JP4009878B2 - 遊技機の遊技データ解析システム - Google Patents

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JP4009878B2 JP22751095A JP22751095A JP4009878B2 JP 4009878 B2 JP4009878 B2 JP 4009878B2 JP 22751095 A JP22751095 A JP 22751095A JP 22751095 A JP22751095 A JP 22751095A JP 4009878 B2 JP4009878 B2 JP 4009878B2
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Description

【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、遊技機から出力される遊技データを、遊技機の遊技状態を的確に把握できる解析データに演算して表示する簡易な形式の遊技機の遊技データ解析システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊技機等の遊技盤面に立設された多数の釘は、遊技機の性能を決める要因であり、釘の調整は非常に重要な作業である。しかるに、釘の調整作業は、調整者の経験と勘等に基づく熟練によるところが非常に大であり、経験を要するものである。かかる釘調整作業を短期間で修得するためには、遊技機の性能を客観的に把握することができる例えば入賞口への入球数、出玉率等の遊技データが得られるような装置を利用することが望ましい。
従来、パチンコ遊技機の遊技データ解析システムとしては、例えば非常に多数のパチンコ遊技機を備えた大きなパチンコホールにおいて用いられるいわゆるホールコンピュータが知られている。ホールコンピュータの場合、多くの遊技機の出玉状態と共に、ホール全体における遊技機の出玉データ等を正確に把握するのに好適に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記ホールコンピュータは、パチンコホールの一隅の管理室等に設置されるものである。そのため、釘調整者が、釘調整を行う遊技機の側にこれを置いて遊技データ及びこれを解析したデータをながめながら釘調整を行うというわけにはいかなかった。また、上記ホールコンピュータは、多数の遊技機について非常に多くのデータを処理することを目的として提供されたものであり、1台のパチンコ遊技機のデータを処理するには不便である。さらに、ホールコンピュータは、種類が多くかつ機械毎に仕様が異なるため、コンピュータ毎に使用方法やデータ解析方法が異なり、1人の人間が多種類のホールコンピュータを理解して使いこなすためには多大な労力を要するという問題もある。また、ホールコンピュータは、高性能かつ大容量で価格も高価であるため、非常に多数の遊技機を備えた大ホールにおいて用いるのには好適であるが、遊技機の設置台数の比較的少ない中小のホールにおいては、過剰品質であると共に価格負担が大である。
【0004】
さらに、ホールコンピュータの場合、各遊技機間の配線接続数が膨大であり処理が大変であると共に遊技機の交換等の場合の手間が非常に大になるという問題もある。これに対しては、ホールコンピュータと各遊技機間の交信を無線信号により行うことが提案されているが、この場合には、電波障害等により送信の信頼性が低くなることがあり、また他人による無線信号の傍受を防止出来ない等の問題もある。
本発明は、上記した問題を解決しようとするもので、遊技球の遊技特性を簡易に得ることができると共に、中小ホールの遊技機の管理に適した小型かつ安価な遊技機の遊技データ解析システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達成するために上記請求項1に係る発明の構成上の特徴は、遊技機の遊技盤裏面の一部に取り付けられると共に、遊技機の遊技データ信号が出力される出力端子に接続され、出力端子を通して入力された遊技データ信号を処理する信号処理制御手段と、信号処理制御手段の制御により遊技データ信号を記憶するデータ記憶手段と、信号処理制御手段の制御によりデータ記憶手段に記憶された遊技データを光信号に変換して送信するデータ送信手段とを設けた中継装置と、データ送信手段により送信された光信号を受信するデータ受信手段と、データ受信手段により受信された信号に基づいて複数の解析データを演算する演算制御手段と、演算制御手段による演算結果を表示する表示手段とを設けた移動可能なデータ解析装置とを備えたことにある。
