JP4001413B2 - ウッドゴルフクラブヘッド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウッドゴルフクラブヘッドに関し、更に詳しくは、スライスボールやフックボールを容易に修正することができるようにしたウッドゴルフクラブヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ウッドゴルフクラブでボールを打つ時、目標とする飛球方向に対してフェース面をスクエア(正対)にして打つことにより、目標通りの飛球方向を得ることができる。しかし、ゴルファーによって、スクエアに構えてもインパクト時にフェース面が開いたり(右を向く)、かぶったり(左を向く)する癖がある。フェース面が開くと、ボールが右方向に曲がるスライスボールとなり、逆にフェース面がかぶると、ボールが左方向に曲がるフックボールとなる。特にティーアップして打つ1番手のウッドゴルフクラブの場合にその傾向が顕著に現れる。
【0003】
そこで、インパクト時にフェース面が開くことが経験的に分かっているゴルファーは、目標とする飛球方向を、フェース面が開く分を予測してやや左方向とし、その方向にフェース面をスクエアにして構え、スイングするようにしている。また、フックボールになることが経験的に分かっているゴルファーの場合には、目標とする飛球方向を、フェース面がかぶる分を予測してやや右方向とし、その方向にフェース面をスクエアにして構え、スイングするようにしている。しかし、打ちたい方向よりも左或いは右を向いてスイングすることになるため、特にアマチュアのゴルファーにとって心理的に難しく、スクエアにして打つことがなかなかできない。
【0004】
従来、上記対策として、目の錯覚を利用し、目標とする飛球方向に対してフェース面が開く、或いはかぶった状態でありながら、ゴルファーからスクエアに見えるようにし、打ちたい方向を向いてスイングできるようにしたクラブヘッドの提案がある。この提案は、フェース面がロフト角を有し、また左右方向において所定の曲率を持つ凸面状に形成された点を目の錯覚に利用したものである。
【0005】
例えば、ヒール側からトウ側方向に向けてヘッド高さを次第に高くしたクラブヘッドが提案されている。このようにトウ側方向に向けてヘッド高さを高くすることにより、フェース面を飛球方向に対してスクエアに合わせた時、ゴルファーからヘッド高さが高いトウ側がヒール側によりも後側に見え、フェース面が右を向いているように見える。そのため、ゴルファーから見てスクエアに構えると、フェース面が上述した開く分を予測して左方向にした状態にしながら、ゴルファーが打ちたい方向を向くようにしてスイングすることができる。
【0006】
また、フェース面のスコアラインを利用したクラブヘッドの提案もある。これは、例えば、ヒール側からトウ側方向に向けてスコアラインを次第に高く傾斜させることにより、上記と同じ効果を得るようにしたものである。
しかし、前者はヘッド高さを高くするため、ヘッドの重心位置が高くなるという問題があった。また、トウ側を高くするため、クラブシャフトからヘッド重心までの距離が長くなる結果、シャフト回りの慣性モーメントが大きくなり、ヘッドの向きを変更する操作がし難くなる。また更に、ヘッド重心よりヒール側のフェース面で打つ確率が高くなるため、スライスボールを直そうとしているにもかかわらず、ギヤー効果によりスライスが発生し易くなるという欠点があった。
【0007】
