JP3993277B2 - インバータ制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インバータに発生する高調波や放射雑音の低減を可能としたインバータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のインバータ制御装置を、電圧型インバータの制御装置を例にとり図12乃至図15を用いて説明する。まず、図12を用いて、電圧型インバータの主回路構成を説明する。同図(a)は単相インバータであり、1は3相の商用電源、2は3相のダイオード整流器、3は平滑コンデンサ、4は自己消孤型のスイッチング素子5a,5b,5d,5eで構成された単相インバータ、7は単相負荷、9は第1の電流検出器である。同図(b)は3相インバータであり、6は自己消孤型のスイッチング素子5a,5b,5c,5d,5e,5fで構成された3相インバータ、8は3相負荷、10,11,12は第2〜第4の電流検出器である。図13は、インバータ制御装置を示しており、13は増幅器、14は3角波発生器、15は比較変調回路である。
【0003】
ここでは、図12(a)の単相インバータを例にとってインバータ制御装置による制御方法を説明する。図12(b)の3相インバータについても原理的には、同じで展開できる。3相の商用電源1からの3相交流をダイオード整流器2で整流し、平滑コンデンサ3で平滑することにより直流電圧を生成する。各スイッチング素子5a,5b,5d,5eを任意のタイミングでスイッチングすることにより、通常、負荷5に対して任意の正弦波電流を流すように印加電圧を制御する。図14に、その制御波形を示す。いま、負荷7に流したい電流基準波形をIURとし、実際に流れている電流を第1の電流検出器9で検出した波形をIUFとする。このIURとIUFの差をとり、これを増幅器13で増幅する。この増幅出力が負荷7に印加すべき電圧基準VUVとなる。これを実際のスイッチング波形に変換するため、3角波発生器14からの3角波と電圧基準VUVとを比較変調回路15で比較して変調をかけ、PWM(パルス幅変調)波形とする。図14は、この波形を示しており、3角波と基準電圧VUVとの交点からそれぞれスイッチング素子5a,5b,5d,5eのスイッチング信号U,V,X,Yを生成している。ここで、UとX、VとYはそれぞれ反転の関係にあり、実際のスイッチング動作では、スイッチング素子5aと5d、5bと5eのオフ時間を考慮して、短絡の状態が発生しないようにインターロック時間を設けるが、ここでは動作の説明に重点をおき省略している。図15は、この場合のインバータ4へ流れる電流モードを示している。通常、負荷7はインダクタンス負荷のため、印加電圧に対し、電流が遅れる。図14では、30゜の遅れの場合を示している。したがって、この印加電圧に対する電流の遅れのため、負荷5に流れる電流方向により、▲1▼〜▲4▼のモードにわかれ、各モードにて、スイッチング素子がオンの場合とオフの場合の8つの流れ方がある。図15では、回路を、スイッチング素子を理想的なスイッチで表現し、電流が流れるダイオードのみを記述し、各モードにおけるスイッチング素子のオン時とオフ時の電流経路を別々に示してある。またインダクタンス負荷5両端の電圧極性を表示した回路図内で実線はスイッチングオン時、点線はスイッチングオフ時の電流方向を示し、インダクタンス負荷5両端の電圧極性で○内はスイッチングオフ時の極性を示している。図15(a)のモード▲1▼は、対となって動作するスイッチング素子5a,5eが同時にオンからオフに転じたとき、同図(b)のモード▲2▼は、スイッチング素子5a,5eがオフしてスイッチング素子5b,5dが同時にオンに転じたとき、同図(c)のモード▲3▼は、スイッチング素子5b,5dが同時にオンからオフに転じたとき、同図(d)のモード▲4▼は、スイッチング素子5b,5dがオフしてスイッチング素子5a,5eが同時にオンに転じたときの電流の流れをそれぞれ示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のインバータ制御装置では、インバータを構成する複数のスイッチング素子のうち、対となって動作する両スイッチング素子を何れもPWM制御するようになっていたため、インバータ内の電流経路及びインダクタンス負荷両端の電圧極性は目まぐるしく変化する。通常、スイッチングは数kHzオーダーで行われており、スイッチング素子の高速化や装置の小型化、静音化、高性能化等により、このスイッチング周波数は高くなる傾向にある。しかし、逆に、このスイッチング周波数が高くなることにより漏洩電流の増加による機器誤動作や誘導ノイズによる影響、ラジオノイズによる雑音等の不具合が発生してきている。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、インバータに発生する高調波や放射雑音を低減することができるとともにインバータの効率を向上させることができるインバータ制御装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、複数のスイッチング素子によりブリッジ構成されたインバータを制御するインバータ制御装置であって、前記インバータの負荷に並列接続され、前記スイッチング素子がオフに転じた還流モード時に前記負荷を短絡して循環電流を当該負荷に還流させる還流回路を有することを要旨とする。この構成により、スイッチング素子がオフに転じた還流モードで、循環電流が負荷と、この負荷に近接した還流回路の間を流れる。
