JP4003539B2 - コンセント装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、差込プラグを差込接続する複数のコンセントを備えたコンセント装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図17は従来のコンセント装置の一例を示しており、3極の差込プラグ(図示せず)と接続する複数対(図示例では8対)の栓刃挿入口71a,71b,71cがハウジング70の前面に設けられている。ここで、説明を簡単にするために3つの栓刃挿入口71a〜71cからなる各組をコンセント口71と呼ぶことにする。コンセント口71は長尺のハウジング70前面に一列に並べて設けられており、各コンセント口71の栓刃挿入口71a〜71cに挿入される栓刃を受ける刃受72がハウジング70内に納装されている(図18参照)。
【0003】
複数の刃受72の内で同極の刃受72同士を4つずつ導電体73で連結して複数の刃受ブロックが形成され、さらに同極の刃受ブロック同士がリード線74によって接続されている。また、ハウジング70の片側に納装される3つの刃受ブロックにはそれぞれ図示しないコードが有する電線が接続され、ハウジング70の側面に設けたコード引き出し部70aよりコードが引き出されている。そして、コードの先端に付設されたプラグを壁に配設されたコンセント(以下、壁コンセントと呼ぶ)に差込接続することにより、各コンセント口71に接続される機器に給電されるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで複数台の機器が集中して配置される場合、例えばラックマウント型のコンピュータやルータ等のネットワーク機器をラックに収納する場合においては、多数の機器に対応してコンセント口の数を増やす必要がある。上記従来例の場合、複数のコンセント装置をそれぞれ壁コンセントに接続するか、あるいは壁コンセントに接続されたコンセント装置のコンセント口71に他のコンセント装置のプラグを接続することで送り配線していた。
【0005】
しかしながら、上述のような送り配線を行うとコンセント装置のコンセント口71が送り配線用に使用されることで機器用のコンセント口71が減ってしまい、使い勝手が良くないという問題があった。
【0006】
また、同極の刃受ブロック同士をリード線74で接続しているため、接続された刃受ブロック同士の位置が安定せず、ハウジング70内への組み込み作業がやりづらいという問題があった。
【0007】
請求項1の発明は、上記問題に鑑みて為されたものであり、その目的は、使い勝手を向上し、且つ刃受ブロックの組み込み作業が容易に行えるコンセント装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、複数対の栓刃挿入口が前面に開口した長尺形状のハウジングと、ハウジング内に納装されて各栓刃挿入口より挿入する栓刃を受ける複数対の刃受と、各刃受と接続されてハウジングの外に引き出されるコードと、コードの先端に付設されるプラグと、ハウジングの側面に設けられてハーネスプラグが挿抜自在に接続されるハーネスコネクタ部とを備え、ハーネスコネクタ部を栓刃と電気的に接続してなり、複数対の刃受の内で同極の刃受同士を導電体で連結してなる複数の刃受ブロックと、各刃受ブロックを収納する中ケースとでコンセントコアブロックを構成し、複数のコンセントコアブロックがハウジング内に隣接して納装され、コンセントコアブロックは各導電体の端部に設けられて中ケースの外部に突出する複数の接続片を有し、隣接するコンセントコアブロックの接続片同士をかしめ鋲によって各接続片に接続される端子板により接続し、ハウジングは、前面に栓刃挿入口が露出するカバー及びカバーが前面に被着されるボディにより形成され、ハーネスコネクタ部は、隣接するコンセントコアブロックの各導電体と電気的に接続されるとともにハーネスプラグが具備する接触子を受ける複数の受け部と、コネクタボディ及びコネクタカバーを結合してなり複数の受け部を収納するコネクタケースとを備え、ボディに設けられた係合部及びコネクタカバーに設けられた被係合部から成り、コネクタボディとコネクタカバーを結合状態した状態でコネクタケースをボディに収納することでコネクタボディとコネクタカバーとの結合状態を保持する保持手段を設けたことを特徴とする。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、隣接するコンセントコアブロックの接続片が、コンセントコアブロックの並び方向と直交する方向で一列に並べて設けられたことを特徴とする。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、コードが有する複数の電線をかしめ接続する電線接続部が何れかのコンセントコアブロックの導電体の端部に設けられ、中ケースより突出する各電線接続部が、コンセントコアブロックの並び方向と直交する方向で一列に並べて設けられたことを特徴とする。
