JP3985823B2 - 電気湯沸かし器 - Google Patents

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本発明は、容器内に収容した液体を加熱、保温し、器体外へ導出する電気湯沸かし器に関するものである。
従来、この種の電気湯沸かし器の印加電圧と吐出量の関係は、図11に示すように、いかなる状態においても電動ポンプを駆動する電源は所定の電圧を印加して、少し遅れて容器内の液体を出湯経路を通して一定の吐出量を得るものであった。
しかしながら、前記従来の構成では、一定の電圧を電動ポンプに印加するものであるため、湯沸かし終了直後の沸騰状態ではポンプ内は気泡で充満し、出湯開始時の吐出量が通常時の吐出量より減少するという問題があった。
本発明は上記従来の問題を解決するもので、湯沸かし沸騰直後の出湯時にも、通常時の吐出量を確保し、安定した出湯性能を有する電気湯沸かし器の提供をすることを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電気湯沸かし器は出湯手段である電動ポンプの駆動電圧を通常の出湯操作時には出湯のレスポンスを早くすべく始動電圧を一定時間印加して、その後通常出湯電圧まで下げ、湯沸かし終了後の所定時間以内に出湯操作を行う時には前記電動ポンプ内の気泡を排出すべく通常の出湯操作時よりも、前記始動電圧及び前記通常出湯電圧をそれぞれ増加させる出湯制御を行うものである。
これにより始動電圧印加中に電動ポンプ内の湯の中の気泡は液体と同時に強制的に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時でも通常時の吐出量が確保でき、安定した出湯性能を有する電気湯沸かし器を提供することができる。
以上のように、本発明によれば、湯沸かし中・沸騰中・沸騰直後・保温中のいずれの場合でも、気泡による吐出量の低下を抑制し、出湯性能を向上させることができる。また、出湯開始時の反応を高めることによって優れた出湯性能を生み出すことができる。
請求項1に記載の発明は、液体を収容する容器と、前記容器内の液体を前記容器外へ吐出させる出湯経路を有する出湯手段と、前記容器内の液体を加熱する加熱手段と、操作手段と、前記操作手段により前記出湯手段に印加する電圧と前記電圧を印加する時間を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は通常の出湯操作時には出湯のレスポンスを早くすべく始動電圧を一定時間印加して、その後通常出湯電圧まで下げ、さらに湯沸かし終了後の所定時間以内に前記出湯操作を行う時には前記電動ポンプ内の気泡を排出すべく前記通常の出湯操作時よりも、前記始動電圧及び前記通常出湯電圧をそれぞれ増加させる出湯制御を行うことにより、始動電圧印加中に電動ポンプ内の気泡が液体と同時に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、安定した出湯性能が得られる。
さらに、制御手段は、湯沸かし終了からの経過時間に応じて始動電圧を変化する出湯制御を行うことにより、始動電圧印加中に電動ポンプ内の気泡が液体と同時に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、安定した出湯性能が得られる。
請求項2に記載の発明は、制御手段は、通常の出湯操作時には出湯のレスポンスを早くすべく所定時間内は始動電圧を一定時間印加して、その後通常出湯電圧まで下げ、さらに湯沸かし終了後の所定時間以内に前記出湯操作を行う時には前記電動ポンプ内の気泡を排出すべく前記通常の出湯操作時よりも、前記始動電圧のみを増加させる出湯制御を行うことにより、始動電圧印加中に電動ポンプ内の気泡が液体と同時に排出され湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、安定した出湯性能が得られる。
さらに、制御手段は、湯沸かし終了からの経過時間に応じて始動電圧を変化する出湯制御を行うことにより、始動電圧印加中に電動ポンプ内の気泡が液体と同時に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、安定した出湯性能が得られる。
