JP4011145B2 - リモートコントロール方法およびその装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、本体の一端にリモコン対応の送信部と受信部とを配置し、前記送信部より送信された光線を近傍の移動体の移動速度に応じた受信信号を得て、例えばゲーム機などの制御に用いることができるリモートコントロール方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図27は、従来のリモートコントロール方法およびその装置として特開平7−334299号公報に開示された情報入力装置の構成を示すブロック図である。図において、131は物体との距離との分布である距離画像を入力するための距離画像入力部、132は距離画像入力部131から入力された距離画像の中で局所的に距離値が最小となる極小点を求める極小点検出部、133は距離画像入力部131から入力された距離画像の時間に対応した距離値の変化である時間差分を検出する時間差分検出部、134は極小点検出部132が検出した極小点のうち、前記時間差分検出部133が検出した時間差分に変化の生じた極小点を操作すべきシステムに指示を行うための指示点として決定する指示点決定部、135は指示点決定部134が決定した指示点の動きをもとに前記操作すべきシステムの動作を制御するシステム制御手段である。
【0003】
次に動作について説明する。
図27において、その手法の概要は操作者の手などの距離画像を解析し、その極小点を主とする情報を抽出し、該抽出した情報を利用して機器の遠隔操作を行うものである。まず距離画像入力部131より距離画像が得られ、それが極小点検出部132および時間差分検出部133によって処理される。極小点検出部132は距離画像の中で局所的に距離値が最小になる極小点を検出する。時間差分検出部133は距離画像中のそれぞれの座標についての時間差分を検出する。距離画像入力部131、極小点検出部132、時間差分検出部133から得られる情報を用いて、ユーザの指示する点である指示点を指示点決定部134で決定し、システム制御手段135がシステムの制御を行う。
このような構成により、使用者や使用者の手の動きが距離画像として取り込まれ処理されるので、手にリモコン装置などの機器を持つことがなく、手の動きだけで機器を操作できる遠隔操作環境を実現することが出来る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のリモートコントロール方法およびその装置は以上のように構成されているので、特に本体機器の遠隔操作を行う場合、操作者の手などの距離画像を得るため距離画像入力部を設けなければならない。また、距離画像の中で局所的に距離値が最小になる極小点を検出する極小点検出部を設けなければならず、または距離画像中のそれぞれの座標についての時間差分を検出する時間差分検出部を設ける必要があるため検出系が多岐に渡り、それに伴い制御系も複雑となり、さらに、常時追従する必要性があるのでシステムが高価になるという課題があった。
【0005】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、システムの複雑化を回避して安価に実現できるリモートコントロール方法およびその装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明に係るリモートコントロール方法は、操作部への直接操作に基づく、画像中の第1の制御対象を制御するための第1の画像制御過程による第1の画像制御結果と、前記第1の画像制御過程に対する操作手段とは異なり、かつ、当該第1の画像制御過程に対する操作手段と一体に設けられた操作手段の操作に基づく、第2の制御対象を制御するための第2の画像制御過程とによる第2の画像制御結果とを結合して画像制御を行うリモートコントロール方法であって、前記第2の画像制御過程は、不可視光線が照射されている空間中の移動体の移動に伴って変化する前記光線の受光量を検出する受光量検出過程と、該受光量検出過程で検出した前記受光量をもとに前記移動体が前記空間中を往復したときの往路移動動作および復路移動動作間の時間情報を検出する時間情報検出過程と、該時間情報検出過程で検出した時間情報に応じて前記第2の制御対象を制御する制御信号を生成する時間情報対応制御信号生成過程とを複数組備えると共に、該時間情報対応制御信号生成過程で生成した複数の制御信号に対応して前記第2の制御対象を別々に制御する制御過程を備えたものである。
【0009】
請求項記載の発明に係るリモートコントロール方法は、光線が照射されている空間中を移動体が移動した際に当該移動体により反射した反射光による受光量を検出する受光量検出過程を備えるようにしたものである。
【0010】
請求項記載の発明に係るリモートコントロール方法は、光線が照射されている空間中を移動体が移動した際に当該移動体が前記光線を遮蔽することにより変化する前記光線の受光量を検出する受光量検出過程を備えるようにしたものである。
【0012】
請求項記載の発明に係るリモートコントロール方法は、所定の搬送波周波数で変化する光線が所定の繰り返し周期で間欠的に照射されている空間中の移動体の移動に伴って変化する前記光線の受光量を検出する受光量検出過程を備えるようにしたものである。
【0013】
請求項記載の発明に係るリモートコントロール方法は、受光量検出過程、時間情報検出過程、時間情報対応制御信号生成過程および制御過程が、間欠的に照射されている光線の前記間欠的な照射の所定の繰り返し周期に同期して動作期間とスリープ期間を繰り返し、前記受光量検出過程では前記光線が間欠的に照射されている空間中の移動体の移動に伴って変化する前記光線の受光量を前記動作期間中に検出し、前記時間情報検出過程では、前記受光量検出過程で検出した前記受光量をもとに前記移動体が前記空間中を往復したときの往路移動動作および復路移動動作間の時間情報を前記動作期間中に検出し、前記時間情報対応制御信号生成過程では、前記時間情報検出過程で検出した時間情報に応じて第2の制御対象を制御する制御信号を前記動作期間中に生成し、前記制御過程では、前記時間情報対応制御信号生成過程で生成した制御信号を前記動作期間中に前記第2の制御対象へ与え、当該第2の制御対象を制御するようにしたものである。
【0014】
請求項記載の発明に係るリモートコントロール方法は、第1の制御対象はゲーム画面中の移動物であると共に、第2の制御対象は前記ゲーム画面中の背景画面であり、前記第1の画像制御過程では前記移動物の移動を制御すると共に、前記第2の画像制御過程では前記移動物の移動に伴う前記背景画面の変化に対する制御を行う制御過程を備えるようにしたものである。
【0015】
請求項記載の発明に係るリモートコントロール方法は、第1の画像制御過程では、移動物の移動速度を制御し、かつ、第2の画像制御過程では時間情報対応制御信号生成過程で生成した制御信号により前記移動物の移動速度に伴う背景画面の変化に対する制御を制御過程が行うようにしたものである。
【0016】
請求項記載の発明に係るリモートコントロール方法は、第1の画像制御過程では、移動物の移動方向を制御し、かつ、第2の画像制御過程では時間情報対応制御信号生成過程で生成した制御信号により前記移動物の移動方向に伴う背景画面の変化に対する制御を制御過程が行うようにしたものである。
【0017】
請求項記載の発明に係るリモートコントロール装置は、操作部への直接操作に基づいて、画像中の第1の制御対象を制御するための第1の画像制御結果を出力する第1の画像制御手段と、前記第1の画像制御手段への操作とは異なる操作に基づいて、前記画像中の第2の制御対象を制御するための第2の画像制御結果を出力する第2の画像制御手段と、前記第1の画像制御結果と前記第2の画像制御結果とを結合した画像制御結果を出力する結合回路とを一体に備え、前記第2の画像制御手段は、不可視光線を所定の方向へ照射する光線照射手段と、該光線照射手段により光線の照射されている空間中の移動体の移動に伴って変化する前記光線の受光量を検出する光量検出手段と、該光量検出手段が検出した前記受光量をもとに前記移動体が前記空間中を往復したときの往路移動動作および復路移動動作間の時間情報を検出する時間情報検出手段と、該時間情報検出手段が検出した時間情報に応じて前記第2の制御対象を制御する制御信号を生成する時間情報対応制御信号生成手段とを複数組備えると共に前記複数組の時間情報対応制御信号生成手段が生成した複数の制御信号に対応して前記第2の制御対象を別々に制御する制御手段とを備えるようにしたものである。
【0020】
