JP4006465B2 - 外字登録方法及び記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、文字データを処理するデータ処理装置における外字の管理技術に関する。
従来、コンピュータ等のデータ処理装置で使用される文字や記号の書体(字体:フォント)としては、明朝体、ゴシック体、毛筆体、クーリエ、パイカ等の各種の書体が知られている。また、日本語の文字数は非常に多く数万文字もあるため、内蔵の漢字ROM(キャラクタジェネレータ)には、一定数の文字について、それら文字の所定の書体に係る初手のパターン(字形)のみを登録しておき、この漢字ROMに文字パターンが登録されていない文字については、外字として取り扱うようにしている。
すなわち、従来の外字の扱いは、Windows(登録商標)95に見られるように、オペレーティングシステム(OS)に搭載されている書体に対して外字を付属させるか、もしくは書体毎に外字ファイルを用意し、個別のパーソナルコンピュータ毎に外字ファイルの編集・管理を行っている。
また、TypeCraft(登録商標)などの外字エディタを使用して編集され作成された外字を、別のパーソナルコンピュータで使用する際は、登録のみを行えば個別の編集は不要となったが、どの書体がOSに搭載されているか、どの外字をどの書体に従属させるか等の管理は、個別のパーソナルコンピュ−タ毎に行っていた。
特開平10−124030号公報 特開平09−282311号公報
しかし、上記従来例では、複数のパーソナルコンピュータ間で外字を共用しようとする場合に、以下のような問題があった。
(1) どの外字をどの書体に対して関連付けるか、すなわち付属させるかを管理する必要がある、
(2) どのパーソナルコンピュータにどの書体が搭載されているかを管理する必要がある、
(3) これら管理内容の登録処理は、人手を介して行う必要があり、手間がかかるだけでなく、登録ミスを誘発しやすい、という問題があった。
本発明は、このような背景の下になされたもので、その課題は、複数のデータ処理装置間で共用される外字の登録・管理処理を簡単、迅速、かつ正確に行えるようにすることにある。
上記課題を解決するため、本発明の外字登録方法は、文字ファイル、及び文字ファイルのファイル名と文字ファイルが従属する書体の書体名とを対応付けて記録したフォント管理情報ファイルを記憶する記憶装置を有するデータ処理装置の外字登録方法であって、前記データ処理装置の判定手段が、配信された外字ファイルを該データ処理装置が使用する外字ファイルとして登録する際、前記外字ファイルに記録された書体情報に係る書体が該データ処理装置に搭載されているか否かを判定し、前記データ処理手段の登録手段が前記書体が搭載されていると判定された場合に当該外字ファイルを前記データ処理装置の記憶装置に登録すると共ともに、前記フォント管理情報ファイルに、登録される外字の書体名と外字ファイルのファイル名とを対応付けて書き込むことを特徴としている。
上記課題を解決するため、本発明の記憶媒体は、文字ファイル、及び文字ファイルのファイル名と文字ファイルが従属する書体の書体名とを対応付けて記録したフォント管理情報ファイルを記憶する記憶装置を有するデータ処理装置の記憶装置に、配信された外字ファイルをデータ処理装置が使用する外字ファイルとして登録する登録処理を該データ処理装置に実行させるプログラムを記憶した記憶媒体であって、前記登録処理は、前記外字ファイルに記録された書体情報に係る書体が前記データ処理装置に搭載されているか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより前記書体が搭載されていると判定された場合に当該外字ファイルを前記データ処理装置の記憶装置に登録すると共ともに、前記フォント管理情報ファイルに、登録される外字の書体名と外字ファイルのファイル名とを対応付けて書き込む登録ステップとを含むことを特徴としている。
