JP3985806B2 - 地図表示方法、地図表示システム、地図情報サーバ及びプログラム - Google Patents

地図表示方法、地図表示システム、地図情報サーバ及びプログラム Download PDF

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本発明はユーザが携帯する携帯端末に地図を表示する地図表示技術に関し、特に、ランドマークを利用して道案内を行う地図表示技術に関する。
従来からユーザが携帯する携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistans)等の携帯端末に、現在位置周辺の地図を表示し、道案内を行うということが行われている。その際、ユーザの進行方向が地図上ではどの方向になるのかを分かりやすくするため、ランドマークとなるビル、駅なども地図上に表示するということが一般的に行われている(例えば、特許文献1、2、3参照)。
特許文献1には、リアルなランドマークを、道路との位置関係を正確に保って表示する技術が記載され、特許文献2には、ユーザが選択したジャンルに属するランドマークを地図上に表示する技術が記載され、特許文献3には、携帯端末において最新のランドマークを地図上に表示ために、プロバイダから最新のランドマーク情報を取得する技術が記載されている。
特開2001−311624号公報 特開2002−116048号公報 特開2003−247837号公報
ところで、携帯電話機などのような表示部の面積が小さい携帯端末に地図を表示する場合は、地図を見やすいものにするため、縮尺の小さな地図(拡大地図)を表示するということが一般的に行われている。しかし、拡大地図を表示した場合には、狭いエリアしか表示されないため、地図上にランドマークが表示されない可能性が高くなる。このため、ユーザが自身の進行方向と地図上の方向との対応関係を認識することが難しくなる場合があった。このような問題点については、特許文献1〜3には全く記載されていない。
そこで、本発明の目的は、見やすい拡大地図を表示することにより、ランドマークが地図上に表示されなくなった場合であっても、ユーザが、地図上のどの方向にランドマークが存在するのかを認識できるようにすることにある。
本発明にかかる地図表示方法は、
携帯端末が、地図情報サーバに対して自端末の現在位置を含む周辺地図要求を送信する周辺地図要求送信ステップと、
前記地図情報サーバが、前記携帯端末から周辺地図要求が送られてきたとき、前記周辺地図要求中の現在位置周辺の、所定の尺度の周辺地図上にランドマークが含まれていない場合は、ランドマーク情報記憶部が登録する各ランドマークの位置、サイズ、色および発光物の有無と、前記携帯端末の現在位置と、現在時刻(又は天気情報)とに基づいて、前記携帯端末のユーザから目視可能なランドマークが存在するか否かを判断し、存在する場合には、前記ユーザから目視可能なランドマークの方向を示す矢印を周辺地図上に表示するための矢印表示情報と、前記周辺地図とを前記携帯端末に送信し、存在しない場合には、前記予め定められている各ランドマークの中から、前記携帯端末の現在位置との間の距離が短いランドマークを優先的に選択し、該選択したランドマークの方向を示す矢印を周辺地図上に表示するための矢印表示情報と、前記周辺地図とを前記携帯端末に送信する周辺地図送信ステップと、
前記携帯端末が、前記地図情報サーバから矢印表示情報と周辺地図とが送られてきたとき、前記周辺地図を表示部に表示すると共に、前記矢印表示情報に従ってランドマーク方向を示す矢印を表示する周辺地図表示ステップとを含むことを特徴とする。
本発明にかかる地図表示システムは、
携帯端末と地図情報サーバとを含む地図表示システムにおいて、
前記携帯端末が、
自端末の現在位置を含む周辺地図要求を前記地図情報サーバに送信し、該周辺地図要求に応答して前記地図情報サーバから周辺地図とランドマーク方向を示す矢印を表示するための矢印表示情報とが送られてきた場合、前記周辺地図を表示部に表示すると共に、前記周辺地図上に前記現在位置とランドマーク方向を示す矢印とを表示する周辺地図表示処理部を備え、
前記地図情報サーバが、
予め定められている各ランドマークの位置、サイズ、色および発光物の有無が登録されたランドマーク情報記憶部と、
前記携帯端末から周辺地図要求が送られてきたとき、前記周辺地図要求中の現在位置周辺の、所定の尺度の周辺地図上にランドマークが含まれていない場合は、前記ランドマーク情報記憶部が登録する各ランドマークの位置、サイズ、色および発光物の有無と、前記携帯端末の現在位置と、現在時刻(又は天気情報)とに基づいて、前記携帯端末のユーザから目視可能なランドマークが存在するか否かを判断し、存在する場合には、前記ユーザから目視可能なランドマークの方向を示す矢印を周辺地図上に表示するための矢印表示情報と、前記周辺地図とを前記携帯端末に送信し、存在しない場合には、前記予め定められている各ランドマークの中から、前記携帯端末の現在位置との間の距離が短いランドマークを優先的に選択し、該選択したランドマークの方向を示す矢印を周辺地図上に表示するための矢印表示情報と、前記周辺地図とを前記携帯端末に送信する周辺地図要求処理部とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる地図情報サーバは、
予め定められている各ランドマークの位置、サイズ、色および発光物の有無が登録されたランドマーク情報記憶部と、
携帯端末から該携帯端末の現在位置を含む周辺地図要求が送られてきたとき、前記周辺地図要求中の現在位置周辺の、所定の尺度の周辺地図上にランドマークが含まれていない場合は、ランドマーク情報記憶部が登録する各ランドマークの位置、サイズ、色および発光物の有無と、前記携帯端末の現在位置と、現在時刻(又は天気情報)とに基づいて、前記携帯端末のユーザから目視可能なランドマークが存在するか否かを判断し、存在する場合には、前記ユーザから目視可能なランドマークの方向を示す矢印を周辺地図上に表示するための矢印表示情報と、前記周辺地図とを前記携帯端末に送信し、存在しない場合には、前記予め定められている各ランドマークの中から、前記携帯端末の現在位置との間の距離が短いランドマークを優先的に選択し、該選択したランドマークの方向を示す矢印を周辺地図上に表示するための矢印表示情報と、前記周辺地図とを前記携帯端末に送信する周辺地図要求処理部とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかるプログラムは、
