JP4001768B2 - 構内電話交換システム、端末及びサーバ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、構内電話交換システム、端末及びサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、IP(Internet Protocol)を利用した通信トラヒックは急激に増加しており、それに伴い、IP通信網は拡充され、IP通信網への広帯域アクセスや常時接続なども提供されている。また、IP通信機器は安価に提供され、IPを利用した電話サービスを実現するVoIP(Voice over IP)も実現されてきている。
【0003】
しかし現在、VoIPの接続は基本的な二者間呼が対象であり、PBX(Private Branch Exchange)などの構内交換サービスに関しては、端末が収容されるビルなどにPBX交換機のような高価な専用装置の設置が必要であった。さらに、同じ会社内で構内交換サービスを構築する場合、地理的に離れた箇所に拠点があるときには、拠点ごとに専用装置を設置しなけばならないことがあった。これらにより、ユーザにコストがかかっていた。よって、ユーザはコストを削減したいという要求がある。
また、サービスの追加や機能の変更などの必要がある場合には、専用装置の販売元に依頼して直接専用装置に対して作業を施してもらう必要があり、煩雑であった。
【0004】
一方、通信事業者は、専用装置のサポートのために、個別にユーザの専用装置の設置場所に出向く必要があった。これは、煩雑であるとともに、保守・運用のための人的リソースもかかってしまっていた。そこで、通信事業者は保守・運用の負担を軽減したいという要求がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、公衆ネットワーク網上で動作する構内電話交換システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明は、ユーザグループを構成する端末と、呼接続ルートを収容するゲートウェイと、呼接続先を選択するサーバとから構成される構内電話交換システムであって、前記端末は、前記ユーザグループの識別情報と、端末識別情報と、呼の着信者を識別する着信者識別情報とを前記サーバへ送信し、発信を要求する発信要求手段と、前記発信要求手段による発信要求に対応して前記サーバから受信した接続先アドレスへ接続要求を送信し、呼を確立する呼確立手段とを具備し、前記サーバは、前記ユーザグループの識別情報と、前記ユーザグループを構成する端末の端末識別情報と、前記ユーザグループが契約するサービス内容とを記憶する第一のデータベースと、前記着信者識別情報と、接続先のゲートウェイまたは着信者のアドレスを記憶する第二のデータベースと、前記端末から発信の要求を受信する発信要求受信手段と、発信を要求した前記端末である発端末から受信したユーザグループの識別情報と、端末識別情報と、前記第一のデータベース内のサービス内容とを基に、前記発端末の発信を許可するかを判断する発信許可判断手段と、前記発信許可判断手段が発信を許可した場合、前記発端末から受信した着信者識別情報を基に、前記第二のデータベース内の接続先のゲートウェイまたは着信者のアドレスを選択する接続先選択手段と、前記発端末へ前記接続先選択手段が選択した接続先のゲートウェイまたは着信者のアドレスである接続先アドレスを通知する接続先通知手段と、前記接続先選択手段が選択したゲートウェイのアドレスへ、前記発端末から受信した着信者識別情報を送信し、発信を要求する発信要求手段とを具備し、前記ゲートウェイは、前記サーバから着信者識別情報を受信し、発信の要求を受け付ける発信要求受信手段と、前記発信要求受信手段で受信した着信者識別情報の示す着信者と当該ゲートウェイとの間の呼を接続する第一の呼接続手段と、当該呼の発信を要求した端末から接続要求を受信して、当該ゲートウェイとの間の呼を確立するとともに、前記第一の呼接続手段で確立した呼と相互接続して、呼を疎通させる第一の相互接続手段とを具備前記端末は、前記サーバから着信の要求を受信する着信要求受信手段を具備し、前記呼確立手段は、着信を要求した前記サーバから受信した接続先アドレスへ接続要求を送信して呼を確立し、前記サーバは、前記ゲートウェイから着信の要求を受信する着信要求受信手段と、着信を要求した前記ゲートウェイから受信した着信者識別情報と、前記第一のデータベース内のサービス内容とを基に、着信先の端末を選択する着端末先選択手段と、前記着端末選択手段が選択した端末へ、着信の要求があったゲートウェイのアドレスを呼接続先アドレスとして通知し、着信を要求する着信要求手段とを具備し、前記ゲートウェイは、着信者識別情報と接続先サーバとを記憶するデータベースと、発信者から着信者識別情報を受信し、着信の要求を受け付ける着信要求受信手段と、前記着信要求受信手段が受信した着信者識別情報を基に、前記データベース内の接続先サーバを選択し、前記着信者識別情報を送信して、着信を要求する着信要求手段と、前記発信者と当該ゲートウェイとの間の呼を接続する第二の呼接続手段と、当該呼の着信先の端末から接続要求を受信して当該ゲートウェイとの間の呼を確立し、前記第二の呼接続手段で確立した呼と相互接続して、呼を疎通させる第二の相互接続手段とを具備する、ことを特徴とし、さらに、前記端末は、ユーザグループの識別情報と、端末識別情報と、該端末の型を示す端末型情報とをサーバへ送信し、端末の登録を要求する端末登録要求手段と、端末の登録を要求した前記サーバからボタンに割り当てる機能の情報を受信し、当該端末の備えるボタンに受信した機能を割り当てる端末活性化手段とを具備し、前記サーバは、端末からユーザグループの識別情報と、端末識別情報と、端末型情報とを受信し、登録の要求を受ける端末登録要求受信手段と、前記端末登録受信手段が受信したユーザグループの識別情報及び端末識別情報を基に、前記端末へ前記第一のデータベースに記憶されるサービスを提供可能にする端末登録手段と、前記端末登録受信手段が受信した前記端末型情報と、前記第一のデータベースとを基に、登録を要求した端末が備えるボタンに割り当てる機能の情報を決定し、前記端末へ通知する端末機能通知手段とを具備する、ことを特徴とする構内電話交換システムである。
