JP4002384B2 - 送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を自動保護切り換えするためのatmネットワーク要素及び方法 - Google Patents

送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を自動保護切り換えするためのatmネットワーク要素及び方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、送信集中サブレイヤサブネットワーク接続(TCSSNC)を自動保護切り換えできるようにするATMネットワーク要素に係る。又、本発明は、第1のATMネットワーク要素と第2のATMネットワーク要素との間で送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を自動保護切り換えする方法にも係る。
【0002】
【従来の技術】
送信集中サブレイヤサブネットワーク接続は、ATMネットワークの異なるATMネットワーク要素の送信集中サブレイヤエンティティ間に確立され、これら送信集中サブレイヤエンティティは、ATMネットワーク要素の物理的ラインインターフェイスの一部分として物理的送信経路へのアクセスを与える。
同期デジタルネットワーク(SDH)をベースとする保護機構がこの分野で良く知られている。これらは、故障に対する迅速な切り換え反応及び短い回復時間を与える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
SDH及び/又はPDH送信の使用に基づく保護機構の使用は、ATMネットワークにおいて一応機能するが、ATMネットワーク要素に加えて付加的な送信装置を必要とするという欠点がある。
ATMレイヤの使用に基づくATM搬送ネットワークの保護機構に対する提案が、例えば、米国特許第5,838,924号に見られる。この保護機構は、ワークルート、保護ルート及びVPGブリッジより成る仮想経路グループ搬送アーキテクチャーを使用すると共に、ルートの各端にセレクタ機能を使用する。欠陥形式の指示は、新たなセグメントレベルOAMセルによって与えられねばならない。ワークルートに指定されたVPGにおいて欠陥が検出された場合には、受信ノードが受信のために保護ルートに切り換わる。
しかしながら、ATMレイヤの使用に基づく保護機構は、SDH搬送ネットワークに比して、欠陥回復時間に関して性能を生み出すことができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、ATMネットワークで機能するのに適し且つ現在送信ネットワークの切り換え要求(約50ms)に合致することのできる簡単な保護機構を提供することである。
この目的は、送信集中サブレイヤサブネットワーク接続(TCSSNC)を自動保護切り換えできるようにするATMネットワーク要素であって、少なくとも1つの機能側送信集中サブレイヤエンティティを第1の物理的ラインインターフェイスの一部分として含むと共に、少なくとも1つの保護側送信集中サブレイヤエンティティを第2の物理的ラインインターフェイスの一部分として含み、両エンティティは、各々、指定のUTOPIAアドレスを経てATMネットワーク要素内で個々にアドレスすることができ、ATMネットワーク要素には、機能側送信集中サブレイヤエンティティを経て確立された送信集中サブレイヤサブネットワーク接続における欠陥を指示するための物理的レイヤエラーメッセージが送信集中サブレイヤにより与えられ、ATMネットワーク要素は、物理的レイヤエラーメッセージが受信されない限り、機能側送信集中サブレイヤエンティティのUTOPIAアドレスを、そして物理的レイヤエラーメッセージが受信された後は、保護側送信集中サブレイヤエンティティのUTOPIAアドレスをATMセルの送信に対して選択するよう構成され、そしてATMネットワーク要素は、機能側送信集中サブレイヤエンティティと、保護側送信集中サブレイヤエンティティの両方を経てATMネットワーク要素に入るデータを合体するように構成されたATMネットワーク要素によって達成される。
【0005】
又、上記目的は、ATMネットワークにおける第1のATMネットワーク要素と第2のATMネットワーク要素との間で送信集中サブレイヤサブネットワーク接続(TCSSNC)を自動保護切り換えする方法であって、各ATMネットワーク要素は、少なくとも1つの機能側送信集中サブレイヤエンティティを第1の物理的ラインインターフェイスの一部分として含むと共に、少なくとも1つの保護側送信集中サブレイヤエンティティを第2の物理的ラインインターフェイスの一部分として含み、第1及び第2のATMネットワーク要素の上記機能側送信集中サブレイヤエンティティ及び第1及び第2のATMネットワーク要素の上記保護側送信集中サブレイヤエンティティは、異なる送信経路を経て独立した送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を行うことができ、各送信集中サブレイヤエンティティは、専用のUTOPIAアドレスを経て第1及び第2のATMネットワーク要素内で各々アドレスすることができ、そして各送信集中サブレイヤエンティティは、送信集中サブレイヤサブネットワーク接続における欠陥を指示するための物理的レイヤエラーメッセージを与え、上記方法は、
− 使用される送信集中サブレイヤサブネットワーク接続における欠陥がその与えられた物理的レイヤエラーメッセージにより指示されない限り、
a)ソースポイントとして使用される第1のATMネットワーク要素からのデータを、指定のUTOPIAアドレスにより選択された機能側対応送信集中サブレイヤエンティティを経て送信し、そして
− 使用される送信集中サブレイヤサブネットワーク接続における欠陥を指示する物理的レイヤエラーメッセージが、第2のATMネットワーク要素の機能側送信集中サブレイヤエンティティにより与えられる場合には、
b)第1のATMネットワーク要素に欠陥メッセージを送信し、
c)第1のATMネットワーク要素における送信集中サブレイヤエンティティへ送信されるべきATMセルをアドレスするのに使用されるUTOPIAアドレスを、機能側送信集中サブレイヤエンティティに指定されたUTOPIAアドレスから、保護側送信集中サブレイヤエンティティに指定されたUTOPIAアドレスへと切り換え、
d)第1のATMネットワーク要素から、指定のUTOPIAアドレスにより選択された対応する保護側送信集中サブレイヤエンティティを経てATMセルを送信し、そして
