JP3999208B2 - 双鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物並びにこれを用いた界面活性剤組成物及び潤滑油組成物 - Google Patents
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ガーベットアルコールを用いたポリオキシアルキレンアルキルエーテルを配合した液体洗浄剤組成物としては、二種の非イオン性界面活性剤を配合した液体洗浄剤組成物(例えば、特許文献1参照)、二種の非イオン性界面活性剤に、アニオン性界面活性剤及びカチオン性界面活性剤を配合した液体洗浄剤組成物(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
しかしながら、ガーベットアルコールを用いたポリオキシエチレンアルキルエーテルにおいて、エチレンの付加モル数を増加させていくと、ポリオキシエチレン鎖間の相互作用により、ポリオキシエチレンアルキルエーテル(水に溶解させない原液の状態)が凝固してしまい、取り扱いが困難となるという問題がある。
すなわち、本発明は、以下の双鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物並びにこの化合物を配合した界面活性剤組成物及び潤滑油組成物を提供するものである。
1. 下記一般式(1)
2.一般式(1)において、R1 及びR2 が、それぞれ独立に水素原子、メチル基及びエチル基から選ばれる基であり、X及びYは、それぞれ独立に水素原子を示す。nが4〜30の整数であり、j+kが7〜60の整数である上記1に記載の双鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物。
3. 一般式(1)において、nが8である上記1又は2に記載の双鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物。
4. 下記一般式(2)
5. 上記1〜3のいずれかに記載の双鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物を配合してなる界面活性剤組成物。
6. 上記1〜3のいずれかに記載の双鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物を配合してなる潤滑油組成物。
2−アルキル−1,2−エポキシアルカンは、過酸化水素又は有機過酸化物とα−オレフィン二量体とを反応させて、二量体をエポキシ化することにより得ることができる。仕込みモル比は、二量体1モルに対して、通常、過酸化水素又は有機過酸化物1モル以上である。過酸化水素を用いる場合、20〜80質量%の水溶液として用いることが好ましい。なお、上記2−アルキル−1,2−エポキシアルカンの製造方法は、特許第3040888号公報、特開2002−220382号公報などに開示されている。
2−アルキル−1,2−エポキシアルカンとアルキレンジオールとの仕込みモル比(2−アルキル−1,2−エポキシアルカン/アルキレンジオール)は、通常1/10〜2/1(理論モル比で1/1)程度である。反応温度は、通常0〜200℃程度、反応時間は、通常2〜48時間程度とすることができる。
上記一般式(1)で表される化合物は、例えば、下記一般式(2)
上記一般式(2)においてm=1の長鎖分岐アルキルジオールを用いる場合、長鎖分岐アルキルジオール1モルに対して0.01〜0.1モル程度のアルカリ化合物(例えば、カルウム−t−ブトキシド)を加え、100℃程度に加温してアルカリ化合物を溶解させる。溶解した後、生成したt−ブタノール(カルウム−t−ブトキシドを用いた場合)を減圧下で留去し、得られた混合液に、所定モル数のエチレンオキシドなどのアルキレンオキシドを反応温度(130℃程度)が維持できる速度で滴下する。滴下が終了した後、しばらく攪拌を行い、降温し、反応物を取り出す。この反応物が上記一般式(1)で表される化合物である。
また、上記一般式(2)においてm=0の長鎖分岐アルキルジオールを用いる場合、m=1の場合と同様に長鎖分岐アルキルジオール1モルに対して2モル程度のアルカリ化合物を加えるが、アルカリ化合物とジオールとの反応が遅いので、アルカリ化合物を溶解させる際に、より高温で、長時間の加熱を要する。
