JP3995688B2 - 空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は空調装置に関し、特にプレジャーボートなどの小型船舶での使用に適した空調装置に関する。
従来、自動車や大型船舶などではエアコンが一般的に装備されているものの、例えば、プレジャーボートでは、夏場は炎天下に晒され、冬場は寒風吹き荒ぶ状況下に晒されることが多いにもかかわらず、一般的にエアコンは装備されておらず、また、後付け装備しようにも、プレジャーボートでは、エアコンの運転に十分な容量の電源が一般に装備されておらず、また仮に、電源を確保し得るにしてもエアコンが複雑な装置で高価であることから、装備コスト面や装備技術面でエアコンの装備を断念せざるを得ないことが多い。
上記プレジャーボートの例に代表されるように、世の中には、冷房や暖房が要求される状況下に置かれるにもかかわらず、電源面あるいは装備コスト面や装備技術面でエアコンの装備を断念せざる得ない環境が未だ多いのが実情であった。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、合理的な装置構成を採ることにより上記の如き問題を効果的に解消する点にある。
〔1〕本発明の第1特徴構成は空調装置に係り、その特徴は、
吸込口と吹出口とを形成した機器ケースに、ケース外部の空気を前記吸込口から吸い込んで、その吸い込み空気を前記吹出口からケース外部に吹き出させるファンと、そのファンによる通風空気を熱媒流体との熱交換により冷却又は加熱する熱交換器と、その熱交換器に対して熱媒流体を循環させるポンプとを内装し、
前記機器ケースと可搬式の断熱容器とにわたらせて往管及び返管を施設するとともに、それら往管及び返管を前記断熱容器に対して接続解除自在にし、
前記ポンプの運転により、前記断熱容器の容器内から熱媒流体を前記往管を通じ前記熱交換器に供給するとともに、それに伴い前記熱交換器から排出される熱媒流体を前記返管を通じ前記断熱容器の容器内に戻す構成にし、
前記ポンプを、それの熱媒流体吸込口が前記熱交換器よりも下方に位置する状態で前記機器ケース内に配置するとともに、
前記熱交換器の熱媒流体出口管を前記機器ケース内で立ち下げて前記ポンプの熱媒流体吸込口に接続することで、この熱媒流体出口管の立下部をポンプ呼水保持用の立上部にしてある点にある。
つまり、この第1特徴構成では、可搬式の断熱容器に氷などの冷物質を冷熱源として収容し、その状態で機器ケースのファン及びポンプを運転すれば、往管及び返管を通じての機器ケースと断熱ケースとの間での熱媒流体(例えば冷水)の循環により、断熱容器の収容冷物質から機器ケースの熱交換器に冷熱を送って、その冷熱により熱交換器でファンによる通風空気を冷却し、これにより、冷風を機器ケースの吹出口から吹き出させて冷房感を得ることができる。
また、可搬式の断熱容器に温水などの温物質を温熱源として収容し、その状態で機器ケースのファン及びポンプを運転すれば、往管及び返管を通じての機器ケースと断熱ケースとの間での熱媒流体(例えば温水)の循環により、断熱容器の収容温物質から機器ケースの熱交換器に温熱を送って、その温熱により熱交換器でファンによる通風空気を加熱し、これにより、温風を機器ケースの吹出口から吹き出させて暖房感を得ることができる。
すなわち、この第1特徴構成によれば、単にファンとポンプを運転するだけで、断熱容器に収容した物質の保有冷熱や保有温熱の利用により冷風や温風を生成して冷房感や暖房感を得るから、冷熱や温熱を発生させる冷凍回路の運転及びファンの運転を要するエアコンに比べ所要電力を十分に小さくすることができて、容量によっては小型電池による運転も可能になり、また、冷凍回路を有するエアコンに比べ装置の構造及び保守も大幅に簡略なものになり、これらのことから、電源面、装備コスト面、装備技術面のいずれの面でもプレージャーボート等への装備を極めて容易に行える空調装置にすることができる。
そしてまた、機器ケースと断熱容器とを往管及び返管で結ぶ分離構造(いわゆる、セパレート式)を採るから、機器ケースについては、冷風や温風の必要箇所が狭所であるとしても、その必要箇所へコンパクトに設置することができ、一方の断熱容器については、適当な空き箇所へコンパクトに設置することができて、全体として極めて高い設置性を得ることができる。