請求項3に記載の発明は、制御手段は、通常の出湯操作時には出湯のレスポンスを早くすべく所定時間内は始動電圧を一定時間印加して、その後通常出湯電圧まで下げ、さらに湯沸かし終了後の所定時間以内に前記出湯操作を行う時には前記電動ポンプ内の気泡を排出すべく前記通常の出湯操作時よりも、前記始動電圧を印加する時間を増加させる出湯制御を行うことにより、始動電圧印加中に電動ポンプ内の気泡が液体と同時に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、安定した出湯性能が得られる。
さらに、制御手段は、湯沸かし終了からの経過時間に応じて始動電圧を変化する出湯制御を行うことにより、始動電圧印加中に電動ポンプ内の気泡が液体と同時に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、安定した出湯性能が得られる。
請求項に記載の発明は、液体を収容する容器と、前記容器内の液体を前記容器外へ吐出させる出湯経路を有する出湯手段と、前記容器内の液体を加熱する加熱手段と、操作手段と、前記操作手段により前記出湯手段に印加する電圧と前記電圧を印加する時間を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は通常の出湯操作時には出湯のレスポンスを早くすべく始動電圧を一定時間印加して、その後通常出湯電圧まで下げ、さらに湯沸かし終了後の所定時間以内に前記出湯操作を行う時には前記電動ポンプ内の気泡を排出すべく前記通常の出湯操作時よりも、前記始動電圧及び前記通常出湯電圧をそれぞれ増加させる出湯制御を行うことにより、始動電圧印加中に電動ポンプ内の気泡が液体と同時に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、安定した出湯性能が得られる。
さらに、制御手段は、湯沸かし終了からの経過時間に応じて始動電圧の印加時間を変化する出湯制御を行うことにより、始動電圧印加中に電動ポンプ内の気泡が液体と同時に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、安定した出湯性能が得られる。
請求項に記載の発明は、制御手段は、通常の出湯操作時には出湯のレスポンスを早くすべく所定時間内は始動電圧を一定時間印加して、その後通常出湯電圧まで下げ、さらに湯沸かし終了後の所定時間以内に前記出湯操作を行う時には前記電動ポンプ内の気泡を排出すべく前記通常の出湯操作時よりも、前記始動電圧のみを増加させる出湯制御を行うことにより、始動電圧印加中に電動ポンプ内の気泡が液体と同時に排出され湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、安定した出湯性能が得られる。
さらに、制御手段は、湯沸かし終了からの経過時間に応じて始動電圧の印加時間を変化する出湯制御を行うことにより、始動電圧印加中に電動ポンプ内の気泡が液体と同時に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、安定した出湯性能が得られる。
請求項に記載の発明は、制御手段は、通常の出湯操作時には出湯のレスポンスを早くすべく所定時間内は始動電圧を一定時間印加して、その後通常出湯電圧まで下げ、さらに湯沸かし終了後の所定時間以内に前記出湯操作を行う時には前記電動ポンプ内の気泡を排出すべく前記通常の出湯操作時よりも、前記始動電圧を印加する時間を増加させる出湯制御を行うことにより、始動電圧印加中に電動ポンプ内の気泡が液体と同時に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、安定した出湯性能が得られる。
さらに、制御手段は、湯沸かし終了からの経過時間に応じて始動電圧の印加時間を変化する出湯制御を行うことにより、始動電圧印加中に電動ポンプ内の気泡が液体と同時に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、安定した出湯性能が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図10を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について図1、図2を参照しながら説明する。図1は本実施の形態の電気湯沸かし器の構成を説明する構成図である。図において、容器1に収容されている液体2は加熱手段5により加熱され出湯経路4と連通する出湯手段である電動ポンプ3により出湯経路4を通過し容器1外へ吐出される。電動ポンプ3は、操作手段8からの出湯操作により電源7を制御手段6で制御して電源ポンプ3を駆動する。この時の電圧と時間により、吐出量が決定される。
