JP3987055B2 - 仮設足場用落下防止具 - Google Patents

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    • E04G2007/285Clips or connections for securing boards specially adapted for toe boards

Description

本発明は、仮設足場用落下防止具に関し、より詳細には、設置が簡単な仮設足場用落下防止具に関する。
近年、仮設足場における落下物防止装置として各種の構造や方法が多数提供されている。具体的には、特許文献1に記載されているような足場の落下防止構造が一例として提案されている。
特許文献1に開示されている足場の落下防止構造は、可撓性を有する縦シート材と横シート材を結合して落下防止シートを形成し、一方、複数の張出しブラケットを足場本体に適宜間隔を設けて取付け、足場本体の支柱間および張出しブラケット間に水平支持バーを架設し、これらの水平支持バーに落下防止シートの上下両端部および結合部を取付け、落下防止シートを足場本体および張出しブラケットにL字状に張設したものである。これにより、水平支持バーを軽量な材料とすれば、軽量な足場の落下防止構造とすることが可能になり、広く用いられている。
特開平5−39672号公報
ところが、引用文献1に示されている足場の落下防止構造においては、落下防止シートを設置する際、水平支持バーを所要間隔で配設しなければならず、設置において手間がかかるといった課題がある。
また、落下防止用シートを適切な張力で張設しなければ、突風が吹いた場合において、落下防止用シートが煽られてしまうため、落下防止用シートで受け止めた落下物が弾き飛ばされてしまうおそれがあるといった課題もある。
そこで、本発明は、仮設足場に容易に取り付けができ、取り扱いに優れる仮設足場用落下防止具の提供を目的としている。
本発明は、仮設足場に取り付けて用いられる仮設足場用落下防止具であって、仮設足場の足場板の端縁部上面と該足場板の側方空間を覆う水平板部および該水平板部から上方に起立する起立板部とを有する幅木板と、該幅木板の前記起立板部に、長手方向に所要間隔をおいて設けられ、幅木板を直接または連結部材を介して前記仮設足場の骨組部材に取り付ける係止部と、を具備し、前記水平板部の端縁部が前記足場板の上面に向けて屈曲し、該屈曲部が前記足場板の上面に当接することにより、前記水平板部と前記足場板上面との間に所要の空間を形成することを特徴とする仮設足場用落下防止具である。
本発明による仮設足場用落下防止具によれば、仮設足場に容易に取り付けができると共に、複数種類の仮設足場に対応することが可能になる。また、調整用の仮設足場を用いた場合であっても、幅木板の係止部を仮設足場の骨組み部材の位置に一致させることができ、確実に幅木板を取り付けることができる。したがって、取り扱い性に優れ、安価な落下防止具を提供することが可能になる。
また、仮設足場用落下防止具が板材により形成されているので、運搬や保管を効率的に行うことができる。
また、水平板部に設けた屈曲部により通路部を構成する足場板の係止フックとの干渉を防ぐことができ、足場への配設がより簡便になる。さらには、係止フックが延長板のストッパとしても機能するため、万が一通路部の足場板がずれてしまった場合でも、足場板と延長板との間に隙間を生じることがないため安全性を大幅に向上させることができる。
以下、添付図面に基づいて本発明の最良の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態における仮設足場用落下防止具を取り付けた仮設足場の側面図である。図2は、仮設足場用落下防止具の取り付け部分の拡大図である。図3は、連結手段であるクランプの平面図である。図4は、図3のクランプにおける右側面図である。図5は、クランプの係止具の詳細説明図である。
本実施の形態に係る仮設足場用落下防止具10は、図1に示すように、建造物Kの表面に沿って複数段に組み立てられた仮設足場100に配設される。仮設足場用落下防止具10は、仮設足場100のうち第2段目以上において、足場板100zにより構成された通路部における側方空間を閉塞させるようして配設される。
仮設足場用落下防止具10は、図2に示すように、幅木板12と、幅木板12と仮設足場100の骨組部材の一部である建枠100xとを連結させる連結手段14とにより構成されている。幅木板12は、亜鉛めっきした薄鋼板により形成されている。
幅木板12は、図2に示すように、鋭角な屈曲部を有した断面略L字型に形成されている。すなわち、幅木板12は、仮設足場100に後述するようにして取り付けた際、足場板100zの端縁部上面に重なり合うようにして足場板100zの上面を覆うと共に、足場板100z端縁部からさらに外側の空間(足場板100zの幅方向における側方空間を指す)を覆う水平板部12aと、水平板部12aの端縁から上方に起立する起立板部12bとにより構成されている。この起立板部12bには、所要間隔をあけて仮設足場100の骨組材である建枠100xに取り付けするための係止部である係止孔12cが設けられている。
また、幅木板12の足場板100z上に重なりあう側の水平板部12aの端縁部は、足場板100z側に向かって所要幅で屈曲する屈曲部12dが形成されている。図2に示すように、略L字型に形成された部分の屈曲角度Xは約85度に形成されている。
幅木板12は、足場板100zの幅方向における側方空間を確実に覆う幅、長さに形成されている。また、幅木板12は、幅木板12どうしを積み重ねた状態で保管および運搬をすることができるようになっている。
また、幅木板12の起立板部12bの端縁は、全長にわたって端部が所要幅で折り曲げられており、持ち運びの際に怪我をしないようになっている。
屈曲部12dの屈曲幅Wの幅は約20mmとなっている。さらにまた、長手方向の長さは、仮設足場100における1スパンの長さと略等しく形成されていて、約1880mmに形成されている。
