JP2003324524A - 構内電話交換システム、端末、サーバ及びゲートウェイ - Google Patents

構内電話交換システム、端末、サーバ及びゲートウェイ

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JP2003324524A
JP2003324524A JP2002131797A JP2002131797A JP2003324524A JP 2003324524 A JP2003324524 A JP 2003324524A JP 2002131797 A JP2002131797 A JP 2002131797A JP 2002131797 A JP2002131797 A JP 2002131797A JP 2003324524 A JP2003324524 A JP 2003324524A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公衆ネットワーク網上で動作する構内電話交
換システムを提供する。 【解決手段】 端末1aが呼接続をする場合、ユーザグ
ループの識別情報、端末識別情報及び着信者識別情報を
交換サーバ7へ送信する。交換サーバ7は、ユーザグル
ープの識別情報、端末識別情報及び記憶するサービス契
約情報を基に端末1aを認証する。さらに、交換サーバ
7は、着信者識別情報から接続先のGW20を検知し、
GW20へ端末1aのアドレス情報を通知するととも
に、端末1aへGW20のアドレスを通知する。端末1
aは、受信したアドレスで示されるGW20との呼を接
続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、構内電話交換シ
ステム、端末、サーバ及びゲートウェイに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、IP(Internet Protocol)を利
用した通信トラヒックは急激に増加しており、それに伴
い、IP通信網は拡充され、IP通信網への広帯域アク
セスや常時接続なども提供されている。また、IP通信
機器は安価に提供され、IPを利用した電話サービスを
実現するVoIP(Voice over IP)も実現されてきて
いる。
【0003】しかし現在、VoIPの接続は基本的な二
者間呼が対象であり、PBX(Private Branch Exchang
e)などの構内交換サービスに関しては、端末が収容さ
れるビルなどにPBX交換機のような高価な専用装置の
設置が必要であった。さらに、同じ会社内で構内交換サ
ービスを構築する場合、地理的に離れた箇所に拠点があ
るときには、拠点ごとに専用装置を設置しなけばならな
いことがあった。これらにより、ユーザにコストがかか
っていた。よって、ユーザはコストを削減したいという
要求がある。また、サービスの追加や機能の変更などの
必要がある場合には、専用装置の販売元に依頼して直接
専用装置に対して作業を施してもらう必要があり、煩雑
であった。
【0004】一方、通信事業者は、専用装置のサポート
のために、個別にユーザの専用装置の設置場所に出向く
必要があった。これは、煩雑であるとともに、保守・運
用のための人的リソースもかかってしまっていた。そこ
で、通信事業者は保守・運用の負担を軽減したいという
要求がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な事情を考慮してなされたもので、その目的は、公衆ネ
ットワーク網上で動作する構内電話交換システムを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決すべくなされたもので、請求項1に記載の発明
は、ユーザグループを構成する端末と、呼接続ルートを
収容するゲートウェイと、呼接続先を選択するサーバと
から構成される構内電話交換システムであって、前記端
末は、前記ユーザグループの識別情報と、端末識別情報
と、呼の着信者を識別する着信者識別情報とを前記サー
バへ送信し、発信を要求する発信要求手段と、前記発信
要求手段による発信要求に対応して前記サーバから受信
した接続先アドレスへ接続要求を送信し、呼を確立する
呼確立手段とを具備し、前記サーバは、前記ユーザグル
ープの識別情報と、前記ユーザグループを構成する端末
の端末識別情報と、前記ユーザグループが契約するサー
ビス内容とを記憶する第一のデータベースと、前記着信
者識別情報と、接続先のゲートウェイまたは着信者のア
ドレスを記憶する第二のデータベースと、前記端末から
発信の要求を受信する発信要求受信手段と、発信を要求
した前記端末である発端末から受信したユーザグループ
の識別情報と、端末識別情報と、前記第一のデータベー
ス内のサービス内容とを基に、前記発端末の発信を許可
するかを判断する発信許可判断手段と、前記発信許可判
断手段が発信を許可した場合、前記発端末から受信した
着信者識別情報を基に、前記第二のデータベース内の接
続先のゲートウェイまたは着信者のアドレスを選択する
接続先選択手段と、前記発端末へ前記接続先選択手段が
選択した接続先のゲートウェイまたは着信者のアドレス
である接続先アドレスを通知する接続先通知手段と、前
記接続先選択手段が選択したゲートウェイのアドレス
へ、前記発端末から受信した着信者識別情報を送信し、
発信を要求する発信要求手段とを具備し、前記ゲートウ
ェイは、前記サーバから着信者識別情報を受信し、発信
の要求を受け付ける発信要求受信手段と、前記発信要求
受信手段で受信した着信者識別情報の示す着信者と当該
ゲートウェイとの間の呼を接続する第一の呼接続手段
と、当該呼の発信を要求した端末から接続要求を受信し
て、当該ゲートウェイとの間の呼を確立するとともに、
前記第一の呼接続手段で確立した呼と相互接続して、呼
を疎通させる第一の相互接続手段とを具備する、ことを
特徴とする構内電話交換システムである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の構内電話交換システムであって、前記端末は、前記サ
ーバから着信の要求を受信する着信要求受信手段を具備
し、前記呼確立手段は、着信を要求した前記サーバから
受信した接続先アドレスへ接続要求を送信して呼を確立
し、前記サーバは、前記ゲートウェイから着信の要求を
受信する着信要求受信手段と、着信を要求した前記ゲー
トウェイから受信した着信者識別情報と、前記第一のデ
ータベース内のサービス内容とを基に、着信先の端末を
選択する着端末先選択手段と、前記着端末選択手段が選
択した端末へ、着信の要求があったゲートウェイのアド
レスを呼接続先アドレスとして通知し、着信を要求する
着信要求手段とを具備し、前記ゲートウェイは、着信者
識別情報と接続先サーバとを記憶するデータベースと、
発信者から着信者識別情報を受信し、着信の要求を受け
付ける着信要求受信手段と、前記着信要求受信手段が受
信した着信者識別情報を基に、前記データベース内の接
続先サーバを選択し、前記着信者識別情報を送信して、
着信を要求する着信要求手段と、前記発信者と当該ゲー
トウェイとの間の呼を接続する第二の呼接続手段と、当
該呼の着信先の端末から接続要求を受信して当該ゲート
ウェイとの間の呼を確立し、前記第二の呼接続手段で確
立した呼と相互接続して、呼を疎通させる第二の相互接
続手段とを具備する、ことを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の構内電話交換システムであって、前記端末の呼確立手
段は、前記ゲートウェイへ認証情報を送信して呼を確立
し、前記ゲートウェイは、前記端末から認証情報を受信
して、認証を行う認証手段を具備し、前記第一の呼接続
手段及び前記第二の呼接続手段は、前記認証手段が端末
を認証した場合に、前記端末との呼を確立する、ことを
特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項2または
請求項3に記載の構内電話交換システムであって、前記
端末は、呼の開始及び終了を前記サーバへ通知する呼状
態通知手段を具備し、前記サーバは、課金情報を記憶す
る課金情報記憶手段と、前記端末から呼の開始及び終了
の通知を受信し、該端末のユーザグループの識別情報
と、通話時間とを前記課金情報記憶手段に書き込む課金
