JP3984974B2 - 電子写真画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式を採用する複写機やプリンタ等に使用されるプロセスカートリッジ及びこれを用いる電子写真画像形成装置に関するものである。
なお、ここで電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
また、プロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。および、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものである。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体上に形成した静電潜像を、プロセスカートリッジに充填された現像剤(トナー)により現像することで現像剤像(トナー像)として可視化している。
また、プロセスカートリッジを採用する画像形成装置においては、装置のメンテナンスをユーザ自身が行うことができるので、格段に操作性を向上させることができる。
上記のプロセスカートリッジを取り扱うユーザの利便性を向上させる技術の一つとして、プロセスカートリッジが備えるトナー容器に充填されたトナーの残量をユーザに知らせるためのトナー残量検知手段が様々に考案されている。そのような手段の中には、ある一定時間内に、トナー容器内を通過する光の透過時間を測定することで、トナー容器内のトナーの残量を検知する手段がある。
このような光透過式のトナー残量検知手段は、例えば、画像形成装置の本体側に配置された発光部及び受光部と、トナー容器に備えられた光透過窓と、発光部から発光された検知光を発光部から光透過窓及び光透過窓から受光部へと導くライトガイドとを有する。
上記構成によれば、検知光がトナー容器内を通過することができる時間はトナー残量に依存し、その時間はトナー残量が多ければ短く、少なければ長くなる。そして、検知光の通過時間を計測することによりトナー容器内のトナー残量を推測することが可能となる(例えば、特許文献1参照)。
さらに、ユーザの利便性を向上させる他の技術として、プロセスカートリッジに記憶素子を備えるものも考案されている。この記憶素子と装置本体との間で、画像品質に関する情報、プロセスカートリッジの製造や寿命に関する情報、本体の稼働状態に関する情報などを相互に通信させることで、画像形成装置あるいはプロセスカートリッジのメンテナンスを容易にし、利便性の向上を図ることができる(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−186822号公報 特許第3359245号
最近の画像形成装置には、利便性の向上と共に小型であることも求められている。画像形成装置内に大きな空間を占めるプロセスカートリッジの小型化が必要となっており、特にプロセスカートリッジを複数備えるカラー画像形成装置においては、プロセスカートリッジの小型化はより大きな課題となる。
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的は、前記接点による押圧があってもトナー残量検知精度を低下させることなく、小型化を可能なプロセスカートリッジ及びこれを用いる電子写真画像形成装置を提供するものである。
上記課題を解決するための本発明における代表的な手段は、プロセスカートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置において、(1)発光部と、前記発光部から発した検知光を受光する受光部と、第一本体電気接点と、第二本体電気接点と、が一体的に設けられた本体基体と、(2)電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像する現像部材と、前記静電潜像を現像するために前記現像部材で用いられる現像剤を収納する現像剤収納容部を有するカートリッジ枠体と、前記カートリッジ枠体の前記電子写真感光体ドラム軸線方向一端側、および前記プロセスカートリッジの前記装置本体へ装着する装着方向先端側に設けられた第一光ガイドであって、前記プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記発光部と対向して前記検知光を入射する入射部を有し、前記現像剤収納容器内の現像剤収納空間を横切るように前記検知光をガイドする第一光ガイドと、前記カートリッジ枠