JP4011683B2 - カメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、分割測光手段と多点焦点検出手段とを有したカメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、焦点検出センサの出力により被写体位置を推測し、合焦基準点をもとに分割測光の測光値を演算する構成となっていた。従って、複数の焦点検出点を有する場合には、各々の焦点検出センサの出力により被写体位置を推測し、合焦基準点を求める必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、近年自動化の進歩に伴い、画面内の焦点検出点は増える傾向にあり、その演算時間が増大する傾向にある。また、その演算時間短縮の技術の要求が高まってきている。
【0004】
(発明の目的)
本発明の目的は、焦点検出点を多く持つものにおいても、撮影シーンにより不要とみなせる焦点検出点については焦点検出動作を行わず、焦点検出に要する時間を短縮し、より最適な自動化を実現したカメラを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、露出条件を導くために画面内の複数の領域を測光することが可能な分割測光手段と、画面内の複数の焦点検出点について焦点検出を行う多点焦点検出手段とを有するカメラにおいて、前記多点焦点検出手段が、前記分割測光手段の出力に基づく演算値と前記複数の焦点検出点に対応する前記分割測光手段の各領域の測光値とを比較し、その差が前もって決められた判定基準値よりも小さい領域に対応する焦点検出点については、焦点検出を行い、前記差が前記判定基準値よりも大きい領域に対応する焦点検出点については、焦点検出可能かどうかに拘らず、焦点検出を行わないようにしたカメラとするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0016】
実施の第1の形態では、フィルムのDXコードのラチチュード情報を用いて、多点焦点検出の演算時間短縮を可能にする例について説明する。
【0017】
図2は本発明の実施の第1の形態に係るカメラの電気的構成を示したブロック図で、1はカメラの各部の動きを制御するためのマイクロコンピュータである。2は撮影レンズ13の焦点調節用モータと絞り羽根制御用モータを駆動制御するレンズ制御回路であり、前記マイクロコンピュータ1からLCOM信号を受けている間、データバスDBUSを介してシリアル通信を行う。シリアル通信によりモータ駆動情報を受け取り、その情報により上記の各モータを駆動制御する。また、同時にレンズの各種の情報(焦点距離等)をシリアル通信によりマイクロコンピュータ1に送る。
【0018】
3は、カメラのバッテリー残量や撮影枚数やTV値,AV値,露出補正量等を撮影者に知らせる為の後述の液晶表示器11,12を駆動する液晶表示回路であり、前記マイクロコンピュータ1からDPCOM信号を受けている間、データバスDBUSを介しシリアル通信を行う。シリアル通信により表示データを受け取り、そのデータに従って液晶表示器11,12を駆動する。また、シリアル通信から送られてくるデータには、セグメントのどの部分を点滅表示するかの情報も含まれ、そのデータを受け取った場合は、それに従って前記液晶表示器11,12の指定されたセグメントの点滅表示を行う。
【0019】
4は、撮影者が各撮影条件を設定するための後述のスイッチやカメラの状態を示すスイッチの状態を読み取り、前記マイクロコンピュータ1に送るスイッチセンス回路であり、SWCOM信号を受けている間、データバスDBUSを介しシリアル通信によりマイクロコンピュータ1にスイッチデータを送る。また、電子ダイアル10の入力値によりダイアル値のカウントアップ/カウントダウンも行い、SWCOM信号を受けている間、データバスDBUSを介しシリアル通信によりマイクロコンピュータ1にカウント値を送る。本実施の形態では、以下で説明するスイッチSW3からスイッチSW5までの検知の他に、図5に示すDX切片501〜512の検知も行う。
【0020】