しかも、可搬式の断熱容器を用いるとともに、その断熱容器に対して往管及び返管を接続解除自在にしてあるから、冷風や温風の生成が不要なときには断熱容器の単体をクーラーボックス的に可搬使用することができて、高い利便性を得ることができ、これら設置性の面や利便性の面からもプレジャーボート等への装備に極めて好適な装置することができる。
さらに、使用する熱媒流体が液体である場合、装置の運転停止状態(すなわち、ポンプの停止状態)において上記立上部に保持しておいた熱媒流体をポンプの呼び水として、次の運転開始の際のポンプ起動による熱媒流体の循環運転の開始を確実かつ良好にすることができ、この点で装置性能を高めることができる。
なお、第1特徴構成の実施においては、熱交換器における熱媒流体の流動路を上記呼水保持用立上部の一部ないし全部として利用する構成を採ってもよい。
〔2〕本発明の第2特徴構成は空調装置に係り、その特徴は、
吸込口と吹出口とを形成した機器ケースに、ケース外部の空気を前記吸込口から吸い込んで、その吸い込み空気を前記吹出口からケース外部に吹き出させるファンと、そのファンによる通風空気を熱媒流体との熱交換により冷却又は加熱する熱交換器と、その熱交換器に対して熱媒流体を循環させるポンプとを内装し、
前記機器ケースから施設した往管及び返管を断熱容器に対して管路接続する容器側状態と、前記機器ケースから施設した前記往管及び前記返管を海又は川又は池又は地下水源に対して管路接続する自然水側状態とに切り換える切換手段を設け、
前記容器側状態では、前記ポンプの運転により、前記断熱容器の容器内から熱媒流体を前記往管を通じ前記熱交換器に供給するとともに、それに伴い前記熱交換器から排出される熱媒流体を前記返管を通じ前記断熱容器の容器内に戻し、
前記自然水側状態では、前記ポンプの運転により、海又は川又は池又は地下水源からそこの水を熱媒流体として前記往管を通じ前記熱交換器に供給するとともに、それに伴い前記熱交換器から排出される水を前記返管を通じ海又は川又は池又は地下水源に戻す構成にしてある点にある。
つまり、この第2特徴構成では、機器ケースから施設した往管及び返管を断熱容器に対して管路接続した容器側状態の場合、その断熱容器に氷などの冷物質を冷熱源として収容し、その状態で機器ケースのファン及びポンプを運転すれば、往管及び返管を通じての機器ケースと断熱ケースとの間での熱媒流体(例えば冷水)の循環により、断熱容器の収容冷物質から機器ケースの熱交換器に冷熱を送って、その冷熱により熱交換器でファンによる通風空気を冷却し、これにより、冷風を機器ケースの吹出口から吹き出させて冷房感を得ることができる。
また、断熱容器に温水などの温物質を温熱源として収容し、その状態で機器ケースのファン及びポンプを運転すれば、往管及び返管を通じての機器ケースと断熱ケースとの間での熱媒流体(例えば温水)の循環により、断熱容器の収容温物質から機器ケースの熱交換器に温熱を送って、その温熱により熱交換器でファンによる通風空気を加熱し、これにより、温風を機器ケースの吹出口から吹き出させて暖房感を得ることができる。
一方、機器ケースから施設した往管及び返管を海又は川又は池又は地下水源に対して管路接続した自然水側状態の場合、機器ケースのファン及びポンプを運転すれば、往管及び返管を通じての機器ケースと海又は川又は池又は地下水源との間での水循環(すなわち、海水、河川水、湖水、地下水の循環)により、夏季であれば、外気温よりも低温である海水又は河川水又は湖水又は地下水を機器ケースの熱交換器に送って、その低温水の保有冷熱により熱交換器でファンによる通風空気を冷却し、これにより、冷風を機器ケースの吹出口から吹き出させて冷房感を得ることができ、また、冬季であれば、外気温よりも高温である海水又は河川水又は湖水又は地下水を機器ケースの熱交換器に送って、その高温水の保有温熱により熱交換器でファンによる通風空気を加熱し、これにより、温風を機器ケースの吹出口から吹き出させて暖房感を得ることができる。