以上説明したように、本発明によれば、外字配信装置とデータ処理装置とを備えた外字登録システムの外字登録方法であって、前記外字配信装置が、外字と該外字の書体情報とを対応付けて記録した外字ファイルを作成し、作成された外字ファイルを前記データ処理装置に配信し、前記データ処理装置が、配信された外字ファイルに記録された書体情報に係る書体が該データ処理装置に搭載されているか否かを判定し、前記書体が搭載されていると判定された場合に当該外字ファイルを該データ処理装置が使用する外字ファイルとして該データ処理装置の記憶装置に登録するので、複数のデータ処理装置間で共用される外字の登録・管理処理を簡単、迅速、かつ正確に行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の実施の形態に係るデータ処理装置を適用したワークステーションWSのブロック図である。
図1において、1はCPU(中央演算装置)、2はRAM(ランダムアクセスメモリ)、3はROM(読出し専用メモリ)、4は入力IF(インターフェイス)、5は出力IF、6はシステムバス、7はキーボードコントローラ、8はキーボード、9はビデオIF、10はディスプレイ、11はマウスコントローラ、12はマウス、13はハードディスクコントローラ、14はハードディスクドライブである。
図1のワークステーションWSは、図2、図3に示したファイルサーバFS、http(Hyper Text Transfer Protocol)サーバHSに対しては、クライアントパソコンPCとして機能する。すなわち、本実施形態では、図1に示したワークステーションWSは、クライアントパソコンPCとして機能することにより、ファイルサーバFS、httpサーバHSから各クライアントパソコンPCに共通に配信される外字転送ファイルを取得して、自己に搭載された書体に関する外字を選択的に登録するようにしている。
[第1の実施形態]
図4は、ファイルサーバFS、httpサーバHS等から配信される外字転送ファイルFの構成を表した図である。外字転送ファイルFは、書体の異なる複数の外字を一括して転送できるように構成されている。すなわち、原則として書体別に外字が纏められた1つ以上の外字ファイルを持ち、各外字ファイルには、その外字ファイルに纏められた外字が従属する書体の書体名が記録されている。
また、外字転送ファイルFに含まれる外字ファイルの数(図4の外字ファイル数)、換言すれば、書体の数が、外字転送ファイルFの先頭に記録されている。その外字ファイル数に続けて、外字ファイルF1のアドレス、外字ファイルF2のアドレス、…といったように、各外字ファイルのアドレスが記録されている。なお、アドレスは、外字転送ファイルFの先頭からのオフセットで表されている。
各外字ファイルの先頭部(ヘッダ部)には、上記のように、その外字ファイルに纏められた各外字が一様に従属する書体の書体名が記録されている。この書体名は、ShiftJ1Sコードで記述され、32Byte固定であり、32Byteより短い場合は後ろにNULLが付けられて32Byteとなっている。なお、各外字ファイルは、各クライアントパソコンPCで使用可能なファイル形式となっている。
なお、図2,3に示したファイルサーバFS、またはhttpサーバHSは、コンピュータにより構成され、CPU15、ROM16、RAM17を有しており、CPU15は、ROM16に格納された制御プログラムに従って、図4の外字転送ファイルFを作成してRAM17に記憶すると共に、クライアントパソコンPCに配信するように構成されている。ただし、上記の制御プログラムは、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等の外部記憶装置からRAM17にロードして動作させることも可能である(第2の実施形態も同様)。
外字転送ファイルFの構成を具体例で説明すると、例えば、外字転送ファイルFによりFG平成明朝体W3に従属する外字群と、FG平成角ゴシック体W5に従属する外字群を配信する場合は、外字転送ファイルFの外字ファイル数としては“2”、外字ファイルF2のアドレスと外字ファイルF2のアドレスとしては、それら外字ファイルの外字転送ファイルFの先頭からのアドレス(オフセット)が記録される。
そして、外字ファイルF1には、配信先でFG平成明朝体W3として使用されるべき外字群が記録され、その外字ファイルF1の先頭(ヘッダ部)には、外字ファイルF1が従属する(厳密に言えば、外字ファイルF1に記録された外字群が一様に従属する)書体の書体名としてFG平成明朝体W3が記録される。また、外字ファイルF2には、配信先でFG平成角ゴシック体W5として使用されるべき外字群が記録され、その外字ファイルF2の先頭(ヘッダ部)には、外字ファイルF2が従属する(厳密に言えば、外字ファイルF2に記録された外字群が一様に従属する)書体の書体名としてFG平成角ゴシック体W5Fが記録されている。
