JP3988148B2 - ステアリングバルブ - Google Patents

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Description

本発明は、ホイルローダの如き車両に用いられるステアリングバルブに関する。
一般的に、ステアリングバルブはホイルローダの如き車両に用いられている。図4はホイールローダの一部破断側面図である。図4に示すように、ホイールローダ100は車体101を備える。この車体101の前方上部には、アーム102の基端部が回動自在に取り付けられている。車体101のアーム102の基端部の取付位置よりも下方に、軸方向に進退可能なロッド103aを有するアームシリンダ103が回動自在に取り付けられている。アームシリンダ103のロッド103aの先端部がアーム102の先端部と基端部との中間部に接続されている。アーム102が、アームシリンダ103のロッド103aの進退によってアーム102の基端部を中心として上下方向に回動されるようになっている。
アーム102の先端部には、土砂LDなどを収容するバケット104が回動自在に取り付けられている。車体101の前方上部に当該バケット104を回動させるバケットシリンダ105の基端部が回動自在に取り付けられている。バケットシリンダ105は軸方向に進退可能なロッド105aを有しており、ロッド105aの先端部がレバー106を介して前記バケット104が接続されている。バケット104が、バケットシリンダ105のロッド105aの進退によってアーム102の先端部を中心として上下方向に回動されるようになっている。
前記車体101の前方下部および後方下部には、一対の車輪107a、107bがそれぞれ設けられている。車体101の前輪107aと後輪107bとの間には、図示されていないが、それぞれが軸方向に進退可能なロッド108aを有する2つのステアリングシリンダ108が、軸方向がホイルローダ100の進行方向と略一致するように車体101の幅方向に並設されている。各ロッド108aは、前輪107aの車体101の進行方向に対する向きを変えうるように、つまりホイルローダ100を左右に旋回させたり直進させることが可能なように、車体101の前方部101aに接続されている。
前記車体101の後方部101bには、動力を発生する原動機109が搭載されている。この原動機109には、変速機109aを介して前記車輪107a、107bが接続されている。これにより車体101の走行速度を変えることが可能となる。また原動機109には、前記アームシリンダ103およびバケットシリンダ105のそれぞれに作動油を送給するメインポンプ110と、前記ステアリングシリンダ108に作動油を送給するステアリングポンプ111とが同軸にまたは並列に連結されている。これらのポンプ110、111は、車体101の進行方向中央近傍であって原動機109の前方に配置されている。また車体101の進行方向中央近傍には、ステアリングシリンダ108への作動油の送給を制御して当該ステアリングシリンダ108のロッド108aの進退を制御するステアリングバルブ112、前記アームシリンダ103およびバケットシリンダ105への作動油の送給を制御して各シリンダ103、105のロッド103a、105aの進退を制御するマルチコントロールバルブ113、および、作動油を溜めるタンク114が設けられている。
図5は、以上のように構成されるホイルローダ100の概略油圧回路図である。図5に示すように、前記ステアリングシリンダ108は、前記ステアリングバルブ112を通じてステアリングポンプ111に油圧的に接続されている。同様に前記アームシリンダ103およびバケットシリンダ105は、前記マルチコントロールバルブ113を通じてメインポンプ110に油圧的に接続されている。
ステアリングバルブ112は、ステアリングシリンダ108への作動油の流れ方向を切り換える方向切換バルブ115と、ステアリングシリンダ108への作動油の流量を制御する流量コントロールバルブ116とを備える。方向切換バルブ115は、4ポート3ポジションの弁構造を有し、内部にその軸方向に移動可能なステアリングスプールを備える。流量コントロールバルブ116は、3ポート2ポジションの弁構造を有し、内部にその軸方向に移動可能なフロコンスプールを備える。
上述した方向切換バルブ115の4ポートのうち1つは、一方のステアリングシリンダ108のロッド108a側に、および他方のステアリングシリンダ108のシリンダ側に連通している。方向切換バルブ115の4ポートのうちの他の1つは、一方のステアリングシリンダ108のシリンダ側に、および他方のステアリングシリンダ108のロッド108a側に連通している。方向切換バルブ115の4ポートのうちのさらに他の1つは、流量コントロールバルブ116の3つのポートのうちの1つに連通している。方向切換バルブ115の4ポートのうちの別の1つは、タンク114に連通している。