図2は本実施の形態のタイムチャートを示したものである。湯沸かし終了直後から所定時間tの間に出湯操作を行うと、制御手段6により電源7を制御し、通常出湯電圧V1(本実施の形態では5V)以上の始動電圧V2(本実施の形態では6V)を一定時間(本実施の形態では2秒)印加して、電動ポンプ3を駆動して出湯させる。以上のような構成であれば、始動電圧V2印加中に電動ポンプ3内の気泡が液体2と同時に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、また通常出湯電圧V1は一定であるため安定した出湯性能が得られる。このとき始動電圧V2は気泡が確実に排出する電圧でなければならない。また始動電圧V2は液体が吐出するよりも早くに通常出湯電圧V1に変化しなければならない。本実施の形態は湯沸かし終了直後に限定して始動電圧V2を発生させているが湯沸かし中及び保温中でも同様の効果が得られる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について図3を参照しながら説明する。なお、本実施の形態の電気湯沸かし器の主要構成は実施の形態1と同じであるため説明は省略する。
図3は本実施の形態のタイムチャートを示したものである。通常の出湯操作では通常出湯電圧V3(本実施の形態では4V)以上の始動電圧V4(本実施の形態では5V)を一定時間(本実施の形態では2秒)印加する。湯沸かし終了直後から所定時間tの間に出湯操作を行うと、通常出湯電圧V5(本実施の形態では5.5V)以上の始動電圧V6(本実施の形態では6.5V)を2秒間印加し、電動ポンプ3を駆動して出湯させる。以上のような構成であれば、湯沸かし終了直後は始動電圧V6印加中に電動ポンプ3内の気泡が液体2と同時に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく安定した出湯性能が得られる。また常に始動電圧が通常出湯電圧より高いため出湯のレスポンスが早い効果も得られる。このとき始動電圧V6は気泡が確実に排出する電圧でなければならない。また始動電圧V4・V6は液体が吐出するよりも早くに通常出湯電圧V3・V5に変化しなければならない。本実施の形態は湯沸かし終了直後に限定して始動電圧V6を発生させているが湯沸かし中でも同様の効果が得られる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3について図4を参照しながら説明する。なお、本実施の形態に示す電気湯沸かし器の主要構成は実施の形態1と同じであるため説明は省略する。
図4は本実施の形態のタイムチャートを示したものである。湯沸かし終了直後から所定時間tの間に出湯操作を行うと、制御手段6により電源7を制御し、通常出湯電圧V7(本実施の形態では5V)以上の始動電圧V9(本実施の形態では7V)を一定時間(本実施の形態では2秒)印加し、以降は始動電圧V8(本実施の形態では6V)を一定時間印加して、電動ポンプ3を駆動して出湯させる。以上のような構成であれば、始動電圧V9印加中に電動ポンプ3内の気泡が液体2と同時に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、また通常出湯電圧V7は一定であるため安定した出湯性能が得られる。このとき始動電圧V9は気泡が確実に排出する電圧でなければならない。また始動電圧V9は液体が吐出するよりも早くに通常出湯電圧V7に変化しなければならない。本実施の形態は湯沸かし終了直後に限定して始動電圧V9を発生させているが湯沸かし中の出湯時でも同様の効果が得られる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4について図5を参照しながら説明する。なお、本実施の形態に示す電気湯沸かし器の主要構成は実施の形態1と同じであるため説明は省略する。