界面活性物質としては、例えば、脂肪酸グリセリンエステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、高級アルコール酸化エチレン付加物、長鎖ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、硬化ヒマシ油誘導体、ポリオキシエチレンラノリン誘導体、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシエチレンアルキルアミン、アルカノールアミド、アルキルアミンオキシドなどの非イオン性界面活性剤;脂肪酸石ケン、エーテルカルボン酸、エーテルカルボン酸塩、アルカンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルのスルホン酸塩、高級脂肪酸アミドのスルホン酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸塩、アルキルアリルエーテル硫酸塩、リン酸エステル塩、高級脂肪酸とアミノ酸の縮合物、コラーゲン加水分解物誘導体などのアニオン性界面活性剤;アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、アルキルイソキノリウム塩、塩化ベンゼトニウム、アシルアミノ酸などのカチオン性界面活性剤;アミノ酸型両性界面活性剤、ベタイン型両性界面活性剤、硫酸エステル型両性界面活性剤、スルホン酸型両性界面活性剤、リン酸エステル型両性界面活性剤、イミダゾリン型両性界面活性剤、大豆リン脂質、卵黄レシチンなどの両性界面活性剤などが挙げられる。
補助添加剤としては、硫酸ナトリウムや塩化ナトリウムなどの無機塩類、ビルダー類、湿潤剤、可塑化剤、紫外線吸収剤、軟化剤、キレート化剤、粘度調節剤などが挙げられる。
このような鉱油,合成油は各種のものがあり、用途などに応じて適宜選定すればよい。鉱油としては、例えばパラフィン基系鉱油,ナフテン系鉱油,中間基系鉱油などが挙げられ、具体例としては、溶剤精製または水添精製による軽質ニュートラル油,中質ニュートラル油,重質ニュートラル油,ブライトストックなどを挙げることができる。
一方、合成油としては、例えば、ポリα−オレフィン、α−オレフィンコポリマー、ポリブテン、ポリイソブチレン、非水溶性ポリアルキレングリコール、アルキルベンゼン、ポリオールエステル、二塩基酸エステル、ポリオキシアルキレングリコール、ポリオキシアルキレングリコールエステル、ポリオキシアルキレングリコールエーテル、ヒンダードエステル,シリコーンオイルなどを挙げることができる。これらの基油は、それぞれ単独で、あるいは二種以上を組み合わせて使用することができ、鉱油と合成油を組み合わせて使用してもよい。
本発明においては、40℃における動粘度が10〜3,000mm2 /sの範囲にある、ポリブテン、ポリイソブチレン及び非水溶性ポリアルキレングリコールなどの易熱分解性ポリマーが好ましい。易熱分解性ポリマーに、本発明のアルキルエーテル化合物を配合した潤滑油組成物は、金属の加工において焼鈍特性(易熱分解性、低残油性、無変色作用)と潤滑特性(低摩擦性)とをより満足させるものである。潤滑特性のみを特に要求し、焼鈍特性の要求がそれほど大きくはない加工の場合には、上記鉱油などを使用すればよい。
当該潤滑油組成物には、通常、潤滑油剤としての基本的な性能を維持するために、本発明の効果を阻害しない範囲で、安定化剤、油性剤、極圧剤、分散剤、腐食防止剤、酸化防止剤及び消泡剤などの公知の添加剤を適宜添加することができる。これらの添加剤の全添加量は、組成物基準で、通常0.01〜20質量%の範囲である。
[実施例1] [双鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物(一般式(1)において、n=8、j+k=7、R1 =R2 =H、X=Y=H)の合成]
(1)2−オクチル−1−ドデセンの合成
窒素置換した内容積5Lの三つ口フラスコに、1−デセン3.0kg、メタロセン錯体であるジルコノセンジクロライド0.9g(3ミリモル)及びメチルアルモキサン(アルベマール社製、Al換算で8ミリモル)を順次添加し、室温(約20℃)において攪拌を行った。反応液は黄色から赤褐色に変化した。反応を開始してから48時間経過後、メタノールで反応を停止させ、続いて濃度5質量%の塩酸水溶液を反応液に添加し、有機層を洗浄した。次に有機層を真空蒸留し、沸点120〜125℃/26.7Pa(0.2Torr)の留分(デセン二量体)2.5kgを得た。この留分をガスクロマトグラフィーで分析したところ、二量体の濃度は99質量%であり、二量体中のビニリデンオレフィン比率は97質量%であった。
(2)2−オクチル−1,2−エポキシドデカンの合成
