JP3984779B2 - 冷凍サイクル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は冷凍サイクルに関し、特に自動車用空調装置で通常は冷房用熱交換器として用いられる内部熱交換器を暖房用熱交換器として用いるようにした冷凍サイクルに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車用空調装置は、車室内に、低温冷媒により冷風を作る内部熱交換器(エバポレータ)と、エンジンの冷却水から温風を作るヒータコアとを有し、冷風と温風とを適宜混合して車室内を快適な空気温度になるよう制御している。
【0003】
ところが、近年、エンジンの燃焼効率の向上に伴い、エンジンの冷却水の水温が低くなっているため、冷却水を暖房用の熱源として利用した場合に、冬期では十分な暖房温度を得ることが難しくなってきている。そこで、フロンガスなどを使って冷房と一緒に暖房もできるようなシステムのニーズが増えている。このようなシステムは、たとえば特開平11−344263号公報にバイパス管路付冷凍サイクルとして提案されている。
【0004】
図4は従来のバイパス管路付冷凍サイクルの一例を示す構成図である。
このバイパス管路付冷凍サイクルによれば、コンプレッサ1と、車室外に設けられた外部熱交換器2と、膨張弁3と、車室内に設けられた内部熱交換器4と、アキュムレータ5とによって通常の冷凍サイクルを構成し、この通常の冷凍サイクルに加えて、コンプレッサ1から送り出された高圧冷媒ガスを外部熱交換器2をバイパスさせて内部熱交換器4に直接送り込ませるためのバイパス管路6が併設されている。
【0005】
また、このバイパス管路付冷凍サイクルは、コンプレッサ1から送り出される高圧冷媒を外部熱交換器2またはバイパス管路6のいずれかに向かわせるよう管路の切り換えを行う開閉弁7,8と、外部熱交換器2と膨張弁3との間に設けられた逆止弁9と、バイパス管路6に流れる高圧冷媒に対して膨張弁として作用する減圧用の定差圧弁10と、内部熱交換器4とアキュムレータ5との間に設けられた膨張弁11、熱交換器12、開閉弁13とを備えている。熱交換器12は、膨張弁11にて断熱膨張された低温冷媒にたとえばエンジン冷却水の熱を与えてアキュムレータ5に戻すためのものである。
【0006】
このように構成されたバイパス管路付冷凍サイクルにおいて、冷房時には、開閉弁7を開け、開閉弁8を閉じるように制御してコンプレッサ1から送り出された高圧冷媒をすべて外部熱交換器2に向かわせるようにし、内部熱交換器4の下流側に設けられた開閉弁13を開けて、内部熱交換器4から出た冷媒を直接アキュムレータ5に行くようにしている。これにより、車室内に設けられている内部熱交換器4が本来のエバポレータとして作用し、そこでの周囲の空気と冷媒との熱交換によって冷房が行われる。
【0007】
暖房時には、開閉弁7,13を閉じ、開閉弁8を開けるように制御してコンプレッサ1から送り出された高圧冷媒をバイパス管路6に向かわせ、内部熱交換器4から出た冷媒を膨張弁11および熱交換器12を通してアキュムレータ5に行くようにしている。これにより、コンプレッサ1から送り出された高圧冷媒は、外部熱交換器2へは行かずにすべてバイパス管路6内を流れ、定差圧弁10を通ることによって低圧設計の内部熱交換器4に合った圧力に減圧され、そして内部熱交換器4を通過する際に、コンプレッサ1において与えられた顕熱を冷媒から奪う熱交換が行われて暖房が行われる。したがって、内部熱交換器4は、ここでは暖房のための放熱器として作用する。内部熱交換器4にて熱交換された冷媒は、膨張弁11にて膨張して減圧され、熱交換器12にて加熱されてアキュムレータ5に戻される。
【0008】
ここで、冬場の寒い時期に暖房運転をする場合を考える。冷凍サイクルの中で外気に曝されている部分が外部熱交換器2であり、極寒時における駐車ではこの外部熱交換器2が外気によって最も良く冷やされる。冷媒は、冷凍サイクルの中で最も低い温度のところに集まる習性を持っており、したがって、長時間の駐車では、開閉弁7および逆止弁9の微小リークにより、冷媒は最も温度の低い外部熱交換器2に集まる傾向がある。
【0009】