体の前記一端側、および前記装着方向先端側に設けられた第二光ガイドであって、前記プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記受光部と対向して前記現像剤収納空間を通過した前記検知光を前記受光部へ出射する出射部を有する第二光ガイドと、前記カートリッジ枠体の前記一端側、および前記装着方向先端側に設けられた、前記装置本体と通信可能なメモリ部材であって、前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着された際の鉛直方向において、前記入射部を通る水平面と前記出射部を通る水平面と間に設けられた、前記第一本体電気接点が接触する第一カートリッジ電気接点と、前記第二本体電気接点が接触する第二カートリッジ電気接点とを有するメモリ部材と、を有し、前記入射部と前記出射部を結ぶ第一線分と、前記第一カートリッジ電気接点と前記第二カートリッジ電気接点とを結ぶ第二線分とは交差するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着する装着手段と、(3)前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有し、前記鉛直方向において、前記発光部を通る水平面と前記受光部を通る水平面との間に、前記第一本体電気接点と前記第二本体電気接点を配置し、前記発光部と前記受光部を結ぶ第三線分と、前記第一本体電気接点と前記第二本体電気接点とを結ぶ第四線分とは交差することを特徴とする。
本発明によれば、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置を小型にすることができる。
また、本発明はプロセスカートリッジを画像形成装置本体に装填したときに、プロセスカートリッジ側の電気接点によって装置本体側の対応電気接点が押圧されたとしても、その押圧による基板の変形や傾きは発光部や受光部の位置ずれとなり難い。このため、トナー残量検知の光軸がずれ難く、トナー残量検知精度の低下を抑制できる。
そして、前記光ガイド及びメモリ部材の電気接点と対向する装置本体側の発光部、受光部及び本体側電気接点を同一基板に配置してもトナー残量検知精度の低下が抑制し得るため、これらを同一基板に設けることで小型化が可能になり、更には組立性が向上する。
次に本発明の一実施形態に係るプロセスカートリッジ及びこれを用いる電子写真画像形成装置について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態では4個のプロセスカートリッジを装填してカラー画像を形成するカラー画像形成装置を例示する。
[画像形成装置の全体構成]
まず、画像形成装置の全体構成について概略説明する。図4は本実施の形態に係るカラーレーザープリンタの概略断面図である。
図4に示すように、本実施形態のカラーレーザープリンタ(以下「プリンタ」と称す)100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)各色ごとに一定速度で回転する電子写真感光体ドラム(以下「感光体ドラム」と称す)を有する画像形成部と、画像形成部で現像され多重転写されたカラー画像を保持し、給送部から給送された記録媒体Pにさらに転写する中間転写体5とを有する。
感光体ドラム1(1Y,1M,1C,1K)は、駆動手段(不図示)によって、図4に示すように反時計回りに回転駆動される。
感光体ドラム1の周囲には、その回転方向にしたがって順に、感光体ドラム1表面を均一に帯電する帯電装置2(2Y,2M,2C,2K)、画像情報に基づいてレーザービームを照射し、感光体ドラム1上に静電潜像を形成するスキャナユニット3(3Y,3M,3C,3K)、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像ユニット4(4Y,4M,4C,4K)、感光体ドラム1上のトナー像を一次転写部T1で中間転写体5に転写させる一次転写ローラ12(12Y,12M,12C,12K)、転写後の感光体ドラム1表面に残った転写残トナーを除去するクリーニングブレードを有する感光体ユニット6(6Y,6M,6C,6K)が配置されている。
画像形成に際しては、ローラ14,15,16に張架されたベルト状の中間転写体5が回転するとともに各感光体ドラムに形成された各色トナー像が前記中間転写体5に重畳して一次転写されることでカラー画像が形成される。