内容積2Lの三つ口フラスコに、上記(1)で合成したデセン二量体300gとトルエン500mlを加え、混合した。この混合物の温度を70℃に保ち、濃度30質量%の過酸化水素水150g、濃硫酸0.5g及び蟻酸20gを添加した。同温度で1.5時間攪拌を行った後、反応物を水500mlに注ぎ、さらに有機層を水洗した。有機層は再びフラスコに移し、濃度30質量%の過酸化水素水150g、濃硫酸0.5g及び蟻酸20gを添加した。そして、温度70℃で1.5時間攪拌を続けた後、分液して有機層を取出し、水洗し、乾燥処理を施した。そして、溶媒のトルエンを減圧留去し、濃縮液体302gを得た。この濃縮物を 1H−NMR及び13C−NMRで解析し、2−オクチル−1,2−エポキシドデカンの純度は95%以上であると算定した。
内容積1Lのの三つ口フラスコに、エチレングリコール(広島和光(株)製、特級試薬)400g、テトラヒドロフラン(THF)50mL及び濃硫酸(濃度96質量%以上)0.1gを加え、内容物を50℃に昇温し、同温度で攪拌しながら、上記(2)で合成した2−オクチル−1,2−エポキシドデカン100g(0.34モル)をゆっくりと(8時間かけて)滴下した。滴下後、1時間攪拌してから、降温した。ロータリーエバポレータにより反応物からTHFを減圧留去した後、分液操作を行った。上層を取り出し、水洗し、乾燥処理を施して、長鎖分岐アルキルジオール112g(粗収率92%)を得た。次に、カラムクロマトグラフィーで精製し、純度98%の長鎖分岐アルキルジオールを得た。
内容積500mLの耐圧ガラス製オートクレーブに、上記(3)で合成した長鎖分岐アルキルジオール50g(0.14モル)とカリウム−t−ブトキシド1.1g(0.01モル)を投入し、100℃で1時間攪拌した。冷却した後、脱気処理及び窒素置換を行い、次いで、エチレンオキシド43g(0.98モル)を充填した内容積300mLの耐圧シリンダーをガラス製オートクレーブに接続した。オートクレーブの内容物を攪拌しながら140℃に昇温した後、反応温度が150℃を超えないように注意しながら、シリンダーからエチレンオキシド43gを滴下した。滴下が終了した後、室温に戻し、反応物をトルエンで希釈してからモンモリロナイトK10(アルドリッチ社製)で処理した。その後、固形物を除去し、トルエンを留去して、双鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物87gを得た。
得られた双鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物を 1H−NMR及び13C−NMRにより分析し、上記一般式(1)において、n=8、j+k=7、R1 =R2 =H、X=Y=Hの化合物であることを確認した。
上記(4)で得られた双鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物について、下記の方法で評価した。結果を表1に示す。
(a)HLB
下記のグリフィンの計算式により算出した。
HLB=(20×親水基部分の分子量)/(エーテル化合物全体の分子量)
なお、原料である長鎖分岐アルキルジオールは、比較例で用いた原料(2−オクチル−1,2−ドデカノール)にエチレンオキシドが1モル付加した構造であるため、HLBを補正した。
(b)外観
25℃の化合物の状態を目視により判定した。
(c)流動点
アルキルエーテル化合物を−20℃以下の温度に冷却した後、徐々に昇温し、流動性が得られたときの温度を流動点とした。
(d)曇点 . イオン交換水を用いて1質量%水溶液を調製し、この溶液を1℃/分で昇温し、溶液の白濁開始温度を曇点とした。
(e)臨界ミセル濃度(CMC)
溶液濃度を変えて表面張力の測定を行い、変極点から臨界ミセル濃度(CMC)を求めた。
実施例1(4)において、エチレンオキシドの滴下量を74g(1.68モル)とした以外は実施例1と同様に操作して、双鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物118gを合成し、同様の評価を行った。結果を表1に示す。
また、得られたアルキルエーテル化合物の構造は、 1H−NMR及び13C−NMRにより確認した。また、得られたアルキルエーテル化合物のポリアルキレン鎖長の解析を、MS(マススペクトル)により行ったところ、側鎖長の平均値(j+k)が13.4、分子量分布(Mn/Mw)が1.08であった。アルキルエーテル化合物のポリアルキレン鎖長分布を図1に示す。
MSによる生成物の解析にあたり、測定機器LC−DECA(サーモエレクトロン社製)を用い、ESI(electrospray ion infution)法を採用した。溶媒として、混合溶媒[アセトニトリル/0.1質量%酢酸アンモニウム水溶液=95/5(質量比)]を用い、試料5μg/溶媒1mLの溶液を調製した。