【0008】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の構内電話交換システムであって、前記端末の呼確立手段は、前記ゲートウェイへ認証情報を送信して呼を確立し、前記ゲートウェイは、前記端末から認証情報を受信して、認証を行う認証手段を具備し、前記第一の呼接続手段及び前記第二の呼接続手段は、前記認証手段が端末を認証した場合に、前記端末との呼を確立する、ことを特徴とする。
【0009】
請求項に記載の発明は、請求項または請求項に記載の構内電話交換システムであって、前記端末は、呼の開始及び終了を前記サーバへ通知する呼状態通知手段を具備し、前記サーバは、課金情報を記憶する課金情報記憶手段と、前記端末から呼の開始及び終了の通知を受信し、該端末のユーザグループの識別情報と、通話時間とを前記課金情報記憶手段に書き込む課金情報収集手段とを具備する、ことを特徴とする。
【0011】
請求項に記載の発明は、ユーザグループの識別情報と、端末識別情報と、該端末の型を示す端末型情報とをサーバへ送信し、端末の登録を要求する端末登録要求手段と、端末の登録を要求した前記サーバからボタンに割り当てる機能の情報を受信し、当該端末の備えるボタンに受信した機能を割り当てる端末活性化手段と、前記ユーザグループの識別情報と、端末識別情報と、呼の着信者を識別する着信者識別情報とを前記サーバへ送信し、発信を要求する発信要求手段と、サーバから着信の要求を受信する着信要求受信手段と、前記発信要求手段による発信要求に対応して前記サーバから受信した、または、着信を要求した前記サーバから受信した接続先アドレスへ接続要求を送信し、呼を確立する呼確立手段と、呼の開始及び終了を前記サーバへ通知する呼状態通知手段と、を具備することを特徴とする端末である。
【0012】
請求項に記載の発明は、ユーザグループの識別情報と、前記ユーザグループを構成する端末の端末識別情報と、前記ユーザグループが契約するサービス内容とを記憶する第一のデータベースと、着信者識別情報と、接続先のゲートウェイまたは着信者のアドレスを記憶する第二のデータベースと、端末からユーザグループの識別情報と、端末識別情報と、端末型情報とを受信し、登録の要求を受ける端末登録要求受信手段と、前記端末登録受信手段が受信したユーザグループの識別情報及び端末識別情報を基に、前記端末へ前記第一のデータベースに記憶されるサービスを提供可能にする端末登録手段と、前記端末登録受信手段が受信した前記端末型情報と、前記第一のデータベースとを基に、登録を要求した端末が備えるボタンに割り当てる機能の情報を決定し、前記端末へ通知する端末機能通知手段と、端末から発信の要求を受信する発信要求受信手段と、発信を要求した前記端末である発端末から受信したユーザグループの識別情報と、端末識別情報と、前記第一のデータベース内のサービス内容とを基に、前記発端末の発信を許可するかを判断する発信許可判断手段と、前記発信許可判断手段が発信を許可した場合、前記発端末から受信した着信者識別情報を基に、前記第二のデータベース内の接続先のゲートウェイまたは着信者のアドレスを選択する接続先選択手段と、前記発端末へ前記接続先選択手段が選択した接続先のゲートウェイまたは着信者のアドレスである接続先アドレスを通知する接続先通知手段と、前記接続先選択手段が選択したゲートウェイのアドレスへ、前記発端末から受信した着信者識別情報を送信し、発信を要求する発信要求手段と、ゲートウェイから着信の要求を受信する着信要求受信手段と、着信を要求した前記ゲートウェイから受信した着信者識別情報と、前記第一のデータベース内のサービス内容とを基に、着信先の端末を選択する着端末先選択手段と、前記着端末選択手段が選択した端末へ、着信の要求があったゲートウェイのアドレスを呼接続先アドレスとして通知し、着信を要求する着信要求手段と、課金情報を記憶する課金情報記憶手段と、端末から呼の開始及び終了の通知を受信し、該端末のユーザグループの識別情報と、通話時間とを前記課金情報記憶手段に書き込む課金情報収集手段と、を具備することを特徴とするサーバである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一実施の形態による構内電話交換システムの構成を示すブロック図である。
通信事業者は、IP(Internet Protocol)網L内にIP交換網Nを構成する。IP交換網Nには各種データベースと接続される1つまたは複数の交換サーバ7が設置され、他通信事業者の保有するGW(ゲートウェイ)20と接続されている。通信事業者は、同じ構内電話交換のグループ内での発着信(内線電話)、及び、公衆電話網Pを介した端末2との、あるいは、外部IP網Mを介した端末3との発着信(外線電話)が可能な構内電話交換サービスを提供する。
複数の企業ユーザは、通信事業者の提供する構内電話交換サービスを受けており、端末1a、1b、1c、1dからなる構内電話交換のグループと、端末1e、1fからなる構内電話交換のグループを構成する。端末1a、1b、1cと端末1dは同一の構内電話交換のグループに属するが、地理的に離れたビルなどに存在し、それぞれのビル毎にIP網と常時接続回線で接続されている。端末1a、1b、1c、1dはさらにサブグループに分割されており、端末1a、1bはサブグループ1、端末1cはサブグループ2、端末1dはサブグループ3に属している。
【0016】
端末1a,1b、1c、1d、1e、1f(以下、端末1a,1b,1c、1d、1e、1fを端末1と記述する)はボタンを備えたIP電話機であり、具体的には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成され、CPUがメモリに記録されたプログラムを読み出し逐次実行することにより、以下の機能を実現するものである。