5はストロボの発光とTTL調光による発光停止機能を制御するストロボ発光調光制御回路であり、SRCOM信号を受けている間、データバスDBUSを介して前記マイクロコンピュータ1とシリアル通信を行い、ストロボ制御に関するデータを受け取り各種の制御を行う。また、この回路は、外付けストロボ14がカメラに装着された場合のインターフェースの働きも行う。よって、外付けストロボ14が装着された場合は、該外付けストロボ14と通信を行い、その情報(補助光が有るか無いか等)をマイクロコンピュータ1に送る。逆に、マイクロコンピュータ1からの制御信号を外付けストロボ14に伝える役割も行う。
【0021】
6は焦点検出回路であり、既存の位相差検出方式により焦点検出を行うためのラインセンサと、その蓄積読み出しの為の回路ユニットになったもので、前記マイクロコンピュータ1により制御される。マイクロコンピュータ1はセンサ出力のA/D値をもとに、既存のアルゴリズムで測距を行い、レンズ駆動量を演算した後に合焦するように前記レンズ制御回路2に演算で求めたレンズ駆動量を通信し、レンズを駆動し合焦させる。また、本実施の形態で用いる焦点検出装置は、図1(a)で示す様に複数(5個)の焦点検出点a〜eを持つ。
【0022】
7は測光回路であり、被写体の測光を行い、前記マイクロコンピュータ1の制御により測光出力をマイクロコンピュータに送る。マイクロコンピュータ1は送られた測光出力をA/D変換し、露出条件(絞り,シャッタスピード)の演算に用いる。また、本実施の形態では、図1(a)に示す様に、画面内を複数のエリア101〜115に分割して測光を行うものである。
【0023】
ここで、5個の焦点検出点a〜eに対応した測光エリア106〜110が必ずある事も、本実施の形態における特徴部分である。詳しくは、図1より
焦点検出点aと測光エリア106
焦点検出点bと測光エリア107
焦点検出点cと測光エリア108
焦点検出点dと測光エリア109
焦点検出点eと測光エリア110
が、それぞれ対応している。
8はシャッタ制御回路であり、前記マイクロコンピュータ1の制御信号に従って、不図示のシャッタ先幕及び後幕の走行制御を行う。9は、給送モータやチャージモータを制御するモータ制御回路であり、前記マイクロコンピュータ1からの制御信号に従って、フィルムの給送(巻上げ,巻戻し)を行う。また、該モータ制御回路9は、ミラーアップ/チャージ(ミラーダウン)用モータの制御も行う。
【0024】
SW1はカメラの動作を開始させるスイッチであり、該スイッチSW1がONされたことをマイクロコンピュータ1が認識すると、測光,焦点検出,表示をスタートさせる。SW2はカメラのレリーズ釦と連動したスイッチであり、該スイッチSW2がONされたことをマイクロコンピュータ1が認識すると、露光動作をスタートさせる。X接点はシャッタの先幕の走行完了のタイミングでONし、ストロボ発光のタイミングを前記ストロボ発光調光制御回路5に知らせる役目をする。SW3は、カメラのモード(TV優先,AV優先,マニアル,プログラム等)を切り換えるためのモード切換えスイッチである。SW4はカメラの焦点検出モード切換え用のスイッチであり、ワンショットモードとサーボモードを切換え可能となっている。
【0025】
10は、TV値,AV値,モード等を変更するための電子ダイアルであり、例えば、モード切換えスイッチSW3を押しながら該電子ダイアル10を回転させると、“TV優先”→“AV優先”→“マニアル”→“プログラム”→“TV優先”→“AV優先”→“マニアル”→“プログラム”‥‥と変更され、撮影者の意図するモードに設定することができる。また、電子ダイアル10を逆回転させた時は、“プログラム”→“マニアル”→“AV優先”→“TV優先”→“プログラム”→‥‥とモードは変更される。また、モード切換えスイッチSW3と電子ダイアル10によって“TV優先”がモードとして設定されている場合に、該電子ダイアル10を回転させることにより、撮影者の希望とするTV値を設定することができる。また、モード切換えスイッチSW3と電子ダイアル10により“AV優先”がモードとして設定されている場合に、該電子ダイアル10を回転させることにより、撮影者の希望とするAV値を設定することができる。
【0026】
SW5はマニアル時にTV値やAV値をセットするためのスイッチであり、上記モード切換えスイッチSW3と電子ダイアル10により“マニアル”が選択されている場合に、該スイッチSW5を押さずに電子ダイアル10を回転させると、回転した分のTV値がアップ/ダウンし、TV値の設定が可能となり、該スイッチSW5を押しながら電子ダイアル10を回転させると、回転した分のAV値がアップ/ダウンし、AV値の設定が可能となる。
【0027】