【0013】
請求項4の発明は、請求項1又は2の発明において、コードが有する複数の電線をねじ止めにより接続する電線接続部が何れかのコンセントコアブロックの導電体の端部に設けられたことを特徴とする。
【0014】
請求項5の発明は、請求項1〜3の何れかの発明において、前面に栓刃挿入口が露出するカバー及びカバーが前面に被着されるボディによりハウジングが形成され、前面に栓刃挿入口が開口する中カバー及び中カバーが前面に被着される中ボディにより中ケースが形成され、中ボディ又は外ボディと中カバーとで挟持して固定される固定片を少なくとも何れか一つの刃受ブロックに設けたことを特徴とする。
【0016】
請求項6の発明は、請求項1〜5の何れかの発明において、ハーネスコネクタ部はハウジングより一部が突出するように設けられ、ハウジングから突出するハーネスコネクタ部を保護する保護部をハウジングの両側面に設けたことを特徴とする。
【0017】
請求項7の発明は、請求項6の発明において、保護部の先端にハーネスプラグをハーネスコネクタ部に誘い込むガイド部を設けたことを特徴とする。
【0018】
請求項8の発明は、請求項6又は7の発明において、ハウジングの両側面の保護部を連結するようにハウジングの背面にも保護部を設けたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0020】
図1〜図4に示すように、合成樹脂により長尺の矩形箱形に形成されたハウジング1は一面が開口するボディ2と、ボディ2の前面に被着されるカバー3とを組立ねじ4により結合して構成される。このハウジング1内には3つの刃受ブロック141,151,161を収納したコンセントコアブロック101と、同じく3つの刃受ブロック142,152,162を収納したコンセントコアブロック102とが長手方向に並べて納装される。
【0021】
一方のコンセントコアブロック101は、先端に接地極付きの差込プラグ(後述する)又はハーネスプラグ(後述する)が付設されたコード80が有する3つの電線21にそれぞれ接続する刃受ブロック141,151,161と、これらの刃受ブロック141,151,161を収納する中ケース11とを備える。なお、中ケース11は一面が開口する箱状に形成された中ボディ12と、3つの栓刃挿入口28a,28b,28cを一組とするコンセント口28が4組設けられて中ボディ12の前面に被着される中カバー13とで構成される。
【0022】
刃受ブロック141は、図7に示すように帯板状の導電体191の一端部に電線21をかしめ接続する電線接続部20が設けられ、他端部には他方のコンセントコアブロック102の刃受ブロック142,152,162と接続するための端子板17をかしめ鋲18で接続する接続片22が設けられている。電線接続部20は略U字形に形成されており、電線21の被覆を剥いて露出した芯線を電線接続部20の内側に収めてかしめることにより刃受ブロック141と電線21が接続される。
【0023】
また導電体191には4つの刃受23が一体に設けられている。各刃受23は、一端側が略円弧状に形成されて互いに対向し且つ他端側がコ字状に連結された一対の刃受ばね241,242を具備し、一方の刃受ばね242には差込プラグの栓刃に設けられた抜け止め孔に嵌合する抜け止め突起24aが突設されている。さらに導電体191には中ボディ12に設けたリブ30と嵌合して刃受ブロック141を位置決めする複数の位置決め溝19aが設けられている。
【0024】
図8に示すように、刃受ブロック151も刃受ブロック141とほぼ共通の構成を有しており、一端部に電線接続部20が設けられるとともに他端部に接続片22が設けられた導電体192と、導電体192に一体に設けられた4つの刃受23で構成される。そして、これら2つの刃受ブロック141,151には電圧極の電線21が接続される。
【0025】
また図9に示すように、刃受ブロック161も刃受ブロック141,151とほぼ共通の構成を有しており、一端部に電線接続部20が設けられるとともに他端部に接続片22が設けられた導電体193と、導電体193に一体に設けられた4つの刃受25で構成される。各刃受25は、コ字状の連結部25aの先端に互いに対向する円弧状の刃受ばね261,262を設けてなり、差込プラグの接地極の栓刃に対応して刃受ばね261,262の間隔が他の刃受ブロック141,151の刃受ばね241,242の間隔よりも広くなっており、抜け止め突起も設けられていない。なお、刃受ブロック161は接地極用であるから、他の電圧極用の刃受ブロック141,151に対して導電体193及び刃受25を形成する板材の厚みを薄くしてコストダウンを図っている。ここで、刃受25の薄肉化に伴う変形等を防止するため、刃受25の連結部25aには中ボディ12と中カバー13あるいはボディ2と中カバー13との間で挟持される固定片27が突設されている。
【0026】