予め定められている各ランドマークの位置、サイズ、色および発光物の有無が登録されたランドマーク情報記憶部を備えたコンピュータを、
携帯端末から該携帯端末の現在位置を含む周辺地図要求が送られてきたとき、前記周辺地図要求中の現在位置周辺の、所定の尺度の周辺地図上にランドマークが含まれていない場合は、ランドマーク情報記憶部が登録する各ランドマークの位置、サイズ、色および発光物の有無と、前記携帯端末の現在位置と、現在時刻(又は天気情報)とに基づいて、前記携帯端末のユーザから目視可能なランドマークが存在するか否かを判断し、存在する場合には、前記ユーザから目視可能なランドマークの方向を示す矢印を周辺地図上に表示するための矢印表示情報と、前記周辺地図とを前記携帯端末に送信し、存在しない場合には、前記予め定められている各ランドマークの中から、前記携帯端末の現在位置との間の距離が短いランドマークを優先的に選択し、該選択したランドマークの方向を示す矢印を周辺地図上に表示するための矢印表示情報と、前記周辺地図とを前記携帯端末に送信する周辺地図要求処理部として機能させる。
本発明にかかる地図表示方法、地図表示システム、地図情報サーバ、およびプログラムは、携帯端末の表示部に表示する周辺地図上にランドマークが存在しない場合、ランドマーク情報記憶部が登録する各ランドマークの位置、サイズ、色および発光物の有無と、前記携帯端末の現在位置と、現在時刻(又は天気情報)とに基づいて、携帯端末のユーザから目視可能なランドマークが存在するか否かを判断し、存在する場合には、ユーザから目視可能なランドマークの方向を示す矢印を周辺地図上に表示し、存在しない場合は、携帯端末の現在位置との間の距離が短いランドマークを優先的に選択し、選択したランドマークの方向を示す矢印を周辺地図上に表示している。従って、見やすい拡大地図を表示することにより、ランドマークが地図上に表示されなくなった場合であっても、ユーザが、地図上のどの方向に、最寄りのランドマークが存在するのかを認識することが可能になる。そして、地図上のどの方向にランドマークが存在するのかを認識できれば、ユーザの視野に入るランドマークが地図上ではどの方向になっているのかを認識することができるので、ユーザは、視野に入るランドマークに基づいて自身の進むべき方向を確実に認識することができる。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
〔構成の説明〕
図1は本発明の前提技術の全体構成例を示すブロック図であり、ユーザが所有する携帯電話機、PDAなどの携帯端末1と、地図情報サーバ2とから構成されている。なお、携帯端末1は、自端末の位置(例えば、緯度,経度)を検出する機能を有するものでありGPS(Global Positioning System)衛星3を利用して現在位置を検出するものとする。
携帯端末1と地図情報サーバ2との接続経路は、例えば、図2に示すような基地局201、パケット網202、パケット網ゲートウェイ203、インターネット204を介する接続経路や、図3に示すような基地局301、携帯電話網302、ISP(Internet Service Provider)アクセスポイント303、インターネット304を介する接続経路となる。
〔携帯端末の構成〕
図4は携帯端末1の構成例を示すブロック図であり、送受信部11と、制御部12と、位置検出部13と、方向認識部14と、キー操作部15と、LCDなどの表示部16と、制御部12のワーク領域となる記憶装置17とを備えている。
送受信部11は、ネットワークを介してデータを送受信する機能を有する。
位置検出部13は携帯端末1の現在位置を検出するものであり、GPS無線部131とGPSデコーダ132とから構成されている。GPS無線部131は、GPS衛星3からのGPS信号を受信し、GPSデコーダ132は、GPS無線部131が受信したGPS信号に基づいて携帯端末1の現在位置を検出する。
方向認識部14は、携帯端末1の現在の方向を検出する機能を有するものであり、例えば、磁気エネルギーを検出対象とした磁気センサーにより実現される。また、位置検出部13で今回検出した現在位置と、前回検出した現在位置とに基づいて携帯端末1の方向を検出するようにしても良い。
制御部12は、表示部16にユーザの現在位置周辺の、所定の縮尺の周辺地図(拡大地図)や、ユーザの現在位置とランドマークとを含むランドマーク地図を表示するものであり、周辺地図表示処理部121と、ランドマーク地図表示処理部122とを備えている。
周辺地図表示処理部121は、次のような機能を有する。
・ユーザがキー操作部15を用いて入力した目的地(例えば、住所)と、位置検出部13が検出した携帯端末1の現在位置と、方向認識部14が検出した携帯端末1の方向とを含む周辺地図要求を地図情報サーバ2へ送信する機能。
・周辺地図要求に応答して、地図情報サーバ2から周辺地図が送られてきた場合は、表示部16に上記周辺地図を表示し、周辺地図とランドマーク位置情報とが送られてきた場合は、周辺地図を表示部16に表示すると共に、現在位置と、上記ランドマーク位置情報によって特定されるランドマークの方向を示す矢印とを周辺地図上に表示する機能。
ランドマーク地図表示処理部122は、次のような機能を有する。
・ユーザがキー操作部15を用いて、ランドマーク地図への変更操作を行ったとき、携帯端末1の現在位置と、携帯端末1の方向と、ユーザによって指示された方向(表示対象ランドマークが存在する方向;表示対象ランドマーク方向)とを含んだランドマーク地図要求を地図情報サーバ2へ送信する機能。
・ランドマーク地図要求に応答して地図情報サーバ2から送られてきたランドマーク地図を表示部16に表示する機能。
