JP4008587B2 - ファクシミリ通信システムと通信方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、多機能端末装置のファクシミリ通信機能を上位装置から利用するためのファクシミリ通信システムと通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータ等のファクシミリ(FAX)通信機能は次のようにして実現する。まず、パーソナルコンピュータには、ファクシミリ通信用のアプリケーションがインストールされている。また、パーソナルコンピュータには、RS232Cインタフェース等を介してFAXモデムが接続されている。FAXアプリケーションによりFAXフォーマットに変換されたデータはモデムに転送され、パーソナルコンピュータからATコマンドをモデムに送り込むことによってモデムを制御する。FAX通信は、ITUのT.30勧告の手順に従って実行される。
【0003】
FAX機能、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、モデム機能等を併せ持つ多機能端末装置は、ファクシミリ通信を含めて様々な処理を多重化制御する能力を持つ。パーソナルコンピュータをこの多機能端末装置にセントロニクスケーブル等で接続した場合、ファクシミリ手順を決めたITU−T.30とHOSTと端末のセントロニクスインタフェースを定めたIEEE1284勧告と多機能端末装置とのパケット通信制御を定めたMFPI勧告に則って、パーソナルコンピュータは多機能端末装置のモデム機能部とインタフェースをとり、パーソナルコンピュータから多機能端末装置にATコマンドを送り込むことによりFAX通信が可能になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
パーソナルコンピュータが多機能端末装置のモデム機能部を制御してファクシミリ通信を行う場合、パーソナルコンピュータのアプリケーションと、ファクシミリ通信用のドライバと、多機能端末装置と、受信側のファクシミリ装置との間を結ぶ通信経路が確立する。このとき、両者の間で、ITUのT.30勧告に記載されているような手順信号を一定の送出時間制限下でやり取りしなければならない。ところが、こうした通信制御は多機能端末装置にかかる負荷が大きく、多重処理をしている他の処理の動作速度が著しく遅くなったり、ファクシミリ通信自体に障害が発生するという問題もあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は以上の点を解決するため次の構成を採用する。
〈構成1〉
上位装置と、この上位装置とインタフェースを介して接続された多重化処理が可能な多機能端末装置とから成り、前記上位装置には、データ作成アプリケーションが作成したファクシミリ送信用画データを受けて前記ファクシミリ送信用画データを前記多機能端末装置に搭載するモデムから通信回線上に接続した他のファクシミリにて受信可能なファクシミリ送信で規定された圧縮フォーマットのファクシミリ送信用画データに変換するFAXフォーマット変換ドライバと、前記FAXフォーマット変換ドライバで変換した前記圧縮フォーマットのファクシミリ送信用画データを多重処理が行われる前記多機能端末装置に用いるパケットにパケット化するパケット化手段が設けられ、前記多機能端末装置には、前記パケット化手段が生成した前記パケットを前記インタフェースを介して受信して、前記FAXフォーマット変換ドライバの変換した前記圧縮フォーマットの前記ファクシミリ送信用画データに復元する復元手段と、前記復元した前記圧縮フォーマットの前記ファクシミリ送信用画データをファクシミリ送信するために前記ファクシミリ間との送信手順を制御するFAX通信スケジューラと、前記モデムを制御して、前記復元した圧縮フォーマットのファクシミリ送信用画データを前記ファクシミリに送信するモデム制御手段とが設けられたことを特徴とするファクシミリ通信システム。
【0006】
〈構成2〉
上位装置側に、2ページ分のデータまたは4ページ分のデータを1ページにするために、ファクシミリ送信用画データを圧縮フォーマットに変換する前に、複数ページ分の画データを1ページ分の画データに変換する変換手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ通信システム。
【0007】