【0006】
上記のように請求項1に係る発明を構成したことにより、遊技機の遊技データ信号は、中継装置のデータ送信手段により光信号に変換されて、移動可能なデータ解析装置に送信される。そして、データ解析装置のデータ受信手段により受信された信号に基づいて演算制御手段により遊技機の状態を把握するに適した解析データが演算され、演算結果が表示手段に表示される。
その結果、上記遊技データ解析システムによれば、遊技機の遊技状態を簡単に把握することができる。例えば、遊技機の遊技盤面に設けた釘の調整を行う場合、調整者は、移動可能な遊技データ解析装置を身近に用意し、釘を調整しながらその調整結果を表示手段の表示からリアルタイムで得られるデータを参照し、それに基づいて微調整を行うことができる。従って、比較的初心者であっても、容易にかつ良好な精度で釘調整を行うことができる。
【0007】
また、中継装置からデータ解析装置へのデータ信号の送信が光信号で行われることにより、両者間の配線を無くすることができるので、装置の取り扱いの手間が省けて非常に便利であると共に、多数の遊技機のデータ取得に便利である。そして、送信を光信号で行うことにより、送信の障害がなく信頼性の高い送信が確保されると共に、他人による信号の傍受を排除することができる。
さらに、上記遊技データ解析システムは、小型かつ安価なので、各遊技機に中継装置を取り付け、数十台程度の少数の遊技機毎にデータ解析装置を1台づつ用意し、複数台の遊技機の出玉データ等の管理に用いることができる。すなわち、この遊技データ解析システムは、遊技機の設置台数の比較的少ない中小のホールにおける遊技機の管理に好適に用いられる。
【0008】
また、上記請求項2に係る発明の構成上の特徴は、遊技機の遊技盤裏面の一部に取り付けられると共に、遊技機の遊技データ信号が出力される出力端子に接続され、出力端子を通して入力された遊技データ信号に基づいて複数の解析データを演算処理する信号処理制御手段と、信号処理制御手段の制御下にて演算された解析データを記憶するデータ記憶手段と、信号処理制御手段の制御下にて記憶された解析データを光信号に変換して送信するデータ送信手段とを設けた中継装置と、データ送信手段により送信された光信号を受信するデータ受信手段と、信号内容を表示する表示手段と、受信された光信号の解析データの内容を表示手段に表示させる表示制御手段とを設けた移動可能なデータ表示装置とを備えたことにある。
【0009】
また、上記のように請求項2に係る発明を構成したことにより、中継装置のコストがやや高価になるが、データ表示装置をより小型かつ軽量にすることができる。その結果、上記請求項1に記載の発明の効果に加えて、データ表示装置の持ち運びが便利になり、データ取得をより簡易に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明すると、図1及び図2は、第1の実施形態が適用されたパチンコ遊技機の本体10を正面図及び背面図により示したものである。
本体10は、正面の上側の枠部10aに遊技盤11を支持しており、枠部分の左側に開閉自在に支持したガラス扉12により遊技盤11を閉鎖している。枠部10aの右側上部には、後述する発光素子の光信号通路をなす貫通孔10a1 が設けられている。遊技盤11の周囲には、円弧形のガイドレール13a及び仕切りレール13bが同心円状に設けられており、その内側が遊技領域11aにされている。遊技盤11の中央には、図柄表示装置14が設けられている。図柄表示装置14の上部には上入賞口15aが設けられ、左右両側には左右入賞口15b,15cが設けられ、左右両側の下部には左下入賞口15d,右下入賞口15eが設けられている。図柄表示装置14の直下には、中央下始動口16が設けられている。中央下始動口16の下には、アタッカ開閉式の大入賞口17aが設けられ、大入賞口17aの左右には、左下始動口17b,右下始動口17cが設けられている。各始動口16,17b,17cには、始動口スイッチ16a,17b1 ,17c1 が設けられている。