端末1は、xDSL(Digital Subscriber Line)やFTTH(Fiber to the home)、CATV(Community Antenna Television)などのIP常時接続でIP交換網Nへ接続される。また、端末1はTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)、SIP(Session Initiation Protocol)やH.323などのIP上の呼制御プロトコル、及び、G.711、G723.1、G.729などの、音声をIPデータに変換するためのコーディックを実装する。そして、交換サーバ7の指示によりGW20あるいは着端末とIPによる電話通信の機能を実現する。さらに、端末1は、交換サーバ7から受信した信号の指示により着信等を示すランプを点灯・消灯する機能や、ボタンに代表電話番号などの番号情報や保留のための番号などを割り付ける機能を備える。また、自身の属する構内電話交換のグループを識別するグループIDと、自端末を識別するための端末IDと、自端末の製造メーカ名及び型番からなる端末型情報を記憶している。
【0017】
端末2は一般のアナログ電話機やISDN(Integrated Service Digital Network)電話機であり、公衆電話網Pを介した電話の発着信の機能を実現する。
【0018】
端末3はIP電話機であり、TCP/IPが実装され、SIPやH.323などのIP上の呼制御プロトコル及びG.711、G723.1、G.729などの、音声をデータに変換するためのコーディックとを実装し、外部IP網Mを介したIPによる電話通信の機能を実現する。
【0019】
交換サーバ7は、具体的には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成され、CPUがメモリに記録されたプログラムを読み出し逐次実行することにより、以下の機能を実現するものである。
交換サーバ7は、TCP/IP及びSIPやH.323などのIP上の呼制御プロトコルを実装している。また、提供許可サービスデータベース12、内線構成端末データベース13、内部状態データベース14、内外線ルーティングデータベース15及び課金情報管理データベース19などのデータベースと相互動作して、端末1やゲートウェイ20の発呼・着呼を制御する。
【0020】
提供許可サービスデータベース12は、具体的には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成される。
提供許可サービスデータベース12は、TCP/IPを実装しており、構内電話交換サービスのサービス内容にかかわる情報、すなわち、呼の状態遷移に従って変化することのない静的な情報を記憶する。例えば、
・収容する端末ID(グループID/サブグループ毎)
・相互接続を許可するGW(グループID/サブグループ/端末毎)
・ダイヤルイン契約及びダイヤルイン番号
・代表番号契約及び代表番号
・発信規制
・着信規制
などを記憶している。
【0021】
内線構成端末データベース13は、具体的には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成される。
内線構成端末データベース13は、TCP/IPを実装しており、例えば、端末型情報(製造メーカ及び型番)毎に、
・備えられているボタン・ランプの数
・各ボタンの機能
・ソフトウェアバージョン
などの情報を記憶している。
【0022】
内部状態データベース14は、具体的には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成される。
内部状態データベース14は、TCP/IPを実装しており、呼の状態遷移によって変化する動的な情報を記憶する。例えば、
・現在の端末毎の呼の状態(呼出中、通話中、空など)
・現在端末のボタンに割り当てられている機能及び情報
・GWリソースの使用状態
などを記憶する。
【0023】
内外線ルーティングデータベース15は、具体的には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成される。
内外線ルーティングデータベース15は、TCP/IPを実装しており、着信先を示す相手番号から接続すべきGW20、端末1あるいは端末3、及び、前記着信先のGW20、端末1あるいは端末3が存在する地理的な位置を示す対地情報を取得するためのルーティングテーブルをグループID毎に記憶する。相手番号には、電話番号やURL(Universal Resource Locator)などが使用される。
【0024】
課金情報管理データベース19は、具体的には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成される。
課金情報管理データベース19は、TCP/IPを実装しており、各端末の利用状況に応じた課金情報を蓄積する。例えば、グループID毎に
・呼毎の発信あるいは着信した端末ID
・呼毎のGWの呼処理番号(GWが発信を受け付けた呼毎に割り当てる番号)
・呼毎の接続先の対地情報
・呼毎の通話時間
・呼毎の料金
・月毎の契約固定料金(サービスの契約内容に依存した固定料金)
・月毎の従量料金(呼数、通話時間、接続先の対地により変動する料金)
などを蓄積する。
【0025】
GW20は、具体的には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成され、CPUがメモリに記録されたプログラムを読み出し逐次実行することにより、以下の機能を実現するものである。
GW20は、公衆電話網Pと接続するためのPRI(Primary Rate Interface)などの加入者線−交換機間インタフェース、あるいは、STM(Synchronous transport module)−0/1やT−1などの音声の送受信及び共通線信号などの呼制御信号の送受信に使用する交換機間インタフェースを実装する。さらにGW20は、TCP/IP、SIPやH.323などのIP上の呼制御プロトコル、G.711、G.729などの、音声をIPデータに変換するためのコーディックを実装する。そして、交換サーバ7の指示により、端末1との間の音声回線のコネクションを確立・切断したり、公衆電話網Pと接続される音声回線上の音声データとIP上の音声データを変換する機能を実現する。さらに、番号情報から着信ルートを決定するための番号解決データベース21と相互動作して、着信者への呼のルーティングを実現する。