上述した流量コントロールバルブ116の3ポートの1つは、上記のとおり、方向切換バルブ115の4ポートのうちの1つに連通している。流量コントロールバルブ116の3ポートのうちの他の1つは、前記マルチコントロールバルブ113に連通している。流量コントロールバルブ116の3ポートのうちのさらに他の1つは、前記ステアリングポンプ111の吐出側に連通している。
前記方向切換バルブ115のステアリングスプールの軸方向両側には、当該ステアリングスプールの軸方向両端部をそれぞれ付勢する第一のバネ115aと、当該ステアリングスプールの軸方向両端部にパイロット圧力を導くパイロットポート115bが設けられている。前記ステアリングスプールは、前記第一のバネ115aの付勢力およびパイロットポート115bから導かれるパイロット圧力によって3つのポジションA、B、Cに移動されるようになっている。パイロットポート115bから導かれるパイロット圧力が略同じである場合、前記ステアリングスプールの軸方向両側に配置される第一のバネ115aのステアリングスプールに作用する付勢力が釣り合って、ステアリングスプールがポジションB(中立位置)に位置するようになっている。図5の右側のパイロットポート115bから導かれるパイロット圧力が図5の左側のパイロットポート115bに導かれるパイロット圧力よりも大きい場合、ステアリングスプールがポジションCに位置するようになっている。これとは逆の場合、ステアリングスプールがポジションAに位置するようになっている。ここではパイロット圧力によってステアリングスプールを移動させているが、これに代えてステアリングスプールを機械的にリンクなどを用いて移動させる場合もある。
前記流量コントロールバルブ116のフロコンスプールは、その軸方向一端部に配置される第二のバネ116aの付勢力、および、軸方向他端部に作用するステアリングポンプ111からの作動油の圧力によって2つのポジションD、Eに移動されるように構成されている。ステアリングポンプ111から吐出される作動油の圧力が所定値を超えるときに、第二のバネ116aの付勢力に打ち勝って、フロコンスプールがポジションEに移動されるようになっている。
具体的にステアリングスプールがポジションAに移動されると、例えばホイルローダ100の進行方向に対して左側のステアリングシリンダ108のロッド108a側、および、右側のステアリングシリンダ108のシリンダ側に作動油が送給されるとともに、左側のステアリングシリンダ108のシリンダ側の作動油、および、右側のステアリングシリンダ108のロッド108a側の作動油がタンク114に戻る。これにより左側のステアリングシリンダ108のロッド108aが後退し、右側のステアリングシリンダ108のロッド108aが前進する。その結果、前輪107aが車体101の進行方向に対して左側に向き、車体101が左側に旋回する。
ステアリングスプールがポジションBに移動されると、2つのステアリングシリンダ108と、ステアリングポンプ111およびタンク114とが油圧的に遮断される。その結果車体101は旋回状態を保持する。このとき、ステアリングポンプ111から吐出される作動油は行き場がなくステアリングポンプ111の吐出側の作動油の圧力が上昇する。この圧力がフロコンスプールをポジションDに保持するための第二のバネ116aの付勢力に打ち勝って、フロコンスプールがポジションEに移動される。その結果、ステアリングポンプ111から吐出される作動油はマルチコントロールバルブ113に送給され、アームシリンダ103およびバケットシリンダ105の駆動に供される。
ステアリングスプールがポジションCに移動されると、ホイルローダ100の進行方向に対して左側のステアリングシリンダ108のシリンダ側、および、右側のステアリングシリンダ108のロッド108a側に作動油が送られ、左側のステアリングシリンダ108のロッド108a側の作動油、および、右側のステアリングシリンダ108のシリンダ側の作動油がタンク114に戻る。これにより左側のステアリングシリンダ108のロッド108aが前進し、右側のステアリングシリンダ108のロッド108aが後退する。その結果、前輪107aが車体101の進行方向に対して右側に向き、車体101が右側に旋回する。
以上のように構成されるステアリングバルブ112では、ステアリングポンプ111を運転していないとき、上述した作用により、ステアリングスプールがポジションBに、またフロコンスプールがポジションDに位置する。したがってステアリングポンプ111始動時には各スプールはポジションB、Dに位置する。このような構成の場合、組立、修理直後には、ステアリングポンプ111始動時にステアリングポンプ111およびステアリングバルブ112の方向切換弁115までの油路内に空気が溜まる。さらに上述のようにステアリングポンプ111を運転していないときは、各スプールがポジションB、Dに位置しており、空気がタンク114側に抜けにくいという問題がある。その結果、ステアリングポンプ111の潤滑が不十分となるためステアリングポンプ111はいわゆるドライ運転状態となり、当該ステアリングポンプ111が摩耗したり損傷する場合がある。
