JP3984598B2 - ファン装置 - Google Patents

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本発明は、オイルミストを含んだ気流中からミストを分離し、ミストを分離した気流を軸流方向に流すためのファン装置に関するものである。
従来から、モータ軸に固定した円板部の前方に中央部がオイルミストを含んだ気体が流入する開口部となったリング状板部を対向配置し、リング状板部と円板部との間に前面視く字状をした羽根を放射状に複数枚架設すると共に回転方向に隣接するく字状をした羽根間をリング状板部の開口部から流入した気流が流れて気流中に含まれるオイルミストをバッフル効果により分離するための略く字状に屈曲したオイルミスト分離用のバッフル流路を形成したものが知られている。(例えば、特許文献1参照)
ところが、この特許文献1に示された従来例にあっては、リング状板部の開口部から流入した気流が略く字状に屈曲したバッフル流路を流れることで、気流中に含まれるオイルミストをバッフル効果により効果的に分離することができるが、オイルミストを分離した気流が出て行く方向と、分離されたオイルミストが遠心力で飛ばされる方向とが同一方向(遠心力方向)となるため、分離したオイルミストが気流に乗って再飛散するという問題があり、全体としてのオイルミストの捕捉効率がそれほど高くないという問題があった。このため、従来にあっては、これを補うために、上記ファンの下流側に薄膜状フィルタを配置して再飛散したオイルミストを捕捉することも知られている(特許文献2参照)が、このものにおいては、薄膜状フィルタを通過させるため、風量が低下するだけでなく、薄膜状フィルタは目詰まりし易く、この点でも風量がいっそう低下してしまう問題がある。
また、モータ軸に固定した円板部の前方に中央部が気流が流入する開口部となったリング状板部を対向配置し、リング状板部と円板部との間に前面視く字状をした羽根を放射状に複数枚架設し、く字状の屈曲部より外側部分を円板部の外周端よりも外方に突出させると共に該く字状に屈曲した羽根の屈曲部よりも外側部分を屈曲部よりも内側部分に対して捻って回転方向に対して屈曲部よりも外側部分の前端と後端とがずれるように傾斜させたファン装置が特許文献3により知られている。
この特許文献3のものは、オイルミストを含んだ気体がリング状板部の開口部から吸入され、羽根間に沿って流れるが、この際、く字状の羽根の内側部分の間を流れた気体がく字状の屈曲部で向きを変えられながら羽根の外側部分に衝突して気体からオイルミストが分離され、気体に比べ重いオイルミストの凝集物がファンの遠心力により羽根の外側部分の後端縁からファンの外周方向に飛ばされ、気体は羽根の外側部分にガイドされて後方に送られるようになっている。つまり、この従来例は、風の流出する方向とオイルミストが飛ばされる方向とが異なるため、前述の特許文献1に比べて、高いバッフル効果を得ることができるようになっている。
しかしながら、特許文献3のファン装置においては、く字状の羽根の屈曲部より外側部分を円板部の外周端よりも外方に突出させ、このく字状の羽根の外側部分にオイルミストを含んだ気体を衝突させてバッフル効果により気体中からオイルミストを分離するようになっているため、オイルミストの捕捉効率を上げるためにはく字状の羽根の外側部分におけるバッフル効果を上げる必要がある。ところが、バッフル効果を上げると、風の流れ抵抗が大きくなって風量が小さくなるという欠点があった。例えば、く字状の羽根の外側部分におけるバッフル効果を上げるためには、側面視においてく字状の羽根の外側部分と、該外側部分の前側端部を通るモータ軸と平行な線とのなす角度を小さくする方が抵抗が大きくなってバッフル効果が大きくなるのであるが、上記角度を小さくするほど風量が小さくなってしまい、必要な風量を得ようとするとファンの動力を大きくする必要があり、省エネルギーの点で問題があった。