一方、中ボディ12には図1に示すように略S字型の隔壁29が長手方向に等間隔で4つ並べて設けられており、それぞれの隔壁29の内側収納部29a,29bに電圧極用の刃受ブロック141,151の刃受23がそれぞれ収納される。なお、中ボディ12の隔壁29に挟まれた部分の底面には円形の挿通孔34が形成されている。
【0027】
各隔壁29と長手方向に沿った一対の側壁12a、12bとの間には各々隙間が設けられており、それぞれの隙間に刃受ブロック141,151の導電体191,192が挿入される。このとき、図13に示すように側壁12a,12bより突設されているリブ30に導電体191,192の位置決め溝19aが嵌合して刃受ブロック141,151の中ボディ12に対する位置決めがなされる。
【0028】
ここで、一方の側壁12bの外側には接地極用の刃受ブロック161を部分的に収納する収納部31が設けてある。この収納部31には3つの刃受25を含む導電体193の一部が収納され、収納部31の一端側を塞ぐように設けられた側壁12bのコ字状部12cと収納部31の壁31aとの隙間32から電線接続部20と刃受25を含む導電体193の一端部が中ボディ12の外に引き出されている(図13参照)。中ボディ12の外に引き出された刃受25と対向する側壁12bの外側面には、当該刃受25が嵌合する凹溝33が形成されている。なお、中ボディ12の長手方向に対向する両側面には刃受ブロック141,151の両端部に形成されている電線接続部20並びに接続片22をそれぞれ中ボディ12の外へ引き出すための切り溝35が設けられている。また収納部31には、3つの刃受25の連結部25aにそれぞれ設けられた固定片27が載置される3つの固定リブ36と、2つの位置決め溝19aに嵌合する2つのリブ37とが設けてある。
【0029】
而して、3つの刃受ブロック141,151,161を中ボディ12に収納すると、図13に示すように中ボディ12の一端側においては各刃受ブロック141,151,161の電線接続部20が中ボディ12の短手方向に沿って一列に並んだ状態で配置され、中ボディ12の他端側においては各刃受ブロック141,151,161の接続片22が中ボディ12の短手方向に沿って一列に並んだ状態で配置される。このため、各刃受ブロック141,151,161の電線接続部20に対する電線21の接続作業と、接続片22に対する端子板17の接続作業が行いやすくなるものである。
【0030】
ここで、中ボディ12の側壁12a並びに収納部31の壁31aには、ボディ2に設けられた複数の係止片38がそれぞれ係止する係止凸部39が外向きに突設されており、係止片38を係止凸部39に係止することでボディ2に対して中ボディ12が係止固定される。
【0031】
一方、中カバー13は長尺の矩形箱形に形成されており、前面には平面視矩形の突台部13aが等間隔に4つ突設され、隣り合う突台部13aの間には円形の挿通孔13bが設けられている。各突台部13aには円弧状の栓刃挿入口28a,28b,28cからなるコンセント口28がそれぞれ貫設されている。また、中カバー13の長手方向に沿った両側面には、後述するようにカバー3に設けられた一対の係止片40がそれぞれ嵌合する一対の溝41が形成されており、この溝41に嵌合した係止片40の先端部に設けられた係止爪40aが中カバー13の端縁に係止することでカバー3に対して中カバー13が固定されるようになっている。ここで中カバー13を中ボディ12に結合して中ケース11を組み立てたとき、中ボディ12の3つの固定リブ36並びにボディ2の位置決めリブ63の横片63b(後述する)との間で刃受25の固定片27を挟持する固定リブ73が中カバー13の背面側に突設されており、刃受ブロック161を確実に固定するようにしている(図5参照)。
【0032】
他方のコンセントコアブロック102は、コンセントコアブロック101の刃受ブロック141,151,161とそれぞれ接続する刃受ブロック142,152,162と、これらの刃受ブロック142,152,162を収納する中ケース11とを備える。但し、中ケース11の構造は2つのコンセントコアブロック101,102で共通であるから説明は省略する。
【0033】
刃受ブロック142,152,162は、図10〜図12に示すようにコンセントコアブロック101の刃受ブロック141,151,161と接続するための端子板17をかしめ鋲18で接続する接続片22が一端部に設けられ、後述するハーネスコネクタ部44の3つの刃受部45に一端が接続された3本のリード線6をかしめ接続するリード線接続部20’が設けられている。ここで、刃受ブロック142,152,162の構造は、刃受ブロック141,151,161における電線接続部20と接続片22の位置を入れ換えた構造と同一であるから詳細な説明は省略する。
【0034】
