JP3999228B2 - 注文処理システム及び注文処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、注文処理システム及び店舗システム及び管理サーバ装置及び注文処理方法に関するものである。
DSRC(Dedicated Short Range Communications)を利用したビジネスシステムにおける商品注文方式については、従来技術として特許文献1に示す方法がある。特許文献1では、以下の特徴が開示されている。
(a)DSRC通信領域以外においては車両のカーナビゲーション装置のGPS(全地球測位システム)機能によって商品を受け取る店舗に近接したことを検出する位置検出手段を有する。
(b)車両がDSRC通信領域の位置に入ると、前記カーナビゲーション装置の表示画面を、DSRC利用の商品注文専用画面に切り替え、車内から商品注文が行えるようにする切り替え手段を有する。
(c)前記DSRC利用の商品注文専用画面において、商品の発注、及びクレジットカードによる代金決算が行える決済手段、かつ、商品手渡し場で前記商品を入手する入手手段を有する。
特開2002−32452号公報
異業種連携モデルにおいて上記の従来技術を適用した場合、以下の課題がある。
(1)DSRC通信領域以外の場所では、店舗への商品注文が行えない。
(2)商品注文者の来店が保証できない。特に(1)の課題を解決した場合、商品注文者の来店前に商品を準備しておくことができるという利点があるが、商品注文者の来店が保証できないと、準備した商品が無駄になってしまう可能性がある。
(3)会員(商品注文者)が来店したとき、その会員が実際に商品注文者であるかどうか確認できない。
(4)利用者(会員)の嗜好やニーズに合わせたサービスが提供できない。
本発明は、以下を目的とする。
(1)DSRC通信領域以外の場所での、店舗への商品注文の受付。
(2)商品注文者の来店保証、又は来店をより確実にするしくみの提供。
(3)会員(商品注文者)の来店時の本人確認。
(4)利用者(会員)の嗜好やニーズに合わせたサービスを提供することによるサービスの質の向上。
本発明の注文処理システムは、
利用者の注文を示す注文情報を入力する注文情報入力部を備える携帯端末装置と、
利用者の移動体に搭載され、利用者の移動体を一意に識別する移動体情報を送信する移動体情報送信部を備える移動体搭載装置と、
前記移動体情報送信部が送信した移動体情報を転送する移動体情報転送部を備えるアンテナ装置と、
移動体を一意に識別する移動体識別情報を予め管理する識別情報管理部と、前記移動体情報転送部が転送した移動体情報を受信する移動体情報受信部とを備える管理サーバ装置と、
前記識別情報管理部に管理される移動体識別情報と前記移動体情報受信部が受信した移動体情報との照合結果に基づいて、前記注文情報入力部が入力した注文情報に示された利用者の注文の決済を行う注文決済部を備える店舗端末装置とを備えることを特徴とする。
本発明により、以下の効果がある。
(1)注文処理システムが、携帯端末装置で入力された利用者の注文を示す注文情報を処理することにより、利用者が、DSRC通信領域だけでなく、他の地域(以下、一般地域という。)からも注文できる。
(2)管理サーバ装置が備える店舗情報送信部が、携帯端末装置から受信した位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を送信し、携帯端末装置でこの店舗情報を参考にしての注文を利用者に促すことにより、利用者の現在位置の近傍店舗への注文が多くなり、利用者の来店確度が高くなる。
(3)管理サーバ装置が備える証明書発行部が、注文情報に示された利用者の注文を行った利用者に対する証明書を発行することにより、店舗でこの証明書を用いて商品引渡し時の本人確認を確実に行える。
(4)管理サーバ装置が備える店舗情報管理部が、店舗に関する店舗情報を予め管理し、この店舗情報の中から、店舗情報送信部が、携帯端末装置から受信した位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を送信することにより、一般的な広告では無駄打ちが多いが、利用者の現在位置に合わせたリアルタイムな効率性の高い広告を打てる。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
図1は、下記の各実施の形態における店舗端末装置及び管理サーバ装置の外観の一例を示す図である。
図1において、店舗端末装置400、管理サーバ装置500は、システムユニット910、CRT(Cathode Ray Tube)表示装置901、キーボード(K/B)902、マウス903、コンパクトディスク装置(CDD)905、プリンタ装置906を備え、これらはケーブルで接続されている。
さらに、店舗端末装置400、管理サーバ装置500は、FAX機932とケーブルで接続され、また、ローカルエリアネットワーク(LAN)942、ゲートウェイ941を介してインターネット940に接続されている。
図2は、下記の各実施の形態における店舗端末装置及び管理サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2において、店舗端末装置400、管理サーバ装置500は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)911を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、通信ボード915、CRT表示装置901、K/B902、マウス903、FDD(Flexible Disk Drive)904、磁気ディスク装置920、CDD905、プリンタ装置906と接続されている。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。
通信ボード915は、FAX機932、LAN942などに接続されている。
例えば、通信ボード915、K/B902、FDD904などは、入力部の一例である。また、例えば、通信ボード915、CRT表示装置901などは、出力部の一例である。
ここで、通信ボード915は、LAN942に限らず、直接、インターネット940、あるいはISDN(Integrated Services Digital Network)などのWAN(ワイドエリアネットワーク)に接続されていても構わない。直接、インターネット940、あるいはISDNなどのWANに接続されている場合、店舗端末装置400、管理サーバ装置500は、インターネット940、あるいはISDNなどのWANに接続され、ゲートウェイ941は不用となる。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム(OS)921、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923は、CPU911、OS921、ウィンドウシステム922により実行される。
上記プログラム群923には、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。
ファイル群924には、以下に述べる実施の形態の説明において、「〜の判定結果」、「〜の計算結果」、「〜の処理結果」として説明するものが、「〜ファイル」として記憶されている。
また、以下に述べる実施の形態の説明において説明する図の矢印の部分は主としてデータの入出力を示し、そのデータの入出力のためにデータは、磁気ディスク装置920、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)などのその他の記録媒体に記録される。あるいは、信号線やその他の伝送媒体により伝送される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。あるいは、ソフトウェアのみ、あるいは、ハードウェアのみ、あるいは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
また、以下に述べる実施の形態を実施するプログラムは、磁気ディスク装置920、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)などのその他の記録媒体による記録装置を用いて記憶されても構わない。
実施の形態1.
図3は、本実施の形態に係る注文処理システムの構成を示す概念図である。また、図4は、本実施の形態に係る注文処理システムの各装置間の通信手順を示すシーケンス図である。
利用者(会員)は、一般地域1において、測位アプリケーションを有する携帯電話機100でショッピング用のサイトにログインする。携帯電話機100は、GPS衛星2から現在位置を測定するための情報(測位情報)を受信し、測位アプリケーションにより現在位置を測定する。携帯電話機100が測定した位置情報は管理センター6に設置された管理サーバ装置500に送信される。管理サーバ装置500は、携帯電話機100から位置情報を受信すると、管理データベース7に登録されている店舗に関する情報(店舗情報)を携帯電話機100に送信する。携帯電話機100は、例えば半径5km以内の異業種店舗の位置情報(店舗情報の一例)を受信し、画面上の地図に各店舗の位置を表示する。会員が画面上の店舗を選択すると、該当店舗の広告やキャンペーン情報(店舗情報の一例)が管理サーバ装置500から送信され、画面上に表示される。また、会員を店舗に誘導するため、管理データベース7に保管されている会員の電子スタンプラリー状況(店舗情報の一例)が管理サーバ装置500によって送信され、景品を獲得するために必要な訪問候補店舗が画面上に表示される。ここで、電子スタンプラリーとは、会員の異業種店舗への訪問を電子的に記録し、訪問状況によって景品を与えるなどの特典を会員に提供することにより、各店舗の販売促進を行うサービスのことである。
本実施の形態において、上記の携帯電話機100は、PDA(Personal Digital Assistance)やノートブックコンピュータなど、他の種類の携帯端末装置であってもよい。また、上記のGPS衛星2は、準天頂衛星など、他の種類の測位衛星であってもよい。また、上記の管理センター6、管理サーバ装置500、管理データベース7は、複数存在してもよいし、それぞれの機能の一部だけを分離させて設置されてもよい。さらに、管理データベース7は、管理サーバ装置500の内部に組み込まれていてもよい。
会員が訪問候補店舗を選択し、店舗5が確定すると、管理サーバ装置500から送信された該当店舗の商品メニュー(店舗情報の一例)が携帯電話機100の画面上に表示される。会員は、表示された商品メニューに対して、商品の注文(予約)入力を行う。注文入力が完了すると、注文情報(注文時刻情報などを含む。)、会員番号(利用者情報の一例)、位置情報が管理サーバ装置500に送信される。
管理サーバ装置500は、携帯電話機100から受信した会員番号、位置情報、注文時刻情報を基に一次審査を行う。一次審査では、例えば店舗5から遠く離れた場所にいる会員の注文を受け付けないというような設定がされている場合、会員が店舗5の半径何km以内にいるかによって、注文を受け付けるかどうかを決定する。一次審査を通過した場合、注文情報に含まれる注文金額に応じて二次審査を行う。二次審査では、例えば与信を行う。二次審査を通過した場合、会員が店舗に到着する時刻又は到着するまでの時間(予測時期)を予測し、店舗5に設置された店舗端末装置に対して、注文情報とともに送信する。ここで、さらに会員番号、位置情報などを送信してもよい。
店舗5では、注文情報に示された注文の内容を確認し、受注可能かどうかが判断される。受注可能であると判断された場合は、店舗端末装置がその注文に対して受付番号を付与し、管理サーバ装置500に送信する。
管理サーバ装置500は、受付番号を受信すると、受付番号が付与された注文が携帯電話機100を使用している会員によって行われたことを証明する証明書を発行する。管理サーバ装置500は、この証明書と、受付番号を携帯電話機100に対して送信する。ここで、さらに、例えば30分後までの来店を促すメッセージを送信してもよい。また、注文に関する処理をより確実にするために、携帯電話機100から会員の応答を受信し、会員が受付番号を受領したことを確認してから取引を成立させてもよい。
会員が会員車両3で店舗エリア4に移動すると、会員車両3に設置された車載器がDSRC通信領域に入る。DSRC通信を行う路側機300は、車載器から車載器ID(識別子)(移動体情報の一例)を受信し、管理サーバ装置500に転送する。管理サーバ装置500は、管理データベース7に登録された車載器IDと会員番号の対応付けに関する情報を参照して、受信した車載器IDに対応する会員番号を取得する。管理サーバ装置500は、取得した会員番号から会員を特定し、その会員が行った注文に付与されている受付番号と証明書を店舗5の店舗端末装置に送信する。
本実施の形態において、上記の会員車両3は乗用車であるが、自動二輪車など、他の種類の移動体であってもよい。また、上記の車載器は、移動体に設置される移動体搭載装置の一例であり、上記の路側機300は、アンテナ装置の一例である。
会員車両3がDSRC通信領域に入った時点で、路側機300は案内メッセージを送信し、車載器又は車載器に接続されたディスプレイやスピーカでその案内メッセージが表示又は再生され、会員車両3を商品受渡口へと誘導する。会員は、店舗5の商品受渡口に到着すると、注文の受付番号と証明書の提示を求められる。提示された受付番号及び証明書が、店舗5の店舗端末装置が管理サーバ装置500から受信した受付番号及び証明書と一致すれば、本人確認が行われたことになり、商品が会員に渡される。ここで、会員が受付番号と証明書を提示する手段としては、携帯電話機100の液晶画面などを用いてもよいし、店舗端末装置に装備された非接触ICタグリーダなど、携帯電話機100と通信可能な情報読取装置を用いてもよい。店舗5では、商品を会員に渡す際に、現金やクレジットカードなどによる一般的な決済手段を用いて、店舗端末装置で決済を行うか、管理サーバ装置500に予め自動決済機能を付加しておき、管理サーバ装置500に決済を代行させる。このとき、店舗端末装置は、最終的に決済が行われた注文の内容とその売上金額などの情報(決済情報)を管理サーバ装置500に送信する。