実公平1−13944号公報 特公平7−24732号公報 特公平7−107397号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、高風量で、しかもオイルミストの捕捉効率の高いファン装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係るファン装置は、モータ軸1に固定した円板部2の前方に中央部がオイルミストを含んだ気体が流入する開口部3となったリング状板部4を対向配置し、リング状板部4と円板部2との間に羽根5を放射状に複数枚架設し、前面視く字状をしたく字状バッフル片部6の外側端部に外側屈曲部8を介してスクリュー片部7を設けて上記羽根5を構成し、該羽根5のく字状バッフル片部6をリング状板部4と円板部2とに前後を覆われた領域に前面視略く字状となるように架設して回転方向に隣接する羽根5のく字状バッフル片部6間にリング状板部4の開口部3から流入したオイルミストを含んだ気体が流れて気体に含まれるオイルミストをリング状板部4と円板部2とに前後を覆われた領域内でバッフル効果により分離するための略く字状に屈曲したオイルミスト分離用のバッフル流路9を形成し、羽根5の外側屈曲部8よりも外側のスクリュー片部7の前後をそれぞれリング状板部4の外端及び円板部2の外端よりも径方向の外側に突出させ、上記スクリュー片部7を前面視で回転方向に屈曲させ且つ、側面視で外側屈曲部8の前端よりも後端が径方向の外側に位置するように傾斜させるか、又は、側面視で外側屈曲部8の後端よりも前端が径方向の外側に位置するように傾斜させて成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、リング状板部4の開口部3から流入したオイルミストを含んだ気体はリング状板部4と円板部2とに前後を覆われた領域内に形成された略く字状に屈曲したバッフル流路9を通過する際に、く字状バッフル片部6のバッフル効果により気体中からオイルミストを分離し、このようにしてリング状板部4と円板部2とに前後を覆われた領域内に形成された上記バッフル流路9を通過することでオイルミストが分離された気体は前面視で回転方向に屈曲させ且つ側面視で外側屈曲部8の前端よりも後端が径方向の外側に位置するか、又は、側面視で外側屈曲部8の後端よりも前端が径方向の外側に位置するように傾斜させたスクリュー片部7の内面にガイドされながら気体が遠心力が働く方向(以下遠心方向という)から軸流方向に向きを変えて軸流方向に流れるものであり、一方、リング状板部4と円板部2とに前後を覆われた領域内に形成された上記バッフル流路9を通過する際に気体から分離されたオイルミストはファン10の回転による遠心力で遠心方向に飛ばされるのであるが、バッフル流路9を通過する際にく字状に屈曲したく字状バッフル片部6に衝突することで気体から分離されたオイルミストは気体よりも重いので、遠心力によりく字状バッフル片部6の面に沿って移動し、外側屈曲部8を経てスクリュー片部7の内面に沿って遠心力によりスクリュー片部7の側端縁に移動し、スクリュー片部7の側端縁から遠心力で遠心方向に飛ばされることになる。これにより、リング状板部4と円板部2とに前後を覆われた領域内に形成された上記バッフル流路9でオイルミストが分離された気体の流れる方向と、バッフル流路9で分離されたオイルミストとが飛ばされる方向とが異なることになり、いったん分離したオイルミストが気体の流れに乗って排出されることがなく、しかも、このようにスクリュー片部7の内面部をガイド面として気体の排出方向とオイルミストを飛ばす方向とが異なるようにするに当たり、スクリュー片部7よりも上流側のリング状板部4と円板部2とに前後を覆われた領域内に形成された上記バッフル流路9で気体からオイルミストを分離するので、スクリュー片部7をバッフル板として機能させる必要がなく、スクリュー片部7における風の流れ抵抗を小さくして風量を大きくしてもオイルミストの捕捉効率が低下することがなく、この結果、高風量で、しかもオイルミストの捕捉効率の高いファン装置を提供することができるものである。
