JP3995329B2 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検体内の原子核スピンの磁気共鳴現象を利用した磁気共鳴イメージング(MRI)に係り、とくに、血流や呼吸に因るアーチファクトを低減するためのプリサチュレーション法を実施する磁気共鳴イメージングに関する。
【0002】
【従来の技術】
MRI装置は、静磁場中に置かれた被検体の原子核スピンをラーモア周波数の高周波信号で磁気的に励起し、この励起に伴って発生するMR信号に基づいて画像を再構成したり、スペクトルを得る装置である。
【0003】
被検体の断面のMR画像に血流や呼吸に因るアーチファクトが存在すると、画質が著しく低下するとともに、診断能をも低下させてしまう。このため、そのようなアーチファクトを低減する手法の一つとして、プリサチュレーション法が利用されている。プリサチュレーション法は、撮像スライス面に隣接または近接したスラブ領域をプリサチュレーションパルスで事前に励起した後で、撮像スライス面を所望のパルスシーケンスでイメージングする技術である。プリサチュレーションを実施したスラブから撮像スライス面に流入する血流のプロトンスピンは事前に十分に励起されているので、イメージングには殆ど関与せず、血流などのモーションを伴うプロトンスピンに起因したアーチファクトを低減させることができる。
【0004】
従来、事前励起させるスラブのプリサチュレーション幅は、かかるイメージングを実施するMRI装置に固有の値が決まっているか、または、オペレータがイメージングの都度、マニュアルで設定するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のプリサチュレーション幅の設定方法では、被検体やイメージング部位が変わっても、MRI装置に固有にプリサチュレーション幅でプリサチュレーション法を実施することにならざるを得ないので、固有のプリサチュレーション幅がいかなるイメージング状態であっても最適であるという保証は必ずしも無い。むしろ、固有のプリサチュレーション幅によると過不足を生じる場合が大部分であることから、結果として、血流などに起因したアーチファクトを十分に低減させることはできないという不都合があった。
【0006】
また、オペレータがイメージングの度にマニュアルでプリサチュレーション幅を設定するMRI装置の場合、オペレータの経験や勘に頼って、または試行錯誤的に設定する状態となるから、プリサチュレーション幅の設定の精度及び安定性に欠けるという問題がある。さらに、慎重な設定を行おうとするほど、オペレータの操作に関わる負荷が増大し、操作能率を低下させ、また患者スループットも下げてしまう不都合があった。
【0007】
本発明は、このような従来技術による不都合に鑑みてなされたもので、プリサチュレーション法を実施するときのプリサチュレーション幅の最適値を精度良く、安定して、且つオペレータの手数を患わせないで設定することを、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る磁気共鳴イメージング装置は、上述した課題を解決するために、被検体の撮像部位に隣接または近接するスラブ部位にプリサチュレーションパルスを印加した後、その撮像部位にイメージング用のパルスシーケンスを印加するようにしたプリサチュレーション法を実施する。この磁気共鳴イメージング装置は、前記スラブ部位のスライス方向のプリサチュレーション幅を設定する手段を備える。この手段は、前記プリサチュレーションパルスを前記プリサチュレーション幅を変えながら前記スラブ部位に複数回印加し且つ前記撮像部位からのMR信号を各回毎に受信する手段と、このMR信号に基づいて前記プリサチュレーション幅の最適値を決める手段と、を有する。
【0009】
また、本発明に係る磁気共鳴イメージング装置は、被検体の撮像部位に隣接または近接するスラブ部位にプリサチュレーションパルスを印加した後、その撮像部位にイメージング用のパルスシーケンスを印加するようにしたプリサチュレーション法による磁気共鳴イメージングに使用する。この磁気共鳴イメージング装置は、前記スラブ部位のスライス方向のプリサチュレーション幅を設定する手段を備える。この設定手段は、前記プリサチュレーションパルスを前記プリサチュレーション幅を変えながら前記スラブ部位に複数回印加し且つ前記撮像部位からのMR信号を各回毎に受信する第1の手段と、このMR信号に基づいて前記プリサチュレーション幅の最適値を決め、記憶させる第2の手段と、を含むことを特徴とする。
【0010】