すなわち、この第2特徴構成によれば、単にファンとポンプを運転するだけで、断熱容器に収容した物質の保有冷熱や保有温熱の利用により、あるいは、海水又は河川水又は湖水又は地下水の保有冷熱や保有温熱の利用により、冷風や温風を生成して冷房感や暖房感を得るから、冷熱や温熱を発生させる冷凍回路の運転及びファンの運転を要するエアコンに比べ所要電力を十分に小さくすることができて、容量によっては小型電池による運転も可能になり、また、冷凍回路を有するエアコンに比べ装置の構造及び保守も大幅に簡略なものになり、これらのことから、電源面、装備コスト面、装備技術面のいずれの面でもプレージャーボート等への装備を極めて容易に行える空調装置にすることができる。
そしてまた、機器ケースと断熱容器とを往管及び返管で結ぶ分離構造(いわゆる、セパレート式)を採るから、機器ケースについては、冷風や温風の必要箇所が狭所であるとしても、その必要箇所へコンパクトに設置することができ、一方の断熱容器については、適当な空き箇所へコンパクトに設置することができて、全体として極めて高い設置性を得ることができる。
しかも、機器ケースと断熱容器との間で熱媒流体を循環させる容器側状態と、機器ケースと海又は川又は湖又は地下水源との間でそこの水を熱媒流体として循環させる自然水側状態との切り換えを可能にしてあるから、例えば、断熱容器に収容した冷物質の保有冷熱を使い切った後は、容器側状態から自然水側状態に切り換えて、海水や河川水や湖水あるいは地下水の保有冷熱により冷風の生成を継続するといったことができて、この点で高い機能性を得ることができ、これら設置性の面や機能性の面からもプレジャーボート等への装備に極めて好適な装置にすることができる。
なお、第2特徴構成の実施において、第1特徴構成と同様、断熱容器を可搬式にするとともに、機器ケースから施設する往管及び返管を断熱容器に対して接続解除自在にする構成を採れば、冷風や温風の生成が不要なときには断熱容器の単体をクーラーボックス的に可搬使用することができて、高い利便性を得ることができ、この点でもプレジャーボート等への装備に極めて好適な装置にすることができる。
また、第1又は第2特徴構成の実施においては、往管及び返管として可撓性を備える管を用いるのが望ましく、その可撓性をもって装置の設置性を一層高めることができる。
〔3〕本発明の第3特徴構成は、第1又は第2特徴構成の実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
フィンコイル型の前記熱交換器を、それの一方の通気面が斜め上向きとなり、かつ、他方の通気面が斜め下向きとなる傾斜姿勢で、前記機器ケース内の上部に配置し、この熱交換器の斜め下向き通気面の下方に前記ファン及び前記ポンプを配置してある点にある。
つまり、ファンコイル型の熱交換器、その熱交換器に通風するファン、及び、その熱交換器に対して熱媒流体を循環させるポンプを機器ケースに内装するのに、三者のうちで面積的な大きさが一番大きくなるファンコイル型の熱交換器を水平姿勢に配置した場合、その熱交換器の下方あるいは上方のいずれにファン及びポンプを配置するにしても、熱交換器の大きな面積が機器ケースの平面視の大きさに直接反映される形態になって、機器ケースの内部に大きなデッドスペースが生じる状態で、機器ケースが平面視で大型化する。
また、ファンコイル型の熱交換器を縦姿勢に配置した場合、その熱交換器の前方あるいは後方のいずれにファン及びポンプを配置するにしても、熱交換器の大きな面積が機器ケースの前面視の大きさに直接反映される形態になって、やはり機器ケースの内部に大きなデッドスペースが生じる状態で、機器ケースが熱交換器の前面視で大型化する。
これに対し、上記第3特徴構成の如く、フィンコイル型の熱交換器を、それの一方の通気面が斜め上向きとなり、かつ、他方の通気面が斜め下向きとなる傾斜姿勢で、機器ケース内の上部に配置し、この熱交換器の斜め下向き通気面の下方にファン及びポンプを配置すれば、熱交換器の大きな面積が機器ケースの平面視の大きさや前面視の大きさに反映されるのを軽減することができるとともに、機器ケース内において熱交換器の斜め下向き通気面の下方に生じる空スペースにファン及びポンプを周密的に配置する形態になって、機器ケースの内部にデッドスペースが生じるのを効果的に抑止した状態で、機器ケースを小型化することができる。