【0026】
番号解決データベース21は、具体的には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成される。
番号解決データベース21は、TCP/IPを実装しており、着信先を示す着番号から接続すべき交換サーバ7を取得するためのデータを記憶する。
【0027】
次に、端末1を構内電話交換サービスの端末として構内電話交換システムに登録し、発着信が可能な状態にするための、端末の登録認証及び活性化の手順について説明する。図2は、登録認証及び活性化の手順を示すシーケンス図である。
まず、端末1は、交換サーバ7へ自身のグループID、端末ID、及び、活性化情報を送信する(IF31)。活性化情報は、端末型情報及びユーザ設定情報からなる。ユーザ設定情報は、例えば、端末に備えられているボタンのうち、代表番号をボタン1に、ダイヤルイン番号をボタン2に割り当てるなど、端末のボタンやランプに割り当てる機能に関するユーザの要求を示す。
【0028】
交換サーバ7はグループID、端末ID、及び、活性化情報を受信すると、まず、グループID及び端末IDを提供許可サービスデータベース12へ通知する(IF32)。提供許可サービスデータベース12は、受信したグループIDが構内交換サービスのユーザとして登録されているか、また、受信した端末IDがグループIDで識別される端末として登録されているかをチェックする。提供許可サービスデータベース12はグループID及び端末IDが登録されていることを確認すると、OKを交換サーバ7へ返送し、交換サーバ7は、グループID及び端末IDの認証が成功したと認識する(IF33)。
【0029】
次に、交換サーバ7は、内線構成端末データベース13へIF31において受信した端末型情報を通知する(IF36)。内線構成端末データベース13は、端末1が備えるボタン・ランプの数や各ボタンの機能などの情報であるハードウェア情報と、ソフトウェアバージョンなどを示すソフトウェア情報とを読み出し、交換サーバ7へ返送する(IF37)。
【0030】
すると、交換サーバ7は、提供許可サービスデータベース12にグループID、端末ID、端末型情報、ハードウェア情報、ソフトウェア情報、ユーザ設定情報を送信する(IF40)。提供許可サービスデータベース12は、グループID及び端末IDから代表番号契約とその代表番号、ダイヤルイン契約とそのダイヤルイン番号などの契約情報を読み出すとともに、端末型情報、ハードウェア情報、ソフトウェア情報の内容と、ユーザ設定情報の内容を比較して、代表番号着信時にどのランプを光らせるか、ダイヤルイン番号をどのボタンに割り当てるかなど、実際に端末1のボタンやランプなどに割り当てる機能及び情報を決定し、端末動作記述として交換サーバ7へ通知する(IF41)。
【0031】
続いて、交換サーバ7は、端末1の呼処理に関する情報を記録するメモリ領域を確保するとともに、IF41で受信した端末動作記述の書き込みを要求するため、グループID、端末ID、及び、端末動作記述を内部状態データベース14へ通知する(IF44)。内部状態データベース14は、受信したグループID及び端末IDで識別される端末のためのメモリを確保して端末動作記述を書き込むと、メモリ確保と端末動作記述の書き込みが成功した旨を通知する(IF45)。
【0032】
そして、交換サーバ7は、メモリ確保と端末動作記述の書き込みが成功したことを認識すると、端末1へ端末状態指示を送信することにより、端末1が活性化した、すなわち、構内電話交換サービスが受けられる状態になったことを通知する(IF48)。この端末状態指示には、IF45で受信した端末動作記述が含まれる。端末1は、端末状態指示を受信すると、登録が成功したことを認識する。そして、端末動作記述に従って、ボタンやランプに機能と情報を割り当てる。
【0033】
次に、端末1の公衆電話網Pを介した端末2への発信、すなわち外線発信の手順を説明する。図3は、端末1から端末2への外線発信の手順を示すシーケンス図である。
まず、端末1は、グループID、端末ID及び発信要求を予め指定された交換サーバ7へ送信する(IF51)。発信要求には、端末2の電話番号が設定された相手番号が含まれる。交換サーバ7は、グループID及び端末IDを提供許可サービスデータベース12へ通知し(IF52)、提供許可サービスデータベース12は、受信したグループIDが構内交換サービスのユーザであるか、また、受信した端末IDがグループIDで識別されるユーザとして登録されているかをチェックし、グループID及び端末IDが登録されていればOKを交換サーバ7へ通知する(IF53)。
【0034】
次に、交換サーバ7は、端末1から受信したグループIDと相手番号を内外線ルーティングデータベース15へ通知する(IF56)。内外線ルーティングデータベース15は、グループID毎に記憶するルーティングテーブルを用いて、相手番号から着信者である端末2へのルートを収容するGW20のアドレスと端末2の対地情報を読み出して、交換サーバ7へ返送する(IF57)。
【0035】
すると、交換サーバ7は、グループID、端末ID及びGWアドレスを提供許可サービスデータベース12へ通知する(IF58)。提供許可サービスデータベース12は、グループID及び端末IDでサービス提供条件を検索し、端末1の発信が規制されていないか、端末1が通知されたGW20を使用してよいか、などを確認する。そして、端末1にGW20を使用した当該呼の発信を許可されている場合は、OKを交換サーバ7に返送する(IF59)。
【0036】
次に、交換サーバ7は内部状態データベース14へグループID、端末ID及びGWアドレスを通知する(IF60)。内部状態データベース14は、通知されたグループID及び端末IDで示される端末1に対するメモリが確保されているか、端末1が現在発呼を要求できる呼の状態にあるか、また、通知されたGWアドレスで示されるGW20のリソースに空があるかどうかを確認し、確認がOKであれば交換サーバ7へ通知する(IF61)。このとき、外線発信を示すランプの情報があれば併せて通知し、さらに、GW20のリソースの使用状態情報に使用中リソースが1増えた旨を書き込む。