図1に示すチャートの読み取り(各ピーク群のピークトップ)は、横軸が各化合物の分子量M+NH4 の質量であり、縦軸がその分子量の組成割合を表している。図1に示す数値、684.7、728.7、816.7、860.7,904.7、948.7、992.6、1036.6、1080.6は、式(C20H400 )+(C2 H40)×n+H2 O+NH4 =296.3+44.0×n+18.0+18.0において、繰り返し数nが 8〜17の整数の値である。また、各数値で1つずつ増える分子量については、同位体元素による影響が現れたものである。なお、以上において、「Bunsai kagaku Vol.51 No.10 921−927(2002) 液体クロマトグラフィー/質量分析法による陽イオン界面活性剤および非イオン界面活性剤の定量(宮前裕太)」及び「J.Mass Spectrom.Soc.Jpn.Vol.47 No.2 76−83(1999) Reflections on Electrospray Mass Spectrometry of Synthetic Polymers(John B.Fenn)」を参照した。
実施例1(4)において、エチレンオキシドの滴下量を123g(2.79モル)とした以外は実施例1と同様に操作して、双鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物169gを合成し、同様の評価を行った。結果を表1に示す。
(1)2−オクチルドデカン−1,2−ジオールの合成
内容積500mLの三つ口フラスコに、実施例1(1)で合成した2−オクチル−1−ドデセン70g(0.25モル)と蟻酸300mlを加え、混合した。室温においてこの混合物を攪拌しながら、濃度30質量%の過酸化水素水35g(0.31モル)を加え、40℃に保って12時間攪拌を行った後、さらに濃度30質量%の過酸化水素水7g(0.06モル)を加え、再び12時間攪拌を継続した。反応が終了した後、ロータリーエバポレータにより反応物から蟻酸を減圧留去した。残留分に、水酸化ナトリウムをエタノールに溶解させた濃度2質量%の溶液を加えて1時間還流処理を行い、次いで、エタノールを除去し、5質量%塩酸水溶液を加えて中和した。次に有機層を真空蒸留し、沸点154〜159℃/26.7Pa(0.2Torr)の留分57g(収率72%)を得た。この留分をガスクロマトグラフィーで分析したところ、2−オクチルドデカン−1,2−ジオールの純度は95%であった。
(2)単鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物の合成
実施例1(4)において、実施例1(3)で合成した長鎖分岐アルキルジオール50g(0.14モル)の代わりに、上記(1)で合成した2−オクチルドデカン−1,2−ジオール43.9g(0.14モル)を用いた以外は、実施例1(4)と同様に操作して、単鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物81gを合成し、同様の評価を行った。結果を表1に示す。
比較例1(2)において、エチレンオキシドの滴下量を74g(1.68モル)とした以外は実施例1と同様に操作して、単鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物112gを合成し、同様の評価を行った。結果を表1に示す。
比較例1(2)において、エチレンオキシドの滴下量を123g(2.79モル)とした以外は実施例1と同様に操作して、単鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物163gを合成し、同様の評価を行った。結果を表1に示す。
Claims (6)
- 一般式(1)において、R1 及びR2 が、それぞれ独立に水素原子、メチル基及びエチル基から選ばれる基であり、X及びYは、それぞれ独立に水素原子を示す。nが4〜30の整数であり、j+kが7〜60の整数である請求項1に記載の双鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物。
- 一般式(1)において、nが8である請求項1又は2に記載の双鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の双鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物を配合してなる界面活性剤組成物。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の双鎖ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエーテル化合物を配合してなる潤滑油組成物。
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