そして、このことにより、第1又は第2特徴構成において前述の如く分離構造(セパレート式)を採ることと相俟って、冷風や温風の必要箇所に対し、その箇所が狭所であるとしても機器ケースをコンパクトに設置することができて、装置の設置性を一層高めることができ、この点でプレジャーボート等への装備に一層適した装置にすることができる。
なお、第3特徴構成の実施において、機器ケースの外壁のうち熱交換器の斜め上向き通気面に対向する部分を、その通気面と平行な傾斜壁にして、その傾斜壁部分に吸込口又は吹出口を形成するケース構造にすれば、機器ケース内部のデッドスペースを一層軽減する状態で機器ケースを一層コンパクト化することができる。
〔4〕本発明の第4特徴構成は、第1〜第3特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記断熱容器の容器内にヒータを収納してある点にある。
つまり、この第4特徴構成によれば、断熱容器に温水などの温物質を温熱源として収容し、その状態でファン及びポンプを運転することにより温風を機器ケースの吹出口から吹き出させる使用形態の場合、上記ヒータを運転することにより、断熱容器における収容温物質の保有温熱の消費を抑止することができて、機器ケースの吹出口から十分な温度の温風を吹き出させ得る時間(すなわち、装置の継続使用可能時間)を断熱容器の大型化を伴うことなく長時間化することができる。
また、ヒータの容量をある程度大きくすれば、断熱容器に収容した水を上記ヒータにより加熱して温水にし、その温水を温熱源とする状態で温風の吹き出し運転を実施するといった使用形態も可能になり、これらの点で装置の機能性を一層高めることができる。
〔5〕本発明の第5特徴構成は、第1〜第4特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記機器ケースを上方に配置し、かつ、前記断熱容器を下方に配置した状態で、それら機器ケースと断熱容器とを上下に並べて設置する設置枠を設けてある点にある。
つまり、この第5特徴構成によれば、機器ケースと断熱容器とを上下に並べて設置する場合に、単純に機器ケースを断熱容器の容器上面に直接載置するのに比べ、上記設置枠による機器ケースの支持により、機器ケースをより安定的に断熱容器の上方に配置することができて、機器ケースの不測な脱落やズレ移動を防止でき、この点で、機器ケースと断熱容器とを上下に並べて設置する場合における装置の設置性を高めることができる。
〔6〕本発明の第6特徴構成は、第1〜第5特徴構成のいずれかの実施に好適な実施形態を特定するものであり、その特徴は、
前記熱交換器との間での循環熱媒流体を前記断熱容器における容器内の収容物と熱交換させる容器側熱交換器を前記断熱容器の容器内に設けてある点にある。
つまり、この第6特徴構成では、断熱容器における収容物(すなわち、冷物質又は温物質)と熱媒流体とを上記の容器側熱交換器において熱交換させることで、その収容物の保有冷熱又は保有温熱により熱媒流体を冷却又は加熱し、この熱媒流体を往管及び返管を通じての循環により機器ケースの熱交換器に送ることで、その熱媒流体の保有冷熱又は保有温熱(換言すれば、断熱容器における収容物の保有冷熱又は保有温熱)によりファンによる通風空気を冷却又は加熱し、これにより、吹出口から吹き出させる冷風又は温風を生成する。
そして、この構成によれば、熱媒流体と断熱容器の収容物とを容器側熱交換器で熱交換させるから、熱媒流体の循環系と断熱容器の収容部とを物質的に縁を切った状態にすることができ、これにより、熱媒流体の循環系と断熱容器の収容部との間での相互汚染的な問題の発生を確実に防止することができる。
図1は、本発明による空調装置をプレジャーボートに装備した状態を示し、運転席の近傍に機器ケース1を設置し、ボート後部に運搬用取っ手付きの可搬式の断熱容器2を設置し、これら機器ケース1と断熱容器2とにわたらせて往管3a及び返管3bを施設してある。
図2に示す如く、機器ケース1には、直方体形状のフィンコイル型の熱交換器4と、クロスフロー型のファン5と、循環用のポンプ6とを内装し、機器ケース1の前面には、吸込口7と吹出口8を形成してある。