もちろんこの場合、ステアリングポンプ111をタンク114内の作動油の液面レベルより低い場所に設置すれば上記のような問題は生じないが、ホイルローダ100の如き車両では設置スペースの制限からステアリングポンプ111をタンク114内の作動油の液面レベルより低い場所に設置することができない場合が多い。
そのため従来より、ステアリングポンプ111のドライ運転を防止すべく、ステアリングポンプ111の始動時の運転時間を制限している。しかしながらこの方法ではステアリングポンプ111から吐出される作動油の圧力が上昇するまでに時間を要する。その結果ホイルローダ100をすぐに始動させることができないし、また始動運転中にステアリングポンプ111がドライ運転状態になる可能性もある。さらに上記空気が前記油路内から前記運転時間内に抜けない場合、何回もステアリングポンプ111を起動させる必要があり、手間が掛かりうる。
また特許文献1に開示された発明では、ステアリングポンプの吸い込みラインにエア抜きフィルタを設けて、ステアリングポンプに空気が流入するのを防止している。これによりキャビテーションの発生を抑制してステアリングポンプの損傷を防止している。しかしながらホイルローダ100が全体的に大きくなるとともに油圧回路が複雑になりうる。したがってこの方法はコンパクトにすることが要求されるようなホイルローダ100の如き車両には不向きである。またこれでは上記のステアリングポンプ111とステアリングバルブ112との間の油路内にある空気を抜くことができない。
実開平6−34703号公報 (第2頁、図1)
本発明は、簡単な構造で、ステアリングポンプからステアリングバルブに至るまでの油路に溜まる空気をタンク側に迅速に抜くことができるステアリングバルブを提供することを目的とする。
また本発明は、ステアリングポンプからステアリングバルブに至るまでの油路に溜まる空気とともにタンク側に抜ける作動油の量を抑えることができるステアリングバルブを提供することを目的とする。
本発明に係るステアリングバルブは、車体の進行方向に対する向きを変えうるように連結された軸方向に進退可能なロッドを有するステアリングシリンダと、当該ステアリングシリンダに作動油を送給するステアリングポンプとを有する車両に適用される、前記ステアリングポンプとステアリングシリンダとの間を油圧的に接続する油路に設けられ当該ステアリングポンプから前記ステアリングシリンダに送給される作動油の流れの状態量を制御するステアリングバルブであって、前記ステアリングシリンダへの作動油の流れ方向を切り換える方向切換バルブと、当該方向切換バルブを通じて前記ステアリングシリンダに送給する作動油の流量を制御する流量コントロールバルブとを備えており、当該方向切換バルブが、前記ステアリングシリンダのロッド側およびシリンダ側にそれぞれ連通する第一および第二のポート、前記ステアリングポンプの吐出側に連通する第三のポート、並びに作動油を溜めるタンクに連通する第四のポートと、軸方向に移動可能なステアリングスプールと、当該ステアリングスプールの軸方向両端側に設けられて、ステアリングスプールを軸方向の両側のいずれか一方または両方から付勢して、前記各ポート間を遮断する中立位置、前記第一ポートと第四のポートとの間および前記第二のポートと第三のポートとの間をそれぞれ連通する第一の位置、並びに第一のポートと第三のポートとの間および第二のポートと第四のポートとの間をそれぞれ連通する第二の位置のうちのいずれかの位置に移動可能な第一の付勢手段とを備えており、当該ステアリングスプールが、前記中立位置で前記第三のポートおよび前記第四のポートを油圧的に接続するバイパス通路を備えており、前記流量コントロールバルブが、前記ステアリングポンプの吐出側に連通する第五のポート、前記方向切換バルブの第三のポートに連通する第六のポート、および前記車両のステアリングシリンダに利用されていない油路に連通する第七のポートと、軸方向に移動可能なフロコンスプールと、当該フロコンスプールの軸方向一端部側に配置され、フロコンスプールの軸方向一端部を付勢して前記第五のポートと第六のポートとの間を連通する位置を維持する第二の付勢手段とを備えており、前記ステアリングポンプの吐出側の作動油の圧力が所定値を超えるときに、当該圧力による前記フロコンスプールの軸方向他端部に作用する力が前記第二の付勢手段の付勢力に打ち勝って当該フロコンスプールを前記第五のポートと第七のポートとを連通する位置に移動するように構成されている。
