JP6889239B1 - 超音波式ガスメーター - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化されているとともに、既設のガスの配管に容易に設置し得る超音波式ガスメーターを提供する。【解決手段】一側面にガス流入口12A、一側面に対向する他側面にガス流出口13Aおよび内部にバッファ空間11Cを有する箱体10と、筒状に形成されて、一端側に流入開口31Aが形成され、他端側に流出開口31BAが形成され、バッファ空間11C内に設けられ、ガス流入口12A、流入開口31A、流出開口31BA、ガス流出口13Aが一列に並べられているとともに、流出開口31BAがガス流出口13Aに接続された計測管31と、超音波を用いて計測管31を流れるガスの流量を計測する流量計測部(32A、32B、40)と、ガス流入口12Aと流入開口31Aとの間に配置され、計測管31の流入開口31Aを覆い、流入開口31Aに流入するガスを整流する、板状の整流板20Eと、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、超音波式ガスメーターに関する。
従来から、超音波を用いて計測管を流れるガスの流量を計測する超音波式ガスメーターに関する技術が種々提案されている。例えば、特許文献1に記載の超音波式ガスメーターでは、正面視略U字状のガスの流路を備えている。そして、上端側には、ガス流入口およびガス流出口が設けられている。下方には、計測管と、計測管の流入開口周囲の流入側バッファ空間と、計測管の流出開口周囲の流出側バッファ空間とが設けられており、バッファ空間は2つ設けられている。
ガスは、ガス流入口から超音波式ガスメーターに流入すると、まず、ガス流入口から流入側バッファ空間に向けて下方に流れる。次に、ガスは、流入側バッファ空間内で、流れる方向が下方向から横方向へ90度変えられることも含め、計測管に流入する前に整流される。また、ガスは、計測管の流出開口から流出すると、流出側バッファ空間により整流される。この様にガスが整流されることで、ガスの流量の計測値に含まれる誤差が増大することが抑制されている。そして、ガスを整流するために、流入側バッファ空間および流入側バッファ空間の2つのバッファ空間を設けるために、超音波式ガスメーターのガスの流路は正面視略U字状に形成されている。その結果、ガス流入口およびガス流出口は、共に超音波式ガスメーターの上面に設けられており、上方に開口している。
特開2010−164558号公報
ところで、小型で容易に設置できる超音波式ガスメーターが求められている。例えば、既設のガスの配管が狭い空間に設けられている飲食店舗等で、エネルギー管理を行うためにガス器具毎に超音波式ガスメーターを新たに設置するとき、小型で容易に設置できる超音波式ガスメーターであれば設置が容易である。
特許文献1に記載の超音波式ガスメーターは、ガス流入口およびガス流出口は共に上方に開口している。このため、真っすぐに延びている既設のガスの配管に対して特許文献1に記載の超音波式ガスメーターを設置する場合、ガス流入口およびガス流出口それぞれにガス管を接続するために、ガスの配管を折り曲げる必要がある。そして、ガスの配管を折り曲げる必要があるため、超音波式ガスメーターの設置が容易でないうえに、超音波式ガスメーターを設置するためにより大きなスペースが必要となる。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、小型化されているとともに、既設のガスの配管に容易に設置し得る超音波式ガスメーターを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の発明は、一側面にガス流入口、前記一側面に対向する他側面にガス流出口および内部にバッファ空間を有する箱体と、筒状に形成されて、一端側に流入開口が形成され、他端側に流出開口が形成され、前記バッファ空間内に設けられ、前記ガス流入口、前記流入開口、前記流出開口、前記ガス流出口が一列に並べられているとともに、前記流出開口が前記ガス流出口に接続された計測管と、超音波を用いて前記計測管を流れるガスの流量を計測する流量計測部と、前記ガス流入口と前記流入開口との間に配置され、前記計測管の前記流入開口を覆い、前記流入開口に流入する前記ガスを整流する、板状の整流板と、を備え、前記整流板は、前記ガス流入口側の側面が上流方向に突出する凸面状に形成されている、超音波式ガスメーターである。