上述のように構成される2つのコンセントコアブロック101,102は、互いの接続片22同士を向き合わせるようにして長手方向に隣り合わせて配置され、その状態で矩形板状の端子板17が、対向する各刃受ブロック141,142、151,152、161,162の接続片22に前方から被せられ、端子板17の両端に貫設された挿通孔17aと接続片22に貫設されている挿通孔22aにかしめ鋲18をそれぞれ挿通してかしめることで刃受ブロック141と142、151と152、161と162がそれぞれ結合されるものである。このように、端子板17とかしめ鋲18により刃受ブロック141…同士を結合するため、リード線74を用いて接続する従来例に比較して刃受ブロック141…同士の位置が安定し、ハウジング1(中ケース11)への組み込み作業がやり易くなるものである。
【0035】
コンセントコアブロック102に接続されるハーネスコネクタ部44は、差込側となるハーネスプラグの凹部に嵌合する挿着部46がコネクタケース47の前面に形成され、ハーネスプラグの3つの栓刃をそれぞれ受ける3つの刃受部45を挿着部46内に備え、挿着部46をハーネスプラグの凹部に嵌合し、ハーネスプラグの栓刃を刃受部45に挿入嵌合させて電気的な接続を行うものである。ここで差込側となるハーネスプラグについて簡単に説明する。この種のハーネスプラグは従来より周知であって、受け側となるハーネスコネクタ部44の挿着部46が嵌合される凹部がハウジングの前面に形成され、この凹部内には電線の芯線がそれぞれ基端部に接続される複数(本実施形態の場合であれば3本)の栓刃が先端部を凹部の開口に臨ませて配設されてなるものである。また、この種のハーネスプラグはハーネスコネクタ部44との抜けを防止するために、挿着部46に形成された係止溝53に係止離脱自在に係止されるロック片を備えている。
【0036】
ハーネスコネクタ部44は、図1に示すようにハーネスプラグの凹部に装着される挿着部46が前面に形成され、この挿着部46の前面に形成された栓刃挿入口から挿入されるハーネスプラグの栓刃をそれぞれ受ける刃受部45をコネクタケース47の内部に備える構造となっている。コネクタケース47は合成樹脂製のコネクタボディ48及びコネクタカバー49からなり、コネクタボディ48にコネクタカバー49を被着することでコネクタケース47が構成される。
【0037】
コネクタボディ48は前面が開口する箱状に形成され、コネクタカバー49と組み合わせた状態で挿着部46となる前方収納部46aを、コネクタボディ48の長手方向に沿って走る二条の隔壁50により3つの収納空間に仕切ってあり、各収納空間内に刃受部45が収められる。なお、隔壁50はコネクタボディ48の前方収納部46aから他端側まで刃受部45の全長に渡って形成してある。そして、各収納空間に対応するコネクタボディ48の前面部には栓刃挿入口51となる凹部51aが形成してある。
【0038】
刃受部45は導電材料で形成され、栓刃を両側から挟み込むように対向する一対の挟持片45aを備え、この挟持片45aを中央部で連結し、さらにこの中央部から後方に延びる延設片の先端部を略U字形に湾曲させてなる接続片45bを形成し、これらの接続片45bに刃受ブロック142,152,162のリード線接続部20’に一端が接続されたリード線6の他端をかしめ接続する構造としてある。また、刃受部45中央部の下面からは、コネクタボディ48に位置決めして仮固定する仮固定片45cを一対突設してあり、コネクタボディ48の隔壁50により分離されたそれぞれの収納室の仮固定片45cに対応する底面にはリブ(図示せず)を突設してあり、このリブを各仮固定片45cの対向する内端に形成された爪内に圧入して、刃受部45がコネクタボディ48に仮固定される。このように、仮固定片45c及びリブを凹凸嵌合させることにより、刃受部45をコネクタボディ48に仮固定して、刃受部45の取付状態を安定させることができ、コネクタボディ48とコネクタカバー49との組立作業を容易に行うことができる。なお、挟持片45aの中央部は互いにく字状に折曲して栓刃の保持力を強くする構造としてある。
【0039】
一方、コネクタカバー49の内部構造はコネクタボディ48と略同様であり、コネクタカバー49では、コネクタボディ48の前方収納部46aと共に挿着部46を構成する前方収納部の前面に、上記ハーネスプラグの凹部内に形成された突条が嵌まる逆差し防止溝52と、ロック片の係止爪が係止される係止溝53とを形成してある。
【0040】
ところで、コネクタカバー49の後方両側部には一対の係合凹所54が設けられている。すなわち、コネクタボディ48にコネクタカバー49を結合した状態でコネクタケース47をボディ2内に収納すると、ボディ2の底面から立設されている一対の係合片55の先端に内向きに突出する係合爪55aがコネクタカバー49の係合凹所54にそれぞれ係合することにより、コネクタボディ48とコネクタカバー49の結合状態が保持されるようになっている(図6参照)。このようにコネクタボディ48とコネクタカバー49を結合状態に保持する保持手段をボディ2に設けているので、コネクタケース47を構成する部品点数を削減することができるものである。