− 第1のATMネットワーク要素における送信に、機能側送信集中サブレイヤエンティティが使用されるか、保護側送信集中サブレイヤエンティティが使用されるかに関わりなく、
e)シンクとして使用される第2のATMネットワーク要素の機能側送信集中サブレイヤエンティティ及び保護側送信集中サブレイヤエンティティを経て受け取った全てのデータを合体するという段階を備えた方法によって達成される。
【0006】
本発明は、ATMネットワークにおいて、一般に、ATMネットワーク要素がUTOPIAアドレスを使用して、独立した物理的レイヤを識別し、ひいては、ATMレイヤにサービスを与えるサービスアクセスポイント又は送信集中サブレイヤエンティティを識別することから進められる。更に、本発明は、ATMプロトコルスタックの物理的レイヤ内の送信集中サブレイヤが、SDH及び/又はPDH搬送ネットワークの高次送信経路の拡張であるアラーム及び監視機能を与えるという利点を利用する。これらのアラーム及び監視機能は、異なるオペレーション及びメンテナンス(OAM)のフロー(F1‐F6)を規定したITU‐T推奨勧告I.610によって標準化されている。物理的レイヤは、3つの最低のOAMレベルを含み、OAMフローF3は、送信経路レベルに割り当てられる。
【0007】
本発明によるATMネットワーク要素及び方法は、これらの機能を使用して、ATMセル送信のためにATMネットワーク要素内でUTOPIAアドレスの切り換えを行うことによりATMネットワーク要素の送信集中サブレイヤにおける保護機構動作をトリガーする。それ故、内部のUTOPIAアドレスは、機能側送信集中サブレイヤエンティティから、与えられた保護側送信集中サブレイヤエンティティへと迅速に切り換わるように処理される。この機構は、保護側物理的ラインインターフェイスを、機能側物理的ラインインターフェイスに関連させ、送信集中サブレイヤサブネットワーク接続保護を固有又は非侵襲的監視(TCSSNC/I又はTCSSNC/N)で実行することができる。
【0008】
本発明のATMネットワーク要素及び方法の効果は、故障が報告された場合にトラフィックのソース点においてUTOPIAアドレスを切り換えるだけでよいので、保護機構が非常に短い回復時間を与えられることである。ソースポイント又はシンクポイントのいずれにおいても、ATMレイヤにオペレーションは必要とされない。
この切り換え機能は、標準的なアラーム、特に、F3のOAMフローにおける標準的アラームが検出されることによりトリガーされる。特別な自動保護切り換えプロトコルは必要とされない。
【0009】
更に別の効果として、本発明による保護機構は、付加的なPDH又はSDH送信装置を使用する必要なくATMネットワークにおいて実施するのに適した送信集中サブレイヤ機能の使用をベースとしている。
ここに提案する保護機構は、高次経路サブネットワーク接続保護の拡張と考えることができ、この保護機構をATMネットワークにおいて実施するのは簡単である。
ATMネットワーク要素のシンクポイントで行なわれる提案された合体は、通常のオペレーション中に、保護側送信集中サブレイヤサブネットワーク接続によりATMレイヤにセルが送信されず、且つその基礎となる物理的ラインが故障したときに、機能側送信集中サブレイヤサブネットワーク接続によりATMレイヤにセルが送信されないことから可能となる。
【0010】
エラーメッセージを受信した場合にソースポイントで行なわれる提案された切り換え、及びシンクポイントで行なわれる合体は、有効な保護に対して2つの異なるTSC SNCを経て行うデータの永久的な送信を過剰なものとする。
二重端の切り換えを使用するのが効果的である。両送信方向は、単に一方向の欠陥又は信号質低下状態の後であっても、機能側送信集中サブレイヤエンティティから保護側送信集中サブレイヤエンティティへと切り換えられる。切り換えの整合は、OAM F3フローの使用に基づくもので、APSプロトコルを使用しない。
送信集中サブレイヤ機能は、ATMネットワーク要素の全形式の物理的ラインインターフェイスにおいて実施されるので、TCS SNCプロトコル機構は、全ての形式の物理的ラインインターフェイス、特にSDH又はPDHに適用することができ、これは、ATMの逆マルチプレクシング(IMA)がPDHリンク上で使用される場合も含む。
【0011】
好ましい実施形態では、TCS SNC機構の特徴は、送信集中サブレイヤのスパンに合致する仮想経路接続を保護するように拡張される。これは、TCS SNCと同じアクセスポイントに終端する保護側仮想経路接続を、機能側送信集中サブレイヤに関連させることにより行なわれる。これは、TCS SNC保護切り換え機構が、隣接するATMネットワーク要素間に確立された仮想経路接続を保護できることを意味する。リングトポロジーにおいては、保護仮想経路は、中間のATMネットワーク要素を含む。機能及び保護側仮想経路接続は、シンク終端ポイントに合体機能を含まねばならない。保護側仮想経路接続は、管理平面により機能側仮想経路接続と同時に設定される。
【0012】
仮想回路接続も等しく保護できる。本発明の方法については復帰型のオペレーションが選択されるのが好ましい。これは、欠陥又は信号質低下状態から回復したときに、保護側送信集中サブレイヤエンティティにおけるトラフィックが、機能側送信集中サブレイヤエンティティへ戻るように切り換えられねばならないことを意味する。この特徴は、送信集中サブレイヤのスパンに合致する仮想経路接続(隣接するATMネットワーク要素内の仮想経路接続)を保護できねばならないことを必要とする。
【0013】
復帰型オペレーションを可能にするために、回復待機状態を設定する機能が設けられる。この状態においては、機能側送信集中サブネットワーク接続が、欠陥又は信号質低下状態の後に回復スレッシュホールドを満足する。それ故、機能側トラフィックの搬送が、保護側送信集中サブネットワーク接続から、機能側送信集中サブネットワーク接続へ復帰する準備ができたことを指示する。
本発明のATMネットワーク要素及び方法は、異種の物理的ラインインターフェイスを関連させて、ポイント/ポイント接続及びループネットワーク計画に対する保護を与えることができる。保護機構は、シンクポイントにおいて合体するので、リングのような更に複雑なネットワーク計画にも適用できる。
本発明によるATMネットワーク要素及び方法は、第3世代のネットワークであるWCDMA(ワイドバンドコード分割多重アクセス)の範囲で使用するように特に意図されたものである。
更に別の効果的な実施形態は、従属請求項から明らかとなろう。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