次に、本発明の第2の発明は、上記第1の発明に係る超音波式ガスメーターであって、前記計測管は、前記ガスが流れる方向に直交する断面形状が矩形状であり、対向している2組の対向内壁面に対して、一方の前記対向内壁面に平行であり、かつ、対向方向において所定間隔をあけて配置された複数の仕切り板を備え、前記整流板は、前記計測管内の前記ガスが流れる方向と、前記対向方向と、の双方に直交する方向に対して平行な湾曲軸線の周りに湾曲し、前記湾曲軸線に直交する平面で切断した断面が円弧状である、超音波式ガスメーターである。
第1の発明によれば、超音波式ガスメーターは、バッファ空間内に整流板および計測管を設けてガスを整流している。多くの超音波式ガスメーターでは、ガスを整流するために、計測管の流入開口周囲の流入側バッファ空間と、計測管の流出開口周囲の流出側バッファ空間との2つのバッファ空間を設けている。一方、超音波式ガスメーターは、ガス流入口、流入開口、流出開口、ガス流出口が一列に並べられているとともに、バッファ空間内に整流板および計測管を設けてガスを整流しているため、2つのバッファ空間を省くことで小型化されている。
そして、超音波式ガスメーターは、ガス流入口およびガス流出口が互いに反対方向を向いている。これにより、真っすぐに延びている既設のガスの配管に対して、ガス管を折り曲げることなく、ガス流入口およびガス流出口それぞれにガス管を接続できるため、超音波式ガスメーターは既設のガスの配管に容易に設置し得る。従って、超音波式ガスメーターは、小型化されているとともに、既設のガスの配管に容易に設置し得る。
また、整流板はガス流入口側の側面が上流方向に突出する凸面状に形成されている。そして、流入開口からバッファ空間に流入したガスは、整流板に沿って流れる。整流板のガス流入口側の側面が上流方向に突出する凸面状に形成されていることで、ガスは整流板の凸面に沿ってより一層滑らかに流れるとともに、整流板によって経時的に不安定なカルマン渦が生成することが抑止される。これにより、計測管に流入するガスの流れの状態がより安定した流れの状態になり得るため、ガスは、計測管をより均一に流れ得る。その結果、超音波式ガスメーターは、計測管を流れるガスの流量をより一層正確に計測し得る。
第2の発明によれば、整流板は、湾曲軸線に直交する平面で切断した断面が円弧状である。従って、整流板の表面はなだらかに湾曲しているため、整流板に沿って流れるガスは、より確実に滑らかに流れるとともに、整流板によって経時的に不安定なカルマン渦が生成することがより確実に抑止される。これにより、計測管に流入するガスの流れの状態が、より確実に安定した流れの状態になり得るため、ガスは、計測管をより確実に均一に流れ得る。その結果、超音波式ガスメーターは、計測管を流れるガスの流量をより確実に一層正確に計測し得る。
実施の形態1に係る超音波式ガスメーターの概略外観を示す上面図である。 図1の超音波式ガスメーターの概略外観を示す側面図である。 図1の超音波式ガスメーターの概略外観を示す側面図である。 図1の超音波式ガスメーターの分解斜視図である。 図2におけるV−V断面図である。 図2におけるVI−VI断面図である。 図1におけるVII−VII断面図である。 整流板の効果を説明する説明図である。
以下に本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。図中にX軸、Y軸、Z軸の記載がある場合、X軸とY軸とZ軸は互いに直交しており、Z軸方向は鉛直上方を示し、X軸方向は超音波式ガスメーター1における右方向を示し、Y軸方向は超音波式ガスメーター1における前方向を示している。図1および図3に白塗りの矢印で示すように、ガスは、超音波式ガスメーター1のX軸方向と反対方向側(図1及び図3において左方側)から流入し、X軸方向側(図1及び図3において右方側)から流出する。以下の説明では、図1及び図3における、超音波式ガスメーター1の左側を上流側とし、右側を下流側とする。また、以下の説明において、超音波式ガスメーター1の付随的な構成については、その図示および詳細な説明を省略する。
