JP3983726B2 - 電気接続箱の端子接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば自動車に搭載される電気接続箱にリレー等の電装部品を接続させる際に適用される電気接続箱の端子接続構造に関するものである。
図7,図8は、従来の電気接続箱の端子接続構造を示すものである。
基板550の表側から各音叉状端子71,72が突設されている。音叉状端子71,72は、バスバー60の一端部67に形成されている。バスバーは、導電性金属板により電気回路網を構成するものとされている。
端子並び方向Dに沿って、第一列の音叉状端子71I,71II,71III が配列されている。符号71は、各第一列の音叉状端子71I,71II,71III を代表するものとして示されている。音叉状端子における「端子並び方向」について、第一列の音叉状端子71を用いて説明すると、端子並び方向Dとは、第一列の音叉状端子71の幅広面部71tと、この音叉状端子71の隣に位置する第一列の音叉状端子71の幅広面部71tとが向い合った状態で並んで配列される方向Dを意味する。
また、端子並び方向Dに沿って、第二列の音叉状端子72I,72II,72III ,72IV,72Vが配列されている。符号72は、各第二列の音叉状端子72I,72II,72III ,72IV,72Vを代表するものとして示されている。音叉状端子における「端子並び方向」について、第二列の音叉状端子72を用いて説明すると、端子並び方向Dとは、第二列の音叉状端子72の幅広面部72tと、この音叉状端子72の隣に位置する第二列の音叉状端子72の幅広面部72tとが向い合った状態で並んで配列される方向Dを意味する。
第一列の音叉状端子71と、第二列の音叉状端子72とは、第一列の音叉状端子71の幅狭な側面部71sと、第二列の音叉状端子72の幅狭な側面部72sとが、隣合せとされた状態で位置するものとされている。第一列の音叉状端子71の幅狭な側面部71sと、第二列の音叉状端子72の幅狭な側面部72sとは、向い合った状態で配列されている。
また、上記形態のもの以外の従来の技術として、例えばリレーの端部の幅方向の中心からずらされた位置でブスバ一体端子部が接続されても、リレーがリレー取付部に取り付けられる際に、こじられることなく取り付けられることのできるリレーの取付構造というものもある(例えば特許文献1参照)。
特許第3321018号公報(第2頁、図1−図5)
しかしながら、上記従来の電気接続箱の端子接続構造にあっては、第一列の音叉状端子71の幅狭な側面部71sと、第二列の音叉状端子72の幅狭な側面部72sとが、向い合せられて位置するという単純な配列構造のものとされていることから、図7の如く、第一列の音叉状端子71の空間部77に相手側のタブ状端子171のタブ部171aが挿入され、且つ、第二列の音叉状端子72の空間部77に相手側のタブ状端子172のタブ部172aが挿入されたときに、両音叉状端子71,72の弾性挟持腕75,75が共に広げられ、第一列の音叉状端子71の幅狭な側面部71sと、第二列の音叉状端子72の幅狭な側面部72sとが接触してショートが発生するということが懸念されていた。
また、第一列の音叉状端子71に連成され、基板550(図6)の裏側に突設された圧接端子(図示せず)と、第二列の音叉状端子72に連成され、基板550の裏側に突設された圧接端子(図示せず)とが接触してショートが発生するということも懸念されていた。
また、ショートを防止するために、各列の音叉状端子71,72を幅方向に大きく離間させた場合には、各音叉状端子71,72を収容するコネクタの肥大化を招くという問題があった。
本発明は、上記した点に鑑み、端子同士の接触によるショートを防止し、さらに、端子相互の接続を行うコネクタのコンパクト化をも可能とした電気接続箱の端子接続構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る電気接続箱の端子接続構造は、電気接続箱のコネクタ部の各音叉状端子に外部コネクタの各タブ状端子が接続され、各タブ状端子は板幅方向に並列に且つ板厚方向に対向して複数列に配置され、各音叉状端子は各タブ状端子に直交し、且つ板厚方向に対向して複数列に配置された電気接続箱の端子接続構造において、一の列の各音叉状端子に対して隣接する他の列の各音叉状端子が板厚方向に位置ずれして配置され、各音叉状端子の板厚方向の位置ずれ量は、各音叉状端子の板厚よりも大きく、且つ前記タブ状端子の板幅よりも小さいことを特徴とする。