このように冷媒が外部熱交換器2に集まった状態でエンジンを始動し、暖房運転をしようとすると、外部熱交換器2をバイパスする暖房のサイクル内には冷媒がほとんどない状態が発生することになるため、十分な暖房性能を得ることができなくなる。
【0010】
そこで、暖房運転する場合には、それに先立って冷房運転が行われる。すなわち、コンプレッサ1から外部熱交換器2に高温高圧のガスを供給して加熱し、中に貯っていた冷媒が凝縮できないようにする。この冷房運転をしばらく続けると、外部熱交換器2に貯っていた冷媒は、冷凍サイクル内を循環するようになり、アキュムレータ5まで戻って貯ってくるようになる。その時点で、開閉弁7,8,13を切り換え、暖房運転モードにすると、暖房のサイクル内にある冷媒によって暖房運転することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のバイパス管路付冷凍サイクルでは、寒いときに暖房をしようとする際に、直接暖房運転モードにするのではなく、一旦冷房運転モードにしなければならないという問題点があった。また、モード切り換えのための制御デバイスが多く必要であることから、システムのコストが高くなるという問題点があった。
【0012】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、暖房のサイクル内に冷媒が少ない状態での暖房運転でも、暖房性能を得ることができ、コストの低い冷凍サイクルを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記問題を解決するために、コンプレッサ、外部熱交換器、第1定差圧弁および第1オリフィス、内部熱交換器、およびアキュムレータをこの順に管路で接続してなる冷凍サイクルにおいて、冷房運転時に前記コンプレッサと前記外部熱交換器とを接続するとともに前記内部熱交換器と前記アキュムレータとを接続し、暖房運転時には前記コンプレッサと前記内部熱交換器とを接続するとともに前記外部熱交換器と前記アキュムレータとを接続する四方弁と、前記第1オリフィスと前記内部熱交換器との接続部と前記アキュムレータとの間の管路に設けられて暖房運転時に前記内部熱交換器で熱交換された冷媒の断熱膨張および加熱を行う第2定差圧弁、第2オリフィスおよび水熱交換器と、前記四方弁の暖房運転時における切り換え位置にて接続される前記外部熱交換器と前記アキュムレータとの間の管路に前記外部熱交換器から前記アキュムレータへの方向にのみ冷媒を流すことができる逆止弁と、を備えていることを特徴とする冷凍サイクルが提供される。
【0014】
このような冷凍サイクルによれば、暖房運転時には、四方弁が外部熱交換器とアキュムレータとを接続するよう冷媒の管路を切り換えるので、外部熱交換器が暖房のサイクルから外れるにも拘らず、コンプレッサの吸い込み側に設けられたアキュムレータと接続状態にある。このため、極寒時に冷媒が外部熱交換器に集まって暖房のサイクル内に少ない状態にあっても、暖房運転を継続していくうちに外部熱交換器に貯っていた冷媒がアキュムレータへ吸い出されていくようになる。このように、冷媒がアキュムレータに回収されることにより、暖房性能が得られるようになる。また、冷房運転モードと暖房運転モードとで冷媒の管路の切り換えを1つの四方弁で行うようにしたことにより、必要な制御デバイスが少なくて済み、コストを下げることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る冷凍サイクルの構成図である。
【0016】
本発明による冷凍サイクルは、コンプレッサ1と、このコンプレッサ1の出力をポートAに受ける四方弁20と、この四方弁20のポートBに接続された外部熱交換器2と、この外部熱交換器2の下流側管路に配置された定差圧弁21およびオリフィス22と、四方弁20のポートCに接続された内部熱交換器4と、この内部熱交換器4の下流側およびオリフィス22の下流側の管路に接続された定差圧弁23およびオリフィス24と、四方弁20のポートDに接続された逆止弁25と、オリフィス24および逆止弁25の下流側の管路に接続された水熱交換器26と、この水熱交換器26とコンプレッサ1との間に配置されたアキュムレータ5とを備えている。水熱交換器26は、自動車内の余熱であるエンジンの冷却水を熱源として供給するよう構成され、その冷却水の供給配管には流量を制御する電磁弁27が設けられている。また、内部熱交換器4の冷媒入口側の管路には圧力スイッチ28が設けられ、その出力は、コンプレッサ1に接続されていて、たとえば内部熱交換器4の冷媒入口側の圧力が所定の圧力を越えた場合に、電磁クラッチを切るなどしてコンプレッサ1を停止するようにしている。