他方、後者はスコアラインを必要とするため、スコアラインのないヘッドには採用することができず、汎用性がないという問題があった。また、スコアラインが見難いという欠点もある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、ヘッドの重心位置や慣性モーメントの増大などの問題を招かず、かつスコアラインを用いずにスライスボールやフックボールを直すことが可能なウッドゴルフクラブヘッドを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のウッドゴルフクラブヘッドは、フェース面を前方側に備え、該フェース面は、下端にリーディングエッジを、上端にトップエッジを、前記リーディングエッジとトップエッジとの間にスウィートエリアを備えた有効打点領域を有し、かつ上部側程後方に位置する傾斜した傾斜面に形成されると共に、前記フェース面を前方側から見た際に左右方向となる方向において所定の曲率を持つ凸面状に形成されるウッドゴルフクラブヘッドにおいて、前記フェース面を上部側から見た平面視で、前記フェース面のリーディングエッジとトップエッジの稜線の曲率を前記ヘッドのトウ側とヒール側で異ならせると共に、前記スウィートエリアの曲率に対して、前記トウ側のリーディングエッジとトップエッジの稜線の曲率を大きくする一方、前記ヒール側のリーディングエッジとトップエッジの稜線の曲率を小さくし、かつ前記平面視において前記左右方向となる方向と直交する前後方向に平行な仮想直線を引いた際に、該仮想直線と交差する位置でリーディングエッジとトップエッジの稜線にそれぞれ引いた法線を前記平面視で見た時の法線のフェース面より前方側に向かう法線方向を、前記仮想直線と交差する位置で少なくとも前記スウィートエリアに引いた法線を前記平面視で見た時の法線のフェース面より前方側に向かう法線方向よりトウ側に向くようにしたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明の他のウッドゴルフクラブヘッドは、フェース面を前方側に備え、該フェース面は、下端にリーディングエッジを、上端にトップエッジを、前記リーディングエッジとトップエッジとの間にスウィートエリアを備えた有効打点領域を有し、かつ上部側程後方に位置する傾斜した傾斜面に形成されると共に、前記フェース面を前方側から見た際に左右方向となる方向において所定の曲率を持つ凸面状に形成されるウッドゴルフクラブヘッドにおいて、前記フェース面を上部側から見た平面視で、前記フェース面のリーディングエッジとトップエッジの稜線の曲率を前記ヘッドのトウ側とヒール側で異ならせると共に、前記スウィートエリアの曲率に対して、前記トウ側のリーディングエッジとトップエッジの稜線の曲率を小さくする一方、前記ヒール側のリーディングエッジとトップエッジの稜線の曲率を大きくし、かつ前記平面視において前記左右方向となる方向と直交する前後方向に平行な仮想直線を引いた際に、該仮想直線と交差する位置でリーディングエッジとトップエッジの稜線にそれぞれ引いた法線を前記平面視で見た時の法線のフェース面より前方側に向かう法線方向を、前記仮想直線と交差する位置で少なくとも前記スウィートエリアに引いた法線を前記平面視で見た時の法線のフェース面より前方側に向かう法線方向よりヒール側に向くようにしたことを特徴とする。
【0011】
一般に、ゴルファーはヘッドのフェース面を打ちたい飛球方向に対してスクエアに構える時に、リーディングエッジとトップエッジの両稜線を見ながら合わせる。そこで、本発明では、スライスボールとなるゴルファー用のヘッドとして、その両稜線の曲率を従来は同じあったスウィートエリアの曲率に対して、トウ側を大きくする一方、ヒール側を小さくし、かつその稜線に対する法線方向の方がトウ側に向くようにすることにより、ゴルファーが実際にそのリーディングエッジとトップエッジの稜線を用いてフェース面をスクエアに構えると、打球するフェース面部分は、目標とする飛球方向よりやや左方向に向いたかぶった状態となる。そのため、スライスボールとなるゴルファーが打ちたい飛球方向に向きをとりながら、ボールをスライスさせずに目標の飛球方向に向けて打つことができ、かつヘッドを大きく形状変化させる必要がないので、ヘッドの重心位置や慣性モーメントの増大などの欠点がなく、またスコアラインを用いないので汎用性などの問題も生じることがない。
【0012】