ファン5は、ケース外部の空気Aを吸込口7からケース内に取り入れて、その取り入れ空気Aを吹出口8からケース外部に吹き出させるものであり、熱交換器4は、ファン5による通風空気Aを熱媒流体としての水W(冷水又温水)と熱交換させて冷却又は加熱するものであり、また、ポンプ6は、熱媒流体としての水Wを熱交換器4に対して循環させるものである。
すなわち、この機器ケース1では、冷風運転の場合、吸込口7から取り入れた空気Aを熱交換器4で冷却し、その冷却により生成した冷風A′を吹出口8から吹き出させ、また、温風運転の場合、吸込口7から取り入れた空気Aを熱交換器4で加熱し、その加熱により生成した温風A′を吹出口8から吹き出させる。
側面視において、熱交換器4は、その一方の通気面4a(本例では空気入口面)が斜め上向きとなり、かつ、他方の通気面4b(本例では空気出口面)が斜め下向きとなる傾斜姿勢で機器ケース1内の上部に配置し、この熱交換器4の直下には、冷風運転において熱交換器4で生成される結露水を受け止めるドレンパン9を配置してある。
また、ファン5とポンプ6は、熱交換器4の斜め下向き通気面4bの下方でドレンパン9の下方に配置し、吸込口7は、機器ケース1の外壁のうち熱交換器4の斜め上向き通気面4aに対向する部分に形成した前面傾斜壁部1aに形成し、吹出口8は、前面傾斜壁部1aの下縁に連なる前面垂直壁部1bに形成してある。
つまり、このケース構造をもって、機器ケース1を内部のデッドスペース(無駄スペース)が極力小さいコンパクトなものにしてあり、これにより、運転席の傍らなどの狭所へも容易に設置し得るものになっている。
熱交換器4の入口水管10は、機器ケース1の内部においてケース底部から熱交換器4の上端部へ立ち上げて熱交換器4に接続し、熱交換器4の出口水管(熱媒流体出口管)11は、熱交換器4の下端部からケース底部まで立ち下げてポンプ6の吸込口(熱媒流体吸込口)に接続してある。
この出口水管11は逆言すればポンプ6の吸込管であるが、この出口水管11における熱交換器4からの立下部11aは、ポンプ吸込管における呼水保持用の立上部にしてあり、本実施形態では、ポンプ6の運転を停止した状態において、この立下部11aと熱交換器4のコイル管4cとに水Wを保持することにより、次のポンプ運転の開始時には、その保持水Wをポンプ6の呼び水としてポンプ6の起動による水循環運転の開始を確実かつ良好に行えるようにしてある。
そして、機器ケース1の後面下部には、入口水管10に対する接続口である往側接続口部12aと、ポンプ6の吐出管13に対する接続口である返側接続口部12bとを設けてある。
一方、可搬式の断熱容器2は、一般の保冷ボックスと同様、蓋部2a及び容器部2bの外壁材に断熱材を使用して収容物の放冷や放熱を抑制するようにしたものであり、容器部2bの一側面部における下端部には、容器内部から熱媒流体としての水Wを取り出すための取出側接続口部14aと、熱媒流体としての水Wを容器内部に戻すための戻し側接続口部14bとを設けてある。
往管3a及び返管3bには、耐久性と適度な可撓性を備える管材として、内面ゴム層と外面ゴム層との間に芯材層を設けた構造のエアーホースを用いており、それらの両端には、機器ケース1の往側及び返側の接続口部12a,12bに対する接続具15a,15b、及び、断熱容器2の取出側及び戻し側の接続口部14a,14bに対する接続具16a,16bを装着してある。
機器ケース1の往側及び返側の接続口部12a,12bと往管3a及び返管3bの一端接続具15a,15b、並びに、断熱容器2の取出側及び戻し側の接続口部14a,14bと往管3a及び返管3bの他端接続具16a,16bは、いずれも接続具xを接続口部yに差し込み操作すると、接続口部yの開閉弁が開かれるとともに接続具xの接続口部yからの抜けが阻止された抜け止め接続状態になり、かつ、接続口部yの側の解除用操作片を押し操作すると接続口部yから接続具xが抜け出すとともに接続口部yの開閉弁が閉じられる開閉弁付きのワンタッチ式の接続継手にしてあり、これにより、不使用時には、往管3a及び返管3bを機器ケース1及び断熱容器2から容易に取り外し回収できるようにしてある。