●[超音波式ガスメーター1の外観(図1〜図3)]
図1〜図3を用いて、実施の形態1の超音波式ガスメーター1の外観を説明する。図1は超音波式ガスメーター1の上面図を示しており、図2は上流側から視た超音波式ガスメーター1の側面図を示しており、図3は後から視た超音波式ガスメーター1の側面図を示している。
超音波式ガスメーター1は、図1〜図3に示すように、箱状に形成されている。超音波式ガスメーター1では、図1及び図3に白塗りの矢印で示すように、ガスは、まず、ガス流入口12Aから超音波式ガスメーター1の内部に流入し、次に、超音波式ガスメーター1の内部で流量が計測され、そして、ガス流出口13Aから流出する。超音波式ガスメーター1の上面には、図1に示すように、計測したガスの流量の積算値等を表示する表示手段40A(LCD等)等が設けられている。尚、ガスは、例えば、都市ガス、LPガス等である。
●[超音波式ガスメーター1の構造(図1〜図7)]
次に、図1〜図7を用いて超音波式ガスメーター1の構造について説明する。図4は超音波式ガスメーター1の分解斜視図を示している。また、図5は図2におけるV−V断面図を示しており、図6は図2におけるVI−VI断面図を示しており、図7は図1におけるVII−VII断面図を示している。
超音波式ガスメーター1は、図4に示すように、箱体部材10、整流板部20、計測ユニット30、制御装置40、カバー部材14等を有している。箱体部材10は、アルミ等の金属で成形されており、図4に示すように、筒状の本体部11と、上流側壁部12と、下流側壁部13等を有し、箱状(図1〜図3参照)に形成されている。そして、箱体部材10(箱体)は、本体部11に上流側壁部12および下流側壁部13が取り付けられたものである。箱体部材10(箱体)は、図5に示すように、上流側面(一側面)にガス流入口12A、下流側面(一側面に対向する他側面)にガス流出口13Aおよび内部にバッファ空間11Cを有する。
本体部11は、図4に示すように、上流側および下流側が開口している角筒状に形成されている。また、本体部11は、図5及び図6に示すように、上流側には上流側壁部12が取り付けられており、下流側には下流側壁部13が取り付けられている。本体部11の上面には、図4に示すように、カバー部材14の下部が嵌る溝11Aおよびコネクター部材15を嵌める穴11B等が設けられている。本体部11の上面およびカバー部材14の間には、制御装置40、電源パック41等が取り付けられている。また、穴11Bにコネクター部材15が嵌っていることで、本体部11の上面は気密に閉鎖される。そして、計測ユニット30は、コネクター部材15を介して制御装置40や電源パック41に電気的に接続されている。図5および図6に示すように、本体部11の内側は、バッファ空間11Cとなっており、整流板部20および計測ユニット30が取り付けられている。
本体部11の上流側(X方向と逆方向側)において、内壁の対向する前側面(Y方向側の面)および後側面(Y方向とは反対側の面)それぞれには、平面視略長方形の嵌合凹部11CA、嵌合凹部11CBが形成されている(図5及び図4参照)。図5に示すように、これらの嵌合凹部11CA、嵌合凹部11CBそれぞれには、整流板部20の平面視略長方形(図4参照)の板状部20A、板状部20Bが嵌ることで、整流板部20が本体部11に保持される。なお、図4に示すように、整流板部20は、本体部11の上流側の開口から差し込まれる。
図7に示すように、本体部11の内壁面の四隅それぞれには、内側に突出した4つの突出部11CC,突出部11CD,突出部11CE,突出部11CFを備えている。図示を省略するが、これらの突出部11CC〜突出部11CFは、本体部11の上流側端から下流側端まで延びている。そして、図7に示すように、前側にある2つの突出部11CC、突出部11CDは、内側に突出した先端部分が計測ユニット30とほぼ接触し、計測ユニット30を支持している。
