JP4001582B2 - 私設移動通信サービスシステム及びそれを利用した呼処理方法 - Google Patents

私設移動通信サービスシステム及びそれを利用した呼処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、私設移動通信サービスシステム及びそれを利用した呼処理方法に関し、特に、公衆移動通信サービスシステムと連結及び関連性を持たないで私設移動通信サービスを提供できる公衆用移動通信網と分離された私設移動通信サービスシステム及びそれを利用した呼処理方法に関する。
通常、区内の音声に対する私設有線通信サービスは、私設交換機(又はキーフォンシステム)によりサービスを実行し、データに対する通信サービスは、サーバーを利用したLANスイッチとルータなどにより行われている。
また、一般的に移動通信は、区内等の限定された領域とは関係なくとこでもサービスが可能であるが、これは移動通信サービスシステムを利用することであり、設定された領域内で別の課金なしに無線で通信できるように構成されていなかった。
即ち、有線私設交換機の端末機と移動通信サービス加入者の移動端末が通話するためには、各々の交換機から公衆網へ連結した後、相手の端末機へコールを連結する方式であった。
ここで、公衆網は、移動通信網と公衆電話交換網とを含む。これによって、有線加入者と移動通信サービス加入者が同一なビル内で通話しても使用料を払わなければならなかった。
したがって、有線加入者と移動通信サービス加入者が同一の特定事業場(一例でビル等)内で通話する場合、使用料を払わなくても通話が可能な私設移動通信サービスシステムが開発されており、先出願として特許文献1がある。(ここで、従来移動通信サービスシステムを公衆移動通信サービスシステムと称して私設移動通信サービスシステムと区別する。また、私設有線通信サービスと私設移動通信サービスを総称して私設通信網と区別する。)
韓国特許公開2001−107028(韓国特許出願2000−28172)
開発された私設移動通信サービスシステムは、私設移動通信サービスに登録された移動通信加入者が私設移動通信サービスが提供される地域内で別の使用料の支払いなしに私設移動通信サービスシステムに登録された他の移動通信加入者又は私設交換機に連結された内線でお互いに通話サービスを利用できるようにする。
図1は、従来技術による公衆及び私設移動通信サービスシステムの概念を説明するための網構成図である。 図1に図示されたように、従来技術による公衆及び私設移動通信サービスシステムは、公衆及び私設公有通信サービス領域である公衆/私設公有セル領域114を有しており、公衆/私設通信サービス装置112を備えている。
公衆移動通信サービスシステムに属している基地局(BTS)、即ち、図1に図示されたBTS(106−1、・・・、106−k、108−1)と、公衆/私設公有セル領域114にある私設基地局108−kを区別するために、私設基地局108−kをpBTS(Private BTS)と呼ぶ。
pBTS(108−k)は、公衆/私設公有セル領域114に属しているMS124と共に無線通信路を構成して無線資源を管理する機能を実行し、公衆/私設通信サービス装置112を通じて公衆移動通信サービスシステムのBSC、例えば、図1に図示されたBSC(104−m)と連結される。
公衆/私設通信サービス装置112は、公衆移動通信サービスシステムのBSC(104−m)、PSTN/ISDN116、IP網(Internet Protocol Network)118と接続される。公衆/私設通信サービス装置112は、公衆移動通信サービス及び私設移動通信サービスが公衆/私設公有セル領域114にあるMSに、例えば、図1のMS124に選択的に提供されるように移動通信サービスを実行する。
もし、MS124が私設移動通信サービスを受けるように公衆/私設通信サービス装置112に登録されている場合は、MS124は公衆移動通信サービスだけではなく私設移動通信サービスの提供も受けられる。
しかし、MS124に対する私設移動通信サービス登録が公衆/私設通信サービス装置112に登録されていない場合は、MS124は公衆移動通信サービスだけの提供を受けられる。また、公衆/私設通信サービス装置112は、PSTN/ISDN116及びIP網118との有線通信サービスも実行する。
しかしながら、従来の技術によると、私設移動通信サービスシステムが上位公衆移動通信網のBSCとBTSとの間に位置することによって上位公衆移動通信網に従属するので、私設 移動通信サービスシステムがこれを支援する特定業者の公衆移動通信網だけに対して連動が可能である問題点がある。
また、従来技術によると、私設移動通信サービスシステムのpBSCが上位公衆移動通信網のBSCと連動される構造を有することによって、私設移動通信網の基地局pBTSへ、または私設移動通信網の基地局pBTSでの全てのメッセージを公衆移動通信網へ、または私設移動通信網へルーチン処理しなければならないため荷重な負荷が発生する問題点がある。
また、従来技術によると、私設移動通信サービスシステムの無線環境を構築する際に、既存のBTSの環境を完璧に遮断する必要があるため無線環境を構築することが難しい。
