JP3985880B2 - 緯糸把持装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、断片織機の給糸側で、筬打ち後の緯糸を把持する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
流体噴射式織機のような断片織機において、緯入れされた緯糸は、毎回筬打ちされた直後に、織布の給糸側の織り端と緯入れノズルとの間に配置された緯糸切断装置により切断される。緯糸切断前においては、緯糸に所定の張力が掛けられているので、緯糸が切断された直後に、その反動で緯糸にスプリングバック作用が働く。このとき、緯糸は、スプリングバック作用により、反給糸側方向に移動しようとする。このため、給糸側の織り端部において、緯糸と経糸または耳糸との絡み具合が不充分な場合には、この部分で緯糸の緩みが発生する。
【0003】
上記の緩みを解決するための手段として、従来、緯糸切断装置と織布の給糸側の織り端との間に、緯糸を把持する装置(緯糸把持装置)を配置して、緯糸を把持しながら切断することにより、切断時に緯糸のスプリングバック作用が働かないようにしている。上記のような緯糸把持装置として、例えば一対の把持部材の間に緯糸を挿入し、前記把持部材に所定の弾性力を掛けることにより、弾性力に基づく把持力により、緯糸を把持するような装置が広く知られている。
【0004】
【従来技術の課題】
上記のような従来の緯糸把持装置を用いて、緯糸の把持を行う場合、緯糸は、筬打ちにより織り口へ運ばれる過程で、緯糸把持装置の一対の把持部材の間に、それらにかかる弾性力に逆らって挿入され、把持される。このとき、緯糸の種類に応じて、適切な弾性力が一対の把持部材の間にかかるように、織機の停止時に手動で調整することはできるが、製織途中で、弾性力の変更は不可能である。
【0005】
しかし、異種異番手の多色緯入れを行う場合、緯糸に充分な把持力が加わるように、緯糸把持装置にかける弾性力を調整すると、糸強度が弱い緯糸のときには緯糸挿入時に緯糸の強度が弾性力に対して打ち勝つことができず、糸切れを起こすことがある。一方、逆に糸強度が弱い緯糸が糸切れしないように、緯糸把持装置にかける弾性力を小さくすると、糸強度が弱くない緯糸に対して、充分な把持力を与えることができないという不具合がある。
【0006】
またパイル製織の場合、ルーズピックのときには、緯糸は織り口までしっかりと筬打ちされず、緯糸と経糸または耳糸との絡み具合が不充分となるので、緯糸が織り口までしっかりと筬打ちされるファーストピックのほか、ボーダー織り、または地織りのときよりも、緯糸把持装置の把持力を大きくする必要がある。この場合、あまり大きな把持力を掛けすぎると、ファーストピック、ボーダー織りまたは地織りのときには、緯糸が過張力になり、緯糸切れを起こすことがある。あるいは、ボーダー糸などの太番手の糸が把持部分に入りにくくなるか、または入らないことが発生して、給糸側の織り端部分に緩みが生じる。
【0007】
【発明の目的】
本発明の目的は、織物の組織、織物の密度などの製織条件の変化に応じて、製織中に、緯糸把持装置の把持力を変更可能とすることである。
【0008】
【発明の解決手段】
上記目的のもとに、本発明は、請求項1の緯糸把持装置において、断片織機の給糸側で、筬打ち後の緯糸を切断する緯糸切断装置と織布の給糸側の織り端との間に、経糸方向で緯糸の移動軌跡上に沿って緯糸把持用の一対の把持部材を設置し、この把持部材に把持力加減用のアクチュエータを連結し、このアクチュエータに制御装置を接続してなり、製織中に、製織される織物の密度又は組織に応じて制御装置によりアクチュエータを駆動し、一対の把持部材の間に作用する緯糸の把持力を調整するようにしている。
【0009】
また、本発明は、請求項2の緯糸把持装置において、断片織機の給糸側で、筬打ち後の緯糸を切断する緯糸切断装置と織布の給糸側の織り端との間に、経糸方向で緯糸の移動軌跡上に沿って緯糸把持用の一対の把持部材を設置し、この把持部材に弾性部材を介して把持力加減用のアクチュエータを連結し、このアクチュエータに制御装置を接続してなり、製織中に、織物の密度、織物の組織又は筬打ち位置と織り口との位置関係のいずれか1つに応じて制御装置によりアクチュエータを駆動し、弾性部材の弾性力を増減させて、一対の把持部材の間に作用する緯糸の把持力を調整するようにしている。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、断片織機1としての流体噴射式織機に対して、本発明の緯糸把持装置10を組み込んだ状態を示す。流体噴射式織機において、緯糸2は、緯入れノズル3によって、経糸4の開口9内に緯入れされ、筬5によって、織り口6に筬打ちされて、織布7を形成し、その後、緯入れノズル3と織布7の給糸側の織り端との間で、緯糸切断装置8によって切断される。