情報収集手段とを具備する、ことを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項2〜請求
項4のいずれかの項に記載の構内電話交換システムであ
って、前記端末は、ユーザグループの識別情報と、端末
識別情報と、該端末の型を示す端末型情報とをサーバへ
送信し、端末の登録を要求する端末登録要求手段と、端
末の登録を要求した前記サーバからボタンに割り当てる
機能の情報を受信し、当該端末の備えるボタンに受信し
た機能を割り当てる端末活性化手段とを具備し、前記サ
ーバは、端末からユーザグループの識別情報と、端末識
別情報と、端末型情報とを受信し、登録の要求を受ける
端末登録要求受信手段と、前記端末登録受信手段が受信
したユーザグループの識別情報及び端末識別情報を基
に、前記端末へ前記第一のデータベースに記憶されるサ
ービスを提供可能にする端末登録手段と、前記端末登録
受信手段が受信した前記端末型情報と、前記第一のデー
タベースとを基に、登録を要求した端末が備えるボタン
に割り当てる機能の情報を決定し、前記端末へ通知する
端末機能通知手段とを具備する、ことを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の発明は、ユーザグループ
の識別情報と、端末識別情報と、該端末の型を示す端末
型情報とをサーバへ送信し、端末の登録を要求する端末
登録要求手段と、端末の登録を要求した前記サーバから
ボタンに割り当てる機能の情報を受信し、当該端末の備
えるボタンに受信した機能を割り当てる端末活性化手段
と、前記ユーザグループの識別情報と、端末識別情報
と、呼の着信者を識別する着信者識別情報とを前記サー
バへ送信し、発信を要求する発信要求手段と、サーバか
ら着信の要求を受信する着信要求受信手段と、前記発信
要求手段による発信要求に対応して前記サーバから受信
した、または、着信を要求した前記サーバから受信した
接続先アドレスへ接続要求を送信し、呼を確立する呼確
立手段と、呼の開始及び終了を前記サーバへ通知する呼
状態通知手段と、を具備することを特徴とする端末であ
る。
【0012】請求項7に記載の発明は、ユーザグループ
の識別情報と、前記ユーザグループを構成する端末の端
末識別情報と、前記ユーザグループが契約するサービス
内容とを記憶する第一のデータベースと、着信者識別情
報と、接続先のゲートウェイまたは着信者のアドレスを
記憶する第二のデータベースと、端末からユーザグルー
プの識別情報と、端末識別情報と、端末型情報とを受信
し、登録の要求を受ける端末登録要求受信手段と、前記
端末登録受信手段が受信したユーザグループの識別情報
及び端末識別情報を基に、前記端末へ前記第一のデータ
ベースに記憶されるサービスを提供可能にする端末登録
手段と、前記端末登録受信手段が受信した前記端末型情
報と、前記第一のデータベースとを基に、登録を要求し
た端末が備えるボタンに割り当てる機能の情報を決定
し、前記端末へ通知する端末機能通知手段と、端末から
発信の要求を受信する発信要求受信手段と、発信を要求
した前記端末である発端末から受信したユーザグループ
の識別情報と、端末識別情報と、前記第一のデータベー
ス内のサービス内容とを基に、前記発端末の発信を許可
するかを判断する発信許可判断手段と、前記発信許可判
断手段が発信を許可した場合、前記発端末から受信した
着信者識別情報を基に、前記第二のデータベース内の接
続先のゲートウェイまたは着信者のアドレスを選択する
接続先選択手段と、前記発端末へ前記接続先選択手段が
選択した接続先のゲートウェイまたは着信者のアドレス
である接続先アドレスを通知する接続先通知手段と、前
記接続先選択手段が選択したゲートウェイのアドレス
へ、前記発端末から受信した着信者識別情報を送信し、
発信を要求する発信要求手段と、ゲートウェイから着信
の要求を受信する着信要求受信手段と、着信を要求した
前記ゲートウェイから受信した着信者識別情報と、前記
第一のデータベース内のサービス内容とを基に、着信先
の端末を選択する着端末先選択手段と、前記着端末選択
手段が選択した端末へ、着信の要求があったゲートウェ
イのアドレスを呼接続先アドレスとして通知し、着信を
要求する着信要求手段と、課金情報を記憶する課金情報
記憶手段と、端末から呼の開始及び終了の通知を受信
し、該端末のユーザグループの識別情報と、通話時間と
を前記課金情報記憶手段に書き込む課金情報収集手段
と、を具備することを特徴とするサーバである。
【0013】請求項8に記載の発明は、サーバから着信
者識別情報を受信し、発信の要求を受け付ける発信要求
受信手段と、前記発信要求受信手段で受信した着信者識
別情報の示す着信者と当該ゲートウェイとの間の呼を接
続する第一の呼接続手段と、当該呼の発信を要求した端
末から接続要求を受信して、当該ゲートウェイとの間の
呼を確立するとともに、前記第一の呼接続手段で確立し
た呼と相互接続して、呼を疎通させる第一の相互接続手
段と、着信者識別情報と接続先サーバとを記憶するデー
タベースと、発信者から着信者識別情報を受信し、着信
の要求を受け付ける着信要求受信手段と、前記着信要求
受信手段が受信した着信者識別情報を基に、前記データ
ベース内の接続先サーバを選択し、前記着信者識別情報
を送信して、着信を要求する着信要求手段と、前記発信
者と当該ゲートウェイとの間の呼を接続する第二の呼接
続手段と、当該呼の着信先の端末から接続要求を受信し
て当該ゲートウェイとの間の呼を確立し、前記第二の呼
接続手段で確立した呼と相互接続して、呼を疎通させる
第二の相互接続手段と、を具備することを特徴とするゲ
ートウェイである。
【0014】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
のゲートウェイであって、前記端末から認証情報を受信
し、認証を行う認証手段を具備し、前記第一の呼接続手
段及び前記第二の呼接続手段は、前記認証手段が端末を
認証した場合に、前記端末との呼を確立する、ことを特
徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、この発明の
実施の形態について説明する。図1は、この発明の一実
施の形態による構内電話交換システムの構成を示すブロ
ック図である。通信事業者は、IP(Internet Protoco
l)網L内にIP交換網Nを構成する。IP交換網Nに
は各種データベースと接続される1つまたは複数の交換
サーバ7が設置され、他通信事業者の保有するGW(ゲ
ートウェイ)20と接続されている。通信事業者は、同
じ構内電話交換のグループ内での発着信(内線電話)、
及び、公衆電話網Pを介した端末2との、あるいは、外
部IP網Mを介した端末3との発着信(外線電話)が可
能な構内電話交換サービスを提供する。複数の企業ユー
ザは、通信事業者の提供する構内電話交換サービスを受
けており、端末1a、1b、1c、1dからなる構内電
話交換のグループと、端末1e、1fからなる構内電話
交換のグループを構成する。端末1a、1b、1cと端
末1dは同一の構内電話交換のグループに属するが、地
理的に離れたビルなどに存在し、それぞれのビル毎にI
P網と常時接続回線で接続されている。端末1a、1
b、1c、1dはさらにサブグループに分割されてお
り、端末1a、1bはサブグループ1、端末1cはサブ
グループ2、端末1dはサブグループ3に属している。
【0016】端末1a,1b、1c、1d、1e、1f
(以下、端末1a,1b,1c、1d、1e、1fを端
末1と記述する)はボタンを備えたIP電話機であり、
具体的には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで
構成され、CPUがメモリに記録されたプログラムを読
み出し逐次実行することにより、以下の機能を実現する
ものである。端末1は、xDSL(Digital Subscriber
Line)やFTTH(Fiber to thehome)、CATV(C
ommunity Antenna Television)などのIP常時接続で
IP交換網Nへ接続される。また、端末1はTCP/I
P(Transmission Control Protocol/Internet Protoc
ol)、SIP(Session Initiation Protocol)やH.
