JP3998456B2 - 冷却ファン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジン等の冷却ファンに関するもので、金属からなるリング状のスペーサと、前記スペーサと一体にインサート成形されるプラスティック製の略円筒状のボス部と、前記ボス部から外方向に延出した複数枚からなるブレードとを具備する冷却ファンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
金属からなるリング状のスペーサと、スペーサと一体にインサート成形されるプラスティック製の略円筒状のボス部と、前記ボス部から外方向に延出した複数枚からなるブレードとからなる樹脂成形部とを具備する冷却ファンにおいては、従来、スペーサ外周に絞りが設けられていなかったため、スペーサ剛性不足により、耐久性が不足で実用的でなかった。
【0003】
そこで、スペーサ外周の樹脂成形部の円筒形のボス部に挿入される部分について深絞りを行ってスペーサの剛性を確保したところ、十分な耐久性が得られた。また、ボス部のブレード内側に間隔をおいてリブを設けたところ、ボス部の強度も向上して、全体に十分な耐久性能を有する冷却ファンとなった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、スペーサの外周をボス部まで延長して深絞りを行えば、スペーサの外径が大きくなってコストアップとなる。また、ボス部のブレード内側に均等にリブを設けると、リブの数や形状によっては強度不足または過剰な補強構造となってコストアップとなってしまう。
【0005】
そこで、本発明は、スペーサの外周と、ボス内周のリブの厚さ・大きさ・配置、ボスの肉厚を必要な大きさに抑えてコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる冷却ファンの提供を課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明にかかる冷却ファンは、金属からなるリング状のスペーサと、前記スペーサと一体にインサート成形されるプラスティック製の略円筒状のボス部と、前記ボス部から外方向に延出した複数枚からなるブレードとを具備する冷却ファンにおいて、前記ボス部よりも内周側に前記スペーサ外周に深絞り加工を施した部分を設け、前記ブレードの取付け位置に対応してブレード前縁側の前記ボス部を部分的に肉厚を内周側へ突出させることによってその前後のボス部よりも厚くし、かつ、前記ボス部の内周側のリブのうち前記ブレードの取付け位置に対応して前記ブレード前縁側の肉厚を厚くしたものである。
【0007】
これによって、スペーサの外周をボス部より小さくできるので、スペーサの材料を節約することができ、コストを抑えることができる。しかも、スペーサ外周には深絞りが施してあるので耐久性を向上させることができる。このようにして、スペーサの外周を必要な大きさに抑えてコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0008】
また、前記ブレードの取付け位置に対応してブレード前縁側の前記ボス部を部分的に肉厚を内周側へ突出させることによってその前後のボス部よりも厚くしたものであり、冷却ファンのボス部のCAE解析結果より得られたブレード前縁側の応力が特に大きいことに対応する。
【0009】
前記ボス部の内周側のリブのうち前記ブレードの取付け位置に対応して前記ブレード前縁側の肉厚を厚くしたものである。このように、ボス部の内周側のリブのうちブレード前縁側のリブのみの肉厚を部分的に厚くすることによって、コストを抑えつつブレード前縁側のボス部を補強して耐久性能を向上させることができる。
【0010】
更に、ブレード前縁側のボス部のみの肉厚を部分的に厚くすることによって、コストを抑えつつブレード前縁側のボス部を補強して耐久性能を向上させることができ、また、前記ブレードの取付け位置に対応して、ボス部の厚さを必要な部分のみ厚くすることによって、そして、ボス部の内周側のリブのうち必要な部分のみ厚くすることによってコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0011】
請求項2の発明にかかる冷却ファンは、金属からなるリング状のスペーサと、前記スペーサと一体にインサート成形されるプラスティック製の略円筒状のボス部と、前記ボス部から外方向に延出した複数枚からなるブレードとを具備する冷却ファンにおいて、
前記ボス部よりも内周側に前記スペーサ外周に深絞り加工を施した部分を設け、前記ブレードの取付け位置に対応してブレード前縁側の前記ボス部を部分的に肉厚を内周側へ突 出させることによってその前後のボス部よりも厚くし、かつ、前記ボス部の内周側のリブの高さを、前記ボス部の外周側の前記ブレードの取付け位置に合わせて変化させたものである。