【0037】
続いて、交換サーバ7は、GWアドレスの示すGW20へリソース要求、グループID、端末ID、及び、端末1のアドレスを送信する(IF64)。GW20は、リソース要求を受信すると、まず、この情報の送信元である交換サーバ7からの呼の接続を許可するか検証する。接続を許可する場合は、今回要求された当該呼の接続にのみ有効なパスワードを生成し、さらに、当該呼を識別するために割り当てる呼処理番号をハントして、これらをグループID、端末ID及び端末アドレスと共に記憶する。そして、自身のポート番号(信号がどのアプリケーションのためのものであるかを識別するためにTCP上で使用される番号)、パスワード、及び、呼処理番号を交換サーバ7へ通知する(IF65)。交換サーバ7は、GW20のGWアドレスと、GW20から受信したポート番号及びパスワードを端末1へ通知する(IF67)。このとき、点灯すべきランプを指定する情報を合わせて送信する。
【0038】
端末1は、指定されたランプを点灯するとともに、受信したGWアドレスの示すGW20に対して、通知されたポート番号宛てに接続要求及びパスワードを送信する(IF68)。ゲートウェイ20は、端末1から接続要求及びパスワードを受信すると、この情報(IF68)の送信元の端末アドレスが、自身が以前接続を許可した端末アドレスであるかを記憶していた端末アドレスと比較して確認し、記憶していたパスワードと受信したパスワードと比較して端末1を認証する。端末1が認証されるとGW20は、公衆電話網Pを介して電話網の呼制御プロトコルを使用して端末2との呼を確立するとともに、端末1及びGW20間でIP上の呼制御プロトコルを使用した呼接続処理を行う。このとき、音声データの送受信のための音声パスも確立される。
【0039】
そして、端末1及びGW20間の呼が確立され、端末1−端末2間の通話が開始されると、端末1は発信通話中、グループID及び端末IDを通知する(IF71)。一方、GW20も通話が開始されると、発信通話中、グループID、端末ID及び呼処理番号を交換サーバ7へ通知する(IF72)。交換サーバ7は、これらの発信通話中の通知(IF71、IF72)のどちらかを受信すると、通話時間のカウントを開始する。そして、交換サーバ7は、受信したグループID及び端末IDを内部状態データベース14に通知する(IF73)。内部状態データベース14は、グループID及び端末IDで識別される端末1が通話中になったことをメモリに書き込むとともに、書き込みが正常に行われた場合にはOKを返送する(IF74)。
【0040】
そして、端末1−GW20間の通話が終了した場合には、端末1はグループID及び端末IDと終話を交換サーバ7へ通知する(IF75)。一方、GW20も終話により、グループID、端末ID、呼処理番号、公衆電話網Pから終話時に通知された料金及び終話を交換サーバ7へ通知する(IF76)。交換サーバ7は、これらの終話の通知(IF75、IF76)のどちらかを受信すると、通話時間のカウントを終了する。そして、交換サーバ7は、グループID及び端末IDを内部状態データベース14に通知する(IF77)。内部状態データベース14は、グループID及び端末IDで識別される端末1が終話したことメモリに書き込むとともに、GW20のリソース使用状態情報に空リソースが1増えた旨を書き込み、これらの書き込みが正常に行われた場合にはOKを返送する(IF78)。さらに、GW20から発信通話中(IF72)で受信した呼処理番号と、終話(IF76)で受信した呼処理番号とが同一であることを確認し、課金情報管理データベース19へ書込、グループID、端末ID、呼処理番号、対地、通話時間、及び、料金を課金情報管理データベース19へ通知し(IF79)、課金情報管理データベース19はこれらの情報を記憶する。
【0041】
なお、交換サーバ7は、端末1からの発信の要求(IF51)を受信してから、端末1へGWアドレスを通知する(IF67)までに、何れかのデータベースあるいはGW20からエラーやNG、接続不可などが返送された場合には、端末1へ発信が不可であることを通知し、端末1は、話中音を送出する。
【0042】
また、外線発信手順において着信先が外部IP網Mを介した端末3であった場合、端末1が発信を要求するIF51から交換サーバ7が内外線ルーティングデータベース15に着信先を問い合わせるIF56までは、端末1から端末2への外線発信の手順と同様である。そして、内外線ルーティングデータベース15からは着信する対象である端末3のIPアドレスが通知される。交換サーバ7は、端末1に端末3のIPアドレスを通知し、IP交換網Nと外部IP網Mを介して端末1と端末3の呼接続処理が行われる。
【0043】
次に、端末2の公衆電話網Pを介した端末1への発信、すなわち外線着信の手順を説明する。図4は、端末2から端末1への外線着信の手順を示すシーケンス図である。
端末2が端末1に対して着信を要求することにより、GW20は、公衆網電話網Pから端末2が指定した着番号と、端末2を識別する発番号を受信する。GW20は、受信した着番号を番号解決データベース21へ通知し(IF82)、この着番号で示される端末1が収容されている交換サーバ7のアドレスを取得する(IF83)。GW20は、着信先の端末1の認証に使用するため、今回の接続にのみ有効なパスワードを生成し、自身のポート番号、着番号及び発番号と共に取得した交換サーバアドレスで示される交換サーバ7へ送信する(IF85)。
【0044】