【0008】
請求項記載の発明は、ダイオードが並列に接続された複数のスイッチング素子によりブリッジ構成されたインバータを制御するインバータ制御装置であって、電圧基準から、当該電圧基準の極性に応じて前記複数のスイッチング素子のうち対となって動作する一方のスイッチング素子をオン固定するオンパルスを生成するオンパルス生成回路と、前記電圧基準をPWM変調して前記対となって動作する他方のスイッチング素子をオン・オフすることにより前記スイッチング素子がオフに転じたダイオード還流ループでは、単相ブリッジスタック内の相間のダイオードループで循環電流が回るようにPWMパルスに変換する変換回路と、前記インバータの負荷に並列接続され、前記PWMパルスでオン・オフされる前記他方のスイッチング素子がオフに転じた還流モード時に前記負荷を短絡して循環電流を当該負荷に還流させる還流回路とを有することを要旨とする。この構成により、ブリッジを構成する複数のスイッチング素子のうち対となって動作する一方のスイッチング素子がオン固定され、他方のスイッチング素子のみがPWMパルスでオン・オフされてインバータ負荷への印加電圧が可変される。また、他方のスイッチング素子オフ時の還流モードでは、循環電流が負荷と、この負荷に近接した還流回路の間を流れる。
【0010】
請求項記載の発明は、上記請求項1記載のインバータ制御装置において、前記インバータは、単相ブリッジで構成された単相インバータであり、ダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第1の還流回路と、前記ダイオードとは逆向きのダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第2の還流回路とを前記負荷にそれぞれ並列接続し、前記負荷に流れる電流方向に応じて前記第1の還流回路と前記第2の還流回路とを切換えて作動させることを要旨とする。この構成により、単相インバータの場合、単相ブリッジにおける一方の相及び他方の相の各他方のスイッチング素子がオフに転じた還流モードで、循環電流が負荷に流れる電流方向に応じて、負荷と第1の還流回路の間、又は負荷と第2の還流回路の間を流れる。
【0011】
請求項記載の発明は、ダイオードが並列に接続された複数のスイッチング素子により単相ブリッジで構成された単相インバータを制御するインバータ制御装置であって、電圧基準から、当該電圧基準の極性に応じて前記複数のスイッチング素子のうち対となって動作する一方のスイッチング素子をオン固定するオンパルスを生成するオンパルス生成回路と、前記電圧基準をPWM変調して前記対となって動作する他方のスイッチング素子をオン・オフすることにより前記スイッチング素子がオフに転じたダイオード還流ループでは、単相ブリッジスタック内の相間のダイオードループで循環電流が回るようにPWMパルスに変換する変換回路とを有し、また前記電圧基準が正極性のときは前記単相ブリッジの一方の相で対となって動作する一方のスイッチング素子をオン固定して他方のスイッチング素子をPWMパルスでオン・オフ制御し、前記電圧基準が負極性のときは前記単相ブリッジの他方の相で対となって動作する一方のスイッチング素子をオン固定して他方のスイッチング素子をPWMパルスでオン・オフ制御し、前記単相インバータの負荷には、ダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第1の還流回路と、前記ダイオードとは逆向きのダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第2の還流回路とをそれぞれ並列接続し、前記一方及び他方の相における前記他方のスイッチング素子がオフに転じた還流モード時に前記負荷に流れる電流方向に応じて前記第1の還流回路と前記第2の還流回路とを切換え作動させて前記負荷を短絡し、循環電流を当該負荷に還流させることを要旨とする。この構成により、単相インバータの場合、単相ブリッジにおける一方の相及び他方の相の各一方のスイッチング素子がオン固定され、各他方のスイッチング素子のみがPWMパルスでオン・オフされて単相インバータ負荷への印加電圧が可変される。また、各他方のスイッチング素子がオフに転じた還流モードでは、循環電流が負荷に流れる電流方向に応じて、負荷と第1の還流回路の間、又は負荷と第2の還流回路の間を流れる。