好適には、前記第1の手段における前記プリサチュレーション幅を変える処理は、スライス方向の傾斜磁場のパルス波形面積を前記複数回の印加毎に変更する処理である。また、好適には、前記第2の手段は、前記複数回のそれぞれの前記MR信号をフーリエ変換する処理と、フーリエ変換されたスペクトラム上の前記撮像部位の静止部に相当する信号とは異なる部位に相当する信号値が基準値より低くなる状態での前記プリサチュレーション幅の最小値を前記最適値として求める処理と、を含む。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一つの実施の形態を図1〜図6を参照して説明する。
【0012】
この実施形態にかかるMRI(磁気共鳴イメージング)装置の概略構成を図1に示す。このMRI装置は、被検体Pを載せる寝台部と、静磁場発生用の磁石部と、静磁場に位置情報を付加するための傾斜磁場部と、高周波信号を送受信する送受信部と、システムコントロール及び画像再構成を担う制御・演算部とを備えている。
【0013】
磁石部は、例えば超電導方式の磁石1と、この磁石1に電流を供給する静磁場電源2とを備え、被検体Pが遊挿される円筒状の開口部(診断用空間)の軸方向(Z軸方向)に静磁場H0 を発生させる。なお、この磁石部には1次のシミング用のシムコイル14が設けられている。このシムコイル14には、後述するコントローラの制御下で、シムコイル電源15から磁場均一化のための電流が供給される。寝台部は、被検体Pを載せた天板を磁石1の開口部に退避可能に挿入できるようになっている。
【0014】
傾斜磁場部は、磁石1に組み込まれた傾斜磁場コイルユニット3を備える。この傾斜磁場コイルユニット3は、X、Y、Z軸方向の3組(種類)のx,y,zコイル3x〜3zを備える。傾斜磁場部はさらに、x,y,zコイル3x〜3zに電流を供給する傾斜磁場電源4と、この電源4を制御するためのシーケンサ5内の傾斜磁場シーケンサ5aとを備える。この傾斜磁場シーケンサ5aはコンピュータを備え、装置全体を管理するコントローラ6(コンピュータを搭載)から、プリサチュレーション法に基づくプリスキャンのパルスシーケンスおよびSE法などに係るイメージング用のパルスシーケンスの指令信号を受ける。これにより、傾斜磁場シ−ケンサ5aは、指令されたパルスシーケンスにしたがってX、Y、Z軸方向の各傾斜磁場の印加及びその強度を制御し、それらの傾斜磁場が静磁場H0 に重畳可能になっている。この実施例では、互いに直交する3軸X,Y,Zの内のZ軸方向の傾斜磁場をスライス方向傾斜磁場GS とし、X軸方向のそれを読出し方向傾斜磁場GR とし、さらにY軸方向のそれを位相エンコ−ド方向傾斜磁場GE とする。
【0015】
送受信部は、磁石1内の撮像空間にて被検体Pの近傍に配設される高周波コイル7と、このコイル7に接続された送信機8T及び受信機8Rと、この送信機8T及び受信機8Rの動作を制御するためのシ−ケンサ5内のRFシーケンサ5b(コンピュータを搭載)とを備える。この送信機8T及び受信機8Rは、RFシーケンサ5bの制御のもと、核磁気共鳴(NMR)を励起させるためのラーモア周波数のRF電流パルスを高周波コイル7に供給する一方、高周波コイル7が受信したMR信号(高周波信号)を受信し、各種の信号処理を施して、対応するデジタル信号を形成するようになっている。
【0016】
さらに、制御・演算部は、上述したコントローラ6のほか、受信機8Rで形成されたMR信号のデジタルデータを入力して画像データやスペクトルデータを演算する演算ユニット10と、演算した画像データを保管する記憶ユニット11と、画像を表示する表示器12と、入力器13とを備えている。演算ユニット10は、内蔵するメモリで形成される2次元フーリエ空間への実測データの配置、画像再構成のためのフーリエ変換などの処理をも行う。また、この演算ユニット10の演算データは必要に応じてコントローラ6に送られ、コントローラ6での最適プリサチュレーション幅の設定処理などに供される。コントローラ6は傾斜磁場シーケンサ5a及びRFシーケンサ5bの同期をとりながら、両者の動作内容及び動作タイミングを制御する。
【0017】
次に、この実施形態の動作を説明する。
【0018】
磁石1の診断用空間に患者Pをセットした後で、MRI装置が起動すると、コントローラ6は図2に示す処理を実行する。
【0019】
図2のステップS1にて、コントローラ6は、撮像したいスライス面(撮像スライス面)Bを指定する。撮像スライス面Bは例えば図3に示すように、被検体Pの1枚ずつのアキシャル像として指定される。
【0020】
次いで、コントローラ6はプリスキャンを実施する(図2、ステップS2)。プリスキャンは血流などに起因したアーチファクトの低減を目的として、ここではプリサチュレーション法に基づくパルスシーケンスを指令することで実行される。このプリサチュレーション法に基づくパルスシーケンスの一例を図4に示す。同図に示す如く、強度を変更可能(印加時間を変更してもよい)なスライス方向傾斜磁場Gs と共にプリサチュレーションパルスPpre が印加され、その後に、SE法に基づいて指定スライス面Bからエコー信号が読み出される。このプリスキャンでは位相エンコード方向傾斜磁場GE は印加されない。