11はカメラの外部に配置される液晶表示器であり、前述した様に液晶表示回路3により駆動される。12はファインダ内に配置される液晶表示器であり、同じく前記液晶表示回路3により駆動される。13は交換可能な撮影レンズであり、前記レンズ制御回路2を通して制御される。14は前述した様に外付けストロボであり、前記ストロボ発光調光制御回路5を通して制御される。なお、この外付けストロボ14は、カメラ本体とは別な電源を持っている。15は自動焦点調節用の内蔵補助光駆動回路である。
【0028】
次に、上記構成のカメラの一連の動作の概略を、図3のフローチャートを用いて説明する。
【0029】
カメラのスイッチが押された等の要因によりカメラの電源が入ると、ステップ#301において、スイッチセンス回路4からの情報をもとに、モードの切り換えや設定値の切り換えを行い、変化が有った場合は液晶表示回路3に通信をして、液晶表示器11,12に表示されている表示データを修正する等して、以下のステップ#302以降の動作を開始する。
【0030】
ステップ#302においては、スイッチSW1がONしているか否かを判定し、ONされていなければステップ#303へ進み、電源をOFFするかどうかの判定を行い、OFFしない場合は上記ステップ#302のスイッチSW1のON,OFFの情報入力待ちの状態に戻る。つまり、何らかの要因で、カメラの電源が立ち上がった場合には、一定時間電源をONにしておくことにより、スイッチの状態のチェックや表示の切り換えが可能となる。
【0031】
また、上記ステップ#303にて、電源をOFFすると判定した場合にはステップ#304へ進み、カメラのファインダ内や外部に配置された液晶表示器11,12内の不必要な部分の表示を液晶表示回路3を介して消灯し、電源をOFFする。そして、次のステップ#305にて、動作を終了する。
【0032】
上記ステップ#302において、スイッチSW1がONしていると判定した場合にはステップ#306へ進み、測光回路7により被写体の測光(AE)を行い、各測光エリアにて得られる複数の測光出力をマイクロコンピュータ1によりA/D変換し、複数の測光結果より露出条件(絞り,シャッタスピード)の演算を行う。次のステップ#307においては、焦点検出回路6を用いて、ラインセンサによる蓄積及びその結果の読み出しを行い、得られるセンサ出力のA/D値をもとに、既存のアルゴリズムで焦点検出を行い、複数の焦点検出点より最適な焦点検出ポイントを選択し、レンズ駆動量を演算した後に、合焦するようにレンズ制御回路2に演算で求めたレンズ駆動量を通信し、撮影レンズ13を駆動し合焦させる。つまり、オートフォーカス(AF)動作を行う。なお、上記ステップ#306及び#307での一部の動作の詳細は、図9のフローチャートを用いて行う。
【0033】
次のステップ#308においては、前記ステップ#306で演算されたAV値/TV値を液晶表示回路3を介して液晶表示器11,12に表示する。また、上記ステップ#307での焦点検出結果が合焦ならば、合焦表示も行う。続くステップ#309においては、カメラの状態がレリーズを許可して良い状態か否かの判定を行う。例えば、AFモードが“ワンショットモード”である場合は、上記ステップ#307での焦点検出結果が合焦ならばレリーズは許可され、スイッチSW2のチェックを行う為にステップ#310へ進み、一方、合焦でない場合は、スイッチSW1のチェックを行うステップ#301へ戻る。そして、ここでスイッチSW1がONの場合は、再び前述した測光(AE),焦点検出(AF),表示を行う。
【0034】
次のステップ#310においては、スイッチSW2がONしているか否かを判定し、OFFの場合はスイッチSW1のチェックを行うステップ#301へ戻り、ここでスイッチSW1がONの場合は、再び前述した測光(AE),焦点検出(AF),表示を行う。また、スイッチSW2がONの場合はレリーズ動作を行う為にステップ#311以降へと進む。
【0035】
ステップ#311においては、モータ制御回路9により不図示のクイックリターンミラーをアップすると共に、上記ステップ#306で決められた絞り量をレンズ制御回路2を介して撮影レンズ13に通信し、設定露光量が得られるように絞り込み動作を行う。そして、次のステップ#312において、シャッタ制御回路8を用いて、上記ステップ#306で決められたTV量が得られるように不図示のシャッタ先幕及び後幕の走行制御を行う。続くステップ#313においては、上記モータ制御回路9によりクイックリターンミラーをダウンすると同時に、シャッタのチャージ、つまり上記ステップ#306で絞り込まれていた絞りを開放に戻す。最後に、ステップ#314において、モータ制御回路9を用いてマイクロコンピュータ1からの制御信号に従って給送モータを駆動し、フィルムの巻上げを行う。そして、次の撮影に備える為にスイッチSW1のチェックを行うステップ#301へ戻る。