前記中間転写体5への一次転写と同期するように搬送手段によって記録媒体が二次転写部へ搬送される。搬送手段は複数枚の記録媒体Pを収納した給送カセット17、給送ローラ18、分離パッド19、レジストローラ対21を有する。画像形成時には給送ローラ18が画像形成動作に応じて駆動回転し、給送カセット17内の記録媒体Pを一枚ずつ分離し、該レジストローラ対21によって画像形成動作とタイミングを合わせて二次転写部へ搬送する。
二次転写部T2には移動可能な二次転写ローラ13が配置されている。二次転写ローラ13は、略上下方向に移動可能である。そして、像転写に際しては記録媒体Pを介して中間転写体5に所定の圧で押しつけられる。この時同時に二次転写ローラ13にはバイアスが印加され中間転写体5上のトナー像は記録媒体Pに転写される。
中間転写体5と二次転写ローラ13とはそれぞれ駆動されているため、両者に挟まれた状態の記録媒体Pは、図4に示す左方向に所定の速度で搬送され、更に搬送ベルト22により次工程である定着部8に搬送される。定着部8では熱及び圧力が印加されて転写トナー像が記録媒体に定着される。その記録媒体は排出ローラ対25によって装置上面の排出トレイ26上へ排出される。
プロセスカートリッジ7は、感光体ドラム1、帯電装置2、現像ユニット4、感光体ユニット6を有する。このプロセスカートリッジ7の着脱は、図5に示すように、画像形成装置本体100の前扉101を開閉して行う。
ここで、カートリッジ装着手段について説明する。画像形成装置本体100には前扉101が回動可能に設けられ、この扉101の奥には中間転写体5が回動可能に設けられている。従って、これら前扉101、中間転写体5が開いた状態で、プロセスカートリッジ7は、画像形成装置本体100に対して着脱可能となる。プロセスカートリッジ7の両端部の感光ドラム支持部近傍には把手部材90が設けられていて、カートリッジ着脱時には本体前扉側に突出している。プロセスカートリッジ7は、画像形成装置本体100内に設けられているガイドレール部(不図示)と、プロセスカートリッジ7に設けられた挿入ガイド部(不図示)とが係合することにより、画像形成装置本体100に対し着脱可能となる。
[プロセスカートリッジの全体構成]
次に、プロセスカートリッジの構成について図6を参照して説明する。なお、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各カートリッジ7Y,7M,7C,7Kは同一構成である。
図6に示すように、カートリッジ7は、感光体ドラム1と、帯電装置2と、クリーニングブレード60を備えた感光体ユニット6と、感光体ドラム1上の静電潜像を現像する現像ローラ40を有する現像ユニット4と、に分かれている。
そして、これらはカートリッジ枠体に収納されており、このカートリッジ枠体は第一枠体と第二枠体とによって構成されている。
感光体ユニット6は、感光体ドラム1が第一枠体であるクリーニング枠体61に回転自在に取り付けてられている。また、クリーニングブレード60によって感光体ドラム1表面から除去された残留トナーは、トナー送り機構62によってクリーニング枠体61に設けられた収容室63に順次送られる。
現像ユニット4は、感光体ドラム1と接触して図6の矢印Y方向に回転する現像部材としての現像ローラ40と、現像剤収納部としてのトナー容器41と、現像枠体45とを有し、これらが第二枠体に設けられている。
現像ローラ40は回転自在に現像枠体45に支持される。また現像ローラ40の周上には、現像ローラ40と接触して図6の矢印Z方向に回転する供給ローラ43と現像ブレード44がそれぞれ配置されている。
現像時には、図6の矢印X方向に回転する搬送部材42によって、トナー容器41に収容されているトナーが供給ローラ43へ搬送され、供給ローラ43がそのトナーを現像ローラ40に供給し、現像ローラ40上に担持させる。そして、電源(不図示)から現像ローラ40に印加した直流現像バイアスにより、感光体ドラム1の表面に形成されている静電潜像に付着し、潜像を現像する。
上記プロセスカートリッジ内のトナーは現像を繰り返すうちに減少する。このため、トナー容器41内のトナー残量を検知するための光透過式のトナー残量検知手段が設けられている。
また、プロセスカートリッジには、カートリッジの種類等の所定情報を格納した記憶手段が設けられ、プロセスカートリッジを装置本体に装填したときに、前記記憶手段に格納された情報を装置本体側で読み出せるように構成されている。
[光透過式トナー残量検知手段]