なお、制御部12は、例えば、CPU(コンピュータ)によって実現するものであり、コンピュータによって実現する場合は、次のようにする。コンピュータを制御部12として機能させるためのプログラムを記録した、ディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、上記プログラムをコンピュータに読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自コンピュータ上に周辺地図表示処理部121と、ランドマーク地図表示処理部122とを実現する。
〔地図情報サーバの構成〕
図5は地図情報サーバ2の構成例を示すブロック図であり、送受信部21と、制御部22と、記憶装置23とを備えている。
送受信部21は、ネットワークを介してデータをやり取りする機能を有する。
記憶装置23は、地図情報記憶部231と、ランドマーク位置情報記憶部232と、住所位置対応情報記憶部233とを備えている。
地図情報記憶部231には、道路、ランドマークなどを表示するための地図情報が格納されている。ランドマーク位置情報記憶部232には、地図に表示する各ランドマークの位置(例えば、緯度,経度)が格納されている。住所位置対応情報記憶部233には、住所とその住所の位置(例えば、緯度,経度)とが対応付けて登録されている。
制御部22は、携帯端末1からの周辺地図要求やランドマーク地図要求に従って、要求元の携帯端末1へ周辺地図やランドマーク地図を送信する機能を有するものであり、周辺地図要求処理部221と、ランドマーク地図要求処理部222とを備えている。
周辺地図要求処理部221は、次のような機能を有する。
・携帯端末1から周辺地図要求が送られてきたとき、それに含まれている現在位置を中心にした、所定の縮尺の周辺地図であって、その向きが携帯端末1の向きに応じた周辺地図を、地図情報記憶部231の内容に基づいて生成する機能。
・作成した周辺地図上にランドマークが存在するか否かを、周辺地図要求に含まれている現在位置とランドマーク位置情報記憶部232の内容とに基づいて判断する機能。
・周辺地図上にランドマークが存在すると判断した場合は、周辺地図を携帯端末1へ送信し、ランドマークが存在しない場合には、ランドマーク位置情報記憶部232に位置情報が登録されているランドマークの中から、方向表示対象にするランドマークを選択し、この選択したランドマークのランドマーク位置情報と周辺地図とを携帯端末1へ送信する機能。なお、方向表示対象にするランドマークの選択方法は、携帯端末1の現在位置との間の距離が短いランドマークを優先的に選択する方法であれば任意の方法を採用することができ、例えば、携帯端末1の現在位置を中心にしたランドマークの探索範囲を徐々に広げていき(例えば、200mずつ)、最初に検出したランドマーク(1個の場合もあれば、複数個の場合もある)を方向表示対象のランドマークとするという方法を採用することができる。
ランドマーク地図要求処理部222は、携帯端末1からランドマーク地図要求が送られてきたとき、携帯端末の現在位置と、ユーザが指定した表示対象ランドマーク方向に存在する最寄りのランドマークとを含み、且つその向きが携帯端末1の向きに応じたランドマーク地図を作成し、作成したランドマーク地図を要求元の携帯端末1へ送信する機能を有する。
なお、制御部22は、例えば、CPU(コンピュータ)によって実現するものであり、コンピュータによって実現する場合は、次のようにする。コンピュータを制御部22として機能させるためのプログラムを記録した、ディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、上記プログラムをコンピュータに読み取らせる。コンピュータは、読み取ったプログラムに従って自身の動作を制御することにより、自コンピュータ上に周辺地図要求処理部221と、ランドマーク地図要求処理部222とを実現する。
前提技術の動作の説明〕
次に前提技術の動作について各図を参照して詳細に説明する。以下の説明では、ユーザが、携帯端末1に表示される地図を見ながら、図6の現在地42から目的地41へ向かう場合を例に挙げて動作を説明する。なお、図6中の駅43、郵便局44、学校45はランドマークであり、地図情報サーバ2中の地図情報記憶部231にはそれらを地図上に表示する情報が含まれ、ランドマーク位置情報記憶部232には、それらの位置情報が登録されている。
以下では、先ず、動作の概要を説明し、その後、詳細な動作を説明する。
〔動作の概要〕
先ず、ユーザの携帯端末1の表示部16に、図9に示すような周辺地図を表示する。この周辺地図の中心は、ユーザの現在位置42となっており、縮尺は小さく、道路などが見やすいサイズで表示されている。また、図9の周辺地図には、目的地41の方向を示す矢印101と、ランドマーク43〜45の方向を示す3個の矢印102〜104が表示されている。この表示により、ユーザは、矢印102〜104方向にランドマークが存在することを認識することができる。その後、例えば、矢印102方向に存在するランドマークと、現在位置42とを含む地図(ランドマーク地図)を表示させたい場合は、キー操作部15に設けられているテンキーの内、矢印102方向に対応するテンキーを操作する。これにより、携帯端末1の表示部16には、現在位置42とランドマーク(駅)43とを含んだ図10に示すようなランドマーク地図が表示される。
〔詳細な動作説明〕
次に、前提技術の動作を詳細に説明する。ユーザは、先ず、携帯端末1の地図表示機能を起動した後、キー操作部15から目的地情報として、目的地41の住所を入力する(図14,ステップS1)。なお、前提技術では、目的地情報として住所を使用するようにしたが、ビル名などの他の情報を使用するようにしても良い。
制御部12内の周辺地図表示処理部121は、キー操作部15から目的地41の住所が入力されると、位置検出部13から携帯端末1の現在位置を入力し、次いで、方向認識部14から携帯端末1の向き(方向)を入力する(ステップS2,S3)。その後、周辺地図表示処理部121は、目的地の住所、携帯端末1の現在位置および携帯端末1の方向を含んだ周辺地図要求を地図情報サーバ2へ送信し、地図情報サーバ2からの応答を待つ(ステップS4)。