図1及び2は、ATMネットワークの一部分を概略的に示す図である。図示されたネットワーク部分は、本発明による2つのATMネットワーク要素部分ATM NE1及びATM NE2を含み、これらは、機能送信経路及び保護送信経路によって相互接続される。両ATMネットワーク要素ATM NE1、ATMNE2は、機能側送信集中(コンバージェンス)サブレイヤエンティティTCS−Wを第1の物理的ラインインターフェイス(PHY)の一部分として含むと共に、保護側送信集中サブレイヤエンティティTCS−Pを第2の物理的ラインインターフェイスの一部分として含み、これは、異なる送信経路へのアクセスを与える。機能側送信集中サブレイヤエンティティTCS−W及び保護側送信集中サブレイヤエンティティTCS−Pは、それらのATMネットワーク要素ATM NE1及びATM NE2内でUTOPIAインターフェイスを経てアクセスされ、仮想経路VP−1及びVP−2接続を確立する。この例では、各仮想経路VP−1及びVP−2接続は、2つの仮想回路VC−1及びVC−2接続をサポートする。
【0015】
機能側送信集中サブレイヤエンティティTCS−Wは、各ATMネットワーク要素ATM NE1、NE2内で第1のUTOPIAアドレスUA1を経てアドレスすることができ、そして保護側送信集中サブレイヤエンティティTCS−Pは、各ATMネットワーク要素ATM NE1、NE2内で第2のUTOPIAアドレスUA2を経てアドレスすることができる。ATMネットワーク要素ATM NE1、ATM NE2間の送信は、両方向であると仮定するが、一方向の送信のみについて説明する。即ち、第1のATMネットワーク要素ATM NE1は、ソースポイントとしてのみ示され、そして第2のATMネットワーク要素ATM NE2は、シンクポイントとしてのみ示され、即ち、送信は第1のATMネットワーク要素から第2のATMネットワーク要素への方向に行なわれる。
【0016】
図1は、2つのATMネットワーク要素ATM NE1とATM NE2との間の送信集中サブレイヤサブネットワーク接続(TCS SNC)における欠陥のない状態を示している。
ソースポイント、ここではATMネットワーク要素NE1において、仮想接続から到来する全てのトラフィックは、専用の第1のUTOPIAアドレスUA1を選択することにより、機能側送信集中サブレイヤエンティティTCS−Wに送られる。保護される送信集中サブレイヤエンティティTCS−Pは、アイドル状態のままである。
【0017】
従って、トラフィックは、機能側送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を経て第1のATMネットワーク要素ATM NE1の機能側送信集中サブレイヤエンティティTCS−Wから第2のATMネットワーク要素ATM NE2の機能側送信集中サブレイヤエンティティTCS−Wへ送信されるだけである。機能側送信経路は、2つの仮想回路接続VP−1(VC−1、VC−2)を合成する第1の仮想経路接続のトラフィックと、これも2つの仮想回路接続VP−2(VC−1、VC−2)を合成する第2の仮想経路接続のトラフィックを搬送する。
【0018】
シンクポイント、ここではATMネットワーク要素ATM NE−2では、第2のATMネットワーク要素NE−2の物理的ラインインターフェイスの機能側送信集中サブレイヤエンティティTCS−W及び保護側送信集中サブレイヤエンティティTCS−Pを経て入力する全トラフィックが単一のフローへと合体される。この合体は、機能側送信集中サブレイヤエンティティTCS−Wから到来する仮想接続を保護側送信集中サブレイヤエンティティTCS‐Pから到来するものと区別できないことを意味する。合体ポイントは、実際には、多ポイント−ポイント特性を有する。
【0019】
図2は、図1とは対照的に、送信集中サブレイヤサブネットワーク接続において欠陥が検出された状態を示す。
図2に示すように、欠陥は、機能側送信経路のある場所で発生する。
ソースポイントでは、仮想接続の全てのトラフィックが、今度は、専用の第2のUTOPIAアドレスUA2を選択することにより、機能側送信集中サブレイヤエンティティTCS−Wではなく、保護側送信集中サブレイヤエンティティTCS−Pへ送られる。従って、今度は、保護側送信経路が、機能側送信経路によりそれまで搬送された全てのトラフィックVP−1(VC−1、VC−2)及びVP−2(VC−1、VC−2)を搬送する。
【0020】
合体を行うので、欠陥状態においてシンクポイントの構成を変更する必要はない。トラフィックが保護側送信経路へ再ルート指定されるや否や、再びシンクポイントにおいて自動的に得られることになる。
この保護機構に伴う回復時間は非常に短い。というのは、ソースポイントにおいてUTOPIAアドレスを変更するだけでよいからである。この変更により、全ての影響される仮想経路接続及び全ての仮想回路接続が直ちに回復される。
図1に示す状態から図2に示す状態へ移行するための保護手順は、図3a)及び3b)を参照し、両方向性送信に対して以下に説明する。
【0021】
図3a)及び3b)は、機能側送信集中サブレイヤサブネットワーク接続TCS SNC及び保護側送信集中サブレイヤサブネットワーク接続TCS SNCを経て接続された第1及び第2のATMネットワーク要素ATM NE−1、ATM NE−2を示す。送信方向に、第1及び第2のATMネットワーク要素ATM NE−1、ATM NE−2において対応するUTOPIAアドレスにより機能側又は保護側のTCS SNCを選択することができる。
図3a)は、通常のオペレーション中の両方向送信を示す。両ATMネットワーク要素ATM NE−1、ATM NE−2は、それらのソース機能において、図の下部に示された機能側TCS SNCのみを経て送信する。両ATMネットワーク要素ATM NE−1、ATM NE−2は、それらのシンク機能において、機能側及び保護側TCS SNCを経て受け取ったデータを合体するが、このときには、保護側送信経路からデータが到来しない。
【0022】
図3b)では、第2のATMネットワーク要素ATM NE−2においてシンクポイントとしてのその機能に関して欠陥が検出され、ITU−T推奨勧告I.610に基づきF3のOAMレベルでP−AIS検出指示又は他のアラーム、例えば、セル輪郭のロス(LOCD)、LOP等が発生される。TCSシンクポイントに向かう送信経路AISでは、再生セクション、マルチプレクスセクション又は送信経路レベルにおいて観察される欠陥から欠陥指示が生じる。