ステアリングポンプを初めて起動する場合やステアリングポンプを比較的長時間停止していて再起動する場合、ステアリングポンプからステアリングバルブに至るまでの油路に空気が溜まっていることがある。しかもこの場合ステアリングスプールは中立位置にあるので、ステアリングポンプを起動しても前記空気は前記油路からタンク側にすぐに抜けない。
これに対処するため本発明では、ステアリングスプールが中立位置にあるときに第三のポートおよび第四のポートを油圧的に接続するバイパス通路を設けている。これにより、ステアリングポンプからステアリングバルブに至るまでの油路に溜まる空気を、前記バイパス通路を通じてタンクに迅速に抜くことが可能となる。その結果、ステアリングポンプは作動油をスムーズに吸い込むことが可能となる。これにより、ステアリングポンプのドライ運転を防止することが可能となる。
また作業用車両の旋回の駆動用に作動油を用いない場合、つまりステアリングスプールが中立位置にある場合、ステアリングポンプの吐出側の作動油の圧力が上昇し、この圧力による前記フロコンスプールの軸方向他端部に作用する力が前記第二の付勢手段の付勢力に打ち勝って、フロコンスプールは、前記第五のポートと第七のポートとを連通する位置に移動される。これによりステアリングポンプから吐出される作動油は、作業用車両の作業用油路に送られ作業用車両の作業に供される。
前記バイパス通路が、その中を流れる作動油の流量を規制する絞り部を備えてもよい。この構成では、ステアリングスプールが中立位置にあるときに、ステアリングポンプからバイパス通路を通じてタンクに流れる作動油の量を抑えることが可能となる。これにより、ステアリングポンプの動力損失を抑制することが可能となる。なお、絞り部の流路断面積は前記空気を前記油路から抜くのに必要な大きさに適宜設定される。
前記バイパス通路が、前記ステアリングスプールをその軸方向に対して横切るように形成されており、前記バイパス通路の軸方向の所定位置に、当該バイパス通路の内壁面から内側に向けて延びるように流路断面積を減少させる絞り部が形成されることが好ましい。また前記バイパス通路および前記絞り部の各流路が、それぞれの軸方向に対して断面円形状に形成され、かつ同軸に配されてなることが好ましい。
ステアリングポンプからステアリングバルブに至るまでの油路に溜まる空気を抜く方法として、ステアリングポンプとステアリングバルブとの間の油路に空気抜き回路(外部配管)を別体に設けることも可能である。しかし本発明では、上記の通り、バイパス通路をステアリングスプールに設けることにより、ステアリングバルブの構成を簡単にしている。
本発明に係るステアリングバルブを用いれば、ステアリングポンプからステアリングバルブに至るまでの油路に溜まる空気を迅速に抜くことが可能となる。これによりステアリングポンプのドライ運転を防止することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るステアリングバルブは、図4および図5を参照して説明した従来のステアリングバルブと相違するところは、ステアリングスプールがバイパス通路を有する点である。従って、図5に示した従来のステアリングバルブと同等の部品には、同一の符号を付している。
図1は、本発明の実施形態に係るステアリングバルブの油圧回路図を示しており、(a)は本実施形態の特徴を表す概略油圧回路図を示し、(b)は本実施形態の詳細油圧回路図を示している。図1中の符号AA〜EEは、図5中の符号AA〜EEにそれぞれ対応する。
図1(a)に示すように、本発明の実施形態に係るステアリングバルブ112は、図5に示した従来技術と同様に、方向切換バルブ115と、流量コントロールバルブ116を備える。以下、詳細に説明する。なおこの説明には、説明の都合上、従来技術の説明と重複する部分を含む。
前記方向切換バルブ115は、4ポート3ポジションの弁構造を有し、内部にその軸方向に移動可能なステアリングスプールを備える。前記流量コントロールバルブ116は、3ポート2ポジションの弁構造を有し、内部にその軸方向に移動可能なフロコンスプールを備える。ただし、これに限定されるものではない。
図1(a)および図5を参照して、前記方向切換バルブ115の4ポートのうち1つは、一方のステアリングシリンダ108のロッド108a側に、および他方のステアリングシリンダ108のシリンダ側に連通している。方向切換バルブ115の4ポートのうちの他の1つは、一方のステアリングシリンダ108のシリンダ側に、および他方のステアリングシリンダ108のロッド108a側に連通している。方向切換バルブ115の4ポートのうちのさらに他の1つは、流量コントロールバルブ116の3つのポートのうちの1つに連通している。方向切換バルブ115の4ポートのうちの別の1つは、タンク114に連通している。以下、これらのポートをそれぞれ第一〜第四のポート117a〜117dと呼ぶ。