したがって、本発明は上述したような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、既存の公衆移動通信サービスシステムに従属せずに区内無線網機能を提供できるようにした公衆用移動通信網と分離された私設移動通信サービスシステム及びそれを利用した呼処理方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、公衆移動通信サービスシステムの無線環境に影響を受けずに区内無線網機能を提供できるようにした公衆用移動通信網と分離された私設移動通信サービスシステム及びそれを利用した呼処理方法を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために本発明では、公衆/私設公有セル領域に位置して公衆移動通信サービスを提供する公衆基地局と、公衆/私設公有セル領域に位置して私設移動通信サービスを提供する私設基地局と、公衆専用セル領域から公衆/私設公有セル領域へ移動した際に、公衆基地局及び私設基地局と重畳的な無線通信路を設定し、使用者により入力された電話番号に私設移動通信サービスを要請する識別子が追加されているかどうかを判断して、識別子が追加されている場合は、私設基地局に通話チャンネルを設定し、識別子が追加されていない場合は、公衆基地局と通話チャンネルを設定する第1移動端末と、を含むことを特徴とする私設移動通信サービスシステムを提供する。
このシステムは、私設基地局を通じて第1移動端末から無線通信チャンネル設定要請がある場合に、第1移動端末が私設移動通信サービス加入者であるか否かを確認し、サービス加入者であれば、無線通信チャンネルを設定し、無線通信路が設定された第1移動端末から通話チャンネル要請がある場合、入力された電話番号に上記私設移動通信網サービスを要請する識別子が追加されているどうかを判別して私設基地局又は公衆基地局を通じて着信側端末と通話チャンネルを設定する私設通信サービス装置をさらに含むことができる。
第1移動端末は、入力された電話番号に識別子が追加されていると判別され、第1移動端末が私設網移動電話として動作する時、私設網無線周波数部を制御して私設移動通信サービス専用の周波数チャンネルを利用して私設基地局と通信する私設網制御部と、入力された電話番号に識別子が追加されていないと判別され、第1移動端末が公衆網移動電話として動作する時、公衆網無線周波数部を制御し、公衆移動通信サービス専用の周波数チャンネルを利用して公衆基地局と通信を実行する主制御部を利用する公衆網移動電話部と、を有する構造とすることができる。さらに、第1移動端末は、アンテナを通じて私設及び公衆移動通信サービス専用チャンネルの各々相違である周波数帯域で無線信号を受信して分離し、当該私設または公衆網無線周波数部によりマッチングさせ、アンテナを通じて私設または公衆網無線周波数部から無線信号を伝送するアンテナマッチング部をさらに有することもできる。
私設通信サービス装置は、内線電話との通話チャンネル設定要請がある場合、区内有線網を通じて内線電話と通話チャンネルを設定し、公衆専用セル領域に位置する移動端末との通話チャンネル設定要請がある場合、公衆電話網を通じて一般電話と通話チャンネルを設定し、公衆/私設公有セル領域に位置した他のサービス加入者の移動端末との通話チャンネル設定要請がある場合、私設移動通信網を通じて通話チャンネルを設定する私設交換機と、第1移動端末が私設基地局を通じて無線通信チャンネルの設定を要請する場合、第1移動端末が私設移動通信サービスの加入者であるか否かを確認し、サービス加入者である場合に無線通信チャンネルを設定し、私設基地局を通じて受信した通話チャンネル要請信号を私設交換機へ伝送し、私設交換機から受信した他のサービス加入者の移動端末との通話チャンネル要請に応じて私設基地局を通じて他のサービス加入者の移動端末と通話チャンネルを設定する私設基地局制御機と、を備えることができる。また、第1移動端末は、私設基地局を通じた私設移動通信サービス動作中、公衆基地局を通じた通話チャンネル要請信号がある場合、通話中であることを知らせる信号を公衆基地局へ伝送することができる。
また、本発明は、移動端末が公衆専用セル領域から公衆/私設公有セル領域へ移動した際に、該公衆/私設公有セル領域に位置した公衆基地局及び私設基地局の重畳的な無線通信チャンネルを設定する段階と、呼要請がある場合、移動端末による入力電話番号を検出して通話要請のための呼であるか否かを判断する段階と、電話番号に私設移動通信サービスを要請する識別子があるかないかを判断する段階と、判断結果、上記識別子がない場合に、公衆移動通信サービスシステムと通話チャンネルを設定し、上記識別子がある場合に、私設移動通信サービスシステムと通話チャンネルを設定する段階と、を含むことを特徴とする私設移動通信サービスシステムを利用した呼処理方法を提供する。
この方法において、私設基地局を通じて移動端末から無線通信チャンネルの設定要請がある場合、該移動端末が私設移動通信サービスの加入者であるか否かを判断する段階と、移動端末が私設移動通信サービスの加入者である場合、移動端末と私設通信サービス装置との電話通信を実行するための無線通信チャンネルを設定する段階と、無線通信チャンネルが設定された移動端末から通話チャンネル要請が受信された場合、その入力された電話番号に相応する着信側端末通話チャンネルを設定する段階と、をさらに含むことができる。また、移動端末が私設基地局を通じた私設移動通信サービス動作中に公衆基地局を通じた通話チャンネル要請信号がある場合、移動端末が通話中であることを知らせる信号を公衆基地局へ伝送する段階をさらに含むこともできる。