また、側面視において円弧状となるようにスクリュー片部7を曲面形状とすることが好ましい。
このような構成とすることで、スクリュー片部7における風の流れ抵抗を小さくして風量を大きくしてもオイルミストの捕捉効率が低下することがなく、高風量で、しかもオイルミストの捕捉効率を高くすることができる。
本発明は、上記のように構成したので、高風量で、しかもオイルミストの捕捉効率の高いファン装置を提供することができるものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本発明におけるファン装置Aは、図5、図6に示すように、ファン10と、モータ14と、本体ベース18と、ファン10をカバーするファンカバー19と、モータをカバーするモータカバー15とで構成してある。
ファン10は、図1乃至図3に示すように、モータ14のモータ軸1に固定する円板部2の前方に中央部がオイルミストを含んだ気体が流入する開口部3となったリング状板部4を対向配置し、リング状板部4と円板部2との間に羽根5を放射状に複数枚架設して構成してある。羽根5は、図4に示すようなもので、前面視く字状をしたく字状バッフル片部6の外側端部に外側屈曲部8を介してスクリュー片部7を設けて構成してある。く字状バッフル片部6は内側片11と外側片12とが内側屈曲部13を介して前面視く字状に形成されたものであり、外側片12の外側端部から外側屈曲部8を介して上記のようにスクリュー片部7が一体に折り曲げて連出してある。
上記のような構成の羽根5は、上記のく字状バッフル片部6部分をリング状板部4と円板部2とに前後を覆われた領域に前面視略く字状となるように架設するものであって、回転方向に隣接するく字状バッフル片部6間が前面視略く字状に屈曲したオイルミスト分離用のバッフル流路9となっている。羽根5の外側屈曲部8よりも外側のスクリュー片部7の前後がそれぞれリング状板部4の外端及び円板部2の外端よりも径方向の外側に突出しており、このスクリュー片部7は前面視で回転方向に屈曲しており、更に、側面視で外側屈曲部8の前端よりも後端が径方向の外側に位置するように傾斜させてある(つまり、図3のように、側面視でスクリュー片部7と、スクリュー片部7の前側端部を通るモータ軸1と平行な線Lとが角度αを有するように形成してある)。また、スクリュー片部7は側面視において円弧状となるように曲面形状に形成してある。
モータ軸1に前記のようにファン10の円板部2を固定したモータ14はモータカバー15により囲まれており、モータ支持部材16によりモータ14をモータカバー15に支持固定してある。モータカバー15の外周部の前端から放射状に複数の取付け部材17が突出しており、この取付け部材17が中央部が大きく開口した本体ベース18の内周部に固着してあることで、本体ベース18にモータ14を支持したモータカバー15が支持固定してある。本体ベース18の前面部の外周部にはファンカバー19の後端部が固着してあって、ファンカバー19によりリング状板部4、円板部2、羽根5を覆っている。ファンカバー19には前面中央部に開口部20が設けてあり、このファンカバー19の開口部20は内部のリング状板部4の開口部3と近接対向しており、ファンカバー19の開口部20からリング状板部4の開口部3にオイルミストを含んだ気体が流入するようになっている。ファンカバー19の下端部、本体ベース18には油脂排出孔21が設けてある。
本体ベース18は例えば建物の壁22の孔部23に取付けた壁取付け枠24の前端部(屋内側端部)に取付けられるものであり、壁取付け枠24には屋外側フード25の前端開口部の周囲が取付けられ、屋外側フード25の下面には排気口26が開口している。
