JP3996550B2 - アミノ酸分析装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アミノ酸分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
アミノ酸分析装置において、試料導入部により導入されたアミノ酸試料は、ポンプにより導入された溶離液と共に、分離カラムに供給され、分析対象の成分が分離される。
【0003】
そして、分離カラムにより分離された分析対象成分は、ポンプにより供給される反応液と共に反応装置に供給され加熱され、反応された後、検出器に供給され、分析対象成分が検出される。
【0004】
ところで、アミノ酸分析装置は、分析成分数が多く、分析時間が長時間となることから、昼夜連続の自動無人運転が行われることが多い。
【0005】
この自動無人運転においては、圧力異常等の異常が発生した場合には、異常の内容により、予めプログラムされた動作が行われるか、あるいは、自動的に運転が停止される。
【0006】
分析装置の運転が停止された場合、送液が停止されると、反応装置に滞留していた分析対象成分、反応液、溶離液等が固化し、流路を詰まらせてしまうという二次障害が発生する可能性があり、復帰作業に労力と時間が必要となる。
【0007】
そこで、送液中に所定の異常を検出すると、送液条件を変更して、カラム再生液や水を送り、流路を詰まらせてしまうという二次障害の発生を防止するという技術が特許文献1に記載されている。
【0008】
しかしながら、溶離液を送液するポンプに異常が生じた場合には、反応液を送液するポンプのみを送液させることは、分離カラムへの逆流が発生する可能性があるため、適当ではない。このため、特許文献1記載の技術においては、反応装置に滞留している試料等を排出せず、そのまま停止することとしている。
【0009】
【特許文献1】
特開平10−307130号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、アミノ酸分析装置においては、昼夜連続の自動無人運転を行い、異常が発生したときには、分析を中断することとなっている。
【0011】
このため、夜間運転していたような場合には、翌朝、分析開始作業をするまでは、セットしたサンプルの分析が進行せず、ポンプ停止後の時間が無駄になってしまう。
【0012】
また、溶離液を送液するポンプに異常が生じた場合には、二次障害を発生させてしまう可能性がある。
【0013】
そこで、圧力異常等の異常が発生した場合でも、自動的にその原因を除去し、分析を開始することができれば、分析の停止期間を減少して、より多くの試料の分析が可能となる。
【0014】
上記特許文献1に記載された技術において、異常が発生し、反応装置等に停滞する試料等が排除された後、再び、試料の分析を再開することが考えられる。
【0015】
しかしながら、上記従来技術においては、異常の発生原因は不明であり、その異常の発生原因が除去されたか否かも不明であるため、試料分析を再開しても、短時間で分析を停止しなければならない可能性が大である。
【0016】
短時間で運転停止及び再開を繰り返すことは、再生液の無駄な消費となるばかりでなく、その間に行われた分析結果も信頼性が低いものとなる。
【0017】
本発明の目的は、異常が発生した場合、自動的にその原因を除去し、分析を開始することが可能なアミノ酸分析装置を実現することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は次のように構成される。
(1)アミノ酸分析装置において、アミノ酸試料から分析対象成分を分離する分離カラムと、分離された分析対象成分を反応液と反応させる反応手段と、分析対象成分を反応手段に送液する第1ポンプと、反応液又は洗浄液を反応手段に送液する第2ポンプと、反応手段に第1ポンプ及び第2ポンプから送液するか、第1ポンプの送液を遮断し、第2ポンプからのみ反応手段に送液するかを切り換える切換弁と、第1ポンプの送液状態を検知する第1センサと、第2ポンプの送液状態を検知する第2センサとを備える。