次に、光透過式トナー残量検知手段について、図6及び図7を用いて説明する。なお、図6は検知光が受光部まで届いていない状態を示す断面図である。また、図7は光透過式のトナー残量検知手段を備えたプロセスカートリッジにおいて検知光が受光部まで届いている状態を示す断面図である。
図6に示すように、トナー容器41内には、搬送部材42が設けられており、矢印X方向に回転することで供給ローラ43にトナーを搬送している。搬送部材42は、樹脂成型品である軸部材42a、現像剤の搬送及び攪拌を行う可撓性のシート状部材42bを有する。搬送部材42への駆動力の伝達は、トナー容器41の側面を貫通して挿入される駆動ギア(不図示)によって行われる。
一方、トナー容器41は、現像剤の残量を検知するための検知光Lを透過させる透過部51c,52cと、プリンタ100本体側に配置された発光部から透過部51cを経てトナー容器41内部まで検知光を案内する第一光ガイドである入射ライトガイド51と、トナー容器の内部を通過し透過部52cから出射した検知光をプリンタ100本体側に配置された受光部まで案内する第二光ガイドである出射ライトガイド52とを有する。また、入射ライトガイド51はトナー容器41の下面に、出射ライトガイド52はトナー容器41の上面に、それぞれ設けられている。
入射ライトガイド51は、プリンタ100本体側に設けられた発光部であるLED53から発光された検知光Lをトナー容器41内部へ案内する。また、出射ライトガイド52は、トナー容器41内を通過した検知光Lをプリンタ100本体側に設けられた受光部であるフォトトランジスタ54へ案内する。そして、前記入射ライトガイド51及び出射ライトガイド52は、カートリッジ枠体の感光体ドラム軸線方向一端側、および前記プロセスカートリッジの前記装置本体へ装着する装着方向先端側に設けられている。
シート状部材42bは、その回転にともない検知光Lを遮光するとともに、入射ライトガイド51のトナー容器41内の光透過面51bと出射ライトガイド52のトナー容器41内の光透過面52bの清掃を行う。
図6に示すカートリッジ7は、シート状部材42bが入射ライトガイド51のトナー容器41内の光透過面51bを清掃した直後の状態である。この状態においては、搬送部材42の存在により、検知光Lはトナー容器41内部で遮られ、出射ライトガイド52に届かず、プリンタ100本体内のフォトトランジスタ54で検知されない。
一方、図7に示すカートリッジ7は、シート状部材42bが入射ライトガイド51のトナー容器41内の光透過面51bを清掃した直後の状態である。この状態においては、トナー残量が比較的少ない状態であるため、検知光Lはトナー容器41内部を透過し、出射ライトガイド52を介してプリンタ100本体内のフォトトランジスタ54で検知される。
従って、搬送部材42の1回転あたりにトナー容器41内部を透過して、プリンタ100のフォトトランジスタ54で受光される検知光Lの受光時間により、トナー容器41内の現像剤の残量を推測することができる。
[プロセスカートリッジの記憶手段]
次に、カートリッジ7に設けられた記憶手段の構成とプリンタ100本体との通信について図8乃至図10を参照して説明する。なお、図8は記憶手段を有するプロセスカートリッジの斜視図である。また、図9は画像形成装置に具備された発光部、受光部及び通信手段を有する部品の斜視図である。図10はプロセスカートリッジを画像形成装置に装着した状態を模式的に示す一部断面図である。
図8に示すように、記憶手段を構成するメモリ部材(以下「メモリユニット」と称す)55はカートリッジ7の外周面に設けられている。また、プリンタ100にはコントローラ(不図示)に接続された通信手段である通信ユニット56(図9参照)が設けられている。
また、メモリユニット55は、プロセスカートリッジの情報を格納するものである。プロセスカートリッジの情報とは、例えば、プロセスカートリッジが有する電子写真感光体ドラムや現像剤等の部材の種類、ロット番号、寿命や、プロセスカートリッジが使用された環境の履歴、画像形成回数等、プロセスカートリッジの状態を示す種々のパラメータのうち少なくとも1つ以上のパラメータをいう。
カートリッジ7がプリンタ100本体に装着されると、メモリユニット55のカートリッジ電気接点55a1,55a2と通信ユニット56の本体電気接点56a1,56a2(図9、図10参照)が接触し、メモリユニット55の記憶素子とコントローラが通信可能となり、記憶素子の情報の読み取り、書き込みが可能となる。