上記のようにしてファン装置Aを壁22に取付けて使用する場合、単独で使用してもよいが、図5に示すようにファン装置Aの上流側にオイルミスト除去装置27を配置し、該オイルミスト除去装置27のファン装置Aとして使用してもよい。オイルミスト除去装置27はチャンバー28の前面に設けた開口にグリースフィルタ29を取付けたもので、チャンバー28の後端部を壁22に取付けてあり、上記ファンカバー19がチャンバー28の後開口からチャンバー28内に入っている。チャンバー28の下端部は皿状部30となっており、上記ファンカバー19の下端部、本体ベース18に設けた油脂排出孔21から油脂が流れるようになっており、更に、皿状部30の底に管31を介して接続した油溜め32に溜まるようになっている。
しかして、モータ14を回転してファン10を回転する(図2の矢印方向がファン10の回転方向である)ことで、厨房などで発生するオイルミストを含んだ気体がグリースフィルタ29を通過してチャンバー28内に流入する。この場合、グリースフィルタ29を通過する際に気体中のオイルミストが除去されるが、完全に除去されることなく、一部のオイルミストは気体から分離されることなく気体に含まれたままファンカバー19の開口部20からリング状板部4の開口部3を経てく字状に屈曲したオイルミスト分離用のバッフル流路9に流れ込む。リング状板部4の開口部3から流入したオイルミストを含んだ気体は略く字状に屈曲したバッフル流路9を通過する際に、く字状バッフル片部6の外側片12に衝突し、バッフル効果により気体からオイルミストが分離される。このようにしてバッフル流路9を通過することでオイルミストが分離された気体は前面視で回転方向に屈曲させ且つ側面視で外側屈曲部8の前端よりも後端が径方向の外側に位置するように傾斜させたスクリュー片部7の内面にガイドされながら遠心方向から図3、図5の矢印イに示すように軸流方向に向きを変えて軸流方向に流れる。一方、バッフル流路9を通過する際に気体から分離されたオイルミストは遠心力で遠心方向に飛ばされるのであるが、バッフル流路9を通過する際にく字状に屈曲したく字状バッフル片部6に衝突することで気体から分離されたオイルミストは気体よりも重いので、遠心力によりく字状バッフル片部6の面に沿って移動し、外側屈曲部8を経てスクリュー片部7の内面に沿って遠心力によりスクリュー片部7の側端縁に移動し、スクリュー片部7の側端縁から図3、図5の矢印ロに示すように遠心力で遠心方向に飛ばされることになる。
上記のようにしてオイルミストが分離除去され軸流方向に向きを変えて矢印ロのようにファン10よりも後方に流れた気体は屋外側フード25に流れて排気口26から外部に排気される。
一方、ファン10のスクリュー片部7の側端縁から遠心力により飛ばされたオイルミストは、ファンカバー19の内面に衝突し、ファンカバー19の内面に沿って下に流下し、ファンカバー19の下端部、本体ベース18に設けた油脂排出孔21からチャンバー28の下端部の皿状部30に流れ、更に、管31を流れて油溜め32に溜まる。
上記のようにしてオイルミストを含んだ気体をファン装置Aで排気する際に、ファン装置Aのファン10部分でオイルミストを気体から分離し、分離後のオイルミストがファン10から離れて飛散する方向と気体がファン10から離れて流れる方向とを異ならせることで、気体から分離してファン10から飛散するオイルミストが再び気体の流れに乗って排出されることがないようしてオイルミストの捕捉効率を上げるようにしているのである。ここで、本発明のファン装置Aにおいては、リング状板部4の開口部3から流入した気体中に含まれるオイルミストは、主として隣接するく字状バッフル片部6間に形成されるく字状に屈曲したバッフル流路9を通過する際のバッフル効果により気体から分離されるものであり、したがって、羽根5のく字状バッフル片部6よりも外側のスクリュー片部7には風の流れ抵抗を大きくしてバッフルにより気体からオイルミストを分離しなければならないという制約がなく、このため、スクリュー片部7は風の流れ抵抗を小さくするため、図3に示す側面視でスクリュー片部7と、スクリュー片部7の前側端部を通るモータ軸1と平行な線Lとのなす角度αを大きくして風量を増やすようにしてもファン10におけるオイルミストの捕捉効率を低下させないものであり、これにより、本発明においてはスクリュー片部7はオイルミスト分離のためのバッフル性能を考慮することなく、分離されたオイルミストを遠心力により遠心方向に飛散させることと、気体を遠心方向から軸流方向に方向転換させながら同時に風量を増すことを考慮して設計すればよいものである。なお、既に述べたように、スクリュー片部7を側面視において円弧状となるように曲面形状に形成して風量を増すようにしてもよい。
