JP4005250B2 - パイプコネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両におけるミラーステー等のパイプをブラケット等の取付け部材に連結するためのコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平9−277875号公報に記載された従来のミラー支持装置においては、中空パイプからなるアウトサイドミラーステーの上方端部がコネクタの先細端部へ同軸的に溶着され、コネクタの胴部に形成された直線的連通孔の一端がアウトサイドミラーステーの内部へ開口すると共に、その他端が外方へ開口し、胴部から側方または下方へ延びたつば部がボルトによりブラケットへ枢支されている。
【0003】
しかしながら、コネクタをブラケットへ取り付けるためにコネクタの胴部から側方または下方へつば部が延びているので、コネクタ全体の形状が大型化すると同時に、アウトサイドミラーステーからコネクタへ大きな負荷がかかる場合には、コネクタの胴部とたつば部との接続部分に荷重が集中するため、この部分の強度をとくに高める必要があって、コネクタの重量及びコストが増大する等の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、パイプの端部を取付け部材に連結するコネクタを容易に小型化すると共に、コネクタの強度を高めようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明にかかるパイプコネクタは、内部に形成された直線的挿通孔と、円形の外周面をそなえて下方へ延びる突起部と、上記突起部に上下方向に形成され一平面上において上記挿通孔の軸線に直交する軸線をそなえて上記挿通孔に連通するねじ孔とを有し、上記挿通孔の一端にパイプ状アウトサイドミラーステーの端部が同軸的に固着されると共に、車両に固定された取付け部材の円形凹所内へ上方から上記突起部が嵌め込まれ、下方から上記取付け部材を挿通して上記ねじ孔にねじ込まれた締結部材により上記取付け部材へ連結され、ミラーハーネスが上記アウトサイドミラーステー内から上記挿通孔内を通って上記取付け部材側へ導かれるように構成されている。
【0006】
すなわち、パイプコネクタの相互に連通する直線的挿通孔と突起部に形成されたねじ孔との両軸線が直交して一平面上に配置され、両軸線間にオフセットがなく、かつ、挿通孔及びねじ孔が相互に連通しているため、取付け部材の円形凹所内へ上方から突起部が嵌め込まれて、ねじ孔にねじ込まれた締結部材によりパイプコネクタが取付け部材へ連結されたとき、パイプコネクタの取付け強度が非常に大きいので、パイプコネクタを容易に小型化させることができると共に、パイプコネクタに端部が固着されたアウトサイドミラーステーからパイプコネクタへ大きな負荷が加えられても、パイプコネクタは下方へ延びる突起部により上下方向に対する厚みが比較的大きく形成されていて、上記荷重を楽に支持することが可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の実施形態例について説明する。
パイプコネクタ1は、角型本体2と先細端部3と突起部4とを有し、本体2及び先細端部3を直線的に挿通する孔部5が形成されていると共に、円形の外周面をそなえた突起部4の中心部に孔部5へ連通するねじ孔6が形成され、孔部5の軸線とねじ孔6の軸線とが直交して、両軸線が一平面上に配置されている。
【0008】
また、ミラーステーパイプ7の端部がパイプコネクタ1の先細端部3へ同軸的に嵌合されて、本体2に溶着されている一方、図示しない車両のキャブに固定されたブラケット8の円形凹所9内へパイプコネクタ1の突起部4が回動自在に嵌め込まれ、凹所9に連通するボルト孔10を下方から挿通するボルト11が本体突起部4のねじ孔6にねじ込まれることにより、パイプコネクタ1がブラケット8に連結されている。なお、12はばねワッシャ、13は平ワッシャである。
【0009】
ミラーステーパイプ7には、図示しない電動ミラー、ミラーワイパ、ミラーヒータ等が取り付けられており、それらから延び出したミラーハーネス14がミラーステーパイプ7内を通り、さらに、順次パイプコネクタ1の孔部5内及びブラケット8内を通ってキャブへ導かれている。
【0010】
上記装置において、ミラーステーパイプ7の端部がパイプコネクタ1の先細端部3へ同軸的に嵌合されていると共に、パイプコネクタ1の本体2に形成された直線的孔部5の軸線と、突起部4の中心部に形成されたねじ孔6の軸線とが直交していて、両軸線間にオフセットが全くなく、かつ、上記孔部5及びねじ孔6が相互に連通しているので、パイプコネクタ1はきわめて小型化されており、従って、パイプコネクタ1の軽量化を容易に図ることができると同時に、パイプコネクタ1をカバーによって覆う場合に、そのカバーを小型化して取り付けやすくなるので、実用上大層便利な長所がある。
【0011】