【0036】
次に、上記ステップ#307にて実行されるオートフォーカス動作時の補助光要否等について少し詳しく説明する。
【0037】
ステップ401より動作を開始し、まずステップ402において、補助光が必要かどうかの判定を行い、補助光が必要な場合はステップ403へ進み、一方補助光が必要でない場合は直ちにステップ404へ進む。ここで、補助光が必要であるかどうかの判定基準は、センサ出力のコントラスト等を用いる。また、複数の焦点検出点のうちいずれかの焦点検出点が補助光が必要な場合は、補助光を用いて焦点検出動作を行う。
【0038】
ステップ403においては、内蔵補助光駆動回路15を用いて不図示の内蔵補助光を点灯する。また、外付けストロボ14が装着されている場合はストロボ調光制御回路5を介して該外付けストロボ14と通信して、該外付けストロボに内蔵されている補助光を点灯する。次のステップ404においては、不図示のラインセンサに像を蓄積する。そして、次のステップ405において、補助光を消灯する。続くステップ406においては、複数の焦点検出点のデフォーカス量を演算し、信頼性等を判定した結果、合焦させる焦点検出点を選択する。そして、次のステップ407において、上記ステップ406で選択された焦点検出点のデフォーカス量をレンズ駆動量に換算し、レンズ制御回路2を介して撮影レンズ13に駆動量を通信し、フォーカスレンズを合焦位置に移動させる。そして、ステップ408でこのオートフォーカス動作を終了する。
【0039】
次に、図5〜図8を用いて、フィルムの(詳しくはフィルムカートリッジの外装面具備された)DXコードについて説明する。
【0040】
図5は背蓋を開けた状態のカメラの背面図であり、500はフィルムのDXコードを読むための電気接片群で、詳細には、501,502,503,504,505,506,507,508,509,510,511,512の電気接片より成り、図2のスイッチセンス回路4で読み取られ、マイクロコンピュータ1でDXコードの内容の解析が為される。
【0041】
図6はフィルムを装填した状態を示すカメラの背面図であり、図7に示すフィルムカートリッジ21に設けられたコード部が各接片に接触し、DXコードの内容が読み取られる。つまり、図7の1から12のパターンが、塗装され非導通か、塗装されず導通かを前記電気接片群500が読み取り、図8の情報がフィルムカートリッジ21より読み取られることになる。
【0042】
次に、図1及び図9のフローチャートを用いて、本実施の形態における主要部分の動作について説明する。なお、図9のフローチャートは、図3のステップ#306,ステップ#307にて実行されるAE,AF動作の一部である。
【0043】
まず、図9のフローチャートにおいて、ステップ900より動作を開始し、まずステップ901においては、各分割測光エリアにて得られる測光値を用いて制御値(EV値,AV値,TV値)を算出する。次のステップ902においては、図1の左端の焦点検出点aに対応した測光エリア106の測光値と上記ステップ901で演算した制御値の差が、フィルムから読み取ったラチチュードより大きいかどうかの判定を行い、大きいと判定した場合は、焦点検出点aの焦点検出は行わずに直ちにステップ904へ進み、大きくないと判定した場合は、焦点検出点aの焦点検出を行うためにステップ903へ進む。
【0044】
ステップ903においては、焦点検出点aのセンサの蓄積,読み出し,デフォーカス演算を行う。次のステップ904においては、図1の左端中央の焦点検出点bに対応した測光エリア107の測光値と上記ステップ901で演算した制御値の差が、フィルムから読み取ったラチチュードより大きいかどうかの判定を行い、大きいと判定した場合は、焦点検出点bの焦点検出は行わずに直ちにステップ906へ進み、大きくないと判定した場合は、焦点検出点bの焦点検出を行うためにステップ905へ進む。ステップ905においては、焦点検出点bのセンサの蓄積,読み出し,デフォーカス演算を行う。
【0045】