【0012】
これによって、スペーサの外周をボス部より小さくできるので、スペーサの材料を節約することができ、コストを抑えることができる。しかも、スペーサ外周には深絞りが施してあるので耐久性を向上させることができる。このようにして、スペーサの外周を必要な大きさに抑えてコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。また、前記ブレードの取付け位置に対応してブレード前縁側の前記ボス部を部分的に肉厚を内周側へ突出させることによってその前後のボス部よりも厚くしたものであるから、前記ブレードの取付け位置に対応して、ボス部の厚さを必要な部分のみ厚くすることによってコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0013】
更に、前記ボス部の内周側のリブの高さを、前記ボス部の外周側の前記ブレードの取付け位置に合わせて変化させたものであり、外周側のブレードの取付け位置に合わせて、内周側のリブの高さを変えることによって、ブレードの取付け位置にかかる応力に必要なだけの補強を行うことができる。即ち、ブレード前縁側の応力が特に大きいこと、また、CAE解析の結果からはブレードよりも上側(前縁側)のリブには応力が殆どかからないこと、そして、外周側のブレード前縁側の取付け位置が最も高く、ブレード前縁側から離れるにしたがってブレードの取付け位置は低くなっていくことに対応させたものである。
【0014】
このようにして、ボス部の内周側のリブの高さをブレードの取付け位置の高さに合わせて変化させることによってコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0015】
請求項3の発明にかかる冷却ファンは、金属からなるリング状のスペーサと、前記スペーサと一体にインサート成形されるプラスティック製の略円筒状のボス部と、前記ボス部から外方向に延出した複数枚からなるブレードとを具備する冷却ファンにおいて、前記ボス部よりも内周側に前記スペーサ外周に深絞り加工を施した部分を設け、前記ブレードの取付け位置に対応してブレード前縁側の前記ボス部を部分的に肉厚を内周側へ突出させることによってその前後のボス部よりも厚くし、かつ、前記ブレードの取付け位置に対応して前記ボス部の内周側のリブの間隔を前記ブレード前縁側においては狭く、前記ブレード前縁側から離れるにしたがって広く変化させたものである。
【0016】
これによって、スペーサの外周をボス部より小さくできるので、スペーサの材料を節約することができ、コストを抑えることができる。しかも、スペーサ外周には深絞りが施してあるので耐久性を向上させることができる。このようにして、スペーサの外周を必要な大きさに抑えてコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0017】
また、前記ブレードの取付け位置に対応してブレード前縁側の前記ボス部を部分的に肉厚を内周側へ突出させることによってその前後のボス部よりも厚くしたものである。そして、前記ブレードの取付け位置に対応して、ボス部の厚さを必要な部分のみ厚くすることによってコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0018】
更に、前記ブレードの取付け位置に対応して前記ボス部の内周側のリブの間隔を前記ブレード前縁側においては狭く、前記ブレード前縁側から離れるにしたがって広く変化させたものであるから、応力の大きさに応じたリブによる補強ができる。即ち、ブレード前縁側の応力が特に大きいことから、ブレード前縁側から離れるにしたがって応力は小さくなっていくものである。
このようにして、ボス部の内周側のリブの間隔をブレードにかかる応力の大きさに合わせて変化させることによってコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0019】
請求項4の発明にかかる冷却ファンは、金属からなるリング状のスペーサと、前記スペーサと一体にインサート成形されるプラスティック製の略円筒状のボス部と、前記ボス部から外方向に延出した複数枚からなるブレードとを具備する冷却ファンにおいて、前記ボス部よりも内周側に前記スペーサ外周に深絞り加工を施した部分を設け、最も応力のかかる前記ブレードの前端側の周辺の前記ボス部の肉厚を厚くし、前記ブレード前縁側の周辺の前記ボス部の内周のリブを他のリブよりも肉厚を厚くするとともに、前記リブの間隔を前記ブレード前縁側においては狭く、前記ブレード前縁側から離れるにしたがって広く変化させたものである。