【0021】
プリサチュレーションパルスPpre と共に印加するスライス方向傾斜磁場Gs は、指定スライス面Bに隣接または近接したスラブ領域A(図3参照)のスライス方向の厚さ、すなわちプリサチュレーション領域のスライス方向の幅DPpre (以下,プリサチュレーション幅)を決める。スライス方向傾斜磁場Gs の例えば強度を変更することで、プリサチュレーション幅DPpre をそのスライス方向の位置とともに調整することができる。図4のシーケンス例では、スライス方向と読出し方向は同一となる。
【0022】
このプリスキャンにより得られたエコー信号は、受信機8Rでデジタル量のエコーデータに生成され、演算ユニット10に時系列に送られる。演算ユニット10は、エコーデータをフーリエ変換して図5(a),(b)に示すように、読出し方向(すなわちスライス方向)の位置に沿ったエコーデータの強度分布を得る。(同図(a)は周波数空間を模式的に示す)この強度分布データはコントローラ6に送られる。
【0023】
そこでコントローラ6はステップS3に処理を移行させ、エコーデータの強度分布における弁別対象域を選定する。図5(a),(b)に示す如く、静止しているプロトンからのエコーデータは読出し方向の中心部に位置し、血流からのエコーデータは動いているためにその中心部からずれた位置でエコーフォーカスする。このため、多くのエコーデータが発生している読出し方向中心部からずれた位置のエコーデータとして、図5(b)ではメインローブ波形の強度が例えば1/10以下になる位置よりも両外側の領域Rout の波形データが選定される。この両外側の領域Rout の波形データはその殆どが血流などに動きのあるプロトンスピンからのエコーデータで形成されると認識できる。
【0024】
コントローラ6は次いでステップS4にて、選定した両外側の領域Rout の信号値が予め定めてある基準値D以下になるか否かを判断する。この判断でNOのときは、スライス方向傾斜磁場Gs の強度を変更する指令を傾斜磁場シーケンサ5aに送り(ステップS5)、その後、再びステップS2〜S4の処理を例えば予め定めた一定の強度変更順序で或いは予め定めた試行錯誤的手順で複数回繰り返す。
【0025】
この繰り返しの間に、両外側の領域Rout の信号値が基準値D以下になると、コントローラ6はYESの判断を下し、次いでステップS6,S7の処理を行う。ステップS6では、信号値が基準値D以下となるスライス方向傾斜磁場Gs に対応したプリサチュレーション幅DPpre を最適幅DPpre ´として設定し、記憶するとともに、その最適幅DPpre ´のスラブ域Aを表示器12にグラフィックに表示させる。スラブ領域Aはその厚さが厚いほど血流、呼吸などに因るアーチファクトの低減効果は大きいが、大き過ぎてスライス面Bに重ならないように自動的にその厚さDPpre ´が設定される。
【0026】
ステップS7では、さらに他のスライス面Bについて同様の最適プリサチュレーション幅DPpre ´を設定するか否かを判断し、その必要があるときはステップS1に戻り、同様の処理を繰り返す。
【0027】
なお、図示しないが、プリスキャンにより得られるエコーデータからその他の必要なスキャン情報も決められる。
【0028】
このようにしてプリスキャンが終了すると、コントローラ6はステップS8にて、実際のイメージング用スキャン(本スキャン)を実施する。このイメージング用スキャンはスピンエコー法、フィールドエコー法など、適宜なパルスシーケンスに基づいたプリサチュレーション法により実施される。そして、プリサチュレーションパルスを印加する際、上記プリスキャンにより設定してあった最適プリサチュレーション幅DPpre ´をメモリから読み出し(ステップS8a)、その読出し値に基づいてプリサチュレーション用のスライス方向傾斜磁場Gs の強度を指令する(ステップS8b)。
【0029】
このため、イメージングスキャン時に指定スライス面Bに対応してその都度、プリサチュレーション用のスラブ領域Aが最適プリサチュレーション幅DPpre ´に自動的に設定される。したがって、オペレータの負担を軽減して、十分なプリサチュレーション効果が発揮される。
【0030】