【0011】
大入賞口17aの直下は、外れ球を回収するアウト口18になっている。左入賞口15bの左側には左電飾ランプ19aが、右入賞口15cの右側には右電飾ランプ19bが設けられている。遊技盤面には、その他、複数の風車及び多数の釘が設けられている。遊技盤11の下側は、賞品球が供給される上皿21が設けられている。上皿21の下側には、遊技球を回収する下皿22が設けられ、下皿22の右側には、遊技球発射装置の操作ハンドル23が設けられている。
【0012】
遊技盤11の裏側中央位置には、図2に示すように、樹脂製のセンターカバー31が設けられており、その左端に各種信号処理を行う制御回路を有するメイン基板32が取り付けられている。センターカバー31の上部には、賞品球タンク33が設けられており、上部の遊技球補給設備40の球供給部40aからセーフ球が供給されるようになっている。球供給部40aには供給されるセーフ球を検出するセーフ球検出スイッチ41が設けられている。賞品球タンク33の左端下側には、タンクレール34が接続され、タンクレール34の右端は、センターカバー31の右側を下方に延びる賞品球通路35aに連結されている。賞品球通路35aには、賞品球ケース(賞品球供給装置)35が介装されており、賞品球ケース35は、賞品球通路35aに沿って設けたスプロケット(図示しない)の回動により賞品球を1個づつ賞品球通路35aの下流側に供給するようになっている。そして、賞品球通路35aの下流側は、上皿21に接続されている。
【0013】
そして、センターカバー31の下側には、上記入賞口等に入賞した遊技球が遊技盤11の裏面の開口から落下した遊技球を集める入賞球集合樋36が、右下方向に傾斜して設けられている。入賞球集合樋36の右端位置には、入賞球検出スイッチ36a、入賞球排出ソレノイド36b及び入賞球排出カム36cが順次設けられており、入賞球排出カム36cの下側の通路には入賞球排出確認センサ36dが設けられている。入賞球集合樋36の左端位置には、賞品球の供給等の制御を行う賞球基板37が取り付けられている。遊技機の裏面下側には、遊技球補給設備40の球回収部40bが設けられており、排出口から排出された遊技球及び入賞球からなるアウト球を回収するようになっている。球回収部40bには、アウト球を検出するアウト球検出スイッチ42が設けられている。
【0014】
遊技盤11の裏側の右上端位置には、図2に示すように、セーフ球検出スイッチ41、アウト球検出スイッチ42、入賞球検出スイッチ36a及び始動口スイッチ16a,17b1 ,17c1 が接続される第1外部端子38aと、メイン基板32のスタート端子、大入賞端子が接続される第2外部端子38bが設けられている。そして、遊技盤11の裏側の右上端位置には、中継基板50が取り外し可能に固定されている。中継基板50は、図3に示すように、制御部51、記憶部52及びデータ送信部53とを設けている。制御部51は、I/O、CPU等を有しており、図7及び図8に示すフローチャートに対応した「データ処理プログラム」を実行すると共に、図9に示すフローチャートに対応した「データ送信プログラム」を割り込み実行する。記憶部52は、「データ処理プログラム」及び「データ送信プログラム」を記憶すると共に、各種データを一時的に記憶するものである。データ送信部53は、レーザダイオードである発光素子53aとこれを駆動する駆動回路とを設けている。中継基板50の駆動回路からはリード線53a1 が水平に本体裏面側の左端に向けて延出され、左端にて下方の枠部10aの貫通孔10a1 まで引き回されており、その先端に発光素子53aが接続されている。発光素子53aの光信号は、貫通孔10a1 を通して遊技機前面に送信されるようになっている。また、データ送信部53には、駆動回路の動作を開始させる送信スイッチ53bが接続されている。
【0015】