交換サーバ7は、受信した着番号を提供許可サービスデータベース12へ通知する(IF86)。提供許可サービスデータベース12は、この着番号で示されるダイヤルイン番号あるいは代表番号を持つグループID及びサブグループを取得するとともに、このグループID及びサブグループによりサービス提供条件を検証する。すなわち、GW20との接続が規制されていないか、着信規制されていないかなど、当該呼の着信が規制されていないかを確認する。着信を許可する場合は、グループID及びサブグループを交換サーバ7へ通知する(IF87)。すると、交換サーバ7は、取得したグループID及びサブグループを内部状態データベース14へ通知し(IF90)、このグループIDのサブグループを構成する端末のうち、状態が空であるなど、着信が可能な状態である端末を取得する(IF91)。このとき、内部状態データベース14は、外線着信を示すランプの情報があれば併せて通知し、GW20のリソースの使用状態情報に使用中リソースが1増えた旨を書き込む。なお、着信が可能である端末は、1つあるいは複数でありうる。交換サーバ7は、通知された着信可能な端末へ鳴動指示、発番号、IF85を受信したGW20のGWアドレス、パスワード及びポート番号と、点灯すべきランプを指定する情報を通知する(IF92)。端末1は、呼出音を鳴らすとともに発番号をディスプレイに表示し、指定されたランプを点灯する。
【0045】
ユーザが端末1に応答すると、端末1は、受信したGWアドレスの示すGW20に対して、通知されたポート番号宛てに接続要求とパスワードを送信する(IF93)。ゲートウェイ20は、端末1から接続要求とパスワードを受信すると、送信したパスワードと受信したパスワードと比較して端末1を認証する。端末1が認証されるとGW20は、公衆電話網Pを介して電話網の呼制御プロトコルを使用して端末2との呼を確立するとともに、端末1及びGW20間でIP上の呼制御プロトコルを使用して呼接続処理を行う。このとき、音声データの送受信のための音声パスも確立される。
【0046】
端末1及びGW20間で呼が確立すると、着信通話中、グループID及び端末IDを交換サーバ7へ通知する(IF94)。交換サーバ7は、通話時間のカウントを開始し、受信したグループID及び端末IDを内部状態データベース14に通知する(IF98)。内部状態データベース14は、グループID及び端末IDで識別される端末1が通話中になったことをメモリに書き込むとともに、書き込みが正常に行われた場合にはOKを返送する(IF99)。
【0047】
そして、端末1−端末2間の通話が終話した場合には、端末1は、終話、グループID、及び、端末IDを交換サーバ7へ送信する(IF101)。すると、交換サーバ7は、通話時間のカウントを停止し、グループID及び端末IDを内部状態データベース14に通知する(IF104)。内部状態データベース14は、グループID及び端末IDで識別される端末1が終話したことをメモリに書き込むとともに、GW20のリソース使用状態情報に空リソースが1増えた旨を書き込み、これらの書き込みが正常に行われた場合にはOKを返送する(IF105)。さらに交換サーバ7は、グループID、端末ID及び通話時間を課金情報管理データベース19へ通知し(IF107)、課金情報管理データベース19はこれらの情報を記録する。
【0048】
なお、外線着信手順において発信元が端末3であった場合、端末3から外部IP網Mを介して端末1の着番号と、端末3のポート番号が交換サーバ7へ通知される。交換サーバ7は、端末2から端末1への着信手順におけるIF86以降と同様に動作する。ただし、GW20は、端末3と置き換えることとし、パスワードは使用されなくともよい。
【0049】
次に、内線通話の接続手順について説明する。
本実施例では、発の端末を端末1a、着の端末を端末1dとする。
内線通話の初期の動作は、外線発信手順(図3)において端末1が発信を要求するIF51から交換サーバ7が内外線ルーティングデータベース15に着信先を問い合わせるIF56までの動作と同様である。そして、内線通話の場合、内外線ルーティングデータベース15からは着信する対象の端末1dのIPアドレスが通知される。交換サーバ7は、端末1aに受信した端末1dのIPアドレスを通知し、IP交換網Nを介して端末1a及び端末1d間でIP上の呼制御プロトコルを使用した呼接続処理が行われる。
【0050】
なお、構内電話交換のグループが当該構内交換グループを構成する端末を収容するGWを設置することで、外線発信と同様な手順で異なる構内電話交換のグループ間の通話を確立してもよい。
【0051】
そして、課金情報管理データベース19は、一ヶ月に一度など定期的に、提供許可サービスデータベース12にアクセスし、全グループIDについて、接続を許可するGWの数、収容する端末数、及び、ダイヤルインや代表番号など契約している付加サービス種別などのサービス内容を読み出す。そして、課金情報管理データベース19は、グループID毎に、契約しているサービス内容を基に契約固定料金を算出するとともに、記憶している通話に関する課金ログ情報から当該月の呼に係る料金である従量料金を算出して記憶する。
【0052】
なお、端末IDは、端末のMACアドレス、端末のIPアドレス、あるいは、構内電話交換グループ毎、グループ毎、ユーザ毎などに割り当てられたアカウントなどでもよい。
【0053】
また、構内電話交換のグループに対して、端末1の使用を許可するユーザを識別するためのアカウントと認証情報を付与し、活性化手順あるいは発信手順の最初に、端末1がこのアカウントとアカウントの認証情報を送出することで、ユーザを認証する処理を行ってもよい。この場合、提供許可サービスデータベース12がアカウントと認証情報を記憶し、交換サーバ7は提供許可サービスデータベース12に問い合わせることでユーザを認証する。
また、端末1は公衆電話網あるいはインターネットなどを介して交換サーバ7に接続されてもよい。
【0054】
また、呼接続処理、あるいは、音声データの送受信は、交換サーバ7をプロキシして行われてもよい。
また、IP交換網にDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバまたはBOOTP(BOOTstrap Protocol)をサポートするサーバなどを設置することにより、活性化手順実行時に端末1に動的にIPアドレス及びアクセスする交換サーバ7を指定してもよい。
また、構内電話交換のグループの配下にサブグループを作成せず、直接端末IDを収容してもよい。
【0055】
なお、上記実施の形態は、ボタンを備えたIP電話端末を使用しているが、ヘッドセットを備えたコンピュータ、あるいは、コンピュータと接続された電話端末でもよい。このときボタンとは、コンピュータと接続されるキーボードのキー、あるいは、コンピュータの画面上に表示され、カーソルで選択できるアイコン、さらには、契約するサービスの実行に必要なソフトウェアなどである。