323などのIP上の呼制御プロトコル、及び、G.7
11、G723.1、G.729などの、音声をIPデ
ータに変換するためのコーディックを実装する。そし
て、交換サーバ7の指示によりGW20あるいは着端末
とIPによる電話通信の機能を実現する。さらに、端末
1は、交換サーバ7から受信した信号の指示により着信
等を示すランプを点灯・消灯する機能や、ボタンに代表
電話番号などの番号情報や保留のための番号などを割り
付ける機能を備える。また、自身の属する構内電話交換
のグループを識別するグループIDと、自端末を識別す
るための端末IDと、自端末の製造メーカ名及び型番か
らなる端末型情報を記憶している。
【0017】端末2は一般のアナログ電話機やISDN
(Integrated Service Digital Network)電話機であ
り、公衆電話網Pを介した電話の発着信の機能を実現す
る。
【0018】端末3はIP電話機であり、TCP/IP
が実装され、SIPやH.323などのIP上の呼制御
プロトコル及びG.711、G723.1、G.729
などの、音声をデータに変換するためのコーディックと
を実装し、外部IP網Mを介したIPによる電話通信の
機能を実現する。
【0019】交換サーバ7は、具体的には、CPUなら
びにメモリを含む周辺LSIで構成され、CPUがメモ
リに記録されたプログラムを読み出し逐次実行すること
により、以下の機能を実現するものである。交換サーバ
7は、TCP/IP及びSIPやH.323などのIP
上の呼制御プロトコルを実装している。また、提供許可
サービスデータベース12、内線構成端末データベース
13、内部状態データベース14、内外線ルーティング
データベース15及び課金情報管理データベース19な
どのデータベースと相互動作して、端末1やゲートウェ
イ20の発呼・着呼を制御する。
【0020】提供許可サービスデータベース12は、具
体的には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構
成される。提供許可サービスデータベース12は、TC
P/IPを実装しており、構内電話交換サービスのサー
ビス内容にかかわる情報、すなわち、呼の状態遷移に従
って変化することのない静的な情報を記憶する。例え
ば、 ・収容する端末ID(グループID/サブグループ毎) ・相互接続を許可するGW(グループID/サブグルー
プ/端末毎) ・ダイヤルイン契約及びダイヤルイン番号 ・代表番号契約及び代表番号 ・発信規制 ・着信規制 などを記憶している。
【0021】内線構成端末データベース13は、具体的
には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成さ
れる。内線構成端末データベース13は、TCP/IP
を実装しており、例えば、端末型情報(製造メーカ及び
型番)毎に、 ・備えられているボタン・ランプの数 ・各ボタンの機能 ・ソフトウェアバージョン などの情報を記憶している。
【0022】内部状態データベース14は、具体的に
は、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成され
る。内部状態データベース14は、TCP/IPを実装
しており、呼の状態遷移によって変化する動的な情報を
記憶する。例えば、 ・現在の端末毎の呼の状態(呼出中、通話中、空など) ・現在端末のボタンに割り当てられている機能及び情報 ・GWリソースの使用状態 などを記憶する。
【0023】内外線ルーティングデータベース15は、
具体的には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで
構成される。内外線ルーティングデータベース15は、
TCP/IPを実装しており、着信先を示す相手番号か
ら接続すべきGW20、端末1あるいは端末3、及び、
前記着信先のGW20、端末1あるいは端末3が存在す
る地理的な位置を示す対地情報を取得するためのルーテ
ィングテーブルをグループID毎に記憶する。相手番号
には、電話番号やURL(Universal Resource Locato
r)などが使用される。
【0024】課金情報管理データベース19は、具体的
には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成さ
れる。課金情報管理データベース19は、TCP/IP
を実装しており、各端末の利用状況に応じた課金情報を
蓄積する。例えば、グループID毎に ・呼毎の発信あるいは着信した端末ID ・呼毎のGWの呼処理番号(GWが発信を受け付けた呼
毎に割り当てる番号) ・呼毎の接続先の対地情報 ・呼毎の通話時間 ・呼毎の料金 ・月毎の契約固定料金(サービスの契約内容に依存した
固定料金) ・月毎の従量料金(呼数、通話時間、接続先の対地によ
り変動する料金) などを蓄積する。
【0025】GW20は、具体的には、CPUならびに
メモリを含む周辺LSIで構成され、CPUがメモリに
記録されたプログラムを読み出し逐次実行することによ
り、以下の機能を実現するものである。GW20は、公
衆電話網Pと接続するためのPRI(Primary Rate Int
erface)などの加入者線−交換機間インタフェース、あ
るいは、STM(Synchronoustransport module)−0
/1やT−1などの音声の送受信及び共通線信号などの
呼制御信号の送受信に使用する交換機間インタフェース
を実装する。さらにGW20は、TCP/IP、SIP
やH.323などのIP上の呼制御プロトコル、G.7
11、G.729などの、音声をIPデータに変換する
ためのコーディックを実装する。そして、交換サーバ7
の指示により、端末1との間の音声回線のコネクション
を確立・切断したり、公衆電話網Pと接続される音声回
線上の音声データとIP上の音声データを変換する機能
を実現する。さらに、番号情報から着信ルートを決定す
るための番号解決データベース21と相互動作して、着
信者への呼のルーティングを実現する。
【0026】番号解決データベース21は、具体的に
は、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成され
る。番号解決データベース21は、TCP/IPを実装
しており、着信先を示す着番号から接続すべき交換サー
バ7を取得するためのデータを記憶する。
【0027】次に、端末1を構内電話交換サービスの端
末として構内電話交換システムに登録し、発着信が可能
な状態にするための、端末の登録認証及び活性化の手順
について説明する。図2は、登録認証及び活性化の手順
を示すシーケンス図である。まず、端末1は、交換サー
バ7へ自身のグループID、端末ID、及び、活性化情
報を送信する(IF31)。活性化情報は、端末型情報
及びユーザ設定情報からなる。ユーザ設定情報は、例え
ば、端末に備えられているボタンのうち、代表番号をボ
タン1に、ダイヤルイン番号をボタン2に割り当てるな
ど、端末のボタンやランプに割り当てる機能に関するユ
ーザの要求を示す。