【0020】
このように、スペーサの外周をボス部より小さくできるので、スペーサの材料を節約することができ、コストを抑えることができる。しかも、スペーサ外周には深絞りが施してあるので耐久性を向上させることができ、スペーサの外周を必要な大きさに抑えてコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0021】
また、ボス部の内周側のリブのうちブレード前縁側のリブのみの肉厚を部分的に厚くすることによって、コストを抑えつつブレード前縁側のボス部を補強して耐久性能を向上させることができ、ボス部の内周側のリブのうち必要な部分のみ厚くすることによってコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0022】
そして、前記ブレードの取付け位置に対応して前記ボス部の内周側のリブの間隔を前記ブレード前縁側においては狭く、前記ブレード前縁側から離れるにしたがって広く変化させたものであるから、内周側のリブの間隔をブレード前縁側においては狭く、ブレード前縁側から離れるにしたがって広く変化させることによって、応力の大きさに応じたリブによる補強ができ、ブレード前縁側から離れるにしたがって応力は小さくなっていくことに対応できる。
【0023】
このようにして、スペーサの外周が小さくなってコストが低減できるとともに、スペーサとボス部との結合が強固になり、耐久性能を向上させることができる。また、ボス部とリブの体積増大を抑えながらブレードの前端側周辺が補強されて、また、ボス部の内周側のリブの間隔をブレードにかかる応力の大きさに合わせて変化させることによって、コストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0025】
実施の形態1
まず、本発明の実施の形態1について、図1乃至図4を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態1にかかる冷却ファンの全体構成を示す斜視図である。図2は図1のA−A断面図であり、ボス部より内側で深絞りされたスペーサを表す縦断面図である。図3は本発明の実施の形態1にかかる冷却ファンのブレードの取付け位置とボス部の厚みとの関係を上方から見て示す部分拡大図である。図4は本発明の実施の形態1にかかる冷却ファンのブレードの取付け位置と内周側のリブの厚さと取付け間隔の関係を内側から見て示す部分拡大図である。
【0026】
図1に示されるように、本実施の形態1の冷却ファン1は、4箇所に取付け穴の設けられた金属製のリング状のスペーサ2と、このスペーサ2と一体にインサート成形されるプラスティック製の樹脂成形部3からなる。さらに、樹脂成形部3は複数枚、例えば、7枚のブレード4と、ブレード4が外周に接続される円筒形のボス部5から構成されている。また、ボス部5内周に沿って複数設けられたリブ6を有している。図において上側がブレード前縁側(空気の入る側)である。
【0027】
次に、スペーサ2と樹脂成形部3との接続構造について、図2を参照して説明する。図2に示されるように、従来の冷却ファンは想像線で示されるようにボス部5までスペーサ2が伸びて、ボス部5において深絞り加工2cがされてスペーサ2と樹脂成形部3との接続がされていた。これに対して本実施の形態1の冷却ファン1においては、ボス部5の手前において外周に沿って深絞り加工2bがされてスペーサ2と樹脂成形部3との接続がされているため、スペーサ2の材料が節約されてコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。なお、スペーサ2の樹脂成形部3に包まれる部分には貫通孔2aがある間隔で開けられて貫通孔2aの上下において樹脂をからめて結合力を出し、スペーサ2の材料を節約するとともにスペーサ2を軽量化している。
【0028】
このようにして、スペーサ2の外周を必要な大きさに抑えてコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる冷却ファン1となる。
【0029】
次に、ブレード4のボス部5外周への取付け構造の強化について、図3を参照して説明する。ブレード4がボス部5に前縁側5aが高く、後縁側5bが低く接続されている。ここで、CAE解析によってブレード前縁側の応力が最も大きいことが分かった。そこで、ブレード4前縁周辺のボス部5aの肉厚を内周側へ突出させることによってその前後のボス部5bよりも厚くしている。これによって、最も応力の大きいブレード4前縁側のボス部5aを強化して耐久性能を向上させることができる。
【0030】