また、フックボールとなるゴルファー用のヘッドとして、両稜線の曲率をスウィートエリアの曲率に対して、トウ側を小さく、ヒール側を大きくし、かつ稜線に対する法線方向の方がヒール側に向くようにすることで、ゴルファーが実際にそのリーディングエッジとトップエッジの稜線を用いてフェース面をスクエアに構えると、打球するフェース面部分は、目標とする飛球方向よりやや右方向に向いた開いた状態となる。従って、フックボールとなるゴルファーが打ちたい飛球方向に向きをとりながら、ボールをフックさせずに目標の飛球方向に向けて打つことができ、かつ上記のような問題もない。
【0013】
【発明の実施形態】
以下、本発明を添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1,2はインパクト時にフェース面が開してスライスボールとなるゴルファーに適した本発明のウッドゴルフクラブヘッドの一例を示し、このウッドゴルフクラブヘッド1Aは、上部にクラウン部2を有し、下部にソール3を有し、フロント側に打球用のフェース面4を備えたヘッド本体5と、このヘッド本体5のヒールh側に斜め上方に向けて突設したシャフト連結用のホーゼル6とを持った構成になっている。
【0014】
前方側のフェース面4はその上部側程後方に位置する傾斜面に形成され、ロフト角が設けられた構成にしてある。上下方向におけるフェース面4は所定の大きな曲率半径を有する凸面状に形成されている。また、フェース面4を前方側から見た際に左右方向となる方向においても所定の曲率半径(曲率)を持つ凸面状に形成されている。
この左右方向における曲率半径(曲率)は、フェース面4の下端のリーディングエッジLEの稜線xと上端のトップエッジTEの稜線yの曲率半径が、ヘッド1Aを設定された正規のライ角を維持するように設置した(図1の状態)時に図心Oを通る水平ラインaに対して図心Oを通って垂直に引いた垂直ラインbを境に、フェース面4を上部側から見た図2の平面視で、トウt側とヒールh側とで異なっている。リーディングエッジLEとトップエッジTEとの間に位置し、フェース面4の上下左右の四隅部分を除いたスウィートエリアSを有する有効打点領域4Aが同一の曲率半径Rで構成されており、この曲率半径Rに対して、垂直ラインbからトウt側のリーディングエッジとトップエッジの稜線x1,y1の曲率半径r1,r3が小さくなる一方、垂直ラインbからヒールh側のリーディングエッジとトップエッジの稜線x2,y2の曲率半径r2,r4が大きくなるように構成されている。曲率で言えば、有効打点領域4Aの曲率に対して、垂直ラインbからトウt側の稜線x1,y1の曲率が大きくなる一方、ヒールh側の稜線x2,y2の曲率が小さくなっている。なお、図2における点線は、従来の有効打点領域4Aと同じ曲率半径Rで構成されたリーディングエッジとトップエッジの稜線の位置を示す。
【0015】
これらの曲率半径としては、例えば、有効打点領域4Aの曲率半径Rを10インチにするのに対して、稜線x1,y1の曲率半径r1,r3を7インチ、稜線x2,y2の曲率半径r2,r4を13インチなどにすることができる。
また、平面視において前後に重なる稜線x,yと有効打点領域4Aの位置におけるヘッド前方側に向かう法線方向xa,ya,βは、稜線x,yに対する法線方向xa,yaの方が有効打点領域4Aにおける法線方向βよりもトウt側に向くようになっている。即ち、フェース面4を上部側から見た図2の平面視において、左右方向となる方向(水平ラインaが延在する方向)と直交する前後方向に平行な仮想直線を引いた際に、仮想直線と交差する位置でリーディングエッジLEとトップエッジTEの稜線x,yにそれぞれ引いた法線を上記平面視で見た時の法線のフェース面4より前方側に向かう法線方向xa,yaが、仮想直線と交差する位置で有効打点領域4Aに引いた法線を上記平面視で見た時の法線のフェース面4より前方側に向かう法線方向βよりトウt側に向くようになっている。
【0016】
一般にゴルファーは、目標とする飛球方向に対してフェース面4をスクエアにして構える際に、リーディングエッジLEの稜線xとトップエッジTEの稜線yを利用する。本発明では、それに着目して、その稜線x,yの曲率を有効打点領域4Aの曲率に対して、トウt側の方を大きく、ヒールh側の方を小さくすると共に、稜線x,yに対する法線方向xa,yaの方をトウt側に向くようにしたので、フェース面4を飛球方向Kに対してスクエアに合わせても、ゴルファーからはフェース面4が図2に示すようにまだ開いているように見える。そのため、ゴルファーがリーディングエッジLEの稜線xとトップエッジTEの稜線yを基準にフェース面4をスクエアに構えると、実際に打球するフェース面の部分は、目標とする飛球方向Kよりやや左方向に向く。