前記流量コントロールバルブ116の3ポートの1つは、前記ステアリングポンプ111の吐出側に連通している。流量コントロールバルブ116の3ポートのうちの他の1つは、上記のとおり、方向切換バルブ115の4ポートのうちの1つに連通している。流量コントロールバルブ116の3ポートのうちのさらに他の1つは、マルチコントロールバルブ113に連通している。以下、これらのポートをそれぞれ第五〜第七のポート118a〜118cと呼ぶ。
前記方向切換バルブ115のステアリングスプールの軸方向両側には、当該ステアリングスプールの軸方向両端部を付勢する第一のバネ115aと、当該ステアリングスプールの軸方向両端部にパイロット圧力を導くパイロットポート115bとが設けられている。前記ステアリングスプールは、第一のバネ115aの付勢力、および、パイロットポート115bから導かれるパイロット圧力によって3つのポジションA、B、Cに移動されるようになっている。両側のパイロットポート115bから導かれるパイロット圧力が略同じである場合、前記ステアリングスプールの軸方向両側にそれぞれ配置される第一のバネ115aのステアリングスプールに作用する付勢力が釣り合って、ステアリングスプールがポジションB(中立位置)に位置する。図1(a)の右側のパイロットポート115bから導かれるパイロット圧力が図1(a)の左側のパイロットポート115bに導かれるパイロット圧力よりも大きい場合、ステアリングスプールがポジションCに位置する。これとは逆の場合、ステアリングスプールがポジションAに位置する。なお、この第一のバネ115aおよびパイロットポート115bが第一の付勢手段を構成する。
この方向切換バルブ115は、ステアリングスプールがポジションAにあるとき、第一のポート117aおよび第三のポート117cの間を連通するとともに、第二のポート117bおよび第四のポート117dの間を連通するようになっている。また方向切換バルブ115は、ステアリングスプールがポジションCにあるとき、第一のポート117aおよび第四のポート117dの間を連通するとともに、第二のポート117bおよび第三のポート117cの間を連通するようになっている。さらに方向切換バルブ115は、ステアリングスプールがポジションBにあるとき、第三のポート117cおよび第四のポート117dの間のみが連通されるようになっている。具体的にステアリングスプールに、第三のポート117cおよび第四のポート117dの間を連通するバイパス通路128が設けられている。このバイパス通路128には、その中を流れる作動油の量を規制する絞り部129が設けられている。これにより、ステアリングスプールがポジションBにあるとき、第三のポート117cおよび第四のポート117dの間が連通されうる。詳細は後述する。
前記流量コントロールバルブ116のフロコンスプールの軸方向一端部には、フロコンスプールの軸方向一端部を付勢する第二のバネ116aが設けられている。流量コントロールバルブ116は、前記フロコンスプールの軸方向他端部にステアリングポンプ111から吐出される作動油の圧力が作用するように構成されている。これによりフロコンスプールは、前記第二のバネ116aの付勢力およびフロコンスプールの軸方向他端部に作用する上記圧力によって、2つのポジションD、Eのいずれかの位置に移動される。より具体的にはステアリングポンプ111から吐出される作動油の圧力が所定値を超えるときに、当該圧力が第二のバネ116aの付勢力に打ち勝って、フロコンスプールはポジションEに移動される。また前記第二のバネ116aが第二の付勢手段を構成する。
以上に述べた油圧回路をさらに詳細に示すと、図1(b)のようになる。上記の説明と重複する部品については説明を省略する。
図中の符号200は、第一のポート117aに連通する油路と第四のポート117dに連通する油路との間に介在して、第一のポート117aに連通する油路内の作動油の圧力が所定値を超えたときに作動油を第四のポート117dに連通する油路を通じてタンク114に戻すための第一のリリーフ弁を示している。同様に符号201は、第二のポート117bに連通する油路と第四のポート117dに連通する油路との間に介在して、第二のポート117bに連通する油路内の作動油の圧力が所定値を超えたときに作動油を第四のポート117dに連通する油路を通じてタンク114に戻すための第二のリリーフ弁を示している。図中の符号Pa、Pbは、パイロットポート115bに導かれる圧力を示している。図中の符号202は、第四のポート117d内の圧力を上記流量コントロールバルブ116のフロコンスプールの第二のバネ116a側に絞りを介して導くパイロットライン203と、第四のポート117dとの間に介在して、パイロットライン203内の作動油の圧力が所定値を超えたときに作動油を第四のポート117dに連通する油路を通じてタンク114に戻すための第三のリリーフ弁を示している。