次のステップ906においては、図1の中央の焦点検出点cに対応した測光エリア109の測光値と上記ステップ901で演算した制御値の差が、フィルムから読み取ったラチチュードより大きいかどうかの判定を行い、大きいと判定した場合は、焦点検出点cの焦点検出は行わずに直ちにステップ908へ進み、大きくないと判定した場合は、焦点検出点cの焦点検出を行うためにステップ907へ進む。ステップ907において、焦点検出点cのセンサの蓄積,読み出し,デフォーカス演算を行う。
【0046】
次のステップ908においては、図1の右中央の焦点検出点dに対応した測光エリア106の測光値と上記ステップ901で演算した制御値の差が、フィルムから読み取ったラチチュードより大きいかどうかの判定を行い、大きいと判定した場合は、焦点検出点dの焦点検出は行わずに直ちにステップ910へ進み、大きくないと判定した場合は焦点検出点dの焦点検出を行うためにステップ909へ進む。ステップ909において、焦点検出点dのセンサの蓄積,読み出し,デフォーカス演算を行う。
【0047】
次のステップ910においては、図1の右端の焦点検出点eに対応した測光エリア110の測光値と上記ステップ901で演算した制御値の差が、フィルムから読み取ったラチチュードより大きいかどうかの判定を行い、大きいと判定した場合は、焦点検出点eの焦点検出は行わずに直ちにステップ912へ進み、大きくないと判定した場合は焦点検出点eの焦点検出を行うためにステップ911へ進む。ステップ911において、焦点検出点aのセンサの蓄積,読み出し,デフォーカス演算を行う。
【0048】
次のステップ912において、複数の焦点検出点のデフォーカス量、信頼性等を判定した結果、合焦させる焦点検出点を選択する。続くステップ913において、上記ステップ912で選択された焦点検出点のデフォーカス量をレンズ駆動量に換算する。そして、ステップ914において、上記ステップ913で演算されたレンズ駆動量をレンズ制御回路2を介してレンズ13に駆動量を通信し、フォーカスレンズを合焦位置に移動させ、ステップ915で動作を終了する。
【0049】
図1(b)は、上記の図9にて説明した動作の概念図であり、121aの模様で示される測光エリアは制御値との差がフィルムのラチチュード内であり、121bの模様で示される測光エリアは制御値に対してフィルムのラチチュード以上オーバーであり、121cの模様で示される測光エリアは制御値に対してフィルムのラチチュード以上アンダーであることを示す。
【0050】
ここで、121aの模様が重なったところ以外の焦点検出点について焦点検出しない。よって、から2番目と右端の焦点検出点については焦点検出しないことを図1では示している。
【0051】
以上の実施の第1の形態によれば、焦点検出点が非常に増えた場合に、シーンにより不必要な焦点検出を省略することで、焦点検出時間の短縮を可能とし、高速な多点のオートフォーカスを実現可能とすることができる。
【0052】
以上は焦点検出を行うか否かの判定値として、フィルムから読み取ったラチチュード値をもとに行うようにしているが、これに限定されるものではなく、例えばこの判定値を、前記ラチチュードの1/2の値など、ラチチュードより演算にて得られた値としても良い。
【0053】
(実施の第2の形態)
本発明の実施の第2の形態では、撮影シーンが突然大きく変わった場合にも対応がとれる例について説明する。
【0054】
図10は本発明の実施の第2の形態に係る主要部分のAE,AF動作(上記実施の第1の形態における図9のフローチャートに対応する)を示すフローチャートであり、以下これに従って説明する。なお、その他の部分は上記実施の第1の形態と同様である為、省略する。
【0055】
ステップ#1000より動作を開始し、まずステップ#1001においては、スイッチSW1の初めて(1回目)のONによる測光,焦点検出かの判定を行い、初めての測光,焦点検出の場合はステップ#1002へ進み、スイッチSW1のONによる初めての測光を行う。この場合、1度も焦点検出は行ってないので、分割測光の基準は中央焦点検出点とする。次のステップ#1003においては、初めての焦点検出を行う。よって、多点焦点検出のすべての焦点検出点について焦点検出を行う。そして、ステップ#1004で動作を終了する。
【0056】