上記構成により、電気接続箱のコネクタ部の各列の各音叉状端子は、板幅方向の各側端部が相互に対向することなく、板厚方向に位置がずらされて配置されているから、相手側のタブ状端子が挿入されて音叉状端子が広げられた際に、音叉状端子同士が接触しショートが発生するということが、確実に回避される。狭いスペースに各音叉状端子が配置される場合でも、各音叉状端子の位置がずらされたことで、同様の作用効果が奏される。
また、外部コネクタの端子がタブ状端子として形成され、電気接続箱のコネクタ部を構成する端子が、タブ状端子を挟持する音叉状端子として形成されているから、部品点数が増加することなく、外部コネクタと電気接続箱のコネクタ部とが通電可能となる。例えば電気接続箱のコネクタ部を構成する端子がタブ状端子として形成された場合、電気接続箱のコネクタ部と、外部コネクタとを接続させるために中継端子が必要となる。中継端子が省略化されることにより、電気接続箱のコストダウンが図られる。
請求項2に係る電気接続箱の端子接続構造は、請求項1記載の電気接続箱の端子接続構造において、前記一の列の音叉状端子と前記他の列の音叉状端子とは略千鳥状に配列されたことを特徴とする。
上記構成により、一の列の音叉状端子と、他の列の音叉状端子とが、略千鳥状に配列されているから、音叉状端子同士の接触が一層回避される。
請求項3に係る電気接続箱の端子接続構造は、請求項1又は2記載の電気接続箱の端子接続構造において、前記音叉状端子は、バスバーの一端側に設けられたことを特徴とする。
上記構成により、バスバー一体の音叉状端子によって接続構造が簡素化・省スペース化される。
請求項4に係る電気接続箱の端子接続構造は、請求項1〜3の何れか1項に記載の電気接続箱の端子接続構造において、各列の前記音叉状端子を端子幅方向に相互にラップさせたことを特徴とする。
上記構成により、各列の音叉状端子が各音叉状端子間のデッドスペース内に入り込んで端子板厚方向に近接し、それにより音叉状端子の配列構造すなわち各音叉状端子を収容したコネクタが端子幅方向にコンパクト化される。
請求項5に係る電気接続箱の端子接続構造は、請求項1〜4の何れか1項に記載の電気接続箱の端子接続構造において、前記外部コネクタは、前記電気接続箱に着脱自在に装着される電装部品に設けられたことを特徴とする。
上記構成により、電装部品が外部コネクタを備えるものとして構成され、直接、電気接続箱に装着可能となる。従って、電装部品と電気接続箱との接続が容易化・確実化される。また、電気接続箱に対し、電装部品は着脱自在に装備されているから、例えば電装部品に不具合などが生じることがあっても、電装部品の交換作業は容易に行われる。
請求項6に係る電気接続箱の端子接続構造は、請求項5記載の電気接続箱の端子接続構造において、前記電装部品として、自動車のランプを点滅させるフラッシャリレーが用いられたことを特徴とする。
上記構成により、フラッシャリレーは、直接、電気接続箱に装備可能となる。従って、フラッシャリレーを備える電気接続箱の価格の低減化が図られると共に、電気接続箱に対するフラッシャリレーの取付作業や交換作業が行われ易くなる。
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、電気接続箱のコネクタ部を構成する各音叉状端子は相互に位置がずらされて配列されているから、相手側のタブ状端子との接続時に、音叉状端子同士が接触しショートが発生するということが、確実に回避され、それにより電気的接続の信頼性が向上する。狭いスペースに各音叉状端子が配置される場合とされても、各音叉状端子間に適度な距離が確保されるから、同様の効果が奏される。
請求項2記載の発明によれば、一の列の音叉状端子と、他の列の音叉状端子とが、略千鳥状に配列されているから、相手側のタブ状端子との接続時における音叉状端子同士の接触が一層確実に回避される。
請求項3記載の発明によれば、バスバー一体の音叉状端子によって接続構造が簡素化・省スペース化・低コスト化される。
請求項4記載の発明によれば、各列の音叉状端子が各音叉状端子間のスペースを利用してラップすることで、各音叉状端子を収容したコネクタの端子幅方向のコンパクト化が可能となる。
請求項5記載の発明によれば、電装部品と電気接続部との電気的接続の信頼性が向上する。
請求項6記載の発明によれば、フラッシャリレーを備える電気接続箱の電気的接続の信頼性と価格の低減化を図ることができる。
以下に本発明に係る電気接続箱の端子接続構造の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電気接続箱の端子接続構造の一実施形態を示す分解斜視図、図2は、端子の配列状態を示す拡大斜視図、図3は、端子の配列状態を示す平面図、図4は、端子の配列状態を示す外部コネクタの下面図である。