請求項1記載の発明に係るリモートコントロール装置は、赤外線を所定の方向へ照射する光線照射手段と、該光線照射手段により赤外線の照射されている空間中の移動体の移動に伴って変化する前記赤外線の受光量を検出する光量検出手段と、該光量検出手段が検出した前記受光量をもとに前記移動体が前記空間中を往復したときの往路移動動作および復路移動動作間の時間情報を検出する時間情報検出手段と、該時間情報検出手段が検出した時間情報に応じて制御対象を制御する制御信号を生成する時間情報対応制御信号生成手段と、該時間情報対応制御信号生成手段が生成した制御信号をもとに前記制御対象を制御する制御手段とを備えるようにしたものである。
【0021】
請求項1記載の発明に係るリモートコントロール装置は、光線が照射されている空間中を移動体が移動した際に当該移動体が反射させた前記光線の反射光による受光量を検出する光量検出手段を備えるようにしたものである。
【0024】
請求項1記載の発明に係るリモートコントロール装置は、光線照射手段により光線が照射されている空間中を移動体が移動した際に前記光線を前記移動体が遮蔽することにより変化する前記光線の受光量を検出する光量検出手段を備えるようにしたものである。
【0026】
請求項13記載の発明に係るリモートコントロール装置は、所定の間隔および長さを有して構成された第1のアーム、第2のアーム、第3のアームからなる複数のアームを備え、光線照射手段および光量検出手段は前記各アームへ互いに対面してそれぞれ配置されているようにしたものである。
【0030】
請求項14記載の発明に係るリモートコントロール装置は、光線照射手段は、所定の搬送波周波数で変化する光線を所定の繰り返し周期で間欠的に照射し、光量検出手段は、前記光線が前記所定の繰り返し周期で間欠的に照射されている空間中の移動体の移動に伴って変化する前記光線の受光量を検出するようにしたものである。
【0031】
請求項15記載の発明に係るリモートコントロール装置は、光線照射手段は、所定の搬送波周波数で変化する光線を所定の繰り返し周期で間欠的に照射し、光量検出手段、時間情報検出手段、時間情報対応制御信号生成手段および制御手段は、前記光線照射手段により間欠的に照射されている前記光線の前記所定の繰り返し周期に同期し、動作期間とスリープ期間を繰り返し、前記光量検出手段は、前記光線が間欠的に照射されている空間中の移動体の移動に伴って変化する前記光線の受光量を前記動作期間中に検出し、前記時間情報検出手段は、前記光量検出手段で検出した前記受光量をもとに前記移動体が前記空間中を往復したときの往路移動動作および復路移動動作間の時間情報を前記動作期間中に検出し、前記時間情報対応制御信号生成手段は、前記時間情報検出手段で検出した時間情報に応じて第2の制御対象を制御する制御信号を前記動作期間中に生成し、前記制御手段は、前記時間情報対応制御信号生成手段で生成した制御信号を前記動作期間中に前記第2の制御対象へ与え、当該第2の制御対象を制御するようにしたものである。
【0032】
請求項16記載の発明に係るリモートコントロール装置は、第1の制御対象はゲーム画面中の移動物であると共に、第2の制御対象は前記ゲーム画面中の背景画面であり、前記第1の画像制御手段は、前記移動物の移動を制御すると共に、前記第2の画像制御手段は前記背景画面の変化に対する制御を行うようにしたものである。
【0033】
請求項17記載の発明に係るリモートコントロール装置は、第1の画像制御手段は、移動物の移動速度を制御し、かつ、第2の画像制御手段は、時間情報対応制御信号生成手段が生成した制御信号により前記移動物の移動速度に伴う背景画面の変化に対する制御を行うようにしたものである。
【0034】
請求項18記載の発明に係るリモートコントロール装置は、第1の画像制御手段は、移動物の移動方向を制御し、かつ、第2の画像制御手段は時間情報対応制御信号生成手段が生成した制御信号により前記移動物の移動方向に伴う背景画面の変化に対する制御を行うようにしたものである。
【0035】
請求項19記載の発明に係るリモートコントロール装置は、ゲーム機として、第1の画像制御手段と第2の画像制御手段とを一体的に構成したものである。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機を示す斜視図である。なお、この実施の形態のリモートコントロール装置による制御対象はゲーム機である。図において、1はリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機本体(ゲーム機)、2は映像を表示する液晶等のゲーム画面、3はゲームを行う際の例えばゲーム画面中に表示される自動車の速度を上げるアクセル釦、4は前記自動車の速度を落すブレーキ釦、5は前記自動車の方向を右へ回転させる右回転釦、6は前記自動車の方向を左へ回転させる左回転釦である。
【0037】
図2は、ゲーム機本体1の画面2に表示されたゲーム画面の一例を示しており、図において、7は、第1の制御対象として、ゲーム画面2に表示されたゲームで制御する自動車である。このゲーム機で行われるゲームは、道路上を風景である山並みを走り抜けていく前記自動車7を操作するドライバとなる第1ゲームプレーヤと、当該第1ゲームプレーヤが操作する自動車7が走り抜ける前記道路および前記山並みを前記第1ゲームプレーヤの意思に対抗して変化させ、前記第1ゲームプレーヤによる自動車7の操作を邪魔する第2ゲームプレーヤにより行われる。ここで、第2の制御対象は道路や山並みといったゲーム画面2の背景画面となる。この場合、前記第1ゲームプレーヤはアクセル釦3、ブレーキ釦4、右回転釦5、左回転釦6を操作することで自動車7の走行状態を制御する。一方、前記第2ゲームプレーヤは、前記第1ゲームプレーヤの意思とは無関係に自動車7が走り抜ける前記道路および前記山並みのゲーム画面2での動きを投光部(光線照射手段)13の前方で手15などを上下させることで遠隔操作により制御する。
【0038】
図3は、このようなゲーム機の基本構成を示すブロック図である。図において、8はゲーム機本体1内の釦であるアクセル釦3、ブレーキ釦4などの各操作スイッチ(操作部)から入力される入力回路、9はゲーム画面2に表示された自動車7の速度を制御する自動車の速度制御回路、10は自動車7の速度に応じて背景の速度を制御する背景の速度制御回路、11は自動車7の速度と背景の速度を同期させる結合回路、12は自動車7および前記背景の画像を形成する画像形成回路である。
【0039】
図1に戻り、13はゲーム機本体1の一端面に構成された光線を照射する投光部、14は投光部13から照射された前記光線の内で例えば手などにより反射された反射光を受信する受光部である。この投光部13から照射される光線は可視光線または赤外線などの不可視光線である。また、投光部13から照射される光線は所定の搬送波周期で変化している光線である場合が一般的であり、これにより受光部14で受光する光に選択性を持たせることで誤動作の原因となる外来光に対する耐ノイズ特性を向上させる。
【0040】
投光部13から照射された赤外線はその近くに何もない場合、受光部14には入射されない。投光部13の近くに手などの前記赤外線を反射するものがあると、投光部13から照射された赤外線は手15に反射して受光部14に入射する。
【0041】
図4は、この実施の形態1のリモートコントロール装置と一体的に構成されたゲーム機を示すブロック図である。図4において図3と同一または相当の部分については同一符号を付し説明を省略する。図において、16は投光部13から照射され変調されている赤外線の内で前記手15などにより反射された赤外線反射光を受光する受光部14を備えた光量検出手段である。
【0042】
図5、図6、図7および図8は投光部13から照射される赤外線の送信波形および受光部14の出力波形を示す波形図であり、図5は投光部13から照射された赤外線が全く反射されないときの受光部14の出力信号波形、図6は投光部13から照射された赤外線が投光部13の前方で上から下、または下から上へ1回のみ移動した手15により反射され、その反射光が受光部14で受光されたときに出力される出力信号波形を示している。また、図7は投光部13から照射された赤外線が投光部13の前方で上から下、または下から上へ合計2回移動した手15により反射され、その反射光が受光部14で受光されたときにパルス信号として出力される受光部14の出力信号波形を示している。また、図8は投光部13から照射された赤外線が投光部13の前方で上から下、または下から上へ複数回移動した手15により反射され、その反射光が受光部14で受光されたときにパルス信号として出力される受光部14の出力信号波形を示している。
【0043】
図4に戻り、17は図7、図8に示すような光量検出手段16から出力されるパルス信号の間隔を検出する間隔検出器(時間情報検出手段)であり、検波回路や波形整形回路などを備えている。18は間隔検出器17で検出された前記パルス信号の間隔を算出し、数値に変換する算出/変換部(時間情報対応制御信号生成手段)である。