データ解析装置60は、例えば図4に示すように、縦180mm×横90mm×厚さ45mmの箱形で、表面側の上部に横3列に各2個合計6個の表示領域61a〜61fを有するデータ表示部61を設けている。データ表示部61は、表示領域61a〜61fを構成する液晶式,LED式等の表示素子及び表示素子を駆動する駆動回路を設けている。表示部61の左下側には、表示ランプ62と受信スイッチ63が設けられている。受信スイッチ63は、オン状態で光信号の受信処理が可能になり、オフ状態で受信終了になる。表示ランプ62は、受信スイッチ63がオンされると、点灯を開始し、受信処理可能になると点滅状態になり、受信スイッチ63がオフにされると、消灯するようになっている。また、表示部61の右側には、消去スイッチ64及び延長タイマスイッチ65が設けられている。消去スイッチ64は、データ内容及び表示内容をクリヤするものである。延長タイマスイッチ65は、大入賞状態の終了後の一定時間をカウントするもので、複数の時間をダイヤルを回動することにより選択できるようになっている。そして、データ解析装置60の裏面側の上部には、後述する受光素子66aが配設されている。そして、受光素子66aが、図6に示すように、貫通孔10a1 位置と一致するように、データ解析装置60は、遊技機前面の枠部10aに取り付けられる。
【0016】
データ解析装置60の電気回路構成は、図5に示すように、データ受信部66、演算制御部67、記憶部68及び上記データ表示部61とを設けている。データ受信部66は、光信号を高速読み取り可能なホトダイオード、CCD等の受光素子66aと受光素子の増幅回路とを設けている。演算制御部67は、I/O、CPU等を有しており、図10及び図11に示すフローチャートに対応した「演算処理プログラム」を実行する。記憶部68は、「演算処理プログラム」及び後述する演算式を記憶すると共に、各種データを一時的に記憶するものである。
【0017】
演算制御部67で演算されデータ表示部61に表示され解析データとしては、「ベース(BA)」、「スタート(ST)」、「オーバーフロー(OF)」、「稼働時間(KTC )」、「総入賞率(γNS)」及び「大入賞累計(K)」の6種類である。「ベース(BA)」は、アウト球数NOUT に対するセーフ球数NSAの割合を%表示したもので、パチンコ遊技機の出玉率を表示するものである。「スタート(ST)」は、図柄表示装置14により図柄変動表示が開始された回数であるスタート数NSTをアウト球数NOUT で割ったものを%表示したものである。「オーバーフロー(OF)」は、総始動口入球数NSDから上記スタート数NSTを引いて得られたオーバーフロー数NOFをアウト球数NOUT で割ったものを%表示したものである。「稼働時間(KTC )」は、アウト球検出スイッチ42がアウト球数10個でオンし、この時間が6秒であることを用いて、アウト球検出スイッチ42のオンを検出して、これにより算出されたパチンコ遊技機の稼働時間である。「総入賞率(γNS)」は、入賞数NNSをアウト球数NOUT で割ったものを%表示したものである。「大入賞累計(K)」は、大入賞の累計数を示すものである。
【0018】
つぎに、以上のように構成した実施形態の動作について説明する。
電源スイッチ(図示しない)の投入により中継基板50が動作を開始し、制御部51は「データ処理プログラム」の実行を図7に示すステップ70にて開始し、ステップ71にて各種変数の初期化処理を行う。アウト球の総数を表すアウト球検出数NOUT 、セーフ球の総数を表すセーフ球検出数NSA、アウト球検出スイッチ42がオンする毎に「1」づつ累積カウントする時間カウント数TC (「1」が6秒を表す)、時間カウント数TC が「10」になる毎に「1」づつ累積カウントする稼働時間数KTC (「1」が1分を表す)、総始動口入球数NSD、スタート数NST、総入賞数NNS、大入賞回数Kを「0」に初期化する。また、制御部51は、図9に示すステップ100にて「データ送信プログラム」の割り込み実行を開始する。そして、操作ハンドル19の操作により遊技が開始され、発射された遊技球がガイドレール13を通過し遊技領域11a内に供給される。
【0019】
現時点においてはまだ大入賞状態になっておらず、ステップ72にて「NO」との判定の基に「データ処理プログラム」は図8に示すステップ73に移され、アウト球検出スイッチ42がオンか否かが判定される。アウト球検出スイッチ42がオンになっていないときは、「NO」との判定の基にプログラムはステップ74に移されセーフ球検出スイッチ41がオンか否かが判定される。セーフ球検出スイッチ41がオンになっていないときは、「NO」との判定の基にプログラムはステップ75に移されスタート信号が入力されているか否かすなわち図柄表示装置14において変動表示が開始されたか否かが判定される。まだ、図柄変動表示が開始されていないときは、「NO」との判定の基にプログラムはステップ77に移され、以下ステップ77、ステップ79にて遊技球が始動口へ入球したか、入賞口へ入球したかが判定される。何れにも入球していないときは、各ステップにおいて「NO」との判定の基にプログラムはステップ72に戻され、ステップ72以下の処理が繰り返される。