地図情報サーバ2内の周辺地図要求処理部221は、送受信部21を介して携帯端末1からの周辺地図要求を受信すると、携帯端末1の現在位置を中心とした、所定の縮尺の周辺地図であって、その向きが携帯端末1の方向に応じた向きの周辺地図を生成する(図16,ステップA1)。例えば、携帯端末1の向きが北なら北を上にした周辺地図を生成し、携帯端末1の向きが東なら東を上にした周辺地図を生成する。このステップA1の処理により、図7の実線51で囲んだ範囲の周辺地図(図8参照)が生成される。その後、住所位置対応情報記憶部233を検索し、目的地の住所に対応する位置を取得する(ステップA2)。
次に、周辺地図要求処理部221は、ステップA1で生成した周辺地図上にランドマークが存在するか否かを判断する(ステップA3)。この判断は、例えば、ステップA1で生成した周辺地図の4隅の位置と、ランドマーク位置情報記憶部232に登録されている各ランドマークの位置とに基づいて行う。
そして、周辺地図上にランドマークが存在すると判断した場合は、ステップA1で生成した周辺地図と、ステップA2で取得した目的地41の位置とを要求元の携帯端末1へ送信する(ステップA3がYES、A4)。これに対して、ランドマークが存在しないと判断した場合は、周辺地図要求処理部221は、ランドマーク探索処理を行い(ステップA3がNO、A5)、その後、ステップA1で生成した周辺地図と、ステップA2で取得した目的地41の位置と、ステップA5で探索したランドマークの位置とを要求元の携帯端末1に送信する(ステップA6)。この例の場合、ステップA1で生成した周辺地図(図7の実線51で囲まれているエリアを示す地図)には、ランドマークが含まれていないため、地図情報サーバ2から携帯端末1へは、周辺地図、目的地の位置およびランドマークの位置が送信されることになる(ステップA3がNO,A5,A6)。
なお、ステップA5のランドマーク探索処理においては、例えば、次のような処理を行う。先ず、携帯端末1の現在置42を中心にした、半径Rの探索エリアを決定する。上記半径Rは、ステップA1で生成した周辺地図に表示されているエリアの半径よりも僅かに長いものとする。その後、ランドマーク位置情報記憶部232を検索し、上記探索エリア内に存在する全てのランドマークの位置を取得する。ランドマークの位置を取得できた場合は、ランドマーク探索処理を終了し、次のステップA6の処理を行う。これに対して、半径Rの探索エリアでは、ランドマークの位置を取得できなかった場合(ランドマークが探索エリア内に存在しなかった場合)は、探索エリアの半径を所定長(例えば、200m)長くし、前述した処理と同様の処理を行う。以下、ランドマークの位置を取得できるまで、上述した処理を繰り返し行う。以上が、ステップA5で行うランドマーク探索処理の一例である。また、ステップA6では、ランドマーク方向を示す矢印を周辺地図上に表示可能にするため、ランドマークの位置を携帯端末1へ送信するようにしているが、携帯端末1においてランドマーク方向を示す矢印を表示できるのであれば、ランドマーク方向など他の情報を携帯端末1へ送信するようにしても良い。
再び、図14に戻り、携帯端末1内の周辺地図表示処理部121は、地図情報サーバ2から周辺地図、目的地の位置、ランドマークの位置が送られて来ると(ステップS5)、ランドマークの位置と、ステップS2で入力した携帯端末1の現在位置と、ステップS3で入力した携帯端末1の方向とに基づいて、ランドマーク方向を算出する(ステップS6)。次に、目的地の位置と、携帯端末1の方向と、現在位置とに基づいて、目的地の方向を算出する(ステップS7)。それから、ステップS5で受信した周辺地図を表示部16に表示すると共に、ステップS6で算出したランドマーク方向を示す矢印、ステップS7で算出した目的地方向を示す矢印および携帯端末1の現在位置を示すマークを周辺地図上に表示する(ステップS8)。以上の処理により、表示部16には、目的地方向を示す矢印101、ランドマーク方向を示す矢印102〜104、現在地を示すマーク42が重畳された周辺地図(図9参照)が表示される。なお、ステップS5において、周辺地図および目的地の位置を受信し、ランドマークの位置を受信しなかった場合には、ステップS6をスキップしてステップS7の処理を行う。その後、ユーザがランドマーク地図への変更操作を行わなければ(ステップS9がYESとならなければ)、位置検出部13から現在位置を入力し、周辺地図上に現在位置を表示するという処理を繰り返し行う(ステップS10,S11)。但し、携帯端末1の現在位置が、周辺地図の範囲外となった場合(ステップS12がYES)には、ステップS3の処理を行う。
図9に示すような周辺地図が表示されることにより、ユーザは、矢印102〜104に基づいて地図上のどの方向に、最寄りのランドマークが存在するのかを認識することが可能になる。更に、矢印方向にどのようなランドマークが存在するのかを、地図上で確認したい場合は、ユーザは、キー操作部15を用いて次のような操作を行う。なお、キー操作部15に設けられているテンキー「1」〜「4」、「6」〜「9」は、それぞれステップS2で入力した現在位置を中心にしたときの、ステップS3で入力した携帯端末1の方向に対する角度に対応し、前提技術では、テンキー「1」が「−22.5度〜−67.5度」、テンキー「2」が「−22.5度〜+22.5度」に対応しているとする。また、制御部12は、この対応付けを管理している。
例えば、矢印102方向に存在するランドマークを地図上で確認したい場合は、キー操作部15に設けられているテンキー「1」を操作し(図13参照)、矢印103方向に存在するランドマークを確認したい場合は、テンキー「7」を操作し、矢印104方向に存在するランドマークを確認したい場合はテンキー「6」を操作する。そして、テンキー「1」、「7」、「6」が操作された場合、以下に述べる処理が行われ、表示部16には、それぞれ図10、図11、図12に示すランドマーク地図が表示される。図10に示すランドマーク地図には、駅43と携帯端末1の現在地42とが含まれ(図7の点線52で囲んだ部分の地図)、図11に示すランドマーク地図には、郵便局44と携帯端末1の現在位置42とが含まれ(図7の一点鎖線53で囲んだ部分の地図)、図12に示すランドマーク地図には、学校45と携帯端末1の現在位置とが含まれている(図7の二点鎖線で囲まれた部分の地図)。