なお、前記メモリユニット55は、カートリッジ枠体の感光体ドラム軸線方向一端側、およびカートリッジ装着方向先端側に両面テープ、接着剤、熱カシメ、超音波溶着、スナップフィットなどの方法でカートリッジ7に取り付けられている。
また、カートリッジ7は、感光体ユニット6に設けられた位置決め部材でプリンタ100に位置決めされるため、メモリユニット55は、感光体ユニット6に取り付けることによって、プリンタ100本体の通信ユニット56に対して精度良く位置決めすることが可能となる。
[ライトガイド外端面とメモリユニット接点の位置関係]
次に本実施の形態に係る画像形成装置及びそれに用いられるプロセスカートリッジの特徴的な構成について図1乃至図3により詳細に説明する。図2は、本実施の形態に係るライトガイドとメモリユニットの配置を示すプロセスカートリッジの一部斜視図である。
本実施の形態に係るカートリッジ7は、カラー画像を形成できるように、感光体ドラム1が中間転写体5に対向するような方向で、プリンタ100本体に対して4個鉛直方向に並べて装着される。
また、図1に示すように、トナー容器41に設けられた入射ライトガイド51及び出射ライトガイド52は、外側端面である入射部51a及び出射部52aを有する。そして、前記ライトガイドの入射部51a、出射部52aはトナー容器41の高さ分離れた位置に互いに平行に配置されている。そのため、このままではトナー容器41の高さ分の領域がデッドスペースとなってしまう。そこで、本実施形態のカートリッジ7では、この領域にプリンタ100と通信を行うメモリユニット55を配置している。
具体的には、メモリユニット55は、図1に示すように、本実施の形態におけるカートリッジ7をプリンタ100本体に装着した状態で、入射ライトガイド51の入射部51aを含む水平面A1の光軸中心と出射ライトガイド52の出射部52aを含む水平面A2の光軸中心それぞれに挟まれたカートリッジ7のフレーム面であるクリーニング枠体61に配置されている。
そのため、鉛直方向においてメモリユニット55を入射部51aと出射部52aとの間に配置することになる。従って、入射ライトガイド51、出射ライトガイド52及びメモリユニット55をコンパクトにカートリッジ7に設けることができる。特に、感光体ドラム1の軸方向の省スペース化が可能となり、カートリッジ7を小型にできる。しいては、カートリッジ7を着脱可能なプリンタ100を小型にできる。
また、プリンタ側に設けられたメモリユニット55と、入射ライトガイド51、出射ライトガイド52が互いに近接した領域に配置され、かつ、通信ユニット56は、図1に示すように、本実施の形態におけるカートリッジ7をプリンタ100に装着した状態で、LED53を含む水平面A1とフォトトランジスタ54を含む水平面A2との間の領域に配置されている。
そのため、LED53、フォトトランジスタ54、通信ユニット56を同一の基板上に配置することができる。更には、それらの制御手段を同一の基板上に配置することができる。そのため複数の基板に部品や制御手段を分散する必要がなくなり、部品数の低減及び小型化が図られる。
また、図10に示すように、鉛直方向において、メモリユニット55を入射部51aと出射部52aとの間に配置したカートリッジ7は、鉛直方向に複数個並べて装着したカラーのプリンタ100を小型化するのに適している。
すなわち、図9、図10に示すように、入射ライトガイド51、出射ライトガイド52及びメモリユニット55の対向面に配置される、現像剤残量検知を行うためのLED53、フォトトランジスタ54及び通信ユニット56を一カ所に集約して配置することが可能である。
したがって、LED53、フォトトランジスタ54及び通信ユニット56は、図9、図10に示すように、コンパクトな一枚の長方形の基板57上に集約して配置することができる。これにより、無駄な電気配線もなく、部品がコンパクトに集約され、複数のカートリッジ7を有するプリンタ100においては更に小型化に寄与する。
また、図2に示すように、メモリユニット55は基板57上に2個のカートリッジ電気接点55a1,55a2と記憶部55cを有する。そしてカートリッジ電気接点55a1,55a2と記憶部55cとは電気的に接続されている。また、記憶部55cは、プロセスカートリッジ7の長手方向において第一カートリッジ電気接点55a1と第二カートリッジ電気接点55a2間に設けられている。