そして、アミノ酸分析装置は、第1センサの出力信号に基づき、第1ポンプを停止し、切換弁で第1ポンプからの送液を遮断して第2ポンプからの洗浄液を反応手段に一定時間送液するか否かを判断し、洗浄液の反応手段への送液後、第2センサの出力信号に基づき、第1ポンプ及び第2ポンプから反応手段に送液するように切換弁を設定して第1ポンプを動作させるか否かを判断する処理手段を備える。
【0019】
(2)また、アミノ酸分析装置において、アミノ酸試料を導入する試料導入手段と、上記試料導入手段により導入されたアミノ酸試料から分析対象成分を分離する分離カラムと、上記分離カラムを保護する複数のガードカラムと、複数のガードカラムのうちのいずれか1つを選択する切換弁と、分離カラムにより分離された分析対象成分を反応液と反応させる反応手段と、上記試料導入手段により導入された試料を、選択されたガードカラムから分離カラムを介して反応手段に送液する第1ポンプと、反応液を反応手段に送液する第2ポンプと、第1ポンプの送液状態を検知するセンサと、上記センサの出力信号に基づき、第1ポンプの動作を停止し、選択されているガードカラムを選択されていなかったガードカラムに切換弁により切り換えるか否かを判断すると共に、上記ガードカラムの切換後、第1ポンプを動作させ、上記センサの出力信号に基づき、第1ポンプの動作を停止するか否かを判断し、第1ポンプの動作を停止すると判断したときは、第1のポンプの動作を停止させ、上記ガードカラムを選択されていないガードカラムに切り換えた後、試料導入手段により導入される試料を次の試料に変更する処理手段とを備える。
【0021】
)また、アミノ酸分析装置において、アミノ酸試料を導入する試料導入手段と、上記試料導入手段により導入されたアミノ酸試料から分析対象成分を分離する分離カラムと、上記分離カラムを保護する複数のガードカラムと、複数のガードカラムのうちのいずれか1つを選択する第1切換弁と、分離カラムにより分離された分析対象成分を反応液と反応させる反応手段と、上記試料導入手段により導入された試料を、選択されたガードカラムから分離カラムを介して反応手段に送液する第1ポンプと、反応液を反応手段に送液する第2ポンプと、反応手段に第1ポンプ及び第2ポンプから送液するか、第1ポンプの送液を遮断し、第2ポンプからのみ反応手段に送液するかを切り換える第2切換弁と、第1ポンプの送液状態を検知する第1センサと、第2ポンプの送液状態を検知する第2センサと、第1センサの出力信号に基づき、第1ポンプの動作を停止し、第2切換弁により第1ポンプからの送液を遮断して第2ポンプからの洗浄液を反応手段に一定時間送液するか否かを判断すると共に、上記洗浄液の反応手段への送液後、第2センサの出力信号に基づき、第1ポンプ及び第2ポンプから反応手段に送液するように第2切換弁を設定して第1ポンプを動作させるか否かを判断し、第1ポンプを動作させると判断した場合は、第1ポンプの動作後、上記第1センサの出力信号に基づき、第1ポンプの動作を停止し、選択されているガードカラムを選択されていなかったガードカラムに第1切換弁により切り換えるか否かを判断すると共に、上記ガードカラムの切換後、第1ポンプを動作させ、上記センサの出力信号に基づき、第1ポンプの動作を停止するか否かを判断する処理手段とを備える。
【0022】
)好ましくは、上記()において、上記処理手段は、ガードカラムの切換後、第1ポンプを動作させた後、上記第1センサの出力信号に基づき、第1ポンプの動作を停止すると判断したときは、第1のポンプの動作を停止させ、上記ガードカラムを選択されていないガードカラムに切り換えた後、試料導入手段により導入される試料を、現在の試料とは異なる次の試料に変更する。
【0023】
)アミノ酸試料から分析対象成分を分離する分離カラムと、分離カラムにより分離された分析対象成分を反応液と反応させる反応手段と、上記分析対象成分を上記分離カラムを介して反応手段に送液する第1ポンプと、反応液又は洗浄液を反応手段に送液する第2ポンプと、分離カラムから反応手段への送液は許可し、反応手段及び第2ポンプから分離カラムへの送液を禁止する弁手段と、第1ポンプの送液状態を検知する第1センサと、第2ポンプの送液状態を検知する第2センサと、第1センサの出力信号に基づき、第1ポンプの動作を停止し、第2ポンプからの洗浄液を反応手段に一定時間送液するか否かを判断すると共に、上記洗浄液の反応手段への送液後、第2センサの出力信号に基づき、第1ポンプ及び第2ポンプから反応手段に送液するように第1ポンプを動作させるか否かを判断する処理手段とを備える。