このようにして、ボス部5の厚さを必要な部分5aのみ厚くすることによってコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる冷却ファン1となる。
【0031】
次に、ボス部5内周のリブ6の厚さ及び間隔とブレード4のボス部5外周への取付け位置との関係について、図4を参照して説明する。
【0032】
図4に示されるように、ブレード4前縁側に近いリブ6bが最も厚くなっており、リブ6aの位置においてはブレード4はボス部5外周から離れているためリブにかかる負荷(応力)がリブ6bより小さく、薄肉リブで耐えられる。また、ブレード4前縁側から離れているリブ6c,6dにもそれほど応力はかからないので、リブ6c,6dもリブ6bより薄くなっている。なお、ファン形状によっては、リブ6bだけ厚肉とせず、リブ6a,6bを厚くするなど、必要に応じて対応させる。
【0033】
また、間隔についても、余り応力のかからないリブ6b−リブ6c間、リブ6c−リブ6d間は間隔が広く、ブレード4前縁側に最も近いリブ6a−リブ6b間はこれらより間隔がずっと狭くなっている。このように、応力のかかる部分のみボス部5内周のリブの厚さを厚くしリブの間隔を狭くすることによって、コストを抑えつつブレード前縁側のボス部5を補強して耐久性能を向上させることができる。
【0034】
このようにして、ボス部5の内周側のリブ6のうち必要な部分のみ厚くするとともに間隔を狭く配置することによって、コストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる冷却ファン1となる。
【0035】
このように、本実施の形態1の冷却ファン1は、金属からなるリング状のスペーサ2と、スペーサ2と一体にインサート成形されるプラスティック製の略円筒状のボス部5aと、ボス部5aから外方向に延出した複数枚からなるブレード4とを具備し、スペーサ2の外周にボス部5の内側において深絞り加工を施すとともに、最も応力のかかるブレード4の前端側の周辺のボス部5aの肉厚を厚くし、ブレード前端側の周辺のボス部5aの内周のリブ6を他のリブよりも厚くするとともに隣のリブ6との間隔を狭くしている。これによって、スペーサ2の外周が小さくなってコストが低減できるとともに、スペーサ2と樹脂成形部3との結合が強固になり、耐久性能を向上させることができる。また、ボス部5とリブ6の体積増大を抑えながらブレード4の前端側周辺が補強されて、コストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0036】
実施の形態2
次に、本発明の実施の形態2について、図5を参照して説明する。図5は本発明の実施の形態2にかかる冷却ファンのブレードの取付け位置と内周側のリブの高さの関係を内側から見て示す部分拡大図である。なお、図5に示される部分以外の冷却ファン11の構造については、実施の形態1の冷却ファン1と同様である。
【0037】
図5に示されるように、本実施の形態2の冷却ファン11においては、ブレード4のボス部5外周への取付け位置に応じて、3本のリブ16a,16b,16cの高さをそれぞれ変えている。即ち、CAE解析の結果からはブレード4よりも上側(前縁側)のリブ6には応力が殆どかからないことが分かった。そこで、最も応力のかかるブレード4の前端部の裏側に当るリブ16aは、ボス部5aの高さ一杯に高くしている。また、ある程度応力のかかるブレード4の中間部の裏側に当るリブ16bは、ブレード4の取付け位置と同程度の高さとしている。そして、応力の小さいブレード4の後端部の裏側に当るリブ16cは、やはりブレード4の取付け位置と同程度の高さとしている。このように、リブ16の高さをブレード4の取付け位置と同程度の高さとすることによって、応力の殆どかからないブレード4から上側のリブを省略して、材料を節約してコスト
の低減を図るとともに耐久性能を向上させている。
【0038】
このように、本実施の形態2の冷却ファン11は、スペーサ2の外周にボス部5の内側において深絞り加工を施すとともに、最も応力のかかるブレード4の前端側の周辺のボス部5aの肉厚を厚くし、ボス部5の内周のリブ16の高さをブレード4の取付け位置の高さに合わせて変化させている。これによって、スペーサ2の外周が小さくなってコストが低減できるとともに、スペーサ2と樹脂成形部3との結合が強固になり、耐久性能を向上させることができる。また、ボス部5とリブ16の体積増大を抑えながらブレード4の前端側周辺が補強されて、コストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0039】