また、本実施形態にあっては、カートリッジ電気接点は2箇所(第一カートリッジ電気接点55a1、第二カートリッジ電気接点55a2)で装置本体側の通信手段としての通信ユニット56の2個の本体側接点である第一本体電気接点56a1及び第二本体電気接点56a2と接触する。このように複数の点で装置本体と接触する場合には、入射部51aの外端面の中心と出射部52aの外端面の中心を結ぶ第一線分L1と、メモリユニット55の2箇所のカートリッジ電気接点55a1、55a2の接触点を結ぶ第二線分L2とが交差するように、前記入射ライトガイドの入射部51a、出射ライトガイドの出射部52a及び前記第一カートリッジ電気接点55a1、第二カートリッジ電気接点55a2を配置する。
そして、プロセスカートリッジの前記入射部51a、出射部52a及び第一カートリッジ電気接点55a1、第二カートリッジ電気接点55a2の配置と対応するように、装置本体側のLED53、フォトトランジスタ54及び通信ユニット56の本体電気接点(第一本体電気接点56a1及び第二本体電気接点56a2)が2箇所に配置されている。
即ち、基板57に設けられた発光部であるLED53と受光部であるフォトトランジスタ54の光軸を結んだ第三線分L3が、通信ユニット56の接触部である第一本体電気接点56a1と第二本体電気接点56a2の接触点を結ぶ第四線分L4とが交差するように、LED53、54、第一本体電気接点56a1、第二本体電気接点56a2が配置されている。
本実施形態のように、メモリユニット55の第一カートリッジ電気接点55a1及び第二カートリッジ電気接点55a2に接触する第一本体電気接点56a1及び第二本体電気接点56a2を有し、プロセスカートリッジによって2箇所以上の点で押圧される場合には、LED53とフォトトランジスタ54の光軸を結ぶ線分L3と、本体側電気接点における2箇所の接触点とを結ぶ線分L4とが交差するように配置する。
そして、前記LED53、フォトトランジスタ54、通信ユニット56は同一の基板上に配置されている。これらの部品が同一の基板57上に配置されることで、複数の基板に部品や制御手段を分散する必要がなくなり、部品数の低減及び小型化が図れ、且つ組み立て工程も簡略化される。
ここで、上記各部品を同一基板上に配置することで、プロセスカートリッジを装置本体に装填し、前記カートリッジ電気接点55a1,55a2が装置本体電気接点56a1,56a2を押圧したときに基板57が変形、傾くことも考えられる。しかし、本実施形態にあってはプロセスカートリッジの入射部51a、出射部52a及び第一カートリッジ電気接点55a1、第二カートリッジ電気接点を前述したように配置し、また装置本体側のLED53、フォトトランジスタ54及び通信ユニット56の第一本体電気接点56a1、第二本体電気接点56a2を配置してあるために、基板57の変形、傾きに対し、入射部51a、出射部52a、LED53、フォトトランジスタ54の位置変化は小さい。このため、前記変形等による影響を最小限に抑えることができ、それぞれの光軸のずれによる光透過型トナー残量検知精度の低下が抑制される。
このため、トナー残量検知精度を低下させることなく、LED53、フォトトランジスタ54及び通信ユニット56を同一の基板に配置して組み立て性等を向上させることができる。そして、カートリッジに合わせて前記LED53、フォトトランジスタ54及び通信ユニット56の組みが複数設けられるが(図10参照)、これら複数組みのカートリッジに合わせて前記LED53、フォトトランジスタ54及び通信ユニット56を同一の基板に集約して配置しても光軸ずれによるトナー残量検知精度を低下させないために、これら部品の一括組み込みが可能となり、組み立てが容易になるとともに、小型化も可能となる。
なお、前述した実施形態ではプロセスカートリッジを4個装填してカラー画像を形成する画像形成装置を例示したが、プロセスカートリッジを1個装填してモノクロ画像を形成する画像形成装置であっても前述したライトガイド、発光部、受光部と接点との位置関係は適用しても同様の効果を得ることができる。
プロセスカートリッジの断面図である。 ライトガイドとメモリユニットの配置を示すプロセスカートリッジの一部斜視図である。 画像形成装置に具備された発光部、受光部及び通信手段を有する部品の一部拡大図である。 電子写真プロセスを利用した画像形成装置の一形態であるカラーレーザープリンタの概略断面図である。 プロセスカートリッジの画像形成装置への着脱方法について示した斜視図である。 光透過式のトナー残量検知手段を備えたプロセスカートリッジにおいて検知光が受光部まで届いていない状態を示す断面図である。 光透過式のトナー残量検知手段を備えたプロセスカートリッジにおいて検知光が受光部まで届いている状態を示す断面図である。 記憶手段を有するプロセスカートリッジの斜視図である。 画像形成装置に具備された発光部、受光部及び通信手段を有する部品の斜視図である。 プロセスカートリッジを画像形成装置に装着した状態を模式的に示す一部断面図である。