図1〜図4において、図6,図7に示される部分と略同一とされる部分については、同一の符号を付しその詳細な説明を省略した。
図1の如く、電気接続箱1を構成するメインカバー2に、電装部品101が装備される側を上方もしくは上側とし、これの反対側を下方もしくは下側とする。なお、この明細書における「上下」の定義は、図面を用いて電気接続箱の端子接続構造を説明するための便宜上のものとされる。
図1の如く、電気接続箱1は、メインカバー2とされる合成樹脂製の一側のカバー2と、メインカバー2に組み付けられる合成樹脂製の他側のカバー3と、各カバー2,3内に装備される各配線板4,5と、同じく各カバー2,3内に装備され電子ユニット(図示せず)を備える基板50と、各ヒューズ(図示せず)が装備されたヒューズブロック6と、ヒューズブロック6の前側に装着されヒューズブロック6に対し開閉可能な合成樹脂製のカバー7とを備えるものとして構成される。
メインカバー2は、基壁2aと、両側壁2b,2cとを備えるものとして形成され、基壁2a上に、各種形状のハウジング部20が設けられている。符号20は、各種形状のハウジング部20を代表するものとして示されている。各ハウジング部20内に、配線板4,5に装着されたバスバー5bのタブ状端子5aが、位置するものとされている。符号5aは、各種タブ状端子を代表するものとして示され、符号5bは、各種バスバーを代表するものとして示されている。
本願の電気接続箱の端子接続構造は、電気接続箱1に形成されたコネクタ部10と、このコネクタ部10に接続される外部コネクタ110とを備えるものとして構成されている。
電気接続箱は、コネクタ、リレー、ヒューズなどが、電線、バスバーなどによって通電可能に接続されて回路が構成され、これらのものがカバーなどの箱体内に組み付けられて構成された箱状のものとされている。電気接続箱は、一般にワイヤハーネス(図示せず)を分岐させるものとして用いられる。
電気接続箱1に形成されたコネクタ部10は、メインカバー2上に設けられたハウジング部11と、このハウジング部11に挿着される各端子71,72とを備えるものとして構成される。前記ハウジング部11は、周壁12を備えるものとして形成され、ハウジング部11の各収容部13内に、各端子71,72が装着される。また、ハウジング部11に可撓性ロックアーム14が設けられ、このロックアーム14に、係止突起状の係止部15が設けられている。
また、外部コネクタ110は、前記コネクタ部10に接続される相手側コネクタ110とされ、電気・電子部品101のカバー102に設けられたハウジング部111と、このハウジング部111の周壁112内に備えられる各端子171,172(図4)とを備えるものとして構成される。また、電気・電子部品101(図1)のカバー102は、ハウジング部111の基壁を兼ねたものとして形成されている(図1,図4)。図1の如く、ハウジング部11の可撓性ロックアーム14の係止部15に対応して、外部コネクタ110のハウジング部111に、略矩形孔状をした係合部115が設けられている。
図4の如く、外部コネクタ110を構成する各端子171,172は、並列に位置するものとされている。各端子171,172が並列に位置する状態について詳しく説明する。
端子並び方向Dに沿って、第一列のタブ状端子171I,171II,171III が配列されている。符号171は、各第一列のタブ状端子171I,171II,171III を代表するものとして示されている。タブ状端子における「端子並び方向」について、第一列のタブ状端子171を用いて説明すると、端子並び方向Dとは、第一列のタブ状端子171の幅狭な側面部171sと、このタブ状端子171の隣に位置する第一列のタブ状端子171の幅狭な側面部171sとが向い合った状態で並んで配列される方向Dを意味する。第一列のタブ状端子171I,171II,171III の幅広面部171tは、端子並び方向Dに沿って略一致するように、第一列のタブ状端子171I,171II,171III が配列されている。
また、端子並び方向Dに沿って、第二列のタブ状端子172I,172II,172III ,172IV,172Vが配列されている。符号172は、各第二列のタブ状端子172I,172II,172III ,172IV,172Vを代表するものとして示されている。タブ状端子における「端子並び方向」について、第二列のタブ状端子172を用いて説明すると、端子並び方向Dとは、第二列のタブ状端子172の幅狭な側面部172sと、このタブ状端子172の隣に位置する第二列のタブ状端子172の幅狭な側面部172sとが向い合った状態で並んで配列される方向Dを意味する。
