JP3998181B2 - 単箱式接線流羽根車式計量装置 - Google Patents

単箱式接線流羽根車式計量装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ケースの羽根車室に流入側ノズルから水道水等の被計量流体を流入し、羽根車の羽根に当てて羽根車を回転して後、流出側ノズルを通して羽根車室から流出し、このときの羽根車の回転から被計量流体の通過流量を測定する、水道メータ等の単箱式接線流羽根車式計量装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、水道メータでは、例えば図9および図10に示すように、下ケース1内に羽根車2を入れて後、指示ユニット3を入れて羽根車2を回転自在に支持し、そののち上ケース4を被せて下ケース1にねじ付け、指示ユニット3を固定していた。
【0003】
そして、下ケース1の羽根車室aに流入側ノズル1aから水道水を流入し、羽根車2の羽根2aに当てて羽根車2を回転させて、流出側ノズル1bを通して羽根車室aから流出する。このとき、羽根車2の回転をその先端に設ける不図示のマグネットを介して指示ユニット3内に伝達し、指示ユニット3の図示省略する表示部で水道水の通過流量を積算表示するようになっていた。
【0004】
ところで、このような従来の水道メータでは、羽根車室aの、羽根車2の羽根2a上の空間には、計量室aの天面、つまり指示ユニット3のレジスタボックス6の平らな底面6aに、リブ状の抵抗器7を径方向に固定的に設け、またピボット軸5を挟んで一対の調整器8を取り付けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、従来の水道メータでは、調整器8を2つ設けて、それぞれを調整しなければならない面倒があった。また、計量室aにおける羽根2a上の空間で水道水が渦を生じて羽根車2の回転の抵抗となり、器差特性が低下する問題があった。
【0006】
水道メータでは、国内の計量法により各流量における検定公差および特定の流量域における圧力損失が定められている。しかし、近年のグローバル化にともない、これまでの日本基準より厳しい国際基準(OIML勧告)にしたがう方向にあり、新計量法への適合が求められている。
【0007】
そこで、この発明の第1の目的は、国際基準に合致し、かつ部品点数を削減するとともに、調整の手間を軽減した計量装置を提供することにある。
【0008】
この発明の第2の目的は、羽根上の空間を通る被計量流体の流れを安定させて器差特性を向上した計量装置を提供することにある。
【0009】
この発明の第3の目的は、特に計量室内における被計量流体の流れを円滑にして乱れをなくし、圧力損失を少なくして、より国際基準に合致した計量装置を提供することにある。
【0010】
この発明の第4の目的は、羽根車の羽根まわりの被計量流体の流れを一層少なくして羽根車の回転抵抗を低減し、圧力損失を減じ、より国際基準に合致した計量装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そのため、請求項1に係る発明は、上述した第1の目的を達成すべく、
ケースの羽根車室に流入側ノズルから被計量流体を流入し、羽根車の羽根に当てて羽根車を回転して後、流出側ノズルを通して羽根車室から流出する単箱式接線流羽根車式計量装置において、
羽根車室を、羽根車の羽根が流入側位置から流出側位置に向かう第1の領域と、その第1の領域以外の第2の領域とに分け、その第2の領域の天面を第1の領域の天面よりも低くするとともに、その第1の領域の天面に調整器を取り付ける、ことを特徴とする。
【0012】
請求項2に係る発明は、上述した第2の目的を達成すべく、請求項1に記載の単箱式接線流羽根車式計量装置において、第1の領域の天面と第2の領域の天面との段差を形成する流入側の側面を流入側ノズルの孔縁に近接する一方、第1の領域の天面と第2の領域の天面との段差を形成する流出側の側面を流出側ノズルの孔縁に近接して設ける、ことを特徴とする。
【0013】
請求項3に係る発明は、上述した第3の目的を達成すべく、請求項1または2に記載の単箱式接線流羽根車式計量装置において、第1の領域の天面と第2の領域の天面との段差を形成する側面の、流出側もしくは流入側、またはそれらの双方を傾斜する、ことを特徴とする。
【0014】
請求項4に係る発明は、同じく上述した第3の目的を達成すべく、請求項1または2に記載の単箱式接線流羽根車式計量装置において、第1の領域の天面と前記第2の領域の天面との段差を形成する側面の、流出側もしくは流入側、またはそれらの双方のコーナーを面取りする、ことを特徴とする。
【0015】
請求項5に係る発明は、また同じく上述した第3の目的を達成すべく、請求項1から4のいずれかに記載の単箱式接線流羽根車式計量装置において、第2の領域の天面を、流出側から流入側に向かうにつれて漸次低く形成する、ことを特徴とする。
【0016】
