JP3985601B2 - ホルムアルデヒド捕捉剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築基材等に用いられている木質系部材から放出されるホルムアルデヒドによる室内汚染を軽減するために、ホルムアルデヒド捕捉性を有する樹脂組成物からなるホルムアルデヒド捕捉剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
室内用の木質基材は、接着剤によって結合されたものが多く用いられており、この接着剤はメラミン系、フェノール系、尿素系樹脂が主で、これには、遊離のホルムアルデヒドが含まれており、樹脂の分解において、遊離してくる。よって、これに通常の化粧材を貼り合わせると、ホルムアルデヒドがそのまま、放出され、室内を汚染するという問題がある。
【0003】
そのため、これらの木質基材からのホルムアルデヒドを捕捉する方法が提案されている。たとえば、活性炭やゼオライトなどの多孔質物質を使い、捕捉する方法がよく知られている。ところが、吸着飽和に達していかなくても、周辺温度が上昇した場合には外部に放散され、異臭の発生や周辺材料の汚染の原因となる恐れががある。また、活性炭は湿度が高い環境下では、吸着性能が低下することが知られている。日本は高温多湿の風土であり、梅雨や夏場に活性炭の吸着性能が低下する懸念がある。
【0004】
また、これらを液状のものに混合し、コーティング剤とする場合、液状分を吸収してしまい、本来の性能を失わせ、さらに増粘を引き起こし、ゲル化するという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上記の技術課題を考慮してなされたもので、高温多湿の環境下であってもホルムアルデヒド捕捉性能が劣化することがなく、また、例えばホルムアルデヒド捕捉性を有するコーティング剤とする場合であってもホルムアルデヒド捕捉性能が劣化することのない、安定なコーティング剤とすることが可能なホルムアルデヒド捕捉性を有する樹脂組成物からなるホルムアルデヒド捕捉剤を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、多孔質物質、蓄熱用マイクロカプセル、吸水性ポリマー粒子、金属または金属酸化物および発泡剤を含むホルムアルデヒド捕捉性を有する樹脂組成物からなることを特徴とするホルムアルデヒド捕捉剤である。
【0007】
また、請求項2に係る発明は、請求項1記載のホルムアルデヒド捕捉剤において、前記発泡剤が、物理発泡剤、化学発泡剤、熱膨張性中空マイクロカプセルのなかから1種以上組み合わせてなることを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に係る発明は、請求項1または2記載のホルムアルデヒド捕捉剤において、前記樹脂組成物を造粒して、液状コーティング剤に分散させたことを特徴とする。
【0009】
また、請求項4に係る発明は、請求項1または2記載のホルムアルデヒド捕捉剤において、前記樹脂組成物を造粒して、樹脂ペレットとしたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい一実施例としての実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明のホルムアルデヒド捕捉性を有する樹脂組成物からなるホルムアルデヒド捕捉剤の一例を示した模式断面図である。このホルムアルデヒド捕捉剤1は、ホルムアルデヒド捕捉性を有する樹脂組成物が発泡した状態を示したもので、樹脂7中の多孔質物質2の周囲を、発泡剤もしくは熱膨張性中空マイクロカプセル等からなる発泡セル3が周囲を取り囲む用に、蓄熱用マイクロカプセル4、吸水性ポリマー5および金属または金属酸化物6がランダムに含有されている構成からなるものである。
【0011】
本発明で使用される多孔質物質2は、吸着における主素材となる。材料として、例えば活性炭やゼオライト、シリカ、ベントナイト、ラジオライト等が挙げられる。
【0012】
発泡セル3は、物理発泡剤、化学発泡剤、熱膨張性中空マイクロカプセルのなかから1種以上組み合わせてなる発泡剤が発泡して形成される。セルを形成する過程としては、材料を混合時でも、形成後熱発泡であっても問題ない。
【0013】
物理発泡とは、材料混練時に空気、窒素ガス、炭酸ガス等を混入し、セルを形成するものである。
【0014】