以下に、ユーザがキー操作部15のテンキー「1」を操作したとき(ランドマーク地図への変更操作を行ったとき)の動作を説明する。
ユーザがランドマーク地図への変更操作を行うと(図14のステップS9がYES)、ランドマーク地図表示処理部122は、携帯端末1の最新の現在位置(ステップS2或いはステップ10で入力した現在位置)と、携帯端末1の最新の向き(ステップS3で入力した向き)と、ユーザが操作したテンキー「1」を示すテンキー情報とを含むランドマーク地図要求を地図情報サーバ2へ送信し、地図情報サーバ2からの応答を待つ(図15のステップS14)。
地図情報サーバ2内のランドマーク地図要求処理部222は、送受信部21を介して携帯端末1からのランドマーク地図要求を受信すると、携帯端末1の現在位置と、テンキー「1」に対応する方向(ランドマーク地図要求に含まれている方向に対して−22.5度〜−67.5度の方向)に存在する携帯端末1の現在位置から最も近いランドマーク(この例の場合は駅43)とを含む、縮尺のなるべく小さなランドマーク地図を、地図情報記憶部231およびランドマーク位置情報記憶部232の内容に基づいて生成する(図17のステップC1)。なお、ランドマーク地図の方向は、ランドマーク地図要求に含まれている方向に応じたものとする。また、テンキー「1」と対応する方向に存在する携帯端末1の現在位置から最も近いランドマークは、ランドマーク地図要求に含まれている携帯端末1の現在位置と、ランドマーク位置情報記憶部232に登録されている各ランドマークの位置情報に基づいて特定することができる。その後、ランドマーク地図要求処理部222は、ステップC1で生成したランドマーク地図を要求元の携帯端末1へ送信する(ステップC2)。
再び、図15に戻り、ランドマーク地図表示処理部122は、地図情報サーバ2から送られてきたランドマーク地図を受信すると、位置検出部13から現在位置を入力する(ステップS15,S16)。その後、ランドマーク地図を表示部16に表示すると共に、現在位置をランドマーク地図上に表示する(ステップS17)。以上の処理により、図10に示すようなランドマーク地図が表示部16に表示される。
その後、ユーザによって周辺地図への変更操作が行われるか、携帯端末1の現在位置42がランドマーク地図の範囲外となるまで、ランドマーク地図表示処理部122はステップS16〜S19の処理を繰り返し行う。
ユーザによって周辺地図への変更操作が行われた場合(ステップS18がYES)や、現在位置がランドマーク地図の範囲外になった場合(ステップS19がYES)は、ランドマーク地図表示処理部122は周辺地図表示処理部121にステップS3以降の処理を行うことを指示する。
本発明の実施の形態〕
次に、本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態は、周辺地図上にランドマーク方向を示す矢印を表示する際、ユーザが目視できるランドマークが存在すれば、そのランドマーク方向を示す矢印を優先的に表示することを特徴とする。
先ず、本実施の形態の概要について、図18〜図24を参照して説明する。
建物、橋、看板、郵便ポストなど様々なものがランドマークとなり得る。それらの外観サイズは様々であり、また、周辺地理条件も様々である。従って、ユーザから目視できる範囲(有効範囲)も、各ランドマークによって異なるものとなる。
例えば、図18に示すような壁81にかかっている看板80の場合には、図19に示す範囲82が有効範囲となる。また、例えば、図20に示すように、壁91から少し離れた位置に設置されている郵便ポスト90の場合には、図21に示す範囲92が有効範囲となる。また、図22に示すように、外形が大きなランドマーク361ならば、その有効範囲361aは広くなり、外形が小さなランドマーク362,363ならば、その有効範囲362a,363aは狭くなる。
ところで、ランドマーク方向を示す矢印が表示されている周辺地図を見ながら目的地に向かうユーザにとって、上記矢印によって指し示されているランドマークが目視できるものであることが望ましい。そこで、本実施の形態では、ユーザが例えば図22のA地点(ランドマーク361の有効範囲内)にいる場合、図23に示すような周辺地図をユーザの携帯端末に表示させるようにしている。図23において、矢印371はランドマーク361方向を示す矢印であり、矢印372は目的地方向を示す矢印である。なお、ランドマーク362は、ランドマーク361よりもユーザの近くに存在するが、有効範囲が狭く、A地点にいるユーザからは目視できないので、図23の周辺地図では、ランドマーク362方向を示す矢印は表示されていない。また、例えば、ユーザが図22のB地点にいる場合には、図24に示すような、ランドマーク361,362と、目的地方向を示す矢印381とを含む周辺地図が表示される。
〔実施の形態の構成〕
本実施の形態は、図4,図5に示した携帯端末1,地図情報サーバ2の代わりに、図25,図26に示す構成を有する携帯端末1c,地図情報サーバ2cを使用することにより実現される。
携帯端末1cは、制御部12の代わりに制御部12cを備えている点が携帯端末1と相違している。制御部12cは、周辺地図表示処理部121の代わりに、有効範囲判定部123cを有する周辺地図表示処理部121cを備えている点が、制御部12と相違している。有効範囲判定部123cは、地図情報サーバ2cから通知された有効範囲内にいるか否かを判定する機能を有する。なお、制御部12cは制御部12と同様に、コンピュータによって実現することができる。
周辺地図表示処理部121cと周辺地図表示処理部121との機能上の主な相違点は、次の通りである。
・周辺地図表示処理部121は、ユーザの現在位置が周辺地図の範囲外となった場合に、地図情報サーバ2に対して周辺地図要求を送信している。これに対して、周辺地図表示処理部121cでは、ユーザの現在位置が周辺地図の範囲外となった場合だけでなく、周辺地図上の矢印によって指し示されているランドマークの全てが目視できなくなった場合(ユーザの現在位置が矢印の表示対象になっている全てのランドマークの有効範囲外となった場合)や、周辺地図上に表示されている全てのランドマークがユーザから目視できなくなった場合(ユーザの現在位置が周辺地図上に存在する全てのランドマークの有効範囲外となった場合)にも、地図情報サーバ2cに対して周辺地図要求を送信する。なお、ユーザがランドマークの有効範囲内にいるか否かの判定は、有効範囲判定部123cが行う。