上流側壁部12は、図4〜図6に示すように、本体部11の上流側に取り付けられて、本体部11の上流側面を覆う。上流側壁部12は、上流側に突出するガス流入口12Aと、本体部11の上流側面を覆う壁部12Bとを備えている。ガス流入口12Aは、上流側壁部12を貫通する貫通孔12ABを備えており、貫通孔12ABには、ガス管と接続するための雌螺子部12ABA(図5及び図6参照)が設けられている。
下流側壁部13は、図4〜図6に示すように、本体部11の下流側に取り付けられて、本体部11の下流側面を覆う。また、下流側壁部13は、上流側および下流側に突出するガス流出口13Aと、本体部11の下流側面を覆う壁部13Bと、シール部13Cとを備えている。ここで、図5および図6に示すように、ガス流出口13Aは、上流側に突出する嵌合筒部13ABと、ガス流出口13Aを貫通する貫通孔13ACとを備えている。嵌合筒部13ABは、計測ユニット30の下流端の保持部31BBに嵌合している。これにより、計測ユニット30は、保持部31BBで下流側壁部13に保持されている。また、嵌合筒部13ABを計測ユニット30の下流端の保持部31BBに、例えば、螺子止めや接着してもよい。貫通孔13ACは、計測ユニット30の計測流路31Cと超音波式ガスメーター1の外部とを連通している。また、貫通孔13ACには、ガス管を接続するための雌螺子部13ACAが設けられている。
カバー部材14は、図2〜図4及び図6に示すように、本体部11の上側に被せられて螺子止めされている。また、カバー部材14と本体部11の上面との間には、制御装置40および電源パック41等が配置されている。制御装置40の表示手段40A(LCD等)の表示が超音波式ガスメーター1の上側から視認できるよう、カバー部材14の少なくとも一部は透光性を有している(図1参照)。
整流板部20は、樹脂にて形成されている。整流板部20は、図4及び図5に示すように、上流側の前端部および後端部それぞれに、平面視矩形の板状部20A、板状部20Bを有している。図5に示すように、板状部20A、板状部20Bは、本体部11の上流側の嵌合凹部11CA、嵌合凹部11CBそれぞれに嵌められている、また、整流板部20は、図4及び図5に示すように、板状部20A、板状部20Bそれぞれの側縁部は、略直角に内側に突出している張出部20C、張出部20Dを備えている。また、整流板部20は、張出部20Cと張出部20Dとの間に架け渡された板状の整流板20Eと、張出部20Dから下流側に張り出した板状の計測管当接板20Fとを有している。
整流板20Eは、図5及び図6に示すように、バッファ空間11Cに設けられており、ガス流入口12Aと計測管31の流入開口31Aとの間に配置されている。そして、整流板20Eは、板状に形成されており、計測管31の流入開口31Aを覆う。詳細は後述するが、整流板20Eは、計測ユニット30の流入開口31Aに流入するガスを整流する。また、整流板20Eは、ガス流入口12A側の側面が上流方向に突出する凸面状に形成されている。
そして、整流板20Eの形状は、計測管31の向きに応じて設定されている。計測管31内では、ガスが流れる方向(図5および図6においてはガス流方向)は、X軸方向である。また、詳細は後述するが、図6に示すように、計測管31内には、ガスを整流する3つの仕切り板33が所定間隔をあけて配置されており、隣り合う仕切り板33が対向する方向を対向方向とする。図5及び図6に示すように、整流板20Eは、計測管31内のガスが流れる方向(図5および図6においてはガス流方向)と、対向方向と、の双方に直交する方向に対して平行な湾曲軸線ALの周りに湾曲している。そして、図6に示すように、整流板20Eは、湾曲軸線ALに直交する平面で切断した断面が円弧状である。なお、本明細書では、円弧状とは、円弧に類似するなだらかに膨らむ曲線形状であればよく、例えば放物線の頂点付近等の形状や楕円弧状といった2次曲線、ペジエ曲線、スプライン曲線等の形状を含む。