【0013】
請求項5記載の発明は、上記請求項1記載のインバータ制御装置において、前記インバータは、3相ブリッジ構成された3相インバータであり、ダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第1の還流回路と、前記ダイオードとは逆向きのダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第2の還流回路とを、前記3相インバータの3相負荷におけるU−V相間、V−W相間及びW−U相間にそれぞれ並列接続し、前記U−V相間、V−W相間又はW−U相間に流れる電流方向に応じて前記第1の還流回路と前記第2の還流回路とをそれぞれ切換えて作動させることを要旨とする。この構成により、3相インバータの場合、他の相のスイッチング素子がオフに転じた還流モードで、循環電流が3相負荷におけるU−V相間、V−W相間又はW−U相間に流れる電流方向に応じて、負荷と第1の還流回路の間、又は負荷と第2の還流回路の間を流れる。
【0014】
請求項記載の発明は、ダイオードが並列に接続された複数のスイッチング素子により3相ブリッジに構成された3相インバータを制御するインバータ制御装置であって、前記3相ブリッジにおける各相の電圧基準から最も点孤角の大きくなるスイッチング素子の相を選別し、前記点孤角の大きい間、当該スイッチング素子をオン固定するオンパルスを生成するオンパルス生成回路と、前記電圧基準をPWM変調して前記点孤角の大きくなるスイッチング素子の相以外の相のスイッチング素子を、前記スイッチング素子がオフに転じたダイオード還流ループでは、3相ブリッジスタック内の各ダイオードを介して循環電流が回るようにオン・オフするPWMパルスに変換する変換回路とを有し、またダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第1の還流回路と、前記ダイオードとは逆向きのダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第2の還流回路とを、前記3相インバータの3相負荷におけるU−V相間、V−W相間及びW−U相間にそれぞれ並列接続し、前記点孤角の大きくなるスイッチング素子の相以外の相のスイッチング素子がオフに転じた還流モード時に前記U−V相間、V−W相間又はW−U相間に流れる電流方向に応じて前記第1の還流回路と前記第2の還流回路とをそれぞれ切換え作動させて前記U−V相間、V−W相間又はW−U相間を短絡し、循環電流を当該各相間に還流させることを要旨とする。この構成により、3相インバータの場合、3相ブリッジにおける各相のスイッチング素子のうち最も点孤角の大きくなるスイッチング素子がオン固定され、他の相のスイッチング素子のみがPWMパルスでオン・オフされて3相インバータ負荷への印加電圧が可変される。また、他の相のスイッチング素子がオフに転じた還流モードでは、循環電流が3相負荷におけるU−V相間、V−W相間又はW−U相間に流れる電流方向に応じて、負荷と第1の還流回路の間、又は負荷と第2の還流回路の間を流れる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1乃至図3は、本発明の第1の実施の形態を示す図である。本実施の形態は、前記図12(a)と同様の構成の単相インバータに適用したものである。まず、図1を用いて、本実施の形態のインバータ制御装置の構成を説明する。なお、図1、後述の第2の実施の形態における図4及び第4の実施の形態における図11において、前記図12、図13における回路機器及び素子等と同一ないし均等のものは、前記と同一符号を以って示し、重複した説明を省略する。図1において、抵抗器16、ダイオード17及びオペアンプ18により負値のみ出力するコンパレータ19が構成され、抵抗器20,21及びオペアンプ22により反転回路23が構成されている。24は正転ロジックであり、そのままの値を出力する。25は反転ロジックであり、反転した値を出力する。上記のコンパレータ19及び反転回路23と正転ロジック24又は反転ロジック25とで後述のオンパルスを生成するオンパルス生成回路が構成されている。26,27はANDロジックであり、3角波発生器14及び比較変調回路15とANDロジック26又は27とで電圧基準VUVをPWMパルスに変換する変換回路が構成されている。
【0017】