本発明によると、既存の公衆移動通信サービスシステムに従属することなく区内無線網機能を提供できる。
また、本発明によると、公衆移動通信サービスシステムの無線環境に影響を受けずに区内無線網機能を提供できる。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。
図2は、本発明による私設移動通信サービスシステムの実施例について、その概念を説明するための網構成図である。
図2に図示されるように、本発明の実施例では、公衆移動通信サービスと私設移動通信サービスとを共に提供するため、公衆及び私設公有通信サービス領域である公衆/私設公有セル領域214を有しており、公衆移動通信サービスを提供するため、公衆基地局制御機BSC(204−m)と公衆基地局BTS(208−K)を有しており、私設移動通信サービスを提供するため、私設通信サービス装置212と私設基地局pBTS209を備えている。
公衆/私設公有セル領域214は、特定集団の円滑な通信サービスの便宜を提供できるように設定することが好ましい。例えば、特定会社が一つのビルを使用している場合、そのビルが属した領域(area)を公衆/私設公有セル領域214として設定できる。
従来技術によると、公衆/私設公有セル領域214を設定するためには既存の公衆移動通信サービス事業者との協議が必要であったが、本発明では公衆移動通信サービスと私設移動通信サービスが連動しないので公衆移動通信サービス事業者との協議は必要ない。
pBTS209は、公衆/私設公有セル領域214に属しており、私設通信サービス装置212に私設移動通信サービスの利用が登録されているMS224が無線通信路の設定を要請する場合に無線通信路を構成して無線資源を管理する機能を実行し、MS224が私設通信サービス装置212を通じて私設移動通信サービスの利用が登録されている他の移動通信加入者または内線加入者との通話ができるようにサービスを提供する。ここで、私設有線通信サービス(区内内線加入者)と私設移動通信サービスを総称して私設通信網と区別する。
即ち、pBTS209は、私設通信サービス装置212に私設移動通信サービスの利用が登録されているMS224が無線通信路の設定を要請する場合には、無線通信路を設定して通話可能にする。一方、私設通信サービス装置212に私設移動通信サービスの利用が登録されていないMS224が無線通信路の設定を要請する場合には、無線通信路の設定不可信号をMS224へ伝送してMS224が私設移動通信サービスを利用できないようにする。
私設通信サービス装置212はPSTN/ISDN216及びIP網(Internet Protocol Network)218と接続される。私設通信サービス装置212は、私設移動通信サービスが、公衆/私設公有セル領域214にあり、私設移動通信サービスの利用が登録されているMSに、例えば、図2のMS224に提供されるように移動通信サービスを実行する。
即ち、MS224が私設移動通信サービスを提供できるように私設通信サービス装置212に利用登録されていると、私設通信サービス装置212はpBTS209を通じてMS224へ私設移動通信サービスを提供する。
また、MS224が私設通信サービス装置212に私設移動通信サービスの利用登録をされていないと、私設通信サービス装置212は、MS224がpBTS209を通じて無線通信路の設定を要請する場合に無線通信路の設定不可信号を伝送することにより、接続を遮断してMS224が私設移動通信サービスを利用できないようにする。
また、私設通信サービス装置212は、PSTN/ISDN216及びIP網218との有線通信サービスも実行する。一例で、私設通信サービス装置212は、公衆/私設公有セル領域214にあるMS224が公衆/私設公有セル領域214にいないMSとの通信を希望すると、PSTN216を経由して公衆移動通信網に接続して公衆/私設公有セル領域214にいないMSと通信路を設定して通話可能にする。
さらに、私設通信サービス装置212は、公衆/私設公有セル領域214にあるMS224が内線加入者ではない公衆網加入者との通話を希望すると、PSTN216を通じて公衆網加入者と通信路を設定して通話可能にする。
一方、公衆移動通信網は、通常、PLMN(Public Land Mobile Network)と称し、その公衆移動通信システムは、図2に図示されるように、複数個の移動交換局(MSC;Mobile Switching Center)202−1、・・・、202−nと、複数個の基地局制御局(BSC;Base Station Controller)204−1、・・・、204−mと、複数個の基地局(BTS;Base station Transceiver Subsystem)206−1、・・・、206−k、208−1、・・・、208−kと、移動端末(MS;Mobile Station)220、222、224及びHLR/VLR(Home Location Register / Visitor Location Register)210とで構成される。