上位装置と多重化処理が可能な多機能端末装置とをインタフェースを介して接続し、前記上位装置では、データ作成アプリケーションが作成したファクシミリ送信用画データを受けて該ファクシミリ送信用画データを前記多機能端末装置に搭載するモデムから通信回線上に接続した他のファクシミリにて受信可能なファクシミリ送信で規定された圧縮フォーマットのファクシミリ送信用画データに変換し、前記圧縮フォーマットのファクシミリ送信用画データから多重処理が行われる多機能端末装置に用いるパケットを生成して、そのパケットを前記インタフェースを介して前記多機能端末装置に転送し、前記パケットを受信した多機能端末装置は、受信した前記パケットから前記圧縮フォーマットに変換したファクシミリ送信用画データを復元し、復元した前記ファクシミリ送信用画データを記憶して保持し、前記モデムを制御して前記復元したファクシミリ送信用画データを前記ファクシミリに送信することを特徴とするファクシミリ通信方法。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を具体例を用いて説明する。
〈具体例1〉
図1は、具体例1のファクシミリ通信システムを示すブロック図である。
この図のシステムを説明する前に、これと対応する構成の従来システムの詳細な動作と問題点を説明する。
図2に、比較例のシステムブロック図を示す。
図の上位装置1は、ファクシミリ送信用のデータを作成するデータ作成アプリケーション11と、パーソナルコンピュータの側でファクシミリ通信を実行するFAXアプリケーション12と、セントロニクスケーブルのようなインタフェース5を通じて通信制御を行うIEEE1284ドライバ13とを備えている。この上位装置1に図示しないモデムを接続すればFAX通信ができる。
【0009】
また、多機能端末装置(Multi Function Pheriferal:MFP)2は、BICタスク21、MFPタスク22、PCSタスク23、SIOタスク24、モデム25を備えている。BICタスク21は、インタフェース5を通じて外部装置との通信を行う部分である。MFPタスク22は、BICタスク21から入力したデータを、多機能端末装置の内部で多重処理を行うために使用されるパケットに変換し、PCSタスク23に送り込む機能を持つ部分である。
【0010】
PCSタスク23は、多機能端末装置内部でファクシミリ通信制御を行う機能を持つ部分である。SIOタスク24は、モデム25を制御する機能を持つ部分である。モデム25は、いわゆるFAXモデムである。また、上位装置1に設けられたFAXアプリケーション12には、FAXフォーマット変換ドライバ12AとFAX機能制御部12Bとが設けられている。
【0011】
FAXフォーマット変換ドライバ12Aは、データ作成アプリケーション11が作成したファクシミリ送信用の画データを、MH、MR、MMRといったファクシミリ装置で規定された圧縮方式に従って圧縮、伸長処理を行う機能を持つ部分である。FAX機能制御部12Bは、ATコマンドを発行し、多機能端末装置2のモデム25を制御する処理を行う部分である。
【0012】
多機能端末装置2に設けられたPCSタスク23のFAXフォーマット変換ドライバ23AやFAX機能制御部23Bは、上位装置1のFAXアプリケーション12に設けられたものとほぼ同様の機能を持つ。
【0013】
図3には、一般のファクシミリコマンドシーケンスの説明図を示す。
図に示すように、送信側FAX27と受信側FAX28とが直接接続された場合には、ITUのT.30の手順に従って、この図に示すようなシーケンスが実行される。即ち、始めにRING信号が送信側FAX27から受信側FAX28に送信され、受信側FAX28からCED信号(被呼端末識別信号)が返される。更に、受信側FAX28からはDIS信号(ディジタル識別信号)が送信側FAX27に送られる。
【0014】
次に、送信側FAX27から受信側FAX28に送信されるDCS信号(ディジタル命令信号)は300bpsの通信速度で送られるが、ここで、モデムの許容するより高速な通信速度である14400bpsに速度切替えが行われる。従って、次に送信側FAX27から受信側に送信されるTCF(トレーニングチェック)信号は、14400bpsの速度となる。これ以降は、画信号の送出になり、この速度で処理が進められる。図2に示したようなシステム構成の場合の、通信速度の切替えを行う手順を次に説明する。
【0015】
図4は、PC−MFPファクシミリコマンドシーケンスの説明図である。
ここでは、図2に示したFAXアプリケーション12と、IEEE1284ドライバ13と、MFP2と、受信側FAX28との間の通信手順を示している。この図に示すように、AP12からMFPドライバ13及びMFP2を介してDCS信号が送出される。DCS信号の送出結果(OK)がMFPドライバ13を介してAP12に送り込まれる。次に、AP12からATコマンドによって通信速度を14400bpsに切り替える旨の信号が出力される。これは、ドライバ13を経てMFP2に通知される。
【0016】