また、IP電話端末は、一般電話機にIP電話プロトコルと一般電話のプロトコルの相互変換機能を備えたアダプタを接続したものでもよい。
【0056】
また、上述する実施の形態では、TCP/IPを使用しているが、他のプロトコルを使用してもよい。
【0057】
なお、上述の端末1、交換サーバ7、提供許可サービスデータベース12、内線構成端末データベース13、内部状態データベース14、内外線ルーティングデータベース15、課金情報管理データベース19、ゲートウェイ20、及び、番号解決データベース21は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
【0058】
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ROMの他に、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0059】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0060】
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザは、公衆ネットワーク網に設置され、複数のユーザで共用可能な構内電話交換システムにより、構内交換電話サービスを受けることが可能になるため、個別に高価なPBX交換機のような専用装置を設置する必要がなくなる。また、構内交換電話システムが備えるサービス契約情報のうち必要なサービスのみを選択して契約することができる。よって、ユーザはコストの削減が図れるとともに、サービスの追加や変更に伴う煩雑さが解消できる。
また、本発明によれば、地理的に離れたユーザであっても同一の構内交換電話サービスのグループを構成することができるため、ユーザは地域毎に専用装置を設置する必要がなくなるとともに、全端末に対して均一なサービスを受けることができる。
【0061】
また、通信事業者は、複数のユーザで共用可能な構内電話交換システムを公衆ネットワーク網に構築することにより、構内交換電話サービスを提供することが可能になる。よって、構内交換サービスの一括保守及び管理が可能となり、運用に係る負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態による構内電話交換システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施の形態による登録認証及び活性化の手順を示すシーケンス図である。
【図3】 同実施の形態による外線発信の手順を示すシーケンス図である。
【図4】 同実施の形態による外線着信の手順を示すシーケンス図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c、1d、1e、1f、2、3…端末
7…交換サーバ
12…提供許可サービスデータベース
13…内線構成端末データベース
14…内部状態データベース
15…内外線ルーティングデータベース
19…課金情報管理データベース
20…GW
21…番号解決データベース

Claims (5)

  1. ユーザグループを構成する端末と、呼接続ルートを収容するゲートウェイと、呼接続先を選択するサーバとから構成される構内電話交換システムであって、
    前記端末は、
    前記ユーザグループの識別情報と、端末識別情報と、呼の着信者を識別する着信者識別情報とを前記サーバへ送信し、発信を要求する発信要求手段と、
    前記発信要求手段による発信要求に対応して前記サーバから受信した接続先アドレスへ接続要求を送信し、呼を確立する呼確立手段とを具備し、
    前記サーバは、
    前記ユーザグループの識別情報と、前記ユーザグループを構成する端末の端末識別情報と、前記ユーザグループが契約するサービス内容とを記憶する第一のデータベースと、
    前記着信者識別情報と、接続先のゲートウェイまたは着信者のアドレスを記憶する第二のデータベースと、
    前記端末から発信の要求を受信する発信要求受信手段と、
    発信を要求した前記端末である発端末から受信したユーザグループの識別情報と、端末識別情報と、前記第一のデータベース内のサービス内容とを基に、前記発端末の発信を許可するかを判断する発信許可判断手段と、
    前記発信許可判断手段が発信を許可した場合、前記発端末から受信した着信者識別情報を基に、前記第二のデータベース内の接続先のゲートウェイまたは着信者のアドレスを選択する接続先選択手段と、
    前記発端末へ前記接続先選択手段が選択した接続先のゲートウェイまたは着信者のアドレスである接続先アドレスを通知する接続先通知手段と、
    前記接続先選択手段が選択したゲートウェイのアドレスへ、前記発端末から受信した着信者識別情報を送信し、発信を要求する発信要求手段とを具備し、
    前記ゲートウェイは、
    前記サーバから着信者識別情報を受信し、発信の要求を受け付ける発信要求受信手段と、
    前記発信要求受信手段で受信した着信者識別情報の示す着信者と当該ゲートウェイとの間の呼を接続する第一の呼接続手段と、
    当該呼の発信を要求した端末から接続要求を受信して、当該ゲートウェイとの間の呼を確立するとともに、前記第一の呼接続手段で確立した呼と相互接続して、呼を疎通させる第一の相互接続手段とを具備
    前記端末は、
    前記サーバから着信の要求を受信する着信要求受信手段を具備し、
    前記呼確立手段は、着信を要求した前記サーバから受信した接続先アドレスへ接続要求を送信して呼を確立し、
    前記サーバは、
    前記ゲートウェイから着信の要求を受信する着信要求受信手段と、
    着信を要求した前記ゲートウェイから受信した着信者識別情報と、前記第一のデータベース内のサービス内容とを基に、着信先の端末を選択する着端末先選択手段と、
    前記着端末選択手段が選択した端末へ、着信の要求があったゲートウェイのアドレスを呼接続先アドレスとして通知し、着信を要求する着信要求手段とを具備し、