【0017】
従って、インパクト時にフェース面4が開してスライスボールとなるゴルファーは、そのフェース面4を左向きにかぶせるようにした状態で、打ちたい飛球方向Kを向くようにしてスイングすることができるため、ボールをスライスさせずに飛球方向Kに打つことができる。ヘッド1Aの形状を大きく変更することがないため、ヘッドの重心位置や慣性モーメントの増大などの問題を招かず、またスコアラインを利用せずにできるので、汎用性などの問題も生じることがない。
【0018】
図3はインパクト時にフェース面がかぶってフックボールとなるゴルファーに適した本発明のウッドゴルフクラブヘッドの例を示す。このウッドゴルフクラブヘッド1Bは、上述した実施形態とは逆に、有効打点領域4Aの曲率に対して、トウt側のリーディングエッジとトップエッジの稜線x1,y1の曲率が小さく、ヒールh側のリーディングエッジとトップエッジの稜線x2,y2の曲率が大きくなるような構成になっている。曲率半径で言えば、有効打点領域4Aの曲率半径Rに対して、トウt側のリーディングエッジとトップエッジの稜線x1,y1の曲率半径r1,r3が大きく、かつヒールh側のリーディングエッジとトップエッジの稜線x2,y2の曲率半径r2,r4が小さくなっている。なお、図3における点線は、図2同様に、従来の有効打点領域4Aと同じ曲率半径Rで構成されたリーディングエッジとトップエッジの稜線の位置を示す。
【0019】
また、平面視において前後に重なる稜線x,yと有効打点領域4Aの位置におけるヘッド前方側に向かう法線方向xa,ya,βは、稜線x,yに対する法線方向xa,yaの方が有効打点領域4Aにおける法線方向βよりもヒールh側に向くようになっている。即ち、フェース面4を上部側から見た図3の平面視において、左右方向となる方向(水平ラインaが延在する方向)と直交する前後方向に平行な仮想直線を引いた際に、仮想直線と交差する位置でリーディングエッジLEとトップエッジTEの稜線x,yにそれぞれ引いた法線を上記平面視で見た時の法線のフェース面4より前方側に向かう法線方向xa,yaが、仮想直線と交差する位置で有効打点領域4Aに引いた法線を上記平面視で見た時の法線のフェース面4より前方側に向かう法線方向βよりヒールh側に向くようになっている。
これにより、フェース面4を飛球方向Kに対してスクエアに合わせても、ゴルファーからはフェース面4が図3に示すようにかぶって左方向に向いているように見える。そのため、ゴルファーがリーディングエッジLEの稜線xとトップエッジTEの稜線yを基準にフェース面4をスクエアに構えると、実際に打球するフェース面の部分は、目標とする飛球方向Kよりやや右方向に向く。従って、インパクト時にフェース面4がかぶって左方向を向くためにフックボールとなるゴルファーにとって、そのフェース面4を右向きに開いた状態で、飛球方向Kを向くようにしてスイングすることができるため、従来のヘッドの重心位置や慣性モーメントの増大、スコアラインなどの問題もなく、ボールをフックさせずに目標の飛球方向Kに飛ばすことができる。
【0020】
本発明において、上記実施形態では、有効打点領域4Aが同じ曲率で構成されているため、フェース面4のリーディングエッジLEの稜線xとトップエッジTEの稜線yの曲率を有効打点領域4Aに曲率に対して異ならせたが、少なくともスウィートエリアSの曲率に対して異ならせるようにすることができる。
【0021】
本発明は、特にティーアップして打つ所謂ドライバーと言われる1番ウッドのウッドゴルフクラブヘッドに好ましく用いることができるが、他の3番ウッド、5番ウッド等のウッドゴルフクラブヘッドであってもよい。
【0022】
【発明の効果】