【0044】
なお、間隔検出器17および算出/変換部18は、最初のパルス信号の幅に対し次のパルス信号の幅がどのように変化したかを数値化して出力する回路構成であってもよい。
【0045】
39は第1ゲームプレーヤのアクセル釦3、ブレーキ釦4などの操作により制御される自動車7の前記速度に応じた前記道路や山並みの背景の動きについての速度情報V1を調停回路41へ出力するとともに、自動車7の走行速度を制御する信号を結合回路11へ出力する速度制御回路である。この速度制御回路39は、アクセル釦3が押し続けられると自動車7のゲーム画面2上の走行速度を徐々に早くするように制御し、ブレーキ釦4が押し続けられると所定の減速率でゲーム画面2上の自動車7の走行速度を減速させる。
【0046】
40は第2ゲームプレーヤの遠隔操作による制御による前記道路や山並みの背景の動きについての速度情報V2を調停回路41へ出力するとともに、調停回路41から与えられる速度情報V3に応じて前記道路や山並みの背景の動きを制御する速度制御回路(制御手段)である。この速度制御回路40は、算出/変換部18により数値変換されたパルス信号の間隔が狭いほど、または前記パルス信号のパルス幅の変化が大きいほど前記道路や山並みの背景の動きを早く制御する速度情報V2を調停回路41へ出力する。
【0047】
41は調停回路(制御手段)であり、この調停回路41は、第2ゲームプレーヤが遠隔操作する道路および山並みなどの背景のゲーム画面2上での動きと、第1ゲームプレーヤがアクセル釦3、ブレーキ釦4、右回転釦5、左回転釦6を操作することによる自動車7の走行速度に応じた前記道路および山並みなどの背景の動きとの調停を行う回路である。
また、この調停回路41は、第2ゲームプレーヤの遠隔操作による制御により速度制御回路40から出力される前記道路や山並みの背景の動きについての速度情報V2を、速度制御回路39から出力される自動車7の速度に応じた前記道路や前記山並みの背景の動きについての速度情報V1に加算して新たな速度情報V3を求め、速度制御回路40へ出力する回路である。
また、入力回路8と速度制御回路39とにより、画像中の第1の制御対象を制御するための第1の画像制御結果を出力する第1の画像制御手段が構成され、一方、光量検出手段16、間隔検出器17、算出/変換部18、速度制御回路40、調停回路41により、画像中の第2の制御対象を制御するための第2の画像制御結果を出力する第2の画像制御手段が構成されている。更に、結合回路11は、速度制御回路39から出力される第1の画像制御結果と、速度制御回路40から出力される第2の画像制御結果とを結合した画像制御結果を画像形成回路12に出力するよう構成されている。
【0048】
次に、図1、図4、図9および図10を参照しながら動作について説明する。
投光部13の前方に手15などの前記赤外線を反射する物体が存在していないときには、受光部14にはノイズが受信されるのみで、光量検出手段16からはパルス信号は出力されない。一方、投光部13の前方で例えば手15を上からゆっくり振り降ろしたとき、投光部13より照射されている赤外線の反射光が受光部14で検出され、手15の移動速度に応じた幅の広いパルス信号が光量検出手段16から出力される。また、投光部13の前方で例えば手15を上から下へゆっくり振り降ろし、再度下から上に移動させた場合、光量検出手段16からは手15の移動速度に応じた幅のパルス信号が2個出力される。また、投光部13の前方で例えば手15を上から下へ早く振り降ろし、再度下から上に移動させる。これを素早く繰り返した場合、光量検出手段16からは手15の移動速度に応じた幅の狭いパルスが数個出力される。
【0049】
図9および図10は、間隔検出器17および算出/変換部18の動作を説明するための説明図であり、光量検出手段16の出力信号波形を示している。光量検出手段16から出力されるパルス信号に対する間隔検出器17および算出/変換部18の動作は、図9に示すように前記パルス信号の立上りから次のパルス信号の立上りまでの時間、つまり、立上りから立上りまでのパルス信号の間隔である時間tnを数値化して出力するか、または図10に示すように最初のパルス信号幅tm1から次のパルス信号幅tm2がどのように変化したかを数値化して出力する。
【0050】
投光部13の前方で手15などにより移動動作を行うことによる遠隔操作により入力された信号は、間隔検出器17および算出/変換部18により前記数値化手法のいずれかにより数値化される。このようにして間隔検出器17および算出/変換部18により数値化された信号はゲーム画面2の背景の速度を制御する速度制御回路40へ与えられる。速度制御回路40は、前記数値化されたパルス信号の間隔または前記パルス信号幅の変化に応じた前記背景の速度情報V2を調停回路41へ出力する。
【0051】
一方、入力回路8のアクセル釦3が操作されると、ゲーム画面2の自動車7の画面上の速度を制御する速度制御回路39は自動車の速度をゲーム画面2上で上昇させるように制御する。また、ブレーキ釦4が操作されると速度制御回路39はゲーム画面2上の自動車7に対しブレーキを作用させて自動車7の速度を落とすように制御する。この場合、速度制御回路39により制御される自動車7の動きに伴い背景の速度も変える必要があり、このため前記自動車7の動きに応じた前記背景の速度情報V1が調停回路41へ与えられる。
【0052】
調停回路41は、前記速度情報V1に前記速度情報V2を加算して新たな速度情報V3を求め、速度制御回路40へ出力する。速度制御回路40は、速度情報V3に応じた背景の動きをゲーム画面2上で実現する信号を結合回路11へ出力し、速度制御回路39はアクセル釦3、ブレーキ釦4などの操作により制御される自動車7の速度をゲーム画面2上で実現する信号を結合回路11へ出力する。
この結果、結合回路11で自動車7と前記背景の速度が同期され、結合回路11からの出力信号は画像形成回路12に送られ、ゲーム画面2に表示する画像が形成され、ゲーム機本体1内のゲーム画面2に表示される。
【0053】
従って、第2ゲームプレーヤがゲームに参加せず遠隔操作が全く行われていない場合には、第1ゲームプレーヤによるアクセル釦3、ブレーキ釦4、右回転釦5、左回転釦6の操作によりゲームが進行するのみであるが、第2ゲームプレーヤがゲームに参加して遠隔操作を行うと、この遠隔操作による第2ゲームプレーヤの意思が第1ゲームプレーヤの意思と競合して、ゲーム画面2上の自動車7の背景の移動する速度が第1ゲームプレーヤの操作する自動車7の走行速度と適合しなくなってゲーム進行に意外性が生じる。
【0054】
また、第2ゲームプレーヤによる遠隔操作による入力は、投光部13の前方で手15などを上下させる際の繰り返し周期または速度に応じて行われるため、第2ゲームプレーヤには遠隔操作を行うためのゲーム機特有の能力が必要となり、第1ゲームプレーヤおよび第2ゲームプレーヤのいずれにとってもゲームに対する楽しさが増大する。
【0055】
つまり、以上説明したようなリモートコントロール装置を備えることで、通常のゲーム機では自動車7の速度を上げるアクセル釦3、自動車7の速度を落すブレーキ釦4、自動車7の方向を右へ回転させる右回転釦5、自動車7の方向を左へ回転させる左回転釦6を操作することだけでゲームが進行し、またゲーム機を持っているゲームプレーヤのみしかゲームに参加できなかったのが、この実施の形態1では、投光部13の前方で手を振るだけでゲーム機を持っているゲームプレーヤ以外の他のゲームプレーヤもゲームに参加して道路の背景である山並みの移動する速度の制御に介入できるようになる。そして、自動車7の速度や進行方向をアクセル釦3、ブレーキ釦4、右回転釦5、左回転釦6により操作しているゲームプレーヤは、前記他のゲームプレーヤの介入による前記山並みなどの背景の移動する速度に表れる変化に追随するか、または前記変化を抑制させるように対抗してアクセル釦3、ブレーキ釦4を操作することになり、ゲーム進行上の意外性が増し、ゲームとしての娯楽性を増加できるゲーム機が得られる効果がある。
【0056】
なお、以上の説明では、手15を投光部13の前方で上下させることで遠隔操作を行うものとして説明したが、指入力でも同様に遠隔操作は可能である。
また、ゲーム画面2内の自動車7の速度を第1ゲームプレーヤや第2ゲームプレーヤが操作するものとして説明してきたが、ゲーム画面2内の自動車7の進行方向であってもよく、また自動車7以外の飛行機の進行方向や速度であってもよい。
さらに、ゲーム機と一体的に構成されるものとして説明したが、ゲーム機とケーブルにより接続される構成やワイヤレスでゲーム機と接続される構成であってもよい。
さらに、制御対象はドアなどの開閉機構であってもよく、人がドアに接近すると前記開閉機構へドアの開信号を送りドアを自動的に開けるように構成することも可能である。
【0057】
実施の形態2.