【0020】
そして、上記遊技中にいずれかの始動口に遊技球が入球すると、これに応じて図柄表示装置14が変動表示を開始し、またステップ75にて「YES」との判定の基にプログラムはステップ76に移されスタート数NSTが「1」だけプラスされる。そして、ステップ77にて「YES」との判定の基にプログラムはステップ78に移され、総始動口入球数NSDが「1」だけプラスされる。さらに、ステップ79にて「YES」との判定の基にプログラムはステップ80に移され、総入賞数NNSが「1」だけプラスされる。また、遊技球が普通入賞口15a〜15eに入球すると、ステップ79にて「YES」との判定の基にプログラムはステップ80に移され、総入賞数NNSが「1」だけプラスされる。
【0021】
そして、遊技球が補給設備10の玉回収部40bに排出されると、これを10個単位で検出してアウト球検出スイッチ42がオンする。これに応じてステップ73にて「YES」との判定の基にプログラムはステップ81に移されアウト球検出数NOUT が「1」だけプラスされて記憶部52に記憶される。さらに、ステップ82にて時間カウント数TC が「1」だけプラスされ、記憶部52に記憶される。そして、ステップ83にて時間カウント数TC が「10」になったか、すなわち1分経過したか否かが判定される。未だ「10」になっていないときは、「NO」との判定の基にプログラムはステップ74に移され、以下上記した処理が行われる。また、遊技球が補給設備40の球供給部41から賞品球タンク33に供給されると、これを10個単位で検出してセーフ球検出スイッチ41aがオンする。これに応じてステップ74にて「YES」との判定の基にプログラムはステップ84に移され、セーフ球検出数NSAが「1」だけプラスされ、記憶部52に記憶される。そして、遊技開始から1分経過し、時間カウント数TC が「10」になると、ステップ83にて「YES」との判定の基にプログラムはステップ85に移され、稼働時間KTC が「1」だけプラスされて記憶部52に記憶されると共に86にて時間カウント数TC が「0」にクリアされる。
【0022】
以上に説明したように、制御部51による「データ処理プログラム」の実行により、アウト球検出数NOUT 、セーフ球検出数NSA、時間カウント数TC 、稼働時間数KTC 、総始動口入球数NSD、スタート数NST、総入賞数NNSの累積データがカウントされ、記憶部52に記憶される。そして、これら各種のデータの取得は、パチンコ遊技機が通常状態にあることを前提としており、たまたまパチンコ遊技機がいわゆる大当りと言われる大入賞状態になると、データの取得は行われない。すなわち大入賞状態になると、ステップ72に「YES」との判定の基にプログラムは、ステップ87に移されて、大入賞回数Kが「1」だけプラスされ、記憶部52に記憶される。そして、ステップ88にてカウント結果の読み込みが中止される。
【0023】
そして、大入賞状態が終了するとステップ89にて「YES」との判定の基にプログラムはステップ90に移され、制御部51により延長タイマスイッチの延長時間が読み取られ、ステップ91にて制御部51に内蔵された延長タイマによる計時が開始される。延長時間が終了すると、ステップ92にて「YES」との判定の基にプログラムはステップ93に移されカウントデータの読み込み中止が解除される。すなわち、大入賞状態が終了した後に、大入賞口17aに多数の遊技球が入球していると、通常の遊技状態と異なる状態が生じることがあるが、延長時間を設けたことにより、大入賞状態の終了後も、一定時間カウントデータの読み込みを中止することにより、遊技データのばらつきを回避するものである。
【0024】