【0017】
四方弁20は、冷房運転モードでは、ポートAとポートB、ポートCとポートDとをそれぞれ接続し、暖房運転モードでは、ポートAとポートC、ポートBとポートDとをそれぞれ接続するよう冷媒流路を切り換える。
【0018】
冷房運転モードでは、四方弁20は図示の実線で示した通路位置になるよう切り換えられ、また、電磁弁27は水熱交換器26が機能しないよう閉じられている。コンプレッサ1によって出力された高温高圧の冷媒は、四方弁20を介して外部熱交換器2に送られ、ここで外気と熱交換されて凝縮される。凝縮された冷媒は、定差圧弁21およびオリフィス22を通って減圧された低温の冷媒になる。その後、その冷媒は、内部熱交換器4に送られ、ここで車室内の空気と熱交換されて蒸発される。内部熱交換器4で熱交換された気液混合の冷媒は、四方弁20、逆止弁25を通り、水熱交換器26を単に通過してアキュムレータ5に送られ、ここで気液分離される。そして、アキュムレータ5で分離された冷媒ガスがコンプレッサ1に供給されることになる。
【0019】
ここで、内部熱交換器4の冷媒入口側の管路の圧力が高くなった場合には、定差圧弁23が開き、冷媒の一部をオリフィス24で減圧した後、アキュムレータ5に流すようにする。これにより高圧に耐えるように設計されていない内部熱交換器4を高圧破壊から防ぐことができる。
【0020】
暖房運転モードでは、四方弁20は図示の破線で示した通路位置になるよう切り換えられ、また、電磁弁27は水熱交換器26にエンジンの冷却水が供給されるよう開いている。コンプレッサ1によって出力された高温高圧の冷媒は、四方弁20を介して内部熱交換器4に送られ、ここで車室内の空気と熱交換されて凝縮される。凝縮された冷媒は、定差圧弁23およびオリフィス24を通って減圧された低温の冷媒になり、水熱交換器26で加熱されて、アキュムレータ5に送られ、ここで気液分離され、分離された冷媒ガスがコンプレッサ1に供給されることになる。なお、外部熱交換器2の管路に配置された定差圧弁21は、このとき逆止弁として機能し、内部熱交換器4を出た冷媒が外部熱交換器2の側へ流れることはない。
【0021】
ここで、内部熱交換器4の冷媒入口側の管路の圧力が高くなった場合には、圧力スイッチ28が働いてコンプレッサ1を停止するように制御している。
また、外部熱交換器2は、四方弁20および逆止弁25を介して水熱交換器26の上流側の管路に接続され、かつ逆止弁25は四方弁20から水熱交換器26の方へ流れる向きに設けられている。この水熱交換器26は、アキュムレータ5を介してコンプレッサ1の吸引側に接続されているため、冬場の駐車中に冷媒が外部熱交換器2に集まっていた場合、その外部熱交換器2内の冷媒には、コンプレッサ1によって常に吸引作用が働いている。したがって、外部熱交換器2に貯っていた冷媒は、外部熱交換器2から吸い出され、暖房のサイクル内に回収されることになるため、暖房運転を継続しているうちに十分な暖房性能を得ることができるようになる。
【0022】
図2は本発明の第2の実施の形態に係る冷凍サイクルの構成図である。この図2において、図1に示した構成要素と同じ要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0023】
第2の実施の形態では、外部熱交換器2から冷媒を吸い出すときに作用する逆止弁25の管路に、外部熱交換器2からの冷媒の回収量を制御する電磁弁29を設けてある。また、アキュムレータ5内には、アキュムレータ5に貯る液冷媒の量を検知する液面センサ30が設けられている。
【0024】
この液面センサ30の出力は、電磁弁29の制御に使用される。たとえば、アキュムレータ5内の液冷媒の量が所定の量に達したことを液面センサ30が検知したときに、これ以上の冷媒の回収が不要であるような場合、電磁弁29を閉じるように制御して、外部熱交換器2からの冷媒の回収を止めるようにすることができる。このように、電磁弁29を操作することで外部熱交換器2から戻す冷媒の量を調節することができ、その調節は、アキュムレータ5の中に設置した液面センサ30による冷媒量の検出に基づいて自動化することができる。