また、このように往管3a及び返管3bを可搬式の断熱ケース2に対して接続解除自在にすることにより、これら往管3a及び返管3bを取り外した状態において、断熱容器2を通常の保冷ボックスや保温ボックスとして単独使用できるように、また、後述の冷風運転での冷熱源としての氷Iや温風運転での温熱源としての温水を断熱容器2に収容するのに、その収容先まで断熱容器2を容易に持ち運べるようにしてある。
ボートの舷部には海水採取ユニット17を取り付けてあり、この海水採取ユニット17は、ボートの舷部に対して着脱自在なユニット枠17aと、そのユニット枠17aに取り付けた採取管17b及び排出管17cからなり、この海水採取ユニット17をボートの舷部に取り付けることで、ボート航行が海Sの場合には採取管17bの下端を海水Wsに浸漬させて、その採取管17bから海水Wsを採取し、また、排出管17cから海Sに対して排水する。
この海水採取ユニット17の装備に対し、往管3a及び返管3bの途中箇所に三方弁18a,18bを介装するとともに、それら三方弁18a,18bから往側及び返側の分岐管19a,19bを延出させてある。
また、各分岐管19a,19bの先端には雄側接続具20a,20bを装着し、採取管17b及び排出管17cの上端には雌側接続具21a,21bを装着してあり、これら雄側接続具20a,20bと雌側接続具21a,21bとは、雄側接続具x′を雌側接続具y′に差し込み操作すると、雄側接続具x′の雌側接続具y′からの抜けが阻止された抜け止め接続状態になり、かつ、雌側接続具y′の側の解除用操作片を押し操作すると雌側接続口部y′から雄側接続具x′が抜け出すワンタッチ式の接続継手にしてある。
つまり、これら雄側接続具20a,20b及び雌側接続具21a,21bにより往側分岐管19aを採取管17bに接続するとともに返側分岐管19bを排出管17cに接続した状態において、三方弁18a,18bを切り換え操作することで、機器ケース1から施設した往管3a及び返管3b(具体的には、往管3a及び返管3bの機器ケース側部分)を断熱容器2に対して管路接続する容器側状態と、機器ケース1から施設した往管3a及び返管3b(具体的には、往管3a及び返管3bの機器ケース側部分)を分岐管19a,19b、採取管17b、排出管17cを通じて海Sに管路接続する自然水側状態との切り換えを行う。
以上の装置構成において、この空調装置では次の(イ)〜(ニ)の運転を選択的に実施する。
(イ)氷使用の冷風運転
断熱容器2に冷熱源としての氷Iを収容しておき、また、機器ケース1から施設した往管3a及び返管3bを断熱容器2に対して管路接続する容器側状態に三方弁18a,18bを切り換える。
この状態で機器ケース1のファン5及びポンプ6を運転することにより、往管3a及び返管3bを通じ機器ケース1と断熱ケース2との間で冷水W(断熱容器2内での氷Iの融解水)を循環させて、断熱容器2の収容氷Iから機器ケース1の熱交換器4に冷熱を送る状態にし、この冷熱により熱交換器4でファン5による通風空気Aを冷却することで、冷風A′を機器ケース1の吹出口8から吹き出させる。
(ロ)温水使用の温風運転
断熱容器2の内部に電気ヒータ22をセットした状態で断熱容器2に水W又は温熱源としての温水Wを収容しておき、また、機器ケース1から施設した往管3a及び返管3bを断熱容器2に対して管路接続する容器側状態に三方弁18a,18bを切り換える。
この状態で機器ケース1のファン5及びポンプ6を運転するとともに、断熱容器2の電気ヒータ22を運転することにより、往管3a及び返管3bを通じ機器ケース1と断熱ケース2との間で温水W(すなわち、水から電気ヒータ22により加熱生成した温水、又は、電気ヒータ22により保温した温水)を循環させて、断熱容器2の収容温水Wから機器ケース1の熱交換器4に温熱を送る状態にし、この温熱により熱交換器4でファン5による通風空気Aを加熱することで、温風A′を機器ケース1の吹出口8から吹き出させる。
(ハ)海水使用の冷風運転
機器ケース1から施設した往管3a及び返管3bを海Sに対して管路接続する自然水側状態に三方弁18a,18bを切り換える。
この状態で機器ケース1のファン5及びポンプ6を運転することにより、往管3a及び返管3bを通じ機器ケース1と海Sとの間で海水Wsを循環させて、夏季で外気温よりも低温の状態にある海水Wsを機器ケース1の熱交換器4に送る状態にし、この低温海水Wsの保有冷熱により熱交換器4でファン5による通風空気Aを冷却することで、冷風A′を機器ケース1の吹出口8から吹き出させる。