符号の説明
1 …感光体ドラム
6 …感光体ユニット
7 …プロセスカートリッジ
40 …現像ローラ
41 …トナー容器
42 …搬送部材
42a …軸部材
42b …シート状部材
43 …供給ローラ
51 …入射ライトガイド
51a …入射部
51b,52b …光透過面
51c,52c …透過部
52 …出射ライトガイド
52a …出射部
53 …LED
54 …フォトトランジスタ
55 …メモリユニット
55a1 …第一カートリッジ電気接点
55a2 …第二カートリッジ電気接点
56 …通信ユニット
56a1 …第一本体電気接点
56a2 …第二本体電気接点
57 …基板
100 …装置本体

Claims (3)

  1. プロセスカートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置において、
    (1)発光部と、前記発光部から発した検知光を受光する受光部と、第一本体電気接点と、第二本体電気接点と、が一体的に設けられた本体基体と、
    (2)電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像する現像部材と、前記静電潜像を現像するために前記現像部材で用いられる現像剤を収納する現像剤収納容部を有するカートリッジ枠体と、前記カートリッジ枠体の前記電子写真感光体ドラム軸線方向一端側、および前記プロセスカートリッジの前記装置本体へ装着する装着方向先端側に設けられた第一光ガイドであって、前記プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記発光部と対向して前記検知光を入射する入射部を有し、前記現像剤収納容器内の現像剤収納空間を横切るように前記検知光をガイドする第一光ガイドと、前記カートリッジ枠体の前記一端側、および前記装着方向先端側に設けられた第二光ガイドであって、前記プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記受光部と対向して前記現像剤収納空間を通過した前記検知光を前記受光部へ出射する出射部を有する第二光ガイドと、前記カートリッジ枠体の前記一端側、および前記装着方向先端側に設けられた、前記装置本体と通信可能なメモリ部材であって、前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着された際の鉛直方向において、前記入射部を通る水平面と前記出射部を通る水平面と間に設けられた、前記第一本体電気接点が接触する第一カートリッジ電気接点と、前記第二本体電気接点が接触する第二カートリッジ電気接点とを有するメモリ部材と、を有し、前記入射部と前記出射部を結ぶ第一線分と、前記第一カートリッジ電気接点と前記第二カートリッジ電気接点とを結ぶ第二線分とは交差するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着する装着手段と、
    (3)前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、
    を有し、
    前記鉛直方向において、前記発光部を通る水平面と前記受光部を通る水平面との間に、前記第一本体電気接点と前記第二本体電気接点を配置し、前記発光部と前記受光部を結ぶ第三線分と、前記第一本体電気接点と前記第二本体電気接点とを結ぶ第四線分とは交差することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  2. 前記電子写真画像形成装置は、前記プロセスカートリッジを複数個装着可能なカラー電子写真画像形成装置であって、
    更に、前記本体基体は、複数個の前記発光部、複数個の前記受光部、複数個の前記第一本体電気接点、及び、複数個の前記第二本体電気接点を一体的に有することを特徴とする請求項に記載の電子写真画像形成装置。
  3. 前記第三線分は、前記発光部の中心部と前記受光部の中心部とを結ぶ線であることを特徴とする請求項1または2に記載の電子写真画像形成装置。
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