上述したように本発明は、ロフト角を有するフェース面を左右方向において所定の曲率を持つ凸面状に形成したウッドゴルフクラブヘッドにおいて、スウィートエリアの曲率に対して、トウ側のリーディングエッジとトップエッジの稜線の曲率とヒール側のリーディングエッジとトップエッジの稜線の曲率とを上記のように特定し、かつ稜線の法線方向を規定することにより、目の錯覚を利用することで、ヘッドの重心位置や慣性モーメントの増大などの問題を招かず、かつスコアラインを用いずにスライスボールやフックボールを直すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウッドゴルフクラブヘッドの一例を示す正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明のウッドゴルフクラブヘッドの他の例を示す平面図である。
【符号の説明】
1A,1B ウッドゴルフクラブヘッド
2 クラウン部 3 ソール
4 フェース面 4A 有効打点領域
5 ヘッド本体 6 ホーゼル
K 飛球方向 LE リーディングエッジ
R,r1,r2,r3,r3 曲率半径
S スウィートエリア TE トップエッジ
h ヒール t トウ
x,x1,x2 リーディングエッジの稜線
y,y1,y2 トップエッジの稜線
xa,ya,β 法線方向
Claims (2)
- フェース面を前方側に備え、該フェース面は、下端にリーディングエッジを、上端にトップエッジを、前記リーディングエッジとトップエッジとの間にスウィートエリアを備えた有効打点領域を有し、かつ上部側程後方に位置する傾斜した傾斜面に形成されると共に、前記フェース面を前方側から見た際に左右方向となる方向において所定の曲率を持つ凸面状に形成されるウッドゴルフクラブヘッドにおいて、
前記フェース面を上部側から見た平面視で、前記フェース面のリーディングエッジとトップエッジの稜線の曲率を前記ヘッドのトウ側とヒール側で異ならせると共に、前記スウィートエリアの曲率に対して、前記トウ側のリーディングエッジとトップエッジの稜線の曲率を大きくする一方、前記ヒール側のリーディングエッジとトップエッジの稜線の曲率を小さくし、
かつ前記平面視において前記左右方向となる方向と直交する前後方向に平行な仮想直線を引いた際に、該仮想直線と交差する位置でリーディングエッジとトップエッジの稜線にそれぞれ引いた法線を前記平面視で見た時の法線のフェース面より前方側に向かう法線方向を、前記仮想直線と交差する位置で少なくとも前記スウィートエリアに引いた法線を前記平面視で見た時の法線のフェース面より前方側に向かう法線方向よりトウ側に向くようにしたウッドゴルフクラブヘッド。 - フェース面を前方側に備え、該フェース面は、下端にリーディングエッジを、上端にトップエッジを、前記リーディングエッジとトップエッジとの間にスウィートエリアを備えた有効打点領域を有し、かつ上部側程後方に位置する傾斜した傾斜面に形成されると共に、前記フェース面を前方側から見た際に左右方向となる方向において所定の曲率を持つ凸面状に形成されるウッドゴルフクラブヘッドにおいて、
前記フェース面を上部側から見た平面視で、前記フェース面のリーディングエッジとトップエッジの稜線の曲率を前記ヘッドのトウ側とヒール側で異ならせると共に、前記スウィートエリアの曲率に対して、前記トウ側のリーディングエッジとトップエッジの稜線の曲率を小さくする一方、前記ヒール側のリーディングエッジとトップエッジの稜線の曲率を大きくし、
かつ前記平面視において前記左右方向となる方向と直交する前後方向に平行な仮想直線を引いた際に、該仮想直線と交差する位置でリーディングエッジとトップエッジの稜線にそれぞれ引いた法線を前記平面視で見た時の法線のフェース面より前方側に向かう法線方向を、前記仮想直線と交差する位置で少なくとも前記スウィートエリアに引いた法線を前記平面視で見た時の法線のフェース面より前方側に向かう法線方向よりヒール側に向くようにしたウッドゴルフクラブヘッド。
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