【0041】
なお、ハーネスコネクタ部44を使用しないときに栓刃挿入口51から塵や埃等の異物が侵入するのを防ぐため、挿着部46の先端には防塵カバー56が着脱自在に装着されるようになっている(図1参照)。この防塵カバー56は合成樹脂により一面が開口する矩形箱状に形成され、内底面の中央には栓刃挿入口51に挿入される突片56aが設けられている。したがって、ハーネスコネクタ部44にハーネスプラグを接続しないときには防塵カバー56を装着して異物の侵入を防ぎ、ハーネスプラグを接続する際に防塵カバー56を取り外せばよい。
【0042】
次にハウジング1を構成するボディ2とカバー3について、さらに詳しく説明する。
【0043】
ボディ2の長手方向に対向する一方の側面にはカバー3を結合したときにコード80の引き出し口58となる凹部58aが設けられ、この凹部58aに隣接するボディ2の一端側にはコード80を支持する支持部57が設けられている。また支持部57の側方には立壁59が設けられ、図4に示すように支持部57に支持されたコード80の電線21は立壁59を迂回してボディ2内に引き回されており、これによってコード80が強く引っ張られた場合でも電線21と刃受ブロック141,151,161の電線接続部20との接続が緩んだり、外れたりすることが無いようにしている。なお、支持部57の両側には組立ねじ4を挿通する挿通孔60aが貫通するボス60がボディ2の底面より立設されている。
【0044】
また立壁59の内側には平面視略楕円形のねじ挿通孔61aが貫通した楕円ボス部61が立設されている。さらにこの楕円ボス部61よりも内側にはコンセントコアブロック101の中ケース11に当接して位置決めする位置決めリブ62,63が互いに並行して突設されている。一方の位置決めリブ62は平板状であって片側の端面が中ケース11の切り溝35が設けられた端面と当接する。他方の位置決めリブ63は縦片63aと横片63bにより平面視略L字形に形成され、中ケース11の側面に縦片63aが当接し、横片63bの先端に中ケース11の外に露出している刃受25の固定片27が載置される(図4参照)。ここで、中ケース11の外に露出する刃受ブロック161の導電体193に当接して支持する支持片64がボディ2の内側面に設けてある。この支持片64で支持することにより、中ケース11の外に露出する刃受25に差込プラグの接地極の栓刃を抜き差しする際に導電体193が変形するのを防ぐことができる。
【0045】
ボディ2の長手方向のほぼ中央にはコンセントコアブロック101,102の位置決めと接続片22の支持を兼ねた二条の支持リブ65がボディ2の短手方向に沿って並設されている。これらの支持リブ65はコンセントコアブロック101,102の中ケース11の端面に当接して位置決めすると同時に、端子板17によって結合された刃受ブロック141…の接続片22が載置されるものである。ここで、支持リブ65の先端に載置された3組の端子板17及び接続片22の間にはそれぞれを隔絶する一対の隔絶壁66,67が支持リブ65を跨ぐように並設されている。隔絶壁66は平板状に形成され、電圧極の刃受ブロック141,151間の絶縁距離を確保するものである。また、隔絶壁67は縦壁67aと横壁67bにより平面視略L字形に形成され、縦壁67aによって電圧極の刃受ブロック151と接地極の刃受ブロック161との絶縁距離を確保し、横片67bの先端にコンセントコアブロック102の中ケース11の外に露出している刃受25の固定片27が載置される(図4参照)。ここで、中ケース11の外に露出する刃受ブロック162の導電体193に当接して支持する支持片64がボディ2の内側面に設けてあり、中ケース11の外に露出する刃受25に差込プラグの接地極の栓刃を抜き差しする際に導電体193が変形するのを防いでいる。
【0046】
またコンセントコアブロック102の中ケース11のリード線接続部20’が突出する側の端面に当接して位置決めする一対の位置決めリブ68がボディ2の底面より突設されている。ここで、位置決めリブ62,63から位置決めリブ68までのボディ2の内側面には、コンセントコアブロック101,102の中ケース11の側面にそれぞれ当接して位置決めするリブ69が適当な間隔をおいて設けられている。なお、位置決めリブ62,63と支持リブ65とのほぼ中間の位置、及び支持リブ65と位置決めリブ68とのほぼ中間の位置にそれぞれボス60が立設されており、中ボディ12の底面に設けた挿通孔34に挿通されるようになっている(図4参照)。また、位置決めリブ68の外側にも楕円ボス部61が立設されている。
【0047】
ボディ2の長手方向に対向する他方の側面にはカバー3を結合したときに矩形の開口窓70となる凹部70aが設けられ、この凹部70aからボディ2の外に挿着部46を突出するようにしてハーネスコネクタ部44が収納される。既に説明したようにボディ2にはハーネスコネクタ部44のコネクタケース47の結合状態を保持する一対の係合片55が立設されている。また係合片55の隣にはボス60が立設されているが、このボス60を逃げるためにコネクタケース47の両側面には凹部47aが設けられている。