【0025】
また、この第2の実施の形態では、水熱交換器をアキュムレータ5に取り付けて一体にした構成例を示している。これにより、サイクル内に水熱交換器の取り付けが不要になるとともに、アキュムレータ5内の水熱交換器から冷媒に与えられる熱をも暖房に利用することができるようになる。
【0026】
なお、外部熱交換器2からの冷媒の回収量を制御する手段として、電磁弁29を設ける代わりに四方弁20の機能を使って実現することもできる。すなわち、四方弁20が以下の5つの切り換えモードを有している場合に、モードの切り換えで冷媒の回収量を調節することができる。
(1)第1の切り換えモード:A→B,C→D
(2)第2の切り換えモード:A→B
(3)第3の切り換えモード:A→B,C
(4)第4の切り換えモード:A→C
(5)第5の切り換えモード:A→C,B→D
ここで、各モードの右側に示した記号は、連通状態にあるポート名を示し、矢印は冷媒の流れ方向を示している。
【0027】
この切り換えモードにおいて、第1の切り換えモードは、冷房運転時のもので、冷媒はポートAからポートBに流れ、ポートCからポートDに流れる。第5の切り換えモードは、暖房運転時のもので、ポートAからポートCに流れ、ポートBからポートDに流れる。この第1の切り換えモードと第5の切り換えモードとの間に、冷媒がポートAからポートBにのみ流れる第2の切り換えモードと、冷媒がポートAからポートBおよびポートCに流れる第3の切り換えモードと、冷媒がポートAからポートCにのみ流れる第4の切り換えモードとがある。
【0028】
これらの切り換えモードの中で、第4の切り換えモードおよび第5の切り換えモードに注目してみると、ポートBとポートDとの間の連通状態がオン・オフしていることがわかる。四方弁20のこの機能を利用して、外部熱交換器2からの冷媒の回収量を制御することができるのである。
【0029】
図3は本発明の第3の実施の形態に係る冷凍サイクルの構成図である。この図3において、図1に示した構成要素と同じ要素については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0030】
この第3の実施の形態は、内部熱交換器4の圧力上昇対策として、第1および第2の実施の形態では、圧力スイッチ28を用いて内部熱交換器4の圧力が上昇した場合に、コンプレッサ1を停止させるようにしたのに対し、定差圧弁23およびオリフィス24と並列にレギュレータ31を設け電気制御によらない構成にしている。レギュレータ31は、上流側の圧力をピストンまたはダイヤフラムで受圧し、圧力が高くなった場合には、ピストンまたはダイヤフラムが弁を開けて圧力を下げるようにすることで、圧力が所定の圧力以上にならないようにするものである。
【0031】
暖房運転モードでは、内部熱交換器4から出た冷媒を定差圧弁23でせき止めているような形になっているので、内部熱交換器4の出口側管路の圧力が高くなった場合には、レギュレータ31が冷媒のせき止めを開放し、内部熱交換器4の出口側管路の圧力を下げるよう作用する。これにより、圧力が上昇することによる内部熱交換器4の破壊を未然に防止することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、冷媒流路の切り換えに四方弁を用い、暖房運転モードではコンプレッサの吸い込み側に外部熱交換器が接続されるような構成にした。これにより、暖房運転モードに入る前に、冷媒が外部熱交換器に貯っていて暖房のサイクル内に冷媒が少なくなっていたとしても、外部熱交換器内の冷媒がコンプレッサに引かれて暖房のサイクル内に回収されるため、暖房性能を得ることができる。また、冷媒流路を切り換える制御デバイスを従来の3つの開閉弁から1つの四方弁にすることができ、コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る冷凍サイクルの構成図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る冷凍サイクルの構成図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る冷凍サイクルの構成図である。