P−AIS及び/又はLOCD、LOP等の信号の結果として、ITU−T推奨勧告I.610によりF3 OAMレベルで経路遠隔欠陥指示(P−RDI)が発生され、そして第1のATMネットワーク要素ATM NE1へ返送される(A)。
【0023】
更に、ソースポイントとしてのATMネットワーク要素NE−2は、逆の送信方向として保護側TCS SNCへ切り換わる(B)。
P−RDI信号が検出されると、第1のATMネットワーク要素ATM NE1も、欠陥の方向において保護側TCS SNCへ切り換わる(C)。
ここで、両ATMネットワーク要素ATM NE1、ATM NE2は、保護側TCS SNCを経て送信する。
【0024】
ここに示すTCS SNC保護機構は、両方向性であり、即ち二重端切り換えを含む。両端における保護切り換えの整合は、欠陥管理OAMプロトコルによりF3レベルで行なわれ、これは、到来信号における信号欠陥を指示するためのP−AIS、LOCD又はLOPと、遠隔端により報告される信号欠陥を指示するP−RDIとを使用する。二重端切り換え特徴は、欠陥が両送信方向に影響するときでも保護切り換えが行なわれるよう確保するために必要とされる。この場合に、両送信集中サブレイヤ端は、送信集中サブレイヤ端の一方についてP−RDIではなくP−AIS、LOCD及び/又はLOPを検出し、そしてその他方についてP−AIS、LOCD及び/又はLOPを検出する。
【0025】
このため、機能側送信集中サブレイヤエンティティは、到来信号の信号欠陥が検出されたとき(P−AIS、LOCD及び/又はLOP)、或いは信号欠陥の検出が遠隔端により報告されたときに(P−RDI)、保護側送信集中サブレイヤエンティティに切り換わる。
OAM F3フロー欠陥信号を招くTCS SNCの欠陥は、信号のロス、フレームのロス、又はセル輪郭のロスである。
本発明による保護機構の更に複雑な使用例が、無線アクセスネットワーク(RAN)におけるリングトポロジーを示した図4ないし8に示されている。
【0026】
リングは、送信経路により接続された4つのATMネットワーク要素NE−1、NE−2、NE−3、NE−4で形成される。各ネットワーク要素は、2つの送信集中サブレイヤエンティティTCS−1、TCS−2を含み、その各々は、2つの関連する物理的送信経路の1つへアクセスすることができる。各ネットワーク要素内で、送信集中サブレイヤエンティティTCS−1、TCS−2は、UTOPIAインターフェイスを経て3つの仮想経路VP−1、VP−2、VP−3エンティティに接続される。ネットワーク要素NE−1、NE−2、NE−3は、仮想経路送信制御プロトコルVP TCPを経て3つのベースステーションへのアクセスを与え、そしてネットワーク要素NE−4は、RNCへのサービスを与える。
【0027】
図4及び5は、通常のオペレーション中の仮想経路接続を示し、この場合に、それら接続はTCS SNCに一致する。明瞭化のために、送信方向は、2つの図に分離して示されている。
この例は、第3世代ネットワーク(TGN)に対する無線アクセスネットワーク(RAN)のATMネットワーク特徴を示している。仮想経路接続VPCは、隣接するATMネットワーク要素を相互接続する。より詳細には、VP−1は、ネットワーク要素NE−1及びNE−4を相互接続し、VP−2は、ネットワーク要素NE−2及びNE−3を相互接続し、VP−3は、ネットワーク要素NE−3及びNE−4を相互接続する。仮想回路接続VCCは、各ベースステーションをRNCに端−端接続する。このため、ATMネットワーク要素NE−3は、仮想回路試行終端ポイントVC TTPを実施し、仮想経路VP−2から抽出される仮想回路接続を仮想経路VP−3へ搬送する。
【0028】
本発明による自動切り換え機構を可能にするために、各機能側仮想経路接続に対して保護側仮想経路接続が定義される。機能側仮想経路W−VP−1、W−VP−2、W−VP−3及びそれに対応する保護側仮想経路P−VP−1、P−VP−2、P−VP−3が、3つの例示的な仮想経路VP−1、VP−2、VP−3接続として図6a)、6b)、6c)に概略的に示されている。
機能側仮想経路接続とは異なり、保護側仮想経路接続は、隣接するATMネットワーク要素を相互接続しない。これは、復帰保護特徴の使用を意味する重要な相違である。多数のTCS SNCより成る保護経路を与えるために、各ATMネットワーク要素NE−1、NE−2、NE−3、NE−4は、各トラフィックを次のATMネットワーク要素NE−1、NE−2、NE−3、NE−4へ送るときに通る仮想経路クロス接続(VP TTP)を実施しなければならない。保護仮想経路接続は、通常の状態のもとではトラフィックを搬送しない。しかしながら、それらは、TCS SNC保護機構の適切なオペレーションを保証するためには、機能側仮想経路接続と同時に設定されねばならない。
【0029】
各ATMネットワーク要素NE−1、NE−2、NE−3、NE−4では、各ATMネットワーク要素のシンクポイントである機能側仮想経路接続及び保護側仮想経路接続から到来するデータが合体される。例えば、データをRNCに供給するために、ATMネットワーク要素NE−4では、送信集中サブレイヤエンティティTCS−1及び送信集中サブレイヤエンティティTCS−2を経て送られて来る仮想経路VP−1データが合体されると共に、送信集中サブレイヤエンティティTCS−1及び送信集中サブレイヤエンティティTCS−2を経て送られて来る仮想経路VP−3データが合体される。
【0030】
図7及び8は、図4及び5のリング構造を示すが、ATMネットワーク要素NE−1からATMネットワーク要素NE−4への送信経路に欠陥があって機能側仮想経路VP−1に影響を及ぼすような状態を示す。保護送信経路への切り換えは、ポイント−ポイント接続に関して述べたように行なわれる。
信号欠陥の信号P−AIS及び遠隔欠陥指示(P−RDI)信号は、ITU−T推奨勧告I.610に基づきF3 OAMレベルで発生される(A)。
【0031】
P−RDI信号を検出した際に、ATMネットワーク要素NE−1は、UTOPIAアドレスを変更することにより、ソースポイントとして、保護側送信集中サブレイヤエンティティTCS−1へ切り換わる(C)。これによりATMネットワーク要素NE−1からRNCへと生じる保護仮想経路VP−1が図7に示されており、即ちベースステーションから仮想経路送信制御プロトコルVP−1 TCPを経てATMネットワーク要素NE−1に入るトラフィックは、ATMネットワーク要素NE−1のTCS−1へ通され、更に、ATMネットワーク要素NE−2のTCS−2、VP−1 TTP及びTCS−1へ通され、更に、ATMネットワーク要素NE−3のTCS−2、VP−1 TTP及びTCS−1へ通され、更に、ATMネットワーク要素NE−4のTCS−2へ通され、そして最終的に、ATMネットワーク要素NE−4の仮想経路送信制御プロトコルVP−1 TCPを経てRNCへ通される。ATMネットワーク要素NE−2からATMネットワーク要素NE−3へのTCS SNCは、機能側仮想経路VP−2と共通に使用され、そしてATMネットワーク要素NE−3からATMネットワーク要素NE−4へのTCS SNCは、機能側仮想経路VP−3と共通に使用される。