計測ユニット30は、図4〜図6に示すように、樹脂等で形成されている筒状の計測管31と、計測管31内に超音波を送受信する超音波素子32A,32B(図5参照)とを備えている。
計測管31は、図4〜図6に示すように、筒状に形成されており、上流側端(一端側)にガスが流入する流入開口31Aが形成され、下流側端(他端側)にガスが流出する流出開口部31Bと、内部にガスの流量の計測に用いる計測流路31Cと、を備えている。また、図5及び図6に示す様に、計測管31は、バッファ空間11C内に設けられ、ガス流入口12A、流入開口31A、流出開口部31B、ガス流出口13Aが一列に並べられている。計測管31の流入開口31Aの後端では、図5に示すように、整流板部20の計測管当接板20Fの前面に当接しており、計測管当接板20Fに後側から支持されている。また、計測管31の流出開口部31Bは、図5および図6に示すように、流出開口31BAと、流出開口31BAから拡径している保持部31BBとを備えている。保持部31BBには、図6に示すように、内側に下流側壁部13の嵌合筒部13ABが嵌っている。また、図4に示すように、保持部31BBは、周方向に長い4つの孔(3つの孔は図4の孔31BBA、孔31BBB、孔31BBC、もう1つの孔は図示省略)を有している。
図5及び図6に示すように、計測管31は、流出開口31BAがガス流出口13Aに接続されている。ガス流出口13Aの嵌合筒部13ABと計測管31の保持部31BBとの間にシール部13Cが設けられており、ガス流出口13Aの嵌合筒部13ABと計測ユニット30との間はシール部13Cによって密閉されている。このため、計測管31の流出開口31BAから流出するガスは、バッファ空間11Cに漏れることなく、ガス流出口13Aから流出する。
また、上述したが、図7に示すように、本体部11の前側にある2つの突出部11CCおよび突出部11CDは、角部から内側に突出(図7において左から右側に突出)し、計測ユニット30と接触している。また、計測管当接板20Fは、図5に示すように、計測ユニット30の計測管31の上流側端の下部に当接している。これらにより、計測ユニット30は支持されている。この様に支持されていることで、計測管31が本体部11に対して傾くことが抑止されている。その結果、計測管31を流れるガスの流量の計測に誤差が生じることをより確実に抑えることができる。以上の様に、計測管31は、筒状に形成されており、上流側(一端側)に流入開口31Aが形成され、右端側(他端側)に流出開口31BAが形成され、バッファ空間11C内に設けられるとともに、流出開口31BAがガス流出口13Aに接続されている(図4〜図6参照)。
計測管31は、図5及び図6に示すように、ガスが流れる方向(図5及び図6におけるガス流方向)に直交する断面形状が矩形状であり、対向している2組の対向内壁面を備えている。また、計測管31は、図5〜図7に示すように、対向している2組の対向内壁面に対して、一方の対向内壁面31Dに平行であり、かつ、対向方向において所定間隔をあけて配置された3つ(複数)の仕切り板33を備えている。仕切り板33は、計測管31の計測流路31C内に設けられており、計測流路31C内を流れるガスを整流する。なお、仕切り板33の数は2つ以上であればよく、例えば4つでもよい。
図5に示すように、ガスの流量を計測するために計測ユニット30には、一対の超音波素子32A、超音波素子32B(例えば超音波受発信センサ)が、計測流路31C内における所定個所に配設されている。超音波素子32Aは上流側に設けられており、超音波素子32Bは下流側に設けられている。超音波素子32A,32Bは共に超音波を送受信ができ、計測流路31C内に超音波を伝搬させることが出来る。ここで、超音波は、上流側の超音波素子32Aと下流側の超音波素子32Bとの間を伝搬する過程で、計測流路31Cの内壁で1回反射する。