【0048】
ところでボディ2の側面における凹部70aの両側には、ハーネスコネクタ部44の挿着部46を囲むように一対の突起状の保護部71が一体に形成されている。この保護部71の先端には挿着部46に向かって内側に傾斜するテーパ面71aが形成されており、このテーパ面71aがハーネスプラグを挿着部46に誘い込むためのガイド部となる。さらに一対の保護部71はボディ2の背面側において平板状の保護壁72で連結されている。
【0049】
一方、カバー3の前面にはコンセントコアブロック101,102の突台部13aが後方から嵌合する窓孔5が一列に列設されている。またカバー3の長手方向の一端部にはボディ2の凹部58aとともに引き出し口58を形成する凹部58b、コード80を支持する支持部(図示せず)、楕円ボス部が設けられ、ボディ2の底面に立設されているボス60と対向するカバー3の背面には、ボス60の挿通孔60aに挿通した組立ねじ4が螺合するねじ孔を有したボスがそれぞれ立設されている。
【0050】
また、カバー3の長手方向の他端部にはボディ2の凹部70aとともに開口窓70を形成する凹部が設けられ、さらにボディ2の保護部71と同一形状の保護部71が一体に形成され、カバー3の保護部71の先端にもガイド部となるテーパ面71aが形成されている。
【0051】
既に説明したようにカバー3には係止片40が設けられており、窓孔5に突台部13aを嵌合するようにして後方から中カバー13をカバー3に取り付けると、係止片40の先端の係止爪40aが中カバー13の端縁に係止することでカバー3に対して中カバー13が固定される。そして、中カバー13を固定したカバー3をボディ2に被着し、ボディ2の後方から挿通孔60aに挿通した組立ねじ4を締め付けることでボディ2とカバー3が結合されてハウジング1が組み立てられる(図2参照)。このときボディ2及びカバー3の楕円ボス部61のねじ挿通孔61aが連通してハウジング1を前後に貫通するねじ挿通孔42が形成される。
【0052】
ところで、上述のようにして組み立てられる本実施形態のコンセント装置は、図14に示すように壁コンセント等に差込接続する差込プラグ82をコード80の先端に付設したコンセント装置A1、若しくはハーネスコネクタ部44に差込接続するハーネスプラグ83をコード80の先端に付設したコンセント装置A2の2種類に分けられる。つまり、図14に示すようにコンセント装置A1の差込プラグ82を壁コンセント等に差し込み、このコンセント装置A1のハーネスコネクタ部44にコンセント装置A2のハーネスプラグ83を差込接続してコンセント装置A1にコンセント装置A2を送り配線し、コンセント口28を使用せずにコンセント装置の増設が行える。なお、ハーネスコネクタ部44にはコンセント装置A2以外にもハーネスプラグを具備する配線器具全般が接続可能であることはいうまでもない。
【0053】
また、ハウジング1から突出するハーネスコネクタ部44の挿着部46を保護部71で保護しているため、落下等の衝撃から挿着部46並びにハーネスコネクタ部44に接続されたハーネスプラグ83を保護することができる。ここで、保護部71の先端にはテーパ面71aが形成されているので、ハーネスプラグ83の凹部を挿着部46に誘い込むようにして接続が容易に行えるようになっている。なお、本実施形態では保護部71を連結する保護壁72をハウジング1の背面側に設けているため、図15に示すように保護壁72を設けない場合に比較して保護部71の強度が向上するという利点を有している。また本実施形態では、刃受ブロック141,151,161の電線接続部20をかしめ構造としたが、図16に示すようにねじ止め式の電線接続部20”を刃受ブロック141,151,161に設けるようにしても良い。
【0054】
ところで本実施形態のコンセント装置は、EIA(米国電子工業会)の規格(EIA−310−D)やJISの規格(JIS C 6010−2)などで規定されているラックのマウントフレームに固定され、ラックに収納されるラックマウント型のコンピュータやネットワーク機器等に電源を供給する用途に用いられる場合がある。このような場合に備えて、コンセント装置のハウジング1には上述のように楕円形のねじ挿通孔42が設けられており、このねじ挿通孔42に挿通する固定ねじをマウントフレームのねじ孔に螺合することでハウジング1が固定されるようになっている。なお、この種のラックは従来周知であるから、詳細な構造については図示並びに説明を省略する。
【0055】
【発明の効果】