ここで、MFP2が設定を切り替え、その旨をドライバ13を通じてAP12に通知する。その後、AP12は、切り替え後の通信速度で、TCF信号をドライバ13、MFP2を通じて受信側FAX28に送出する。次に、受信側FAX28からDCS信号が送出されて、受信側FAX28にTCF信号が受信されるまでの遅延時間Tは、75±20ミリ秒と規定されている。
【0017】
ところが、この図に示すように、MFPドライバ13、AP12の間の信号のやり取りによって様々な処理時間が加算されるため、図に示す(a)〜(d)に示す処理遅延時間を十分に短くしなければ上記遅延時間Tを規定内に納めることができない。MFP2が多重化処理を行うとすれば、(a)、(c)、(d)の時間に他の処理を実行する。しかしながら、このように、遅延時間Tを制限されると、(a)、(c)、(d)の時間を最小にしなければならず、他の機能を実現するための処理が圧迫される。他の処理の優先度が高ければ、FAX通信にエラーを生じる。
【0018】
即ち、図2に示す上位装置1のFAXアプリケーション12がATコマンドを用いてモデム25を制御し、ファクシミリ通信を行うものとすれば、多機能端末装置2の他の機能が著しく制限されてしまう。そこで、この発明では、上位装置1がファクシミリ送信要求を行った場合に、そのファクシミリ送信用画データを多機能端末装置2の側に移し、その後は多機能端末装置内部で独自にファクシミリ通信を制御し、通信の高速化を実現する。
【0019】
ここで、図1に戻って、具体例1のシステムの構成を説明する。
図1に示す上位装置3は、データ作成アプリケーション31、FAXアプリケーション32、IEEE1284ドライバ33を備えている。また、FAXアプリケーション32には、FAXフォーマット変換ドライバ32AとMFPIドライバ32Bとが設けられている。
【0020】
即ち、この発明では、FAXアプリケーション32に新たにMFPIドライバ32Bを設けた。これは、本発明では、パケット化手段と呼び、後で説明するようにファクシミリ送信用画データをファクシミリフォーマットに変換したものについて、パケット化して送出する機能を持つ。このパケットは、多機能端末装置4内部の多重処理で採用されるパケットと同形式のものである。
【0021】
多機能端末装置4には、BICタスク41、MFPタスク42、MSSタスク43、SDLタスク44、SIOタスク45及びモデム46が設けられている。モデム46は通信回線10と接続され、他のファクシミリ装置等との通信を可能にする。インタフェース5は、例えばセントロニクスインタフェースケーブル等により構成される。もちろん、このインタフェース5は、その他のシリアルインタフェース、パラレルインタフェース、あるいは無線インタフェース等によって構成されていてもよい。また、ネットワーク等によって構成されていてもよい。
【0022】
BICタスク41は、インタフェース5を通じて上位装置3と通信をする機能を持つ。MFPタスク42は本発明では復元手段と呼び、BICタスク41が受信したパケットを変換して、ファクシミリ送信用画データを復元するための機能を持つ。MSSタスク43は、図示しないメモリに対し、上位装置から受信したファクシミリ送信用画データを蓄積すると共に、その読み出し等を制御する部分である。このMSSタスク43を本発明ではメモリ情報制御手段と呼んでいる。
【0023】
また、SDLタスク44は、FAX通信スケジューラであって、ITUのT.30勧告に従ってファクシミリ送受信制御を行う管理機能を持つ。SIOタスク45はモデム制御手段であって、モデム46を直接制御し、ファクシミリ送受信を行う機能を持つ。なお、上記各タスクはいずれも多機能端末装置4に搭載されたプロセッサが、該当する機能を持つプログラムを実行することによって実現する。また、その機能の一部はロジック等によるハードウェアにより構成されていてもよい。
【0024】
図5に、具体例1のシステムの動作説明図を示す。
この図を用いて、図1に示したシステムの動作を説明する。
まず、図1に示した上位装置3のデータ作成アプリケーション31は、ファクシミリ送信をするべき画データを作成する。この画データをFAXアプリケーション32が受け取り、FAXフォーマット変換ドライバ32Aは、これをFAXフォーマットに変換する。図5に示すFAX用画データ50は変換後のデータとする。
【0025】
次に、MFPIドライバ32Bは、MFPI勧告に則ってFAX用画データ50をパケット化する。このパケットは、既に説明したように、MFP4が多重化処理を行う場合に、各処理毎に生成されるパケットと同形式のものである。即ち、このパケット49がPC側からMFP側にインタフェースを通じて転送される。IEEE1284ドライバ33とBICタスク41とは、IEEE1284勧告に則って、セントロニクスインタフェース制御を行い、上記パケットをMFPタスク42に渡す。