図5は本実施の形態のタイムチャートを示したものである。湯沸かし終了直後から所定時間tの間に出湯操作を行うと、制御手段6により電源7を制御し、通常出湯電圧V10(本実施の形態では5V)以上の始動電圧V11(本実施の形態では7V)を一定時間(本実施の形態では3秒)印加し、所定時間t以降の時は始動電圧V11を一定時間(本実施の形態では2秒)印加し、電動ポンプ3を駆動して出湯させる。以上のような構成であれば、始動電圧V11を印加中の3秒間に電動ポンプ3内の気泡が液体2と同時に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、また通常出湯電圧V10は一定であるため安定した出湯性能が得られる。このとき始動電圧V11は気泡が確実に排出する電圧でなければならない。また3秒間は液体が吐出するよりも短くしなければならない。本実施の形態は湯沸かし中の動作時にでも同様の効果が得られる。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5について図6を参照しながら説明する。なお、本実施の形態に示す電気湯沸かし器の主要構成は実施の形態1と同じであるため説明は省略する。
図6は本実施の形態のタイムチャートを示したものである。湯沸かし終了直後から所定時間tの間に出湯操作を行うと制御手段6により電源7を制御し、通常出湯電圧V12(本実施の形態では5V)以上の始動電圧V13(本実施の形態では7V)を一定時間(本実施の形態では2秒)印加して、さらに始動電圧V13以下である駆動電圧V14(本実施の形態では6V)を一定時間(本実施の形態では2秒)印加して、電動ポンプ3を駆動することで出湯させる。これにより始動電圧V13印加中の2秒間及び駆動電圧V14印加中の2秒間で電動ポンプ3内の気泡が液体2と同時に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、安定した出湯性能が得られる。本実施の形態は電圧を3段階で変化させているが状況に応じて変化の回数は増加させてもかまわない。また本実施の形態は湯沸かし中のポンプ動作時にでも同様の効果が得られる。
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6について図7を参照しながら説明する。なお、本実施の形態に示す電気湯沸かし器の主要構成は実施の形態1と同じであるため説明は省略する。
図7(a)(b)は本実施の形態のタイムチャートを示したものである。湯沸かし終了直後から所定時間tの間に出湯操作を行うと制御手段6により電源7を制御し、通常出湯電圧V14(本実施の形態では5V)以上で、経過時間に応じて図7(a)のように変化させた最大始動電圧V15から最低始動電圧V14を一定時間(本発明では2秒)印加して、電動ポンプ3を駆動することで出湯させる。これにより始動電圧V15印加中の2秒間で電動ポンプ3内の気泡が液体2と同時に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、効率よく安定した出湯性能が得られる。始動電圧V15と経過時間の関係は段階的もしくは無段階的のどちらでもかまわない。
(実施の形態7)
本発明の実施の形態7について図8を参照しながら説明する。なお、本実施の形態に示す電気湯沸かし器の主要構成は実施の形態1と同じであるため説明は省略する。
図8(a)(b)は本実施の形態のタイムチャートを示したものである。湯沸かし終了直後から所定時間の間に出湯操作を行うと制御手段6により電源7を制御し、通常出湯電圧V16(本実施の形態では5V)以上の始動電圧V17(本実施の形態では6V)を経過時間tに応じて図8(a)のように変化させた所定時間T印加し、電動ポンプ3を駆動することで出湯させる。これにより経過時間t1経過後は始動電圧V17印加中の所定時間T1で電動ポンプ3内の気泡が液体2と同時に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、効率よく安定した出湯性能が得られる。一定時間と所定時間の関係は段階的もしくは無段階的のどちらでもかまわない。また本実施の形態は湯沸かし中のポンプ動作時にでも同様の効果が得られる。