【0024】
(6)アミノ酸試料を導入する試料導入手段と、上記試料導入手段により導入されたアミノ酸試料から分析対象成分を分離する分離カラムと、上記分離カラムを保護する複数のガードカラムと、複数のガードカラムのうちのいずれか1つを選択する切換弁と、分離カラムにより分離された分析対象成分を反応液と反応させる反応手段と、上記試料導入手段により導入された試料を、選択されたガードカラムから分離カラムを介して反応手段に送液する第1ポンプと、上記分離カラムと反応手段との間の流路に反応液を供給し、上記分離カラムにより分離された分析対象成分に混合させて、上記反応手段に送液する第2ポンプと、分離カラムから反応手段への送液は許可し、反応手段及び第2ポンプから分離カラムへの送液を禁止する弁手段と、第1ポンプの送液状態を検知するセンサと、上記センサの出力信号に基づき、第1ポンプの動作を停止し、選択されているガードカラムを選択されていなかったガードカラムに切換弁により切り換えるか否かを判断すると共に、上記ガードカラムの切換後、第1ポンプを動作させ、上記センサの出力信号に基づき、上記第1ポンプの動作を停止するか否かを判断し、第1ポンプの動作を停止すると判断したときは、第1のポンプの動作を停止させ、上記ガードカラムを選択されていないガードカラムに切り換えた後、試料導入手段により導入される試料を次の試料に変更する処理手段とを備える。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態によるアミノ酸分析装置について、図面を参照して説明する。
【0027】
図1は本発明の第1の実施形態であるアミノ酸分析装置の概略構成図である。
図1において、アミノ酸分析装置は、溶離液送液機構11と、試料導入部3と、分離機構12と、反応液送液機構13と、流路切替バルブ7と、反応装置8と、検出器9と、これらをつなぐ流路14、15と、データ処理装置10とを備える。
【0028】
なお、図示していないが、ポンプ1の圧力を検出する圧力センサと、ポンプ2の圧力を検出する圧力センサが流路14、流路15に配置されている。
【0029】
送液機構11は、ポンプ1内あるいは溶離液槽とポンプ1との間に電磁弁を有しており、データ処理装置10からの信号あるいはポンプ1への直接入力により、電磁弁を切り替え、選択された溶離液をポンプ1により送液する。
【0030】
ポンプ1により送液された溶離液は、試料導入部3を経由して試料と共に分離機構12へと送られる。
【0031】
また、分離機構12は、カラムスイッチングバルブ4と、複数のガードカラム5と、分離カラム6とから構成されている。試料分析中はカラムスイッチングバルブ4により選択された1本のガードカラムにのみ液が流れており、試料導入部3より導入された試料は、カラムスイッチングバルブ4により選択されたガードカラム5(分離カラム保護用カラム)を通過し、分離カラム6で分離される。
【0032】
また、反応液送液機構13は、反応液または洗浄液を送液するポンプ2と、流路15とを備え、ポンプ2内あるいは反応液・洗浄液槽とポンプ2との間に電磁弁を有している。反応液送液機構13は、データ処理装置10からの信号あるいはポンプ2への直接入力により電磁弁を切り替え、選択された液をポンプ2により流路15へと送液する。
【0033】
流路切替バルブ7は、分離カラム6と反応装置8との間に設けられ、分析中は溶離液送液機構11により送液される溶離液も反応液送液機構13により送液される反応液も反応装置8へと送液される方向に切り替えられている。
【0034】
したがって、分離カラム6で分離された各アミノ酸は反応液送液機構13により送液される反応液と混合される。この混合液は、反応装置8を通過する際に反応して呈色し、検出器9により検出される。
【0035】