連結手段14には、クランプが用いられている。クランプ14は単管パイプと仮設足場100の建枠100xの両方に連結可能な兼用クランプを用いており、兼用クランプの側面部分に係止具16が溶接加工やプレス加工により取り付けられている。クランプ14は、公知のものを用いていることができるが、本実施の形態においては、図3に示すように、軸14aにより回動自在に連結されたクランプ片14b、14cにより、建枠100xを挟み込み、ボルト14dおよびナット14eにより、それぞれのクランプ片14b、14cを締結する形態のものを用いている。
係止具16は、図4に示すように、クランプ片14cの側面に取り付けられた軸棒16aと軸棒の表面から突出する外れ止めのストッパ16bが設けられている。ストッパ16bは、軸棒16aの外周面に形成されたスリットSから軸棒16aの内部に進入可能に設けられ、バネB等の付勢手段により軸棒16aの外側に突出する方向に付勢されている。したがって、幅木板12をクランプ14に係止する際は、単純に係止具16の先端部を起立板部12bの係止孔12cに挿入するだけでよい。
本実施の形態における仮設足場用落下防止具10は、以上に説明した構成を有している。以下に、仮設足場用落下防止具10の仮設足場への取り付けについて説明する。図6は、本実施の形態における仮設足場用落下防止具の取り付け状態を示した斜視図である。
本実施の形態における仮設足場用落下防止具10は、仮設足場100の建枠100xの所要高さ位置にそれぞれのクランプ片14b、14cを巻き付け、ボルト14dおよびナット14eによりクランプ片14b、14cを締め付けて固定した後、係止具16に起立板部12bの係止孔12cを係合させることにより取り付けられる。
一方、幅木板12を係止具16から外す際には、指で係止具16のストッパ16bを軸棒の内部へ押し込みながら幅木板12を引き抜けばよい。このように、クランプ14の係止具16にストッパ16bが配設されているので、仮設足場100を用いた作業中において、不用意に幅木板12がクランプ14から外れてしまうおそれがないため好都合である。
仮設足場用落下防止具10は、以上の手順により仮設足場100に取り付けられる。仮設足場用落下防止具10は、幅木板12が図2に示すように断面形状が略L字状となって足場板100zの幅方向における側方空間を覆うと共に、立ち上がり壁を形成することになる。これにより、足場板100zのみを配設しただけの通路部の幅に比べ、幅の広い通路部とすることができるため仮設足場100における作業の安全性も大幅に向上する。
また、幅木板12には屈曲部12dが形成されているので、水平板部12aと足場板100z上面との間に所要の空間が形成され、落下物を確実に受け止めることができると共に、足場板100zと仮設足場100を構成する建枠100xとを連結する係止フックFとの干渉がなく、仮設足場用落下防止具10を長手方向に連続的に配設しても、幅木板12の高さ位置がずれてしまうことなく、略同一平面とすることができる。
さらには、幅木板12に形成され、足場板100zに当接する屈曲部12dが、仮足場用落下防止具10に作用する荷重の大部分を負担するため、クランプ14との連結部分には過度の荷重が作用しにくくなり、破損のおそれが減少し好都合である。
以上に本実施の形態の仮設足場用落下防止具10について詳細に説明してきたが、本発明に係る仮設足場用落下防止具10は以上の実施の形態に限定されるものではない。例えば、本実施の形態においては、幅木板12は亜鉛めっきを施した鋼板により形成されているが、幅木板12は、強度部材ではないため、アルミ材や強化プラスチック等の合成樹脂により形成することができるのはもちろんである。これにより、仮設足場用落下防止具10の重量をさらに軽減させることができるため、不安定な仮設足場における組み立て作業をさらに容易に行うことができる。また、地上から仮設足場までの運搬回数も大幅に少なくなり、架設工事におけるコストを削減させることもできる。
また、本実施の形態においては、鋭角的に屈曲されてなる略L字状に形成された幅木板12が用いられているが、曲線状に屈曲させた幅木板12を用いることができるのももちろん可能である。
さらにまた、幅木板12を大幅に軽量化することができれば、クランプ14を用いることなく、幅木板12の幅方向に係止孔12bを配設することにより、幅木板12を仮設足場100の取付部(ブレス止めZ)に直接取り付けすることももちろん可能である。
また、幅木板12を水平板部12aと起立板部12bとを蝶番等の連結具により回動自在に連結し(図示せず)、折り畳み可能な形態とすることももちろん可能である。
本実施の形態における仮設足場用落下防止具を取り付けた仮設足場の側面図である。 仮設足場用落下防止具の取付部分の拡大図である。 連結手段であるクランプの平面図である。 図3のクランプにおける右側面図である。 クランプの係止具の詳細説明図である。 本実施の形態における仮設足場用落下防止具の取り付け状態を示した斜視図である。
符号の説明
10 仮設足場用落下防止具
12 幅木板
12a 水平板部
12b 起立板部
12c 係止孔
12d 屈曲部
14 連結手段(クランプ)
16 係止具
16a 軸棒
16b ストッパ
100 仮設足場
100x 建枠
100z 足場板
B バネ
F 係止フック
K 建造物
S スリット
Z ブレス止め

Claims (1)

  1. 仮設足場に取り付けて用いられる仮設足場用落下防止具であって、
    仮設足場の足場板の端縁部上面と該足場板の側方空間を覆う水平板部および該水平板部から上方に起立する起立板部とを有する幅木板と、
    該幅木板の前記起立板部に、長手方向に所要間隔をおいて設けられ、幅木板を直接または連結部材を介して前記仮設足場の骨組部材に取り付ける係止部と、を具備し、
    前記水平板部の端縁部が前記足場板の上面に向けて屈曲し、
    該屈曲部が前記足場板の上面に当接することにより、前記水平板部と前記足場板上面との間に所要の空間を形成することを特徴とする仮設足場用落下防止具。
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