複数個のMSC202−1、・・・、202−nの各々には複数個のBSC204−1、・・・、204−mがそれぞれ連結され、複数個のBSC204−1、・・・、204−mの各々には複数個のBTS206−1、・・・、206−k、208−1、・・・、208−kがそれぞれ連結される。
特に、公衆/私設公有セル領域214に位置したBTS208−kは、公衆/私設公有セル領域214に位置したMS224へ公衆移動通信サービスを提供する。
複数個のMSC202−1、・・・、202−nの各々は、自分に連結された複数個のBSC(例えば、204−1、・・・、204−m)をPSTN/ISDN(Public Switch Telephone Network/Integrated Services Digital Network)に接続させるか或は公衆移動通信網内の他のMSCとの接続制御を実行する。
複数個のBSC204−1、・・・、204−mの各々は、無線リンク制御、ハンドオフ機能を実行し、複数個のBTS206−1、・・・、206−k、208−1、・・・、208−kは、自分の通信サービス領域、即ち、自分のセル領域に属しているMS220、222、224と共に無線通信路を構成して無線資源を管理する機能を実行する。
HLR/VLR210において、HLRは加入者位置登録機能及び加入者の情報を記憶するデータベース機能を実行し、VLRは複数個のMSC202−1、・・・、202−nの中で対応MSCが担当するセル領域に存在するMSの情報を一時的に記憶するデータベースである。もし、MSが他のMSCが管理するセル領域へ移動するようになると、該当VLRに記憶された情報は削除される。
ここでは、公衆/私設公有セル領域214と区別するために公衆移動通信システムのBTS206−1、・・・、206−k、208−1、・・・、208−kの通信サービス領域を公衆セル領域215と称する。
通常、公衆セル領域215は、特定集団の円滑な通信サービスの便宜を提供できるように既存の公衆/私設公有セル領域214より一層広い。
一方、公衆/私設公有セル領域214に位置しているMS224は、公衆網のBTS208−kだけではなく私設網のpBTS209とも無線通信路を設定している。
即ち、MS224が公衆セル領域215の中で公衆専用セル領域(ここでは私設移動通信サービスが提供されない領域を公衆専用セル領域と称する。)から公衆/私設公有セル領域214へ移動する場合、公衆専用セル領域のBTS208−1、・・・から公衆/私設公有セル領域214を担当しているBTS208−kへハンドオフを実行するだけではなく、公衆/私設公有セル領域214に位置している私設網pBTS209とも無線通信路を設定する。
このような重畳的無線通信への設定は、BTS208−kとpBTS209が異なる周波数を使用しているので可能であり、MS224はpBTS209が使用する周波数をモニタリングしてpBTS209が使用する周波数の測定された電力が最小臨界値以上であるか、移動局と基地局との間の往復距離(RTD;セル半径)が最大半径以下であるか、順方向電力利得が最小臨界値以上であれば、pBTS209と無線通信路を設定して重畳的な無線通信路を設定する。
また、重畳的に無線通信路を構成しているMS224は、使用者が通話を希望する受信側電話番号(一般電話番号、内線番号、移動通信端末機の電話番号など)を入力すると、入力された電話番号に私設pBTS209と接続を希望する識別子(一例で#、*など)が具備されているかどうかを判断し、識別子が具備されていると、pBTS209へ電話番号を含んだ通話要請信号を伝送して通話路を設定することにより私設移動通信サービスを利用して通話可能にし、使用者が入力した電話番号に識別子が具備されていないと、BTS208−kと接続を希望することと判断し、電話番号を含んだ通話要請信号をBTS208−kへ伝送して通話路を設定して公衆移動通信サービスを利用して通話可能にする。
一例で、使用者が電話番号“#212”を入力すると、MS224は私設移動通信サービスの利用を希望する識別子“#”が含まれているので、私設移動通信サービスの利用を希望することと判断し、私設pBTS209へ電話番号“212”を含んだ通話要請信号を伝送して私設pBTS209を通じて内線番号“212”の内線加入者と通話可能にする。
また、使用者が電話番号“#02−212−8866”を入力すると、MS224は私設移動通信サービスの利用を希望する識別子“#”が含まれているので、私設移動通信サービスの利用を希望するとことと判断し、私設pBTS209へ電話番号“02−212−8866”を含んだ通話要請信号を伝送して私設pBTS209と公衆電話網を通じて電話番号“02−212−8866”の公衆電話網加入者と通話可能にする。
また、使用者が電話番号“#016−212−8866”を入力すると、MS224は私設移動通信サービスの利用を希望する識別子“#”が含まれているので、私設移動通信サービスの利用を希望することと判断し、私設pBTS209へ電話番号“016−212−8866”を含んだ通話要請信号を伝送して私設pBTS209を通じて公衆電話網を経由した公衆移動通信網を通じて“016−212−8866”の公衆移動通信サービス加入者と通話可能にする。