上述した両側のパイロットポート115bは、2つのフィルタ204aとその間に配される絞り204bとを通じて油圧的に接続されている。また方向切換バルブ115は、ポジションA、Cにおいて両側のパイロットポート115bを可変絞り205a、bを通じてそれぞれ油圧的に接続する通路を有している。さらに方向切替バルブ115がポジションAに位置するとき、第一のポート117aと第三のポート117cとを油圧的に接続する通路には、チェック弁206aと可変絞り206bとが第一のポート117aから第三のポート117cに向かって直列に配設され、また第二のポート117bと第四のポート117dとを油圧的に接続する通路にはチェック弁206cが配設されている。また方向切替バルブ115がポジションCに位置するとき、第一のポート117aと第四のポート117dとを油圧的に接続する通路にはチェック弁207aが配設され、また第二のポート117bと第三のポート117cとを油圧的に接続する通路にはチェック弁207bと可変絞り207cが第二のポート117bから第三のポート117cに向かって直列的に配設されている。
以上のように構成されるステアリングバルブを図2の部分破断面図を用いてより具体的に説明する。なお、図2は、前記フロコンスプールがポジションDに、また前記ステアリングスプールがポジションBに位置する場合を示している。
図2に示すように、ステアリングバルブ112の方向切換バルブ115と流量コントロールバルブ116は一体に形成されている。もちろんこれらをそれぞれ別個に形成しても構わない。
ステアリングバルブ112は、前記フロコンスプール119と、前記ステアリングスプール120と、これらを内蔵する本体121とを備える。フロコンスプール119およびステアリングスプール120はいずれも円筒状に形成され、それぞれの軸線が所定距離を離隔して略平行になるように配置されている。フロコンスプール119およびステアリングスプール120はいずれもそれぞれの軸方向に摺動可能なように前記本体121に支持されている。
図示されていないが、フロコンスプール119の軸方向一端側に前記第二のバネ116aが配置されている。またフロコンスプール119の軸方向中間部には縮径部分119aが設けられている。これにより、フロコンスプール119の縮径部分119aと、本体121との間に環状の第一の空間122が形成される。本体121の、前記縮径部分119aの第二のバネ116aと反対側(以下、この方向を左側と称し、その反対方向を右側と称する)の外周部分に対向する部分には、半円状の流路断面を形成するように径方向外方に窪んだ第五のポート118aが周設されている。本体121には、フロコンスプール119の軸線に対して略垂直に第五のポート118aから、本体121のステアリングスプール120側とは反対の外面121aまで延びるように貫通する第一の連絡通路121bが設けられている。本体121の、前記縮径部分119aの右側の外周部分に対向する部分には、半円状の流路断面を形成するように径方向外方に窪んだ第六のポート118bが周設されている。
図2に示すように、前記ステアリングスプール120の軸方向中間部分には、第一〜第四の縮径部分123a〜123dがステアリングスプール120の軸方向の前記第二のバネ116a側に向けて所定距離を離隔してそれぞれ形成されている。ステアリングスプール120の各縮径部分123a〜123dの軸方向両側には段部が形成されている。つまりステアリングスプール120の各縮径部分123a〜123dに対応する部分に、その周方向視断面が略矩形状をなすような凹部が形成される。もちろんこれに限定されるものではない。
本体121の第一の縮径部分123aに対向する部分には、半円状の流路断面を形成するように径方向外方に窪んだ前記第三のポート117cが周設されている。本体121の、第三のポート117cと上述した第六のポート118bとの間には、これらのポート117c、118b間を連通する第二の連絡通路124が配設されている。本体121の第二の縮径部分123bに対向する部分には、半円状の流路断面を形成するように径方向外方に窪んだ第一の溝部125aが周設されている。本体121の第三の縮径部分123cに対向する部分には、半円状の通路断面を形成するように径方向外方に窪んだ第四のポート117dが周設されている。この第四のポート117dは、前記第四の縮径部分123dと本体121との間に形成される空間と連通するように形成されている。本体121には、ステアリングスプール120の軸線に略垂直に第四のポート117dから、本体121のステアリングスプール120側の外面121cまで延びるように貫通する第三の連絡通路121dが設けられている。ステアリングスプール120の軸方向に前記第四のポート117dとの間に第四の縮径部分123dが配置されるように半円状の流路断面を形成するように径方向外方に窪んだ第二の溝部125bが周設されている。この第二の溝部125bは、図示されていないが前記第一の溝部125aと連通するように形成されている。また第二の溝部125bは、上述した第四の縮径部分123dと本体121との間に形成される空間を経て第四のポート117dに連通するように形成されている。