【0026】
MFPタスク42は、受け取ったパケットからPC側で送信したFAX用画データ50を復元する。即ち、このように上位装置3側でパケット化をし、多機能端末装置4にそのパケットを送り込むと、多機能端末装置4では、他の機能を実現するためのパケットと同等にファクシミリ通信用のパケットを取り扱い、これを受け付けて、MFPタスク42がその内容を復元する。従って、このようなパケット受信の間、多重化された他の機能のパケットも、図示しない別の部分で同等に処理される。
【0027】
MFPタスクがFAX用画データ50の復元を終了すると、このFAX用画データ50は図示しないメモリに記憶され、MSSタスク43が起動する。即ち、MSSタスク43は、メモリに記憶されたFAX用画データ50を順に読み出すための制御情報51を生成してSDLタスク44に渡す。SDLタスク44は、この段階で、メモリに記憶されたFAX用画データ50を指定された相手方に送信するジョブを開始する。即ち、SDLタスク44は、従来のファクシミリ装置内部でメモリに格納されたFAX用画データを指定された宛先に送信するいわゆるメモリ送信動作を開始する。
【0028】
即ち、この段階では、既に上位装置3による制御を受けることなくSDLタスク44が独自にFAX通信のスケジュールを管理して起動する。SDLタスク44は、FAX用画データ50を制御情報51に基づいて順番にメモリから読み出し、SIOタスク45に渡す。SIOタスク45は、モデム46のレジスタ等を直接制御しながらモデムによる通信を実行する。この通信はATコマンドを使用しないため、モデムに許された最高速度である28.8Kbpsの通信が可能になる。
【0029】
次に、受信機能について説明を行う。
受信の際は、図5に示す破線の矢印のような手順で処理が行われる。モデム46がファクシミリ信号を受信すると、SDLタスク44からファクシミリ受信要求がSIOタスク45に発せられる。これに従って、SIOタスク45がファクシミリ受信を制御し、受信されたFAX用画データが図示しないメモリに記憶される。このFAX用画データの記憶制御は、MSSタスク43によって行われる。そして、メモリに記憶したFAX用画データ50をMFPタスク42がパケット化する。そして、パケット化された信号がインタフェースを介してPC側に転送される。
【0030】
PC側では、MFPIドライバ32Bがこのパケットを受信し、FAX用画データ50を復元する。受信の場合にもファクシミリ受信制御自身はMFP側で行われ、受信されたFAX用画データ50がパケット化されてPC側に送信されるので、PC側からのATコマンドによる受信制御は不要になる。
【0031】
〈具体例1の効果〉
以上により、上位装置からファクシミリ送信を行う場合、上位装置のユーザは既存のアプリケーションを従来通り操作すればよく、その操作性は変わらない。しかも、上位装置はATコマンドでMFP2のモデムを制御する必要がないため、上位装置やMFP2の通信負荷が軽減される。また、MFP2内部で独自のファクシミリ送受信が可能になるため、ファクシミリ通信速度を最大速度にすることができ、通信時間も短縮され、通信料金削減効果もある。同時に、MFP2側において、通信不可が軽減されて処理速度も向上するため、FAX通信とその他の機能を多重処理する能力も向上する。
【0032】
〈具体例2〉
図6に、具体例2の通信システムブロック図を示す。
この図では、通信速度向上のために、FAXフォーマット変換前の画データの加工を行っている。図のシステムは、データ作成アプリケーション31とFAXアプリケーション32の間に、プリンタドライバ35を挿入した。ここでは、データ作成アプリケーション31が2UP/4UP送信メニューを選択する。即ち、ここで、例えばA4判2枚の原稿を並べてB4判1枚の原稿に編集し直すという制御を実行する。一般に、プリンタドライバ35は、こうした画データの編集をする能力を持つ。これにより2ページ分のデータが1ページ分のデータに圧縮される。こうした編集を行った後に、FAXアプリケーション32にその画データを供給する。その他の処理は具体例1と同様である。
【0033】
〈具体例2の効果〉
以上により、例えば2ページ分の送信時間が1ページ分で済み、通信料金の削減を図ることができる。なお、上記の例では、2ページ分を1ページ分に編集するものを示したが、例えば4ページ分を1ページ分に編集するような機能をプリンタドライバに要求し、一層の圧縮を図るような構成にしてもよい。これは、プリンタドライバ35のような既存のイメージ変換手段を適宜選択することによって実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1のファクシミリ通信システムブロック図である。