請求項6に係る発明は、また同じく上述した第3の目的を達成すべく、請求項1から4のいずれかに記載の単箱式接線流羽根車式計量装置において、第2の領域の天面に、流出側から流入側に向かう溝を形成する、ことを特徴とする。
【0017】
請求項7に係る発明は、上述した第4の目的を達成すべく、請求項1から6のいずれかに記載の単箱式接線流羽根車式計量装置において、調整器の垂直板部の向きが、流入側ノズルの向きに直交するように調整器を配置する、ことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき説明する。
図1には、この発明によるショートタイプの単箱式接線流羽根車式水道メータの縦断面を流出側から見て示す。
【0019】
図中符号10は、下ケースである。下ケース10には、流水口として流入側ノズル11aと流出側ノズル11bとを設け、そのうち流入側内にはストレーナ12を取り付ける(後述の図2参照)。また、底面には十字状に突出して水平設置支え13を形成し、内部中心にはピボット支え14およびピボットナット15でピボット16を立てる。
【0020】
下ケース10内には、ピボット16で支持して、軸上部にマグネット17を有する羽根車18を回転自在に収納し、その上に下ガスケット19を挟んで指示ユニット20を組付ける。そして、下ケース10内には、流入側ノズル11aおよび流出側ノズル11bを有する羽根車室Aを区画し、羽根車18を収納する。
【0021】
指示ユニット20には、レジスタボックス21、下台板22、上台板23、窓枠24、マグネット25を有するマグネット歯車26、歯車列27、指針28、数字車29、Oリング31を挟んで取り付けるガラス板30を設ける。そして、レジスタボックス21の底壁を挟んでマグネット25を羽根車18のマグネット17と対向し、マグネットカップリングMを構成する。
【0022】
指示ユニット20上には、上ガスケット32を挟んで上ケース33を取り付け、下ケース10にねじ付ける。上ケース33には、ピン34によりふた35を上下に開閉自在に取り付ける。
【0023】
そして、ストレーナ12で異物を取り除きながら流入側ノズル11aから羽根車室A内に、被計量流体である水道水を流入し、羽根車18の羽根18aに当てて水量に応じて羽根車18を回転して後、流出側ノズル11bから流出する。その羽根車18の回転をマグネットカップリングMを介して指示ユニット20へと伝達し、歯車列27を介して伝達して指針28を回し、また数字車29を回転して、指示ユニット20により、羽根車室Aを通過した水道水の積算流量値を表示する。
【0024】
ところで、図示水道メータでは、羽根車室Aを、図2に示すように、水道水が流入側ノズル11aから羽根車室A内に流入し、羽根車18の羽根18aにあたり羽根車18が回転する場合に、羽根車18の羽根18aが流入側位置から流出側位置に向かう第1の領域Lと、その第1の領域L以外の第2の領域Mとに分ける。そして、第2の領域Mの天面を第1の領域Lの天面より低くする。つまり、レジスタボックス21の外底面に段差を付け、第2の領域Mの底面部分21aを第1の領域Lの底面部分21bより低くする。
【0025】
高い方の第1の領域Lの天面、つまりレジスタボックス21の一方の底面部分21bには、調整器38を固定ねじ39により取り付ける。調整器38は、底面部分21bに面接する扇形の基部40と、それから直角に折り曲げて垂下する垂直板部41とからなる。基部40には、扇形の要位置近くに軸部42を設け、その軸部42を中心とする円弧孔43をあける。
【0026】
そして、水道メータが通過流量に応じて適正な指示値を表示するように、軸部42を中心として調整器38を回動調整し、調整後、円弧孔43に通した固定ねじ39をねじ付けてレジスタボックス21に固定する。
【0027】
以上のとおり、羽根車室Aを、羽根車18の羽根18aが流入側位置から流出側位置に向かう第1の領域Lと、その第1の領域L以外の第2の領域Mとに分け、その第2の領域Mの天面を第1の領域Lの天面よりも低くするので、第2の領域Mにおける羽根18a上の空間を狭くしてそこに滞留する水道水を少なくし、羽根車18の回転抵抗を低減して圧力損失を減じ、最低検出流量を低流量域まで広げることにより器差性能を向上し、国際基準に整合した新計量法に適合させることができる。
【0028】
また、第2の領域Mの天面には調整器は不要とし、第1の領域Lの天面にのみ調整器38を取り付けるので、部品点数を削減するとともに、調整の手間を軽減することができる。
【0029】
図2から判るとおり、この図示水道メータでは、調整器38の垂直板部41の向きが、流入側ノズル11aの向きbに直交するように調整器38を配置する。このようにすると、羽根車18の羽根18aに当たった水道水が第1の領域Lにおける羽根18a上の空間に入り込むとき、調整器38に当てて渦が発生することを規制し、圧力損失を低減して、より国際基準に合致させることができる。
【0030】