管理サーバ装置500は、店舗端末装置から決済情報を受信すると、受信した決済情報を基に、管理データベース7に記録されている会員の利用履歴を更新する。利用履歴は、会員の氏名や電話番号などの個人情報を含めた場合は、個人情報保護の意味から販売促進情報として活用できないため、各々の利用履歴情報に一時的な識別番号(一時識別番号)を付与して、一時識別番号ごとに利用情報(店舗名、来店日時、性別、年代、居住地域など)を収集し、店舗や事業者への有効な販売促進情報として提供することが可能である。
図5は、本実施の形態に係る管理サーバ装置が利用者に関する情報を管理するテーブルの一例である。
図5のテーブルは管理データベース7が保持するテーブルであり、車載器IDと会員番号の対応付けに関する情報、会員の属性、決済手段などを格納する。管理サーバ装置500は、会員のログイン時に携帯電話機100から受信する会員番号を確認するとき、会員車両3がDSRC通信領域に入った時点で路側機300から受信する車載器IDを基に会員番号を割り出すとき、自動決済機能により注文の決済を代行するときなどに、このテーブルを参照する。
図6は、本実施の形態に係る管理サーバ装置が利用者の利用履歴に関する情報を管理するテーブルの一例である。
図6のテーブルは管理データベース7が保持するテーブルであり、会員又は会員車両ごとの注文に関する情報を格納する。管理サーバ装置500は、注文情報や決済情報を履歴としてこのテーブルに記録する。
図7は、本実施の形態に係る管理サーバ装置が店舗に関する情報を管理するテーブルの一例である。
図7のテーブルは管理データベース7が保持するテーブルであり、各異業種店舗の位置情報、商品情報、サービス情報などを格納する。管理サーバ装置500は、店舗情報を携帯電話機100に送信するときなどに、このテーブルを参照する。
次に、本実施の形態に係る注文処理システムの各装置の詳細な構成と動作について説明する。
図8は、本実施の形態に係る注文処理システムの各装置の構成を示すブロック図である。
携帯電話機100は、会員の注文内容などを含む注文情報を入力する注文情報入力部101と、会員番号を入力する利用者情報入力部102を備える。注文情報入力部101と利用者情報入力部102は、操作キーなどの入力デバイスを含み、会員からの入力を受け付ける。また、本実施の形態では、注文情報入力部101と利用者情報入力部102は、入力した情報を管理サーバ装置500に送信する。
携帯電話機100は、さらに、管理サーバ装置500が発行した証明書を受信する第2の証明書受信部103と、位置情報を管理サーバ装置500に送信する位置情報送信部105と、管理サーバ装置500が送信した店舗情報を受信する店舗情報受信部106を備える。第2の証明書受信部103と位置情報送信部105と店舗情報受信部106は、アンテナや無線通信回路を含み、管理サーバ装置500と移動通信網、及び専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。また、携帯電話機100は、受信した証明書を出力する証明書出力部104と、受信した店舗情報を出力する店舗情報出力部107を備える。証明書出力部104と店舗情報出力部107は、液晶ディスプレイなどの出力デバイスを含み、情報を画面に表示する。ここで、証明書出力部104と店舗情報出力部107は、情報を表示する代わりに、赤外線通信などにより情報を外部に送信してもよい。
車載器200は、車載器IDを路側機300に送信する移動体情報送信部201を備える。移動体情報送信部201は、アンテナや無線通信回路を含み、路側機300とDSRC通信を行う。ここで、DSRC通信の代わりに、無線LANなど、他の無線通信方式を用いてもよい。
路側機300は、車載器200が送信した車載器IDを管理サーバ装置500に転送する移動体情報転送部301を備える。移動体情報転送部301は、アンテナや無線通信回路により車載器200と通信を行うとともに、通信回路などにより管理サーバ装置500と専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。
店舗端末装置400は、会員の注文の決済を行い、又は自動決済を管理サーバ装置500に依頼する注文決済部401と、会員の注文を受け付けて受付番号を付与する注文受付部402を備える。また、店舗端末装置400は、管理サーバ装置500が発行した証明書を受信する第1の証明書受信部403と、最終的に決済が行われた注文の決済情報を管理サーバ装置500に送信する決済情報送信部404を備える。第1の証明書受信部403と決済情報送信部404は、通信回路などを含み、管理サーバ装置500と専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。
管理サーバ装置500は、会員番号と車載器IDを予め対応付けて管理する識別情報管理部501と、店舗端末装置400から受信した決済情報の履歴を管理する履歴管理部507と、店舗情報を予め管理する店舗情報管理部508を備える。識別情報管理部501と履歴管理部507と店舗情報管理部508は、図3に示した管理データベース7に含まれるが、これ以降本実施の形態においては管理サーバ装置500の一部であるとして説明する。
管理サーバ装置500は、さらに、路側機300が転送した車載器IDを受信する移動体情報受信部502を備える。移動体情報受信部502は、通信回路などを含み、路側機300と専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。また、管理サーバ装置500は、携帯電話機100が送信した会員番号を受信する利用者情報受信部503と、注文情報を受信する注文情報受信部504と、位置情報を受信する位置情報受信部509と、受信した位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を携帯電話機100に送信する店舗情報送信部510を備える。利用者情報受信部503と注文情報受信部504と位置情報受信部509と店舗情報送信部510は、通信回路などを含み、携帯電話機100と移動通信網、及び専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。また、本実施の形態では、注文情報受信部504は、注文情報を店舗端末装置400に送信する。
管理サーバ装置500は、さらに、注文を行った会員に対する証明書を発行する証明書発行部505と、受信した位置情報に基づいて、会員が店舗に到着する時期を予測する予測部511を備える。また、管理サーバ装置500は、店舗端末装置400が送信した決済情報を受信する決済情報受信部506と、予測時期を店舗端末装置400に送信する予測時期送信部512を備える。決済情報受信部506と予測時期送信部512は、通信回路などを含み、店舗端末装置400と専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。
図9は、路側機300の動作を示すフロー図である。
車載器200が設置されている会員車両が路側機300の通信領域に入ると、車載器200の移動体情報送信部201は車載器IDを送信する。路側機300において、移動体情報転送部301は車載器200から車載器IDを受信する(ステップS1101)。移動体情報転送部301は、受信した車載器IDを管理サーバ装置500に送信する(ステップS1102)。
図10は、店舗端末装置400の動作を示すフロー図である。
管理サーバ装置500が携帯電話機100から注文情報を受信すると、管理サーバ装置500の注文情報受信部504と予測時期送信部512は注文情報と予測時期を送信する。店舗端末装置400において、注文受付部402は管理サーバ装置500から注文情報と予測時期を受信する(ステップS1201)。そして、注文情報に示された注文の内容などから、その注文を受け付けられるかどうかを判断する(ステップS1202)。注文が受け付けられる場合、その注文に受付番号を付与し(ステップS1203)、受付番号、注文情報、予測時期を記憶する(ステップS1204)。注文受付部402は、さらに、管理サーバ装置500に受付番号を送信する(ステップS1205)。
管理サーバ装置500が店舗端末装置400から受付番号を受信すると、管理サーバ装置500の証明書発行部505は注文を行った会員に対する証明書を発行し、路側機300から車載器IDを受信すると、証明書とその証明書が対応する注文を特定するために受付番号を送信する。店舗端末装置400において、第1の証明書受信部は受付番号と証明書を受信する(ステップS1206)。
会員が店舗の商品受渡口に到着すると、携帯電話機100の証明書出力部104は受付番号と証明書を出力する。店舗端末装置400において、注文決済部401は携帯電話機100から受付番号と証明書を読み取って(ステップS1207)、ステップS1206で注文受付部402が受信した受付番号と証明書と照合し、証明書が一致するかどうかを確認する(ステップS1208)。証明書が一致した場合、ステップS1204で記憶した注文情報に示された注文の決済を行う(ステップS1209)。最後に、決済情報送信部404が決済情報を管理サーバ装置500に送信する(ステップS1210)。
図11は、管理サーバ装置500の動作を示すフロー図である。
会員がサイトにログインすると、携帯電話機100の位置情報送信部105は位置情報を送信する。管理サーバ装置500において、位置情報受信部509は携帯電話機100から位置情報を受信する(ステップS1301)。店舗情報送信部510は、この位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を店舗情報管理部508から取得し(ステップS1302)、取得した店舗情報を携帯電話機100に送信する(ステップS1303)。
会員が店舗を選択して、その店舗に対する注文を入力すると、携帯電話機100の利用者情報入力部102と注文情報入力部101と位置情報送信部105は会員番号、注文情報、位置情報を送信する。管理サーバ装置500において、利用者情報受信部503は携帯電話機100から会員番号を、注文情報受信部504は注文情報を、位置情報受信部509は位置情報を受信する(ステップS1304)。予測部511は、この位置情報に示された位置と店舗情報管理部508が管理する店舗情報に含まれる店舗の位置と現在時刻などの情報を基に、注文を行った会員が店舗に到着する時期を予測する(ステップS1305)。注文情報受信部504と予測時期送信部512は、注文情報と予測時期を店舗端末装置400に送信する(ステップS1306)。
店舗端末装置400が管理サーバ装置500から注文情報を受信し、注文情報に示された注文を受け付けられる場合、店舗端末装置400の注文受付部402は受付番号を送信する。管理サーバ装置500において、注文情報受信部504は店舗端末装置400から受付番号を受信する(ステップS1307)。証明書発行部505は、ステップS1304で受信した会員番号を識別情報管理部501で検索し(ステップS1308)、商品注文者が会員であるかどうかを確認する(ステップS1309)。商品注文者が登録済みの会員であった場合、その会員に対する証明書を発行し(ステップS1310)、会員番号、受付番号、証明書を記憶する(ステップS1311)。そして、証明書とその証明書が対応する注文を特定するために受付番号を携帯電話機100に送信する(ステップS1312)。
車載器200が設置されている会員車両が路側機300の通信領域に入ると、路側機300の移動体情報転送部301は、車載器200から受信した車載器IDを転送する。管理サーバ装置500において、移動体情報受信部502は路側機300から車載器IDを受信する(ステップS1313)。証明書発行部505は、車載器IDと対応する会員番号を識別情報管理部501から取得し(ステップS1314)、取得した会員番号と同じ会員番号とともにステップS1311で記憶した受付番号と証明書を店舗端末装置400に送信する(ステップS1315)。
店舗で会員の注文が決済されると、店舗端末装置400の決済情報送信部404は決済情報を送信する。管理サーバ装置500において、決済情報受信部506は店舗端末装置400から決済情報を受信し(ステップS1316)、受信した決済情報を履歴管理部507に記録する(ステップS1317)。
本実施の形態において、シーケンス図やフロー図を用いて説明した通信手順や動作は、必ずしも図示されたとおりの順序でなくてもよいし、一部を省略してもよい。
以上のように、本実施の形態では、注文処理システムが携帯電話機で入力された会員の注文を処理することにより、会員が、DSRC通信領域だけでなく、一般地域からも注文できるので、店舗への集客率が高まり、店舗の売上が向上しやすくなる。
また、本実施の形態では、管理サーバ装置が携帯電話機から受信した位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を送信し、携帯電話機でこの店舗情報を参考にしての注文を会員に促すことにより、会員の現在位置の近傍店舗への注文が多くなり、会員の来店確度が高くなる。
また、本実施の形態では、管理サーバ装置が注文を行った会員に対する証明書を発行することにより、店舗でこの証明書を用いて商品引渡し時の本人確認を確実に行える。
また、本実施の形態では、管理サーバ装置が店舗情報を予め管理し、この店舗情報の中から、携帯電話機から受信した位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を送信することにより、会員の現在位置に合わせたリアルタイムな効率性の高い広告を打てるので、店舗への集客率が高まりやすくなる。
実施の形態2.
