JP3995688B2 - 空調装置 - Google Patents
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Description
吸込口と吹出口とを形成した機器ケースに、ケース外部の空気を前記吸込口から吸い込んで、その吸い込み空気を前記吹出口からケース外部に吹き出させるファンと、そのファンによる通風空気を熱媒流体との熱交換により冷却又は加熱する熱交換器と、その熱交換器に対して熱媒流体を循環させるポンプとを内装し、
前記機器ケースと可搬式の断熱容器とにわたらせて往管及び返管を施設するとともに、それら往管及び返管を前記断熱容器に対して接続解除自在にし、
前記ポンプの運転により、前記断熱容器の容器内から熱媒流体を前記往管を通じ前記熱交換器に供給するとともに、それに伴い前記熱交換器から排出される熱媒流体を前記返管を通じ前記断熱容器の容器内に戻す構成にし、
前記ポンプを、それの熱媒流体吸込口が前記熱交換器よりも下方に位置する状態で前記機器ケース内に配置するとともに、
前記熱交換器の熱媒流体出口管を前記機器ケース内で立ち下げて前記ポンプの熱媒流体吸込口に接続することで、この熱媒流体出口管の立下部をポンプ呼水保持用の立上部にしてある点にある。
さらに、使用する熱媒流体が液体である場合、装置の運転停止状態(すなわち、ポンプの停止状態)において上記立上部に保持しておいた熱媒流体をポンプの呼び水として、次の運転開始の際のポンプ起動による熱媒流体の循環運転の開始を確実かつ良好にすることができ、この点で装置性能を高めることができる。
なお、第1特徴構成の実施においては、熱交換器における熱媒流体の流動路を上記呼水保持用立上部の一部ないし全部として利用する構成を採ってもよい。
吸込口と吹出口とを形成した機器ケースに、ケース外部の空気を前記吸込口から吸い込んで、その吸い込み空気を前記吹出口からケース外部に吹き出させるファンと、そのファンによる通風空気を熱媒流体との熱交換により冷却又は加熱する熱交換器と、その熱交換器に対して熱媒流体を循環させるポンプとを内装し、
前記機器ケースから施設した往管及び返管を断熱容器に対して管路接続する容器側状態と、前記機器ケースから施設した前記往管及び前記返管を海又は川又は池又は地下水源に対して管路接続する自然水側状態とに切り換える切換手段を設け、
前記容器側状態では、前記ポンプの運転により、前記断熱容器の容器内から熱媒流体を前記往管を通じ前記熱交換器に供給するとともに、それに伴い前記熱交換器から排出される熱媒流体を前記返管を通じ前記断熱容器の容器内に戻し、
前記自然水側状態では、前記ポンプの運転により、海又は川又は池又は地下水源からそこの水を熱媒流体として前記往管を通じ前記熱交換器に供給するとともに、それに伴い前記熱交換器から排出される水を前記返管を通じ海又は川又は池又は地下水源に戻す構成にしてある点にある。
フィンコイル型の前記熱交換器を、それの一方の通気面が斜め上向きとなり、かつ、他方の通気面が斜め下向きとなる傾斜姿勢で、前記機器ケース内の上部に配置し、この熱交換器の斜め下向き通気面の下方に前記ファン及び前記ポンプを配置してある点にある。
前記断熱容器の容器内にヒータを収納してある点にある。
前記機器ケースを上方に配置し、かつ、前記断熱容器を下方に配置した状態で、それら機器ケースと断熱容器とを上下に並べて設置する設置枠を設けてある点にある。
前記熱交換器との間での循環熱媒流体を前記断熱容器における容器内の収容物と熱交換させる容器側熱交換器を前記断熱容器の容器内に設けてある点にある。
断熱容器2に冷熱源としての氷Iを収容しておき、また、機器ケース1から施設した往管3a及び返管3bを断熱容器2に対して管路接続する容器側状態に三方弁18a,18bを切り換える。
この状態で機器ケース1のファン5及びポンプ6を運転することにより、往管3a及び返管3bを通じ機器ケース1と断熱ケース2との間で冷水W(断熱容器2内での氷Iの融解水)を循環させて、断熱容器2の収容氷Iから機器ケース1の熱交換器4に冷熱を送る状態にし、この冷熱により熱交換器4でファン5による通風空気Aを冷却することで、冷風A′を機器ケース1の吹出口8から吹き出させる。
断熱容器2の内部に電気ヒータ22をセットした状態で断熱容器2に水W又は温熱源としての温水Wを収容しておき、また、機器ケース1から施設した往管3a及び返管3bを断熱容器2に対して管路接続する容器側状態に三方弁18a,18bを切り換える。
この状態で機器ケース1のファン5及びポンプ6を運転するとともに、断熱容器2の電気ヒータ22を運転することにより、往管3a及び返管3bを通じ機器ケース1と断熱ケース2との間で温水W(すなわち、水から電気ヒータ22により加熱生成した温水、又は、電気ヒータ22により保温した温水)を循環させて、断熱容器2の収容温水Wから機器ケース1の熱交換器4に温熱を送る状態にし、この温熱により熱交換器4でファン5による通風空気Aを加熱することで、温風A′を機器ケース1の吹出口8から吹き出させる。