さて、上述した例では、第1の領域Lの天面と第2の領域Mの天面との段差を形成する流入側の側面hと流出側の側面kを、ほぼ180度の開き角度で形成した。しかし、図3および図4に示すように、側面hを流入側ノズル11aの孔縁に近接し、側面kを流出側ノズル11bの孔縁に近接して設けるようにしてもよい。
【0031】
このようにすると、流入側ノズル11aから調整器38位置を通って流出側ノズル11bに至るところの、第1の領域Lにおける羽根18a上の空間を通る水道水の流れを安定することができる。層流から乱流に遷移する領域での器差特性の変化を防ぐことにより、器差特性を向上することができる。
【0032】
また、上述した例では、第1の領域Lの天面と第2の領域Mの天面との段差を形成する側面h・kを垂直に形成した。しかし、側面h・kの流出側もしくは流入側、またはそれらの双方を傾斜するとよい。例えば図5に示すように、流出側の側面kをやや下向きに傾斜して設ける。
【0033】
このようにすると、第2の領域Mにおける羽根18上の狭い空間への水道水の流れ込みをスムーズとし、もしくはその狭い空間からの水道水の流れ出しをスムーズとするとともに流入側ノズル11aからの水道水との合流もスムーズとし、またはそれらの双方をスムーズにして、羽根車室A内における水道水の流れを円滑にして乱れをなくし、圧力損失を低減して、より国際基準に合致させることができる。
【0034】
さらに、第1の領域Lの天面と第2の領域Mの天面との段差を形成する側面h・kの、流出側もしくは流入側、またはそれらの双方のコーナーに、斜面や丸みを付けて、側面h・kのコーナーを面取りするようにしても、同様な効果を達成することができる。例えば図6に示すように、両側面h・kのコーナーに斜面45を設ける。
【0035】
またさらに、第2の領域Mの天面を流出側から流入側に向かうにつれて漸次低く形成するようにしても、同様な効果を達成することができる。例えば図7に示すように、第2の領域Mの天面、すなわちレジスタボックス21の底面部分21aを流出側から流入側に向かうにつれて漸次低く形成する。
【0036】
ところで、上述した例では、第2の領域Mの天面を平面とするが、例えば図8に示すように、第2の領域Mの天面に、側面k・hに開口して流出側から流入側に向かう溝46を形成するようにしてもよい。このようにすると、溝46内に水道水を流して水道水の流れをつくり、第2の領域Mにおける羽根18a上の狭い空間の水道水の流れを羽根車18の回転に合わせ、その空間を流れる水道水の流れを円滑にし、その空間に流れ込む水道水の乱れをなくし、圧力損失を低減して、より国際基準に合致させることができる。
【0037】
【発明の効果】
以上に説明したとおり、この発明によれば、羽根車室を、羽根車の羽根が流入側位置から流出側位置に向かう第1の領域と、その第1の領域以外の第2の領域とに分け、その第2の領域の天面を第1の領域の天面よりも低くするとともに、その第1の領域の天面に調整器を取り付けるので、第2の領域における羽根上の空間を狭くしてそこに滞留する被計量流体を少なくし、羽根車の回転抵抗を低減して圧力損失を減じ、最低検出流量を低流量域まで広げることにより器差性能を向上し、国際基準に整合した新計量法に適合させることができる。
【0038】
また、第2の領域の天面には調整器は不要とし、第1の領域の天面にのみ調整器を取り付けるので、部品点数を削減するとともに、調整の手間を軽減することができる。
【0039】
請求項2に係る発明によれば、第1の領域の天面と第2の領域の天面との段差を形成する流入側の側面を流入側ノズルの孔縁に近接する一方、第1の領域の天面と第2の領域の天面との段差を形成する流出側の側面を流出側ノズルの孔縁に近接して設けるので、流入側ノズルから調整器位置を通って流出側ノズルに至るところの、第1の領域における羽根上の空間を通る被計量流体の流れを安定することができる。層流から乱流に遷移する領域での器差特性の変化を防ぐことにより、器差特性を向上することができる。
【0040】
請求項3に係る発明によれば、第1の領域の天面と第2の領域の天面との段差を形成する側面の、流出側もしくは流入側、またはそれらの双方を傾斜するので、第2の領域における羽根上の狭い空間への被計量流体の流れ込みをスムーズとし、もしくはその狭い空間からの被計量流体の流れ出しをスムーズとするとともに流入側ノズルからの被計量流体との合流もスムーズとし、またはそれらの双方をスムーズにして、羽根車室内における被計量流体の流れを円滑にして乱れをなくし、圧力損失を低減して、より国際基準に合致させることができる。
【0041】
請求項4に係る発明によれば、第1の領域の天面と第2の領域の天面との段差を形成する側面の、流出側もしくは流入側、またはそれらの双方のコーナーを面取りするので、同様に、第2の領域における羽根上の狭い空間への被計量流体の流れ込みをスムーズとし、もしくはその狭い空間からの被計量流体の流れ出しをスムーズとするとともに流入側ノズルからの被計量流体との合流もスムーズとし、またはそれらの双方をスムーズにして、羽根車室内における被計量流体の流れを円滑にして乱れをなくし、圧力損失を低減して、より国際基準に合致させることができる。