一方、使用者が私設移動通信サービスの利用を希望する識別子が追加されていない電話番号“02−212−8866”を入力すると、MS224は私設移動通信サービスの利用を希望する識別子“#”が含まれていないので、私設移動通信サービスの利用を希望しないことと判断し、公衆BTS208−kへ電話番号“02−212−8866”を含んだ通話要請信号を伝送して公衆BTS208−kを通じて電話番号“02−212−8866”の公衆電話網加入者と公衆移動通信網を経由した公衆電話網を通じて通話可能にする。
図3は図2のMSに対するブロック構成図で、私設網携帯電話部320,330と、公衆網携帯電話部340と、公用で使用する公用部310,360,370,380,390と、各構成部を総括制御する主制御部350から構成されている。
MSは、私設網無線周波数部320と、私設網携帯電話で動作時、私設網無線周波数(RF;radio frequency)部320を制御して私設pBTSと私設移動通信サービス専用の周波数チャンネルを利用して通信実行を担当する私設網制御部330とから構成されている。
ここで、私設網無線周波数部320は、送受信分離部、受信部、送信部、周波数合成部、信号処理部からなる(図示せず)。
周波数合成部は、私設網制御部330の制御を受け送信部及び受信部の送受信チャンネルを指定するための周波数を発生する。
また、送受信分離部は、送信あるいは受信された無線信号を分離してアンテナとアンテナマッチング部310と受信部へ伝達する送受信分離役割をする。
受信部は、送受信分離部で分離された無線信号をフィルタリングして雑音を減少させて周波数変換した後に信号処理部へ出力する。送信部は、信号処理部から入力される信号を周波数変換して無線信号形態で送受信分離部へ出力する。
また、信号処理部は、私設網制御部330の制御により動作し、受信部を通じて入力されたデジタル信号を復調した後、アナログ音声信号に変換してスピーカーを通じて送出する。また、信号処理部は入力されるアナログ音声信号をデジタル変換した後、デジタル信号に変調して送信部へ出力する。
また、信号処理部は、トーン発生器を具備し、私設網制御部330の制御を受けブザーを通じてトーンを発生させる。
このような私設網携帯電話部は、主制御部350により駆動が制御され、私設網制御部330は、私設網携帯電話で駆動時に音声通話及びデータ関連信号を主制御部350と送受信し、主制御部350を通じて公用部であるメモリ360、キーパッド370、表示部380、音声処理部390、マイク(MIC)、スピーカー(SPK)と接続される。
また、公衆網携帯電話部は、公衆網携帯電話で動作時、公衆BTSと公衆移動通信サービス専用の周波数チャンネルを利用して通信を実行する公衆網RF部340と、公衆網RF部340を制御し、携帯電話の全般的な動作を制御する主制御部350とから構成される。
公衆網RF部340は、アンテナを通じて入力される無線信号をフィルタリングなどの信号処理後に復調部(図示せず)へ出力し、復調部は、入力された高周波信号を本来信号に復調して主制御部350へ出力する。
アンテナマッチング部310は、アンテナ(ANT)を通じて送受信される私設及び公衆移動通信サービス専用チャンネルの各々相違である周波数バンド帯の無線信号を受信して分離して該当無線周波数部でマッチングさせ、送信時にも該当無線周波数部からの無線信号をアンテナを通じて送出する。
公用部として、キーパッド370は、各種ダイアリングのための数字キーと機能キーからなり、外部の操作、一般的な使用者操作により該当キーデータを主制御部350へ出力する。
表示部380は、主制御部350から各種表示データを受けて該当内容を表示する。メモリ360は、携帯電話動作に必要なプログラムを記憶するROMと、プログラム実行中に発生するデータを一時的に記憶するRAMからなる。
音声処理部390は、マイクとスピーカーに連結されてマイク(MIC)とスピーカー(SPK)を通じて入出力される音声信号を音声処理する。
上述のように、私設網携帯電話部と公衆網携帯電話部とで構成された携帯電話は、公衆/私設公有セル領域に位置する場合に私設網携帯電話及び公衆網携帯電話として動作する。
即ち、MSが公衆専用セル領域から公衆/私設公有セル領域へ移動する場合、公衆網携帯電話として継続動作するようにした状態で、私設移動通信サービス領域内であるか否かをチェックして(pBTSが使用する周波数の測定された電力が最小臨界値以上であるか、移動局と基地局との間の往復距離(RTD;セル半径)が最大半径以下であるか、順方向電力利得が最小臨界値以上であるかをチェックして)、私設移動通信サービス領域内であれば、私設移動通信サービス専用の周波数チャンネルを利用して私設pBTSと無線通信路を設定する。
また、MSは、私設用携帯電話及び公衆用携帯電話として動作する中に使用者から着信を希望する相手の電話番号が入力されると、私設移動通信サービスの利用を要請する識別子(一例で#、*等)があるかどうかを判断し、識別子があれば、私設用携帯電話を利用して私設網pBTSと通話路を設定して使用者に私設移動通信サービスを提供し、識別子がなければ、公衆網携帯電話を利用して公衆BTSと通話路を設定して使用者に公衆移動通信サービスを提供する。
一方、ここでは一つのアンテナを私設網携帯電話部と公衆網携帯電話部が公有して信号を処理する混合形MSに対して説明したが(この時、私設網携帯電話部と公衆網携帯電話部が使用する周波数がお互いに近接するので、一つのアンテナにより信号処理が可能である)、各々別のアンテナを具備して私設用携帯電話部と公衆用携帯電話部がお互いに相違である周波数帯域の信号を使用するハイブリッド形MSも本発明において使用可能である。