ここで従属とは、配信先の機器に搭載された書体に従属することを言う。従って、例えば、上記の外字ファイルF1の外字群は、該外字ファイルF1の先頭には、その外字ファイルF1が従属する書体の書体名としてFG平成明朝体W3が記録されているので、配信先でFG平成明朝体W3が搭載されている場合には、その外字ファイルF1に記録された外字群は、FG平成明朝体W3に従属するものとして取り扱われる。すなわち、外字ファイルF1に記録された外字群は、元々配信先でFG平成明朝体W3として管理されていた内字群と同列にFG平成明朝体W3という書体名の書体に従属し、FG平成明朝体W3という書体名の下に一括管理されることとなる。
なお、外字転送ファイルF中の外字ファイルに纏められた各外字は、それら外字の実際の書体(勿論、ユーザ等により自由に文字、記号、マーク等のパターンが作成され、書体と呼べるものもが存在しない外字も存在する)とは直接的には関係なく、該外字ファイルの先頭(ヘッダ部)に記録された書体名の書体に従属するものとして、配信先の機器で取り扱われる。
従って、上記の例で、例えば、実際にはCA明朝体に従属する外字であっても、その外字がFG平成明朝体W3に係る外字ファイルF1に記録されていた場合には、そのCA明朝体の外字は、配信先では、FG平成明朝体W3の文字として取り扱われる。また、極端な例としては、たとえゴシック体の文字であっても、そのコジック体の文字が明朝体に係るファイルに記録されていたときは、配信先では、明朝体に係る文字として処理される。
図5は、第1実施形態における外字登録処理を示すフローチャートである。
図1のワークステーションWS(図2,図3のクライアントパソコンPC)のCPU1は、まず、ステップS301にて、図2,図3のファイルサーバFS、またはhttpサーバHSから外字転送ファイルFを取込む。
この外字転送ファイルFの取込処理は、ワークステーションWSの方からファイルサーバFS、またはhttpサーバHSに対して、外字転送ファイルFの配信を要求することによって行うことも可能であるし、或いは、外字転送ファイルFを作成したとき、或いはファイル内容を更新したときに、ファイルサーバFS、またはhttpサーバHSの方から能動的にワークステーションWSに配信することに行うことも可能である。なお、ワークステーションWSの方から配信要求を行う場合は、外字転送ファイルF中の全ての外字ファイルを要求することなく、ワークステーションWSに搭載されている書体に係る外字ファイルのみを配信要求することも可能である。この場合は、データ転送量を低減でき、また、後述のステップS306を初めとする多くのステップが不要になる等の利点がある。
次に、ステップS302では、外字転送ファイルFの先頭に記録されている外字ファイル数を変数nに代入する。ステップS303では、カウンタcntに“1”を代入する。ステップS304では、カウンタcntで示される数値に対応する順番の外字ファイルのアドレスを、外字転送ファイルFから取出す。
次に、ステップS305では、外字ファイルが従属する書体の書体名を取得する。書体名を取得するためには、ステッブS304で取得した外字ファイルのアドレスを用いて、外字転送ファイルFの先頭からアドレス分シークし、そのシーク位置から32Byteデータを取込めばよい。そして、ステップS306では、ステップS305で取得した書体名の書体が、この処理を行っているワークステーションWSに存在するか否かを判定する。その結果、存在すればステップS307に進み、存在しなければステップS309に進む。
なお、ステップS306での書体の一致判定処理は、書体名が一致するか否かで判定しているので、例えば、ワークステーションWSにはCA明朝体は搭載されているがFG平成明朝体W3は搭載されていない場合で、外字ファイルが従属する書体の書体名がFG平成明朝体W3の場合は、たとえ書体の上位の分類概念である「明朝体」という点で一致していても、下位の分類概念では一致しないので、「一致しない」と判定する。
ステップS307では、外字ファイルを取出す。外字ファイルは、ステップS304で取出したアドレスに32Byte加えた位置に存在するが、直前にファイル名を取出しているので、続けて読込み処理を行うことによりシーク無しで読出すことが可能である。