また、上記ステップ#1001にてスイッチSW1の初めてのONによる測光,焦点検出ではないと判定した場合にはステップ#1005へ進み、前回の焦点検出データに基づいて合焦ポイントを基準の分割測光演算を行い、露光制御値を決める。次のステップ#1006においては、上記ステップ#1005で演算した制御値(測光値)と前回の制御値(測光値)の差がある特定の値より大きいかどうかの判定を行い、大きいと判定した場合はステップ#1007へ進み、制御値が前回より大きくときは、今まで焦点検出していなかった焦点検出点にも被写体が現れている場合もあるので、すべての焦点検出点の焦点検出を行う。一方、大きいと判定しなかった場合はステップ#1006からステップ#1008へ進み、すべての焦点検出点に対して、制御値としての測光値が焦点検出点に対応した測光エリアの測光値との差が、フィルムのDXコードから読み取ったラチチュード以上ある場合、または、ある特定の値以上ある場合は、その焦点検出点の焦点検出は行わなず、そうでない場合はその焦点検出点の焦点検出を行う。つまり、ラチチュード範囲内の焦点検出点についてのみ、焦点検出を行う。そして、ステップ#1004にて動作を終了する。
【0057】
以上の実施の第2の形態によれば、撮影シーンにより焦点検出時間の短縮を図ると共に、シーンが突然変化して輝度変化があった場合、被写体がフィルム上で再現されないとみなしている場所に、被写体が突如として現れても焦点検出が可能になり、シャッタチャンスを逃さず、的確にフィルム上に被写体を収めることが可能となる。
【0058】
(実施の第3の形態)
この実施の第3の形態では、フィルムのDXコードを読み取る手段を有しないカメラに関する例について説明する。
【0059】
図11は本発明の実施の第3の形態に係る主要部分の動作(上記実施の第1の形態における図9のフローチャートに対応する)を示すフローチャートであり、以下これに従って説明する。なお、その他の部分は上記実施の第1の形態と同様である為、省略する。
【0060】
ステップ#1100より動作を開始し、まずステップ#1101において、分割測光センサ出力の各エリアの測光値を用いて制御値(EV値,AV値,TV値)を算出する。次のステップ#1102においては、図1の左端の焦点検出点aに対応した測光エリア106の測光値と上記ステップ#1101で演算した制御値の差が、前もって決められた値より大きいかどうかの判定を行い、大きいと判定した場合は、焦点検出点aの焦点検出は行わずに直ちにステップ#1104へ進み、大きくないと判定した場合は、焦点検出点aの焦点検出を行うためにステップ#1103へ進む。ステップ#1103においては、焦点検出点aのセンサの蓄積,読み出し,デフォーカス演算を行う。
【0061】
次のステップ#1104においては、図1の左端中央の焦点検出点bに対応した測光エリア107の測光値と上記ステップ#1101で演算した制御値の差が、前もって決められた値より大きいかどうかの判定を行い、大きいと判定した場合は、焦点検出点bの焦点検出は行わずに直ちにステップ#1106へ進み、大きくないと判定した場合は、焦点検出点bの焦点検出を行うためにステップ#1105へ進む。ステップ#1105においては、焦点検出点bのセンサの蓄積,読み出し,デフォーカス演算を行う。
【0062】
次のステップ#1106においては、図1の中央の焦点検出点cに対応した測光エリア109の測光値と上記ステップ#1101で演算した制御値の差が、前もって決められた値より大きいかどうかの判定を行い、大きいと判定した場合は、焦点検出点cの焦点検出は行わずに直ちにステップ#1108に進み、大きくないと判定した場合は、焦点検出点cの焦点検出を行うためにステップ#1107へ進む。ステップ#1107においては、焦点検出点cのセンサの蓄積,読み出し,デフォーカス演算を行う。
【0063】
次のステップ#1108においては、図1の右中央の焦点検出点dに対応した測光エリア106の測光値と上記ステップ#1101で演算した制御値の差が、前もって決められた値より大きいかどうかの判定を行い、大きいと判定した場合は、焦点検出点dの焦点検出は行わずに直ちにステップ#1110へ進み、大きくないと判定した場合は、焦点検出点dの焦点検出を行うためにステップ#1109へ進む。ステップ#1109においては、焦点検出点dのセンサの蓄積,読み出し,デフォーカス演算を行う。
【0064】