【0028】交換サーバ7はグループID、端末ID、
及び、活性化情報を受信すると、まず、グループID及
び端末IDを提供許可サービスデータベース12へ通知
する(IF32)。提供許可サービスデータベース12
は、受信したグループIDが構内交換サービスのユーザ
として登録されているか、また、受信した端末IDがグ
ループIDで識別される端末として登録されているかを
チェックする。提供許可サービスデータベース12はグ
ループID及び端末IDが登録されていることを確認す
ると、OKを交換サーバ7へ返送し、交換サーバ7は、
グループID及び端末IDの認証が成功したと認識する
(IF33)。
【0029】次に、交換サーバ7は、内線構成端末デー
タベース13へIF31において受信した端末型情報を
通知する(IF36)。内線構成端末データベース13
は、端末1が備えるボタン・ランプの数や各ボタンの機
能などの情報であるハードウェア情報と、ソフトウェア
バージョンなどを示すソフトウェア情報とを読み出し、
交換サーバ7へ返送する(IF37)。
【0030】すると、交換サーバ7は、提供許可サービ
スデータベース12にグループID、端末ID、端末型
情報、ハードウェア情報、ソフトウェア情報、ユーザ設
定情報を送信する(IF40)。提供許可サービスデー
タベース12は、グループID及び端末IDから代表番
号契約とその代表番号、ダイヤルイン契約とそのダイヤ
ルイン番号などの契約情報を読み出すとともに、端末型
情報、ハードウェア情報、ソフトウェア情報の内容と、
ユーザ設定情報の内容を比較して、代表番号着信時にど
のランプを光らせるか、ダイヤルイン番号をどのボタン
に割り当てるかなど、実際に端末1のボタンやランプな
どに割り当てる機能及び情報を決定し、端末動作記述と
して交換サーバ7へ通知する(IF41)。
【0031】続いて、交換サーバ7は、端末1の呼処理
に関する情報を記録するメモリ領域を確保するととも
に、IF41で受信した端末動作記述の書き込みを要求
するため、グループID、端末ID、及び、端末動作記
述を内部状態データベース14へ通知する(IF4
4)。内部状態データベース14は、受信したグループ
ID及び端末IDで識別される端末のためのメモリを確
保して端末動作記述を書き込むと、メモリ確保と端末動
作記述の書き込みが成功した旨を通知する(IF4
5)。
【0032】そして、交換サーバ7は、メモリ確保と端
末動作記述の書き込みが成功したことを認識すると、端
末1へ端末状態指示を送信することにより、端末1が活
性化した、すなわち、構内電話交換サービスが受けられ
る状態になったことを通知する(IF48)。この端末
状態指示には、IF45で受信した端末動作記述が含ま
れる。端末1は、端末状態指示を受信すると、登録が成
功したことを認識する。そして、端末動作記述に従っ
て、ボタンやランプに機能と情報を割り当てる。
【0033】次に、端末1の公衆電話網Pを介した端末
2への発信、すなわち外線発信の手順を説明する。図3
は、端末1から端末2への外線発信の手順を示すシーケ
ンス図である。まず、端末1は、グループID、端末I
D及び発信要求を予め指定された交換サーバ7へ送信す
る(IF51)。発信要求には、端末2の電話番号が設
定された相手番号が含まれる。交換サーバ7は、グルー
プID及び端末IDを提供許可サービスデータベース1
2へ通知し(IF52)、提供許可サービスデータベー
ス12は、受信したグループIDが構内交換サービスの
ユーザであるか、また、受信した端末IDがグループI
Dで識別されるユーザとして登録されているかをチェッ
クし、グループID及び端末IDが登録されていればO
Kを交換サーバ7へ通知する(IF53)。
【0034】次に、交換サーバ7は、端末1から受信し
たグループIDと相手番号を内外線ルーティングデータ
ベース15へ通知する(IF56)。内外線ルーティン
グデータベース15は、グループID毎に記憶するルー
ティングテーブルを用いて、相手番号から着信者である
端末2へのルートを収容するGW20のアドレスと端末
2の対地情報を読み出して、交換サーバ7へ返送する
(IF57)。
【0035】すると、交換サーバ7は、グループID、
端末ID及びGWアドレスを提供許可サービスデータベ
ース12へ通知する(IF58)。提供許可サービスデ
ータベース12は、グループID及び端末IDでサービ
ス提供条件を検索し、端末1の発信が規制されていない
か、端末1が通知されたGW20を使用してよいか、な
どを確認する。そして、端末1にGW20を使用した当
該呼の発信を許可されている場合は、OKを交換サーバ
7に返送する(IF59)。
【0036】次に、交換サーバ7は内部状態データベー
ス14へグループID、端末ID及びGWアドレスを通
知する(IF60)。内部状態データベース14は、通
知されたグループID及び端末IDで示される端末1に
対するメモリが確保されているか、端末1が現在発呼を
要求できる呼の状態にあるか、また、通知されたGWア
ドレスで示されるGW20のリソースに空があるかどう
かを確認し、確認がOKであれば交換サーバ7へ通知す
る(IF61)。このとき、外線発信を示すランプの情
報があれば併せて通知し、さらに、GW20のリソース
の使用状態情報に使用中リソースが1増えた旨を書き込
む。
【0037】続いて、交換サーバ7は、GWアドレスの
示すGW20へリソース要求、グループID、端末I
D、及び、端末1のアドレスを送信する(IF64)。
GW20は、リソース要求を受信すると、まず、この情
報の送信元である交換サーバ7からの呼の接続を許可す
るか検証する。接続を許可する場合は、今回要求された
当該呼の接続にのみ有効なパスワードを生成し、さら
に、当該呼を識別するために割り当てる呼処理番号をハ
ントして、これらをグループID、端末ID及び端末ア
ドレスと共に記憶する。そして、自身のポート番号(信
号がどのアプリケーションのためのものであるかを識別
するためにTCP上で使用される番号)、パスワード、
及び、呼処理番号を交換サーバ7へ通知する(IF6
5)。交換サーバ7は、GW20のGWアドレスと、G
W20から受信したポート番号及びパスワードを端末1
へ通知する(IF67)。このとき、点灯すべきランプ
を指定する情報を合わせて送信する。
【0038】端末1は、指定されたランプを点灯すると
ともに、受信したGWアドレスの示すGW20に対し
て、通知されたポート番号宛てに接続要求及びパスワー
ドを送信する(IF68)。ゲートウェイ20は、端末
1から接続要求及びパスワードを受信すると、この情報
(IF68)の送信元の端末アドレスが、自身が以前接
続を許可した端末アドレスであるかを記憶していた端末
アドレスと比較して確認し、記憶していたパスワードと
受信したパスワードと比較して端末1を認証する。端末
1が認証されるとGW20は、公衆電話網Pを介して電
話網の呼制御プロトコルを使用して端末2との呼を確立
するとともに、端末1及びGW20間でIP上の呼制御
プロトコルを使用した呼接続処理を行う。このとき、音
声データの送受信のための音声パスも確立される。