ステップS308では、ステップS307で読出した外字ファイルを該ワークステーションWSに登録する。この登録は、該ワークステーションWSの所定の記憶領域(外部記憶装置も可)に該外字ファイルを保存すると共に、ワークステーションWSに搭載されている内字ファイルのファイル名と該内字ファイルが従属する書体の書体名とを対応付けて記録したフォント管理情報ファイルに、ステップS305で取得した書体名と保存に係る外字ファイルのファイル名を、対応付けて書込むことにより行う。
ステップS309では、カウンタcntの値をプラス“1”する。ステップS310では、カウンタcntの値と外字ファイル数nを比較し、cntの値がnよりも大きい場合は、外字転送ファイルF中の全ての外字ファイルについて処理し終えたことを意味するので、終了する。一方、カウンタcntの値が外字ファイル数n以下の場合は、ステップS304に戻り、外字転送ファイルF中の残りの外字ファイルについて上記の処理を行う。
このように、ファイルサーバFS、httpサーバHSから各クライアントパソコンPCに共通に配信される外字転送ファイルFを取得して、自己に搭載された書体に従属する外字ファイルを自動的に選択して登録している。従って、複数のパーソナルコンピュータで外字を共用する場合でも、どの外字をどの書体に対して関連付けるか、すなわち付属させるかを管理するための管理内容をマニュアルで登録する必要がなくなり、この登録ミスを防止することが可能となる。また、各クライアントパソコンPCに共通に配信される外字転送ファイルFから外字ファイルを取込むので、複数のパーソナルコンピュータ間で外字を共用するために、どのパーソナルコンピュータにどの書体が搭載されているかを管理する必要も無くなる。
[第2の実施形態]
図6は、第2の実施形態に係る転送ファイルの構成を表した図である。第2の実施形態に係る転送ファイルの構成は、基本的には第1の実施形態と同様なので、第1の実施形態との相違点だけを説明する。
第1の実施形態では、1つの外字ファイルが従属する書体(書体名)は1つであり、外字ファイルと書体(書体名)とは1対1に対応していたが、第2の実施形態では、図6に示したように、1つの外字ファイルは任意の複数の書体に従属し、外字ファイルと書体とは1対N(N=任意の自然数)に対応している点で相違する。
このように外字ファイルと書体とを1対Nに対応させた場合の利点は、次のような点にある。すなわち、例えば、CA明朝体、FG平成明朝体W3など、書体の上位の分類概念である「明朝体」という分類名(書体名)で分類された外字群を1つの外字ファイルに纏めておき、その外字ファイルが従属する書体の書体名としては、該外字ファイルに記録された各外字が属するCA明朝体、FG平成明朝体W3などの全ての下位の分類概念の書体の書体名を対応づけておくことにより、外字転送ファイルFの配信先で、たとえ下位の分類概念で分類された書体の書体名でしか内字を管理しておらず、かつ、上記の書体の一致判定を下位の分類概念で厳密に行っていた場合にも、確実に外字(外字ファイル)の自動登録を行うことができる。
また、書体と呼べるものもが存在しない自由に作成された文字、記号、マーク等のパターンを、簡単に全ての書体に従属させることが可能となる。
このように、第2の実施形態では、外字ファイルと書体とを1対Nに対応させたので、図6に示すように、各外字ファイルの先頭には、それぞれ、当該外字ファイルが従属する書体の書体数と、それら書体の書体名とが記録されている。
例えば、FG平成明朝体W3とCanon明朝体に従属する外字ファイルF1と、FG平成角ゴシック体W5に従属する外字ファイルF2からなる外字転送ファイルFの場合、外字ファイルF1が従属する書体数は“2”となり、書体名はFG平成明朝体W3とCanon明朝体になる。また、外字ファイルF2が従属する書体数は“1”となり、書体名はFG平成角ゴシック体になる。
図7,8は、第2実施形態における外字登録処理を示すフローチャートである。
図1のワークステーションWS(図2,図3のクライアントパソコンPC)のCPU1は、まず、ステップS501にて、図2,図3のファイルサーバFS、またはhttpサーバHSから外字転送ファイルFを取込む。