【0042】
請求項5に係る発明によれば、第2の領域の天面を流出側から流入側に向かうにつれて漸次低く形成するので、第2の領域における羽根上の狭い空間への被計量流体の流れ込みをスムーズとし、羽根車室内における被計量流体の流れを円滑にして乱れをなくし、圧力損失を低減して、より国際基準に合致させることができる。
【0043】
請求項6に係る発明によれば、第2の領域の天面に、流出側から流入側に向かう溝を形成するので、溝内に被計量流体を流して被計量流体の流れをつくり、第2の領域における羽根上の狭い空間の被計量流体の流れを羽根車の回転に合わせ、その空間を流れる被計量流体の流れを円滑にし、その空間に流れ込む被計量流体の乱れをなくし、圧力損失を低減して、より国際基準に合致させることができる。
【0044】
また、請求項7に係る発明によれば、調整器の垂直板部の向きが、流入側ノズルの向きに直交するように調整器を配置するので、羽根車の羽根に当たった被計量流体が第1の領域における羽根上の空間に入り込むとき、調整器に当てて渦が発生することを規制し、圧力損失を低減して、より国際基準に合致させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるショートタイプの単箱式接線流羽根車式水道メータを流出側から見て示す縦断面図である。
【図2】そのB−B線に沿う矢示方向から見た横断面図である。
【図3】その変形例を示す同横断面図である。
【図4】同変形例の指示ユニットの斜視図である。
【図5】他の実施例を示す指示ユニットの斜視図である。
【図6】さらに他の実施例を示す指示ユニットの斜視図である。
【図7】またさらに他の実施例を示す指示ユニットの斜視図である。
【図8】さらにまた他の実施例を示す指示ユニットの斜視図である。
【図9】従来のショートタイプの単箱式接線流羽根車式水道メータの縦断面図である。
【図10】そのC−C線に沿う矢示方向から見た横断面図である。
【符号の説明】
10 下ケース(ケース)
11 流水口
11a 流入側ノズル
11b 流出側ノズル
18 羽根車
18a 羽根
21 レジスタボックス
21a レジスタボックスの第2の領域側の底面部分(第2の領域の天面)
21b レジスタボックスの第1の領域側の底面部分(第1の領域の天面)
38 調整器
41 垂直板部
45 斜面(面取り)
46 溝
A 羽根車室
L 第1の領域
M 第2の領域
b 流入側ノズルの向き
h 第1の領域の天面と第2の領域の天面との段差を形成する流入側側面
k 第1の領域の天面と第2の領域の天面との段差を形成する流出側側面

Claims (7)

  1. ケースの羽根車室に流入側ノズルから被計量流体を流入し、羽根車の羽根に当てて羽根車を回転して後、流出側ノズルを通して前記羽根車室から流出する単箱式接線流羽根車式計量装置において、
    前記羽根車室を、前記羽根車の羽根が流入側から流出側に向かう第1の領域と、その第1の領域以外の第2の領域とに分け、その第2の領域の天面を前記第1の領域の天面よりも低くするとともに、その第1の領域の天面に調整器を取り付けることを特徴とする、単箱式接線流羽根車式計量装置。
  2. 前記第1の領域の天面と前記第2の領域の天面との段差を形成する流入側の側面を流入側ノズルの孔縁に近接する一方、前記第1の領域の天面と前記第2の領域の天面との段差を形成する流出側の側面を流出側ノズルの孔縁に近接して設けることを特徴とする、請求項1に記載の単箱式接線流羽根車式計量装置。
  3. 前記第1の領域の天面と前記第2の領域の天面との段差を形成する側面の、流出側もしくは流入側、またはそれらの双方を傾斜することを特徴とする、請求項1または2に記載の単箱式接線流羽根車式計量装置。
  4. 前記第1の領域の天面と前記第2の領域の天面との段差を形成する側面の、流出側もしくは流入側、またはそれらの双方のコーナーを面取りすることを特徴とする、請求項1または2に記載の単箱式接線流羽根車式計量装置。
  5. 前記第2の領域の天面を、流出側から流入側に向かうにつれて漸次低く形成することを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の単箱式接線流羽根車式計量装置。
  6. 前記第2の領域の天面に、流出側から流入側に向かう溝を形成することを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の単箱式接線流羽根車式計量装置。
  7. 前記調整器の垂直板部の向きが、前記流入側ノズルの向きに直交するように前記調整器を配置することを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の単箱式接線流羽根車式計量装置。
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