【0039】そして、端末1及びGW20間の呼が確立
され、端末1−端末2間の通話が開始されると、端末1
は発信通話中、グループID及び端末IDを通知する
(IF71)。一方、GW20も通話が開始されると、
発信通話中、グループID、端末ID及び呼処理番号を
交換サーバ7へ通知する(IF72)。交換サーバ7
は、これらの発信通話中の通知(IF71、IF72)
のどちらかを受信すると、通話時間のカウントを開始す
る。そして、交換サーバ7は、受信したグループID及
び端末IDを内部状態データベース14に通知する(I
F73)。内部状態データベース14は、グループID
及び端末IDで識別される端末1が通話中になったこと
をメモリに書き込むとともに、書き込みが正常に行われ
た場合にはOKを返送する(IF74)。
【0040】そして、端末1−GW20間の通話が終了
した場合には、端末1はグループID及び端末IDと終
話を交換サーバ7へ通知する(IF75)。一方、GW
20も終話により、グループID、端末ID、呼処理番
号、公衆電話網Pから終話時に通知された料金及び終話
を交換サーバ7へ通知する(IF76)。交換サーバ7
は、これらの終話の通知(IF75、IF76)のどち
らかを受信すると、通話時間のカウントを終了する。そ
して、交換サーバ7は、グループID及び端末IDを内
部状態データベース14に通知する(IF77)。内部
状態データベース14は、グループID及び端末IDで
識別される端末1が終話したことメモリに書き込むとと
もに、GW20のリソース使用状態情報に空リソースが
1増えた旨を書き込み、これらの書き込みが正常に行わ
れた場合にはOKを返送する(IF78)。さらに、G
W20から発信通話中(IF72)で受信した呼処理番
号と、終話(IF76)で受信した呼処理番号とが同一
であることを確認し、課金情報管理データベース19へ
書込、グループID、端末ID、呼処理番号、対地、通
話時間、及び、料金を課金情報管理データベース19へ
通知し(IF79)、課金情報管理データベース19は
これらの情報を記憶する。
【0041】なお、交換サーバ7は、端末1からの発信
の要求(IF51)を受信してから、端末1へGWアド
レスを通知する(IF67)までに、何れかのデータベ
ースあるいはGW20からエラーやNG、接続不可など
が返送された場合には、端末1へ発信が不可であること
を通知し、端末1は、話中音を送出する。
【0042】また、外線発信手順において着信先が外部
IP網Mを介した端末3であった場合、端末1が発信を
要求するIF51から交換サーバ7が内外線ルーティン
グデータベース15に着信先を問い合わせるIF56ま
では、端末1から端末2への外線発信の手順と同様であ
る。そして、内外線ルーティングデータベース15から
は着信する対象である端末3のIPアドレスが通知され
る。交換サーバ7は、端末1に端末3のIPアドレスを
通知し、IP交換網Nと外部IP網Mを介して端末1と
端末3の呼接続処理が行われる。
【0043】次に、端末2の公衆電話網Pを介した端末
1への発信、すなわち外線着信の手順を説明する。図4
は、端末2から端末1への外線着信の手順を示すシーケ
ンス図である。端末2が端末1に対して着信を要求する
ことにより、GW20は、公衆網電話網Pから端末2が
指定した着番号と、端末2を識別する発番号を受信す
る。GW20は、受信した着番号を番号解決データベー
ス21へ通知し(IF82)、この着番号で示される端
末1が収容されている交換サーバ7のアドレスを取得す
る(IF83)。GW20は、着信先の端末1の認証に
使用するため、今回の接続にのみ有効なパスワードを生
成し、自身のポート番号、着番号及び発番号と共に取得
した交換サーバアドレスで示される交換サーバ7へ送信
する(IF85)。
【0044】交換サーバ7は、受信した着番号を提供許
可サービスデータベース12へ通知する(IF86)。
提供許可サービスデータベース12は、この着番号で示
されるダイヤルイン番号あるいは代表番号を持つグルー
プID及びサブグループを取得するとともに、このグル
ープID及びサブグループによりサービス提供条件を検
証する。すなわち、GW20との接続が規制されていな
いか、着信規制されていないかなど、当該呼の着信が規
制されていないかを確認する。着信を許可する場合は、
グループID及びサブグループを交換サーバ7へ通知す
る(IF87)。すると、交換サーバ7は、取得したグ
ループID及びサブグループを内部状態データベース1
4へ通知し(IF90)、このグループIDのサブグル
ープを構成する端末のうち、状態が空であるなど、着信
が可能な状態である端末を取得する(IF91)。この
とき、内部状態データベース14は、外線着信を示すラ
ンプの情報があれば併せて通知し、GW20のリソース
の使用状態情報に使用中リソースが1増えた旨を書き込
む。なお、着信が可能である端末は、1つあるいは複数
でありうる。交換サーバ7は、通知された着信可能な端
末へ鳴動指示、発番号、IF85を受信したGW20の
GWアドレス、パスワード及びポート番号と、点灯すべ
きランプを指定する情報を通知する(IF92)。端末
1は、呼出音を鳴らすとともに発番号をディスプレイに
表示し、指定されたランプを点灯する。
【0045】ユーザが端末1に応答すると、端末1は、
受信したGWアドレスの示すGW20に対して、通知さ
れたポート番号宛てに接続要求とパスワードを送信する
(IF93)。ゲートウェイ20は、端末1から接続要
求とパスワードを受信すると、送信したパスワードと受
信したパスワードと比較して端末1を認証する。端末1
が認証されるとGW20は、公衆電話網Pを介して電話
網の呼制御プロトコルを使用して端末2との呼を確立す
るとともに、端末1及びGW20間でIP上の呼制御プ
ロトコルを使用して呼接続処理を行う。このとき、音声
データの送受信のための音声パスも確立される。
【0046】端末1及びGW20間で呼が確立すると、
着信通話中、グループID及び端末IDを交換サーバ7
へ通知する(IF94)。交換サーバ7は、通話時間の
カウントを開始し、受信したグループID及び端末ID
を内部状態データベース14に通知する(IF98)。
内部状態データベース14は、グループID及び端末I
Dで識別される端末1が通話中になったことをメモリに
書き込むとともに、書き込みが正常に行われた場合には
OKを返送する(IF99)。
【0047】そして、端末1−端末2間の通話が終話し
た場合には、端末1は、終話、グループID、及び、端
末IDを交換サーバ7へ送信する(IF101)。する
と、交換サーバ7は、通話時間のカウントを停止し、グ
ループID及び端末IDを内部状態データベース14に
通知する(IF104)。内部状態データベース14
は、グループID及び端末IDで識別される端末1が終
話したことをメモリに書き込むとともに、GW20のリ
ソース使用状態情報に空リソースが1増えた旨を書き込
み、これらの書き込みが正常に行われた場合にはOKを
返送する(IF105)。さらに交換サーバ7は、グル