図11は、この発明の実施の形態2によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機を示す斜視図である。なお、この実施の形態2のリモートコントロール装置における制御対象はゲーム機である。図11において図1と同一または相当の部分については同一符号を付し説明を省略する。この実施の形態2のリモートコントロール装置では、投光部(光線照射手段)13aおよび受光部14aならびに投光部(光線照射手段)13bおよび受光部14bが設けられている。一方の投光部、受光部の組の投光部13aの前方で手15を上下させると、ゲーム画面2に表示された自動車7の進行方向が遠隔操作により右方向へ制御される。また、他方の組の投光部13bの前方で手15を上下させると、ゲーム画面2に表示された自動車7の進行方向が遠隔操作により左方向へ制御される。
【0058】
図12は、前記ゲーム機の構成を示すブロック図であり、図12において図4と同一または相当の部分については同一符号を付し説明を省略する。図において、16aは一方の組の投光部13aから照射された所定の搬送波周期で変化する赤外線の内で手15などにより反射された赤外線反射光を受光する受光部14aを備えた光量検出手段である。17aは図7,図8に示すように、光量検出手段16aから出力されるパルス信号の間隔を検出する間隔検出器(時間情報検出手段)であり、検波回路や波形整形回路などを備えている。18aは間隔検出器17aで検出された前記パルス信号の間隔を算出し、数値に変換する算出/変換部(時間情報対応制御信号生成手段)である。
【0059】
なお、間隔検出器17aおよび算出/変換部18aは、最初のパルス信号の幅に対し次のパルス信号の幅がどのように変化したかを数値化して出力する回路構成であってもよい。
【0060】
16bは投光部13bから照射された所定の搬送波周期で変化する赤外線の内で手15などにより反射された赤外線反射光を受光する受光部14bを備えた光量検出手段である。17bは図7,図8に示すように、光量検出手段16bから出力されるパルス信号の間隔を検出する間隔検出器(時間情報検出手段)であり、検波回路や波形整形回路などを備えている。18bは間隔検出器17bで検出された前記パルス信号の間隔を算出し、数値に変換する算出/変換部(時間情報対応制御信号生成手段)である。
【0061】
なお、間隔検出器17bおよび算出/変換部18bは、最初のパルス信号の幅に対し次のパルス信号の幅がどのように変化したかを数値化して出力する回路構成であってもよい。
【0062】
49は第1ゲームプレーヤの右回転釦5、左回転釦6などの操作により制御される自動車7の進行方向に応じて変化する前記道路や山並みの背景の動きの方向についての移動方向情報C1を調停回路51へ出力するとともに、自動車7の進行方向を制御する信号を結合回路11へ出力する方向制御回路である。この方向制御回路49は右回転釦5が押し続けられると自動車7のゲーム画面2上の進行方向が右へ変化するように制御し、左回転釦6が押し続けられるとゲーム画面2上の自動車7の進行方向を左へ変化させる。
【0063】
50は第2ゲームプレーヤが投光部13a,13bの前方でそれぞれ手15を上下させて行う遠隔操作による前記道路や山並みの背景の右方向や左方向への動きについての移動方向情報C2を調停回路51へ出力するとともに、調停回路51から与えられる移動方向情報C3に応じて前記道路や山並みの背景の動きの方向を制御する信号を結合回路11へ出力する方向制御回路(制御手段)である。前記移動方向情報C2は、投光部13aの前方で手15を上下させて行う遠隔操作による入力により、前記背景を右方向へ移動させるための移動方向情報として出力される。また、投光部13bの前方で手15を上下させて行う遠隔操作による入力により、前記背景を左方向へ移動させるための移動方向情報として出力される。また、この方向制御回路50は、算出/変換部18a,18bにより数値変換されたパルス信号の間隔が狭いほど、またはパルス信号幅の変化が大きいほど前記道路や山並みの背景の右方向や左方向への動きを早く制御する。
【0064】
51は調停回路(制御手段)であり、この調停回路51は第2ゲームプレーヤが遠隔操作する道路および山並みなどの背景のゲーム画面2上での右方向や左方向への動きと、第1ゲームプレーヤが右回転釦5、左回転釦6を操作することによる自動車7の進行方向に応じた前記道路および山並みなどの背景の右方向や左方向への動きとの調停を行う回路である。
また、この調停回路51は、第2ゲームプレーヤの遠隔操作による制御により方向制御回路50から出力される前記道路や山並みの背景の右方向や左方向への動きについての移動方向情報C2を、方向制御回路49から出力される自動車7の進行方向に応じた前記道路や山並みの背景の右方向や左方向の動きについての移動方向情報C1に加算して新たな移動方向情報C3を求め、方向制御回路50へ出力する回路である。
【0065】
次に動作について説明する。
このゲーム機では、第1ゲームプレーヤが右回転釦5、左回転釦6を操作することによりゲーム画面2の自動車7の進行方向を制御する。一方、第2ゲームプレーヤは、投光部13a,13bの前方でそれぞれ手15を上下させて道路や山並みの背景の右方向や左方向への動きについての遠隔操作を行う。
【0066】
投光部13aまたは投光部13bのいずれか一方の投光部の前方で手15を上下させることによる遠隔操作により入力された信号は、間隔検出器17aと算出/変換部18aまたは間隔検出器17bと算出/変換部18bにより前記数値化手法のいずれかにより数値化される。このようにして間隔検出器17a,17bと算出/変換部18a,18bにより数値化された信号はゲーム画面2の背景の移動の方向を制御する方向制御回路50へ与えられる。方向制御回路50は、前記数値化されたパルス信号の間隔または前記パルス信号幅の変化に応じた前記背景の移動方向情報C2を調停回路51へ出力する。
【0067】
一方、入力回路8の右回転釦5や左回転釦6が操作されると、ゲーム画面2の自動車7の画面上の進行方向を制御する方向制御回路49は自動車7の進行方向をゲーム画面2上で前記操作に応じて右または左へ変えるように制御する。この場合、方向制御回路49により制御される自動車7の動きに伴い背景の移動方向も変える必要があり、このため前記自動車7の進行方向の変化に応じた前記背景の移動方向情報C1が調停回路51へ与えられる。
【0068】
調停回路51は、前記移動方向情報C1に前記移動方向情報C2を加算して新たな移動方向情報C3を求め、方向制御回路50へ出力する。方向制御回路50は、移動方向情報C3に応じた背景の動きの方向をゲーム画面2上で実現する信号を結合回路11へ出力し、方向制御回路49は入力回路8の出力に応じた自動車7の進行方向をゲーム画面2上で実現する信号を結合回路11へ出力する。
この結果、結合回路11で自動車7の進行方向と前記背景の移動方向が同期され、結合回路11からの出力信号は画像形成回路12に送られ、ゲーム画面2に表示する画像が形成されゲーム画面2に表示される。
【0069】
従って、第2ゲームプレーヤがゲームに参加せず遠隔操作が全く行われていない場合には、第1ゲームプレーヤによる右回転釦5、左回転釦6の操作により自動車7の進行方向が制御されてゲームが進行するのみであるが、第2ゲームプレーヤがゲームに参加して遠隔操作を行うと、この遠隔操作による第2ゲームプレーヤの意思が前記背景の移動方向に介入し、第1ゲームプレーヤの意思と競合することになる。そして、ゲーム画面2上の自動車7の背景の移動方向が第1ゲームプレーヤの期待に反する場合が生じるようになってゲーム進行に意外性が生じる。
また、第2ゲームプレーヤによる遠隔操作による入力は、投光部13a,13bの前方で手15などを上下させる際の繰り返し周期または速度に応じて行われるため、第2ゲームプレーヤには遠隔操作を行うためのゲーム機特有の能力が必要となり、第1ゲームプレーヤおよび第2ゲームプレーヤいずれにとってもゲームに対する楽しさが増大する。
【0070】
つまり、以上説明したようなリモートコントロール装置を備えることで、通常のゲーム機では自動車7の進行方向については右回転釦5、左回転釦6を操作すことだけでゲームが進行し、またゲーム機を持っているゲームプレーヤのみしかゲームに参加できなかったのが、この実施の形態2では、投光部13a,13bの前方で手15を振るだけでゲーム機を持っているゲームプレーヤ以外の他のゲームプレーヤもゲームに参加できるようになり、道路の背景である山並みの移動方向の操作や自動車7の進行方向の操作を行うことが可能になる。そして、自動車7の進行方向を右回転釦5、左回転釦6により操作しているゲームプレーヤは、前記他のゲームプレーヤの介入による前記山並みなどの背景の移動する方向に表れる変化に追随するか、または前記変化を抑制させるように対抗して右回転釦5、左回転釦6を操作することになりゲーム進行上の意外性が増し、ゲームとしての娯楽性に富んだゲーム機が得られる効果がある。
【0071】
実施の形態3.