検出器9は検出信号をデータ処理装置10に出力する。データ処理装置10は検出器9から受信した信号を処理してクロマトグラムおよびデータとして出力、記録、保存する。
【0036】
次に、本発明の第1の実施形態において、分析中にポンプ1に内蔵された圧力センサーが圧力異常を検知したときの動作について図2、図3を参照して説明する。
図2において、分析中にポンプ1に内蔵された圧力センサにより検出された圧力が異常であることをデータ処理装置10が検知したら(ステップ101)、このデータ処理装置10はポンプ1の送液を停止する(ステップ102)。
【0037】
次に、データ処理装置10は、バルブ7を分離カラム6側の流路をふさぐように、つまり流路14と15とが合流しないように切り替え(ステップ103)、ポンプ2に信号を供給し、反応液送液機構13より洗浄液の送液を開始する(ステップ104)。
【0038】
ここで、バルブ7により流路14と15とが合流しないようにするのは、ポンプ2からの洗浄液が分離カラム6に供給されることを防止するためである。
【0039】
つまり、図3の(A)に示すように、データ処理装置10が圧力異常を検知していない場合は、バルブ7は、分離カラム6と、ポンプ2と、反応装置8とが互いに連通状態となっている。そして、データ処理装置10が圧力異常を検知してた場合は、図3の(B)に示すように、バルブ7は、分離カラム6と、ポンプ2及び反応装置8との連通を遮断し、ポンプ2と反応装置8のみが互いに連通状態となるように切替えられる。
【0040】
なお、この洗浄液は水でもよいし、有機溶媒などを含む洗浄液であってもよい。
【0041】
ポンプ2により洗浄液を流すことにより、反応液送液機構13および反応装置8以降の流路内の反応液や溶離液が洗い流され、圧力異常の原因が反応装置8以降の詰まりであった場合には、その詰まりを解消することができる。
【0042】
反応液送液機構13により洗浄液が一定時間流れた後(ステップ105)、ポンプ2の圧力が正常か否かをデータ処理装置10が判断する。ステップ106において、ポンプ2の圧力が異常であれば、分析を中断する。ポンプ2の圧力が正常である場合には、異常原因が解消されたか、他に原因があると判断し、バルブ7を分析時の状態、流路14と15とが合流する状態に戻す(ステップ107)。
【0043】
そして、データ処理装置10は、ポンプ1の送液を再開し(ステップ108)、分析を再開する(ステップ109)。
【0044】
分析再開後、ポンプ1の圧力が異常か否かを判断し(ステップ110)、再びポンプ1に内蔵された圧力センサに圧力異常が検出されない場合は、分析を続行するが、ポンプ1の圧力異常を検知した時には(ステップ201)、ステップ202に進む。
【0045】
ポンプ1の圧力異常を検知した場合は、溶離液や注入試料の汚れによるガードカラム5の詰まりが圧力異常の原因であったと考えられるため、カラムスイッチングバルブ4によりガードカラムを、現在使用しているものを、未使用のものと切り替え(ステップ202)、分析を再開する(ステップ203)。
【0046】
ガードカラムを切り替えた後、再び同じ試料を分析した際、ポンプ1に内蔵された圧力センサにより圧力異常が検知されたか否かを判断し(ステップ204)、検知しなければ、分析を続行する。
【0047】
また、圧力異常を検知した場合には、その試料はガードカラム5を詰まらせる要因をもっており、分析試料として不適格であるとみなす。
【0048】
そして、分析をやめるとともに、スイッチングバルブ4を切り替えて新たなガードカラム5に切り替える(ステップ205)。続いて、データ処理装置10は、試料導入部3に制御信号を供給し、ガードカラム5を詰まらせたと想定できる試料とは異なる次の試料を導入させて、分析を続ける(ステップ206)。
【0049】
分析中に再びポンプ1に内蔵された圧力センサが圧力異常を検知した時にはステップ101からの処理を上述したと同様に行う。
【0050】
以上のように、ポンプ1の圧力異常が検知された場合、反応装置8の洗浄→ガードカラム5の切換→試料の切り換えを、異常の発生を確認しながら順次行うようにしたので、異常の原因を探索しながら、除去し、分析を再開することが可能となる。
【0051】