第二列のタブ状端子172I,172II,172III ,172IV,172Vの幅広面部172tは、端子並び方向Dに沿って略一致するように、第二列のタブ状端子172I,172II,172III ,172IV,172Vが配列されている。また、第二列のタブ状端子172I,172II,172III ,172IV,172Vは、略等間隔で端子並び方向Dに沿って配列されている。第一列のタブ状端子171Iと、第一列のタブ状端子171IIとの間隔は、第二列のタブ状端子172I,172II,172III ,172IV,172Vの間隔と略等しい間隔とされている。
第一列のタブ状端子171の幅広面部171tと、第二列のタブ状端子172の幅広面部172tとは、向い合った状態で十分に距離を置いて配列されている。
外部コネクタ110(図1)の各タブ状端子171,172(図4)と接続され、電気接続箱1(図1)のコネクタ部10を構成する各端子71,72は、図2,図3の如く、第一列目の端子71の幅狭な側面部71sと、第二列目の端子72の幅狭な側面部72sとが向い合せられることなく、各端子71,72の側面部71s,72sの位置は、ずらされて配列されている。
第一列の音叉状端子71の幅広面部71tと、この音叉状端子71の隣に位置する第一列の音叉状端子71の幅広面部71tとは、向い合った状態で並んでいる。また、第二列の音叉状端子72の幅広面部72tと、この音叉状端子72の隣に位置する第二列の音叉状端子72の幅広面部72tとは、向い合った状態で並んでいる。
電気接続箱1(図1)のコネクタ部10(図1〜図3)を構成する各端子71,72は、位置がずらされて配列されているから、端子71,72同士が接触しショートが発生するということは、未然に回避される。図2,図3の如く、基板50を構成する基板本体51の狭いスペース57に各端子71,72が配置される場合とされても、各端子71,72の位置がずらされることで、各端子71,72間に適度な距離が確保されるから、コネクタ部10を構成する端子71,72に、外部コネクタ110(図4)を構成する相手側端子171,172が接続されるときに、コネクタ部10(図2,図3)の各端子71,72間が接触して、ショートが発生するということは、未然に防止される。
合成樹脂製の基板本体51に、各種形状の金属製バスバー60の本体61が配索されている。符号61は、各種形状のバスバー本体61を代表するものとして示されている。また、基板50(図1)を構成する基板本体51の裏側に、電子ユニット(図示せず)などが装備される。
図2,図3の如く、電気接続箱1のコネクタ部10を構成する各端子71,72は、端子並び方向Dに沿って配列された第一列の端子71I,71II,71III と、同じく端子並び方向Dに沿って配列された第二列の端子72I,72II,72III ,72IV,72Vとに分けられて整列されている。
第二列の音叉状端子72I,72II,72III ,72IV,72Vは、略等間隔で端子並び方向Dに沿って配列されている。また、第一列の音叉状端子71Iと、第一列の音叉状端子71IIとの間隔は、第二列の音叉状端子72I,72II,72III ,72IV,72Vの間隔と略等しい間隔とされている。
電気接続箱1のコネクタ部10は、端子並び方向Dに沿って配列された第一列の端子71I,71II,71III と、同じく端子並び方向Dに沿って配列された第二列の端子72I,72II,72III ,72IV,72Vとを少なくとも備えるものとされている。
各音叉状端子71,72についての端子並び方向Dについては、先に「従来の技術」で説明されている通りのものとされていることから、ここではその詳細な説明を省略する。第一列の端子71I〜71III と、第二列の端子72I〜72Vとは、略千鳥状に配列されている。
第一列の端子71と、第二列の端子72とが、略千鳥状に配列されているから、端子71,72同士が接触しショートが発生するということは、より回避される。狭いスペース57に、第一列の端子71と、第二列の端子72とが配置される場合、第一列の端子71と、第二列の端子72とが、略千鳥状に配列されるから、第一列の端子71と、第二列の端子72とは、適度な距離をおいて配置される。従って、狭いスペース57に各端子71,72が立設されても、第一列の端子71と、第二列の端子72とは、端子71,72同士が接触しない程度に離されて位置する。