次のステップ#1110においては、図1の右端の焦点検出点eに対応した測光エリア110の測光値と上記ステップ#1101で演算した制御値の差が、前もって決められた値より大きいかどうかの判定を行い、大きいと判定した場合は、焦点検出点eの焦点検出は行わずに直ちにステップ#1112に進み、大きくないと判定した場合は、焦点検出点eの焦点検出を行うためにステップ#1111へ進む。ステップ#1111においては、焦点検出点aのセンサの蓄積,読み出し,デフォーカス演算を行う。
【0065】
次のステップ#1112においては、複数の焦点検出点のデフォーカス量,信頼性等を判定した結果、合焦させる焦点検出点を選択する。続くステップ#1113においては、上記ステップ#1112で選択された焦点検出点のデフォーカス量をレンズ駆動量に換算する。そして、ステップ#1114において、上記ステップ#1113で演算されたレンズ駆動量をレンズ制御回路2を介して撮影レンズ13に駆動量を通信し、フォーカスレンズを合焦位置に移動させ、ステップ#1115で動作を終了する。
【0066】
以上の実施の第3の形態によれば、フィルムのDXコードを読み取る手段を持たないカメラにおいても、焦点検出点が非常に増えた場合に、シーンにより不必要な焦点検出を省略することで、焦点検出時間の短縮を可能とし、高速な多点のオートフォーカスを実現可能とするものである。
【0067】
(実施の第4の形態)
この実施の第4の形態では、測光データにより焦点検出するしないの判定基準値を焦点検出点により重み付けしたり、撮影モードにより変更することで、より最適な焦点検出時間短縮判定を行う例について説明する。
【0068】
12及び図13は、本発明の実施の第4の形態における主要部分の動作を示すフローチャートである。
【0069】
12のフローチャートにおいて、ステップ#1200より、焦点検出点別に測光出力により焦点検出するかしないかの判定基準値の演算を開始する。そして、まずステップ#1201において、中央の焦点検出点かどうかの判定を行い、中央焦点検出点と判定した場合はステップ#1202へ進み、前もって決められていた大き目の値を判定基準値として用いて、中央焦点検出点でないと判定した場合はステップ#1203へ進み、前もって決められていた小さ目の値を判定基準値として用いる。
【0070】
ステップ#1202においては、大き目の判定基準値を用いるので、中央の測光エリアの測光値が分割測光の演算値から大きく外れてない限り焦点検出が行われることになる。また、ステップ#1203においては、小さ目の判定基準値を用いるので、焦点検出点に対応した周辺の測光エリアの測光値が分割測光の演算値から少し外れても焦点検出が行われない。そして、ステップ#1204にて動作を終了する。
【0071】
以上の処理を行うことにより、被写体が居る可能性の高い中央の焦点検出点に重み付けした焦点検出演算時間の短縮が行え、より最適な効率化が図れる。
【0072】
13のフローチャートにおいて、ステップ#1300において、焦点検出点別に測光出力により焦点検出するかしないかの判定基準値の演算を開始する。そして、まずステップ#1301において、図1のスイッチSW4にて焦点検出モードとして、“ワンショット(一度合焦した場合はフォーカスロックする)”と“サーボモード(常に被写体を追い続ける)”の何れが選択されているかの判定を行い、“ワンショト”が選択されていると判定した場合はステップ#1302へ進み、前もって決められていた小さ目の値を判定基準値として用い、“サーボモード”が選択されていると判定した場合はステップ#1303へ進み、前もって決められていた大き目の値を判定基準値として用いる。
【0073】
ステップ#1302においては、小さ目の判定基準値を用いるので、焦点検出点に対応した光エリアの測光値が分割測光の演算値から少し外れても焦点検出が行われない。また、ステップ#1303においては、大き目の判定基準値を用いるので、サーボモード時は測光エリアの測光値が分割測光の演算値から大きく外れてない限り焦点検出が行われることになる輝度変化に対して安定した動作が可能となる。そして、ステップ#1304で動作を終了する。
【0074】
以上の処理を行うことにより、サーボモードで動体を撮影する時とワンショトモードで静止被写体を撮影する時で最適なカメラ動作が設定可能になる。
【0075】
以上の実施の第4の形態によれば、より最適な自動化を実現することで撮影者の使用感を向上させることが可能となる。
【0076】
(発明と実施の形態の対応)
上記の実施の各形態において、測光回路7が画面内を分割して測光することが可能な本発明の分割測光手段に、焦点検出回路6が本発明の多点焦点検出手段に、それぞれ相当する。