【0032】
ATMネットワーク要素NE−2及びNE−3内では、仮想経路クロス接続VP−1 TTPが、各保護側送信集中サブレイヤエンティティTCS−1へのデータ転送を与える。
発生されたP−AIS信号は、ATMネットワーク要素NE−4を保護側送信集中サブレイヤエンティティTCS−2へ切り換えさせる(B)。それにより、RNCからATMネットワーク要素NE−1へと生じる保護仮想経路VP−1が図8に示されている。
【0033】
図7及び8の構成された保護仮想経路VP−1は、図6a)の保護仮想経路P−VP−1に対応する。
シンクポイントとしてのATMネットワーク要素NE−1及びNE−4は、各々、ソースポイントとしてのATMネットワーク要素NE−4及びNE−1により送信集中サブレイヤエンティティの切り換え直後に保護仮想経路VP−1からトラフィックを受け取る。というのは、各送信集中サブレイヤエンティティTCS−1、TCS−2を経て受け取られるトラフィックが連続的に合体されるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常のオペレーション中の1+1計画を示す図である。
【図2】欠陥が生じたときの1+1計画を示す図である。
【図3a】1+1計画における保護手順を示す図である。
【図3b】1+1計画における保護手順を示す図である。
【図4】通常のオペレーション中にリングを経て第1の方向にATM仮想接続を搬送するところを示す図である。
【図5】通常のオペレーション中にリングを経て第2の方向にATM仮想接続を搬送するところを示す図である。
【図6a】欠陥が生じた場合に図4及び5の接続に対する別の搬送ルートを示した図である。
【図6b】欠陥が生じた場合に図4及び5の接続に対する別の搬送ルートを示した図である。
【図6c】欠陥が生じた場合に図4及び5の接続に対する別の搬送ルートを示した図である。
【図7】図4の通常のオペレーションに対応し、欠陥状態においてリングを経てATM仮想接続を搬送する例を示す図である。
【図8】図5の通常のオペレーションに対応し、欠陥状態においてリングを経てATM仮想接続を搬送する例を示す図である。
【符号の説明】
ATM NE1、ATM NE2 ATMネットワーク要素
TCS−W 機能側送信集中サブレイヤエンティティ
TCP−P 保護側送信集中サブレイヤエンティティ
VP−1、VP−2 仮想経路
VC−1、VC−2 仮想回路
UA1、UA2 UTOPIAアドレス
TCS SNC 送信集中サブレイヤサブネットワーク接続

Claims (33)

  1. 送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を自動保護切り換えできるようにするATMネットワーク要素(ATM NE-1)であって、少なくとも1つの機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)を第1の物理的ラインインターフェイスの一部分として含むと共に、少なくとも1つの保護側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-P)を第2の物理的ラインインターフェイスの一部分として含み、両エンティティ(TCS-W,TCS-P)は、各々、指定のUTOPIAアドレスを経てATMネットワーク要素(ATM NE-1)内で個々にアドレスすることができ、ATMネットワーク要素(ATM NE-1)には、機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)を経て確立された送信集中サブレイヤサブネットワーク接続における欠陥を指示するための物理的レイヤエラーメッセージが送信集中サブレイヤにより与えられ、ATMネットワーク要素(ATM NE-1)は、物理的レイヤエラーメッセージが受信されない限り、機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)のUTOPIAアドレス(UA1)を、そして物理的レイヤエラーメッセージが受信された後は、ATMレイヤにおけるオペレーションを必要とすることなく、保護側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-P)のUTOPIAアドレス(UA2)を他のATMネットワーク要素(ATM NE-2)へのATMセルの送信に対して選択するよう構成されたATMネットワーク要素(ATM NE-1)。
  2. 更に、機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)と、保護側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-P)との両方を経てATMネットワーク要素(ATM NE-1)に入るデータを合体するように構成された、請求項1に記載のATMネットワーク要素(ATM NE-1)。
  3. 前記物理的ラインインターフェイスは、SDH及び/又はPDH物理的ラインインターフェイスである請求項1又は2に記載のATMネットワーク要素(ATM NE-1)。
  4. 前記物理的ラインインターフェイスは、ATMの逆マルチプレクシング(IMA)に使用されるPDH物理的ラインインターフェイスである請求項3に記載のATMネットワーク要素(ATM NE-1)。
  5. 前記物理的レイヤエラーメッセージは、OAM物理的レイヤエラーメッセージ、特にOAMフローF3メッセージ、例えば、信号の検出ロス、フレームのロス及び/又はセル輪郭のロスを指示するP‐RDI及びP‐AISメッセージである請求項1ないし4のいずれかに記載のATMネットワーク要素(ATM NE-1)。
  6. 物理的レイヤエラーメッセージが、入来信号( P-AIS, LOCD, LOP )における信号故障( failure )の検知を示すか、又は、リモートエンド( P-RDI )によってレポートされた信号欠陥( defect )の検知を示すことを特徴とする、以上のいずれかの請求項に記載のATMネットワーク要素( ATM NE-1 )。