このように、本発明においては、オイルミストの捕捉効率を低下させることなく風量を増大することが可能となるものである。
なお、前面視く字状をしたく字状バッフル片部6間に形成される前面視く字状に屈曲したバッフル流路9を、該バッフル流路9の入口の巾を広く、く字状の屈曲部分に行く程狭くなるようにすることで、バッフル流路9の屈曲部分で気体の流速が速くなるように構成すると、オイルミストを含んだ気体が流速が最大になった直後にく字状バッフル片部6の外側片12に急激に衝突して方向転換すると共に羽根5が高速回転しているため、外側片12で効率よくバッフルされて気体からオイルミストが分離して捕捉されることになるので好ましいものである。
図7、図8には本発明の他の実施形態が示してある。前述の実施形態においては、ファン10におけるスクリュー片部7を側面視で外側屈曲部8の前端よりも後端が径方向の外側に位置するように傾斜させた例を示したが、図7、図8に示す実施形態では、ファン10におけるスクリュー片部7を側面視で外側屈曲部8の後端よりも前端が径方向の外側に位置するように傾斜させてあり、他の構成は前述の実施形態のファン10と同じ構成であり、効果も上記実施形態と同様の効果を奏する。本実施形態においては、オイルミストが分離された気体は図7、図8に示すようにスクリュー片部7にガイドされてスクリュー片部7の前端から前方(軸流方向)に流れるようになっており、前方に流れた気体は図7、図8の矢印のようにファンカバー19の前面片に当たって向きを変えられて屋外側フード25に流れて排気口26から外部に排気される。
本発明のファン装置におけるファンの斜視図である。 同上の正面図である。 同上の気体及び分離されたオイルミストの流れを示す説明図である。 (a)は同上の羽根の取付け状態の斜視図であり、(b)は羽根の斜視図である。 同上の使用状態の側面断面図である。 同上の正面図である。 本発明の他の実施形態の使用状態の側面断面図である。 同上の平面断面図である。
符号の説明
1 モータ軸
2 円板部
3 開口部
4 リング状板部
5 羽根
6 く字状バッフル片部
7 スクリュー片部
8 外側屈曲部
9 バッフル流路

Claims (2)

  1. モータ軸に固定した円板部の前方に中央部がオイルミストを含んだ気体が流入する開口部となったリング状板部を対向配置し、リング状板部と円板部との間に羽根を放射状に複数枚架設し、前面視く字状をしたく字状バッフル片部の外側端部に外側屈曲部を介してスクリュー片部を設けて上記羽根を構成し、該羽根のく字状バッフル片部をリング状板部と円板部とに前後を覆われた領域に前面視略く字状となるように架設して回転方向に隣接する羽根のく字状バッフル片部間にリング状板部の開口部から流入したオイルミストを含んだ気体が流れて気体に含まれるオイルミストをリング状板部と円板部とに前後を覆われた領域内でバッフル効果により分離するための略く字状に屈曲したオイルミスト分離用のバッフル流路を形成し、羽根の外側屈曲部よりも外側のスクリュー片部の前後をそれぞれリング状板部の外端及び円板部の外端よりも径方向の外側に突出させ、上記スクリュー片部を前面視で回転方向に屈曲させ且つ、側面視で外側屈曲部の前端よりも後端が径方向の外側に位置するように傾斜させるか、又は、側面視で外側屈曲部の後端よりも前端が径方向の外側に位置するように傾斜させて成ることを特徴とするファン装置。
  2. 側面視において円弧状となるようにスクリュー片部を曲面形状として成ることを特徴とする請求項1記載のファン装置。
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