図4は、図2の私設通信サービス装置の構成図で、特に、図4は本例によって私設移動通信サービスが提供される時にその通信経路を説明するための図面である。
まず、図4を参照すれば、私設通信サービス装置は、私設交換機(PBX;Private Branched eXchange)400と、pBSC(private BSC)410とから構成される。
私設交換機400は、スイッチ401と、E1インタフェース402を含んでおり、pBSC410は、ATP(Air Termination Processor)411と、TSB(Transcoder & Selector Bank)412と、BAN(BSC ATM switch Network)413及びBMP(BSC Main Processor)414とを含んでいる。
図4の私設交換機400及びpBSC410の内部構成は、私設移動通信サービスの提供時の通信経路を説明することに必要な構成要素だけを図示したものである。図4のMS440、450は、公衆/私設公有セル領域にあり、私設移動通信サービスを利用できるように私設通信サービス装置にサービス登録されていると仮定する。
上述した仮定下で、通信経路(即ち、トラヒックチャンネル)、即ち、MS450、pBTS430、pBSC410のBAN413、TSB412、PBX400のE1インタフェース402、スイッチ401を経由してPSTN/ISDNへ伝送されるか、PBX400に接続されている内線電話420へ伝送されるか、さらにTSB412、BAN413、pBTS430、MS440により形成される通信経路は、私設移動通信サービスの提供時の通信経路の一例である。上述のような私設移動通信サービスのための通信経路形成は、私設通信サービス装置の主制御装置であるBMP414の制御により行われる。
本例の私設通信サービス装置は、有線サービスと私設移動通信サービスを提供する。有線サービスはPBX400により実行され、私設移動通信サービス、即ち、無線呼サービスは、図4のPBX400とpBSC410により実行される。
図4に図示されるように、本例のpBSC410は、公衆移動通信サービスシステムでのBSCに対応する機能、即ち、無線リンク制御、ハンドオフ機能を実行する。
pBSC410のBMP414は、pBSC410の主制御ブロックとして、pBSC410の呼処理、No.7信号処理、pBSC414内の資源管理及びATMリンク制御などの機能を実行し、これのため私設移動通信サービス加入者の登録を支援し、私設移動通信網に加入したMS440、450のローミング(roaming)機能のためのVLR管理機能を実行する。
pBSC410のBAN413は、pBTS430との通信経路、PBX400との通信経路及びpBSC410内の各ブロックとの間のデータ経路を提供する。即ち、BAN413はメッセージタイプ、受信されるメッセージに含まれている発信アドレス及び受信アドレスを解析して該当装置またはプロセッサへ伝送する役割を実行する。
pBSC410のBAN413に連結されたTSB(Transcoder & Selector Bank)412は、私設移動通信加入者の無線サービスのために具備されたもので、MS440、450からpBTS430を通じて受信された音声圧縮信号をデジタル信号処理機を利用して64k PCMデータに変換してE1/T1リンクを実行してPBX400へ伝達するか或いはその反対の機能を実行してPBX400とpBSC410との間、また、pBSC410とpBTS430との間の通信データ整合のための機能を実行する。
図5は本発明によるMSの発信呼処理過程の一例を示したフローチャートである。
同図を参照すると、MSが公衆専用セル領域から公衆/私設公有セル領域へ移動する場合に(S110)、私設pBTSと無線通信路を設定する(S112)。
次に、使用者の通話要求があるかどうかを判断して(S114)、通話要求があれば、私設移動通信サービスの利用を希望する識別子があるかどうかを判断する(S116)。
判断結果、私設移動通信サービスの利用を希望する識別子がなければ、公衆BTSへ呼発生情報を伝送し(S118)、公衆BTSと通話路を設定して公衆移動通信サービスを通じた通話を実行する(S120)。
判断結果、私設移動通信サービスの利用を希望する識別子があれば、私設pBTSへ呼発生情報を伝送して私設pBTSと通話路を設定し(S122)、私設移動通信サービスを通じた通話を実行する(S124)。
ここで、MSから開始された呼の流れは次のとおりである。(a)MSは使用者から開始された呼を感知し、開始(Origination)メッセージをアクセスチャンネルを利用してpBTS/BTSへ送信する。(b)pBTS/BTSはトラヒックチャンネルを設定(set up)し、ヌル(null)データをMSへ送信する。(c)pBTS/BTSはチャンネル割り当て(assignment)メッセージをページングチャンネルを利用してMSへ伝送する。(d)MSはトラヒックチャンネル設定を確認し、二つの連続された有効フレームを検出する。このフレームは、MSがpBTS/BTSへのトラヒックチャンネルプリアンブル(preamble)をpBTS/BTSへ伝送できるようにする。(e)pBTS/BTSは逆方向トラヒックチャンネルを獲得(acquire)し、MSに基地局確認(acknowledgement)メッセージを伝送する。(f)MSはヌルデータをpBTS/BTSへ送信する。(g)pBTS/BTSはMSにサービスオプション応答(service option response)メッセージを伝送する。また、(h)音声フレームがMSとpBTS/BTSとの間で伝送される。