  7. 送信側集中サブレイヤサブネットワーク接続における故障( failure )が除去されるや否や、ATMネットワーク要素が、機能側送信集中サブレイヤエンティティ( TCS-W )の UTOPIA アドレス( UA1 )を再度選択するように構成されることを特徴とする、以上のいずれかの請求項に記載のATMネットワーク要素( ATM NE-1 )。
  8. 以上のいずれかの請求項に記載の少なくとも2つの相互接続されたATMネットワーク要素(ATM NE-1)を備えたATMネットワーク。
  9. 機能側仮想パス接続( W-VP-1 )が、2つの隣接するATMネットワーク要素( ATM NE-1 )を、直接、相互接続し、
    保護仮想パス接続( P-VP-1 )が、1つあるいはそれより多い他のATMネットワーク要素( ATM NE-1 )を介して、2つの隣接するATMネットワーク要素を相互接続すること、
    を特徴とする、請求項8に記載のATMネットワーク。
  10. ポイント対ポイント、リング、又はメッシュの送信集中サブレイヤサブネットワーク接続に対する請求項1ないし5のいずれかに記載のATMネットワーク要素(ATM NE-1)。
  11. 無線アクセスネットワークにおける請求項1ないし5のいずれかに記載のATMネットワーク要素(ATM NE-1)。
  12. 送信集中サブレイヤのスパンに一致する仮想経路接続、又はこの仮想経路接続によりサポートされる仮想回路接続を保護切り換えするための請求項1ないし5のいずれかに記載のATMネットワーク要素(ATM NE-1)。
  13. ATMネットワークにおける第1のATMネットワーク要素(ATM NE-1)と第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)との間で送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を自動保護切り換えする方法であって、前記第1のATMネットワーク要素(ATM NE-1)は、少なくとも1つの機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)を第1の物理的ラインインターフェイスの一部分として含むと共に、少なくとも1つの保護側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-P)を第2の物理的ラインインターフェイスの一部分として含み、第1のATMネットワーク要素(ATM NE-1)の前記機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)及び第1のATMネットワーク要素(ATM NE-1)の前記保護側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-P)は、異なる送信経路を経て独立した送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を行うことができ、各送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W,TCS-P)は、専用のUTOPIAアドレスを経て第1のATMネットワーク要素(ATM NE-1)内でアドレスすることができ、前記方法は、ソースポイントとして使用される第1のATMネットワーク要素(ATM NE-1)において、
    − 使用される送信集中サブレイヤサブネットワーク接続における欠陥がその与えられた物理的レイヤエラーメッセージにより指示されない限り、
    a)指定のUTOPIAアドレスにより選択された機能側対応送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)を経てデータを送信し、そして
    − 使用される送信集中サブレイヤサブネットワーク接続における欠陥を物理的レイヤエラーメッセージが指示する場合に、
    b)第1のATMネットワーク要素(ATM NE-1)における送信集中サブレイヤエンティティへ送信されるべきATMセルをアドレスするのに使用されるUTOPIAアドレスを、ATMレイヤにおけるオペレーションを必要とすることなく、機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)に指定されたUTOPIAアドレス(UA1)から、保護側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-P)に指定されたUTOPIAアドレス(UA2)へと切り換え、そして
    c)第1のATMネットワーク要素(ATM NE-1)から、指定のUTOPIAアドレスにより選択された対応する保護側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-P)を経てATMセルを送信する、
    という段階を備えた方法。
  14. 前記第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)は、少なくとも1つの機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)を第1の物理的ラインインターフェイスの一部分として含むと共に、少なくとも1つの保護側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-P)を第2の物理的ラインインターフェイスの一部分として含み、第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)の前記機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)及び第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)の前記保護側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-P)は、異なる送信経路を経て前記独立した送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を行うことができ、前記方法は、シンクとして使用される前記第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)において、前記第1のATMネットワーク要素における送信に、機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)が使用されるか保護側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-P)が使用されるかに関わりなく、前記第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)の機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)及び保護側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-P)を経て受け取った全てのデータを合体する段階を更に備えた、請求項10に記載の送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を自動保護切り換えする方法。