次に、図2、図3を用いて、上述のように構成されたインバータ制御装置の作用を説明する。電圧基準VUVをコンパレータ19に入力し、電圧基準VUVが正値の時のみ負値を出力させる。この負値出力を反転回路23に入力し電圧基準VUVが正値の時のみ正値を出力する信号を得る。この信号を正転ロジック24を介してU信号(オンパルス)を得る。また反転ロジック25を介してV信号(オンパルス)を得る。また、3角波発生器14と比較変調回路15で電圧基準VUVをPWM変調した波形とU信号とのAND条件をANDロジック26でとってPWMパルスを作り、これをY信号とし、同様に電圧基準VUVをPWM変調した波形とV信号とのAND条件をANDロジック27でとってPWMパルスを作り、これをX信号とする。これらの処理により、図2に示すように、電圧基準VUVが正値の時は、単相ブリッジにおけるスイッチング素子5aがオン固定(U信号)でこれと対となって動作するスイッチング素子5eのみをPWM制御(Y信号)して負荷に印加する電圧を調整する。電圧基準VUVが負値の時は、スイッチング素子5bがオン固定(V信号)でこれと対となって動作するスイッチング素子5dのみをPWM制御(X信号)して負荷に印加する電圧を調整する。このように、本実施の形態では、スイッチング素子5a、スイッチング素子5bのスイッチングがU信号、V信号でオン固定となるので、従来の対となる両素子5aと5e(U信号とY信号)又は5bと5d(V信号とX信号)がPWM制御される場合(図2の(b),(c))と比較して明らかにスイッチング回数が減少する。
【0018】
図3の表記方法は、前記図14、図15と同様である。図3(a)のモード▲1▼は、スイッチング素子5aがオン固定され、PWM制御される5eがオンからオフに転じたとき、同図(b)のモード▲2▼は、スイッチング素子5a,5eがオフしてスイッチング素子5bがオン固定され、PWM制御される5dがオンに転じたとき、同図(c)のモード▲3▼は、スイッチング素子5bがオン固定され、PWM制御される5dがオンからオフに転じたとき、同図(d)のモード▲4▼は、スイッチング素子5b,5dがオフしてスイッチング素子5aがオン固定され、PWM制御される5eがオンに転じたときの電流の流れをそれぞれ示している。図3と前記図15を比較すると、スイッチングオン時の電流経路は同じであるがスイッチングオフ時のダイオード還流モードでは、電流が平滑コンデンサまで戻らずに単相ブリッジスタック内の相間のダイオードループに還流する。したがって、これらのことからスイッチングによる高調波や放射雑音が低減して他の機器等への悪影響が軽減されるとともにスイッチング回数が減ることにより、スイッチング損失が減少して効率の向上がもたらされる。
【0019】
図4乃至図6には、本発明の第2の実施の形態を示す。図4において、自己消孤型スイッチング素子28及びダイオード29で構成された第1の還流回路30と、自己消孤型スイッチング素子31及び上記とは逆向きのダイオード32で構成された第2の還流回路33とが負荷7にそれぞれ並列接続されている。図5は、第1の還流回路30及び第2の還流回路33の制御回路を示しており、抵抗器34、ダイオード35及びオペアンプ36によりコンパレータが構成され、抵抗器37,38及びオペアンプ39により反転回路が構成されている。40は正転ロジック、41は反転ロジックである。
【0020】
次に作用を説明する。図5におけるコンパレータ、反転回路、正転ロジック40及び反転ロジック41が、前記図1における同様の構成の回路部分と略同様に作用して、第1の電流検出器9によって検出された負荷に流れる電流が正方向の場合には、IUFが正値になり、正転ロジック40からのVUの信号がオンになって、第1の還流回路30のスイッチング素子28が導通する。また、IUFが負値になると反転ロジック41からのUVの信号がオンになって、第2の還流回路33のスイッチング素子31が導通する。この場合の前記図3に対応した各電流の流れれる経路を図6に示す。この制御により、PWM制御されるスイッチング素子がオフに転じた各還流モードでは、循環電流が負荷7に並列に接続した第1の還流回路30又は第2の還流回路33を流れる。一般的に負荷7とインバータ装置間はある一定の距離があり、この間を電線ケーブルにより接続する。したがって、この間での電流、電圧の急峻な変化は、漏れ電流やノイズの発生に大きく影響する。この場合において、本実施の形態では、ダイオードの還流モードについては、循環電流が負荷7に近接したループで回ることになり、外部への悪影響を軽減することができる。
【0021】
図7乃至図10には、本発明の第3の実施の形態を示す。本実施の形態は、前記図12(b)と同様の構成の3相インバータに適用したものである。図7を用いて、本実施の形態のインバータ制御装置の構成を説明する。24a〜24cは正転ロジック、25a〜25cは反転ロジックであり、コンパレータ19及び反転回路23と正転ロジック24a又は反転ロジック25aとでオンパルス生成回路が構成されている。42〜47はANDロジック、48,49,50は3角波変調回路、51〜56はANDロジック、57〜62はORロジックであり、3角波変調回路48とANDロジック51又は52とで電圧基準VUVをPWMパルスに変換する変換回路が構成されている。その他、V,W相分の増幅器、コンパレータ及び反転回路を含む回路系は図示省略してある。