以下では、本実施の形態について、実施の形態1との差異を主に説明する。
図12は、本実施の形態に係る注文処理システムの構成を示す概念図である。また、図13は、本実施の形態に係る注文処理システムの各装置間の通信手順を示すシーケンス図である。
会員は会員車両3で店舗エリア4に移動する前に携帯電話機100を操作し、携帯電話機100は、管理サーバ装置500から受信した受付番号と注文情報を会員車両3に設置された車載器に送信する。このとき、会員は携帯電話機100で注文の内容を変更してもよい。図13では、変更された可能性がある注文情報を注文情報´と表記している。
会員が会員車両3で店舗エリア4に移動すると、会員車両3に設置された車載器がDSRC通信領域に入る。DSRC通信を行う路側機300は、車載器から車載器IDと受付番号と注文情報´を受信し、管理サーバ装置500に車載器IDを、店舗端末装置400に受付番号と注文情報´を転送する。管理サーバ装置500は、管理データベース7に登録された車載器IDと会員番号の対応付けに関する情報を参照して、受信した車載器IDに対応する会員番号を取得する。管理サーバ装置500は、取得した会員番号から会員を特定し、その会員が行った注文に付与されている受付番号と証明書をファストフード店8(店舗の一例)の店舗端末装置に送信する。
会員車両3がDSRC通信領域に入った時点で、路側機300は案内メッセージを送信し、車載器又は車載器に接続されたディスプレイやスピーカでその案内メッセージが表示又は再生され、会員車両3を商品受渡口へと誘導する。会員は、ファストフード店8の商品受渡口に到着すると、注文の受付番号と証明書の提示を求められる。提示された受付番号及び証明書が、ファストフード店8の店舗端末装置が管理サーバ装置500から受信した受付番号及び証明書と一致すれば、本人確認が行われたことになり、商品が会員に渡される。ここで、会員が受付番号と証明書を提示する手段としては、携帯電話機100の液晶画面などを用いてもよいし、店舗端末装置に装備された非接触ICタグリーダなど、携帯電話機100と通信可能な情報読取装置を用いてもよい。ファストフード店8では、商品を会員に渡す際に、現金やクレジットカードなどによる一般的な決済手段を用いて、店舗端末装置で決済を行うか、管理サーバ装置500に予め自動決済機能を付加しておき、管理サーバ装置500に決済を代行させる。ここで、店舗端末装置が路側機300から受信した注文情報´に示された注文の内容で受注が可能であれば、その注文に対して決済が行われるが、追加注文された商品がファストフード店8で用意できない場合などは、管理サーバ装置500から受信した注文情報に示された注文に対して決済が行われる。このとき、店舗端末装置は、最終的に決済が行われた注文の内容とその売上金額などの情報(決済情報)を管理サーバ装置500に送信する。
次に、本実施の形態に係る注文処理システムの各装置の詳細な構成と動作について説明する。
図14は、本実施の形態に係る注文処理システムの各装置の構成を示すブロック図である。
本実施の形態では、携帯電話機100の注文情報入力部101は、受付番号と注文情報´を車載器200に送信する。
車載器200は、車載器IDを路側機300に送信する移動体情報送信部201と、携帯電話機100が送信した受付番号と注文情報´を路側機300に転送する第1の注文情報転送部202を備える。移動体情報送信部201と第1の注文情報転送部202は、アンテナや無線通信回路を含み、路側機300とDSRC通信を行う。ここで、DSRC通信の代わりに、無線LANなど、他の無線通信方式を用いてもよい。
路側機300は、車載器200が送信した車載器IDを管理サーバ装置500に転送する移動体情報転送部301を備える。移動体情報転送部301は、アンテナや無線通信回路により車載器200と通信を行うとともに、通信回路などにより管理サーバ装置500と専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。また、路側機300は、車載器200が送信した受付番号と注文情報´を店舗端末装置400に転送する第2の注文情報転送部302を備える。第2の注文情報転送部302は、通信回路などを含み、店舗端末装置400とLANなどを介して通信を行う。
本実施の形態では、店舗端末装置400の注文受付部402は、路側機300から受付番号と注文情報´を受信する。
図15は、路側機300の動作を示すフロー図である。
車載器200が設置されている会員車両が路側機300の通信領域に入ると、車載器200の移動体情報送信部201と第1の注文情報転送部202は車載器ID、受付番号、注文情報´を送信する。路側機300において、移動体情報転送部301は車載器200から車載器IDを、第2の注文情報転送部302は受付番号と注文情報´を受信する(ステップS2101)。移動体情報転送部301は、受信した車載器IDを管理サーバ装置500に送信する(ステップS2102)。第2の注文情報転送部302は、受信した受付番号と注文情報´を店舗端末装置400に送信する(ステップS2103)。
図16は、店舗端末装置400の動作を示すフロー図である。
管理サーバ装置500が携帯電話機100から注文情報を受信すると、管理サーバ装置500の注文情報受信部504と予測時期送信部512は注文情報と予測時期を送信する。店舗端末装置400において、注文受付部402は管理サーバ装置500から注文情報と予測時期を受信する(ステップS2201)。そして、注文情報に示された注文の内容などから、その注文を受け付けられるかどうかを判断する(ステップS2202)。注文が受け付けられる場合、その注文に受付番号を付与し(ステップS2203)、受付番号、注文情報、予測時期を記憶する(ステップS2204)。注文受付部402は、さらに、管理サーバ装置500に受付番号を送信する(ステップS2205)。
車載器200が設置されている会員車両が路側機300の通信領域に入ると、路側機300の第2の注文情報転送部302は、車載器200から受信した受付番号と注文情報´を転送する。店舗端末装置400において、注文受付部402は路側機300から受付番号と注文情報´を受信する(ステップS2206)。
管理サーバ装置500が店舗端末装置400から受付番号を受信すると、管理サーバ装置500の証明書発行部505は注文を行った会員に対する証明書を発行し、路側機300から車載器IDを受信すると、証明書とその証明書が対応する注文を特定するために受付番号を送信する。店舗端末装置400において、第1の証明書受信部は受付番号と証明書を受信する(ステップS2207)。
会員が店舗の商品受渡口に到着すると、携帯電話機100の証明書出力部104は受付番号と証明書を出力する。店舗端末装置400において、注文決済部401は携帯電話機100から受付番号と証明書を読み取って(ステップS2208)、ステップS2207で注文受付部402が受信した受付番号と証明書と照合し、証明書が一致するかどうかを確認する(ステップS2209)。証明書が一致した場合、ステップS2206で受信した注文情報´に追加注文が含まれているか確認し、追加注文があればその注文を受け付けられるかどうかを判断する(ステップS2210)。追加注文がないか、又は追加注文があってもその注文を受け付けることが可能な場合は、注文情報´に示された注文の決済を行う(ステップS2211)。追加注文があって、その注文を受け付けられない場合は、ステップS2204で記憶した注文情報に示された注文の決済を行う(ステップS2212)。最後に、決済情報送信部404が決済情報を管理サーバ装置500に送信する(ステップS2213)。
本実施の形態において、管理サーバ装置500の動作は図11に示した実施の形態1と同様である。
以上のように、本実施の形態では、会員が店舗に到着して商品を受け取る前でも携帯電話機を使って注文の追加や取り消しの入力を行うことができるため、実施の形態1と比べて、会員が注文の変更などを店舗に伝達する際にかかる手間や時間が減り、利便性が向上する。
実施の形態3.
以下では、本実施の形態について、実施の形態1との差異を主に説明する。
図17は、本実施の形態に係る注文処理システムの構成を示す概念図である。また、図18は、本実施の形態に係る注文処理システムの各装置間の通信手順を示すシーケンス図である。
会員が訪問候補店舗を選択し、ファストフード店8が店舗として確定すると、管理サーバ装置500から送信された該当店舗の商品メニューが携帯電話機100の画面上に表示される。会員は、表示された商品メニューに対して、商品の注文(予約)入力を行う。注文入力が完了すると、注文情報、会員番号が管理サーバ装置500に送信される。
管理サーバ装置500は、携帯電話機100から受信した注文情報に含まれる注文金額に応じて審査を行う。審査では、例えば与信を行う。審査を通過した場合、注文に対して受付番号を付与し、その注文が携帯電話機100を使用している会員によって行われたことを証明する証明書を発行する。管理サーバ装置500は、この証明書と、受付番号を携帯電話機100に対して送信する。ここで、さらに、例えば30分後までの来店を促すメッセージを送信してもよい。また、注文に関する処理をより確実にするために、携帯電話機100から会員の応答を受信し、会員が受付番号を受領したことを確認してから取引を成立させてもよい。
会員が会員車両3で店舗エリア4に移動すると、会員車両3に設置された車載器がDSRC通信領域に入る。DSRC通信を行う路側機300は、車載器から車載器IDを受信し、管理サーバ装置500に転送する。管理サーバ装置500は、管理データベース7に登録された車載器IDと会員番号の対応付けに関する情報を参照して、受信した車載器IDに対応する会員番号を取得する。管理サーバ装置500は、取得した会員番号から会員を特定し、その会員が行った注文に付与されている受付番号と証明書とその注文の内容などを示す注文情報をファストフード店8の店舗端末装置に送信する。店舗端末装置は、受信した注文情報を路側機300に転送する。ここで、店舗端末装置が注文情報を転送する代わりに、管理サーバ装置500が注文情報を路側機300に直接送信してもよい。
会員車両3がDSRC通信領域に入った時点で、路側機300は、一般的なドライブスルー設備と同様に設置された画面に、受信した注文情報に示された注文の内容を表示する。会員は、画面に表示された内容の注文を確認し、路側機300が備える操作ボタンなどにより、必要に応じて注文を変更する操作を行う。この操作のために、路側機300が備える画面がタッチパネルになっていてもよい。また、一般的なドライブスルー設備と同様に、会員がマイクとスピーカを用いて、ファストフード店8の店員に対し口頭で注文を変更及び確認してもよい。変更された注文の内容は、店舗端末装置に送信される。図18では、変更された可能性がある注文情報を注文情報´と表記している。
注文の内容の確認が終わると、路側機300は案内メッセージを表示し又は再生し、会員車両3を商品受渡口へと誘導する。会員は、ファストフード店8の商品受渡口に到着すると、注文の受付番号と証明書の提示を求められる。提示された受付番号及び証明書が、ファストフード店8の店舗端末装置が管理サーバ装置500から受信した受付番号及び証明書と一致すれば、本人確認が行われたことになり、商品が会員に渡される。ここで、会員が受付番号と証明書を提示する手段としては、携帯電話機100の液晶画面などを用いてもよいし、店舗端末装置に装備された非接触ICタグリーダなど、携帯電話機100と通信可能な情報読取装置を用いてもよい。ファストフード店8では、商品を会員に渡す際に、現金やクレジットカードなどによる一般的な決済手段を用いて、店舗端末装置で決済を行うか、管理サーバ装置500に予め自動決済機能を付加しておき、管理サーバ装置500に決済を代行させる。このとき、店舗端末装置は、最終的に決済が行われた注文の内容とその売上金額などの情報(決済情報)を管理サーバ装置500に送信する。
次に、本実施の形態に係る注文処理システムの各装置の詳細な構成と動作について説明する。
図19は、本実施の形態に係る注文処理システムの各装置の構成を示すブロック図である。
路側機300は、車載器200が送信した車載器IDを管理サーバ装置500に転送する移動体情報転送部301を備える。移動体情報転送部301は、アンテナや無線通信回路により車載器200と通信を行うとともに、通信回路などにより管理サーバ装置500と専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。また、路側機300は、注文情報を出力する注文情報出力部303を備える。注文情報出力部303は、ドライブスルー設備の画面やスピーカなどの出力デバイスを含み、注文情報に含まれる注文の内容を表示又は再生する。また、本実施の形態では、注文情報出力部303は、店舗端末装置400から注文情報を受信する。ここで、注文情報出力部303は、店舗端末装置400代わりに、管理サーバ装置500から注文情報を受信してもよい。
路側機300は、さらに、注文情報を確認及び変更する注文情報操作部304を備える。注文情報操作部304は、タッチパネルや操作キーなどの入力デバイスを含み、会員からの入力を受け付ける。また、本実施の形態では、注文情報操作部304は、店舗端末装置400に注文情報´を送信する。
本実施の形態では、店舗端末装置400の注文受付部402は、管理サーバ装置500から注文情報を受信し、受信した注文情報を路側機300に転送する。また、注文受付部402は、路側機300から注文情報´を受信する。
管理サーバ装置500は、会員番号と車載器IDを予め対応付けて管理する識別情報管理部501と、店舗端末装置400から受信した決済情報の履歴を管理する履歴管理部507と、店舗情報を予め管理する店舗情報管理部508を備える。識別情報管理部501と履歴管理部507と店舗情報管理部508は、図17に示した管理データベース7に含まれるが、これ以降本実施の形態においては管理サーバ装置500の一部であるとして説明する。
管理サーバ装置500は、さらに、路側機300が転送した車載器IDを受信する移動体情報受信部502を備える。移動体情報受信部502は、通信回路などを含み、路側機300と専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。また、管理サーバ装置500は、携帯電話機100が送信した会員番号を受信する利用者情報受信部503と、注文情報を受信する注文情報受信部504と、位置情報を受信する位置情報受信部509と、受信した位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を携帯電話機100に送信する店舗情報送信部510を備える。利用者情報受信部503と注文情報受信部504と位置情報受信部509と店舗情報送信部510は、通信回路などを含み、携帯電話機100と移動通信網、及び専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。また、本実施の形態では、注文情報受信部504は、注文情報を店舗端末装置400に送信する。
管理サーバ装置500は、さらに、注文を行った会員に対する証明書を発行する証明書発行部505を備える。また、管理サーバ装置500は、店舗端末装置400が送信した決済情報を受信する決済情報受信部506と、注文情報を店舗端末装置400に送信する注文情報送信部514を備える。決済情報受信部506と注文情報送信部514は、通信回路などを含み、店舗端末装置400と専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。ここで、注文情報送信部514は、店舗端末装置400の代わりに、路側機300に注文情報を送信してもよい。
管理サーバ装置500は、さらに、受信した注文情報を記憶する注文情報記憶部513を備える。
図20は、路側機300の動作を示すフロー図である。
車載器200が設置されている会員車両が路側機300の通信領域に入ると、車載器200の移動体情報送信部201は車載器IDを送信する。路側機300において、移動体情報転送部301は車載器200から車載器IDを受信する(ステップS3101)。移動体情報転送部301は、受信した車載器IDを管理サーバ装置500に送信する(ステップS3102)。
店舗端末装置400が管理サーバ装置500から注文情報を受信すると、店舗端末装置400の注文受付部402は注文情報を送信する。路側機300において、注文情報出力部303は店舗端末装置400から注文情報を受信し(ステップS3103)、受信した注文情報に示された注文の内容を画面に表示する(ステップS3104)。注文情報操作部304は、会員による入力操作に基づいて、注文情報を変更又は確認し(ステップS3105)、変更又は確認した注文情報(注文情報´)を店舗端末装置400に送信する(ステップS3106)。
図21は、店舗端末装置400の動作を示すフロー図である。