ステアリングスプール120の第一の縮径部分123aと第一の溝部125aとの間であってステアリングスプール120の周方向の前記第二の連絡通路124に対応する部分には、ステアリングスプール120の軸方向に、前記第一の縮径部分123aの右側の段部から前記第一の溝部125aに至る途中まで延びる第三の溝部126が形成されている。この第三の溝部126は延設方向に垂直な断面が矩形状に形成されており、その底部が第一の縮径部分123aの外面と連続している。
ステアリングスプール120の第一の縮径部分123aと第一の溝部125aとの間であって前記第三の溝部126の反対側の部分には、ステアリングスプール120の軸方向に、第一の溝部125aの左側の段部から前記第三のポート117cに至る途中まで延びる第四の溝部127が形成されている。この第四の溝部127は延設方向に垂直な断面が矩形状に形成されており、その底部が第一の溝部125aの底面と連続している。
ステアリングスプール120は、前記第三の溝部126の先端側底部と前記第四の溝部127の先端側底部との間を連通するバイパス通路128を備える。このバイパス通路128は、図示されていないが、例えば軸方向に垂直な断面が円形状をなしている。このバイパス通路128は、ステアリングスプール120の軸心を通るように、ステアリングスプール120を横切るように形成される。
図3はバイパス通路を含むステアリングスプールの部分拡大断面図である。図3に示すように、このバイパス通路128の軸方向途中には、作動油の流れを規制する絞り部129が設けられている。この絞り部129は、バイパス通路128と同心に配置されるとともに、バイパス通路128の内周面から軸心に向けて延びるようにかつ環状に形成されている。これによりバイパス通路128の流路断面を絞っている。もちろんこれに限定するものではない。なお、絞り部129の流路断面積は、ステアリングポンプ111からステアリングバルブ112までの油路に溜まる空気を速く抜くことができるように適宜設定される。
以上のようにバイパス通路128が絞り部129を備えることにより、ステアリングポンプ111からステアリングバルブ112までの油路に溜まりうる空気を速く抜くことができる。これにより、ステアリングポンプ111のドライ運転を防止することが可能となる。またステアリングポンプ111からタンク114に流れる作動油の量を抑えることが可能となる。これにより、ステアリングポンプ111の動力損失を抑制することが可能となる。さらに上記のとおりバイパス通路128および絞り部129は非常に簡単な構造を有することから製作も容易である。
例えば上記のバイパス通路128は以下のように製作する。まずステアリングスプール120の第三の溝部126の先端側底部から前記第四の溝部127の先端側底部に向かって所定深さの穴を開ける。この穴の底部にこの穴よりも小径の穴を開ける。そのあとステアリングスプール120の第四の溝部127の先端側底部から前記第三の溝部126の先端側底部に向かって所定深さの穴を開ける。このようにしてバイパス通路128および絞り部129が製作される。この製作作業はステアリングスプール112を加工するときに併せて行うことができるので、手間が掛からない。
なお、ここでは、バイパス通路128が絞り部129を1つ備えるが、これに限定されるものではない。例えば絞り部を省略してバイパス通路をその軸方向に一様な流路断面を有する単純な貫通孔としてもよい。これにより製作が容易となる。
以上のように構成されるステアリングバルブ112の作用効果について図2を用いて説明する。
まずステアリングポンプ111を始動する。するとステアリングポンプ111からステアリングバルブ112までの油路に溜まる空気は、ステアリングポンプ111から吐出される作動油に押されて、図2中の矢符が示すように第一の連絡通路121bを通じて第五のポート118aに流入する。この空気は第一の空間122を通じて第六のポート118bに流入する。この空気は第六のポート118bから第二の連絡通路124を通じて第三のポート117cに流入する。この空気は第三のポート117cからバイパス通路128を通じて第一の溝部125aに流入する。この空気は第一の溝部125a、第二の溝部125b、および、第四の縮径部分123dと本体121との間に形成される空間を経て第四のポート117dに流入する。この空気は第四のポート117dから第三の連絡通路121dを通じてタンク114に排出される。タンク114内に排出された空気は大気中に放出される。また空気とともに作動油がタンク114内に排出される場合、タンク114内で空気と作動油とが分離されて空気が大気中に放出される。
以上のようにすることにより、ステアリングポンプからステアリングバルブに至るまでの油路に溜まる空気を迅速に抜くことができる。これにより、ステアリングポンプのドライ運転を防止することが可能となる。