(ニ)海水使用の温風運転
機器ケース1から施設した往管3a及び返管3bを海Sに対して管路接続する自然水側状態に三方弁18a,18bを切り換える。
この状態で機器ケース1のファン5及びポンプ6を運転することにより、往管3a及び返管3bを通じ機器ケース1と海Sとの間で海水Wsを循環させて、冬季で外気温よりも高温の状態にある海水Wsを機器ケース1の熱交換器4に送る状態にし、この高温海水Wsの保有温熱により熱交換器4でファン5による通風空気Aを加熱することで、温風A′を機器ケース1の吹出口8から吹き出させる。
なお、機器ケース1には、ファン5の送風量を段階的(ないしは連続的)に変更する送風量調整具、及び、ポンプ6の送水量を段階的(ないしは連続的)に変更する送水量調整具を装備してあり、これら調整具によりファン5の送風量やポンプ6の送水量を変更することで、上記の各運転において機器ケース1の吹出口8から吹き出させる冷風又は温風の風量や温度を調整する。
〔別実施形態〕
次に別の実施形態を列記する。
前述の実施形態では、機器ケース1と断熱容器2とを水平方向に離間させて設置する例を示したが、場合によっては、図3に示す如くストッパ付きキャスタ23を備える脚部24により載置棚25を支持する設置枠26を用いて、機器ケース1を載置棚25に載置するとともに、断熱容器2を載置棚25の下方に収納するようにし、これにより、機器ケース1を上方に配置し、かつ、断熱容器2を下方に配置した状態で、それら機器ケース1と断熱容器2とを上下に並べて設置するようにしてもよい。
前述の実施形態では、断熱容器2に収容した氷Iの融解水W(冷水)や収容温水Wを直接に往管3a及び返管3bを通じて機器ケース1の熱交換器4に対し循環させる例を示したが、これに代え、図4に示す如く、機器ケース1の熱交換器4に対して循環させる熱媒流体W(例えば水)を断熱容器2内の収容物I(例えば、氷とその融解水)と熱交換させる容器側熱交換器27を断熱容器2に設けた構造にし、これにより、機器ケース1の熱交換器4に対する熱媒流体の循環系と断熱容器2の収容部とを物質的に縁を切った構成にしてもよい。
前述の実施形態では、1つの機器ケース1と1つの断熱容器2とを接続する例を示したが、図5に示す如く、乗合釣船などにおいて、1つの断熱容器2に対して複数の機器ケース1を熱媒流体Wの循環が可能な状態で並列的に接続する構造にし、これにより、各釣人に対し機器ケース1を個別に用意する形態を採るなどしてもよい。
冷熱源として断熱容器2に収容する冷物質は氷に限られるものではなく、ドライアイスや冷却固化させた潜熱蓄熱剤などであってもよく、また、温熱源として断熱容器2に収容する温物質も温水に限られるものではなく、加熱融解させた潜熱蓄熱剤などであってもよい。
機器ケース1の熱交換器4と断熱容器2との間で往管3a及び返管3bを通じて循環させる熱媒流体Wは水に限られるものではなく、不凍液などの各種液体であってもよく、また、冷熱源としてドライアイスを断熱容器2に収容する場合などでは、炭酸ガスなどの気体を熱源流体Wとして機器ケース1の熱交換器4と断熱容器2との間で循環させるようにしてもよい。
機器ケース1の具体的構造、及び、機器ケース1に内装する熱交換器4、ファン5、ポンプ6夫々の具体的構造は、前述の実施形態で示した構造に限らず、種々の変更が可能であり、また、断熱容器2の構造も前述の実施形態で示した構造に限らず、種々の変更が可能である。
前述の実施形態では、機器ケース1から施設した往管3a及び返管3bを断熱容器2に対して管路接続する容器側状態と、機器ケース1から施設した往管3a及び返管3bを海S(又は川又は池又は地下水源)に対して管路接続する自然水側状態との切り換えを行う切換手段として三方弁18a,18bを用いる例を示したが、これに代え、この切換手段として、機器ケース1から施設した往管3a及び返管3bを、断熱容器2の取出側及び戻し側の接続口部14a,14bと、海水採取ユニット17における採取管17及び排出管17cとに対して差し換え接続する構造を採用してもよい。
往管3a及び返管3bには、前述の実施形態で示したエアーホースに限らず、種々の管材を使用することができる。