【図4】従来のバイパス管路付冷凍サイクルの一例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 コンプレッサ
2 外部熱交換器
3 膨張弁
4 内部熱交換器
5 アキュムレータ
6 バイパス管路
7,8 開閉弁
9 逆止弁
10 定差圧弁
11 膨張弁
12 熱交換器
13 開閉弁
20 四方弁
21 定差圧弁
22 オリフィス
23 定差圧弁
24 オリフィス
25 逆止弁
26 水熱交換器
27 電磁弁
28 圧力スイッチ
29 電磁弁
30 液面センサ
31 レギュレータ

Claims (10)

  1. コンプレッサ、外部熱交換器、第1定差圧弁および第1オリフィス、内部熱交換器、およびアキュムレータをこの順に管路で接続してなる冷凍サイクルにおいて、
    冷房運転時に前記コンプレッサと前記外部熱交換器とを接続するとともに前記内部熱交換器と前記アキュムレータとを接続し、暖房運転時には前記コンプレッサと前記内部熱交換器とを接続するとともに前記外部熱交換器と前記アキュムレータとを接続する四方弁と、
    前記第1オリフィスと前記内部熱交換器との接続部と前記アキュムレータとの間の管路に設けられて暖房運転時に前記内部熱交換器で熱交換された冷媒の断熱膨張および加熱を行う第2定差圧弁、第2オリフィスおよび水熱交換器と、
    前記四方弁の暖房運転時における切り換え位置にて接続される前記外部熱交換器と前記アキュムレータとの間の管路に前記外部熱交換器から前記アキュムレータへの方向にのみ冷媒を流すことができる逆止弁と、
    を備えていることを特徴とする冷凍サイクル。
  2. 前記水熱交換器は、エンジンの冷却水を熱源として前記第2オリフィスにて断熱膨張された冷媒と熱交換するよう構成され、この断熱膨張された冷媒との熱交換を暖房運転時のみ行うよう流量を制御する弁を備えていることを特徴とする請求項1記載の冷凍サイクル。
  3. 前記水熱交換器は、前記アキュムレータと一体に構成したことを特徴とする請求項2記載の冷凍サイクル。
  4. 暖房運転時に前記内部熱交換器の圧力上昇を抑制する圧力抑制手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の冷凍サイクル。
  5. 前記圧力抑制手段は、前記四方弁と前記内部熱交換器との間の管路に設けられて管路内の冷媒の圧力が所定の圧力を越えると前記コンプレッサを停止させるようにした圧力スイッチであることを特徴とする請求項4記載の冷凍サイクル。
  6. 前記圧力抑制手段は、前記第2定差圧弁および第2オリフィスをバイパスするように設けられて前記第1オリフィスと前記内部熱交換器との接続部の圧力を検知し、圧力が所定圧力以上になると弁を開けて圧力を下げるように圧力調整を行うレギュレータであることを特徴とする請求項4記載の冷凍サイクル。
  7. 暖房運転時に前記外部熱交換器の中にある冷媒を前記アキュムレータに回収する量を調節する回収量調節手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の冷凍サイクル。
  8. 前記回収量調節手段は、前記逆止弁が設けられている管路に設けられた電磁弁であることを特徴とする請求項7記載の冷凍サイクル。
  9. 前記回収量調節手段は、前記四方弁の前記外部熱交換器が接続されたポートと前記逆止弁を設けた管路が接続されたポートとの間において、暖房運転時と冷房運転時との間で遷移する前記ポート間の連通状態の切り換え機能を利用したことを特徴とする請求項7記載の冷凍サイクル。
  10. 前記アキュムレータの中に設けられて前記アキュムレータ内の冷媒の液量が所定量以上になると前記アキュムレータに回収する冷媒の量を抑制するよう前記回収量調節手段を制御する液面センサを備えていることを特徴とする請求項8または9記載の冷凍サイクル。
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