【0022】
次に、図8乃至図10を用いて作用を説明する。U相、V相、W相のそれぞれの電流基準IUR,IVR,IWRからそれぞれの相の電流検出器出力IUF,IVF,IWFを引き、各相の電圧基準VU ,VV ,VW が得られる。それを基に単相インバータの場合と同様に各電圧基準VU ,VV ,VW が正値と負値の信号U* ,U-*,V* ,V-*,W* ,W-*を作り、さらに各相で他の2相より電圧が高い区間U**,V**,W**及び逆に他の2相より電圧の低い区間X**,Y**,Z**をANDロジック42〜47のAND条件で生成し、その電圧の高い区間及び低い区間の間、即ち点孤角の大きい間、その点孤角の大きくなるスイッチング素子をオンパルスでオンに固定する。そのオン固定しているスイッチング素子の相以外の相のスイッチング素子に印加する信号部分はPWMパルスとし、そのオンパルス及びPWMパルスの合成を図8に示すようなU,X,V,Y,W,Zのスイッチング信号として各スイッチング素子5a〜5fに供給する。
【0023】
図10に各モードの電流経路を示す。ここでは説明を簡略化するため、電圧、電流の位相差なしで説明するが、位相遅れが発生しても電流の経路としては図8の6モードとなり、図10に示すように、ダイオードに還流する還流モードでは3相ブリッジスタック内の各ダイオードを介して循環し、平滑コンデンサを介さないことから、電流の経路を短くすることができ、またスイッチング回数もオン固定により軽減することができる。
【0024】
図11には、本発明の第4の実施の形態を示す。本実施の形態は、上記と同様の3相インバータに適用した場合において、還流モード時に循環電流を3相負荷に近隣した回路にてダイオード還流させるようにしたものである。図11において、自己消孤型スイッチング素子28a及びダイオード29aで構成された第1の還流回路30aと、自己消孤型スイッチング素子31a及び上記とは逆向きのダイオード32aで構成された第2の還流回路33aとが3相負荷8におけるU−V相間にそれぞれ並列接続されている。自己消孤型スイッチング素子28b及びダイオード29bで構成された第1の還流回路30bと、自己消孤型スイッチング素子31b及び上記とは逆向きのダイオード32bで構成された第2の還流回路33bとがV−W相間にそれぞれ並列接続されている。また、自己消孤型スイッチング素子28c及びダイオード29cで構成された第1の還流回路30cと、自己消孤型スイッチング素子31c及び上記とは逆向きのダイオード32cで構成された第2の還流回路33cとがW−U相間にそれぞれ並列接続されている。
【0025】
作用を説明する。前記図8、図10に示す電流モードにおいて、モード▲1▼のとき、U−V相間のスイッチング素子31aとV−W相間のスイッチング素子28bがオンになる。モード▲2▼のとき、U−V相間のスイッチング素子31aとW−U相間のスイッチング素子28cがオンになる。モード▲3▼のとき、W−U相間のスイッチング素子28cとV−W相間のスイッチング素子31bがオンになる。モード▲4▼のとき、U−V相間のスイッチング素子28aとV−W相間のスイッチング素子31bがオンになる。モード▲5▼のとき、U−V相間のスイッチング素子28aとW−U相間のスイッチング素子31cがオンになる。モード▲6▼のとき、W−U相間のスイッチング素子31cとV−W相間のスイッチング素子28bがオンになる。このようにダイオード還流モードのときには、電流モードに応じて各相間の第1の還流回路30a,30b,30cと第2の還流回路33a,33b,33cとを切換え作動させることにより、循環電流が負荷8に近接したスイッチング素子とダイオードを介して流れる。この結果、循環電流の経路が非常に短くなり、外部への悪影響を軽減できる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、インバータの負荷に並列接続され、スイッチング素子がオフに転じた還流モード時に前記負荷を短絡して循環電流を当該負荷に還流させる還流回路を具備させたため、還流モード時に循環電流が負荷に近接したループを流れて、還流モードにおける放射雑音等の外部への影響を一層低減することができる。
【0028】