つまり、本発明の第1の実施形態によれば、異常が発生した場合、自動的にその原因を除去し、分析を開始することが可能なアミノ酸分析装置を実現することができる。
【0052】
また、異常が発生したときには、まず、バルブ7により、流路14から流路15を切り離し、反応装置8を洗浄液により洗浄するように構成されている。
【0053】
これによって、反応装置8が異常原因であった場合にはカラム等を介することなく、反応装置8を個別的に洗浄できるので、異常原因の除去を効率良く行うことができる。
【0054】
上述した第1の実施形態において、流路切替バルブ7を設置する代わりに分離カラム6と反応装置8との間に逆止弁を設けてもよい。
【0055】
流路切替バルブ7に代えて、逆止弁を設ける本発明の第2の実施形態について、説明する。
【0056】
図4は第2の実施形態であるアミノ酸分析装置の概略構成図であり、図5は、分析中にポンプ1に内蔵された圧力センサーが圧力異常を検知した時の動作フローチャートである。なお、図1の例と図4の例との相違点は、図1のバルブ7が除去され、流路15は、分離カラム6と反応装置8とを連通する流路に接続されて、この接続点より分離カラム6側の流路に逆止弁16が配置されている点である。
【0057】
逆止弁16は、図6に示すように、弁室に配置された弁座と、この弁座に着座するボールを備えている。そして、分離カラム6から反応装置8又はポンプ2への液体の流れは許すが、逆方向への液体の流れは、阻止するように構成されている。
【0058】
図4及び図5において、分析中にポンプ1に内蔵された圧力センサが圧力異常を検知したら(ステップ101)、ポンプ1の送液を停止し(ステップ102)、反応液送液機構13により洗浄液の送液を開始する(ステップ104)。
【0059】
洗浄液は水でもよいし、有機溶媒などを含む洗浄液であってもよい。洗浄液を流すことにより、反応液送液機構13および反応装置8以降の流路内の反応液や溶離液が洗い流され、流路内に滞留した溶離液や反応液が固化し、流路を詰まらせてしまうという二次トラブルを防ぐことができる。
【0060】
また、ポンプ1に内蔵された圧力センサが圧力異常を検知した原因が反応装置8以降の詰まりであった場合には、洗浄液を流すことで詰まりが解消できるという効果も期待できる。
【0061】
反応液送液機構13により洗浄液が一定時間流れた後(ステップ105)、ポンプ2より圧力異常が検知されなかった場合には(ステップ106)、ポンプ1の送液を再開し(ステップ108)、分析を再開する(ステップ109)。
【0062】
分析再開後再びポンプ1に内蔵された圧力センサが圧力異常を検知した時には(ステップ110、201)、溶離液や注入試料の汚れによるガードカラム5の詰まりが圧力異常の原因であったと考えられるため、カラムスイッチングバルブ4によりガードカラム5を切り替え(ステップ202)、分析を再開する(ステップ203)。
【0063】
ガードカラム5を切り替えた後、再び同じ試料を分析した際、ポンプ1に内蔵された圧力センサが圧力異常を検知した場合には(ステップ204)、その試料はガードカラム5を詰まらせる要因をもっており、分析試料として不適格であるとみなす。そして、分析をやめ、さらにガードカラム5を切り替え(ステップ205)、次の試料から分析を続ける(ステップ206)。
【0064】
分析中に再びポンプ1に内蔵された圧力センサーが圧力異常を検知した時にはステップ101からの処理を行う。
【0065】
本発明の第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様な効果を得ることが可能である。
【0066】
なお、一連のバルブ切り替えやポンプの運転は、データ処理装置10からの信号により、自動で行うようにしてもよいし、データ処理装置10の画面表示による指示に従って手動で行うようにしてもよい。
【0067】
本発明の他の実施形態としては、コンピュータであるデータ処理装置10のコンピュータ動作プログラムがある。
【0068】
この動作プログラムは、アミノ酸分析装置の異常時における動作プログラムである。
【0069】