そして、「データ処理プログラム」が実行されている間に、制御部51は、「データ送信プログラム」を実行しつづけており、送信スイッチ53bがオンされると「YES」との判定の基にプログラムをステップ102に移行させ、アウト球検出数NOUT の送信指令を出し、データ送信部53によりアウト球検出数の光信号を発信させる。以下、ステップ103にてセーフ球検出数NSAについて、ステップ104にて稼働時間数KTC 、ステップ105にて総始動口入球数NSD、ステップ106にてスタート数NST、ステップ107にて総入賞数NNS、ステップ108にて大入賞回数Kについてそれぞれ制御部51により送信指令が出され、データ送信部53によりセーフ球検出数NSA、稼働時間数KTC 、総始動口入球数NSD、スタート数NST、総入賞数NNS、大入賞回数Kの光信号を発信させる。そして、送信スイッチ53bがオンされているときは、ステップ109にて「NO」との判定の基にプログラムはステップ102に戻され、ステップ102〜ステップ109の処理が繰り返され、連続して変化する上記遊技データが、光信号によりデータ解析装置60に送信される。
【0025】
一方、データ解析装置60は、電源スイッチ(図示しない)のオンにより、演算制御部67が「演算処理プログラム」の実行を図10に示すステップ120にて開始し、ステップ121にて各種変数の初期化処理を行った後、受信スイッチ63がオンされると、ステップ122にて「YES」との判定の基にプログラムはステップ123に移され、受信開始の表示が表示ランプ62に点灯される。そして、ステップ124〜ステップ130にてアウト球検出数NOUT 、セーフ球検出数NSA、稼働時間数KTC 、総始動口入球数NSD、スタート数NST、総入賞数NNS及び大入賞回数Kが読み込まれる。
【0026】
つぎに、ステップ131にて、上記読み込みデータを用い、記憶部68に記憶された下記数1に基づいて、ベースBAが算出される。そして、ステップ132にてベースBAがデータ表示部61の第1表示領域61aに表示される。
【0027】
【数1】
BA=100×NSA/NOUT
【0028】
つぎに、ステップ133にて、上記読み込みデータを用い、記憶部68に記憶された下記数2に基づいて、スタートSTが算出される。そして、ステップ134にてベースBAがデータ表示部61の第2表示領域61bに表示される。
【0029】
【数2】
ST=100×NST/(10×NOUT)
【0030】
つぎに、ステップ135にて、上記読み込みデータを用い、記憶部68に記憶された下記数3に基づいて、オーバーフロー数NOFが算出される。さらに、ステップ136にて、上記読み込みデータ及びオーバーフロー数NOFを用い、記憶部68に記憶された下記数4に基づいて、オーバーフローOFが算出される。そして、ステップ137にてオーバーフローOFがデータ表示部61の第3表示領域61cに表示される。
【0031】
【数3】
NOF=NSD−NST
【0032】
【数4】
OF=100×NOF/(10×NOUT)
【0033】
つぎに、ステップ138にて、上記稼働時間数KTC を整数部を時間とし、小数点以下を1分を0.01とする表示に変換し、変換された値が、ステップ139にてパチンコ遊技機の稼働時間としてデータ表示部61の第4表示領域61dに表示される。
つぎに、ステップ140にて、上記読み込みデータを用い、記憶部68に記憶された下記数5に基づいて、総入賞率γNSが算出される。そして、ステップ141にて総入賞率γNSがデータ表示部61の第5表示領域61eに表示される。
【0034】
【数5】
γNS=100×NNS/(10×NOUT)
【0035】
つぎに、ステップ142にて、上記読み込みデータの内の、大入賞回数Kがデータ表示部61の第6表示領域61fに表示される。
以上に示した6個のデータは、遊技機の性能を表示する基本的且つ重要なデータであり、例えば遊技盤面の釘調整の際に、これらデータを参照することにより、迅速かつ的確な調整を行うことができる。
【0036】
以上に説明したように、上記実施形態によれば、遊技機の遊技データ信号は、中継基板50のデータ送信部53により光信号に変換されて、移動可能なデータ解析装置60に送信される。そのため、中継基板50とデータ解析装置60間の配線を無くすることができるので、装置の取り扱いの手間が省けて非常に便利であると共に、多数の遊技機のデータ取得に非常に便利である。そして、送信を光で行うことにより、送信の障害がなく信頼性の高い送信が確保されると共に、他人による信号の傍受を排除することができる。