請求項記載の発明によれば、ダイオードが並列に接続された複数のスイッチング素子によりブリッジ構成されたインバータを制御するインバータ制御装置であって、電圧基準から、当該電圧基準の極性に応じて前記複数のスイッチング素子のうち対となって動作する一方のスイッチング素子をオン固定するオンパルスを生成するオンパルス生成回路と、前記電圧基準をPWM変調して前記対となって動作する他方のスイッチング素子をオン・オフすることにより前記スイッチング素子がオフに転じたダイオード還流ループでは、単相ブリッジスタック内の相間のダイオードループで循環電流が回るようにPWMパルスに変換する変換回路と、前記インバータの負荷に並列接続され、前記PWMパルスでオン・オフされる前記他方のスイッチング素子がオフに転じた還流モード時に前記負荷を短絡して循環電流を当該負荷に還流させるため、インバータのスイッチング回数が減り、また還流モードでは循環電流が負荷に近接したループを流れて、インバータに発生する高調波や放射雑音を一層低減することができる。
【0030】
請求項記載の発明によれば、前記インバータは、単相ブリッジで構成された単相インバータであり、ダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第1の還流回路と、前記ダイオードとは逆向きのダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第2の還流回路とを前記負荷にそれぞれ並列接続し、前記負荷に流れる電流方向に応じて前記第1の還流回路と前記第2の還流回路とを切換えて作動させるようにしたため、単相インバータの場合、還流モード時に、負荷に流れる電流方向にかかわらず、循環電流が確実に負荷に近接したループを流れて、単相インバータに発生する高調波や放射雑音を一層低減することができる。
【0031】
請求項記載の発明によれば、ダイオードが並列に接続された複数のスイッチング素子により単相ブリッジで構成された単相インバータを制御するインバータ制御装置であって、電圧基準から、当該電圧基準の極性に応じて前記複数のスイッチング素子のうち対となって動作する一方のスイッチング素子をオン固定するオンパルスを生成するオンパルス生成回路と、前記電圧基準をPWM変調して前記対となって動作する他方のスイッチング素子をオン・オフすることにより前記スイッチング素子がオフに転じたダイオード還流ループでは、単相ブリッジスタック内の相間のダイオードループで循環電流が回るようにPWMパルスに変換する変換回路とを有し、また前記電圧基準が正極性のときは前記単相ブリッジの一方の相で対となって動作する一方のスイッチング素子をオン固定して他方のスイッチング素子をPWMパルスでオン・オフ制御し、前記電圧基準が負極性のときは前記単相ブリッジの他方の相で対となって動作する一方のスイッチング素子をオン固定して他方のスイッチング素子をPWMパルスでオン・オフ制御し、前記単相インバータの負荷には、ダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第1の還流回路と、前記ダイオードとは逆向きのダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第2の還流回路とをそれぞれ並列接続し、前記一方及び他方の相における前記他方のスイッチング素子がオフに転じた還流モード時に前記負荷に流れる電流方向に応じて前記第1の還流回路と前記第2の還流回路とを切換え作動させて前記負荷を短絡し、循環電流を当該負荷に還流させるようにしたため、単相インバータの場合に、確実にスイッチング回数が減り、また還流モード時には、負荷に流れる電流方向にかかわらず、循環電流が確実に負荷に近接したループを流れて、単相インバータに発生する高調波や放射雑音を一層低減することができ、さらには単相インバータのスイッチング損失が減少して効率を向上させることができる。
【0033】
請求項記載の発明によれば、前記インバータは、3相ブリッジ構成された3相インバータであり、ダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第1の還流回路と、前記ダイオードとは逆向きのダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第2の還流回路とを、前記3相インバータの3相負荷におけるU−V相間、V−W相間及びW−U相間にそれぞれ並列接続し、前記U−V相間、V−W相間又はW−U相間に流れる電流方向に応じて前記第1の還流回路と前記第2の還流回路とをそれぞれ切換えて作動させるようにしたため、3相インバータの場合、還流モード時に、負荷におけるU−V相間、V−W相間又はW−U相間に流れる電流方向にかかわらず、循環電流が確実に3相負荷に近接したループを流れて、3相インバータに発生する高調波や放射雑音を一層低減することができる。
【0034】