請求項1の発明は、複数対の栓刃挿入口が前面に開口した長尺形状のハウジングと、ハウジング内に納装されて各栓刃挿入口より挿入する栓刃を受ける複数対の刃受と、各刃受と接続されてハウジングの外に引き出されるコードと、コードの先端に付設されるプラグと、ハウジングの側面に設けられてハーネスプラグが挿抜自在に接続されるハーネスコネクタ部とを備え、ハーネスコネクタ部を栓刃と電気的に接続したので、電源タップ等のコンセント装置が有するハーネスプラグをハーネスコネクタ部に接続すれば簡単に増設が行えるとともに、増設の際に栓刃挿入口を使用しないから無駄がなく、使い勝手の向上が図れる。また、複数対の刃受の内で同極の刃受同士を導電体で連結してなる複数の刃受ブロックと、各刃受ブロックを収納する中ケースとでコンセントコアブロックを構成し、複数のコンセントコアブロックがハウジング内に隣接して納装され、コンセントコアブロックは各導電体の端部に設けられて中ケースの外部に突出する複数の接続片を有し、隣接するコンセントコアブロックの接続片同士をかしめ鋲によって各接続片に接続される端子板により接続したので、端子板とかしめ鋲で複数の刃受ブロックを結合しているために刃受ブロック同士の位置が安定し、ハウジング内への組み込み作業がやり易くなる。更に、ハウジングは、前面に栓刃挿入口が露出するカバー及びカバーが前面に被着されるボディにより形成され、ハーネスコネクタ部は、隣接するコンセントコアブロックの各導電体と電気的に接続されるとともにハーネスプラグが具備する接触子を受ける複数の受け部と、コネクタボディ及びコネクタカバーを結合してなり複数の受け部を収納するコネクタケースとを備え、ボディに設けられた係合部及びコネクタカバーに設けられた被係合部から成り、コネクタボディとコネクタカバーを結合状態した状態でコネクタケースをボディに収納することでコネクタボディとコネクタカバーとの結合状態を保持する保持手段を設けたので、ハーネスコネクタ部の構成部品点数を削減することができる。
【0057】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、隣接するコンセントコアブロックの接続片が、コンセントコアブロックの並び方向と直交する方向で一列に並べて設けられたので、刃受ブロック同士を結合するかしめ作業がやりやすくなる。
【0058】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、コードが有する複数の電線をかしめ接続する電線接続部が何れかのコンセントコアブロックの導電体の端部に設けられ、中ケースより突出する各電線接続部が、コンセントコアブロックの並び方向と直交する方向で一列に並べて設けられたので、電線接続部のかしめ作業がやりやすくなる。
【0059】
請求項4の発明は、請求項1又は2の発明において、コードが有する複数の電線をねじ止めにより接続する電線接続部が何れかのコンセントコアブロックの導電体の端部に設けられたので、請求項1又は2の発明と同様の効果を奏する。
【0060】
請求項5の発明は、請求項1〜3の何れかの発明において、前面に栓刃挿入口が露出するカバー及びカバーが前面に被着されるボディによりハウジングが形成され、前面に栓刃挿入口が開口する中カバー及び中カバーが前面に被着される中ボディにより中ケースが形成され、中ボディ又は外ボディと中カバーとで挟持して固定される固定片を少なくとも何れか一つの刃受ブロックに設けたので、刃受ブロックをハウジング内で確実に固定することができる。
【0062】
請求項6の発明は、請求項1〜5の何れかの発明において、ハーネスコネクタ部はハウジングより一部が突出するように設けられ、ハウジングから突出するハーネスコネクタ部を保護する保護部をハウジングの両側面に設けたので、ハウジングが突出するハーネスコネクタ部を落下等の衝撃から保護することができる。
【0063】
請求項7の発明は、請求項6の発明において、保護部の先端にハーネスプラグをハーネスコネクタ部に誘い込むガイド部を設けたので、ハーネスプラグの接続が容易になる。
【0064】
請求項8の発明は、請求項6又は7の発明において、ハウジングの両側面の保護部を連結するようにハウジングの背面にも保護部を設けたので、保護部の強度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】同上を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は右側面図である。
【図3】同上の斜視図である。
【図4】同上のカバーを外した状態の正面図である。
【図5】同上の一部省略した断面図である。
【図6】同上の断面図である。
【図7】同上における電圧極用の刃受ブロックを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図である。
【図8】同上における電圧極用の刃受ブロックを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図である。
【図9】同上における接地勅用の刃受ブロックを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。