【0077】
なお、以上が本発明の各構成と実施形態の各構成の対応関係であるが、本発明はこれら実施形態の構成に限られるものではなく、請求項に示した機構または実施形態の構成が待つ機能が達成できる構成であればどのようなものであってもよい。
【0078】
以上が実施の形態の各構成と本発明の各構成の対応関係であるが、本発明は、これら実施の形態の構成に限定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施の形態がもつ機能が達成できる構成であればどのようなものであってもよいことは言うまでもない。
【0079】
(変形例)
本発明は、一眼レフカメラに適用した例を述べているが、ビデオカメラや電子スチルカメラ等の種々の形態のカメラ、さらにはカメラ以外の光学機器やその他の装置に対しても適用できるものである。
【0080】
更に、本発明は、以上の実施の各形態、又はそれらの技術を適当に組み合わせた構成にしてもよい。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、焦点検出点を多く持つものにおいても、撮影シーンにより不要とみなせる焦点検出点については焦点検出動作を行わず、焦点検出に要する時間を短縮し、より最適な自動化を実現したカメラを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係る概念図である。
【図2】本発明の実施の各形態に係るカメラのブロック図である。
【図3】本発明の実施の各形態に係るカメラの動作を示すフローチャートである。
【図4】図3のステップ#307での動作において補助光を使用する場合と使用しない場合について説明する為のフローチャートである。
【図5】本発明の実施の各形態に係るカメラの背蓋を外して示す背面図である。
【図6】図5の状態からフィルムカートリッジを装填した様子を示すカメラの背面図である。
【図7】本発明の実施の各形態に係るカメラに使用されるフィルムカートリッジを示す図である。
【図8】図7のDXコードより読み取り可能な情報の一例を示す図である。
【図9】本発明の実施の第1の形態に係るカメラの主要部分の動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施の第2の形態に係るカメラの主要部分の動作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施の第3の形態に係るカメラの主要部分の動作を示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施の第4の形態に係るカメラの主要部分の動作を示すフローチャートである。
【図13】同じく本発明の実施の第4の形態に係るカメラの主要部分の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ
2 レンズ制御回路
3 液晶表示回路
4 スイッチセンス回路
5 ストロボ発光調光制御回路
6 焦点検出回路
7 測光回路
10 電子ダイアル
13 撮影レンズ
14 外付けストロボ
15 内蔵補助光駆動回路

Claims (3)

  1. 露出条件を導くために画面内の複数の領域を測光することが可能な分割測光手段と、画面内の複数の焦点検出点について焦点検出を行う多点焦点検出手段とを有するカメラにおいて、
    前記多点焦点検出手段は、前記分割測光手段の出力に基づく演算値と前記複数の焦点検出点に対応する前記分割測光手段の各領域の測光値とを比較し、その差が前もって決められた判定基準値よりも小さい領域に対応する焦点検出点については、焦点検出を行い、前記差が前記判定基準値よりも大きい領域に対応する焦点検出点については、焦点検出可能かどうかに拘らず、焦点検出を行わないようにしたことを特徴とするカメラ。
  2. 前記多点焦点検出手段は、前記判定基準値を、一度合焦した場合はフォーカスロックするモードであるか、被写体を追い続けるモードであるかに応じて切り換えることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 前記多点焦点検出手段は、前記判定基準値を、前記焦点検出点により異なる値とすることを特徴とする請求項記載のカメラ。
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