超音波素子32A,32Bの設けられた2点間において、上流側の超音波素子32Aが超音波を発信してから下流側の超音波素子32Bが超音波を受信するまでの伝播時間T1が計測される。またこの逆に、下流側の超音波素子32Bが超音波を発信してから上流側の超音波素子32Aが超音波を受信するまでの伝播時間T2が計測される。そして、超音波の伝搬速度は、ガス流内ではガスの流速に応じて変化することを応用して、次の様に、計測管31の計測流路31Cを流れるガスの流量を算出する。まず、ガスが流れる方向に対する超音波が伝播する方向の角度を「θ」、ガスの流速を「U」、超音波素子32Aと超音波素子32Bとの間で超音波が伝播する距離を「L」とした場合、以下の(式1)よりガスの流速を求めることができる。また、超音波式ガスメーター1を校正して、超音波式ガスメーター1が計測するガスの流量の値を補正する係数である流量係数Kを算出する。超音波式ガスメーター1の使用時には、以下の(式2)より、この算出した流速Uに計測流路31Cの断面積(ガス流方向に直交する断面の面積)Sと流量係数Kとを積算して流量Qを算出し、流量Qを計測結果とする。
U=(L/2cosθ)((1/T1)−(1/T2)) (式1)
Q=U・S・K (式2)
制御装置40は、表示手段40A、CPU等が搭載された電子回路基板であり、電源パック41、一対の超音波素子32A、32B等が接続されている。制御装置40は、上述したように、一対の超音波素子32A、32Bを用いて、計測ユニット30の計測管31を流れるガスの流量を計測し、計測したガスの流量の情報を表示手段40Aに表示させる。なお、制御装置40と、超音波素子32A,32Bにて、超音波を用いて計測ユニット30の計測管31を流れるガスの流量を計測する流量計測部が構成されている。
●[整流板20Eによるガスの整流(図5〜図8)]
次に、図6、図8を用いて、整流板20Eがガスの流れを整流することについて説明する。図8は、図6に対して整流板20Eを省略した場合のバッファ空間11Cのガスの流れを説明する説明図である。
図7、図5及び図6に示すように、計測管31周囲の空間のうち、計測管31に対して、Z方向側の空間およびZ方向側の反対側の空間は、容積が比較的大きく形成されており、バッファ空間11C内で主にバッファとして機能する空間である。そして、これらの空間でより多くのガスが整流されるよう、これらの空間よりも、計測ユニット30のY方向側の空間と、Y方向側の反対側の空間は、容積が比較的小さい構成となっている。
また、図2および図6に示すように、ガス流入口12Aの開口を覆うように整流板20Eが設けられている。このため、図6に示すように、ガス流入口12Aからバッファ空間11Cに流入したガスは、整流板20Eに効率よく整流され、計測管31に対してZ方向側の空間およびZ方向側の反対側の空間に効率的にガスが流入する。
さらに、図5に示すように、整流板部20の張出部20C、張出部20Dおよび整流板20Eは一体に形成されており、バッファ空間11Cの上流側で、Y軸方向(図5における上下方向)に横断している。これにより、ガス流入口12Aからガスが流入すると、一体に形成された整流板部20の張出部20C、張出部20Dおよび整流板20Eによって、計測管31に対してZ方向側の空間およびZ方向側の反対側の空間に効率的にガスが流入する。一方、計測ユニット30のY方向側の空間およびY方向側の反対側の空間の2つの空間に(図6参照)向けて流れることが抑止されている。
図6に示すように、ガスは、バッファ空間11C内で整流される。ガス流入口12Aからバッファ空間11Cに流入したガスは、図6に示す、ガス流101〜ガス流104の様に、まず、整流板20Eに沿って流れてバッファ空間11Cの周壁と整流板20Eとの隙間を通る。次に、ガスは、バッファ空間11Cの周壁に沿って流れ、バッファ空間11Cの奥(下流側)まで流れる。さらに、ガスは、計測管31の外周に沿って奥(下流側)から上流側(図6における左側)に流れると、整流板20Eと流入開口31Aとの隙間を流れる。そして、ガスは、整流板20Eに沿って流れた後、流入開口31Aから計測管31内に流入する。以上の様に、ガスが、バッファ空間11C内の上述した経路を流れるよう、整流板20Eにより整流されていることで、ガスの流れが均一化される。