本発明による空調装置は、プレジャーボートや乗合釣船あるいは小型漁船などでの使用、あるいは、キャンプなどでのテント内の冷房や暖房に極めて好適であるが、それに限らず各種の環境において使用できる。
使用状態を示す一部破断側面図 装置の全体構成を示す図 設置枠を示す斜視図 断熱容器の断面図 乗合釣船の平面図
符号の説明
7 吸込口
8 吹出口
1 機器ケース
A 空気
5 ファン
W 熱媒流体
4 熱交換器
6 ポンプ
2 断熱容器
3a 往管
3b 返管
S 海(又は川又は池又は地下水源)
18a,18b 切換手段
Ws 水
4a 通気面
4b 通気面
11 ポンプ吸込管
11a 立上部
22 ヒータ
26 設置枠
I,W 収容物
27 容器側熱交換器

Claims (7)

  1. 吸込口と吹出口とを形成した機器ケースに、ケース外部の空気を前記吸込口から吸い込んで、その吸い込み空気を前記吹出口からケース外部に吹き出させるファンと、そのファンによる通風空気を熱媒流体との熱交換により冷却又は加熱する熱交換器と、その熱交換器に対して熱媒流体を循環させるポンプとを内装し、
    前記機器ケースと可搬式の断熱容器とにわたらせて往管及び返管を施設するとともに、それら往管及び返管を前記断熱容器に対して接続解除自在にし、
    前記ポンプの運転により、前記断熱容器の容器内から熱媒流体を前記往管を通じ前記熱交換器に供給するとともに、それに伴い前記熱交換器から排出される熱媒流体を前記返管を通じ前記断熱容器の容器内に戻す構成にし、
    前記ポンプを、それの熱媒流体吸込口が前記熱交換器よりも下方に位置する状態で前記機器ケース内に配置するとともに、
    前記熱交換器の熱媒流体出口管を前記機器ケース内で立ち下げて前記ポンプの熱媒流体吸込口に接続することで、この熱媒流体出口管の立下部をポンプ呼水保持用の立上部にしてある空調装置。
  2. 吸込口と吹出口とを形成した機器ケースに、ケース外部の空気を前記吸込口から吸い込んで、その吸い込み空気を前記吹出口からケース外部に吹き出させるファンと、そのファンによる通風空気を熱媒流体との熱交換により冷却又は加熱する熱交換器と、その熱交換器に対して熱媒流体を循環させるポンプとを内装し、
    前記機器ケースから施設した往管及び返管を断熱容器に対して管路接続する容器側状態と、前記機器ケースから施設した前記往管及び前記返管を海又は川又は池又は地下水源に対して管路接続する自然水側状態とに切り換える切換手段を設け、
    前記容器側状態では、前記ポンプの運転により、前記断熱容器の容器内から熱媒流体を前記往管を通じ前記熱交換器に供給するとともに、それに伴い前記熱交換器から排出される熱媒流体を前記返管を通じ前記断熱容器の容器内に戻し、
    前記自然水側状態では、前記ポンプの運転により、海又は川又は池又は地下水源からそこの水を熱媒流体として前記往管を通じ前記熱交換器に供給するとともに、それに伴い前記熱交換器から排出される水を前記返管を通じ海又は川又は池又は地下水源に戻す構成にしてある空調装置。
  3. フィンコイル型の前記熱交換器を、それの一方の通気面が斜め上向きとなり、かつ、他方の通気面が斜め下向きとなる傾斜姿勢で、前記機器ケース内の上部に配置し、この熱交換器の斜め下向き通気面の下方に前記ファン及び前記ポンプを配置してある請求項1又は2記載の空調装置。
  4. 前記断熱容器の容器内にヒータを収納してある請求項1〜3のいずれか1項に記載の空調装置。
  5. 前記機器ケースを上方に配置し、かつ、前記断熱容器を下方に配置した状態で、それら機器ケースと断熱容器とを上下に並べて設置する設置枠を設けてある請求項1〜4のいずれか1項に記載の空調装置。
  6. 前記熱交換器との間での循環熱媒流体を前記断熱容器における容器内の収容物と熱交換させる容器側熱交換器を前記断熱容器の容器内に設けてある請求項1〜5のいずれか1項に記載の空調装置。
  7. 前記断熱容器に対して複数の前記機器ケースを熱媒流体循環可能な状態で並列的に接続してある請求項1〜6のいずれか1項に記載の空調装置。
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