ープID、端末ID及び通話時間を課金情報管理データ
ベース19へ通知し(IF107)、課金情報管理デー
タベース19はこれらの情報を記録する。
【0048】なお、外線着信手順において発信元が端末
3であった場合、端末3から外部IP網Mを介して端末
1の着番号と、端末3のポート番号が交換サーバ7へ通
知される。交換サーバ7は、端末2から端末1への着信
手順におけるIF86以降と同様に動作する。ただし、
GW20は、端末3と置き換えることとし、パスワード
は使用されなくともよい。
【0049】次に、内線通話の接続手順について説明す
る。本実施例では、発の端末を端末1a、着の端末を端
末1dとする。内線通話の初期の動作は、外線発信手順
(図3)において端末1が発信を要求するIF51から
交換サーバ7が内外線ルーティングデータベース15に
着信先を問い合わせるIF56までの動作と同様であ
る。そして、内線通話の場合、内外線ルーティングデー
タベース15からは着信する対象の端末1dのIPアド
レスが通知される。交換サーバ7は、端末1aに受信し
た端末1dのIPアドレスを通知し、IP交換網Nを介
して端末1a及び端末1d間でIP上の呼制御プロトコ
ルを使用した呼接続処理が行われる。
【0050】なお、構内電話交換のグループが当該構内
交換グループを構成する端末を収容するGWを設置する
ことで、外線発信と同様な手順で異なる構内電話交換の
グループ間の通話を確立してもよい。
【0051】そして、課金情報管理データベース19
は、一ヶ月に一度など定期的に、提供許可サービスデー
タベース12にアクセスし、全グループIDについて、
接続を許可するGWの数、収容する端末数、及び、ダイ
ヤルインや代表番号など契約している付加サービス種別
などのサービス内容を読み出す。そして、課金情報管理
データベース19は、グループID毎に、契約している
サービス内容を基に契約固定料金を算出するとともに、
記憶している通話に関する課金ログ情報から当該月の呼
に係る料金である従量料金を算出して記憶する。
【0052】なお、端末IDは、端末のMACアドレ
ス、端末のIPアドレス、あるいは、構内電話交換グル
ープ毎、グループ毎、ユーザ毎などに割り当てられたア
カウントなどでもよい。
【0053】また、構内電話交換のグループに対して、
端末1の使用を許可するユーザを識別するためのアカウ
ントと認証情報を付与し、活性化手順あるいは発信手順
の最初に、端末1がこのアカウントとアカウントの認証
情報を送出することで、ユーザを認証する処理を行って
もよい。この場合、提供許可サービスデータベース12
がアカウントと認証情報を記憶し、交換サーバ7は提供
許可サービスデータベース12に問い合わせることでユ
ーザを認証する。また、端末1は公衆電話網あるいはイ
ンターネットなどを介して交換サーバ7に接続されても
よい。
【0054】また、呼接続処理、あるいは、音声データ
の送受信は、交換サーバ7をプロキシして行われてもよ
い。また、IP交換網にDHCP(Dynamic Host Confi
guration Protocol)サーバまたはBOOTP(BOOTstrap Pr
otocol)をサポートするサーバなどを設置することによ
り、活性化手順実行時に端末1に動的にIPアドレス及
びアクセスする交換サーバ7を指定してもよい。また、
構内電話交換のグループの配下にサブグループを作成せ
ず、直接端末IDを収容してもよい。
【0055】なお、上記実施の形態は、ボタンを備えた
IP電話端末を使用しているが、ヘッドセットを備えた
コンピュータ、あるいは、コンピュータと接続された電
話端末でもよい。このときボタンとは、コンピュータと
接続されるキーボードのキー、あるいは、コンピュータ
の画面上に表示され、カーソルで選択できるアイコン、
さらには、契約するサービスの実行に必要なソフトウェ
アなどである。また、IP電話端末は、一般電話機にI
P電話プロトコルと一般電話のプロトコルの相互変換機
能を備えたアダプタを接続したものでもよい。
【0056】また、上述する実施の形態では、TCP/
IPを使用しているが、他のプロトコルを使用してもよ
い。
【0057】なお、上述の端末1、交換サーバ7、提供
許可サービスデータベース12、内線構成端末データベ
ース13、内部状態データベース14、内外線ルーティ
ングデータベース15、課金情報管理データベース1
9、ゲートウェイ20、及び、番号解決データベース2
1は内部に、コンピュータシステムを有している。そし
て、上述した動作の過程は、プログラムの形式でコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、この
プログラムをコンピュータシステムが読み出して実行す
ることによって、上記処理が行われる。ここでいうコン
ピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェ
アを含むものである。
【0058】また、「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、ROMの他に、磁気ディスク、光磁気ディ
スク、CD−ROM、DVD−ROM等の可搬媒体、コ
ンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記
憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可
能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワーク
や電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信され
た場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシ
ステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時
間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0059】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、
前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録され
ているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、い
わゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良
い。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザは、公衆ネット
ワーク網に設置され、複数のユーザで共用可能な構内電
話交換システムにより、構内交換電話サービスを受ける
ことが可能になるため、個別に高価なPBX交換機のよ
うな専用装置を設置する必要がなくなる。また、構内交
換電話システムが備えるサービス契約情報のうち必要な