この実施の形態3では、投光部13は間欠動作しており、所定の搬送波周期で変化する赤外線を所定の繰り返し周期で間欠的に照射する。また、受光部14は前記間欠的に照射されている赤外線が手15などにより反射された反射光を検出する。
【0072】
図13および図14は、この発明の実施の形態3によるリモートコントロール装置の投光部13により行われている赤外線の照射の間欠動作を示す説明図である。図13において、搬送波の発信周波数を455kHzとし、それを12分周した場合、37.9kHzとなる。一次変調する際、パルス列により副搬送波を振幅変調する。例えば、副搬送波周波数を37.9kHzとした場合、そのパルスの繰り返し時間は26.4secとなる。‘H’レベルである時間と‘L’レベルの時間を半分ずつに取れば、図13(a)に示すように‘H’レベルの時間は13.2secとなる。一方、図13(b)に示すように‘H’レベルの時間を繰り返し時間26.4secの1/3である8.8sec以下に設定すると前者に比べ平均電流が抑えられ電池の省エネとなる。
【0073】
また、図14(a)に示す一定の振幅変調波を常時送信すれば、やはり電池等が長続きしない。そこでパルス位置変調をかける。一定の間隔によりパルス列をPPM(Pulse Position Modulation)にて変調して常時電流を流さないようにして、パルスの‘H’レベルの期間のみ流すようにする。この結果、図14(b)に示すように、図14(a)の場合に比べ、さらに平均電流が抑えられ電池の省エネとなる。
【0074】
なお、以上の説明では投光部13が間欠動作するものとして説明したが、受光部14および当該受光部14の出力を処理する各回路ブロックにおいても、前記投光部13の間欠動作に同期して動作期間とスリープ期間とを繰り返すように構成することも可能である。このように構成したときには、さらに装置全体の消費電流が抑えられ電池の省エネとなる。
【0075】
実施の形態4.
図15は、この発明の実施の形態4によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機を示す斜視図であり、図16は前記ゲーム機の構成を示すブロック図である。図15において図1および図11と同一または相当の部分、また図16において図4および図12と同一または相当の部分については同一符号を付し説明を省略する。
【0076】
この実施の形態4のリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機は、前記実施の形態1で示したゲーム機が有している機能および前記実施の形態2で示したゲーム機が有している機能を備えている。つまり、第2ゲームプレーヤは投光部13aまたは投光部13bの前方で手15を上下動させることでゲーム画面2上の自動車7の進行方向を右または左へ遠隔操作可能であり、また投光部13の前方で手15を上下動させることでゲーム画面2上の自動車7の走行速度を操作可能である。この場合、投光部13a、投光部13b、投光部13の前方で手15を上下動させるゲームプレーヤはそれぞれ異なったゲームプレーヤであってもよい。一方、第1ゲームプレーヤはアクセル釦3、ブレーキ釦4、右回転釦5、左回転釦6を操作することで、他のゲームプレーヤによる自動車7の走行状態の制御に対抗して自動車7の走行状態の制御を行うことが可能である。
なお、この実施の形態4においても、投光部に前記実施の形態3で説明した投光部13の間欠動作を適用することが可能である。
【0077】
実施の形態5.
図17は、この発明の実施の形態5によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機を示す斜視図である。図17において図1と同一または相当の部分については同一符号を付し説明を省略する。この実施の形態5に示すゲーム機では、投光部13が照射する赤外線の光軸と指向感度が最大となる受光部14の入射光軸とが交差するように、投光部13と受光部14は角度を有してゲーム機本体1の一端面に取り付けられている。この場合、投光部13が取り付けられたゲーム機本体1の前記一端面と受光部14が取り付けられたゲーム機本体1の前記一端面が傾斜して構成されていてもよい。
【0078】
この結果、投光部13から放射された赤外線は手15に反射すると、その反射光は受光部14に効率よく入射する。この結果、指向性の広い受光部を必要としていたのが指向性のそれほど広くない通常の受光部を使用できる効果がある。
【0079】
なお、この実施の形態5においても、投光部に前記実施の形態3で説明した投光部13の間欠動作を適用することが可能である。
【0080】
実施の形態6.
図18は、この発明の実施の形態6によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機を示す斜視図である。図18において図17と同一または相当の部分については同一符号を付し説明を省略する。この実施の形態6に示すゲーム機では、投光部13が照射する赤外線の光軸と指向感度が最大となる受光部14の入射光軸とが交差するように、投光部13と受光部14は角度を有してゲーム機本体1の一端面に取り付けられている。また、投光部13と受光部14との間には投光部13から照射された赤外線が直接、受光部14へ入射しないようにガイド壁(干渉防止壁)22が形成されている。
【0081】
以上説明したように、この実施の形態6によれば、投光部13から放射された赤外線は手15に反射すると、その反射光は受光部14に効率よく入射するだけでなく、投光部13から照射された赤外線が直接、受光部14へ入射する干渉が防止できる。この結果、指向性の広い受光部を必要としていたのが指向性のそれほど広くない通常の受光部を使用できる効果がある。
【0082】
実施の形態7.
図19は、この発明の実施の形態7によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機を示す斜視図である。図19において図1と同一または相当の部分については同一符号を付し説明を省略する。図において、61,62は所定の間隔および長さを有して構成されたアーム(第1のアーム、第2のアーム)であり、アーム61,62の対面する内面には投光部13および受光部14が同一直線上に配置されている。
この実施の形態7に示すゲーム機の他の実施の形態との大きな違いは、遠隔操作を反射から遮蔽に変更したことである。
【0083】
図20は、投光部13から照射される赤外線の出力信号波形およびアーム61とアーム62との間に手15を挿入していないときの受光部14の出力信号波形、図21はアーム61とアーム62との間に手15を挿入し、上から下、または下から上へ手15を1回移動させたときの受光部14の出力信号波形、図22はアーム61とアーム62との間で上から下、または下から上へ手15を2回移動させたときの受光部14の出力信号波形、図23はアーム61とアーム62との間で上から下、または下から上へ手15を複数回素早く移動させたときの受光部14の出力信号波形である。
【0084】
これら出力信号波形は検波回路で検波し、反転することで、図6,図7,図8に示す出力信号波形と同様な形態に変換することが可能であり、以下の信号処理については前記実施の形態1,実施の形態2などで説明した通りである。
【0085】
従って、この実施の形態7に示すゲーム機によれば、アーム61とアーム62との間で上から下、または下から上へ手15を移動させることで遠隔操作可能なリモートコントロール装置を用いることで、アクセル釦3、ブレーキ釦4、右回転釦5、左回転釦6を操作するゲームプレーヤだけでなく、アーム61とアーム62との間で上から下、または下から上へ手15を移動させて遠隔操作を行うことで他のゲームプレーヤもゲームに参加できる効果がある。
【0086】
なお、この実施の形態7においても、投光部に前記実施の形態3で説明した投光部13の間欠動作を適用することが可能である。
【0087】
実施の形態8.
図24は、この発明の実施の形態8によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機を示す斜視図である。図24において図11および図19と同一または相当の部分については同一符号を付し説明を省略する。図において、63はアーム61とアーム62との間に構成されたアーム(第3のアーム)であり、アーム61,63の互いに対向する面には投光部13aおよび受光部14aが同一直線上に配置されている。また、アーム63,62の互いに対向する面には受光部14bおよび投光部13bが同一直線上に配置されている。
【0088】
この実施の形態8に示すゲーム機によれば、アーム61とアーム63との間、アーム63とアーム62との間で上から下、または下から上へ手15を移動させることで遠隔操作可能なリモートコントロール装置を用いることで、アクセル釦3、ブレーキ釦4、右回転釦5、左回転釦6を操作するゲームプレーヤだけでなく、前記各アーム間で上から下、または下から上へ手15を移動させて遠隔操作を行うことで他のゲームプレーヤもゲームに参加できる効果がある。
【0089】
また、アーム61とアーム63との間、アーム63とアーム62との間で上から下、または下から上へ手15を移動させることで行う遠隔操作は、ゲーム画面2の自動車7の背景の右あるいは左への移動方向に限らず、前記背景の移動する速度についての操作であってもよい。
【0090】
また、アーム61とアーム63の間、アーム63とアーム62の間で上から下、または下から上へ手15を移動させて遠隔操作を行うゲームプレーヤは同一のゲームプレーヤであってもよいし、また異なるゲームプレーヤであってもよい。
【0091】
実施の形態9.
図25は、この発明の実施の形態9によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機を示す斜視図である。図25において図19と同一または相当の部分については同一符号を付し説明を省略する。図において、71は軸71aによりゲーム機本体1の側面に回転可能に取り付けられているアーム、72は前記アーム71と同様に図示していない軸によりゲーム機本体1の側面に回転可能に取り付けられているアームである。アーム71のアーム72と対向する面には受光部14が、アーム72のアーム71と対向する面には投光部13が同一直線上に取り付けられている。
【0092】
この実施の形態9では、アーム71,72間で手15を上下させて行う遠隔操作を行わない場合には、アーム71,72を回転させてゲーム機本体1の側面に畳み込んで収納しておけるので、コンパクトになって携帯に容易なゲーム機が得られる効果がある。
【0093】
実施の形態10.