【0037】
そして、データ解析装置60のデータ受信部66により受信された信号に基づいて演算制御手段67により遊技機の状態を把握するに適した解析データが演算され、演算結果が表示部61に表示される。そのため、上記遊技データ解析システムによれば、遊技機の遊技状態を簡単に把握することができる。例えば、遊技機の遊技盤面に設けた釘の調整を行う場合、調整者は、データ解析装置60を身近に用意し、釘を調整しながらその調整結果を表示手段の表示からリアルタイムで得られるデータを参照し、それに基づいて微調整を効率よく行うことができる。また、このデータにより、釘調整に基づく遊技結果をリアルタイムで知ることができるため、比較的経験の浅いものでも、困難な釘調整法を比較的短期間に会得することができる。
【0038】
さらに、上記遊技データ解析システムは、小型かつ安価なので、各遊技機に中継基板を取り付け、数十台程度の少数の遊技機毎にデータ解析装置を1台づつ用意し、複数台の遊技機の出玉データ等の管理に用いることができる。すなわち、この遊技データ解析システムは、遊技機の設置台数の比較的少ない中小のホールにおける遊技機の管理に好適に用いられる。
【0039】
つぎに、第2の実施形態について図面により説明する。
第2実施形態においては、中継基板70を、図12に示すように、上記第1実施形態の制御部51に代えて、演算制御部71としたことにある。演算制御部71は、データ信号の処理と共に、上記「ベース(BA)」、「スタート(ST)」、「オーバーフロー(OF)」、「稼働時間(KTC )」及び「総入賞率(γNS)」の演算を行うものである。その他の、記憶部52、データ送信部53については、中継基板50と同様の構成であり、同一番号で表示した。
また、図12に示すように、上記第1実施形態のデータ解析装置60の代りに、図13に示すように、データ表示装置80とし、演算制御部67の代わりに、制御部81を設けた。制御部81は、データ信号の処理のみを行うものである。その他の、データ受信部66、記憶部68、データ表示部61については、データ解析装置60と同様の構成であり、同一番号で表示した。
【0040】
以上のように構成した、第2実施形態においては、中継基板70において、遊技データ信号の処理と共に、演算処理も行われるので、中継基板70の構成が複雑になり、そのコストが高くなるが、一方、データ表示装置80をより小型かつ軽量にすることができる。そのため、データ表示装置の持ち運びが便利になり、データ取得をより簡易に行うことができる。その他、光信号を用いる等上記第1の実施形態で示した効果は、第2実施形態においても同様に得られる。
【0041】
なお、上記各実施形態においては、中継基板50とデータ解析装置60間、中継基板70とデータ表示装置80間の光信号の送信は、パチンコ遊技機の枠10aに設けた貫通孔10a1 を通して行っているが、これに代えて変形例として、図14(a),(b)に示すように、遊技機本体10の裏面の中継基板50から上方に光信号を発信させるようにし、枠10aの上面に光を水平前方に屈曲させ、さらに下方に屈曲させる光屈曲器90を設けようにすることができる。そして、データ解析装置60については、図14(a)に示すように、本体10前面上部に配設したり、図14(b)に示すように、遊技機の下端の台B上に設置してもよい。
【0042】
さらに、中継基板50、60とデータ解析装置70、データ表示装置80の配置について種々の態様が可能である。また、複数台の中継基板50、60からの信号を1台のデータ解析装置70、データ表示装置80により処理することも可能である。
【0043】
なお、上記実施形態においては、パチンコ遊技機がいわゆる大当りと言われる大入賞状態になると、遊技データの取得は行われないようになっているが、大入賞状態における各種遊技データを取得するようにすることもできる。
また、上記実施形態において示した遊技データ及び解析データの種類や数については一例であり、その他の遊技データ及びこれに関する解析データを採用することができる。また、表示領域が6個になっているが、この数も変更可能である。さらに、表示を切り替えることにより、多数の遊技データ、解析データを表示することも可能である。