さらに、MSのトラヒックチャンネル制御は、次の下位状態(sub-state)により構成される。(a)トラヒックチャンネル初期化(Traffic Channel Initialization)下位状態−この状態ではMSが順方向トラヒックチャンネルを受信できるかどうかを確認(verify)し、逆方向トラヒックチャンネル上の伝送を開始する。(b)通話(Conversation)下位状態−この状態ではMSが主要な(primary)トラヒックパケットをpBTS/BTSとお互いに交換する。(c)解除(Release)下位状態−この状態ではMSが呼を終了する。
図6は本発明による公衆/私設公有セルに位置したMSから公衆/私設公有セルに位置したMSへの着信呼処理過程の一例を示したフローチャートである。
同図を参照すると、本例の公衆/私設公有セルに位置したMSから公衆/私設公有セルに位置したMSへの着信呼処理過程は、まず、公衆/私設公有セルに位置したMSから着信呼メッセージを受信したpBTSは、着信呼メッセージをBANへ伝送する(S210)。
次に、BANはBMPへ着信呼メッセージを伝送し(S212)、BMPは具備しているpHLRへ着信側MSが私設移動通信サービスの加入者であり、現在公衆/私設公有セル領域に位置して無線通信路の設定が登録されているか否かを分析依頼し(S214)、分析結果の伝送を受ける(S216)。
分析結果、私設移動通信サービス加入者ではない場合は、PBXのスイッチを通じてPSTN網へ着信呼メッセージをスイッチングし(S220)、PSTN網と公衆移動通信網を通じて通話路を設定することにより(S222)通話可能にする(S224)。
一方、分析結果、私設移動通信サービス加入者であり、現在公衆/私設公有セルに位置して無線通信路が設定登録されており、通話中ではない場合には、PBXのスイッチを通じてpBTSへスイッチングする(S226)。
そして、pBTSは着信側MSと通話路を設定し(S228)、通話可能にする(S230)。
なお、ここでは発信呼に対する処理過程だけについて説明したが、着信呼に対する処理過程も同一に具現でき、また、公衆網通話時に私設網からページング情報を受けた場合或いは私設網通話時に公衆網からページング情報を受けた場合に、通話中情報を私設網/公衆網へ伝送するように具現できる。即ち、位置登録メッセージに通話中情報を含んで伝送することにより通話中であることを知らせることができる。
本発明は、本発明の技数的思想から逸脱することなく、他の種々の形態で実施することができる。前述の実施例は、あくまでも、本発明の技術内容を明らかにするものであって、そのような具体例のみに限定して狭義に解釈されるべきものではなく、本発明の精神と特許請求の範囲内で、いろいろと変更して実施することができるものである。
従来技術による公衆及び私設移動通信サービスシステムの概念を説明するための網構成図。 本発明による私設移動通信サービスシステムの実施例について概念を説明するための網構成図。 図2のMSに対するブロック構成図。 図2の私設通信サービス装置の構成図。 本発明によるMSの発信呼処理過程の一例を示すフローチャート。 本発明による公衆/私設公有セルに位置したMSから公衆/私設公有セルに位置したMSへの着信呼処理過程の一例を示すフローチャート。
符号の説明
209、430 pBTS
212 私設通信サービス装置
214 公衆/私設公有セル領域
310 アンテナマッチング部
320 私設網RF部
330 私設網制御部
340 公衆網RF部
350 主制御部
360 メモリ
370 キーパッド
380 表示部
390 音声処理部
400 PBX
401 スイッチ
402 E1インタフェース
410 pBSC
411 ATP
412 TSB
413 BAN
414 BMP

Claims (11)

  1. 公衆/私設公有セル領域に位置して公衆移動通信サービスを提供する公衆基地局と、
    前記公衆/私設公有セル領域に位置して私設移動通信サービスを提供する私設基地局と、
    公衆専用セル領域から公衆/私設公有セル領域へ移動した際に、前記公衆基地局及び前記私設基地局と重畳的な無線通信路を設定し、使用者により入力された電話番号に私設移動通信サービスを要請する識別子が追加されているかどうかを判断して、識別子が追加されている場合は、前記私設基地局に通話チャンネルを設定し、識別子が追加されていない場合は、前記公衆基地局と通話チャンネルを設定する第1移動端末と、を含むことを特徴とする私設移動通信サービスシステム。
  2. 前記私設基地局を通じて前記第1移動端末から無線通信チャンネル設定要請がある場合に、前記第1移動端末が私設移動通信サービス加入者であるか否かを確認し、サービス加入者であれば、無線通信チャンネルを設定し、無線通信路が設定された前記第1移動端末から通話チャンネル要請がある場合、前記入力された電話番号に前記私設移動通信サービスを要請する識別子が追加されているかどうかを判断して前記私設基地局または前記公衆基地局を通じて着信側端末と通話チャンネルを設定する私設通信サービス装置をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の私設移動通信サービスシステム。