図26は、この発明の実施の形態10によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機を示す斜視図である。図26において図15と同一または相当の部分については同一符号を付し説明を省略する。図において、81はゲーム機本体1の側面に形成されたスライド溝83によりゲーム機本体1の側面に対し摺動可能に取り付けられているアーム、82は前記アーム81と同様に図示していないスライド溝によりゲーム機本体1の側面に摺動可能に取り付けられているアームである。アーム81のアーム82と対向する面には受光部14が、アーム82のアーム81と対向する面には投光部13が同一直線上に取り付けられている。
【0094】
この実施の形態10では、アーム81,82間で手15を上下させて行う遠隔操作を行わない場合には、アーム81,82を摺動させてゲーム機本体1の側面へしまい込んで収納しておけるので、コンパクトになって携帯に容易なゲーム機が得られる効果がある。
【0095】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明によれば、操作部への直接操作に基づく、画像中の第1の制御対象を制御するための第1の画像制御過程による第1の画像制御結果と、前記第1の画像制御過程に対する操作手段とは異なり、かつ、当該第1の画像制御過程に対する操作手段と一体に設けられた操作手段の操作に基づく、第2の制御対象を制御するための第2の画像制御過程とによる第2の画像制御結果とを結合して画像制御を行うリモートコントロール方法であって、前記第2の画像制御過程は、不可視光線が照射されている空間中の移動体の移動に伴って変化する前記光線の受光量を検出する受光量検出過程と、該受光量検出過程で検出した前記受光量をもとに前記移動体が前記空間中を往復したときの往路移動動作および復路移動動作間の時間情報を検出する時間情報検出過程と、該時間情報検出過程で検出した時間情報に応じて前記第2の制御対象を制御する制御信号を生成する時間情報対応制御信号生成過程とを複数組備えると共に、該時間情報対応制御信号生成過程で生成した複数の制御信号に対応して前記第2の制御対象を別々に制御する制御過程を備えるように構成したので、前記光線の受光量をもとにシステムの複雑化を回避して安価な構成で前記移動体の移動速度や移動する動作の繰り返し周期を変えることで前記制御対象を遠隔制御できる効果がある。また、画像中の第1の制御対象と第2の制御対象とを統一して制御できる効果がある。更に、第2の画像制御過程は、不可視光線を用いているので、例えば、ゲーム機等に適用した場合に、ゲームとしての意外性を与えることができる。また、複数組の制御信号で制御するようにしたので、遠隔操作の内容を複数設定でき、複雑な制御が可能で、更にゲームとしての意外性を与えることができる効果がある。
【0098】
請求項記載の発明によれば、光線が照射されている空間中を移動体が移動した際に当該移動体により反射した反射光による受光量を受光量検出過程で検出するように構成したので、前記反射光の受光量をもとにシステムの複雑化を回避して安価な構成で前記移動体の移動速度や移動する動作の繰り返し周期を変えることで前記制御対象を遠隔制御できる効果がある。
【0099】
請求項記載の発明によれば、光線が照射されている空間中を移動体が移動した際に当該移動体が前記光線を遮蔽することにより変化する前記光線の受光量を受光量検出過程が検出するように構成したので、前記光線を遮蔽することにより変化する前記光線の受光量をもとにシステムの複雑化を回避して安価な構成で前記移動体の移動速度や移動する動作の繰り返し周期を変えることで前記制御対象を遠隔制御できる効果がある。
【0101】
請求項記載の発明によれば、所定の搬送波周波数で変化する光線が所定の繰り返し周期で間欠的に照射されている空間中の移動体の移動に伴って変化する前記光線の受光量を受光量検出過程で検出するように構成したので、システムの複雑化を回避して安価な構成で耐ノイズ特性を向上させ、消費電流を抑制できる効果がある。
【0102】
請求項記載の発明によれば、受光量検出過程、時間情報検出過程、時間情報対応制御信号生成過程および制御過程では、間欠的に照射されている光線の所定の繰り返し周期に同期し、動作期間とスリープ期間を繰り返すように構成したので、システムの複雑化を回避して安価な構成で耐ノイズ特性を向上させ、より消費電流を抑制できる効果がある。
【0103】
請求項記載の発明によれば、第1の制御対象はゲーム画面中の移動物であると共に、第2の制御対象は前記ゲーム画面中の背景画面であり、前記第1の画像制御過程では前記移動物の移動を制御すると共に、前記第2の画像制御過程では前記移動物の移動に伴う前記背景画面の変化に対する制御を行う制御過程を備えるようにしたので、システムの複雑化を回避して安価な構成で移動体の移動速度や移動する動作の繰り返し周期を変えることで前記ゲーム画面中の移動物の移動および当該移動物の移動に伴う背景画面の変化を遠隔制御できる効果がある。また、第1の画像制御過程を第1のゲームプレーヤの操作、第2の画像制御過程を第2のゲームプレーヤの操作に対応させるよう構成した場合、第1のゲームプレーヤのゲーム進行に対して容易に第2のゲームプレーヤがゲームに参加することができる効果がある。
【0104】
請求項記載の発明によれば、第1の画像制御過程では、移動物の移動速度を制御し、かつ、第2の画像制御過程では時間情報対応制御信号生成過程で生成した制御信号により前記移動物の移動速度に伴う背景画面の変化に対する制御を制御過程が行うように構成したので、システムの複雑化を回避して安価な構成で移動体の移動速度や移動する動作の繰り返し周期を変えることで前記ゲーム画面中の移動物の移動速度および当該移動物の移動速度に伴う背景画面の変化を遠隔制御できる効果がある。
【0105】
請求項記載の発明によれば、第1の画像制御過程では、移動物の移動方向を制御し、かつ、第2の画像制御過程では時間情報対応制御信号生成過程で生成した制御信号により前記移動物の移動方向に伴う背景画面の変化に対する制御を制御過程が行うように構成したので、システムの複雑化を回避して安価な構成で移動体の移動方向や移動する動作の繰り返し周期を変えることで前記ゲーム画面中の移動物の移動方向および当該移動物の移動方向に伴う背景画面の変化を遠隔制御できる効果がある。
【0106】
請求項記載の発明によれば、操作部への直接操作に基づいて、画像中の第1の制御対象を制御するための第1の画像制御結果を出力する第1の画像制御手段と、前記第1の画像制御手段への操作とは異なる操作に基づいて、前記画像中の第2の制御対象を制御するための第2の画像制御結果を出力する第2の画像制御手段と、前記第1の画像制御結果と前記第2の画像制御結果とを結合した画像制御結果を出力する結合回路とを一体に備え、前記第2の画像制御手段は、不可視光線を所定の方向へ照射する光線照射手段と、該光線照射手段により光線の照射されている空間中の移動体の移動に伴って変化する前記光線の受光量を検出する光量検出手段と、該光量検出手段が検出した前記受光量をもとに前記移動体が前記空間中を往復したときの往路移動動作および復路移動動作間の時間情報を検出する時間情報検出手段と、該時間情報検出手段が検出した時間情報に応じて前記第2の制御対象を制御する制御信号を生成する時間情報対応制御信号生成手段とを複数組備えると共に前記複数組の時間情報対応制御信号生成手段が生成した複数の制御信号に対応して前記第2の制御対象を別々に制御する制御手段とを備えるように構成したので、前記光線の受光量をもとにシステムの複雑化を回避して安価な構成で前記移動体の移動速度や移動する動作の繰り返し周期を変えることで前記制御対象を遠隔制御できる効果がある。また、画像中の第1の制御対象と第2の制御対象とを統一して制御できる効果がある。更に、第2の画像制御手段は、不可視光線を用いているので、例えば、ゲーム機等に適用した場合に、ゲームとしての意外性を与えることができる。また、複数組の制御信号で制御するようにしたので、遠隔操作の内容を複数設定でき、複雑な制御が可能で、更にゲームとしての意外性を与えることができる効果がある。
【0109】
請求項1記載の発明によれば、赤外線を所定の方向へ照射する光線照射手段と、該光線照射手段により赤外線の照射されている空間中の移動体の移動に伴って変化する前記赤外線の受光量を検出する光量検出手段と、該光量検出手段が検出した前記受光量をもとに前記移動体が前記空間中を往復したときの往路移動動作および復路移動動作間の時間情報を検出する時間情報検出手段と、該時間情報検出手段が検出した時間情報に応じて制御対象を制御する制御信号を生成する時間情報対応制御信号生成手段と、該時間情報対応制御信号生成手段が生成した制御信号をもとに前記制御対象を制御する制御手段とを備えるように構成したので、前記赤外線の受光量をもとにシステムの複雑化を回避して安価な構成で前記移動体の移動速度や移動する動作の繰り返し周期を変えることで前記制御対象を遠隔制御できる効果がある。
【0110】
請求項1記載の発明によれば、光線が照射されている空間中を移動体が移動した際に当該移動体により反射した前記光線の反射光による受光量を光量検出手段が検出するように構成したので、前記反射光の受光量をもとにシステムの複雑化を回避して安価な構成で前記移動体の移動速度や移動する動作の繰り返し周期を変えることで前記制御対象を遠隔制御できる効果がある。