【0011】
そして、緯糸把持装置10は、織布7の給糸側の織り端と緯糸切断装置8との間にあって、筬打ちされた直後に、緯入れノズル3の先端から給糸側の織り端に連なる状態の緯糸2を挟み込んで、緯糸切断装置8により切断される際に、緯糸2を把持し、その後に開放する。
【0012】
本発明の緯糸把持装置10は、請求項1、2に対応する具体例1(図2ないし図5)のほかに、具体例2(図6)、具体例3(図7ないし図11)によって具体化される。
【0013】
【具体例1】
図2において、緯糸把持装置10は、緯糸切断装置8と織布7の給糸側の織り端との間で、経糸4の方向で緯糸4の移動軌跡上に沿って一対の把持部材11、12を有している。一方の把持部材11は、取り付け位置に固定されており、また他方の把持部材12は、一方の把持部材11に対し接離自在であり、コイルばねなどの弾性部材13、この弾性部材13の押え部材14を介し、例えば直動型のアクチュエータ15の出力軸16に連結されている。なお、アクチュエータ15は、把持部材11と一体のブラケット17に固定されており、後述の制御装置20によって制御されるようになっている。
【0014】
緯糸2は、一対の把持部材11、12の対向面つまり把持面34、35の間に入り込み、それらの間に働く弾性部材13の弾性力に基づく把持力によって把持される。緯糸2が進入する把持部材11と把持部材12との間の入口部分(把持面34、35)は、進入方向にたいして開き加減の曲面ないしテーパ面として形成し、緯糸2が入りやすい形状とするのが好ましい。
【0015】
制御装置20が製織条件に応じてソレノイドや空気圧シリンダなどのアクチュエータ15を駆動し、出力軸16を軸線方向に往復移動させれば、それに伴い押え部材14は、弾性部材13の弾力を加減する方向に往復移動する。このとき、弾性部材13が伸縮して、弾性力が変化するので、一対の把持部材11、12の把持面34、35の間に作用する力すなわち緯糸2に対する把持力を変更することができる。
【0016】
アクチュエータ15は、電気式、空気式、あるいは油圧式のうちどの方式を用いてもよいが、緯糸把持装置10にかかる負荷は小さいので、制御性が最も良好な電気式アクチュエータ(ソレノイドやモータ)を用いるのが好ましい。出力軸16の直線方向の変位は、オン・オフ制御による2位置制御を基本とする。この場合、例えば緯糸2の太さという条件における2つの因子(太い緯糸・細い緯糸)に対して、太い緯糸2に対する出力軸16の位置と細い緯糸2に対する出力軸16の位置とを2位置制御することで、各々に対する把持力を切り換えることができる。これは、その他の製織条件例えば緯糸の種類、織布の組織、織布の密度などにおける2つの因子に対しても適用できる。必要ならば、サーボ制御による多点位置制御を用いることで、より多数の因子に対応することもできる。
【0017】
弾性部材13に変位を与えて、弾性力を調整する手段は、図2に限らず、図3に示すように、例えばモータなど回転式のアクチュエータ15の出力軸16にレバー21の一端を固定し、このレバー21の他端部分と押え部材14との間にピン23により連結した連結棒22を介して、押え部材14を往復運動させる構成としてもよい。
【0018】
アクチュエータ15と可動側の把持部材12との間に、必ずしも弾性部材13を介在させる必要はない。弾性部材13を介在させないとき、その制御は、2位置制御ではなく、アクチュエータ15に作用する電磁力、空気圧、または油圧を調整し、アクチュエータ15から可動側の把持部材12に伝わる力を比例制御すればよい。しかし、アクチュエータ15と把持部材12との間に弾性部材13を介在させるほうが緯糸2の把持にともなう瞬間的な衝撃を吸収することができるので、緯糸2にかかる負担が軽減でき、好ましい実施例となる。
【0019】
図4は、ソレノイドあるいはモータによるアクチュエータ15により出力軸16を2位置制御するときの制御系を示す。制御装置20は、所定の製織条件の因子Aまたは因子Bを指定する信号を受け、織機の主軸モータ24に連結されたエンコーダ25から出力される織機回転角度θを入力として、所定の角度でアクチュエータ15にオンまたはオフ信号を発する。そこで、アクチュエータ15は、オンまたはオフ信号を受けて、出力軸16を因子Aに対応する位置または因子Bに対応する位置に移動させる。
【0020】