化学発泡とは、アゾ化合物、ニトロソ化合物、ヒドラジン誘導体、セミカルバジド化合物、アジド化合物、トリアゾール化合物、重炭酸塩等の熱分解によりガスを発生し、セルを形成させる。
【0015】
本発明で使用される熱膨張性中空マイクロカプセルとは、加熱により膨張・発泡させることができる微小球体からなる発泡剤であり、例えば、ポリアクリロニトリル、アクリロニトリルとアクリル酸メチルの共重合体などからなる殻部分の内部にエタン、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタンなどの低沸点炭化水素を含有し、加熱することにより膨張し、セルを形成するものである。
【0016】
上記発泡セルは断熱効果を奏し、周辺温度との温度差をなくし、外部に急激に放散することを防ぐ。そのため、蓄熱用マイクロカプセルを用い、周囲との温度差を少なくする。また、金属または金属酸化物を含有させることにより、直射日光による急激な上昇を防止する。さらに、物理発泡、化学発泡およびの熱膨張性中空マイクロカプセルを組み合わせることにより、発泡セルを形成させ、断熱材とし、急激な冷え、温度上昇を抑制する。
また、高湿度にて吸着性能を低下させないため、発泡セルによって水分の侵入速度を遅くさせ、そのセル自体にも水分を吸着させる。また侵入してきた水分は吸水性ポリマーを含有させることにより、多孔質材より早く多量に吸着させ、ホルムアルデヒド吸着の低下を防ぐ。
【0017】
本発明で使用される蓄熱用マイクロカプセル4としては、相転移自在な潜熱貯蔵物質を主成分とする芯物質の周囲にカプセル壁が形成された蓄熱用マイクロカプセルであれば特に限定されない。例えば、パラフィンからなる芯物質の周囲にカプセル壁を形成してマイクロカプセル化した蓄熱用マイクロカプセルが挙げられる。
【0018】
本発明で使用される吸水性ポリマー粒子5は、高湿度にて多孔質材の吸着性能を低下させないため、多孔質材より早く多量に水分を吸着させ、多孔質剤のホルムアルデヒド吸着の低下を防ぐ。材質としては、デンプン系ポリマー、セルロース系ポリマー、ヒアロン酸系ポリマー、ポリビニルアルコール系ポリマー、アクリル酸塩系ポリマー、アクリルアミド系ポリマー等を用いられる。
【0019】
本発明で使用される金属および金属酸化物6は、赤外線を反射させることにより、直射日光等の急激な温度変化を発生させないものである。材質としては、金、銀、銅、白金、アルミニウム、ニッケル、パラジウム、イリジウム、錫、クロム、亜鉛等、金属酸化物としては、酸化インジウム、酸化錫、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化タングステン等が挙げられる。
【0020】
本発明で使用される樹脂7としては、特に限定されないが、例えばポリオレフィン系、α−オレフィン共重合体、SBR系、酢酸ビニル系、エチレン−酢ビ共重合体等の少なくとも、1種または2種類以上からなり、構造上は特に限定しないが、通常の共重合体もしくはコア/シェルの2層構造、ブレンド等を用いることができる。
【0021】
本発明におけるホルムアルデヒド捕捉性を有する樹脂組成物を造粒して、分散させた液状コーティング剤とすることができる。
【0022】
本発明におけるホルムアルデヒド捕捉性を有する樹脂組成物を構成する多孔質物質2、蓄熱用マイクロカプセル4、吸水性ポリマー粒子5、金属または金属酸化物6、および発泡セル3を形成する発泡剤を含む樹脂7からなる組成物を混練する際に、このホルムアルデヒド捕捉剤を分散させてコーティング剤として使用する場合は、化学発泡、熱膨張性中空マイクロカプセルを用い、発泡開始温度より低い温度にて混練する。これは、発泡させた物を含有させる場合、液状分を吸収してしまい、本来の性能を失わせ、増粘までさせてしまうからである。その後、液状物質コーティング後、乾燥させた後、発泡させることで、液状分を吸収してしまい、本来の性能を失わせ、さらに増粘を引き起こし、ゲル化するというような問題は解決される。
【0023】
また、本発明におけるホルムアルデヒド捕捉性を有する樹脂組成物を押し出し等により樹脂ペレットとすることができる。このようなな液状分がないものには、発泡の有無は任意である。
【0024】
【実施例】
以下、実施例を示して本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。
【0025】
<実施例1>
表1に示した樹脂組成物(樹脂:溶融点80℃、発泡剤:開始温度170℃)を用い、混練機において150℃にて混練し、ペレッタイザーにて30μmにペレット化した。この際、発泡はしていなかった。なお、これを単体で200℃30秒にて発泡させると、90μmとなった。