  15. 前記使用される送信集中サブレイヤサブネットワーク接続における欠陥を指示する物理的レイヤエラーメッセージが、前記第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)の機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)により与えられる場合に、前記第1のATMネットワーク要素(ATM NE-1)に欠陥メッセージを送信する段階を更に備えた、請求項13又は14に記載の送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を自動保護切り換えする方法。
  16. 前記送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W,TCS-P)の各々は、専用のUTOPIAアドレスを経て前記第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)内でアドレス可能であり、
    使用された送信集中サブレイヤサブネットワーク接続における故障の場合のUTOPIAアドレスの変更が、前記第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)でもそのソース機能において実行される、請求項14又は15に記載の送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を自動保護切り換えする方法。
  17. 前記切り換えは、欠陥が除去されるや否や逆転される、請求項13から16のいずれかに記載の送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を自動保護切り換えする方法。
  18. 欠陥状態により前記保護側送信集中サブネットワーク接続へ切り換わった後、前記機能側送信集中サブネットワーク接続は、欠陥状態が除去されるや否や回復待機状態にセットされる、請求項13から17のいずれかに記載の送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を自動保護切り換えする方法。
  19. 前記使用される送信集中サブレイヤサブネットワーク接続における欠陥を指示するOAM物理的レイヤエラーメッセージが、前記第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)の機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)によって与えられる場合に、
    − 前記第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)でも、ソースポイントとしてのその機能において、前記第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)における送信集中サブレイヤエンティティへ送信されるべきATMセルをアドレスするのに使用されるUTOPIAアドレスを、前記機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)に指定されたUTOPIAアドレス(UA1)から、前記保護側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-P)に指定されたUTOPIAアドレス(UA2)へ切り換え、
    − 前記第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)から、指定のUTOPIAアドレスにより選択された対応する保護側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-P)を経て、前記第1のATMネットワーク要素(ATM NE-1)へATMセルを送信する、
    という付加的な段階を含む、請求項15に記載の送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を自動保護切り換えする方法。
  20. 前記使用される物理的レイヤエラーメッセージは、経路RDI及び経路AISのようなフローF3 OAMメッセージ、特に、信号の検出されたロス、フレームのロス、及び/又はセル輪郭のロスを指示するものである、請求項13から19のいずれかに記載の送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を自動保護切り換えする方法。
  21. 請求項13から20のいずれかに従って、送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を自動保護切り換えするための方法であって、
    物理的レイヤエラーメッセージが、入来信号( P-AIS, LOCD, LOP )における信号故障( failure )の検知を示すか、又は、リモートエンド( P-RDI )によってレポートされた信号欠陥( defect )の検知を示すことを特徴とする方法。
  22. 請求項13から20のいずれかに従って、送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を自動保護切り換えするための方法であって、
    機能側仮想パス接続( W-VP-1 )が、2つの隣接するATMネットワーク要素( ATM NE-1 )を、直接、相互接続し、
    保護側仮想パス接続( P-VP-1 )が、1つあるいはそれより多い他のATMネットワーク要素( ATM NE-1 )を介して、前記2つの隣接するATMネットワーク要素を相互接続する、