サービスのみを選択して契約することができる。よっ
て、ユーザはコストの削減が図れるとともに、サービス
の追加や変更に伴う煩雑さが解消できる。また、本発明
によれば、地理的に離れたユーザであっても同一の構内
交換電話サービスのグループを構成することができるた
め、ユーザは地域毎に専用装置を設置する必要がなくな
るとともに、全端末に対して均一なサービスを受けるこ
とができる。
【0061】また、通信事業者は、複数のユーザで共用
可能な構内電話交換システムを公衆ネットワーク網に構
築することにより、構内交換電話サービスを提供するこ
とが可能になる。よって、構内交換サービスの一括保守
及び管理が可能となり、運用に係る負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態による構内電話交換
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施の形態による登録認証及び活性化の手
順を示すシーケンス図である。
【図3】 同実施の形態による外線発信の手順を示すシ
ーケンス図である。
【図4】 同実施の形態による外線着信の手順を示すシ
ーケンス図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c、1d、1e、1f、2、3…端
末 7…交換サーバ 12…提供許可サービスデータベース 13…内線構成端末データベース 14…内部状態データベース 15…内外線ルーティングデータベース 19…課金情報管理データベース 20…GW 21…番号解決データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安永 健治 大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 佐柄 和彦 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HB08 HD03 JA13 JT02 LB02 LB05 5K049 AA02 BB01 BB04 BB23 FF01 FF11 FF12 FF36 5K051 AA05 BB01 CC01 CC08 DD03 DD13 EE01 EE04 FF07 FF11 FF16 GG14 HH17 HH27 JJ04 JJ13 KK05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザグループを構成する端末と、呼接
    続ルートを収容するゲートウェイと、呼接続先を選択す
    るサーバとから構成される構内電話交換システムであっ
    て、 前記端末は、 前記ユーザグループの識別情報と、端末識別情報と、呼
    の着信者を識別する着信者識別情報とを前記サーバへ送
    信し、発信を要求する発信要求手段と、 前記発信要求手段による発信要求に対応して前記サーバ
    から受信した接続先アドレスへ接続要求を送信し、呼を
    確立する呼確立手段とを具備し、 前記サーバは、 前記ユーザグループの識別情報と、前記ユーザグループ
    を構成する端末の端末識別情報と、前記ユーザグループ
    が契約するサービス内容とを記憶する第一のデータベー
    スと、 前記着信者識別情報と、接続先のゲートウェイまたは着
    信者のアドレスを記憶する第二のデータベースと、 前記端末から発信の要求を受信する発信要求受信手段
    と、 発信を要求した前記端末である発端末から受信したユー
    ザグループの識別情報と、端末識別情報と、前記第一の
    データベース内のサービス内容とを基に、前記発端末の
    発信を許可するかを判断する発信許可判断手段と、 前記発信許可判断手段が発信を許可した場合、前記発端
    末から受信した着信者識別情報を基に、前記第二のデー
    タベース内の接続先のゲートウェイまたは着信者のアド
    レスを選択する接続先選択手段と、 前記発端末へ前記接続先選択手段が選択した接続先のゲ
    ートウェイまたは着信者のアドレスである接続先アドレ
    スを通知する接続先通知手段と、 前記接続先選択手段が選択したゲートウェイのアドレス
    へ、前記発端末から受信した着信者識別情報を送信し、
    発信を要求する発信要求手段とを具備し、 前記ゲートウェイは、 前記サーバから着信者識別情報を受信し、発信の要求を
    受け付ける発信要求受信手段と、 前記発信要求受信手段で受信した着信者識別情報の示す
    着信者と当該ゲートウェイとの間の呼を接続する第一の
    呼接続手段と、 当該呼の発信を要求した端末から接続要求を受信して、
    当該ゲートウェイとの間の呼を確立するとともに、前記
    第一の呼接続手段で確立した呼と相互接続して、呼を疎
    通させる第一の相互接続手段とを具備する、 ことを特徴とする構内電話交換システム。
  2. 【請求項2】 前記端末は、前記サーバから着信の要求
    を受信する着信要求受信手段を具備し、 前記呼確立手段は、着信を要求した前記サーバから受信
    した接続先アドレスへ接続要求を送信して呼を確立し、 前記サーバは、 前記ゲートウェイから着信の要求を受信する着信要求受
    信手段と、 着信を要求した前記ゲートウェイから受信した着信者識
    別情報と、前記第一のデータベース内のサービス内容と
    を基に、着信先の端末を選択する着端末先選択手段と、 前記着端末選択手段が選択した端末へ、着信の要求があ
    ったゲートウェイのアドレスを呼接続先アドレスとして
    通知し、着信を要求する着信要求手段とを具備し、 前記ゲートウェイは、 着信者識別情報と接続先サーバとを記憶するデータベー
    スと、 発信者から着信者識別情報を受信し、着信の要求を受け
    付ける着信要求受信手段と、 前記着信要求受信手段が受信した着信者識別情報を基
    に、前記データベース内の接続先サーバを選択し、前記
    着信者識別情報を送信して、着信を要求する着信要求手
    段と、 前記発信者と当該ゲートウェイとの間の呼を接続する第
    二の呼接続手段と、 当該呼の着信先の端末から接続要求を受信して当該ゲー
    トウェイとの間の呼を確立し、前記第二の呼接続手段で
    確立した呼と相互接続して、呼を疎通させる第二の相互
    接続手段とを具備する、 ことを特徴とする請求項1に記載の構内電話交換システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記端末の呼確立手段は、前記ゲートウ
    ェイへ認証情報を送信して呼を確立し、 前記ゲートウェイは、 前記端末から認証情報を受信して、認証を行う認証手段
    を具備し、 前記第一の呼接続手段及び前記第二の呼接続手段は、前
    記認証手段が端末を認証した場合に、前記端末との呼を
    確立する、 ことを特徴とする請求項2に記載の構内電話交換システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記端末は、呼の開始及び終了を前記サ