しかも、本体2及び突起部4によりパイプコネクタ1の上下方向に対する厚みが比較的大きく形成されていて、上下方向の負荷を支持する強度が比較的大きく、かつ、上記のように、パイプコネクタ1の先細端部3に固着されたミラーステーパイプ7の端部軸線と、突起部4に形成されたねじ孔6の軸線とが直交していて、両軸線間にオフセットが全くなく、ミラーステーパイプ7からの負荷によりパイプコネクタ1に作用する曲げモーメントが制限されているため、重量物である電動ミラー等がミラーステーパイプ7に取り付けられて、そのミラーステーパイプ7がパイプコネクタ1に片持ちされていても、パイプコネクタ1はその荷重に十分耐えることができる。
【0012】
また、ブラケット8の下方からパイプコネクタ突起部4のねじ孔6へボルト11がねじ込まれているので、大型トラックのキャブにミラーステーパイプ7が取り付けられる場合のように、ミラーステーパイプ7の取り付け位置が比較的高くても、ボルト11のねじ込み作業を簡単に行うことができる利点がある。
【0013】
さらに、ミラーステーパイプ7がキャブから張り出す量を駐車時に減少させたり、ミラー角を調整する場合等のように、ミラーステーパイプ7をキャブに対して回動させるには、パイプコネクタ1の突起部4をブラケット8の円形凹所9内で回動させ、そのとき、突起部4にねじ込まれたボルト11、ばねワッシャ12及び平ワッシャ13を突起部4と一体的に回動させ、あるいは、突起部4に対してボルト11が多少回転しても、突起部4及びボルト11間の強固なねじ係合をばねワッシャ12で確保させることにより、とくに支障を生じることなく簡単に目的を果たすことかできる。
【0014】
【発明の効果】
本発明にかかるパイプコネクタにあっては、パイプコネクタの相互に連通する直線的挿通孔と突起部のねじ孔との両軸線が直交して、両軸線間にオフセットがないため、取付け部材の円形凹所内へ上方から突起部が嵌め込まれて、ねじ孔にねじ込まれた締結部材によりパイプコネクタが取付け部材へ連結されたとき、パイプコネクタの取付け強度が非常に大きいので、パイプコネクタを容易に小型化させることができると共に、パイプコネクタに端部が固着されたアウトサイドミラーステーからパイプコネクタへ大きな負荷が加えられても、パイプコネクタはこの荷重を楽に支持することが可能となって、パイプコネクタの軽量化及びコスト低減を図ることができる。
また、取付け部材の下方から突起部のねじ孔へ締結部材がねじ込まれているので、大型車両にアウトサイドミラーステーが取り付けられる場合のように、アウトサイドミラーステーの取り付け位置が比較的高くても、締結部材のねじ込み作業を簡単に行うことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における縦断面図。
【図2】図1のII−II縦断面拡大図。
【符号の説明】
1 パイプコネクタ
4 突起部
5 孔部
6 ねじ孔
7 ミラーステーパイプ
8 ブラケット
11 ボルト
Claims (1)
- 内部に形成された直線的挿通孔と、円形の外周面をそなえて下方へ延びる突起部と、上記突起部に上下方向に形成され一平面上において上記挿通孔の軸線に直交する軸線をそなえて上記挿通孔に連通するねじ孔とを有し、上記挿通孔の一端にパイプ状アウトサイドミラーステーの端部が同軸的に固着されると共に、車両に固定された取付け部材の円形凹所内へ上方から上記突起部が嵌め込まれ、下方から上記取付け部材を挿通して上記ねじ孔にねじ込まれた締結部材により上記取付け部材へ連結され、ミラーハーネスが上記アウトサイドミラーステー内から上記挿通孔内を通って上記取付け部材側へ導かれるように構成されたパイプコネクタ。
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JP00611899A JP4005250B2 (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | パイプコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP00611899A JP4005250B2 (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | パイプコネクタ |
Publications (2)
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JP2000205221A JP2000205221A (ja) | 2000-07-25 |
JP4005250B2 true JP4005250B2 (ja) | 2007-11-07 |
Family
ID=11629604
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP00611899A Expired - Fee Related JP4005250B2 (ja) | 1999-01-13 | 1999-01-13 | パイプコネクタ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP4005250B2 (ja) |
-
1999
- 1999-01-13 JP JP00611899A patent/JP4005250B2/ja not_active Expired - Fee Related
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