管理サーバ装置500が路側機300から車載器IDを受信すると、管理サーバ装置500の証明書発行部505は受付番号、注文情報、証明書を送信する。店舗端末装置400において、注文受付部402は管理サーバ装置500から受付番号と注文情報を、第1の証明書受信部は受付番号と証明書を受信する(ステップS3201)。注文受付部402は、受信した注文情報を路側機300に送信する(ステップS3202)。
会員が注文を確認又は必要に応じて変更すると、路側機300の注文情報操作部304はその注文の内容を含む注文情報´を送信する。店舗端末装置400において、注文受付部402は注文情報´を受信し(ステップS3203)し、受付番号と注文情報´を記憶する(ステップS3204)。ここで、注文受付部402は、注文情報´に示された注文の内容などから、その注文を受け付けられるかどうかを判断し、注文が受け付けられる場合のみ、その注文を受け付けるようにしてもよい。
会員が店舗の商品受渡口に到着すると、携帯電話機100の証明書出力部104は受付番号と証明書を出力する。店舗端末装置400において、注文決済部401は携帯電話機100から受付番号と証明書を読み取って(ステップS3205)、ステップS3201で注文受付部402が受信した受付番号と証明書と照合し、証明書が一致するかどうかを確認する(ステップS3206)。証明書が一致した場合、ステップS3204で記憶した注文情報´に示された注文の決済を行う(ステップS3207)。最後に、決済情報送信部404が決済情報を管理サーバ装置500に送信する(ステップS3208)。
図22は、管理サーバ装置500の動作を示すフロー図である。
会員がサイトにログインすると、携帯電話機100の位置情報送信部105は位置情報を送信する。管理サーバ装置500において、位置情報受信部509は携帯電話機100から位置情報を受信する(ステップS3301)。店舗情報送信部510は、この位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を店舗情報管理部508から取得し(ステップS3302)、取得した店舗情報を携帯電話機100に送信する(ステップS3303)。
会員が店舗を選択して、その店舗に対する注文を入力すると、携帯電話機100の利用者情報入力部102と注文情報入力部101は会員番号と注文情報を送信する。管理サーバ装置500において、利用者情報受信部503は携帯電話機100から会員番号を、注文情報受信部504は注文情報を受信する(ステップS3304)。証明書発行部505は、与信などを行って、注文情報に示された注文を受け付けられるかどうかを判断する(ステップS3305)。注文が受け付けられる場合、その注文に受付番号を付与する(ステップS3306)。証明書発行部505は、さらに、ステップS3304で受信した会員番号を識別情報管理部501で検索し(ステップS3307)、商品注文者が会員であるかどうかを確認する(ステップS3308)。商品注文者が登録済みの会員であった場合、その会員に対する証明書を発行し(ステップS3309)、注文情報記憶部513に会員番号、受付番号、注文情報、証明書を記憶する(ステップS3310)。そして、証明書とその証明書が対応する注文を特定するために受付番号を携帯電話機100に送信する(ステップS3311)。
車載器200が設置されている会員車両が路側機300の通信領域に入ると、路側機300の移動体情報転送部301は、車載器200から受信した車載器IDを転送する。管理サーバ装置500において、移動体情報受信部502は路側機300から車載器IDを受信する(ステップS3312)。証明書発行部505は、車載器IDと対応する会員番号を識別情報管理部501から取得し(ステップS3313)、取得した会員番号と同じ会員番号とともにステップS3310で記憶した受付番号、注文情報、証明書を店舗端末装置400に送信する(ステップS3314)。
店舗で会員の注文が決済されると、店舗端末装置400の決済情報送信部404は決済情報を送信する。管理サーバ装置500において、決済情報受信部506は店舗端末装置400から決済情報を受信し(ステップS3315)、受信した決済情報を履歴管理部507に記録する(ステップS3316)。
以上のように、本実施の形態では、会員が店舗に到着して商品を受け取る前に路側機が備える画面などを使って注文の確認、及び注文の追加や取り消しの入力を行うことができるため、実施の形態1と比べて、会員が注文の変更などを店舗に伝達する際にかかる手間や時間が減り、利便性が向上する。
実施の形態4.
以下では、本実施の形態について、実施の形態1との差異を主に説明する。
図23は、本実施の形態に係る注文処理システムの構成を示す概念図である。また、図24は、本実施の形態に係る注文処理システムの各装置間の通信手順を示すシーケンス図である。
会員が訪問候補店舗を選択し、ファストフード店8が店舗として確定すると、管理サーバ装置500から送信された該当店舗の商品メニューが携帯電話機100の画面上に表示される。会員は、表示された商品メニューに対して、商品の注文(予約)入力を行う。注文入力が完了すると、携帯電話機100は、注文情報を会員車両3に設置された車載器に送信する。
会員が会員車両3で店舗エリア4に移動すると、会員車両3に設置された車載器がDSRC通信領域に入る。DSRC通信を行う路側機300は、車載器から車載器IDと注文情報を受信する。路側機300は、一般的なドライブスルー設備と同様に設置された画面に、受信した注文情報に示された注文の内容を表示する。会員は、画面に表示された内容の注文を確認し、路側機300が備える操作ボタンなどにより、必要に応じて注文を変更する操作を行う。この操作のために、路側機300が備える画面がタッチパネルになっていてもよい。また、一般的なドライブスルー設備と同様に、会員がマイクとスピーカを用いて、ファストフード店8の店員に対し口頭で注文を変更及び確認してもよい。変更された注文の内容は、店舗端末装置に送信される。図24では、変更された可能性がある注文情報を注文情報´と表記している。注文の内容の確認が終わると、路側機300は案内メッセージを表示し又は再生し、会員車両3を商品受渡口へと誘導する。
管理サーバ装置500は、路側機300から車載器IDを受信すると、管理データベース7に登録された車載器IDと会員番号の対応付けに関する情報を参照して、受信した車載器IDに対応する会員番号を取得する。管理サーバ装置500は、取得した会員番号から会員を特定し、管理データベース7や外部の信用機関などから取得した利用履歴やその他の情報に基づいて、その会員の信用度を検査し、結果(信用情報)をファストフード店8の店舗端末装置に送信する。
会員がファストフード店8の商品受渡口に到着すると、ファストフード店8の店舗端末装置が管理サーバ装置500から受信した信用情報に示された結果に問題がなければ、商品が会員に渡される。ファストフード店8では、商品を会員に渡す際に、クレジットカードなどによる一般的な決済手段を用いて、店舗端末装置で決済を行う。このとき、店舗端末装置は、最終的に決済が行われた注文の内容とその売上金額などの情報(決済情報)を管理サーバ装置500に送信する。
次に、本実施の形態に係る注文処理システムの各装置の詳細な構成と動作について説明する。
図25は、本実施の形態に係る注文処理システムの各装置の構成を示すブロック図である。
携帯電話機100は、会員の注文内容などを含む注文情報を入力する注文情報入力部101を備える。注文情報入力部101は、操作キーなどの入力デバイスを含み、会員からの入力を受け付ける。また、本実施の形態では、注文情報入力部101は、入力した情報を車載器200に送信する。
携帯電話機100は、さらに、位置情報を管理サーバ装置500に送信する位置情報送信部105と、管理サーバ装置500が送信した店舗情報を受信する店舗情報受信部106を備える。位置情報送信部105と店舗情報受信部106は、アンテナや無線通信回路を含み、管理サーバ装置500と移動通信網、及び専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。また、携帯電話機100は、受信した店舗情報を出力する店舗情報出力部107を備える。店舗情報出力部107は、液晶ディスプレイなどの出力デバイスを含み、情報を画面に表示する。ここで、店舗情報出力部107は、情報を表示する代わりに、赤外線通信などにより情報を外部に送信してもよい。
車載器200は、車載器IDを路側機300に送信する移動体情報送信部201と、携帯電話機100が送信した受付番号と注文情報を路側機300に転送する第1の注文情報転送部202を備える。移動体情報送信部201と第1の注文情報転送部202は、アンテナや無線通信回路を含み、路側機300とDSRC通信を行う。ここで、DSRC通信の代わりに、無線LANなど、他の無線通信方式を用いてもよい。
路側機300は、車載器200が送信した車載器IDを管理サーバ装置500に転送する移動体情報転送部301を備える。移動体情報転送部301は、アンテナや無線通信回路により車載器200と通信を行うとともに、通信回路などにより管理サーバ装置500と専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。また、路側機300は、注文情報を出力する注文情報出力部303を備える。注文情報出力部303は、ドライブスルー設備の画面やスピーカなどの出力デバイスを含み、注文情報に含まれる注文の内容を表示又は再生する。また、本実施の形態では、注文情報出力部303は、車載器200から注文情報を受信する。
路側機300は、さらに、注文情報を確認及び変更する注文情報操作部304を備える。注文情報操作部304は、タッチパネルや操作キーなどの入力デバイスを含み、会員からの入力を受け付ける。また、本実施の形態では、注文情報操作部304は、店舗端末装置400に注文情報´を送信する。
店舗端末装置400は、会員の注文の決済を行い、又は自動決済を管理サーバ装置500に依頼する注文決済部401を備える。また、店舗端末装置400は、管理サーバ装置500が会員の信用度を検査した結果を示す信用情報を受信する信用情報受信部405と、最終的に決済が行われた注文の決済情報を管理サーバ装置500に送信する決済情報送信部404を備える。信用情報受信部405と決済情報送信部404は、通信回路などを含み、管理サーバ装置500と専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。
管理サーバ装置500は、会員番号と車載器IDを予め対応付けて管理する識別情報管理部501と、店舗端末装置400から受信した決済情報の履歴を管理する履歴管理部507と、店舗情報を予め管理する店舗情報管理部508を備える。識別情報管理部501と履歴管理部507と店舗情報管理部508は、図23に示した管理データベース7に含まれるが、これ以降本実施の形態においては管理サーバ装置500の一部であるとして説明する。
管理サーバ装置500は、さらに、路側機300が転送した車載器IDを受信する移動体情報受信部502を備える。移動体情報受信部502は、通信回路などを含み、路側機300と専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。また、管理サーバ装置500は、位置情報を受信する位置情報受信部509と、受信した位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を携帯電話機100に送信する店舗情報送信部510を備える。位置情報受信部509と店舗情報送信部510は、通信回路などを含み、携帯電話機100と移動通信網、及び専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。また、管理サーバ装置500は、会員の信用度を検査する信用検査部515を備える。また、管理サーバ装置500は、店舗端末装置400が送信した決済情報を受信する決済情報受信部506と、信用情報を店舗端末装置400に送信する信用情報送信部516を備える。決済情報受信部506と信用情報送信部516は、通信回路などを含み、店舗端末装置400と専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。
図26は、路側機300の動作を示すフロー図である。
車載器200が設置されている会員車両が路側機300の通信領域に入ると、車載器200の移動体情報送信部201と第1の注文情報転送部202は車載器IDと注文情報を送信する。路側機300において、移動体情報転送部301は車載器200から車載器IDを、注文情報出力部303は注文情報を受信する(ステップS4101)。移動体情報転送部301は、受信した車載器IDを管理サーバ装置500に送信する(ステップS4102)。注文情報出力部303は、受信した注文情報に示された注文の内容を画面に表示する(ステップS4103)。注文情報操作部304は、会員による入力操作に基づいて、注文情報を変更又は確認し(ステップS4104)、変更又は確認した注文情報(注文情報´)を店舗端末装置400に送信する(ステップS4105)。
図27は、店舗端末装置400の動作を示すフロー図である。
管理サーバ装置500が会員の信用度を検査すると、管理サーバ装置500の信用情報送信部516は信用情報を送信する。店舗端末装置400において、信用情報受信部405は管理サーバ装置500から信用情報を受信する(ステップS4201)。
会員が注文を確認又は必要に応じて変更すると、路側機300の注文情報操作部304はその注文の内容を含む注文情報´を送信する。店舗端末装置400において、注文決済部401は注文情報´を受信し(ステップS4202)する。そして、ステップS4201で受信した信用情報に示された会員の信用度検査の結果を確認する(ステップS4203)。信用度検査の結果に問題がなく、会員の注文を決済してよいと判断できた場合、会員が店舗の商品受渡口に到着すると、注文決済部401はステップS4202で受信した注文情報´に示された注文の決済を行う(ステップS4204)。最後に、決済情報送信部404が決済情報を管理サーバ装置500に送信する(ステップS4205)。
図28は、管理サーバ装置500の動作を示すフロー図である。
会員がサイトにログインすると、携帯電話機100の位置情報送信部105は位置情報を送信する。管理サーバ装置500において、位置情報受信部509は携帯電話機100から位置情報を受信する(ステップS4301)。店舗情報送信部510は、この位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を店舗情報管理部508から取得し(ステップS4302)、取得した店舗情報を携帯電話機100に送信する(ステップS4303)。
車載器200が設置されている会員車両が路側機300の通信領域に入ると、路側機300の移動体情報転送部301は、車載器200から受信した車載器IDを転送する。管理サーバ装置500において、移動体情報受信部502は路側機300から車載器IDを受信する(ステップS4304)。信用検査部515は、車載器IDと対応する会員番号を識別情報管理部501から取得し(ステップS4305)、さらに、取得した会員番号から特定される会員の信用度に関する情報(例えば、履歴管理部507に記録されている会員の利用履歴)を取得する(ステップS4306)。そして、取得した情報を基に、会員の信用度を検査し(ステップS4307)、その検査の結果を信用情報として店舗端末装置400に送信する(ステップS4308)。
店舗で会員の注文が決済されると、店舗端末装置400の決済情報送信部404は決済情報を送信する。管理サーバ装置500において、決済情報受信部506は店舗端末装置400から決済情報を受信し(ステップS4309)、受信した決済情報を履歴管理部507に記録する(ステップS4310)。
本実施の形態において、会員を識別するために会員番号を使用せず、これを車載器IDで代用してもよい。
以上のように、本実施の形態では、管理サーバ装置が携帯電話機から受信した位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を送信し、携帯電話機でこの店舗情報を参考にしての注文を会員に促すことにより、会員の現在位置の近傍店舗への注文が多くなり、会員の来店確度が高くなる。
また、本実施の形態では、管理サーバ装置が注文を行った会員の信用度を検査すること(ネガティブチェック)により、店舗で、クレジットカードなど、現金以外の決済手段を用いて決済を行う場合の決済の安全性が高まる。
また、本実施の形態では、管理サーバ装置が店舗情報を予め管理し、この店舗情報の中から、携帯電話機から受信した位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を送信することにより、会員の現在位置に合わせたリアルタイムな効率性の高い広告を打てるので、店舗への集客率が高まりやすくなる。
また、本実施の形態では、携帯電話機が注文情報を管理サーバ装置に直接送信しないため、実施の形態1と比べて、会員が負担する通信費を節減できる。
実施の形態5.