【0044】
なお、上記実施形態においては、本発明をいわゆる第1種のパチンコ遊技機に適用した場合について説明しているが、その他の形式のパチンコ遊技機に対しても同様に適用することができる。さらに、本発明は、パチンコ遊技機に限らず、アレンジ遊技機、スロット遊技機等、外部端子等から実射データが出力される遊技機全般に対しても適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である遊技データ解析システムを適用するパチンコ遊技機を概略的に示す正面図である。
【図2】同パチンコ遊技機を概略的に示す背面図である。
【図3】第1の実施形態の中継基板と外部端子の接続状態を示すブロック図である。
【図4】同データ解析装置を概略的に示す正面図である。
【図5】同データ解析装置の回路構成を概略的に示すブロック図である。
【図6】同データ解析装置をパチンコ遊技機の表面側に取り付けた状態を概略的に示す正面図である。
【図7】中継基板の制御部により実行される「データ処理プログラム」のフローチャートの一部である。
【図8】中継基板の制御部により実行される「データ処理プログラム」のフローチャートの一部である。
【図9】中継基板の制御部により実行される「データ送信プログラム」のフローチャートである。
【図10】データ解析装置の演算制御部により実行される「演算処理プログラム」のフローチャートの一部である。
【図11】データ解析装置の演算制御部により実行される「演算処理プログラム」のフローチャートの一部である。
【図12】第2の実施形態の中継基板を示すブロック図である。
【図13】同データ表示装置を概略的に示すブロック図である。
【図14】各実施形態の変形例である中継基板とデータ解析装置、データ表示装置間の光信号の送信方法について概略的に示す側面図である。
【符号の説明】
10…本体、11…遊技盤、11a…遊技領域、14…図柄表示装置、15a〜15e…入賞口、16…中央下始動口、17a…大入賞口、17b,17c…始動口、16a,17b1 ,17c1 …始動口スイッチ、36a…入賞球検出スイッチ、38a…第1外部端子、38b…第2外部端子、40a…球供給部、41…セーフ球検出スイッチ、40b…球排出部、42…アウト球検出スイッチ、50…中継基板、51…制御部、52…記憶部、53…データ送信部、53a…発光素子、60…データ解析装置、61…データ表示部、61a〜61f…表示領域、62…表示ランプ、63…受信スイッチ、66…データ受信部、66a…受光素子、67…演算制御部、68…記憶部、70…中継基板、71…演算制御部、80…データ表示装置、81…制御部、90…光屈曲器。

Claims (1)

  1. 遊技機の遊技盤裏面の一部に取り付けられると共に、遊技機の遊技データ信号が出力される出力端子に接続され、同出力端子を通して入力された遊技データ信号を処理する信号処理制御手段と、同信号処理制御手段の制御により前記遊技データ信号を記憶するデータ記憶手段と、同信号処理制御手段の制御により前記データ記憶手段に記憶された遊技データを光信号に変換して送信するデータ送信手段とを設けた中継装置と、
    前記データ送信手段により送信された光信号を受信するデータ受信手段と、同データ受信手段により受信された信号に基づいて複数の解析データを演算する演算制御手段と、同演算制御手段による演算結果を表示する表示手段とを箱形の筐体に設けた移動可能なデータ解析装置とを備え、
    前記中継装置の前記データ送信手段は、上方に光信号を発信させる発光素子を有し、
    前記遊技機の上部には前記発光素子の光信号を水平方向に屈曲させさらに下方に屈曲させる光屈曲器が設けられ、
    前記データ解析装置の前記データ受信手段は受光素子を有し、
    同データ解析装置は前記遊技機の前面に着脱可能に取り付けられており、
    同データ解析装置は、前記遊技機の前面に取り付けられた状態では、前記受光素子が前記光屈曲器からの光信号を受光可能であり、
    前記中継装置の前記発光素子と前記データ解析装置の前記受光素子とは、配線を介することなく光信号の授受が可能であることを特徴とする遊技機の遊技データ解析システム。
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