(実施の形態8)
本発明の実施の形態8について図9を参照しながら説明する。なお、本実施の形態に示す電気湯沸かし器の主要構成は実施の形態1と同じであるため説明は省略する。
図9は本実施の形態のタイムチャートを示したものである。湯沸かし終了直後から所定時間の間に出湯操作を行うと制御手段6により電源7を制御し、通常出湯電圧V18(本実施の形態では5V)以上の始動電圧V19(本実施の形態では6V)を所定時間印加してその後電源停止時間sの後、通常出湯電圧V18を印加し、電動ポンプ3を駆動することで出湯させる。これにより始動電圧V19印加中の一定時間及び電源停止時間s間で電動ポンプ3内の気泡が液体2と同時に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、効率よく安定した出湯性能が得られる。また本実施の形態は湯沸かし中のポンプ動作時にでも同様の効果が得られる。また電源停止時間sの間は0Vでなく通常出湯電圧V18以下でも同様の効果が得られる。
(実施の形態9)
本発明の実施の形態9について図10を参照しながら説明する。なお、本実施の形態に示す電気湯沸かし器の主要構成は実施の形態1と同じであるため説明は省略する。
図10は本実施の形態のタイムチャートを示したものである。湯沸かし終了直後から所定時間tの間に出湯操作を行うと制御手段6により電源7を制御し、通常出湯電圧V20(本実施の形態では5V)以上の始動電圧V21(本実施の形態では6V)を所定時間印加し、その後電源の停止時間sの後、調整時間内(本実施の形態では5秒)の間で1秒間に1V上昇させた電圧を順に印加し電動ポンプ3を駆動して出湯させる。これにより始動電圧V21印加中の一定時間及び電源停止時間sの間で電動ポンプ3内の気泡が液体2と同時に排出され、湯沸かし終了直後の出湯時にも通常の吐出量より減少することなく、効率よく安定した出湯性能が得られる。なお後調整時間内5秒内の出湯電圧は任意に変更が可能である。
以上説明した全ての実施の形態では湯沸かし中のポンプ動作時にでも同様の効果が得られる。また電動ポンプの制御は電源の電流、周波数、機械的負荷により行っても同様の効果が得られる。また始動電圧は一般的な突入電流のようなものと異なり意図的に発生させているものである。
以上のように、本発明にかかる電気湯沸かし器は、湯沸かし中・沸騰中・沸騰直後・保温中のいずれの場合でも、吐出量の低下を抑制し、出湯性能を向上させることができるので、液体を加熱し、器体外へ導出する電気湯沸かし器に適用できる。
本発明の実施の形態における電気湯沸かし器の構成を説明する構成図 本発明の実施の形態1における電気湯沸かし器のタイムチャート 本発明の実施の形態2における電気湯沸かし器のタイムチャート 本発明の実施の形態3における電気湯沸かし器のタイムチャート 本発明の実施の形態4における電気湯沸かし器のタイムチャート 本発明の実施の形態5における電気湯沸かし器のタイムチャート (a)本発明の実施の形態6における電気湯沸かし器の印加電圧と湯沸かし終了からの経過時間との関係図(b)同、タイムチャート (a)本発明の実施の形態7における電気湯沸かし器の始動電圧印加時間と湯沸かし終了からの経過時間との関係図(b)同、タイムチャート 本発明の実施の形態8における電気湯沸かし器のタイムチャート 本発明の実施の形態9における電気湯沸かし器のタイムチャート 従来の電気湯沸かし器のタイムチャート
符号の説明
1 容器
3 電動ポンプ(出湯手段)
4 出湯経路
5 加熱手段
6 制御手段
8 操作手段

Claims (6)

  1. 液体を収容する容器と、前記容器内の液体を前記容器外へ吐出させる出湯経路を有する出湯手段と、前記容器内の液体を加熱する加熱手段と、操作手段と、前記操作手段により前記出湯手段である電動ポンプに印加する電圧と前記電圧を印加する時間を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は通常の出湯操作時には出湯のレスポンスを早くすべく始動電圧を一定時間印加して、その後通常出湯電圧まで下げ、さらに湯沸かし終了後の所定時間以内に前記出湯操作を行う時には前記電動ポンプ内の気泡を排出すべく前記通常の出湯操作時よりも、前記始動電圧及び前記通常出湯電圧をそれぞれ増加させ、湯沸かし終了からの経過時間に応じて前記始動電圧を変化する出湯制御を行う電気湯沸かし器。