図29は、本実施の形態に係る注文処理システムの構成を示す概念図である。また、図30は、本実施の形態に係る注文処理システムの各装置間の通信手順を示すシーケンス図である。
利用者(会員9)は、一般地域1において、測位アプリケーションを有する携帯電話機100でショッピング用のサイトにログインする。携帯電話機100は、GPS衛星2から現在位置を測定するための情報(測位情報)を受信し、測位アプリケーションにより現在位置を測定する。携帯電話機100が測定した位置情報は管理センター6に設置された管理サーバ装置500に送信される。管理サーバ装置500は、携帯電話機100から位置情報を受信すると、管理データベース7に登録されている店舗に関する情報(店舗情報)を携帯電話機100に送信する。携帯電話機100は、例えば半径5km以内の異業種店舗の位置情報(店舗情報の一例)を受信し、画面上の地図に各店舗の位置を表示する。会員9が画面上の店舗を選択すると、該当店舗の広告やキャンペーン情報(店舗情報の一例)が管理サーバ装置500から送信され、画面上に表示される。また、会員9を店舗に誘導するため、管理データベース7に保管されている会員9の電子スタンプラリー状況(店舗情報の一例)が管理サーバ装置500によって送信され、景品を獲得するために必要な訪問候補店舗が画面上に表示される。ここで、電子スタンプラリーとは、会員9の異業種店舗への訪問を電子的に記録し、訪問状況によって景品を与えるなどの特典を会員9に提供することにより、各店舗の販売促進を行うサービスのことである。
本実施の形態において、上記の携帯電話機100は、PDA(Personal Digital Assistance)やノートブックコンピュータなど、他の種類の携帯端末装置であってもよい。また、上記のGPS衛星2は、準天頂衛星など、他の種類の測位衛星であってもよい。また、上記の管理センター6、管理サーバ装置500、管理データベース7は、複数存在してもよいし、それぞれの機能の一部だけを分離させて設置されてもよい。さらに、管理データベース7は、管理サーバ装置500の内部に組み込まれていてもよい。
会員9が訪問候補店舗を選択し、店舗5が確定すると、管理サーバ装置500から送信された該当店舗の商品メニュー(店舗情報の一例)が携帯電話機100の画面上に表示される。会員9は、表示された商品メニューに対して、商品の注文(予約)入力を行う。注文入力が完了すると、注文情報(注文時刻情報などを含む。)、会員番号(利用者情報の一例)、位置情報が管理サーバ装置500に送信される。
管理サーバ装置500は、携帯電話機100から受信した会員番号、位置情報、注文時刻情報を基に一次審査を行う。一次審査では、例えば店舗5から遠く離れた場所にいる会員9の注文を受け付けないというような設定がされている場合、会員9が店舗5の半径何km以内にいるかによって、注文を受け付けるかどうかを決定する。一次審査を通過した場合、注文情報に含まれる注文金額に応じて二次審査を行う。二次審査では、例えば与信を行う。二次審査を通過した場合、会員9が店舗に到着する時刻又は到着するまでの時間(予測時期)を予測し、店舗5に設置された店舗端末装置に対して、注文情報とともに送信する。ここで、さらに会員番号、位置情報などを送信してもよい。
店舗5では、注文情報に示された注文の内容を確認し、受注可能かどうかが判断される。受注可能であると判断された場合は、店舗端末装置がその注文に対して受付番号を付与し、管理サーバ装置500に送信する。
管理サーバ装置500は、受付番号を受信すると、受付番号が付与された注文が携帯電話機100を使用している会員9によって行われたことを証明する証明書を発行する。管理サーバ装置500は、この証明書と、受付番号を携帯電話機100に対して送信する。ここで、さらに、例えば30分後までの来店を促すメッセージを送信してもよい。また、注文に関する処理をより確実にするために、携帯電話機100から会員9の応答を受信し、会員9が受付番号を受領したことを確認してから取引を成立させてもよい。取引が成立すると、管理サーバ装置500は、受付番号と証明書を店舗5の店舗端末装置に送信する。
会員9は、店舗エリア4に移動し、店舗5の商品受渡口に到着すると、携帯電話機100を操作して、注文の受付番号と証明書を店舗端末装置に送信する。店舗端末装置に装備された非接触ICタグリーダが受信した受付番号及び証明書が、店舗5の店舗端末装置が管理サーバ装置500から受信した受付番号及び証明書と一致すれば、本人確認が行われたことになり、商品が会員9に渡される。ここで、携帯電話機100の液晶画面などを用いて、会員9が店舗5の店員に受付番号と証明書を提示し、証明書が一致することを確認した結果を店員が店舗端末装置に入力してもよい。店舗5では、商品を会員9に渡す際に、現金やクレジットカードなどによる一般的な決済手段を用いて、店舗端末装置で決済を行うか、管理サーバ装置500に予め自動決済機能を付加しておき、管理サーバ装置500に決済を代行させる。このとき、店舗端末装置は、最終的に決済が行われた注文の内容とその売上金額などの情報(決済情報)を管理サーバ装置500に送信する。
管理サーバ装置500は、店舗端末装置から決済情報を受信すると、受信した決済情報を基に、管理データベース7に記録されている会員9の利用履歴を更新する。利用履歴は、会員9の氏名や電話番号などの個人情報を含めた場合は、個人情報保護の意味から販売促進情報として活用できないため、各々の利用履歴情報に一時的な識別番号(一時識別番号)を付与して、一時識別番号ごとに利用情報(店舗名、来店日時、性別、年代、居住地域など)を収集し、店舗や事業者への有効な販売促進情報として提供することが可能である。
本実施の形態に係る管理サーバ装置は、実施の形態1において図5に示した例と同様のテーブルを用いて会員に関する情報を管理する。また、本実施の形態に係る管理サーバ装置は、実施の形態1において図6に示した例と同様のテーブルを用いて会員の利用履歴に関する情報を管理する。ただし、本実施の形態では、車載器IDは不要である。
また、本実施の形態に係る管理サーバ装置は、実施の形態1において図7に示した例と同様のテーブルを用いて店舗に関する情報を管理する。
次に、本実施の形態に係る注文処理システムの各装置の詳細な構成と動作について説明する。
図31は、本実施の形態に係る注文処理システムの各装置の構成を示すブロック図である。
携帯電話機100は、会員の注文内容などを含む注文情報を入力する注文情報入力部101と、会員番号を入力する利用者情報入力部102を備える。注文情報入力部101と利用者情報入力部102は、操作キーなどの入力デバイスを含み、会員からの入力を受け付ける。また、本実施の形態では、注文情報入力部101と利用者情報入力部102は、入力した情報を管理サーバ装置500に送信する。
携帯電話機100は、さらに、管理サーバ装置500が発行した証明書を受信する第2の証明書受信部103と、位置情報を管理サーバ装置500に送信する位置情報送信部105と、管理サーバ装置500が送信した店舗情報を受信する店舗情報受信部106を備える。第2の証明書受信部103と位置情報送信部105と店舗情報受信部106は、アンテナや無線通信回路を含み、管理サーバ装置500と移動通信網、及び専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。また、携帯電話機100は、受信した証明書を出力する証明書出力部104と、受信した店舗情報を出力する店舗情報出力部107を備える。証明書出力部104と店舗情報出力部107は、液晶ディスプレイなどの出力デバイスを含み、情報を画面に表示する。ここで、証明書出力部104と店舗情報出力部107は、情報を表示する代わりに、赤外線通信などにより情報を外部に送信してもよい。
店舗端末装置400は、会員の注文の決済を行い、又は自動決済を管理サーバ装置500に依頼する注文決済部401と、会員の注文を受け付けて受付番号を付与する注文受付部402を備える。また、店舗端末装置400は、管理サーバ装置500が発行した証明書を受信する第1の証明書受信部403と、最終的に決済が行われた注文の決済情報を管理サーバ装置500に送信する決済情報送信部404を備える。第1の証明書受信部403と決済情報送信部404は、通信回路などを含み、管理サーバ装置500と専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。
管理サーバ装置500は、会員番号を予め管理する識別情報管理部501と、店舗端末装置400から受信した決済情報の履歴を管理する履歴管理部507と、店舗情報を予め管理する店舗情報管理部508を備える。識別情報管理部501と履歴管理部507と店舗情報管理部508は、図29に示した管理データベース7に含まれるが、これ以降本実施の形態においては管理サーバ装置500の一部であるとして説明する。
管理サーバ装置500は、さらに、注文情報を受信する注文情報受信部504と、位置情報を受信する位置情報受信部509と、受信した位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を携帯電話機100に送信する店舗情報送信部510を備える。注文情報受信部504と位置情報受信部509と店舗情報送信部510は、通信回路などを含み、携帯電話機100と移動通信網、及び専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。また、本実施の形態では、注文情報受信部504は、注文情報を店舗端末装置400に送信する。
管理サーバ装置500は、さらに、注文を行った会員に対する証明書を発行する証明書発行部505と、受信した位置情報に基づいて、会員が店舗に到着する時期を予測する予測部511を備える。本実施の形態では、証明書発行部505は、携帯電話機100が送信した会員番号を受信する。
管理サーバ装置500は、さらに、店舗端末装置400が送信した決済情報を受信する決済情報受信部506と、予測時期を店舗端末装置400に送信する予測時期送信部512を備える。決済情報受信部506と予測時期送信部512は、通信回路などを含み、店舗端末装置400と専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。
本実施の形態において、店舗端末装置400の動作は図10に示した実施の形態1と同様である。
図32は、管理サーバ装置500の動作を示すフロー図である。
会員がサイトにログインすると、携帯電話機100の位置情報送信部105は位置情報を送信する。管理サーバ装置500において、位置情報受信部509は携帯電話機100から位置情報を受信する(ステップS5301)。店舗情報送信部510は、この位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を店舗情報管理部508から取得し(ステップS5302)、取得した店舗情報を携帯電話機100に送信する(ステップS5303)。
会員が店舗を選択して、その店舗に対する注文を入力すると、携帯電話機100の利用者情報入力部102と注文情報入力部101と位置情報送信部105は会員番号、注文情報、位置情報を送信する。管理サーバ装置500において、証明書発行部505は携帯電話機100から会員番号を、注文情報受信部504は注文情報を、位置情報受信部509は位置情報を受信する(ステップS5304)。予測部511は、この位置情報に示された位置と店舗情報管理部508が管理する店舗情報に含まれる店舗の位置と現在時刻などの情報を基に、注文を行った会員が店舗に到着する時期を予測する(ステップS5305)。注文情報受信部504と予測時期送信部512は、注文情報と予測時期を店舗端末装置400に送信する(ステップS5306)。
店舗端末装置400が管理サーバ装置500から注文情報を受信し、注文情報に示された注文を受け付けられる場合、店舗端末装置400の注文受付部402は受付番号を送信する。管理サーバ装置500において、注文情報受信部504は店舗端末装置400から受付番号を受信する(ステップS5307)。証明書発行部505は、ステップS5304で受信した会員番号を識別情報管理部501で検索し(ステップS5308)、商品注文者が会員であるかどうかを確認する(ステップS5309)。商品注文者が登録済みの会員であった場合、その会員に対する証明書を発行し(ステップS5310)、証明書とその証明書が対応する注文を特定するために受付番号を携帯電話機100に送信する(ステップS5311)。そして、同様に受付番号と証明書を店舗端末装置400に送信する(ステップS5312)。
店舗で会員の注文が決済されると、店舗端末装置400の決済情報送信部404は決済情報を送信する。管理サーバ装置500において、決済情報受信部506は店舗端末装置400から決済情報を受信し(ステップS5313)、受信した決済情報を履歴管理部507に記録する(ステップS5314)。
本実施の形態において、シーケンス図やフロー図を用いて説明した通信手順や動作は、必ずしも図示されたとおりの順序でなくてもよいし、一部を省略してもよい。
以上のように、本実施の形態では、注文処理システムが携帯電話機で入力された会員の注文を処理することにより、会員が、店舗外の一般地域からも注文できるので、店舗への集客率が高まり、店舗の売上が向上しやすくなる。
また、本実施の形態では、管理サーバ装置が携帯電話機から受信した位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を送信し、携帯電話機でこの店舗情報を参考にしての注文を会員に促すことにより、会員の現在位置の近傍店舗への注文が多くなり、会員の来店確度が高くなる。
また、本実施の形態では、管理サーバ装置が注文を行った会員に対する証明書を発行することにより、店舗でこの証明書を用いて商品引渡し時の本人確認を確実に行える。
また、本実施の形態では、管理サーバ装置が店舗情報を予め管理し、この店舗情報の中から、携帯電話機から受信した位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を送信することにより、会員の現在位置に合わせたリアルタイムな効率性の高い広告を打てるので、店舗への集客率が高まりやすくなる。
実施の形態6.