本発明の実施形態に係るステアリングバルブの油圧回路図を示しており、(a)は本実施形態を特徴を表す概略油圧回路図を示し、(b)は本実施形態の詳細油圧回路図を示している。 本発明の実施形態に係るステアリングバルブの部分破断面図である。 バイパス通路を含むステアリングスプールの部分拡大断面図である。 ホイールローダの一部破断側面図である。 従来のホイルローダの概略油圧回路図である。
符号の説明
108 ステアリングシリンダ
108a ロッド
111 ステアリングポンプ
112 ステアリングバルブ
115 方向切換バルブ
115a 第一のバネ
115b パイロットポート
116 流量コントロールバルブ
116a 第二のバネ
117a〜117d 第一〜第四のポート
118a〜118c 第五〜第七のポート
119 フロコンスプール
119a 縮径部分
120 ステアリングスプール
121 本体
121a、c 外面
121b 第一の連絡通路
121d 第三の連絡通路
122 第一の空間
123a〜123d 第一〜第四の縮径部分
124 第二の連絡通路
125a、125b 第一の溝部、第二の溝部
126 第三の溝部
127 第四の溝部
128 バイパス通路
129 絞り部

Claims (2)

  1. 車体の進行方向に対する向きを変えうるように連結された軸方向に進退可能なロッドを有するステアリングシリンダと、当該ステアリングシリンダに作動油を送給するステアリングポンプとを有する車両に適用される、前記ステアリングポンプとステアリングシリンダとの間を油圧的に接続する油路に設けられ、当該ステアリングポンプから前記ステアリングシリンダに送給される作動油の流れの状態量を制御するステアリングバルブであって、
    前記ステアリングシリンダへの作動油の流れ方向を切り換える方向切換バルブと、当該方向切換バルブを通じて前記ステアリングシリンダに送給する作動油の流量を制御する流量コントロールバルブとを備えており、
    当該方向切換バルブが、
    前記ステアリングシリンダのロッド側およびシリンダ側にそれぞれ連通する第一および第二のポート、前記ステアリングポンプの吐出側に連通する第三のポート、並びに作動油を溜めるタンクに連通する第四のポートと、
    軸方向に移動可能なステアリングスプールと、
    当該ステアリングスプールの軸方向両端側に設けられて、ステアリングスプールを軸方向の両側のいずれか一方又は両方から付勢して、前記各ポート間を遮断する中立位置、前記第一ポートと第四のポートとの間および前記第二のポートと第三のポートとの間をそれぞれ連通する第一の位置、並びに第一のポートと第三のポートとの間および第二のポートと第四のポートとの間をそれぞれ連通する第二の位置のうちのいずれかの位置に移動可能な第一の付勢手段とを備えており、
    当該ステアリングスプールが、前記中立位置で前記第三のポートおよび前記第四のポートを油圧的に接続するバイパス油路を備えており、
    前記流量コントロールバルブが、
    前記ステアリングポンプの吐出側に連通する第五のポート、前記方向切換バルブの第三のポートに連通する第六のポート、および前記車両のステアリングシリンダに利用されていない油路に連通する第七のポートと、
    軸方向に移動可能なフロコンスプールと、
    当該フロコンスプールの軸方向一端部側に配置され、フロコンスプールの軸方向一端部を付勢して前記第五のポートと第六のポートとの間を連通する位置を維持する第二の付勢手段とを備えており、
    前記ステアリングポンプの吐出側の作動油の圧力が所定値を超えるときに、当該圧力による前記フロコンスプールの軸方向他端部に作用する力が前記第二の付勢手段の付勢力に打ち勝って当該フロコンスプールを前記第五のポートと第七のポートとを連通する位置に移動するように構成されており
    前記バイパス通路がその中を流れる作動油の流量を規制する絞り部を備え、前記絞り部の流路断面積が、前記ステアリングポンプから前記ステアリングバルブまでの油路に溜まる空気を抜き且つ動力損失を抑制すべく設定されており、
    前記バイパス通路が、前記ステアリングスプールをその軸方向に対して横切るように形成され、前記絞り部が、当該パイパス通路の内壁面から内側に向けて延びるように形成され、
    前記バイパス通路及び前記絞り部の各流路が、それぞれの軸方向に対して断面円形状に形成され、かつ同軸に配されてなる、ステアリングバルブ。
  2. 前記ステアリングスプール及び前記フロコンスプールが一体のバルブ本体に収容され、
    前記バルブ本体に前記第三のポートと前記第六のポートとを連通する油路が形成されている、請求項1記載のステアリングバルブ。
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