  2. 液体を収容する容器と、前記容器内の液体を前記容器外へ吐出させる出湯経路を有する出湯手段と、前記容器内の液体を加熱する加熱手段と、操作手段と、前記操作手段により前記出湯手段である電動ポンプに印加する電圧と前記電圧を印加する時間を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は通常の出湯操作時には出湯のレスポンスを早くすべく所定時間内は始動電圧を一定時間印加して、その後通常出湯電圧まで下げ、さらに湯沸かし終了後の所定時間以内に前記出湯操作を行う時には前記電動ポンプ内の気泡を排出すべく前記通常の出湯操作時よりも、前記始動電圧のみを増加させ、湯沸かし終了からの経過時間に応じて前記始動電圧を変化する出湯制御を行う電気湯沸かし器。
  3. 液体を収容する容器と、前記容器内の液体を前記容器外へ吐出させる出湯経路を有する出湯手段と、前記容器内の液体を加熱する加熱手段と、操作手段と、前記操作手段により前記出湯手段である電動ポンプに印加する電圧と前記電圧を印加する時間を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は通常の出湯操作時には出湯のレスポンスを早くすべく所定時間内は始動電圧を一定時間印加して、その後通常出湯電圧まで下げ、さらに湯沸かし終了後の所定時間以内に前記出湯操作を行う時には前記電動ポンプ内の気泡を排出すべく前記通常の出湯操作時よりも、前記始動電圧を印加する時間を増加させ、湯沸かし終了からの経過時間に応じて前記始動電圧を変化する出湯制御を行う電気湯沸かし器。
  4. 液体を収容する容器と、前記容器内の液体を前記容器外へ吐出させる出湯経路を有する出湯手段と、前記容器内の液体を加熱する加熱手段と、操作手段と、前記操作手段により前記出湯手段である電動ポンプに印加する電圧と前記電圧を印加する時間を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は通常の出湯操作時には出湯のレスポンスを早くすべく始動電圧を一定時間印加して、その後通常出湯電圧まで下げ、さらに湯沸かし終了後の所定時間以内に前記出湯操作を行う時には前記電動ポンプ内の気泡を排出すべく前記通常の出湯操作時よりも、前記始動電圧及び前記通常出湯電圧をそれぞれ増加させ、湯沸かし終了からの経過時間に応じて前記始動電圧の印加時間を変化する出湯制御を行う電気湯沸かし器。
  5. 液体を収容する容器と、前記容器内の液体を前記容器外へ吐出させる出湯経路を有する出湯手段と、前記容器内の液体を加熱する加熱手段と、操作手段と、前記操作手段により前記出湯手段である電動ポンプに印加する電圧と前記電圧を印加する時間を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は通常の出湯操作時には出湯のレスポンスを早くすべく所定時間内は始動電圧を一定時間印加して、その後通常出湯電圧まで下げ、さらに湯沸かし終了後の所定時間以内に前記出湯操作を行う時には前記電動ポンプ内の気泡を排出すべく前記通常の出湯操作時よりも、前記始動電圧のみを増加させ、湯沸かし終了からの経過時間に応じて前記始動電圧の印加時間を変化する出湯制御を行う電気湯沸かし器。
  6. 液体を収容する容器と、前記容器内の液体を前記容器外へ吐出させる出湯経路を有する出湯手段と、前記容器内の液体を加熱する加熱手段と、操作手段と、前記操作手段により前記出湯手段である電動ポンプに印加する電圧と前記電圧を印加する時間を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は通常の出湯操作時には出湯のレスポンスを早くすべく所定時間内は始動電圧を一定時間印加して、その後通常出湯電圧まで下げ、さらに湯沸かし終了後の所定時間以内に前記出湯操作を行う時には前記電動ポンプ内の気泡を排出すべく前記通常の出湯操作時よりも、前記始動電圧を印加する時間を増加させ、湯沸かし終了からの経過時間に応じて前記始動電圧の印加時間を変化する出湯制御を行う電気湯沸かし器。
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