以下では、本実施の形態について、実施の形態5との差異を主に説明する。
図33は、本実施の形態に係る注文処理システムの構成を示す概念図である。また、図34は、本実施の形態に係る注文処理システムの各装置間の通信手順を示すシーケンス図である。
会員9が訪問候補店舗を選択し、店舗が確定すると、管理サーバ装置500から送信された該当店舗の商品メニューが携帯電話機100の画面上に表示される。会員9は、表示された商品メニューに対して、商品の注文(予約)入力を行う。注文入力が完了すると、携帯電話機100は、注文情報を保存する。
会員9は、店舗エリア4に移動し、店舗の商品受渡口に到着すると、携帯電話機100を操作して、会員番号と注文情報を店舗に設置されたPOS端末10(店舗端末装置の一例)に送信する。POS端末10は、備え付けられたリーダにより会員番号と注文情報を読み取る。POS端末10は、読み取った会員番号を管理サーバ装置500に送信する。また、POS端末10は、読み取った注文情報に示された注文の内容を画面などに表示する。会員9は、画面に表示された内容の注文を確認し、POS端末10が備える操作ボタンなどにより、必要に応じて注文を変更する操作を行う。この操作のために、POS端末10が備える画面がタッチパネルになっていてもよい。また、一般的な店舗のレジと同様に、会員9が店員に対し口頭で注文を変更及び確認してもよい。
管理サーバ装置500は、POS端末10から会員番号を受信すると、会員番号から会員9を特定し、管理データベース7や外部の信用機関などから取得した利用履歴やその他の情報に基づいて、その会員9の信用度を検査し、結果(信用情報)をPOS端末10に送信する。
会員9が注文の内容の確認を終えると、POS端末10が管理サーバ装置500から受信した信用情報に示された結果に問題がなければ、商品が会員9に渡される。店舗では、商品を会員9に渡す際に、クレジットカードなどによる一般的な決済手段を用いて、POS端末10で決済を行う。このとき、店舗端末装置は、最終的に決済が行われた注文の内容とその売上金額などの情報(決済情報)を管理サーバ装置500に送信する。
次に、本実施の形態に係る注文処理システムの各装置の詳細な構成と動作について説明する。
図35は、本実施の形態に係る注文処理システムの各装置の構成を示すブロック図である。
携帯電話機100は、会員の注文内容などを含む注文情報を入力する注文情報入力部101と、会員番号を入力する利用者情報入力部102を備える。注文情報入力部101と利用者情報入力部102は、操作キーなどの入力デバイスを含み、会員からの入力を受け付ける。また、携帯電話機100は、注文情報をPOS端末10に送信する注文情報転送部108を備える。本実施の形態では、注文情報転送部108は、注文情報とともに会員番号をPOS端末10に送信する。
携帯電話機100は、さらに、位置情報を管理サーバ装置500に送信する位置情報送信部105と、管理サーバ装置500が送信した店舗情報を受信する店舗情報受信部106を備える。位置情報送信部105と店舗情報受信部106は、アンテナや無線通信回路を含み、管理サーバ装置500と移動通信網、及び専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。また、携帯電話機100は、受信した店舗情報を出力する店舗情報出力部107を備える。店舗情報出力部107は、液晶ディスプレイなどの出力デバイスを含み、情報を画面に表示する。ここで、店舗情報出力部107は、情報を表示する代わりに、赤外線通信などにより情報を外部に送信してもよい。
POS端末10は、会員の注文の決済を行い、又は自動決済を管理サーバ装置500に依頼する注文決済部401を備える。また、POS端末10は、携帯電話機100から注文情報を読み取る注文情報読取部406を備える。注文情報読取部406は、リーダなどを含み、携帯電話機100と通信を行う。また、本実施の形態では、注文情報読取部406は、携帯電話機100から注文情報とともに会員番号を読み取り、読み取った会員番号を管理サーバ装置500に送信する。
POS端末10は、さらに、管理サーバ装置500が会員の信用度を検査した結果を示す信用情報を受信する信用情報受信部405と、最終的に決済が行われた注文の決済情報を管理サーバ装置500に送信する決済情報送信部404を備える。信用情報受信部405と決済情報送信部404は、通信回路などを含み、管理サーバ装置500と専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。
管理サーバ装置500は、会員番号を予め管理する識別情報管理部501と、POS端末10から受信した決済情報の履歴を管理する履歴管理部507と、店舗情報を予め管理する店舗情報管理部508を備える。識別情報管理部501と履歴管理部507と店舗情報管理部508は、図33に示した管理データベース7に含まれるが、これ以降本実施の形態においては管理サーバ装置500の一部であるとして説明する。
管理サーバ装置500は、さらに、位置情報を受信する位置情報受信部509と、受信した位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を携帯電話機100に送信する店舗情報送信部510を備える。位置情報受信部509と店舗情報送信部510は、通信回路などを含み、携帯電話機100と移動通信網、及び専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。また、管理サーバ装置500は、会員の信用度を検査する信用検査部515を備える。本実施の形態では、信用検査部515は、POS端末10が送信した会員番号を受信する。
管理サーバ装置500は、さらに、POS端末10が送信した決済情報を受信する決済情報受信部506と、信用情報をPOS端末10に送信する信用情報送信部516を備える。決済情報受信部506と信用情報送信部516は、通信回路などを含み、POS端末10と専用線又はWANやインターネットなどのネットワークを介して通信を行う。
図36は、POS端末10の動作を示すフロー図である。
会員が店舗の商品受渡口に到着し、携帯電話機100を操作することにより、携帯電話機100の注文情報転送部108は会員番号と注文情報を送信する。POS端末10において、注文情報読取部406は携帯電話機100から会員番号と注文情報を読み取る(ステップS6201)。会員が注文を確認又は必要に応じて変更すると、注文情報読取部406は読み取った会員番号と注文情報を(注文の内容に変更があった場合は、変更内容を反映して)記憶する(ステップS6202)。そして、記憶した会員番号を管理サーバ装置500に送信する(ステップS6203)。
管理サーバ装置500が会員の信用度を検査すると、管理サーバ装置500の信用情報送信部516は信用情報を送信する。POS端末10において、信用情報受信部405は管理サーバ装置500から信用情報を受信する(ステップS6204)。注文決済部401は、受信した信用情報に示された会員の信用度検査の結果を確認する(ステップS6205)。信用度検査の結果に問題がなく、会員の注文を決済してよいと判断できた場合、注文決済部401はステップS6202で記憶した注文情報に示された注文の決済を行う(ステップS6206)。最後に、決済情報送信部404が決済情報を管理サーバ装置500に送信する(ステップS6207)。
図37は、管理サーバ装置500の動作を示すフロー図である。
会員がサイトにログインすると、携帯電話機100の位置情報送信部105は位置情報を送信する。管理サーバ装置500において、位置情報受信部509は携帯電話機100から位置情報を受信する(ステップS6301)。店舗情報送信部510は、この位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を店舗情報管理部508から取得し(ステップS6302)、取得した店舗情報を携帯電話機100に送信する(ステップS6303)。
POS端末10が携帯電話機100から会員番号を読み取ると、POS端末10の注文情報読取部406は読み取った会員番号を送信する。管理サーバ装置500において、信用検査部515はPOS端末10から会員番号を受信する(ステップS6304)。信用検査部515は、受信した会員番号から特定される会員の信用度に関する情報(例えば、履歴管理部507に記録されている会員の利用履歴)を取得する(ステップS6305)。そして、取得した情報を基に、会員の信用度を検査し(ステップS6306)、その検査の結果を信用情報としてPOS端末10に送信する(ステップS6307)。
店舗で会員の注文が決済されると、POS端末10の決済情報送信部404は決済情報を送信する。管理サーバ装置500において、決済情報受信部506はPOS端末10から決済情報を受信し(ステップS6308)、受信した決済情報を履歴管理部507に記録する(ステップS6309)。
以上のように、本実施の形態では、管理サーバ装置が携帯電話機から受信した位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を送信し、携帯電話機でこの店舗情報を参考にしての注文を会員に促すことにより、会員の現在位置の近傍店舗への注文が多くなり、会員の来店確度が高くなる。
また、本実施の形態では、管理サーバ装置が注文を行った会員の信用度を検査すること(ネガティブチェック)により、店舗で、クレジットカードなど、現金以外の決済手段を用いて決済を行う場合の決済の安全性が高まる。
また、本実施の形態では、管理サーバ装置が店舗情報を予め管理し、この店舗情報の中から、携帯電話機から受信した位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を送信することにより、会員の現在位置に合わせたリアルタイムな効率性の高い広告を打てるので、店舗への集客率が高まりやすくなる。
また、本実施の形態では、携帯電話機が注文情報を管理サーバ装置に直接送信しないため、実施の形態5と比べて、会員が負担する通信費を節減できる。
実施の形態1から6までにおける店舗端末装置及び管理サーバ装置の外観の一例を示す図。 実施の形態1から6までにおける店舗端末装置及び管理サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図。 実施の形態1に係る注文処理システムの構成を示す概念図。 実施の形態1に係る注文処理システムの各装置間の通信手順を示すシーケンス図。 実施の形態1に係る管理サーバ装置が利用者に関する情報を管理するテーブルの一例。 実施の形態1に係る管理サーバ装置が利用者の利用履歴に関する情報を管理するテーブルの一例。 実施の形態1に係る管理サーバ装置が店舗に関する情報を管理するテーブルの一例。 実施の形態1に係る注文処理システムの各装置の構成を示すブロック図。 実施の形態1に係るアンテナ装置の動作を示すフロー図。 実施の形態1に係る店舗端末装置の動作を示すフロー図。 実施の形態1に係る管理サーバ装置の動作を示すフロー図。 実施の形態2に係る注文処理システムの構成を示す概念図。 実施の形態2に係る注文処理システムの各装置間の通信手順を示すシーケンス図。 実施の形態2に係る注文処理システムの各装置の構成を示すブロック図。 実施の形態2に係るアンテナ装置の動作を示すフロー図。 実施の形態2に係る店舗端末装置の動作を示すフロー図。 実施の形態3に係る注文処理システムの構成を示す概念図。 実施の形態3に係る注文処理システムの各装置間の通信手順を示すシーケンス図。 実施の形態3に係る注文処理システムの各装置の構成を示すブロック図。 実施の形態3に係るアンテナ装置の動作を示すフロー図。 実施の形態3に係る店舗端末装置の動作を示すフロー図。 実施の形態3に係る管理サーバ装置の動作を示すフロー図。 実施の形態4に係る注文処理システムの構成を示す概念図。 実施の形態4に係る注文処理システムの各装置間の通信手順を示すシーケンス図。 実施の形態4に係る注文処理システムの各装置の構成を示すブロック図。 実施の形態4に係るアンテナ装置の動作を示すフロー図。 実施の形態4に係る店舗端末装置の動作を示すフロー図。 実施の形態4に係る管理サーバ装置の動作を示すフロー図。 実施の形態5に係る注文処理システムの構成を示す概念図。 実施の形態5に係る注文処理システムの各装置間の通信手順を示すシーケンス図。 実施の形態5に係る注文処理システムの各装置の構成を示すブロック図。 実施の形態5に係る管理サーバ装置の動作を示すフロー図。 実施の形態6に係る注文処理システムの構成を示す概念図。 実施の形態6に係る注文処理システムの各装置間の通信手順を示すシーケンス図。 実施の形態6に係る注文処理システムの各装置の構成を示すブロック図。 実施の形態6に係る店舗端末装置の動作を示すフロー図。 実施の形態6に係る管理サーバ装置の動作を示すフロー図。