上記実施の形態1においては、リブ6の高さを変化させていない。また、上記実施の形態2においては、リブ16の厚さと間隔をほぼ一定にしている。そこで、さらにこれらの改良要素を全て取り入れて、スペーサ2の外周にボス部5の内側において深絞り加工を施すとともに、最も応力のかかるブレード4の前端側の周辺のボス部5aの肉厚を厚くし、ブレード前端側の周辺のボス部5aの内周のリブ6を他のリブよりも厚くするとともに隣のリブ6との間隔を狭くし、さらにリブ6の高さをブレード4の取付け位置の高さに合わせて変化させた冷却ファンとしても良い。
【0040】
また、これらの改良要素のうち1つだけを取り入れた冷却ファンであっても、十分発明として成立する。即ち、スペーサ2の外周にボス部5の内側において深絞り加工を施した冷却ファン、ブレード4の前端側の周辺のボス部5aの肉厚を厚くした冷却ファン、ブレード前端側の周辺のボス部5aの内周のリブ6を他のリブよりも厚くした冷却ファン、ブレード前端側の周辺のボス部5aの内周のリブ6の間隔を他の部分よりも狭くした冷却ファン、そしてリブ6の高さをブレード4の取付け位置の高さに合わせて変化させた冷却ファンである。
【0041】
冷却ファンのその他の部分の構成、形状、数量、材質、大きさ、接続関係等についても、上記各実施の形態に限定されるものではない。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明にかかる冷却ファンは、金属からなるリング状のスペーサと、前記スペーサと一体にインサート成形されるプラスティック製の略円筒状のボス部と、前記ボス部から外方向に延出した複数枚からなるブレードとを具備する冷却ファンにおいて、前記ボス部よりも内周側に前記スペーサ外周に深絞り加工を施した部分を設け、前記ブレードの取付け位置に対応してブレード前縁側の前記ボス部を部分的に肉厚を内周側へ突出させることによってその前後のボス部よりも厚くし、かつ、前記ボス部の内周側のリブのうち前記ブレードの取付け位置に対応して前記ブレード前縁側の肉厚を厚くしたものである。
【0043】
これによって、スペーサの外周をボス部より小さくできるので、スペーサの材料を節約することができ、コストを抑えることができる。しかも、スペーサ外周には深絞りが施してあるので耐久性を向上させることができる。このようにして、スペーサの外周を必要な大きさに抑えてコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0044】
また、前記ブレードの取付け位置に対応してブレード前縁側の前記ボス部を部分的に肉厚を内周側へ突出させることによってその前後のボス部よりも厚くしたものである。したがって、ブレード前縁側のボス部のみの肉厚を部分的に厚くすることによって、コストを抑えつつブレード前縁側のボス部を補強して耐久性能を向上させることができる。このようにして、ボス部の厚さを必要な部分のみ厚くすることによってコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。なお、冷却ファンのボス部のCAE解析結果より、ブレード前縁側の応力が特に大きいことが分かったがそれにも対応できる。
【0045】
そして、前記ボス部の内周側のリブのうち前記ブレードの取付け位置に対応して前記ブレード前縁側の肉厚を厚くしたものである。したがって、前記ブレードの取付け位置に対応してボス部の内周側のリブのうちブレード前縁側のリブのみの肉厚を部分的に厚くすることによって、コストを抑えつつブレード前縁側のボス部を補強して耐久性能を向上させることができる。このようにして、ボス部の内周側のリブのうち必要な部分のみ厚くすることによってコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0046】
請求項2の発明にかかる冷却ファンは、金属からなるリング状のスペーサと、前記スペーサと一体にインサート成形されるプラスティック製の略円筒状のボス部と、前記ボス部から外方向に延出した複数枚からなるブレードとを具備する冷却ファンにおいて、前記ボス部よりも内周側に前記スペーサ外周に深絞り加工を施した部分を設け、前記ブレードの取付け位置に対応してブレード前縁側の前記ボス部を部分的に肉厚を内周側へ突出させることによってその前後のボス部よりも厚くし、かつ、前記ボス部の内周側のリブの高さを、前記ボス部の外周側の前記ブレードの取付け位置に合わせて変化させたものである。
【0047】
したがって、ブレード前縁側のボス部のみの肉厚を部分的に厚くすることによって、コストを抑えつつブレード前縁側のボス部を補強して、ボス部の厚さを必要な部分のみ厚くすることによってコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。なお、冷却ファンのボス部のCAE解析結果より、ブレード前縁側の応力が特に大きいことが分かったがそれにも対応できる。