  3. 前記私設移動通信サービスを要請する識別子は、#または*であることを特徴とする請求項に記載の私設移動通信サービスシステム。
  4. 前記第1移動端末は、
    前記識別子が前記入力された電話番号に追加されていると判別され、前記第1移動端末が私設網移動電話として動作する、私設網無線周波数部を制御して私設移動通信サービス専用の周波数チャンネルを利用して前記私設基地局と通信する私設網制御部と、
    前記識別子が前記入力された電話番号に追加されていないと判別され、前記第1移動端末が公衆網移動電話として動作する、公衆網無線周波数部を制御し、公衆移動通信サービス専用の周波数チャンネルを利用して前記公衆基地局と通信を実行する主制御部を備えた公衆網移動電話部と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の私設移動通信サービスシステム。
  5. 前記第1移動端末は、アンテナを通じて私設及び公衆移動通信サービス専用チャンネルの各々相違する周波数帯域で無線信号を受信して分離し、当該私設または公衆網無線周波数部によりマッチングさせ、前記アンテナを通じて前記私設または公衆網無線周波数部から無線信号を伝送するアンテナマッチング部をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の私設移動通信サービスシステム。
  6. 前記私設通信サービス装置は、内線電話との通話チャンネル設定要請がある場合、区内有線網を通じて内線電話と通話チャンネルを設定し、公衆専用セル領域に位置する移動端末との通話チャンネル設定要請がある場合、公衆電話網を通じて通話チャンネルを設定し、公衆/私設公有セル領域に位置した他のサービス加入者の移動端末との通話チャンネル設定要請がある場合、私設移動通信網を通じて通話チャンネルを設定する私設交換機と、
    前記第1移動端末が前記私設基地局を通じて無線通信チャンネルの設定を要請する場合、前記第1移動端末が前記私設移動通信サービスの加入者であるか否かを確認し、サービス加入者である場合には無線通信チャンネルを設定し、前記私設基地局を通じて受信した通話チャンネル要請信号を前記私設交換機へ伝送し、前記私設交換機から受信した他のサービス加入者の移動端末との通話チャンネル要請に応じて前記私設基地局を通じて他のサービス加入者の移動端末と通話チャンネルを設定する私設基地局制御機を含むことを特徴とする請求項2に記載の私設移動通信サービスシステム。
  7. 前記第1移動端末は、前記私設基地局を通じた私設移動通信サービス動作中、前記公衆基地局を通じた通話チャンネル要請信号がある場合、通話中であることを知らせる信号を前記公衆基地局へ伝送することを特徴とする請求項1に記載の私設移動通信サービスシステム。
  8. 移動端末が公衆専用セル領域から公衆/私設公有セル領域へ移動した際に、前記公衆/私設公有セル領域に位置した公衆基地局及び私設基地局と重畳的な無線通信チャンネルを設定する段階と、
    呼要請がある場合、前記移動端末による入力電話番号を検出して通話要請のための呼であるか否かを判断する段階と、
    前記電話番号に私設移動通信サービスを要請する識別子があるかないかを判断する段階と、
    前記識別子がない場合に、公衆用移動通信サービスシステムと通話チャンネルを設定し、前記識別子がある場合に、私設用移動通信サービスシステムと通話チャンネルを設定する段階と、を含むことを特徴とする私設移動通信サービスシステムを利用した呼処理方法。
  9. 前記私設移動通信サービスを要請する識別子は、#または*であることを特徴とする請求項に記載の私設移動通信サービスシステムを利用した呼処理方法。
  10. 前記私設基地局を通じて前記移動端末から無線通信チャンネルの設定要請がある場合、前記移動端末が私設移動通信サービスの加入者であるか否かを判断する段階と、
    前記移動端末が前記私設移動通信サービスの加入者である場合、前記移動端末と私設通信サービス装置との電話通信を実行するための無線通信チャンネルを設定する段階と、
    前記無線通信チャンネルが設定された移動端末から通話チャンネル要請が受信された場合、その入力された電話番号に相応する着信側端末と通話チャンネルを設定する段階と、をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の私設移動通信サービスシステムを利用した発信呼処理方法。
  11. 前記移動端末が前記私設基地局を通じた私設移動通信サービス動作中に前記公衆基地局を通じた通話チャンネル要請信号がある場合、前記移動端末が通話中であることを知らせる信号を前記公衆基地局へ伝送する段階をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の私設移動通信サービスシステムを利用した発信呼処理方法。
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