つまり、アミノ酸分析装置の異常時におけるコンピュータ動作プログラムは、ポンプ1の圧力センサからの出力信号に基づき、ポンプ1の動作を停止させ、切換弁7によりポンプ1からの送液を遮断して、ポンプ2からの洗浄液を反応装置8に一定時間送液するか否かを判断する。
【0070】
そして、ポンプ2からの洗浄液を反応装置8に一定時間送液すると判断したときは、洗浄液の反応装置8への送液後、ポンプ2の圧力センサの出力信号に基づき、ポンプ1及びポンプ2から反応装置8に送液するように切換弁7を設定してポンプ1を動作させるか否かを判断する。
【0071】
ポンプ1を動作させると判断した場合は、ポンプ1を動作させた後、ポンプ1の圧力センサの出力信号に基づき、ポンプ1の動作を停止し、選択されているガードカラム5を選択されていなかったガードカラム5に切換弁4により切り換えるか否かを判断する。
【0072】
次に、ガードカラム5を切り換えると判断した場合、切換後、ポンプ1を動作させた後、ポンプ1の圧力センサの出力信号に基づき、ポンプ1を停止するか否かを判断する。
【0073】
さらに、ガードカラム5の切換後、ポンプ1を動作させた後、ポンプ1の圧力センサの出力信号に基づき、ポンプ1の動作を停止すると判断したときは、ポンプ1の動作を停止させ、ガードカラム5を選択されていないガードカラム5に切り換えた後、試料導入部3により導入される試料を次の試料に変更する。
【0074】
そして、ポンプ1の動作を再開する。
【0075】
以上のような動作制御プログラムが、データ処理装置10の記憶部に記憶されている。
【0076】
なお、上述した例においては、一連のバルブ切り替えやポンプの運転は、データ処理装置10からの信号により、自動で行うようにしたが、データ処理装置10の画面表示による指示に従って手動で行うようにしてもよい。この場合には、複数台の分析装置を自動無人運転し、これら複数台の分析装置について、監視する単一のオペレータにより異常処理が行われる。
【0077】
また、本発明によれば、反応装置8の洗浄、ガードカラム5の切替え、試料の切換を行うようにしたが、ガードカラム5の切替え、並びに試料の切換は行わず、バルブ7により流路14と15とを分離し、反応装置8の洗浄を行うのみとしてもよい。このような構成とすれば、反応装置が異常であれば、その異常原因を除去でき、反応装置が異常でなければ、反応装置以外の他の部分が異常であると判断することができる。
【0078】
また、反応装置8の洗浄並びに試料の切換は行わず、ガードカラム5の切替えを行うのみとしてもよい。このような構成とすれば、ガードカラム5が異常であれば、その異常原因を除去でき、ガードカラム5が異常でなければ、ガードカラム5以外の他の部分が異常であると判断することができる。
【0079】
この場合、ガードカラム5に異常がなく、その他の部分に異常があり、装置の動作を停止しなければならないときは、試料の滞留を防止するため、ポンプ1から滞留を除去するための液体を供給する。
【0080】
また、上述した例は、本発明をアミノ酸に適用した場合の例であるが、アミノ酸以外の分析試料の分析装置にも、本発明は適用可能である。
【0081】
また、ポンプ1、2の圧力を検出することにより、装置の異常を検知するように構成したが、圧力ではなく、ポンプ1、2の流量を検出し、装置の異常を検知することもできる。つまり、ポンプ1、2の送液状態を検出し、それに基づいて、装置の異常を検知することができる。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、異常が発生した場合、二次障害を防止し、かつ自動的にその原因を除去し、分析を開始することが可能なアミノ酸分析装置を実現することができる。
【0083】
また、分離カラムに送液するポンプに内蔵された圧力センサーが圧力異常を検知した際、分離カラムへの流路をふさいで洗浄液を流すため、分離カラム側へ逆流させることなく反応装置以降の流路が洗浄でき、溶離液や反応液が固化し、流路を詰まらせてしまうという二次トラブルを回避することができる。
【0084】