【0113】
請求項1記載の発明によれば、光線照射手段により光線が照射されている空間中を移動体が移動した際、前記光線を前記移動体が遮蔽することにより変化する前記光線の受光量を光量検出手段が検出するように構成したので、前記光線を前記移動体が遮蔽することにより変化する前記光線の受光量をもとに、システムの複雑化を回避して安価な構成で前記移動体の移動速度や移動する動作の繰り返し周期を変えることで前記制御対象を遠隔制御できる効果がある。
【0115】
請求項13記載の発明によれば、所定の間隔および長さを有して構成された第1のアーム、第2のアーム、第3のアームからなる複数のアームへ光線照射手段および光量検出手段が互いに対面してそれぞれ配置するように構成したので、前記複数のアームへ設けられた前記光線照射手段から前記光量検出手段へ照射される光線を前記移動体が遮蔽することにより変化する前記光線の受光量をもとに、システムの複雑化を回避して安価な構成で前記移動体の移動速度や移動する動作の繰り返し周期を変えることで前記制御対象を遠隔制御できる効果がある。また、同一の制御対象に対しそれぞれ異なった制御を行うことが可能となり、遠隔操作の内容を複数設定できる効果がある。
【0119】
請求項14記載の発明によれば、所定の搬送波周波数で変化する光線を所定の繰り返し周期で光線照射手段が間欠的に照射し、前記間欠的に照射されている空間中の移動体の移動に伴って変化する前記光線の受光量を光量検出手段が検出するように構成したので、システムの複雑化を回避して安価な構成で耐ノイズ特性を向上させ、消費電流を抑制できる効果がある。
【0120】
請求項15記載の発明によれば、所定の搬送波周波数で変化する光線を所定の繰り返し周期で光線照射手段が間欠的に照射し、光量検出手段、時間情報検出手段、時間情報対応制御信号生成手段および制御手段は、前記光線照射手段により間欠的に照射されている前記光線の前記所定の繰り返し周期に同期し、動作期間とスリープ期間を繰り返すように構成したので、システムの複雑化を回避して安価な構成で耐ノイズ特性を向上させ、より消費電流を抑制できる効果がある。
【0121】
請求項16記載の発明によれば、第1の制御対象はゲーム画面中の移動物であると共に、第2の制御対象は前記ゲーム画面中の背景画面であり、前記第1の画像制御手段は、前記移動物の移動を制御すると共に、前記第2の画像制御手段は前記背景画面の変化に対する制御を行うように構成したので、システムの複雑化を回避して安価な構成で移動体の移動速度や移動する動作の繰り返し周期を変えることで前記ゲーム画面中の移動物の移動および当該移動物の移動に伴う背景画面の変化を遠隔制御できる効果がある。また、第1の画像制御手段を第1のゲームプレーヤの操作、第2の画像制御手段を第2のゲームプレーヤの操作に対応させるよう構成した場合、第1のゲームプレーヤのゲーム進行に対して容易に第2のゲームプレーヤがゲームに参加することができる効果がある。
【0122】
請求項17記載の発明によれば、第1の画像制御手段は、移動物の移動速度を制御し、かつ、第2の画像制御手段は、時間情報対応制御信号生成手段が生成した制御信号により前記移動物の移動速度に伴う背景画面の変化に対する制御を行うように構成したので、システムの複雑化を回避して安価な構成で移動体の移動速度や移動する動作の繰り返し周期を変えることで前記ゲーム画面中の移動物の移動速度および当該移動物の移動速度に伴う背景画面の変化を遠隔制御できる効果がある。
【0123】
請求項18記載の発明によれば、第1の画像制御手段は、移動物の移動方向を制御し、かつ、第2の画像制御手段は、時間情報対応制御信号生成手段が生成した制御信号により前記移動物の移動方向に伴う背景画面の変化に対する制御を行うように構成したので、システムの複雑化を回避して安価な構成で移動体の移動方向や移動する動作の繰り返し周期を変えることで前記ゲーム画面中の移動物の移動方向および当該移動物の移動方向に伴う背景画面の変化を遠隔制御できる効果がある。
【0124】
請求項19記載の発明によれば、ゲーム機として、第1の画像制御手段と第2の画像制御手段とを一体的に構成したので、システムの複雑化を回避して安価な構成で移動体の移動速度や移動する動作の繰り返し周期を変えることで前記ゲーム画面中の移動物の移動および当該移動物の移動に伴う背景画面の変化を遠隔制御できるゲーム機を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機を示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機のゲーム画面を示す説明図である。
【図3】 ゲーム機の基本的な構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機の構成を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態1によるゲーム機における投光部から照射される赤外線の送信波形および受光部の出力波形を示す波形図である。
【図6】 この発明の実施の形態1によるゲーム機における投光部から照射される赤外線の送信波形および受光部の出力波形を示す波形図である。
【図7】 この発明の実施の形態1によるゲーム機における投光部から照射される赤外線の送信波形および受光部の出力波形を示す波形図である。
【図8】 この発明の実施の形態1によるゲーム機における投光部から照射される赤外線の送信波形および受光部の出力波形を示す波形図である。
【図9】 この発明の実施の形態1によるゲーム機における間隔検出器および算出/変換部の動作を説明するための説明図である。
【図10】 この発明の実施の形態1によるゲーム機における間隔検出器および算出/変換部の動作を説明するための説明図である。
【図11】 この発明の実施の形態2によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機を示す斜視図である。
【図12】 この発明の実施の形態2によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機の構成を示すブロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態3によるリモートコントロール装置の投光部により行われている赤外線の照射の間欠動作を示す説明図である。
【図14】 この発明の実施の形態3によるリモートコントロール装置の投光部により行われている赤外線の照射の間欠動作を示す説明図である。
【図15】 この発明の実施の形態4によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機を示す斜視図である。
【図16】 この発明の実施の形態4によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機の構成を示すブロック図である。
【図17】 この発明の実施の形態5によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機を示す斜視図である。
【図18】 この発明の実施の形態6によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機を示す斜視図である。
【図19】 この発明の実施の形態7によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機を示す斜視図である。
【図20】 この発明の実施の形態7によるゲーム機における投光部から照射される赤外線の出力信号波形およびアーム間に手を挿入していないときの受光部の出力信号波形を示す波形図である。
【図21】 この発明の実施の形態7によるゲーム機におけるアーム間に手を挿入し、上から下、または下から上へ手を1回移動させたときの受光部の出力信号波形を示す波形図である。
【図22】 この発明の実施の形態7によるゲーム機におけるアーム間で上から下、または下から上へ手を2回移動させたときの受光部の出力信号波形を示す波形図である。
【図23】 この発明の実施の形態7によるゲーム機におけるアーム間で上から下、または下から上へ手を複数回素早く移動させたときの受光部の出力信号波形を示す波形図である。
【図24】 この発明の実施の形態8によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機を示す斜視図である。
【図25】 この発明の実施の形態9によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機を示す斜視図である。
【図26】 この発明の実施の形態10によるリモートコントロール方法を実現するリモートコントロール装置と一体的に構成されているゲーム機を示す斜視図である。
【図27】 従来のリモートコントロール方法およびその装置として特開平7−334299号公報に開示された情報入力装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ゲーム機本体(ゲーム機)、13,13a,13b 投光部(光線照射手段)、14,14a,14b 受光部、17,17a,17b 間隔検出器(時間情報検出手段)、18,18a,18b 算出/変換部(時間情報対応制御信号生成手段)、22 ガイド壁(干渉防止壁)、40 速度制御回路(制御手段)、41,51 調停回路(制御手段)、50 方向制御回路(制御手段)、61 アーム(第1のアーム)、62 アーム(第2のアーム)、63 アーム(第3のアーム)、71,72 アーム。