地図情報サーバ2cは、制御部22の代わりに制御部22cを備えている点および記憶装置23の代わりに記憶装置23cを備えている点が地図情報サーバ2と相違している。なお、制御部22cは制御部22と同様にコンピュータによって実現することができる。
記憶装置23cは、ランドマーク位置情報記憶部232の代わりに、ランドマーク位置・有効範囲情報記憶部232cを備えている点が、記憶装置23と相違している。ランドマーク位置・有効範囲情報記憶部232cには、ランドマーク名に対応付けて、その位置と有効範囲とが登録されている。図27にランドマーク位置・有効範囲情報記憶部232cの内容例を示す。同図の例は、ランドマーク名L1のランドマークは、その位置が緯度X1,経度Y1で、有効範囲がU1であることを示している。
制御部22cは、有効範囲判定部223cを有する周辺地図要求処理部221cを備えている点が制御部22と相違している。
周辺地図要求処理部221cと周辺地図要求処理部221との機能上の主な相違点は、次の通りである。
周辺地図要求処理部221では、生成した周辺地図上にランドマークが存在するか否かによって異なる情報を携帯端末1へ送信するようにしている。即ち、ランドマークが存在している場合は、周辺地図と目的地位置とを携帯端末1に送信し、存在しない場合は、周辺地図と目的地位置とランドマーク位置とを携帯端末1に送信するようにしている。これに対して、本実施の形態の周辺地図要求処理部221cでは、以下の4つの場合に場合分けし、それぞれ異なる情報を携帯端末1cに送信するようにしている。
・周辺地図上にランドマークが存在し、ユーザがそのランドマークの有効範囲内にいる場合は、周辺地図、目的地位置、周辺地図上に存在する各ランドマークの有効範囲とを含む第1種周辺地図情報を携帯端末1cに送信する。
・周辺地図上にはランドマークが存在しないが、ユーザが有効範囲内に入っているランドマークが存在する場合には、周辺地図、目的地位置、ユーザが有効範囲内に入っているランドマークの位置および有効範囲を含む第2種周辺地図情報を携帯端末1cに送信する。
・周辺地図上にランドマークが存在するが、ユーザが周辺地図上に存在するランドマークの何れの有効範囲にも入っていない場合は、周辺地図、目的地位置を含む第3種周辺地図情報を携帯端末1cに送信する。
・周辺地図上にランドマークが存在せず、且つユーザが有効範囲に入っているランドマークも存在しない場合には、周辺地図、目的地位置および矢印の表示対象にするランドマークの位置とを含む第4種周辺地図情報を携帯端末1cへ送信する。
施の形態の動作の説明〕
次に、本実施の形態の動作について詳細に説明する。
先ず、携帯端末1cが、目的地の住所、携帯端末1cの現在位置および携帯端末1cの向きを含んだ周辺地図要求を地図情報サーバ2cに対して送信し、地図情報サーバ2cからの応答を待つ(図28のステップS4201〜S4204)。
地図情報サーバ2c内の周辺地図要求処理部221cは、携帯端末1bからの周辺地図要求を受信すると、周辺地図情報を生成し、更に、住所位置対応情報記憶部233から目的地の住所に対応した位置を取得する(図29のステップS4301,S4302)。
その後、周辺地図要求処理部221cは、有効範囲判定部223cを利用して、ユーザが有効範囲内に入っているランドマークが、ステップS4301で生成した周辺地図上に存在するか否かを調べる(ステップS4303)。有効範囲判定部223cは、ランドマーク位置・有効範囲情報記憶部232cの内容と、携帯端末1cから送られてきているユーザの現在位置とに基づいて、上記した条件を満たすランドマークがあるか否かを判定する。
そして、上記条件を満たすランドマークが存在する場合には、周辺地図要求処理部221cは、ステップS4301で生成した周辺地図と、ステップS4302で取得した目的地位置情報と、周辺地図上に存在する各ランドマークの有効範囲とを含む第1種周辺地図情報を携帯端末1cへ送信する(ステップS4303がYES,S4306)。
ステップS4303がNOとなった場合は、周辺地図要求処理部221cは、有効範囲判定部223cを利用して、周辺地図上には存在しないが、ユーザが有効範囲に入っているランドマークが存在するか否かを判定する(ステップS4304)。そして、この条件を満たすランドマークが存在する場合には、周辺地図と、目的地位置と、上記条件を満たす各ランドマークの位置および有効範囲とを含む第2種周辺地図情報を携帯端末1cへ送信する(ステップS4304がYES,S4307)。
ステップS4304がNOとなった場合は、周辺地図要求処理部221cは、ユーザが有効範囲内に入っていないランドマークが周辺地図上に存在するか否かを調べる(ステップS4305)。そして、そのようなランドマークが存在する場合は、周辺地図および目的地位置を含む第3種周辺地図情報を携帯端末1cへ送信する(ステップS4305がYES,S4308)。
ステップS4305がNOの場合は、図16のステップA5で説明したランドマーク探索処理を行い(ステップS4309)、その後、周辺地図,目的地位置,ランドマーク位置を含む第4種周辺地図情報を携帯端末1cへ送信する(ステップS4310)。
再び、図28に戻り、携帯端末1c内の周辺地図表示処理部121cは、地図情報サーバ2cから、周辺地図と、目的地位置と、ユーザが有効範囲内に入っている各ランドマークの位置および有効範囲とを含む第2種周辺地図情報が送られてきた場合(ステップS4205がYES)は、上記各ランドマーク方向および目的地方向を算出し、ランドマーク方向および目的地方向を重畳した周辺地図を表示部16に表示する(ステップS4208〜S4210)。
その後、周辺地図表示処理部121cは、ユーザによってランドマーク地図への変更操作が行われなければ(S4211がYESとならなければ)、位置検出部13からユーザの現在位置を入力し、それを周辺地図上に表示するという処理を繰り返し行う(ステップS4212,S4213)。但し、ユーザの現在位置が周辺地図の範囲外となった場合(ステップS4214がYES)、及びユーザから目視できるランドマークが全くなくなった場合、即ち第2種地図情報に含まれている有効範囲の何れにもユーザの現在位置が含まれなくなった場合(ステップS4215がNO)は、地図情報サーバ2cに対して周辺地図要求を送信する(ステップS4203,S4204)。