具体的には、オペレータは経験や勘に頼りながら被検体毎にマニュアルで最適プリサチュレーション幅を設定するという手間を省くことができ、操作能率を向上させ、患者スループットを改善することができる。また、装置固有のプリサチュレーション幅が強制的に与えられるという事態も排除でき、実際のイメージング部位の体内構造の違いを反映した、より的確な最適プリサチュレーション幅を患者毎に自動設定できる。このため、図6(a)の従来の画像状態から同図(b)の本実施形態に係る画像状態に示す如く、画像上の血流アーチファクトARを一層、確実に低減し、安定した高画質、高精度のMR再構成像を提供でき、誤診防止にも寄与することができる。
【0031】
なお、上記プリスキャンのパルスシーケンスのスライス面BのMRデータ収集法は、図4に示したスピンエコー法に限らず、フィールドエコー法(図7参照)など、その他の種類のシーケンスであってもよい。
【0032】
また、プリサチュレーション法に係るスラブ領域Aは、血流の向きなどを考慮して図3におけるスライス面Bの下側に設定してもよく、また、スライス面Bの両サイドに設定してもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る磁気共鳴イメージング装置によれば、プリスキャン中に、プリサチュレーション用スラブ領域のプリサチュレーション幅を変えながら、所望のスライス面(撮像領域)の血流からのMR信号を最小に抑制できる最適プリサチュレーション幅を自動的に設定できる。このため、プリスキャン後に実施するプリサチュレーション法に基づくイメージングスキャンによって得られる所望スライス位置のMR画像では、血流に因るアーチファクトを従来よりも一層確実に低減して、画質向上を期することができる一方で、オペレータの操作労力も従来よりも著しく減らして、操作性および患者スループットを一層改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るMRI装置の一例を示すブロック図。
【図2】実施形態に係るコントローラの処理の一例を示すフローチャート。
【図3】イメージングのスライス面Bとプリサチュレーションを掛けるスラブ領域Aとの位置関係を説明する図。
【図4】プリスキャンの一例を示すパルスシーケンス図。
【図5】最適プリサチュレーション幅を設定するための、エコーデータのスペクトラム上の弁別対象域の選定を説明する図。
【図6】血流アーチファクトの低減を説明する図。
【図7】プリスキャンの別の例のパルスシーケンス図。
【符号の説明】
1 磁石
2 静磁場電源
3 傾斜磁場コイルユニット
4 傾斜磁場電源
5 シーケンサ
6 コントローラ
7 高周波コイル
8T 送信機
8R 受信機
10 演算ユニット
11 記憶ユニット
Claims (4)
- 被検体の撮像部位に隣接または近接するスラブ部位にプリサチュレーションパルスを印加した後、その撮像部位にイメージング用のパルスシーケンスを印加するようにしたプリサチュレーション法を実施する磁気共鳴イメージング装置において、
前記スラブ部位のスライス方向のプリサチュレーション幅を設定する手段を備え、
この手段は、前記プリサチュレーションパルスを前記プリサチュレーション幅を変えながら前記スラブ部位に複数回印加し且つ前記撮像部位からのMR信号を各回毎に受信する手段と、
このMR信号に基づいて前記プリサチュレーション幅の最適値を決める手段と、
を有したことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 被検体の撮像部位に隣接または近接するスラブ部位にプリサチュレーションパルスを印加した後、その撮像部位にイメージング用のパルスシーケンスを印加するようにしたプリサチュレーション法による磁気共鳴イメージングを使用する磁気共鳴イメージング装置において、
前記スラブ部位のスライス方向のプリサチュレーション幅を設定する手段と、
前記プリサチュレーションパルスを前記プリサチュレーション幅を変えながら前記スラブ部位に複数回印加し且つ前記撮像部位からのMR信号を各回毎に受信する第1の手段と、
このMR信号に基づいて前記プリサチュレーション幅の最適値を決め、記憶させる第2の手段と、
を含むことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 前記第1の手段における前記プリサチュレーション幅を変える処理は、スライス方向の傾斜磁場のパルス波形面積を前記複数回の印加毎に変更する設定手段を備えた請求項2に記載の磁気共鳴イメージング装置。
- 前記第2の手段は、前記複数回のそれぞれの前記MR信号をフーリエ変換する処理と、フーリエ変換されたスペクトラム上の前記撮像部位の静止部に相当する信号とは異なる部位に相当する信号値が基準値より低くなる状態での前記プリサチュレーション幅の最小値を前記最適値として求める処理と、を含む設定手段を備えた請求項2または3に記載の磁気共鳴イメージング装置。
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