Claims (19)

  1. 操作部への直接操作に基づく、画像中の第1の制御対象を制御するための第1の画像制御過程による第1の画像制御結果と、前記第1の画像制御過程に対する操作手段とは異なり、かつ、当該第1の画像制御過程に対する操作手段と一体に設けられた操作手段の操作に基づく、第2の制御対象を制御するための第2の画像制御過程とによる第2の画像制御結果とを結合して画像制御を行うリモートコントロール方法であって、
    前記第2の画像制御過程は、
    不可視光線が照射されている空間中の移動体の移動に伴って変化する前記光線の受光量を検出する受光量検出過程と、該受光量検出過程で検出した前記受光量をもとに前記移動体が前記空間中を往復したときの往路移動動作および復路移動動作間の時間情報を検出する時間情報検出過程と、該時間情報検出過程で検出した時間情報に応じて前記第2の制御対象を制御する制御信号を生成する時間情報対応制御信号生成過程とを複数組備えると共に、該時間情報対応制御信号生成過程で生成した複数の制御信号に対応して前記第2の制御対象を別々に制御する制御過程を備えたリモートコントロール方法。
  2. 受光量検出過程では、光線が照射されている空間中を移動体が移動した際に当該移動体により反射した反射光による受光量を検出することを特徴とする請求項1記載のリモートコントロール方法。
  3. 受光量検出過程では、光線が照射されている空間中を移動体が移動した際に当該移動体が前記光線を遮蔽することにより変化する前記光線の受光量を検出することを特徴とする請求項1記載のリモートコントロール方法。
  4. 受光量検出過程では、所定の搬送波周波数で変化する光線が所定の繰り返し周期で間欠的に照射されている空間中の移動体の移動に伴って変化する前記光線の受光量を検出することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のリモートコントロール方法。
  5. 受光量検出過程、時間情報検出過程、時間情報対応制御信号生成過程および制御過程では、間欠的に照射されている光線の所定の繰り返し周期に同期し、動作期間とスリープ期間を繰り返し、
    前記受光量検出過程では、前記光線が間欠的に照射されている空間中の移動体の移動に伴って変化する前記光線の受光量を前記動作期間中に検出し、
    前記時間情報検出過程では、前記受光量検出過程で検出した前記受光量をもとに前記移動体が前記空間中を往復したときの往路移動動作および復路移動動作間の時間情報を前記動作期間中に検出し、
    前記時間情報対応制御信号生成過程では、前記時間情報検出過程で検出した時間情報に応じて第2の制御対象を制御する制御信号を前記動作期間中に生成し、
    前記制御過程では、前記時間情報対応制御信号生成過程で生成した制御信号を前記動作期間中に前記第2の制御対象へ与え、当該第2の制御対象を制御することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のリモートコントロール方法。
  6. 第1の制御対象はゲーム画面中の移動物であると共に、第2の制御対象は前記ゲーム画面中の背景画面であり、前記第1の画像制御過程では前記移動物の移動を制御すると共に、前記第2の画像制御過程では前記移動物の移動に伴う前記背景画面の変化に対する制御を行うことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載のリモートコントロール方法。
  7. 第1の画像制御過程では、移動物の移動速度を制御し、かつ、第2の画像制御過程では時間情報対応制御信号生成過程で生成した制御信号により前記移動物の移動速度に伴う背景画面の変化に対する制御を行うことを特徴とする請求項6記載のリモートコントロール方法。
  8. 第1の画像制御過程では、移動物の移動方向を制御し、かつ、第2の画像制御過程では時間情報対応制御信号生成過程で生成した制御信号により前記移動物の移動方向に伴う背景画面の変化に対する制御を行うことを特徴とする請求項6または請求項7記載のリモートコントロール方法。
  9. 操作部への直接操作に基づいて、画像中の第1の制御対象を制御するための第1の画像制御結果を出力する第1の画像制御手段と、
    前記第1の画像制御手段への操作とは異なる操作に基づいて、前記画像中の第2の制御対象を制御するための第2の画像制御結果を出力する第2の画像制御手段と、
    前記第1の画像制御結果と前記第2の画像制御結果とを結合した画像制御結果を出力する結合回路とを一体に備え、
    前記第2の画像制御手段は、
    不可視光線を所定の方向へ照射する光線照射手段と、
    該光線照射手段により光線の照射されている空間中の移動体の移動に伴って変化する前記光線の受光量を検出する光量検出手段と、
    該光量検出手段が検出した前記受光量をもとに前記移動体が前記空間中を往復したときの往路移動動作および復路移動動作間の時間情報を検出する時間情報検出手段と、
    該時間情報検出手段が検出した時間情報に応じて前記第2の制御対象を制御する制御信号を生成する時間情報対応制御信号生成手段とを複数組備えると共に、
    前記複数組の時間情報対応制御信号生成手段が生成した複数の制御信号に対応して前記第2の制御対象を別々に制御する制御手段とを備えたリモートコントロール装置。
  10. 不可視光線は赤外線であることを特徴とする請求項9記載のリモートコントロール装置。
  11. 光量検出手段は、光線が照射されている空間中を移動体が移動した際に当該移動体により反射した前記光線の反射光による受光量を検出することを特徴とする請求項9または請求項10項記載のリモートコントロール装置。
  12. 光量検出手段は、光線照射手段により光線が照射されている空間中を移動体が移動した際の前記光線を前記移動体が遮蔽することにより変化する前記光線の受光量を検出することを特徴とする請求項9または請求項10項記載のリモートコントロール装置。
  13. 所定の間隔および長さを有して構成された第1のアーム、第2のアーム、第3のアームからなる複数のアームを備え、光線照射手段および光量検出手段は前記各アームへ互いに対面してそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項12項記載のリモートコントロール装置。
  14. 光線照射手段は、所定の搬送波周波数で変化する光線を所定の繰り返し周期で間欠的に照射し、
    光量検出手段は、前記光線が前記所定の繰り返し周期で間欠的に照射されている空間中の移動体の移動に伴って変化する前記光線の受光量を検出することを特徴とする請求項9から請求項13のうちのいずれか1項記載のリモートコントロール装置。
  15. 光線照射手段は、所定の搬送波周波数で変化する光線を所定の繰り返し周期で間欠的に照射し、
    光量検出手段、時間情報検出手段、時間情報対応制御信号生成手段および制御手段は、前記光線照射手段により間欠的に照射されている前記光線の前記所定の繰り返し周期に同期し、動作期間とスリープ期間を繰り返し、
    前記光量検出手段は、前記光線が間欠的に照射されている空間中の移動体の移動に伴って変化する前記光線の受光量を前記動作期間中に検出し、
    前記時間情報検出手段は、前記光量検出手段で検出した前記受光量をもとに前記移動体が前記空間中を往復したときの往路移動動作および復路移動動作間の時間情報を前記動作期間中に検出し、
    前記時間情報対応制御信号生成手段は、前記時間情報検出手段で検出した時間情報に応じて第2の制御対象を制御する制御信号を前記動作期間中に生成し、
    前記制御手段は、前記時間情報対応制御信号生成手段で生成した制御信号を前記動作期間中に前記第2の制御対象へ与え、当該第2の制御対象を制御することを特徴とする請求項9から請求項13のうちのいずれか1項記載のリモートコントロール装置。
  16. 第1の制御対象はゲーム画面中の移動物であると共に、第2の制御対象は前記ゲーム画面中の背景画面であり、前記第1の画像制御手段は前記移動物の移動を制御すると共に、前記第2の画像制御手段は、前記背景画面の変化に対する制御を行うことを特徴とする請求項9から請求項15のうちのいずれか1項記載のリモートコントロール装置。
  17. 第1の画像制御手段は、移動物の移動速度を制御し、かつ、第2の画像制御手段は、時間情報対応制御信号生成手段が生成した制御信号により前記移動物の移動速度に伴う背景画面の変化に対する制御を行うことを特徴とする請求項16記載のリモートコントロール装置。
  18. 第1の画像制御手段は、移動物の移動方向を制御し、かつ、第2の画像制御手段は時間情報対応制御信号生成手段が生成した制御信号により前記移動物の移動方向に伴う背景画面の変化に対する制御を行うことを特徴とする請求項16または請求項17記載のリモートコントロール装置。
  19. ゲーム機は、第1の画像制御手段と第2の画像制御手段とが一体的に構成されていることを特徴とする請求項16から請求項18のうちのいずれか1項記載のリモートコントロール装置。
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