この外字転送ファイルFの取込処理は、ワークステーションWSの方からファイルサーバFS、またはhttpサーバHSに対して、外字転送ファイルFの配信を要求することによって行うことも可能であるし、或いは、外字転送ファイルFのファイル内容を更新した場合に、ファイルサーバFS、またはhttpサーバHSの方から能動的にワークステーションWSに配信することに行うことも可能である。なお、ワークステーションWSの方から配信要求を行う場合は、外字転送ファイルF中の全ての外字ファイルを要求することなく、ワークステーションWSに搭載されている書体に係る外字ファイルのみを配信要求することも可能である。この場合は、データ転送量を低減でき、また、後述のステップS509を初めとする多くのステップが不要になる等の利点がある。
次に、ステップS502では、外字転送ファイルFの先頭に記録されている外字ファイル数を変数nに代入する。ステップS503では、カウンタcntに“1”を代入する。ステップS504では、カウンタcntで示される数値に対応する順番の外字ファイルのアドレスを、外字転送ファイルFから取出す。
次に、ステップS505では、取出したアドレスの外字ファイルが従属する内字書体の書体数を変数mに代入する。ステップS506では、従属処理用のカウンタcmに“1”を代入する。ステップS507では、従属処理用のカウンタcmで示される数値に対応する順番の書体名を取得する。書体名を取得するためには、ステップS504で取得した外字アドレスを用いて、外字転送ファイルFの先頭から当該外字アドレス+(cm−1)×32+4バイト分シークし、そこから32Byteデータを取込めばよい。
次に、ステップS508では、ステップS507で取得した書体名の書体が、この処理を行っているワークステーションWSに存在するか否かを判定する。その結果、存在すればステップS509に進み、存在しなければステップS512に進む。
ステップS509では、ステップS504で取出したアドレスに対応する外字ファイルが外字転送ファイルFから既に取出されているか否かを判別する。その結果、未だ取出されていなければ、そのアドレスに対応する外字ファイルを外字転送ファイルFから取出して所定の記憶領域(外部記憶装置も可)に保存し(ステップS510)、ステップS511に進み、既に取り出されていれば、ステップS510をスキップして、ステップS511に進む。なお、ステップS510での取出対象の外字ファイルは、ステップS504で取出したアドレスに対して、(32×m+4Byte)を加えたアドレスに存在する。
ステップS511では、取出して保存された外字ファイルをステップS507で取得した書体名に従属するものとして、該ワークステーションWSに登録する。この登録は、ワークステーションWSに搭載されている内字ファイルのファイル名と該内字ファイルが従属する書体の書体名とを対応付けて記録したフォント管理情報ファイルに、ステップS507で取得した書体名とステップS510で保存した外字ファイルのファイル名を、対応付けて書込むことにより行う。
ステップS512では、カウンタcmの値をプラス“1”する。ステップS513では、カウンタcmの値と変数mの値を比較し、カウンタcmの値が変数mの値以下の場合は、カウンタcntで示される外字ファイルに記録された従属すべき書体の全てについて、処理を完了していないことを意味するので、ステップS507に戻る。一方、カウンタcmの値が変数mの値よりも大きい場合は、カウンタcntで示される外字ファイルに記録された従属すべき書体の全てについて、処理を完了したことを意味し、この場合はステップS514に進む。
ステップS514では、カウンタcntの値をプラス“1”する。ステップS515では、カウンタcntの値と外字ファイル数nを比較し、カウンタcntの値が外字ファイル数nよりも大きい場合は、外字転送ファイルF中の全ての外字ファイルについて処理し終えたことを意味するので、終了する。一方、カウンタcntの値が外字ファイル数n以下の場合は、ステップS504に戻り、外字転送ファイルF中の残りの外字ファイルについて上記の処理を行う。
図8は、第1実施形態に係る図5のフローチャート、または第2実施形態に係る図7,8のフローチャートに対応する制御プログラムの構成を示す概念図であり、ファイル転送(取得)モジュール、書体判定モジュール、記憶モジュール、外字登録モジュールにより構成されている。