【図10】同上における電圧極用の刃受ブロックを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。
【図11】同上における電圧極用の刃受ブロックを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
【図12】同上における接地勅用の刃受ブロックを示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は左側面図である。
【図13】同上における中カバーを外した状態のコンセントコアブロックを示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図14】同上の使用状態を示す平面図である。
【図15】同上の他の構成を示す斜視図である。
【図16】同上の他の構成を示すカバーを外した状態の正面図である。
【図17】従来例を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は左側面図である。
【図18】同上の断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
2 ボディ
3 カバー
101,102 コンセントコアブロック
11 中ケース
44 ハーネスコネクタ部
80 コード
Claims (8)
- 複数対の栓刃挿入口が前面に開口した長尺形状のハウジングと、ハウジング内に納装されて各栓刃挿入口より挿入する栓刃を受ける複数対の刃受と、各刃受と接続されてハウジングの外に引き出されるコードと、コードの先端に付設されるプラグと、ハウジングの側面に設けられてハーネスプラグが挿抜自在に接続されるハーネスコネクタ部とを備え、ハーネスコネクタ部を栓刃と電気的に接続してなり、複数対の刃受の内で同極の刃受同士を導電体で連結してなる複数の刃受ブロックと、各刃受ブロックを収納する中ケースとでコンセントコアブロックを構成し、複数のコンセントコアブロックがハウジング内に隣接して納装され、コンセントコアブロックは各導電体の端部に設けられて中ケースの外部に突出する複数の接続片を有し、隣接するコンセントコアブロックの接続片同士をかしめ鋲によって各接続片に接続される端子板により接続し、ハウジングは、前面に栓刃挿入口が露出するカバー及びカバーが前面に被着されるボディにより形成され、ハーネスコネクタ部は、隣接するコンセントコアブロックの各導電体と電気的に接続されるとともにハーネスプラグが具備する接触子を受ける複数の受け部と、コネクタボディ及びコネクタカバーを結合してなり複数の受け部を収納するコネクタケースとを備え、ボディに設けられた係合部及びコネクタカバーに設けられた被係合部から成り、コネクタボディとコネクタカバーを結合状態した状態でコネクタケースをボディに収納することでコネクタボディとコネクタカバーとの結合状態を保持する保持手段を設けたことを特徴とするコンセント装置。
- 隣接するコンセントコアブロックの接続片が、コンセントコアブロックの並び方向と直交する方向で一列に並べて設けられたことを特徴とする請求項1記載のコンセント装置。
- コードが有する複数の電線をかしめ接続する電線接続部が何れかのコンセントコアブロックの導電体の端部に設けられ、中ケースより突出する各電線接続部が、コンセントコアブロックの並び方向と直交する方向で一列に並べて設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載のコンセント装置。
- コードが有する複数の電線をねじ止めにより接続する電線接続部が何れかのコンセントコアブロックの導電体の端部に設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載のコンセント装置。
- 前面に栓刃挿入口が露出するカバー及びカバーが前面に被着されるボディによりハウジングが形成され、前面に栓刃挿入口が開口する中カバー及び中カバーが前面に被着される中ボディにより中ケースが形成され、中ボディ又は外ボディと中カバーとで挟持して固定される固定片を少なくとも何れか一つの刃受ブロックに設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のコンセント装置。
- ハーネスコネクタ部はハウジングより一部が突出するように設けられ、ハウジングから突出するハーネスコネクタ部を保護する保護部をハウジングの両側面に設けたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のコンセント装置。
- 保護部の先端にハーネスプラグをハーネスコネクタ部に誘い込むガイド部を設けたことを特徴とする請求項6記載のコンセント装置。
- ハウジングの両側面の保護部を連結するようにハウジングの背面にも保護部を設けたことを特徴とする請求項6又は7記載のコンセント装置。
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