    ーバへ通知する呼状態通知手段を具備し、 前記サーバは、 課金情報を記憶する課金情報記憶手段と、 前記端末から呼の開始及び終了の通知を受信し、該端末
    のユーザグループの識別情報と、通話時間とを前記課金
    情報記憶手段に書き込む課金情報収集手段とを具備す
    る、 ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の構内
    電話交換システム。
  5. 【請求項5】 前記端末は、 ユーザグループの識別情報と、端末識別情報と、該端末
    の型を示す端末型情報とをサーバへ送信し、端末の登録
    を要求する端末登録要求手段と、 端末の登録を要求した前記サーバからボタンに割り当て
    る機能の情報を受信し、当該端末の備えるボタンに受信
    した機能を割り当てる端末活性化手段とを具備し、 前記サーバは、 端末からユーザグループの識別情報と、端末識別情報
    と、端末型情報とを受信し、登録の要求を受ける端末登
    録要求受信手段と、 前記端末登録受信手段が受信したユーザグループの識別
    情報及び端末識別情報を基に、前記端末へ前記第一のデ
    ータベースに記憶されるサービスを提供可能にする端末
    登録手段と、 前記端末登録受信手段が受信した前記端末型情報と、前
    記第一のデータベースとを基に、登録を要求した端末が
    備えるボタンに割り当てる機能の情報を決定し、前記端
    末へ通知する端末機能通知手段とを具備する、 ことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかの項に
    記載の構内電話交換システム。
  6. 【請求項6】 ユーザグループの識別情報と、端末識別
    情報と、該端末の型を示す端末型情報とをサーバへ送信
    し、端末の登録を要求する端末登録要求手段と、 端末の登録を要求した前記サーバからボタンに割り当て
    る機能の情報を受信し、当該端末の備えるボタンに受信
    した機能を割り当てる端末活性化手段と、 前記ユーザグループの識別情報と、端末識別情報と、呼
    の着信者を識別する着信者識別情報とを前記サーバへ送
    信し、発信を要求する発信要求手段と、 サーバから着信の要求を受信する着信要求受信手段と、 前記発信要求手段による発信要求に対応して前記サーバ
    から受信した、または、着信を要求した前記サーバから
    受信した接続先アドレスへ接続要求を送信し、呼を確立
    する呼確立手段と、 呼の開始及び終了を前記サーバへ通知する呼状態通知手
    段と、 を具備することを特徴とする端末。
  7. 【請求項7】 ユーザグループの識別情報と、前記ユー
    ザグループを構成する端末の端末識別情報と、前記ユー
    ザグループが契約するサービス内容とを記憶する第一の
    データベースと、 着信者識別情報と、接続先のゲートウェイまたは着信者
    のアドレスを記憶する第二のデータベースと、 端末からユーザグループの識別情報と、端末識別情報
    と、端末型情報とを受信し、登録の要求を受ける端末登
    録要求受信手段と、 前記端末登録受信手段が受信したユーザグループの識別
    情報及び端末識別情報を基に、前記端末へ前記第一のデ
    ータベースに記憶されるサービスを提供可能にする端末
    登録手段と、 前記端末登録受信手段が受信した前記端末型情報と、前
    記第一のデータベースとを基に、登録を要求した端末が
    備えるボタンに割り当てる機能の情報を決定し、前記端
    末へ通知する端末機能通知手段と、 端末から発信の要求を受信する発信要求受信手段と、 発信を要求した前記端末である発端末から受信したユー
    ザグループの識別情報と、端末識別情報と、前記第一の
    データベース内のサービス内容とを基に、前記発端末の
    発信を許可するかを判断する発信許可判断手段と、 前記発信許可判断手段が発信を許可した場合、前記発端
    末から受信した着信者識別情報を基に、前記第二のデー
    タベース内の接続先のゲートウェイまたは着信者のアド
    レスを選択する接続先選択手段と、 前記発端末へ前記接続先選択手段が選択した接続先のゲ
    ートウェイまたは着信者のアドレスである接続先アドレ
    スを通知する接続先通知手段と、 前記接続先選択手段が選択したゲートウェイのアドレス
    へ、前記発端末から受信した着信者識別情報を送信し、
    発信を要求する発信要求手段と、 ゲートウェイから着信の要求を受信する着信要求受信手
    段と、 着信を要求した前記ゲートウェイから受信した着信者識
    別情報と、前記第一のデータベース内のサービス内容と
    を基に、着信先の端末を選択する着端末先選択手段と、 前記着端末選択手段が選択した端末へ、着信の要求があ
    ったゲートウェイのアドレスを呼接続先アドレスとして
    通知し、着信を要求する着信要求手段と、 課金情報を記憶する課金情報記憶手段と、 端末から呼の開始及び終了の通知を受信し、該端末のユ
    ーザグループの識別情報と、通話時間とを前記課金情報
    記憶手段に書き込む課金情報収集手段と、 を具備することを特徴とするサーバ。
  8. 【請求項8】 サーバから着信者識別情報を受信し、発
    信の要求を受け付ける発信要求受信手段と、 前記発信要求受信手段で受信した着信者識別情報の示す
    着信者と当該ゲートウェイとの間の呼を接続する第一の
    呼接続手段と、 当該呼の発信を要求した端末から接続要求を受信して、
    当該ゲートウェイとの間の呼を確立するとともに、前記
    第一の呼接続手段で確立した呼と相互接続して、呼を疎
    通させる第一の相互接続手段と、 着信者識別情報と接続先サーバとを記憶するデータベー
    スと、 発信者から着信者識別情報を受信し、着信の要求を受け
    付ける着信要求受信手段と、 前記着信要求受信手段が受信した着信者識別情報を基
    に、前記データベース内の接続先サーバを選択し、前記
    着信者識別情報を送信して、着信を要求する着信要求手
    段と、 前記発信者と当該ゲートウェイとの間の呼を接続する第
    二の呼接続手段と、 当該呼の着信先の端末から接続要求を受信して当該ゲー
    トウェイとの間の呼を確立し、前記第二の呼接続手段で
    確立した呼と相互接続して、呼を疎通させる第二の相互
    接続手段と、 を具備することを特徴とするゲートウェイ。
  9. 【請求項9】 前記端末から認証情報を受信し、認証を
    行う認証手段を具備し、 前記第一の呼接続手段及び前記第二の呼接続手段は、前
    記認証手段が端末を認証した場合に、前記端末との呼を
    確立する、 ことを特徴とする請求項8に記載のゲートウェイ。
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