さらに、洗浄液送液後あるいはガードカラム切り替え後に分析を再開するため、特に夜間などの無人運転中に圧力異常が検知された場合に、分析が中断されたままとなり時間を無駄にしてしまうようなことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態であるアミノ酸分析装置の概略構成図である。
【図2】図1に示したアミノ酸分析装における圧力異常処理フローチャートである。
【図3】流路切替バルブの動作説明図である。
【図4】本発明の第2の実施形態であるアミノ酸分析装置の概略構成図である。
【図5】図4に示したアミノ酸分析装における圧力異常処理フローチャートである。
【図6】図4に示した例における逆止弁の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 分離カラムに溶離液を送液するポンプ
2 反応液または洗浄液を送液するポンプ
3 試料導入部
4 カラムスイッチングバルブ
5 ガードカラム
6 分離カラム
7 バルブ
8 反応装置
9 検出器
10 データ処理装置
11 溶離液送液機構
12 分離機構
13 反応液送液機構
14、15 流路
16 逆止弁

Claims (6)

  1. アミノ酸試料から分析対象成分を分離する分離カラムと、
    分離カラムにより分離された分析対象成分を反応液と反応させる反応手段と、
    上記分析対象成分を反応手段に送液する第1ポンプと、
    反応液又は洗浄液を反応手段に送液する第2ポンプと、
    反応手段に第1ポンプ及び第2ポンプから送液するか、第1ポンプの送液を遮断し、第2ポンプからのみ反応手段に送液するかを切り換える切換弁と、
    第1ポンプの送液状態を検知する第1センサと、
    第2ポンプの送液状態を検知する第2センサと、
    第1センサの出力信号に基づき、第1ポンプの動作を停止し、切換弁により第1ポンプからの送液を遮断して第2ポンプからの洗浄液を反応手段に一定時間送液するか否かを判断すると共に、上記洗浄液の反応手段への送液後、第2センサの出力信号に基づき、第1ポンプ及び第2ポンプから反応手段に送液するように切換弁を設定して第1ポンプを動作させるか否かを判断する処理手段と、
    を備えることを特徴とするアミノ酸分析装置。
  2. アミノ酸試料を導入する試料導入手段と、
    上記試料導入手段により導入されたアミノ酸試料から分析対象成分を分離する分離カラムと、
    上記分離カラムを保護する複数のガードカラムと、
    複数のガードカラムのうちのいずれか1つを選択する切換弁と、
    分離カラムにより分離された分析対象成分を反応液と反応させる反応手段と、
    上記試料導入手段により導入された試料を、選択されたガードカラムから分離カラムを介して反応手段に送液する第1ポンプと、
    反応液を反応手段に送液する第2ポンプと、
    第1ポンプの送液状態を検知するセンサと、
    上記センサの出力信号に基づき、第1ポンプの動作を停止し、選択されているガードカラムを選択されていなかったガードカラムに切換弁により切り換えるか否かを判断すると共に、上記ガードカラムの切換後、第1ポンプを動作させ、上記センサの出力信号に基づき、第1ポンプの動作を停止するか否かを判断し、第1ポンプの動作を停止すると判断したときは、第1のポンプの動作を停止させ、上記ガードカラムを選択されていないガードカラムに切り換えた後、試料導入手段により導入される試料を次の試料に変更する処理手段と、
    を備えることを特徴とするアミノ酸分析装置。
  3. アミノ酸試料を導入する試料導入手段と、
    上記試料導入手段により導入されたアミノ酸試料から分析対象成分を分離する分離カラムと、
    上記分離カラムを保護する複数のガードカラムと、
    複数のガードカラムのうちのいずれか1つを選択する第1切換弁と、
    分離カラムにより分離された分析対象成分を反応液と反応させる反応手段と、
    上記試料導入手段により導入された試料を、選択されたガードカラムから分離カラムを介して反応手段に送液する第1ポンプと、
    反応液を反応手段に送液する第2ポンプと、
    反応手段に第1ポンプ及び第2ポンプから送液するか、第1ポンプの送液を遮断し、第2ポンプからのみ反応手段に送液するかを切り換える第2切換弁と、