また、地図情報サーバ2cから周辺地図と、目的地位置と、有効範囲とを含む第1種周辺地図情報が送られてきた場合(ステップS4206がYES)は、ステップS4209以降の処理を行う。なお、この場合、ステップS4215では、第1種周辺地図情報に含まれている各ランドマークの有効範囲に基づいて、ユーザが目視できるランドマークが周辺地図上に存在するか否かを判断する。
また、地図情報サーバ2cから周辺地図と、目的地位置と、矢印の表示対象にする各ランドマークの位置とを含む第4種周辺地図情報が送られてきた場合(ステップS4207がYES)は、ランドマーク方向及び目的地方向を算出し、ランドマーク方向及び目的地方向を重畳した周辺地図を表示部16に表示する(ステップS4216〜S4218)。
その後、周辺地図表示処理部121cは、ユーザによってランドマーク地図への変更操作が行われなければ(ステップS4219がNO)、位置検出部13からユーザの現在位置を入力し、周辺地図上にユーザの現在位置を表示するという処理を繰り返し行う(ステップS4220,S4221)。但し、ユーザの現在位置が周辺地図範囲外となった場合(ステップS4222がYES)は、ステップS4203の処理を行う。
また、例えば、地図情報サーバ2cから周辺地図と、目的地位置とを含む第3種周辺地図情報が送られてきた場合(ステップS4207がNO)は、ステップS4217以降の処理を行う。
また、ユーザがランドマーク地図への変更操作を行った場合(ステップS4211がYES、或いはステップS4219がYES)は、ランドマーク地図表示処理部122が図15のフローチャートに示す処理を行う。また、ランドマーク地図要求処理部222は、ランドマーク地図要求が送られてきた場合、図17のフローチャートに示す処理を行う。
なお、上述した実施の形態では、ランドマーク位置・有効範囲情報記憶部232cに、各ランドマークの有効範囲(ユーザから目視できる範囲)を登録しておき、ユーザの現在位置が有効範囲内であるか否かに基づいて、ユーザがそのランドマークを目視できるか否かを判定するようにしたが、次のような方法を採用することもできる。
ランドマーク位置・有効範囲情報記憶部232cの代わりに、図30に示すようなランドマーク情報記憶部234を記憶装置23c上に設ける。同図に示すように、ランドマーク情報記憶部234には、各ランドマークのランドマーク名に対応付けて、位置と、サイズ(長さ、高さ及び面積)と、色と、電光掲示板などの発光物があるか否かを示す情報が登録されている。地図情報サーバ2cでは、ランドマークがユーザから目視可能であるか否かを判断する場合、上記ランドマークとユーザの現在位置との間の距離と、上記ランドマークのサイズと、上記ランドマークの色と、上記発光物の有無とに基づいて判断する。更に、現在時刻や、天気なども考慮して目視できるか否かを判断するようにしても良い。更に、ユーザから見て物陰になるランドマークを目視不可能と判断するために、目視可能であるか否かの判断対象にしているランドマークとユーザとの間に存在するランドマークのサイズも考慮して目視可能であるか否かを判断するようにしても良い。更に、ユーザの視覚的なハンディキャップも考慮してランドマークが目視可能であるか否かを判断するようにしても良い。ユーザに視覚的ハンディキャップも考慮する場合には、例えば、携帯端末1cから地図情報サーバ2cへ周辺地図要求を送信する際、どの程度の視覚的なハンディキャップがあるかを示すハンディキャップ情報も送信するようにし、地図情報サーバ2cでは、このハンディキャップ情報も考慮してランドマークが目視可能であるか否かを判断する。
本発明の前提技術の全体構成例を示すブロック図である。 携帯端末1と地図情報サーバ2との接続方法の一例を示す図である。 携帯端末1と地図情報サーバ2との接続方法の他の例を示す図である。 携帯端末1の構成例を示すブロック図である。 地図情報サーバ2の構成例を示す図である。 携帯端末の現在位置と、ランドマークおよび目的地との位置関係を示す図である。 周辺地図の表示エリアを示す図である。 周辺地図の一例を示す図である。 周辺地図上にランドマーク方向を示す矢印102〜104と目的地方向を示す矢印101とを表示したときの図である。 ユーザが矢印102を選択したときに表示されるランドマーク地図を示した図である。 ユーザが矢印103を選択したときに表示されるランドマーク地図を示した図である。 ユーザが矢印104を選択したときに表示されるランドマーク地図を示した図である。 矢印の選択方法を説明するための図である。 携帯端末1の処理例を示すフローチャートである。 携帯端末1の処理例を示すフローチャートである。 地図情報サーバ2が周辺地図要求を受信したときの処理例を示すフローチャートである。 地図情報サーバ2がランドマーク地図要求を受信したときの処理例を示すフローチャートである。 ランドマークの一例を示す図である。 図18に示したランドマークの有効範囲(目視可能な範囲)を示す図である。 ランドマークの他の例を示した図である。 図20に示したランドマークの有効範囲を示した図である。 ユーザ位置と各ランドマークの有効範囲との関係を示す図である。 ユーザの現在位置がA地点のときに表示される周辺地図の一例を示した図である。 ユーザの現在位置がB地点のときに表示される周辺地図の一例を示す図である。 本発明の実施の形態で使用する携帯端末1cの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態で使用する地図情報サーバ2cの構成例を示すブロック図である。 ランドマーク位置・有効範囲情報記憶部232cの内容例を示すブロック図である。 携帯端末1cの処理例を示すフローチャートである。 地図情報サーバ2cの処理例を示すフローチャートである。 ランドマーク情報記憶部234の内容例を示す図である。
符号の説明
,1c…携帯端末
11…送受信部
12,12c…制御部
121,121c…周辺地図表示処理部