【0048】
また、前記ボス部よりも内周側に前記スペーサ外周に深絞り加工を施した部分を設けたものであるから、スペーサの外周をボス部より小さくでき、スペーサの材料を節約することができ、コストを抑えることができる。しかも、スペーサ外周には深絞りが施してあるので耐久性を向上させることができる。このようにして、スペーサの外周を必要な大きさに抑えてコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0049】
そして、前記ボス部の内周側のリブの高さを、前記ボス部の外周側の前記ブレードの取付け位置に合わせて変化させたものであるから、外周側のブレードの取付け位置に合わせて、内周側のリブの高さを変えることによって、ブレードの取付け位置にかかる応力に必要なだけの補強を行うことができる。このようにして、ボス部の内周側のリブの高さをブレードの取付け位置の高さに合わせて変化させることによってコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0050】
請求項3の発明にかかる冷却ファンは、金属からなるリング状のスペーサと、前記スペーサと一体にインサート成形されるプラスティック製の略円筒状のボス部と、前記ボス部から外方向に延出した複数枚からなるブレードとを具備する冷却ファンにおいて、前記ボス部よりも内周側に前記スペーサ外周に深絞り加工を施した部分を設け、前記ブレードの取付け位置に対応してブレード前縁側の前記ボス部を部分的に肉厚を内周側へ突出させることによってその前後のボス部よりも厚くし、かつ、前記ブレードの取付け位置に対応して前記ボス部の内周側のリブの間隔を前記ブレード前縁側においては狭く、前記ブレード前縁側から離れるにしたがって広く変化させたものである。
【0051】
したがって、スペーサの外周をボス部より小さくできるので、スペーサの材料を節約することができ、コストを抑えることができる。しかも、スペーサ外周には深絞りが施してあるので耐久性を向上させることができる。このようにして、スペーサの外周を必要な大きさに抑えてコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0052】
また、ブレード前縁側のボス部のみの肉厚を部分的に厚くすることによって、コストを抑えつつブレード前縁側のボス部を補強して耐久性能を向上させることができる。このようにして、ボス部の厚さを必要な部分のみ厚くすることによってコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。なお、冷却ファンのボス部のCAE解析結果より、ブレード前縁側の応力が特に大きいことが分かったがそれにも対応できる。
【0053】
そして、内周側のリブの間隔をブレード前縁側においては狭く、ブレード前縁側から離れるにしたがって広く変化させることによって、応力の大きさに応じたリブによる補強ができ、ボス部の内周側のリブの間隔をブレードにかかる応力の大きさに合わせて変化させることによってコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。特に、ブレード前縁側の応力が特に大きいこと、ブレード前縁側から離れるにしたがって応力は小さくなっていくことに対応できる。
【0054】
請求項4の発明にかかる冷却ファンは、金属からなるリング状のスペーサと、前記スペーサと一体にインサート成形されるプラスティック製の略円筒状のボス部と、前記ボス部から外方向に延出した複数枚からなるブレードとを具備する冷却ファンにおいて、前記ボス部よりも内周側に前記スペーサ外周に深絞り加工を施した部分を設け、最も応力のかかる前記ブレードの前端側の周辺の前記ボス部の肉厚を厚くし、前記ブレード前縁側の周辺の前記ボス部の内周のリブを他のリブよりも肉厚を厚くするとともに、前記リブの間隔を前記ブレード前縁側においては狭く、前記ブレード前縁側から離れるにしたがって広く変化させたものである。
【0055】
したがって、スペーサの外周をボス部より小さくできるので、スペーサの材料を節約することができ、コストを抑えることができる。しかも、スペーサ外周には深絞りが施してあるので耐久性を向上させることができる。このようにして、スペーサの外周を必要な大きさに抑えてコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0056】
また、前記ブレードの取付け位置に対応してボス部の内周側のリブのうちブレード前縁 側のリブのみの肉厚を部分的に厚くすることによって、コストを抑えつつブレード前縁側のボス部を補強して耐久性能を向上させることができ、ボス部の内周側のリブのうち必要な部分のみ厚くすることによってコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0057】
