がフロアダクト21よりも車外方向に移動して、フロアダクト21を作業者により目視されることになる。
したがって、この位置ずれを、作業者は目視により把握することができるから、適切な位置まで下げて、再度、上述の作業を行って、ピラーダクト31の車外側端部31aをガイド面25に当てた後、正確に接続させることができる。
【0024】
また、逆に、ピラーダクト31およびピラーガーニッシュロア41を適正な位置よりも車内方向および下方にずれた状態で、上述のように、車外方向に移動させる作業を行った場合には、ピラーダクト31の車外側端部31aがフロアダクト21の車内側端部23aに衝突してピラーガーニッシュロア41を上述のように段部10cの上方に配置させることができないため、作業者は目視によりこのような位置のずれを把握することができる。したがって、この場合も、作業者は適切な位置に移動させることができる。
あるいは、ピラーダクト31およびピラーガーニッシュロア41を下げたときに、ピラーダクト31がフロアダクト21の拡開部24の車内側部分に衝突して、この下降が妨げられ、ピラーガーニッシュロア41の下端部41aがフロアダクト21の拡開部24の車内側端部23aと水平方向で重なる位置まで下げることができないことにより、この位置ずれを知って、上記のように位置のずれを修正して、正規の接続状態とすることができる。
【0025】
以上説明したように、本実施の形態では、ピラーダクト31とピラーガーニッシュロア41とを一体にして、両者を同時に車体に対して組み付けるようにしたため、従来と比較すると、組付作業を半減させることができ、組付作業性を向上させることができるという効果が得られる。
さらに、ピラーダクト31とピラーガーニッシュロア41とを一体にすると、ピラーガーニッシュロア41により遮られることによりピラーダクト31とフロアダクト21との接続状態を目視できなくなるが、上述したように、フロアダクト21にガイド面25を設けて、ピラーダクト31をフロアダクト21に対して正規に接続される位置にガイドされるように構成したことにより、接続作業をスムーズに行うことができる。
しかも、ピラーダクト31を組み付ける際にその位置が、ガイド面25によりガイドできないほど大きくずれたときには、ピラーガーニッシュロア41とフロアダクト21およびカーペット10との相対位置により、このように位置がずれたことを目視により確認できるようにしたため、接続不良の発生を確実に防止することができるとともに、このような大幅な位置ずれを未然に防止することが可能となり、作業性を向上させることができるという効果が得られる。
【0026】
さらに、本実施の形態では、フロアダクト21のガイド面25の先端部に折曲部26を形成して、そのカット面23cにバリが生じ難いようにしたため、ピラーダクト31を接続する際に、正規の位置からずれてシール材33がフロアダクト21のカット面23cに接触した際に、シール材33を傷付け難く、シール不良の発生を防止することができる。
【0027】
以上、本発明の実施の形態を図面に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、ガイド面25は、要するにピラーダクト31を開口部23の内部に案内することができればよいため、その形状は、実施の形態に示したものに限定されない。
また、実施の形態では、ピラーとしてセンタピラー1を示したが、車両に立設されたピラーであれば他のピラーにも適用することができる。
また、実施の形態にあっては、作業の手順としては、ピラーダクト31を車外方向に移動させてガイド面25に当てるようにしたが、もちろん上方から移動させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の空調装置のダクト接続構造を示す断面図である。
【図2】実施の形態の空調装置のダクト接続構造の要部を示す斜視図である。
【図3】実施の形態の空調装置のダクト接続構造の要部を示す断面図である。
【図4】実施の形態の空調装置のダクト接続構造の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 センタピラー
1b ピラーインナ
1c ピラーアウタ
2 サイドシル
2b シルインナ
2c シルアウタ
3 フロアパネル
4 ウエビング
5 リトラクタ
6 クッション材
8 断熱材
9 フェルト材
10 カーペット
10b 立ち上り部
10c 段部
11 補強板
21 フロアダクト
22 起立部
23 開口部
23c カット面
24 拡開部
25 ガイド面
26 折曲部
28 段部
31 ピラーダクト
32 吹出口
33 シール材
41 ピラーガーニッシュロア
42 ピラーガーニッシュアッパ
43 挿通口

Claims (1)

  1. 送風を導くフロアダクトがフロアパネル上に配索され、前記フロアダクトの先端部に設けられた開口部が、車体に立設されたピラーの下端部位置に上方を向いて配置され、前記フロアダクトの開口部にピラーダクトの下端部が接続され、このピラーダクトに、ピラーおよびピラーダクトを覆い隠すピラーガーニッシュが一体に設けられ、このピラーガーニッシュは、前記ピラーダクトをフロアダクトに接続状態としたときに、その下端部がフロアダクトの開口部の車内側端部を覆う形状に形成され、前記フロアダクトの開口部には、ピラーガーニッシュの下端部をフロアダクトの開口部の近傍に配置させたとき、ピラーダクトの車外側端部と当接してピラーダクトを開口部の内部に案内するガイド面が設けられ、このガイド面は、フロアダクトの開口部の少なくとも車幅方向車外側の端縁から上外方に拡がるようにすり鉢形状に延在されるとともに、前記ピラーガーニッシュの下端部を前記開口部の前記車内側端部よりも車内側に配置した状態であるときに、ピラーダクトの車外側端部が配置される位置よりも車外側の位置まで延在され、かつ、前記ピラーガーニッシュの下端部を前記開口部の前記車内側端部に対して水平方向で重ならせたときに、ピラーダクトの車外側端部が配置される位置よりも上方位置まで延在されていることを特徴とする空調装置のダクト接続構造。
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