つぎに、図5は、アクチュエータ15として単動式空気圧シリンダを制御する例を示す。この場合、アクチュエータ15に空気供給源26、調圧弁27および電磁式給気弁28を介してアクチュエータ15に給気が行われ、また電磁式排気弁29によって排気が行われるようになっている。制御装置20から電磁式供給弁26および電磁式排気弁29にオンまたはオフの信号が発せられと、アクチュエータ15は、圧力空気の給気と排気とにより、出力軸16を因子Aに対する位置または因子Bに対する位置に移動させる。
【0021】
空気圧シリンダは、単動式すなわち1個の空気圧供給ポートで前進または後退方向に動作し、圧力空気を排気すると内蔵されたスプリング力によって原点に復帰する形式のシリンダであるが、それに限らず、複動シリンダすなわち2個の空気圧供給ポートで交互に圧力空気を供給・排気することで、前進または後退させるという形式のものを用いれば、単動シリンダよりも確実な位置制御ができる。
【0022】
【具体例2】
図6は、ブラケット17に対して押え棒30を一対の把持部材11、12の接離方向に移動自在に設け、押え棒30を押え部材14に連結し、さらに上端部分で上縁に傾斜カム面を有するカム18を一体的に形成し、そのカム18の傾斜カム面に接する位置にカムローラ19を固定軸31に回転自在に取り付けた例である。ここで、カム18およびカムローラ19は、弾性力調整手段32を構成している。
【0023】
布移動式のパイル織機において、緯糸把持装置10のブラケット17は、布移動させる部材に連結されており、布移動にともない、ルーズピック時の位置とファーストピック時の位置とを移動可能な状態で取り付けられる。一方、固定軸31は、布移動に関係なく、常に一定の位置に保持されている。
【0024】
製織時に、布移動にともなって、緯糸把持装置10のブラケット17が布移動方向に変位すると、カム18の傾斜カム面に対するカムローラ19の接触位置が異なるため、押え棒30は、弾性部材13に対する圧縮力を増減させる。このため、弾性部材13は、ルーズピック時の位置で縮み、ファーストピック時の位置で伸びる。したがって、ルーズピック時の位置のほうがファーストピック時の位置よりも強い把持力となる。この例によれば、緯糸把持装置10のブラケット17の移動にともない、弾性力調整手段32よって、押え部材14が弾性部材13の弾力を加減する方向に移動するため、電気的な制御は、不要であり、把持動作は、布移動と確実に同期する。
【0025】
【具体例3】
図7ないし図11は、布移動式のパイル織機において、緯糸把持装置10の全体を布移動とともに移動させ、弾性部材13の弾性力を変更しないで、ルーズピック時の位置での緯糸2に対する把持力とファーストピック時の位置での緯糸2に対する把持力とを相違させる具体例を示している。
【0026】
図7の例は、把持部材11の把持面34と把持部材12の把持面35との接触面において、ファーストピック時に、緯糸2を把持する位置つまり緯糸把持部Fにわずかな隙間を設けている。このようにすれば、緯糸2が把持部材11の把持面34と把持部材12の把持面35との接触面において、同じ弾性力で挟まれても、ファーストピック時の緯糸2が把持される緯糸把持部Fのほうがルーズピック時の緯糸2が把持される位置つまり緯糸把持部Lよりも小さな把持力を受けるようにすることができる。なお、押え部材14は、ナット33によりブラケット17に固定されている。
【0027】
また図8に示すように、把持部材11の把持面34および把持部材12の把持面35において、ファーストピック時の緯糸把持部Fの断面形状が平面であるのに対し、ルーズピック時の緯糸把持部Lの断面形状を変えて、緯糸2の屈折が大きくなるように、またはローレット状の凹凸面にして、摩擦が大きくなるような面にすることによって、緯糸把持部Lの部分での把持力を緯糸把持部Fよりも大きくすることができる。なお、これらは、一例であるから、他にも緯糸把持部Fの材質と緯糸把持部Lの材質とを変えて、両者の材質の摩擦係数の違いを利用して、摩擦力による把持力を変えるなどの手段を講じることもできる。
【0028】
さらに図9のように、ファーストピック時の緯糸把持部Fでの把持力とルーズピック時の緯糸把持部Lでの把持力と各々異なる大きさに設定するために、可動側の把持部材12を経糸方向に沿って複数例えば2つ設け、ルーズピック時の緯糸把持部Lでの把持部材12、ファーストピック時の緯糸把持部Fでの把持部材12ごとに弾性力の異なる弾性部材13を設ける手段もある。なお、把持部材12は、図示のように、2つに分割されているほうがより効果的であるが、必ずしも分割されていなくても、1つの把持部材12に弾性力の異なる2またはそれ以上の弾性部材13を経糸方向に沿って設ければ、ファーストピック時の緯糸把持部Fでの把持力とルーズピック時の緯糸把持部Lでの把持力とをそれぞれ異なる大きさに設定できる。