そして、内周側のリブの間隔をブレード前縁側においては狭く、ブレード前縁側から離れるにしたがって広く変化させることによって、応力の大きさに応じたリブによる補強ができ、ボス部の内周側のリブの間隔をブレードにかかる応力の大きさに合わせて変化させることによってコストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。特に、ブレード前縁側の応力が特に大きいこと、ブレード前縁側から離れるにしたがって応力は小さくなっていくことに対応できる。
【0058】
このようにして、スペーサの外周が小さくなってコストが低減できるとともに、スペーサとボス部との結合が強固になり、耐久性能を向上させることができる。また、ボス部とリブの体積増大を抑えながらブレードの前端側周辺が補強されて、コストを抑えつつ耐久性能を向上させることができる。
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態1にかかる冷却ファンの全体構成を示す斜視図である。
【図2】 図2は図1のA−A断面図であり、ボス部より内側で深絞りされたスペーサを表す縦断面図である。
【図3】 図3は本発明の実施の形態1にかかる冷却ファンのブレードの取付け位置とボス部の厚みとの関係を上方から見て示す部分拡大図である。
【図4】 図4は本発明の実施の形態1にかかる冷却ファンのブレードの取付け位置と内周側のリブの厚さと取付け間隔の関係を内側から見て示す部分拡大図である。
【図5】 図5は本発明の実施の形態2にかかる冷却ファンのブレードの取付け位置と内周側のリブの高さの関係を内側から見て示す部分拡大図である。
【符号の説明】
1,11 冷却ファン
2 スペーサ
3 羽根部分
4 ブレード
5 ボス部
6,16 リブ
Claims (4)
- 金属からなるリング状のスペーサと、前記スペーサと一体にインサート成形されるプラスティック製の略円筒状のボス部と、前記ボス部から外方向に延出した複数枚からなるブレードとを具備する冷却ファンにおいて、
前記ボス部よりも内周側に前記スペーサ外周に深絞り加工を施した部分を設け、前記ブレードの取付け位置に対応してブレード前縁側の前記ボス部を部分的に肉厚を内周側へ突出させることによってその前後のボス部よりも厚くし、かつ、前記ボス部の内周側のリブのうち前記ブレードの取付け位置に対応して前記ブレード前縁側の前記リブの肉厚を厚くしたことを特徴とする冷却ファン。 - 金属からなるリング状のスペーサと、前記スペーサと一体にインサート成形されるプラスティック製の略円筒状のボス部と、前記ボス部から外方向に延出した複数枚からなるブレードとを具備する冷却ファンにおいて、
前記ボス部よりも内周側に前記スペーサ外周に深絞り加工を施した部分を設け、前記ブレードの取付け位置に対応してブレード前縁側の前記ボス部を部分的に肉厚を内周側へ突出させることによってその前後のボス部よりも厚くし、かつ、前記ボス部の内周側のリブの高さを、前記ボス部の外周側の前記ブレードの取付け位置に合わせて変化させたことを特徴とする冷却ファン。 - 金属からなるリング状のスペーサと、前記スペーサと一体にインサート成形されるプラスティック製の略円筒状のボス部と、前記ボス部から外方向に延出した複数枚からなるブレードとを具備する冷却ファンにおいて、
前記ボス部よりも内周側に前記スペーサ外周に深絞り加工を施した部分を設け、前記ブレードの取付け位置に対応してブレード前縁側の前記ボス部を部分的に肉厚を内周側へ突出させることによってその前後のボス部よりも厚くし、かつ、前記ブレードの取付け位置に対応して前記ボス部の内周側のリブの間隔を、前記ブレード前縁側においては狭く、前記ブレード前縁側から離れるにしたがって広く変化させたことを特徴とする冷却ファン。 - 金属からなるリング状のスペーサと、前記スペーサと一体にインサート成形されるプラスティック製の略円筒状のボス部と、前記ボス部から外方向に延出した複数枚からなるブレードとを具備する冷却ファンにおいて、
前記ボス部よりも内周側に前記スペーサ外周に深絞り加工を施した部分を設け、最も応力のかかる前記ブレードの前端側の周辺の前記ボス部の肉厚を厚くし、前記ブレード前縁側の周辺の前記ボス部の内周のリブを他のリブよりも肉厚を厚くするとともに、前記リブの間隔を前記ブレード前縁側においては狭く、前記ブレード前縁側から離れるにしたがって広く変化させたことを特徴とする冷却ファン。
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