122…ランドマーク地図表示部
123…LED制御部
123c…有効範囲判定部
13…位置検出部
131…GPS無線部
132…GPSデコーダ
14…方向認識部
15…キー操作部
15a…キーLED部
16…表示部
17…記憶装置
2,2c…地図情報サーバ
21…送受信部
22,22c…制御部
221,221c…周辺地図要求処理部
222…ランドマーク地図要求処理部
223c…有効範囲判定部
23,23c…記憶装置
231…地図情報記憶部
232…ランドマーク位置情報記憶部
232c…ランドマーク位置・有効範囲情報記憶部
233…住所位置対応情報記憶部
234…ランドマーク情報記憶部
3…GPS衛星
80…看板
81…壁
82…有効範囲
90…郵便ポスト
91…壁
92…有効範囲

Claims (4)

  1. 携帯端末が、地図情報サーバに対して自端末の現在位置を含む周辺地図要求を送信する周辺地図要求送信ステップと、
    前記地図情報サーバが、前記携帯端末から周辺地図要求が送られてきたとき、前記周辺地図要求中の現在位置周辺の、所定の尺度の周辺地図上にランドマークが含まれていない場合は、ランドマーク情報記憶部が登録する各ランドマークの位置、サイズ、色および発光物の有無と、前記携帯端末の現在位置と、現在時刻(又は天気情報)とに基づいて、前記携帯端末のユーザから目視可能なランドマークが存在するか否かを判断し、存在する場合には、前記ユーザから目視可能なランドマークの方向を示す矢印を周辺地図上に表示するための矢印表示情報と、前記周辺地図とを前記携帯端末に送信し、存在しない場合には、前記予め定められている各ランドマークの中から、前記携帯端末の現在位置との間の距離が短いランドマークを優先的に選択し、該選択したランドマークの方向を示す矢印を周辺地図上に表示するための矢印表示情報と、前記周辺地図とを前記携帯端末に送信する周辺地図送信ステップと、
    前記携帯端末が、前記地図情報サーバから矢印表示情報と周辺地図とが送られてきたとき、前記周辺地図を表示部に表示すると共に、前記矢印表示情報に従ってランドマーク方向を示す矢印を表示する周辺地図表示ステップとを含むことを特徴とする地図表示方法。
  2. 携帯端末と地図情報サーバとを含む地図表示システムにおいて、
    前記携帯端末が、
    自端末の現在位置を含む周辺地図要求を前記地図情報サーバに送信し、該周辺地図要求に応答して前記地図情報サーバから周辺地図とランドマーク方向を示す矢印を表示するための矢印表示情報とが送られてきた場合、前記周辺地図を表示部に表示すると共に、前記周辺地図上に前記現在位置とランドマーク方向を示す矢印とを表示する周辺地図表示処理部を備え、
    前記地図情報サーバが、
    予め定められている各ランドマークの位置、サイズ、色および発光物の有無が登録されたランドマーク情報記憶部と、
    前記携帯端末から周辺地図要求が送られてきたとき、前記周辺地図要求中の現在位置周辺の、所定の尺度の周辺地図上にランドマークが含まれていない場合は、前記ランドマーク情報記憶部が登録する各ランドマークの位置、サイズ、色および発光物の有無と、前記携帯端末の現在位置と、現在時刻(又は天気情報)とに基づいて、前記携帯端末のユーザから目視可能なランドマークが存在するか否かを判断し、存在する場合には、前記ユーザから目視可能なランドマークの方向を示す矢印を周辺地図上に表示するための矢印表示情報と、前記周辺地図とを前記携帯端末に送信し、存在しない場合には、前記予め定められている各ランドマークの中から、前記携帯端末の現在位置との間の距離が短いランドマークを優先的に選択し、該選択したランドマークの方向を示す矢印を周辺地図上に表示するための矢印表示情報と、前記周辺地図とを前記携帯端末に送信する周辺地図要求処理部とを備えたことを特徴とする地図表示システム。
  3. 予め定められている各ランドマークの位置、サイズ、色および発光物の有無が登録されたランドマーク情報記憶部と、
    携帯端末から該携帯端末の現在位置を含む周辺地図要求が送られてきたとき、前記周辺地図要求中の現在位置周辺の、所定の尺度の周辺地図上にランドマークが含まれていない場合は、前記ランドマーク情報記憶部が登録する各ランドマークの位置、サイズ、色および発光物の有無と、前記携帯端末の現在位置と、現在時刻(又は天気情報)とに基づいて、前記携帯端末のユーザから目視可能なランドマークが存在するか否かを判断し、存在する場合には、前記ユーザから目視可能なランドマークの方向を示す矢印を周辺地図上に表示するための矢印表示情報と、前記周辺地図とを前記携帯端末に送信し、存在しない場合には、前記予め定められている各ランドマークの中から、前記携帯端末の現在位置との間の距離が短いランドマークを優先的に選択し、該選択したランドマークの方向を示す矢印を周辺地図上に表示するための矢印表示情報と、前記周辺地図とを前記携帯端末に送信する周辺地図要求処理部とを備えたことを特徴とする地図情報サーバ。
  4. 予め定められている各ランドマークの位置、サイズ、色および発光物の有無が登録されたランドマーク情報記憶部を備えたコンピュータを、
    携帯端末から該携帯端末の現在位置を含む周辺地図要求が送られてきたとき、前記周辺地図要求中の現在位置周辺の、所定の尺度の周辺地図上にランドマークが含まれていない場合は、前記ランドマーク情報記憶部が登録する各ランドマークの位置、サイズ、色および発光物の有無と、前記携帯端末の現在位置と、現在時刻(又は天気情報)とに基づいて、前記携帯端末のユーザから目視可能なランドマークが存在するか否かを判断し、存在する場合には、前記ユーザから目視可能なランドマークの方向を示す矢印を周辺地図上に表示するための矢印表示情報と、前記周辺地図とを前記携帯端末に送信し、存在しない場合には、前記予め定められている各ランドマークの中から、前記携帯端末の現在位置との間の距離が短いランドマークを優先的に選択し、該選択したランドマークの方向を示す矢印を周辺地図上に表示するための矢印表示情報と、前記周辺地図とを前記携帯端末に送信する周辺地図要求処理部として機能させるためのプログラム。
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