この制御プログラムは、図9に示した可搬性のあるフロッピー(登録商標)ディスクFDに記録されており、図10に示したワークステーションWSのフロッピー(登録商標)ディスク装着口Iからフロッピー(登録商標)ディスクFDを装着することにより、フロッピー(登録商標)ディスクFDに記録された上記制御プログラムをワークステーションWSにロードすることが可能となる。
なお、上記制御プログラムは、ハードディスク、CD−ROM等の他の外部記憶装置にアプリムーションプログラムとして記憶しても、或いは内蔵ROMにプリセットしてもよい。
このように、サーバから取得した外字転送ファイルに基づいて、外字ファイルと書体との対応付け等の外字登録処理が自動的に行われるので、複数のデータ処理装置間で共用される外字の登録・管理処理を簡単、迅速、かつ正確に行うことが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、例えば、外字ファイル登録を行う装置は、汎用のコンピュータ装置に限定されることなく、例えばワードプロセッサ等の専用機に適用することも可能である。また、外字(転送)ファイルを作成・配信する装置は配信専用機である必要はなく、ネットワーク上の複数台のデータ処理装置のうちの1台のデータ処理装置に外字(転送)ファイルの作成・配信機能を搭載させることも可能である。
本発明を適用したデータ処理装置(ワークステーション)の概略構成を示すブロック図である。 本発明を適用したネットワークシステムの概略構成を示すシステム構成図である。 本発明を適用した他のネットワークシステムの概略構成を示すシステム構成図である。 本発明の第1実施形態に係る外字転送ファイルの構成を示す概念図である。 本発明の第1実施形態に係る外字登録処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る外字転送ファイルの構成を示す概念図である。 本発明の第2実施形態に係る外字登録処理を示すフローチャートである。 図7の続きのフローチャートである。 図6、図7,8のフローチャートのモジュール構成を示す概念図である。 図9のモジュール構成の制御プログラムを記憶したフロッピー(登録商標)ディスクの外観図である。 図10のフロッピー(登録商標)ディスク内の制御プログラムをデータ処理装置(ワークステーション)にロードする作業を説明するための説明図である。
符号の説明
1,15 CPU
2,17 RAM
3,16 ROM
4 入力IF
5 出力IF
FS ファイルサーバ
HS httpサーバ
WS ワークステーション
F 外字転送ファイル
F1〜Fn 外字ファイル
FD フロッピー(登録商標)ディスク

Claims (2)

  1. 文字ファイル、及び文字ファイルのファイル名と文字ファイルが従属する書体の書体名とを対応付けて記録したフォント管理情報ファイルを記憶する記憶装置を有するデータ処理装置の外字登録方法であって、
    前記データ処理装置の判定手段が、配信された外字ファイルを該データ処理装置が使用する外字ファイルとして登録する際、前記外字ファイルに記録された書体情報に係る書体が該データ処理装置に搭載されているか否かを判定し、前記データ処理手段の登録手段が前記書体が搭載されていると判定された場合に当該外字ファイルを前記データ処理装置の記憶装置に登録すると共ともに、前記フォント管理情報ファイルに、登録される外字の書体名と外字ファイルのファイル名とを対応付けて書き込むことを特徴とする外字登録方法。
  2. 文字ファイル、及び文字ファイルのファイル名と文字ファイルが従属する書体の書体名とを対応付けて記録したフォント管理情報ファイルを記憶する記憶装置を有するデータ処理装置の記憶装置に、配信された外字ファイルをデータ処理装置が使用する外字ファイルとして登録する登録処理を該データ処理装置に実行させるプログラムを記憶した記憶媒体であって、
    前記登録処理は、前記外字ファイルに記録された書体情報に係る書体が前記データ処理装置に搭載されているか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより前記書体が搭載されていると判定された場合に当該外字ファイルを前記データ処理装置の記憶装置に登録すると共ともに、前記フォント管理情報ファイルに、登録される外字の書体名と外字ファイルのファイル名とを対応付けて書き込む登録ステップとを含むことを特徴とする記憶媒体。
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