一方、図6に対して整流板20Eを省略した場合、ガスは整流板20Eに整流されない。図8に示すように、ガス流入口12Aからバッファ空間11Cに流入したガスは、一部は図8に示すガス流111、114の様にバッファ空間11Cの周壁に沿って流れ、一部は図8に示すガス流112およびガス流113の様に、ガス流入口12Aから計測管31の流入開口31Aに直接流入する。これにより、流入開口31Aに流入するガス流に乱流が生じ、その結果、計測管31内に乱流が生じる。また、図8に示すガス流115およびガス流116の様に、一部のガスが渦を巻いていることで、流入開口31Aに流入するガス流に乱流を生じさせる。これによっても、計測管31内に乱流が生じる。このように、整流板20Eによって整流されていないことで、計測管31内に乱流が生じる。
以上の様に、超音波式ガスメーター1に対して整流板20Eを省略した場合、バッファ空間11Cでは、整流されていないために、ガスの乱流が流入開口31Aから流入し、これにより計測流路31C内に乱流が生じることで、計測管31を流れるガスの流量の計測の誤差を増大させる。これに対して、超音波式ガスメーター1は、ガスの乱流が流入開口31Aから流入したとしても、ガス流入口12Aから計測管31の流入開口31Aに乱流が直接流入することを整流板20Eが抑止し、さらに、整流板20Eがガスを整流することで、ガスの乱流が流入開口31Aから計測流路31Cに流入することが抑止される。
●[超音波式ガスメーター1の効果(図6、図8)]
次に、図6、図8を用いて、超音波式ガスメーター1の効果について説明する。
整流板20Eは、流入開口31Aを覆っていることにより、ガスがガス流入口12Aから計測管31の流入開口31Aに直接流入することを抑止できる(図6参照)。また、整流板20Eは、計測管31の流入開口31Aに流入するガスを整流することで、計測管31の流入開口31Aに流入するガスの流れの状態をより安定した均一な状態にすることが出来る(図6参照)。これにより、計測管31内を流れるガスの流れの状態がより安定した状態になる。流量計測部(32A、32B、40)は、計測管31を流れるガスの流量を計測するが、整流板20Eにより計測管31内を流れるガスの流れの状態がより安定した状態になることで、ガスの流量の計測値に含まれる誤差が増大することが抑制されている。
以上で説明した様に、超音波式ガスメーター1は、バッファ空間11C内に整流板20Eおよび計測管31を設けてガスを整流している。多くの超音波式ガスメーターでは、ガスを整流するために、計測管の流入開口周囲の流入側バッファ空間と、計測管の流出開口周囲の流出側バッファ空間との2つのバッファ空間を設けている。一方、超音波式ガスメーター1は、バッファ空間11C内に整流板20Eおよび計測管31を設けてガスを整流しているため、2つのバッファ空間を省くことにより小型化されている。
そして、超音波式ガスメーター1は、ガス流入口12Aおよびガス流出口13Aが互いに反対方向を向いている(図5参照)。これにより、真っすぐに延びている既設のガスの配管に対して、ガス管を折り曲げることなく、ガス流入口12Aおよびガス流出口13Aそれぞれにガス管を接続できるため、超音波式ガスメーター1を既設のガスの配管に容易に設置し得る。従って、超音波式ガスメーターは、小型化されているとともに、既設のガスの配管に容易に設置し得る。
また、整流板20Eはガス流入口12A側の側面が上流方向に突出する凸面状に形成されている。そして、ガス流入口12Aからバッファ空間11Cに流入したガスは、整流板20Eの凸面に沿って流れる。整流板20Eのガス流入口12A側の側面が上流方向に突出する凸面状に形成されていることで、ガスは整流板20Eの凸面に沿ってより一層滑らかに流れるとともに、整流板20Eによって経時的に不安定なカルマン渦が生成することが抑止される。これにより、計測管31に流入するガスの流れの状態がより安定した流れの状態になり得るため、ガスは、計測管31の計測流路31C内をより均一に流れ得る。その結果、超音波式ガスメーター1は、計測管31を流れるガスの流量をより一層正確に計測し得る。