符号の説明
1 一般地域、2 GPS衛星、3 会員車両、4 店舗エリア、5 店舗、6 管理センター、7 管理データベース、8 ファストフード店、9 会員、10 POS端末、50 店舗システム、100 携帯電話機、101 注文情報入力部、102 利用者情報入力部、103 第2の証明書受信部、104 証明書出力部、105 位置情報送信部、106 店舗情報受信部、107 店舗情報出力部、108 注文情報転送部、200 車載器、201 移動体情報送信部、202 第1の注文情報転送部、300 路側機、301 移動体情報転送部、302 第2の注文情報転送部、303 注文情報出力部、304 注文情報操作部、400 店舗端末装置、401 注文決済部、402 注文受付部、403 第1の証明書受信部、404 決済情報送信部、405 信用情報受信部、406 注文情報読取部、500 管理サーバ装置、501 識別情報管理部、502 移動体情報受信部、503 利用者情報受信部、504 注文情報受信部、505 証明書発行部、506 決済情報受信部、507 履歴管理部、508 店舗情報管理部、509 位置情報受信部、510 店舗情報送信部、511 予測部、512 予測時期送信部、513 注文情報記憶部、514 注文情報送信部、515 信用検査部、516 信用情報送信部、901 CRT表示装置、902 K/B、903 マウス、904 FDD、905 CDD、906 プリンタ装置、910 システムユニット、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信ボード、920 磁気ディスク装置、921 OS、922 ウィンドウシステム、923 プログラム群、924 ファイル群、932 FAX機、940 インターネット、941 ゲートウェイ、942 LAN。

Claims (10)

  1. 利用者を一意に識別する利用者情報と利用者の移動体を一意に識別する移動体情報とを予め対応付けて管理データベースに記憶するとともに、利用者によって利用される携帯端末装置が送信する利用者情報を受信する管理サーバ装置と、店舗エリア内に設置されるアンテナ装置であって、利用者の移動体に搭載される移動体搭載装置が送信する移動体情報を受信するアンテナ装置と、店舗に設置される店舗端末装置とを備える注文処理システムであって、
    前記携帯端末装置は、
    利用者情報の入力を入力デバイスにより利用者から受け付け、当該利用者情報を無線通信回路により前記管理サーバ装置へ送信する利用者情報入力部と、
    利用者の移動体が店舗エリア内に移動することで前記移動体搭載装置が前記アンテナ装置との通信領域に入る前に、利用者の注文を示す注文情報入力を入力デバイスにより利用者から受け付け、当該注文情報を無線通信回路により前記管理サーバ装置へ送信する注文情報入力部とを備え、
    前記管理サーバ装置は、
    前記利用者情報入力部が送信した利用者情報を通信回路により前記携帯端末装置から受信する利用者情報受信部と、
    前記注文情報入力部が送信した注文情報を通信回路により前記携帯端末装置から受信し、当該注文情報を通信回路により前記店舗端末装置へ送信する注文情報受信部とを備え、
    前記店舗端末装置は、
    前記注文情報受信部が送信した注文情報を通信回路により前記管理サーバ装置から受信し、当該注文情報に示された注文を受け付けられるかどうかをCPUにより判断し、当該注文を受け付けられると判断した場合、当該注文に受付番号を付与し、当該受付番号を通信回路により前記管理サーバ装置へ送信するとともに、前記管理サーバ装置から受信した注文情報を当該受付番号とともに記憶装置に記憶する注文受付部を備え、
    前記管理サーバ装置の注文情報受信部は、前記注文受付部が送信した受付番号を通信回路により前記店舗端末装置から受信し、
    前記管理サーバ装置は、さらに、
    前記注文情報受信部が受信した受付番号を前記利用者情報受信部が受信した利用者情報とともに記憶装置に記憶する証明書発行部を備え、
    前記携帯端末装置の注文情報入力部は、利用者の注文に受付番号が付与された後であって前記移動体搭載装置が前記アンテナ装置との通信領域に入る前に、利用者の変更後の注文を示す新たな注文情報の入力を入力デバイスにより利用者から受け付け、当該新たな注文情報を前記移動体搭載装置へ送信し、
    前記移動体搭載装置は、
    利用者の移動体が店舗エリア内に移動することで前記移動体搭載装置が前記アンテナ装置との通信領域に入った後に、前記注文情報入力部が送信した新たな注文情報を前記携帯端末装置から受信し、当該新たな注文情報を無線通信回路により前記アンテナ装置へ転送する第1の注文情報転送部と、
    移動体情報を無線通信回路により前記アンテナ装置へ送信する移動体情報送信部とを備え、
    前記アンテナ装置は、
    前記第1の注文情報転送部が転送した新たな注文情報を無線通信回路により前記移動体搭載装置から受信し、当該新たな注文情報を通信回路により前記店舗端末装置へ転送する第2の注文情報転送部と、
    前記移動体情報送信部が送信した移動体情報を無線通信回路により前記移動体搭載装置から受信し、当該移動体情報を通信回路により前記管理サーバ装置へ転送する移動体情報転送部とを備え、
    前記管理サーバ装置は、さらに、
    前記移動体情報転送部が転送した移動体情報を通信回路により前記アンテナ装置から受信する移動体情報受信部を備え、
    前記管理サーバ装置の証明書発行部は、前記移動体情報受信部が受信した移動体情報に対応する利用者情報を管理データベースから取得し、当該利用者情報とともに記憶装置に記憶した受付番号を通信回路により前記店舗端末装置へ送信し、
    前記店舗端末装置の注文受付部は、前記第2の注文情報転送部が転送した新たな注文情報を通信回路により前記アンテナ装置から受信し、
    前記店舗端末装置は、さらに、
    前記証明書発行部が送信した受付番号を通信回路により前記管理サーバ装置から受信する第1の証明書受信部と、
    前記注文受付部が受信した新たな注文情報に示された変更後の注文を受け付けられるかどうかをCPUにより判断し、当該変更後の注文を受け付けられると判断した場合、当該変更後の注文の決済を行い、当該変更後の注文を受け付けられないと判断した場合、前記第1の証明書受信部が受信した受付番号とともに前記注文受付部が記憶装置に記憶した注文情報に示された注文の決済を行う注文決済部とを備えることを特徴とする注文処理システム。
  2. 利用者を一意に識別する利用者情報と利用者の移動体を一意に識別する移動体情報とを予め対応付けて管理データベースに記憶するとともに、利用者によって利用される携帯端末装置が送信する利用者情報を受信する管理サーバ装置と、店舗エリア内に設置されるアンテナ装置であって、利用者の移動体に搭載される移動体搭載装置が送信する移動体情報を受信するアンテナ装置と、店舗に設置される店舗端末装置とを備える注文処理システムであって、
    前記携帯端末装置は、
    利用者情報の入力を入力デバイスにより利用者から受け付け、当該利用者情報を無線通信回路により前記管理サーバ装置へ送信する利用者情報入力部と、
    利用者の移動体が店舗エリア内に移動することで前記移動体搭載装置が前記アンテナ装置との通信領域に入る前に、利用者の注文を示す注文情報入力を入力デバイスにより利用者から受け付け、当該注文情報を無線通信回路により前記管理サーバ装置へ送信する注文情報入力部とを備え、
    前記管理サーバ装置は、
    前記利用者情報入力部が送信した利用者情報を通信回路により前記携帯端末装置から受信する利用者情報受信部と、
    前記注文情報入力部が送信した注文情報を通信回路により前記携帯端末装置から受信する注文情報受信部と、
    前記注文情報受信部が受信した注文情報に示された注文を受け付けられるかどうかをCPUにより判断し、当該注文を受け付けられると判断した場合、当該注文に受付番号を付与し、当該受付番号と前記注文情報受信部が受信した注文情報とを前記利用者情報受信部が受信した利用者情報とともに記憶装置に記憶する証明書発行部とを備え、
    前記移動体搭載装置は、
    利用者の移動体が店舗エリア内に移動することで前記移動体搭載装置が前記アンテナ装置との通信領域に入った後に、移動体情報を無線通信回路により前記アンテナ装置へ送信する移動体情報送信部を備え、
    前記アンテナ装置は、
    前記移動体情報送信部が送信した移動体情報を無線通信回路により前記移動体搭載装置から受信し、当該移動体情報を通信回路により前記管理サーバ装置へ転送する移動体情報転送部を備え、
    前記管理サーバ装置は、さらに、
    前記移動体情報転送部が転送した移動体情報を通信回路により前記アンテナ装置から受信する移動体情報受信部を備え、
    前記管理サーバ装置の証明書発行部は、前記移動体情報受信部が受信した移動体情報に対応する利用者情報を管理データベースから取得し、当該利用者情報とともに記憶装置に記憶した注文情報を通信回路により前記店舗端末装置へ送信し、
    前記店舗端末装置は、
    前記証明書発行部が送信した注文情報を通信回路により前記管理サーバ装置から受信し、当該注文情報を通信回路により前記アンテナ装置へ送信する注文受付部を備え、
    前記アンテナ装置は、さらに、
    前記注文受付部が送信した注文情報を通信回路により前記店舗端末装置から受信し、当該注文情報を出力デバイスにより出力する注文情報出力部と、
    前記注文情報出力部が出力した注文情報に対する変更又は/及び確認の入力を入力デバイスにより利用者から受け付け、当該変更又は/及び確認後の注文を示す新たな注文情報を通信回路により前記店舗端末装置へ送信する注文情報操作部とを備え、
    前記店舗端末装置の注文受付部は、前記注文情報操作部が送信した新たな注文情報を通信回路により前記アンテナ装置から受信し、当該新たな注文情報に示された変更又は/及び確認後の注文を受け付けられるかどうかをCPUにより判断し、
    前記店舗端末装置は、さらに、
    前記注文受付部が受信した新たな注文情報に示された変更又は/及び確認後の注文を受け付けられると判断した場合、当該変更又は/及び確認後の注文の決済を行う注文決済部を備えることを特徴とする注文処理システム。
  3. 前記携帯端末装置は、さらに、
    現在位置を示す位置情報を無線通信回路により前記管理サーバ装置へ送信する位置情報送信部を備え、
    前記管理サーバ装置は、さらに、
    前記位置情報送信部が送信した位置情報を通信回路により前記携帯端末装置から受信する位置情報受信部を備え、
    前記管理サーバ装置の証明書発行部は、前記位置情報受信部が受信した位置情報に基づき、利用者が店舗の半径何km以内にいるかによって前記注文情報受信部が受信した注文情報に示された注文を受け付けられるかどうかをCPUにより判断することを特徴とする請求項2に記載の注文処理システム。
  4. 前記管理サーバ装置は、店舗に関する店舗情報を予め管理データベースに記憶し
    前記携帯端末装置は、さらに、
    現在位置を示す位置情報を無線通信回路により前記管理サーバ装置へ送信する位置情報送信部を備え、
    前記管理サーバ装置は、さらに、
    前記位置情報送信部が送信した位置情報を通信回路により前記携帯端末装置から受信する位置情報受信部と、
    前記位置情報受信部が受信した位置情報に示された位置の近隣の店舗に関する店舗情報を管理データベースから取得し、当該店舗情報を通信回路により前記携帯端末装置へ送信する店舗情報送信部とを備え、