    第1ポンプの送液状態を検知する第1センサと、
    第2ポンプの送液状態を検知する第2センサと、
    第1センサの出力信号に基づき、第1ポンプの動作を停止し、第2切換弁により第1ポンプからの送液を遮断して第2ポンプからの洗浄液を反応手段に一定時間送液するか否かを判断すると共に、上記洗浄液の反応手段への送液後、第2センサの出力信号に基づき、第1ポンプ及び第2ポンプから反応手段に送液するように第2切換弁を設定して第1ポンプを動作させるか否かを判断し、第1ポンプを動作させると判断した場合は、第1ポンプの動作後、上記第1センサの出力信号に基づき、第1ポンプの動作を停止し、選択されているガードカラムを選択されていなかったガードカラムに第1切換弁により切り換えるか否かを判断すると共に、上記ガードカラムの切換後、第1ポンプを動作させ、上記センサの出力信号に基づき、第1ポンプの動作を停止するか否かを判断する処理手段と、
    を備えることを特徴とするアミノ酸分析装置。
  4. 請求項3記載のアミノ酸分析装置において、上記処理手段は、ガードカラムの切換後、第1ポンプを動作させた後、上記第1センサの出力信号に基づき、第1ポンプの動作を停止すると判断したときは、第1のポンプの動作を停止させ、上記ガードカラムを選択されていないガードカラムに切り換えた後、試料導入手段により導入される試料を、現在の試料とは異なる次の試料に変更することを特徴とするアミノ酸分析装置。
  5. アミノ酸試料から分析対象成分を分離する分離カラムと、
    分離カラムにより分離された分析対象成分を反応液と反応させる反応手段と、
    上記分析対象成分を上記分離カラムを介して反応手段に送液する第1ポンプと、
    反応液又は洗浄液を反応手段に送液する第2ポンプと、
    分離カラムから反応手段への送液は許可し、反応手段及び第2ポンプから分離カラムへの送液を禁止する弁手段と、
    第1ポンプの送液状態を検知する第1センサと、
    第2ポンプの送液状態を検知する第2センサと、
    第1センサの出力信号に基づき、第1ポンプの動作を停止し、第2ポンプからの洗浄液を反応手段に一定時間送液するか否かを判断すると共に、上記洗浄液の反応手段への送液後、第2センサの出力信号に基づき、第1ポンプ及び第2ポンプから反応手段に送液するように第1ポンプを動作させるか否かを判断する処理手段と、
    を備えることを特徴とするアミノ酸分析装置。
  6. アミノ酸試料を導入する試料導入手段と、
    上記試料導入手段により導入されたアミノ酸試料から分析対象成分を分離する分離カラムと、
    上記分離カラムを保護する複数のガードカラムと、
    複数のガードカラムのうちのいずれか1つを選択する切換弁と、
    分離カラムにより分離された分析対象成分を反応液と反応させる反応手段と、
    上記試料導入手段により導入された試料を、選択されたガードカラムから分離カラムを介して反応手段に送液する第1ポンプと、
    上記分離カラムと反応手段との間の流路に反応液を供給し、上記分離カラムにより分離された分析対象成分に混合させて、上記反応手段に送液する第2ポンプと、
    分離カラムから反応手段への送液は許可し、反応手段及び第2ポンプから分離カラムへの送液を禁止する弁手段と、
    第1ポンプの送液状態を検知するセンサと、
    上記センサの出力信号に基づき、第1ポンプの動作を停止し、選択されているガードカラムを選択されていなかったガードカラムに切換弁により切り換えるか否かを判断すると共に、上記ガードカラムの切換後、第1ポンプを動作させ、上記センサの出力信号に基づき、上記第1ポンプの動作を停止するか否かを判断し、
    第1ポンプの動作を停止すると判断したときは、第1のポンプの動作を停止させ、上記ガードカラムを選択されていないガードカラムに切り換えた後、試料導入手段により導入される試料を次の試料に変更する処理手段と、
    を備えることを特徴とするアミノ酸分析装置。
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