【0029】
しかし、図9の場合、ファーストピック時の緯糸把持部Fで把持される緯糸2は、必ずルーズピック時の緯糸把持部Lを通過しなければならず、緯糸把持部Lでの強い把持力により通過しにくいことも予測される。そこで、図10に示すように、例えば緯糸把持部Lに作用する弾性力をソレノイドなどのアクチュエータ15により可変として、ファーストピック時の弾性力を緩めるようにすれば、上記の問題は解決される。もちろん、図11に見られるように2つの把持部材12は、アクチュエータ15により、それぞれ独立に制御することもできる。これによれば、ファーストピック時とボーダー糸等、他カラーの緯糸2とで、アクチュエータ15の弾性部材13を押す力またはストロークを変更することで、糸種、製織条件に最適な把持力を与えることができる。なお、図7ないし図11で示す例は、緯糸把持装置10のブラケット17を固定して、筬打ち点移動式のパイル織機にも適用できる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、製織中に、緯糸把持装置の把持力を製織条件の変化に応じて変更可能にすることで、異種異番手の緯糸の製織時において、織布の給糸側の織り端部分の緩みを防止し、織布品質を向上することができる。
【0031】
特に、請求項1の構成よれば、製織中に、アクチュエータによって適切な把持力に設定でき、またアクチュエータの動作タイミングの設定によって、把持力の作用期間が任意に設定できるため、製織中のあらゆる製織条件に対して柔軟に対応できる。
【0032】
また、請求項2によれば、請求項1の効果の他に、弾性部材が把持力の急変を緩和するため、緯糸にかかる負担が軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 断片織機に本発明の緯糸把持装置を組み込んだ状態の平面図である。
【図2】 具体例1による緯糸把持装置の一部断面側面図である。
【図3】 具体例1による緯糸把持装置の一部断面側面図である。
【図4】 具体例1による制御装置のブロック線図である。
【図5】 具体例1による制御装置のブロック線図である。
【図6】 具体例2による緯糸把持装置の一部断面側面図である。
【図7】 具体例3による緯糸把持装置の一部断面側面図である。
【図8】 具体例3による一対の把持部材の把持面の断面図である。
【図9】 具体例3による緯糸把持装置の一部断面側面図である。
【図10】 具体例3による緯糸把持装置の一部断面側面図である。
【図11】 具体例3による緯糸把持装置の一部断面側面図である。
【符号の説明】
1 断片織機
2 緯糸
3 緯入れノズル
4 経糸
5 筬
6 織り口
7 織布
8 緯糸切断装置
9 開口
10 緯糸把持装置
11 把持部材
12 把持部材
13 弾性部材
14 押え部材
15 アクチュエータ
16 出力軸
17 ブラケット
18 カム
19 カムローラ
20 制御装置
21 レバー
22 連結棒
23 ピン
24 主軸モータ
25 エンコーダ
26 空気供給源
27 調圧弁
28 電磁式給気弁
29 電磁式排気弁
30 押え棒
31 固定軸
32 弾性力調整手段
33 ナット
34 把持面
35 把持面

Claims (2)

  1. 断片織機の給糸側で、筬打ち後の緯糸を切断する緯糸切断装置と織布の給糸側の織り端との間に、経糸方向で緯糸の移動軌跡上に沿って緯糸把持用の一対の把持部材を設置し、この把持部材に把持力加減用のアクチュエータを連結し、このアクチュエータに制御装置を接続してなり、
    製織中に、製織される織物の密度又は組織に応じて制御装置によりアクチュエータを駆動し、一対の把持部材の間に作用する緯糸の把持力を調整する、
    ことを特徴とする緯糸把持装置。
  2. 断片織機の給糸側で、筬打ち後の緯糸を切断する緯糸切断装置と織布の給糸側の織り端との間に、経糸方向で緯糸の移動軌跡上に沿って緯糸把持用の一対の把持部材を設置し、この把持部材に弾性部材を介して把持力加減用のアクチュエータを連結し、このアクチュエータに制御装置を接続してなり、
    製織中に、製織される織物の密度又は組織に応じて制御装置によりアクチュエータを駆動し、弾性部材の弾性力を増減させて、一対の把持部材の間に作用する緯糸の把持力を調整する、
    ことを特徴とする緯糸把持装置。
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