    前記携帯端末装置は、さらに、
    前記店舗情報送信部が送信した店舗情報を無線通信回路により前記管理サーバ装置から受信する店舗情報受信部と、
    前記店舗情報受信部が受信した店舗情報を出力デバイスにより出力する店舗情報出力部とを備えることを特徴とする請求項1からまでのいずれかに記載の注文処理システム。
  5. 前記管理サーバ装置は、さらに、
    前記位置情報受信部が受信した位置情報に基づいて、利用者が店舗に到着する時期をCPUにより予測する予測部と、
    前記予測部が予測した時期を通信回路により前記店舗端末装置へ送信する予測時期送信部とを備えることを特徴とする請求項3又は4に記載の注文処理システム。
  6. 前記管理サーバ装置の証明書発行部、前記注文情報受信部が受信した注文情報に示された注文を行った利用者に対する証明書を発行し、当該証明書を通信回路により前記店舗端末装置へ送信するとともに、当該証明書を通信回路により前記携帯端末装置へ送信し
    前記店舗端末装置の第1の証明書受信部、前記証明書発行部が送信した証明書を通信回路により前記管理サーバ装置から受信
    前記携帯端末装置は、さらに、
    前記証明書発行部が送信した証明書を無線通信回路により前記管理サーバ装置から受信する第2の証明書受信部と、
    前記第2の証明書受信部が受信した証明書を出力デバイスにより出力する証明書出力部とを備え、
    前記店舗端末装置の注文決済部は、前記第1の証明書受信部が受信した証明書と前記証明書出力部が出力した証明書との照合結果に基づいて、注文情報に示された注文の決済を行うことを特徴とする請求項に記載の注文処理システム。
  7. 前記管理サーバ装置の証明書発行部、前記注文情報受信部が受信した注文情報に示された注文を行った利用者に対する証明書を発行し、当該証明書を通信回路により前記店舗端末装置へ送信するとともに、当該証明書を通信回路により前記携帯端末装置へ送信し
    前記店舗端末装置は、さらに、
    前記証明書発行部が送信した証明書を通信回路により前記管理サーバ装置から受信する第1の証明書受信部を備え、
    前記携帯端末装置は、さらに、
    前記証明書発行部が送信した証明書を無線通信回路により前記管理サーバ装置から受信する第2の証明書受信部と、
    前記第2の証明書受信部が受信した証明書を出力デバイスにより出力する証明書出力部とを備え、
    前記店舗端末装置の注文決済部は、前記第1の証明書受信部が受信した証明書と前記証明書出力部が出力した証明書との照合結果に基づいて、注文情報に示された注文の決済を行うことを特徴とする請求項2又は3に記載の注文処理システム。
  8. 前記店舗端末装置は、さらに、
    前記注文決済部が行った注文の決済に関する決済情報を通信回路により前記管理サーバ装置へ送信する決済情報送信部を備え、
    前記管理サーバ装置は、さらに、
    前記決済情報送信部が送信した決済情報を通信回路により前記店舗端末装置から受信し、当該決済情報の履歴を管理データベースに記憶する決済情報受信部を備えることを特徴とする請求項1からまでのいずれかに記載の注文処理システム。
  9. 利用者を一意に識別する利用者情報と利用者の移動体を一意に識別する移動体情報とを予め対応付けて管理データベースに記憶するとともに、利用者によって利用される携帯端末装置が送信する利用者情報を受信する管理サーバ装置と、店舗エリア内に設置されるアンテナ装置であって、利用者の移動体に搭載される移動体搭載装置が送信する移動体情報を受信するアンテナ装置と、店舗に設置される店舗端末装置とを用いる注文処理方法であって、
    前記携帯端末装置が、利用者情報の入力を入力デバイスにより利用者から受け付け、当該利用者情報を無線通信回路により前記管理サーバ装置へ送信する利用者情報入力工程と、
    前記携帯端末装置が、利用者の移動体が店舗エリア内に移動することで前記移動体搭載装置が前記アンテナ装置との通信領域に入る前に、利用者の注文を示す注文情報入力を入力デバイスにより利用者から受け付け、当該注文情報を無線通信回路により前記管理サーバ装置へ送信する注文情報入力工程と、
    前記管理サーバ装置が、前記利用者情報入力工程で送信された利用者情報を通信回路により前記携帯端末装置から受信する利用者情報受信工程と、
    前記管理サーバ装置が、前記注文情報入力工程で送信された注文情報を通信回路により前記携帯端末装置から受信し、当該注文情報を通信回路により前記店舗端末装置へ送信する注文情報受信工程と、
    前記店舗端末装置が、前記注文情報受信工程で送信された注文情報を通信回路により前記管理サーバ装置から受信し、当該注文情報に示された注文を受け付けられるかどうかをCPUにより判断し、当該注文を受け付けられると判断した場合、当該注文に受付番号を付与し、当該受付番号を通信回路により前記管理サーバ装置へ送信するとともに、前記管理サーバ装置から受信した注文情報を当該受付番号とともに記憶装置に記憶する注文受付工程とを備え、
    前記注文情報受信工程では、前記管理サーバ装置が、前記注文受付工程で送信された受付番号を通信回路により前記店舗端末装置から受信し、
    前記注文処理方法は、さらに、
    前記管理サーバ装置が、前記注文情報受信工程で受信された受付番号を前記利用者情報受信工程で受信された利用者情報とともに記憶装置に記憶する証明書発行工程を備え、
    前記注文情報入力工程では、前記携帯端末装置が、利用者の注文に受付番号が付与された後であって前記移動体搭載装置が前記アンテナ装置との通信領域に入る前に、利用者の変更後の注文を示す新たな注文情報の入力を入力デバイスにより利用者から受け付け、当該新たな注文情報を前記移動体搭載装置へ送信し、
    前記注文処理方法は、さらに、
    前記移動体搭載装置が、利用者の移動体が店舗エリア内に移動することで前記移動体搭載装置が前記アンテナ装置との通信領域に入った後に、前記注文情報入力工程で送信された新たな注文情報を前記携帯端末装置から受信し、当該新たな注文情報を無線通信回路により前記アンテナ装置へ転送する第1の注文情報転送工程と、
    前記移動体搭載装置が、移動体情報を無線通信回路により前記アンテナ装置へ送信する移動体情報送信工程と、
    前記アンテナ装置が、前記第1の注文情報転送工程で転送された新たな注文情報を無線通信回路により前記移動体搭載装置から受信し、当該新たな注文情報を通信回路により前記店舗端末装置へ転送する第2の注文情報転送工程と、
    前記アンテナ装置が、前記移動体情報送信工程で送信された移動体情報を無線通信回路により前記移動体搭載装置から受信し、当該移動体情報を通信回路により前記管理サーバ装置へ転送する移動体情報転送工程と、
    前記管理サーバ装置が、前記移動体情報転送工程で転送された移動体情報を通信回路により前記アンテナ装置から受信する移動体情報受信工程とを備え
    前記証明書発行工程では、前記管理サーバ装置が、前記移動体情報受信工程で受信された移動体情報に対応する利用者情報を管理データベースから取得し、当該利用者情報とともに記憶装置に記憶した受付番号を通信回路により前記店舗端末装置へ送信し、
    前記注文受付工程では、前記店舗端末装置が、前記第2の注文情報転送工程で転送された新たな注文情報を通信回路により前記アンテナ装置から受信し、
    前記注文処理方法は、さらに、
    前記店舗端末装置が、前記証明書発行工程で送信された受付番号を通信回路により前記管理サーバ装置から受信する第1の証明書受信工程と、
    前記店舗端末装置が、前記注文受付工程で受信された新たな注文情報に示された変更後の注文を受け付けられるかどうかをCPUにより判断し、当該変更後の注文を受け付けられると判断した場合、当該変更後の注文の決済を行い、当該変更後の注文を受け付けられないと判断した場合、前記第1の証明書受信工程で受信された受付番号とともに前記注文受付工程で記憶装置に記憶された注文情報に示された注文の決済を行う注文決済工程とを備えることを特徴とする注文処理方法。
  10. 利用者を一意に識別する利用者情報と利用者の移動体を一意に識別する移動体情報とを予め対応付けて管理データベースに記憶するとともに、利用者によって利用される携帯端末装置が送信する利用者情報を受信する管理サーバ装置と、店舗エリア内に設置されるアンテナ装置であって、利用者の移動体に搭載される移動体搭載装置が送信する移動体情報を受信するアンテナ装置と、店舗に設置される店舗端末装置とを用いる注文処理方法であって、
    前記携帯端末装置が、利用者情報の入力を入力デバイスにより利用者から受け付け、当該利用者情報を無線通信回路により前記管理サーバ装置へ送信する利用者情報入力工程と、
    前記携帯端末装置が、利用者の移動体が店舗エリア内に移動することで前記移動体搭載装置が前記アンテナ装置との通信領域に入る前に、利用者の注文を示す注文情報入力を入力デバイスにより利用者から受け付け、当該注文情報を無線通信回路により前記管理サーバ装置へ送信する注文情報入力工程と、
    前記管理サーバ装置が、前記利用者情報入力工程で送信された利用者情報を通信回路により前記携帯端末装置から受信する利用者情報受信工程と、
    前記管理サーバ装置が、前記注文情報入力工程で送信された注文情報を通信回路により前記携帯端末装置から受信する注文情報受信工程と、
    前記管理サーバ装置が、前記注文情報受信工程で受信された注文情報に示された注文を受け付けられるかどうかをCPUにより判断し、当該注文を受け付けられると判断した場合、当該注文に受付番号を付与し、当該受付番号と前記注文情報受信工程で受信された注文情報とを前記利用者情報受信工程で受信された利用者情報とともに記憶装置に記憶する証明書発行工程と、
    前記移動体搭載装置が、利用者の移動体が店舗エリア内に移動することで前記移動体搭載装置が前記アンテナ装置との通信領域に入った後に、移動体情報を無線通信回路により前記アンテナ装置へ送信する移動体情報送信工程と
    前記アンテナ装置が、前記移動体情報送信工程で送信された移動体情報を無線通信回路により前記移動体搭載装置から受信し、当該移動体情報を通信回路により前記管理サーバ装置へ転送する移動体情報転送工程と
    前記管理サーバ装置が、前記移動体情報転送工程で転送された移動体情報を通信回路により前記アンテナ装置から受信する移動体情報受信工程とを備え
    前記証明書発行工程では、前記管理サーバ装置が、前記移動体情報受信工程で受信された移動体情報に対応する利用者情報を管理データベースから取得し、当該利用者情報とともに記憶装置に記憶した注文情報を通信回路により前記店舗端末装置へ送信し、
    前記注文処理方法は、さらに、
    前記店舗端末装置が、前記証明書発行工程で送信された注文情報を通信回路により前記管理サーバ装置から受信し、当該注文情報を通信回路により前記アンテナ装置へ送信する注文受付工程と、
    前記アンテナ装置が、前記注文受付工程で送信された注文情報を通信回路により前記店舗端末装置から受信し、当該注文情報を出力デバイスにより出力する注文情報出力工程と、
    前記アンテナ装置が、前記注文情報出力工程で出力された注文情報に対する変更又は/及び確認の入力を入力デバイスにより利用者から受け付け、当該変更又は/及び確認後の注文を示す新たな注文情報を通信回路により前記店舗端末装置へ送信する注文情報操作工程とを備え、
    前記注文受付工程では、前記店舗端末装置が、前記注文情報操作工程で送信された新たな注文情報を通信回路により前記アンテナ装置から受信し、当該新たな注文情報に示された変更又は/及び確認後の注文を受け付けられるかどうかをCPUにより判断し、
    前記注文処理方法は、さらに、
    前記店舗端末装置が、前記注文受付工程で受信された新たな注文情報に示された変更又は/及び確認後の注文を受け付けられると判断した場合、当該変更又は/及び確認後の注文の決済を行う注文決済工程を備えることを特徴とする注文処理方法。
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