また、整流板20Eは、湾曲軸線ALに直交する平面で切断した断面が円弧状である(図6参照)。従って、整流板20Eの表面はなだらかに湾曲しているため、整流板20Eに沿って流れるガスは、より確実に滑らかに流れるとともに、整流板20Eによって経時的に不安定なカルマン渦が生成することがより確実に抑止される。これにより、計測管31に流入するガスの流れの状態が、より確実に安定した流れの状態になり得るため、ガスは、計測管31の計測流路31C内をより確実に均一に流れ得る。その結果、超音波式ガスメーターは、計測管31を流れるガスの流量をより確実に一層正確に計測し得る。
本発明の超音波式ガスメーター1は、本実施の形態で説明した外観、構成、構造、形状等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、本体部11の材質は、アルミダイカストに限定されない。また、整流板部20の材質は、樹脂に限定されない。本体部11や整流板部20の材質には、種々の金属や樹脂を用いることができる。
整流板20Eは、ガス流入口12Aと流入開口31Aとの間に配置され、計測管31の流入開口31Aを覆えばよく、整流板部20の一部として構成されていなくてもよい。例えば、整流板20Eと本体部11とを一体に形成してもよい。
また、整流板20Eは、必ずしも、ガス流入口12A側の側面が上流方向に突出する凸面状に形成されていなくとも良い。整流板20Eは、湾曲軸線ALに直交する平面で切断した断面(図6参照)が円弧状でなくともよい。整流板20Eは、湾曲軸線ALの周りに湾曲しなくともよい。整流板20Eを、例えば、平板状に形成してもよく、断面をW字状や、V字状や、逆U字や、逆V字状や、Ω字状や、μ字状に形成してもよい。
1 超音波式ガスメーター
10 箱体部材(箱体)
11 本体部
11A 溝
11B 穴
11C バッファ空間
11CA,11CB 嵌合凹部
11CC,11CD,11CE,11CF 突出部
12 上流側壁部
12A ガス流入口
12AB 貫通孔
12ABA 雌螺子部
12B 壁部
13 下流側壁部
13A ガス流出口
13AB 嵌合筒部
13AC 貫通孔
13ACA 雌螺子部
13B 壁部
13C シール部
14 カバー部材
15 コネクター部材
20 整流板部
20A 板状部
20B 板状部
20C 張出部
20D 張出部
20E 整流板
20F 計測管当接板
30 計測ユニット
31 計測管
31A 流入開口
31B 流出開口部
31BA 流出開口
31BB 保持部
31BBA〜31BBC 孔
31C 計測流路
31D 対向内壁面
32A,32B 超音波素子(流量計測部)
33 仕切り板
40 制御装置(流量計測部)
41 電源パック
AL 湾曲軸線
101〜104 ガス流
111〜116 ガス流

Claims (2)

  1. 一側面にガス流入口、前記一側面に対向する他側面にガス流出口および内部にバッファ空間を有する箱体と、
    筒状に形成されて、一端側に流入開口が形成され、他端側に流出開口が形成され、前記バッファ空間内に設けられ、前記ガス流入口、前記流入開口、前記流出開口、前記ガス流出口が一列に並べられているとともに、前記流出開口が前記ガス流出口に接続された計測管と、
    超音波を用いて前記計測管を流れるガスの流量を計測する流量計測部と、
    前記ガス流入口と前記流入開口との間に配置され、前記計測管の前記流入開口を覆い、前記流入開口に流入する前記ガスを整流する、板状の整流板と、を備え、
    前記整流板は、前記ガス流入口側の側面が上流方向に突出する凸面状に形成されている、
    超音波式ガスメーター。
  2. 請求項1に記載の超音波式ガスメーターであって、
    前記計測管は、前記ガスが流れる方向に直交する断面形状が矩形状であり、対向している2組の対向内壁面に対して、一方の前記対向内壁面に平行であり、かつ、対向方向において所定間隔をあけて配置された複数の仕切り板を備え、
    前記整流板は、前記計測管内の前記ガスが流れる方向と、前記対向方向と、の双方に直交する方向に対して平行な湾曲軸線の周りに湾曲し、前記湾曲軸線に直交する平面で切断した断面が円弧状である、
    超音波式ガスメーター。
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