請求項6記載の発明によれば、ダイオードが並列に接続された複数のスイッチング素子により3相ブリッジに構成された3相インバータを制御するインバータ制御装置であって、前記3相ブリッジにおける各相の電圧基準から最も点孤角の大きくなるスイッチング素子の相を選別し、前記点孤角の大きい間、当該スイッチング素子をオン固定するオンパルスを生成するオンパルス生成回路と、前記電圧基準をPWM変調して前記点孤角の大きくなるスイッチング素子の相以外の相のスイッチング素子を、前記スイッチング素子がオフに転じたダイオード還流ループでは、3相ブリッジスタック内の各ダイオードを介して循環電流が回るようにオン・オフするPWMパルスに変換する変換回路とを有し、またダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第1の還流回路と、前記ダイオードとは逆向きのダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第2の還流回路とを、前記3相インバータの3相負荷におけるU−V相間、V−W相間及びW−U相間にそれぞれ並列接続し、前記点孤角の大きくなるスイッチング素子の相以外の相のスイッチング素子がオフに転じた還流モード時に前記U−V相間、V−W相間又はW−U相間に流れる電流方向に応じて前記第1の還流回路と前記第2の還流回路とをそれぞれ切換え作動させて前記U−V相間、V−W相間又はW−U相間を短絡し、循環電流を当該各相間に還流させるようにしたため、3相インバータの場合に、スイッチング回数が減り、また還流モード時には、負荷におけるU−V相間、V−W相間又はW−U相間に流れる電流方向にかかわらず、循環電流が確実に3相負荷に近接したループを流れて、3相インバータに発生する高調波や放射雑音を一層低減することができ、さらには3相インバータのスイッチング損失が減少して効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインバータ制御装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】上記第1の実施の形態における電圧基準及び制御信号波形を比較例とともに示す図である。
【図3】上記第1の実施の形態における各電流モードを示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す回路図である。
【図5】上記第2の実施の形態における制御回路を示すブロック図である。
【図6】上記第2の実施の形態における各電流モードを示す図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図である。
【図8】上記第3の実施の形態における電圧基準及び制御信号波形を示す図である。
【図9】上記第3の実施の形態における各部の信号波形を示す図である。
【図10】上記第3の実施の形態における各電流モードを示す図である。
【図11】本発明の第4の実施の形態を示す回路図である。
【図12】従来のインバータの回路構成を示す図である。
【図13】上記従来のインバータの制御装置を示すブロック図である。
【図14】上記従来のインバータ制御装置における電圧基準及び制御信号波形を示す図である。
【図15】上記従来のインバータ制御装置における各電流モードを示す図である。
【符号の説明】
4 単相インバータ
5a〜5f,28,31 スイッチング素子
6 3相インバータ
7 単相負荷
8 3相負荷
14 3角波発生器
15 3角波発生器及びANDロジックとともに変換回路を構成する比較変調回路
19 コンパレータ
23 コンパレータと正転ロジック又は反転ロジックとともにオンパルス生成回路を構成する反転回路
24 正転ロジック
25 反転ロジック
26,27,51〜56 ANDロジック
29,32 ダイオード
30,30a,30b,30c 第1の還流回路
33,33a,33b,33c 第2の還流回路
48,49,50 ANDロジックとともに変換回路を構成する3角波変調回路

Claims (6)

  1. 複数のスイッチング素子によりブリッジ構成されたインバータを制御するインバータ制御装置であって、前記インバータの負荷に並列接続され、前記スイッチング素子がオフに転じた還流モード時に前記負荷を短絡して循環電流を当該負荷に還流させる還流回路を有することを特徴とするインバータ制御装置。
  2. ダイオードが並列に接続された複数のスイッチング素子によりブリッジ構成されたインバータを制御するインバータ制御装置であって、電圧基準から、当該電圧基準の極性に応じて前記複数のスイッチング素子のうち対となって動作する一方のスイッチング素子をオン固定するオンパルスを生成するオンパルス生成回路と、前記電圧基準をPWM変調して前記対となって動作する他方のスイッチング素子をオン・オフすることにより前記スイッチング素子がオフに転じたダイオード還流ループでは、単相ブリッジスタック内の相間のダイオードループで循環電流が回るようにPWMパルスに変換する変換回路と、前記インバータの負荷に並列接続され、前記PWMパルスでオン・オフされる前記他方のスイッチング素子がオフに転じた還流モード時に前記負荷を短絡して循環電流を当該負荷に還流させる還流回路とを有することを特徴とするインバータ制御装置。