    ことを特徴とする方法。
  23. 送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を自動保護切り換えできるようにするATMネットワーク要素(ATM NE-2)であって、少なくとも1つの機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)を第1の物理的ラインインターフェイスの一部分として含むと共に、少なくとも1つの保護側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-P)を第2の物理的ラインインターフェイスの一部分として含むようなATMネットワーク要素(ATM NE-2)において、ATMレイヤにおけるオペレーションを必要とすることなく、前記機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)及び前記保護側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-P)の両方を経て前記ATMネットワーク要素(ATM NE-2)に入るデータを合体するように構成されたATMネットワーク要素(ATM NE-2)。
  24. 前記物理的ラインインターフェイスは、SDH及び/又はPDH物理的ラインインターフェイスである、請求項23に記載のATMネットワーク要素(ATM NE-2)。
  25. 前記物理的ラインインターフェイスは、ATMの逆マルチプレクシング(IMA)に使用されるPDH物理的ラインインターフェイスである、請求項24に記載のATMネットワーク要素(ATM NE-2)。
  26. 請求項1から5のいずれかに記載の少なくとも1つの相互接続されたATMネットワーク要素(ATM NE-1)と、請求項23から25のいずれかに記載の少なくとも1つの相互接続されたATMネットワーク要素(ATM NE-2)とを備えた、ATMネットワーク。
  27. 機能側仮想パス接続( W-VP-1 )が、お互いに隣接する第1のATMネットワーク要素( ATM NE-1 )と第2のATMネットワーク要素( ATM NE-2 )を、直接相互接続し、
    保護側仮想パス接続( P-VP-1 )が、1つあるいはそれより多い他のATMネットワーク要素を介して、前記2つの隣接するATMネットワーク要素( ATM NE-1, ATM NE-2 )を相互接続する、
    ことを特徴とする請求項26に記載のATMネットワーク。
  28. ポイント対ポイント、リング、又はメッシュの送信集中サブレイヤサブネットワーク接続に対する請求項23から25のいずれかに記載のATMネットワーク要素(ATM NE-2)。
  29. 無線アクセスネットワークにおける請求項23から25のいずれかに記載のATMネットワーク要素(ATM NE-2)。
  30. 送信集中サブレイヤのスパンに一致する仮想経路接続、又はこの仮想経路接続によりサポートされる仮想回路接続を保護切り換えするための請求項23から25のいずれかに記載のATMネットワーク要素(ATM NE-2)。
  31. ATMネットワークにおける第1のATMネットワーク要素(ATM NE-1)と第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)との間で送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を自動保護切り換えする方法であって、前記第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)は、少なくとも1つの機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)を第1の物理的ラインインターフェイスの一部分として含むと共に、少なくとも1つの保護側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-P)を第2の物理的ラインインターフェイスの一部分として含み、第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)の前記機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)及び第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)の前記保護側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-P)は、異なる送信経路を経て独立した送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を行うことができ、前記方法は、シンクとして使用される前記第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)において、
    ATMレイヤにおけるオペレーションを必要とすることなく、前記第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)の機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)及び保護側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-P)を経て受け取った全てのデータを合体する、
    という段階を更に備えた方法。
  32. 前記使用される送信集中サブレイヤサブネットワーク接続における欠陥を指示する物理的レイヤエラーメッセージが、前記第2のATMネットワーク要素(ATM NE-2)の機能側送信集中サブレイヤエンティティ(TCS-W)により与えられる場合に、前記第1のATMネットワーク要素(ATM NE-1)に欠陥メッセージを送信する段階を更に備えた、請求項31に記載の送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を自動保護切り換えする方法。
  33. 前記使用される物理的レイヤエラーメッセージは、経路RDI及び経路AISのようなフローF3 OAMメッセージ、特に、信号の検出されたロス、フレームのロス、及び/又はセル輪郭のロスを指示するものである、請求項32に記載の送信集中サブレイヤサブネットワーク接続を自動保護切り換えする方法。
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