【図2】比較例のシステムブロック図である。
【図3】ファクシミリコマンドシーケンス説明図である。
【図4】PC−MFPファクシミリコマンドシーケンス説明図である。
【図5】具体例1のシステムの動作説明図である。
【図6】具体例2の通信システムブロック図である。
【符号の説明】
3 上位装置
4 多機能端末装置
5 インタフェース
10 通信回線
31 データ作成アプリケーション
32 FAXアプリケーション
32A FAXフォーマット変換ドライバ
32B MFPIドライバ(パケット化手段)
42 MFPタスク(復元手段)
43 MSSタスク(メモリ情報制御手段)
44 SDLタスク(FAX通信スケジューラ)
45 SIOタスク(モデム制御手段)
46 モデム
Claims (6)
- 上位装置と、この上位装置とインタフェースを介して接続された多重化処理が可能な多機能端末装置とから成り、
前記上位装置には、データ作成アプリケーションが作成したファクシミリ送信用画データを受けて前記ファクシミリ送信用画データを前記多機能端末装置に搭載するモデムから通信回線上に接続した他のファクシミリにて受信可能なファクシミリ送信で規定された圧縮フォーマットのファクシミリ送信用画データに変換するFAXフォーマット変換ドライバと、前記FAXフォーマット変換ドライバで変換した前記圧縮フォーマットのファクシミリ送信用画データを多重処理が行われる前記多機能端末装置に用いるパケットにパケット化するパケット化手段が設けられ、
前記多機能端末装置には、前記パケット化手段が生成した前記パケットを前記インタフェースを介して受信して、前記FAXフォーマット変換ドライバの変換した前記圧縮フォーマットの前記ファクシミリ送信用画データに復元する復元手段と、前記復元した前記圧縮フォーマットの前記ファクシミリ送信用画データをファクシミリ送信するために前記ファクシミリ間との送信手順を制御するFAX通信スケジューラと、前記モデムを制御して、前記復元した圧縮フォーマットのファクシミリ送信用画データを前記ファクシミリに送信するモデム制御手段とが設けられたことを特徴とするファクシミリ通信システム。 - 上位装置側に、2ページ分の画データまたは4ページ分の画データを1ページにするためにファクシミリ送信用画データを前記圧縮フォーマットに変換する前に、前記ページ分の画データを1ページ分の画データに変換する変換手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ通信システム。
- 前記他機能端末装置は、前記モデムを介して受信した圧縮フォーマットのファクシミリ画データをパケット化するパケット化手段を更に備え、前記上位装置は前記多機能端末装置から受信したパケットをファクシミリ画データに復元する復元手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ送信システム。
- 上位装置と多重化処理が可能な多機能端末装置とをインタフェースを介して接続し、
前記上位装置では、データ作成アプリケーションが作成したファクシミリ送信用画データを受けて該ファクシミリ送信用画データを前記多機能端末装置に搭載するモデムから通信回線上に接続した他のファクシミリにて受信可能なファクシミリ送信で規定された圧縮フォーマットのファクシミリ送信用画データに変換し、前記圧縮フォーマットのファクシミリ送信用画データから多重処理が行われる多機能端末装置に用いるパケットを生成して、そのパケットを前記インタフェースを介して前記多機能端末装置に転送し、
前記パケットを受信した多機能端末装置は、受信した前記パケットから前記圧縮フォーマットに変換したファクシミリ送信用画データを復元し、復元した前記ファクシミリ送信用画データを記憶して保持し、前記モデムを制御して前記復元したファクシミリ送信用画データを前記ファクシミリに送信することを特徴とするファクシミリ通信方法。 - 前記多機能端末装置は、前記モデムを介して受信した圧縮フォーマットのファクシミリ画データをパケット化して前記上位装置に送信し、該上位装置は、受信したパケットをファクシミリ画データに復元することを特徴とする請求項4記載のファクシミリ通信方法。
- 前記上位装置は、2ページ分の画データまたは4ページ分の画データを1ページにすることを選択し、ファクシミリ送信用画データを圧縮フォーマットに変換する前に、前記ページ分の画データを1ページ分の画データに変換することを特徴とする請求項4記載のファクシミリ通信方法。
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