  3. 前記インバータは、単相ブリッジで構成された単相インバータであり、ダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第1の還流回路と、前記ダイオードとは逆向きのダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第2の還流回路とを前記負荷にそれぞれ並列接続し、前記負荷に流れる電流方向に応じて前記第1の還流回路と前記第2の還流回路とを切換えて作動させることを特徴とする請求項1記載のインバータ制御装置。
  4. ダイオードが並列に接続された複数のスイッチング素子により単相ブリッジで構成された単相インバータを制御するインバータ制御装置であって、電圧基準から、当該電圧基準の極性に応じて前記複数のスイッチング素子のうち対となって動作する一方のスイッチング素子をオン固定するオンパルスを生成するオンパルス生成回路と、前記電圧基準をPWM変調して前記対となって動作する他方のスイッチング素子をオン・オフすることにより前記スイッチング素子がオフに転じたダイオード還流ループでは、単相ブリッジスタック内の相間のダイオードループで循環電流が回るようにPWMパルスに変換する変換回路とを有し、また前記電圧基準が正極性のときは前記単相ブリッジの一方の相で対となって動作する一方のスイッチング素子をオン固定して他方のスイッチング素子をPWMパルスでオン・オフ制御し、前記電圧基準が負極性のときは前記単相ブリッジの他方の相で対となって動作する一方のスイッチング素子をオン固定して他方のスイッチング素子をPWMパルスでオン・オフ制御し、前記単相インバータの負荷には、ダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第1の還流回路と、前記ダイオードとは逆向きのダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第2の還流回路とをそれぞれ並列接続し、前記一方及び他方の相における前記他方のスイッチング素子がオフに転じた還流モード時に前記負荷に流れる電流方向に応じて前記第1の還流回路と前記第2の還流回路とを切換え作動させて前記負荷を短絡し、循環電流を当該負荷に還流させることを特徴とするインバータ制御装置。
  5. 前記インバータは、3相ブリッジ構成された3相インバータであり、ダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第1の還流回路と、前記ダイオードとは逆向きのダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第2の還流回路とを、前記3相インバータの3相負荷におけるU−V相間、V−W相間及びW−U相間にそれぞれ並列接続し、前記U−V相間、V−W相間又はW−U相間に流れる電流方向に応じて前記第1の還流回路と前記第2の還流回路とをそれぞれ切換えて作動させることを特徴とする請求項1記載のインバータ制御装置。
  6. ダイオードが並列に接続された複数のスイッチング素子により3相ブリッジに構成された3相インバータを制御するインバータ制御装置であって、前記3相ブリッジにおける各相の電圧基準から最も点孤角の大きくなるスイッチング素子の相を選別し、前記点孤角の大きい間、当該スイッチング素子をオン固定するオンパルスを生成するオンパルス生成回路と、前記電圧基準をPWM変調して前記点孤角の大きくなるスイッチング素子の相以外の相のスイッチング素子を、前記スイッチング素子がオフに転じたダイオード還流ループでは、3相ブリッジスタック内の各ダイオードを介して循環電流が回るようにオン・オフするPWMパルスに変換する変換回路とを有し、またダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第1の還流回路と、前記ダイオードとは逆向きのダイオードとスイッチング素子を組み合わせた第2の還流回路とを、前記3相インバータの3相負荷におけるU−V相間、V−W相間及びW−U相間にそれぞれ並列接続し、前記点孤角の大きくなるスイッチング素子の相以外の相のスイッチング素子がオフに転じた還流モード時に前記U−V相間、V−W相間又はW−U相間に流れる電流方向に応じて前記第1の還流回路と前記第2の還流回路とをそれぞれ切換え作動させて前記U−V相間、V−W相間又はW−U相間を短絡し、循環電流を当該各相間に還流させることを特徴とするインバータ制御装置。
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