【0026】
【表1】
【0027】
<実施例2>
表2に示した樹脂組成物(樹脂:溶融点80℃、発泡剤:開始温度120℃)を用い、混練機において150℃にて混練し、発泡セルを形成させながらペレッタイザーにて90μmにペレット化した。
【0028】
【表2】
【0029】
<実施例3>
実施例1で得られた未発泡ペレット20PHRコンパウンドすると特に問題はなかった。ところが、比較として、前記20PHRのゼオライト分を換算し、同様にコンパウンドするとゲル化してしまった。
【0030】
<測定1>
実施例1にて発泡させたもの、実施例2で得られた物、および、活性炭を用い、ホルムアルデドの量をGCマスにて測定した。試料はゼオライト30mg換算とし、25℃40%RHにて16時間調湿後、同じ雰囲気にて調湿したデシケータ内にいれ、ホルムアルデヒドを100ppm注入した。その後、24時間後の残存率を測定した。その結果を表3に示す。
【0031】
【表3】
【0032】
<測定2>
実施例1にて発泡させたもの、実施例2で得られた物、および、ゼオライトを用い、ホルムアルデドの量をGCマスにて測定した。試料は活性炭30mg換算とし、25℃40%RHにて16時間調湿後、25℃70%RHに1時間調湿させ同じ雰囲気にて調湿したデシケータ内にいれ、ホルムアルデヒドを100ppm注入した。デシケータは25℃のオーブン内にいれてある。その後、24時間後の残存率を測定した。その結果を表4示す。
【0033】
【表4】
【0034】
<測定3>
実施例1にて発泡させたもの、実施例2で得られた物、および、ゼオライトを用い、ホルムアルデドの量をGCマスにて測定した。試料は活性炭30mg換算とし、25℃40%RHにて16時間調湿後、同じ雰囲気にて調湿したデシケータ内にいれ、ホルムアルデヒドを100ppm注入した。その後、24時間後の残存率を測定した。このときまでデシケータは25℃のオーブンに入れてある。その後、デシケータを40℃のオーブンにいれ0.5時間後、残存率を測定した。その結果を表5に示す。
【0035】
【表5】
【0036】
【発明の効果】
本発明により、ホルムアルデヒド捕捉性を有する樹脂組成物からなるホルムアルデヒド捕捉剤は、高温多湿の環境下であってもホルムアルデヒド捕捉性能が劣化することがないホルムアルデヒド捕捉剤を提供できる。
すなわち、蓄熱用マイクロカプセルを用いることにより、周辺温度との温度差をなくし、外部に急激に放散することを防ぐことができ、また金属または金属酸化物を含有させることにより、直射日光による急激な上昇を防止し、さらに、物理発泡、化学発泡およびの熱膨張性中空マイクロカプセルを組み合せた発泡セルを形成することによる断熱効果を奏し、急激な冷え、温度上昇を抑制することができる。また、高湿度にて吸着性能を低下させないため、発泡セルによって水分の侵入速度を遅くさせ、そのセル自体にも水分を吸着させる。また侵入してきた水分は吸水性ポリマーを含有させることにより、多孔質材より早く多量に吸着させ、ホルムアルデヒド吸着の低下を防ぐことができる。
さらに、本発明のホルムアルデヒド捕捉剤は、ホルムアルデヒド捕捉性能が劣化することのない、安定なコーティング剤とすることが可能であり、ホルムアルデヒド捕捉性を有するコーティング剤として提供することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のホルムアルデヒド捕捉剤の構成の一例を示した模式断面図である。
【符号の説明】
1:ホルムアルデヒド捕捉剤
2:多孔質剤
3:発泡セル
4:蓄熱用マイクロカプセル
5:吸水性ポリマー
6:金属または金属酸化物
7:樹脂バインダー
Claims (4)
- 多孔質物質、蓄熱用マイクロカプセル、吸水性ポリマー粒子、金属または金属酸化物および発泡剤を含むホルムアルデヒド捕捉性を有する樹脂組成物からなることを特徴とするホルムアルデヒド捕捉剤。
- 前記発泡剤が、物理発泡剤、化学発泡剤、熱膨張性中空マイクロカプセルのなかから1種以上組み合わせてなることを特徴とする請求項1記載のホルムアルデヒド捕捉剤。
- 前記樹脂組成物を造粒して、液状コーティング剤に分散させたことを特徴とする請求項1または2記載のホルムアルデヒド捕捉剤。
- 前記樹脂組成物を造粒して、樹脂ペレットとしたことを特徴とする請求項1または2記載のホルムアルデヒド捕捉剤。
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