機器ケース1から施設した往管3a及び返管3bを海Sに対して管路接続する自然水側状態に三方弁18a,18bを切り換える。
この状態で機器ケース1のファン5及びポンプ6を運転することにより、往管3a及び返管3bを通じ機器ケース1と海Sとの間で海水Wsを循環させて、夏季で外気温よりも低温の状態にある海水Wsを機器ケース1の熱交換器4に送る状態にし、この低温海水Wsの保有冷熱により熱交換器4でファン5による通風空気Aを冷却することで、冷風A′を機器ケース1の吹出口8から吹き出させる。
機器ケース1から施設した往管3a及び返管3bを海Sに対して管路接続する自然水側状態に三方弁18a,18bを切り換える。
この状態で機器ケース1のファン5及びポンプ6を運転することにより、往管3a及び返管3bを通じ機器ケース1と海Sとの間で海水Wsを循環させて、冬季で外気温よりも高温の状態にある海水Wsを機器ケース1の熱交換器4に送る状態にし、この高温海水Wsの保有温熱により熱交換器4でファン5による通風空気Aを加熱することで、温風A′を機器ケース1の吹出口8から吹き出させる。
次に別の実施形態を列記する。
8 吹出口
1 機器ケース
A 空気
5 ファン
W 熱媒流体
4 熱交換器
6 ポンプ
2 断熱容器
3a 往管
3b 返管
S 海(又は川又は池又は地下水源)
18a,18b 切換手段
Ws 水
4a 通気面
4b 通気面
11 ポンプ吸込管
11a 立上部
22 ヒータ
26 設置枠
I,W 収容物
27 容器側熱交換器
Claims (7)
- 吸込口と吹出口とを形成した機器ケースに、ケース外部の空気を前記吸込口から吸い込んで、その吸い込み空気を前記吹出口からケース外部に吹き出させるファンと、そのファンによる通風空気を熱媒流体との熱交換により冷却又は加熱する熱交換器と、その熱交換器に対して熱媒流体を循環させるポンプとを内装し、
前記機器ケースと可搬式の断熱容器とにわたらせて往管及び返管を施設するとともに、それら往管及び返管を前記断熱容器に対して接続解除自在にし、
前記ポンプの運転により、前記断熱容器の容器内から熱媒流体を前記往管を通じ前記熱交換器に供給するとともに、それに伴い前記熱交換器から排出される熱媒流体を前記返管を通じ前記断熱容器の容器内に戻す構成にし、
前記ポンプを、それの熱媒流体吸込口が前記熱交換器よりも下方に位置する状態で前記機器ケース内に配置するとともに、
前記熱交換器の熱媒流体出口管を前記機器ケース内で立ち下げて前記ポンプの熱媒流体吸込口に接続することで、この熱媒流体出口管の立下部をポンプ呼水保持用の立上部にしてある空調装置。 - 吸込口と吹出口とを形成した機器ケースに、ケース外部の空気を前記吸込口から吸い込んで、その吸い込み空気を前記吹出口からケース外部に吹き出させるファンと、そのファンによる通風空気を熱媒流体との熱交換により冷却又は加熱する熱交換器と、その熱交換器に対して熱媒流体を循環させるポンプとを内装し、
前記機器ケースから施設した往管及び返管を断熱容器に対して管路接続する容器側状態と、前記機器ケースから施設した前記往管及び前記返管を海又は川又は池又は地下水源に対して管路接続する自然水側状態とに切り換える切換手段を設け、
前記容器側状態では、前記ポンプの運転により、前記断熱容器の容器内から熱媒流体を前記往管を通じ前記熱交換器に供給するとともに、それに伴い前記熱交換器から排出される熱媒流体を前記返管を通じ前記断熱容器の容器内に戻し、
前記自然水側状態では、前記ポンプの運転により、海又は川又は池又は地下水源からそこの水を熱媒流体として前記往管を通じ前記熱交換器に供給するとともに、それに伴い前記熱交換器から排出される水を前記返管を通じ海又は川又は池又は地下水源に戻す構成にしてある空調装置。 - フィンコイル型の前記熱交換器を、それの一方の通気面が斜め上向きとなり、かつ、他方の通気面が斜め下向きとなる傾斜姿勢で、前記機器ケース内の上部に配置し、この熱交換器の斜め下向き通気面の下方に前記ファン及び前記ポンプを配置してある請求項1又は2記載の空調装置。
- 前記断熱容器の容器内にヒータを収納してある請求項1〜3のいずれか1項に記載の空調装置。
- 前記機器ケースを上方に配置し、かつ、前記断熱容器を下方に配置した状態で、それら機器ケースと断熱容器とを上下に並べて設置する設置枠を設けてある請求項1〜4のいずれか1項に記載の空調装置。
- 前記熱交換器との間での循環熱媒流体を前記断熱容器における容器内の収容物と熱交換させる容器側熱交換器を前記断熱容器の容器内に設けてある請求項1〜5のいずれか1項に記載の空調装置。
- 前記断熱容器に対して複数の前記機器ケースを熱媒流体循環可能な状態で並列的に接続してある請求項1〜6のいずれか1項に記載の空調装置。
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