    前記ゲートウェイは、
    着信者識別情報と接続先サーバとを記憶するデータベースと、
    発信者から着信者識別情報を受信し、着信の要求を受け付ける着信要求受信手段と、
    前記着信要求受信手段が受信した着信者識別情報を基に、前記データベース内の接続先サーバを選択し、前記着信者識別情報を送信して、着信を要求する着信要求手段と、
    前記発信者と当該ゲートウェイとの間の呼を接続する第二の呼接続手段と、
    当該呼の着信先の端末から接続要求を受信して当該ゲートウェイとの間の呼を確立し、前記第二の呼接続手段で確立した呼と相互接続して、呼を疎通させる第二の相互接続手段 とを具備する、
    ことを特徴とし、さらに、
    前記端末は、
    ユーザグループの識別情報と、端末識別情報と、該端末の型を示す端末型情報とをサーバへ送信し、端末の登録を要求する端末登録要求手段と、
    端末の登録を要求した前記サーバからボタンに割り当てる機能の情報を受信し、当該端末の備えるボタンに受信した機能を割り当てる端末活性化手段とを具備し、
    前記サーバは、
    端末からユーザグループの識別情報と、端末識別情報と、端末型情報とを受信し、登録の要求を受ける端末登録要求受信手段と、
    前記端末登録受信手段が受信したユーザグループの識別情報及び端末識別情報を基に、前記端末へ前記第一のデータベースに記憶されるサービスを提供可能にする端末登録手段と、
    前記端末登録受信手段が受信した前記端末型情報と、前記第一のデータベースとを基に、登録を要求した端末が備えるボタンに割り当てる機能の情報を決定し、前記端末へ通知する端末機能通知手段とを具備する、
    ことを特徴とする構内電話交換システム。
  2. 前記端末の呼確立手段は、前記ゲートウェイへ認証情報を送信して呼を確立し、
    前記ゲートウェイは、
    前記端末から認証情報を受信して、認証を行う認証手段を具備し、
    前記第一の呼接続手段及び前記第二の呼接続手段は、前記認証手段が端末を認証した場合に、前記端末との呼を確立する、
    ことを特徴とする請求項に記載の構内電話交換システム。
  3. 前記端末は、呼の開始及び終了を前記サーバへ通知する呼状態通知手段を具備し、
    前記サーバは、
    課金情報を記憶する課金情報記憶手段と、
    前記端末から呼の開始及び終了の通知を受信し、該端末のユーザグループの識別情報と、通話時間とを前記課金情報記憶手段に書き込む課金情報収集手段とを具備する、
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の構内電話交換システム。
  4. ユーザグループの識別情報と、端末識別情報と、該端末の型を示す端末型情報とをサーバへ送信し、端末の登録を要求する端末登録要求手段と、
    端末の登録を要求した前記サーバからボタンに割り当てる機能の情報を受信し、当該端末の備えるボタンに受信した機能を割り当てる端末活性化手段と、
    前記ユーザグループの識別情報と、端末識別情報と、呼の着信者を識別する着信者識別情報とを前記サーバへ送信し、発信を要求する発信要求手段と、
    サーバから着信の要求を受信する着信要求受信手段と、
    前記発信要求手段による発信要求に対応して前記サーバから受信した、または、着信を要求した前記サーバから受信した接続先アドレスへ接続要求を送信し、呼を確立する呼確立手段と、
    呼の開始及び終了を前記サーバへ通知する呼状態通知手段と、
    を具備することを特徴とする端末。
  5. ユーザグループの識別情報と、前記ユーザグループを構成する端末の端末識別情報と、前記ユーザグループが契約するサービス内容とを記憶する第一のデータベースと、
    着信者識別情報と、接続先のゲートウェイまたは着信者のアドレスを記憶する第二のデータベースと、
    端末からユーザグループの識別情報と、端末識別情報と、端末型情報とを受信し、登録の要求を受ける端末登録要求受信手段と、
    前記端末登録受信手段が受信したユーザグループの識別情報及び端末識別情報を基に、前記端末へ前記第一のデータベースに記憶されるサービスを提供可能にする端末登録手段と、
    前記端末登録受信手段が受信した前記端末型情報と、前記第一のデータベースとを基に、登録を要求した端末が備えるボタンに割り当てる機能の情報を決定し、前記端末へ通知する端末機能通知手段と、
    端末から発信の要求を受信する発信要求受信手段と、
    発信を要求した前記端末である発端末から受信したユーザグループの識別情報と、端末識別情報と、前記第一のデータベース内のサービス内容とを基に、前記発端末の発信を許可するかを判断する発信許可判断手段と、
    前記発信許可判断手段が発信を許可した場合、前記発端末から受信した着信者識別情報を基に、前記第二のデータベース内の接続先のゲートウェイまたは着信者のアドレスを選択する接続先選択手段と、
    前記発端末へ前記接続先選択手段が選択した接続先のゲートウェイまたは着信者のアドレスである接続先アドレスを通知する接続先通知手段と、
    前記接続先選択手段が選択したゲートウェイのアドレスへ、前記発端末から受信した着信者識別情報を送信し、発信を要求する発信要求手段と、
    ゲートウェイから着信の要求を受信する着信要求受信手段と、
    着信を要求した前記ゲートウェイから受信した着信者識別情報と、前記第一のデータベース内のサービス内容とを基に、着信先の端末を選択する着端末先選択手段と、
    前記着端末選択手段が選択した端末へ、着信の要求があったゲートウェイのアドレスを呼接続先アドレスとして通知し、着信を要求する着信要求手段と、
    課金情報を記憶する課金情報記憶手段と、
    端末から呼の開始及び終了の通知を受信し、該端末のユーザグループの識別情報と、通話時間とを前記課金情報記憶手段に書き込む課金情報収集手段と、
    を具備することを特徴とするサーバ。
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