なお、例えば、第一列の端子71と、第二列の端子72とに加え、さらに第三列の端子(図示せず)が電気接続箱(1)のコネクタ部(10)設けられ、電気接続箱(1)のコネクタ部(10)に設けられた不図示の第三列の端子に対応して、外部コネクタ(110)にも第三列の端子(図示せず)が設けられた電気接続箱の端子接続構造も使用可能とされる。本願の電気接続箱の端子接続構造は、本願の目的が損なわれないものにおいて、端子並び方向に沿って配列された各端子の列数が複数とされ、各端子が略千鳥状に配置されている形態のもの全てに適用可能とされる。
図4の如く、外部コネクタ110の端子171,172は、タブ状端子171,172として形成されている。また、図1〜図3の如く、電気接続箱1(図1)のコネクタ部10を構成する端子71,72(図1〜図3)は、外部コネクタ110(図4)のタブ状端子171,172のタブ部171a,172aを挟持する音叉状端子71,72(図1〜図3)として形成されている。
音叉状端子71,72は、タブ状端子171,172(図4)を挟持可能な一対の可撓性の弾性挟持腕75(図2)と、弾性挟持腕75の略先端部に設けられ、タブ状端子171,172(図4)のタブ部171a,172aの接触面部171t,172tを確実に保持可能な略湾曲状の押接部76(図2)と、タブ状端子171,172(図4)が挿入収容される略V字状の空間部77(図2)とを備えるものとして形成されている。
外部コネクタ110の端子171,172は、タブ状端子171,172として形成され、電気接続箱1のコネクタ部10を構成する端子71,72は、タブ状端子171,172を挟持する音叉状端子71,72として形成され、各音叉状端子71,72は、位置がずらされて配列されているから、図7の如く、タブ状端子171が音叉状端子71に挿入されると同時に、タブ状端子172が音叉状端子72に挿入されるときに、両音叉状端子71,72の弾性挟持腕75,75が共に広げられ、広げられた音叉状端子71の弾性挟持腕75,75の幅狭な側面部71sと、広げられた音叉状端子72の弾性挟持腕75,75の幅狭な側面部72sとが当接され、隣り合う音叉状端子71,72同士が接触して、ショートが発生するといった不具合の発生は、未然に防止される。
また、図4の如く、外部コネクタ110の端子171,172は、タブ状端子171,172として形成され、図1〜図3の如く、電気接続箱1(図1)のコネクタ部10を構成する端子71,72は、タブ状端子171,172(図4)を挟持する音叉状端子71,72として形成されているから、部品点数が増加することなく、外部コネクタ110と、電気接続箱1(図1)のコネクタ部10とは、通電可能に接続される。
例えば電気接続箱(1)のコネクタ部(10)を構成する端子(71),(72)が、相手側のタブ状端子を挟持する音叉状端子として形成されず、単に板状のタブ状端子として形成された場合、電気接続箱(1)のコネクタ部(10)と、外部コネクタ(110)とを接続させるために、中継端子(90)が必要とされる。しかしながら、電気接続箱1のコネクタ部10を構成する端子71,72(図1〜図3)が、外部コネクタ110(図4)のタブ状端子171,172と接続可能な音叉状端子71,72として形成されていれば、電気接続箱1(図1)の狭いスペース57(図2,図3)の部分において、中継端子は不要となる。従って、狭いスペース57において、中継端子が省略化されることにより、電気接続箱1(図1)のコストダウンが図られる。
図1の如く、電気接続箱1において、音叉状端子71,72が設けられたバスバー60以外の他のバスバー62の端部に、中継端子90が挿着されている。本発明の電気接続箱の端子接続構造は、電気接続箱1において、中継端子90と併用可能なものとされている。各バスバーは、金具素材が用いられて各種形状に形成されたものとされている。符号60は、各バスバーを代表するものとして示されている。
図4の如く、各タブ状端子171,172の幅170Wは、各音叉状端子71,72の厚さ70Tよりも十分に長い寸法に設定されている。これにより、第一列の音叉状端子71と、第二列の音叉状端子72とが、端子並び方向Dに沿ってずらされていても、各音叉状端子71,72と、各タブ状端子171,172とは、確実に通電可能に接続されることとなる。
詳しく説明すると、各タブ状端子171,172の幅170Wは、例えば各音叉状端子71,72の厚さ70Tの2〜5倍の寸法に設定されている。
各タブ状端子171,172の幅170W寸法が、各音叉状端子71,72の厚さ70T寸法の2倍以上に設定されることで、各音叉状端子71,72と、各タブ状端子171,172とが接続されるときに、各部の寸法誤差が累積されていても、各部の寸法誤差は、確実に吸収されることとなる。従って、各音叉状端子71,72と、各タブ状端子171,172とは、確実に通電可能に接続されることとなる。
また、各タブ状端子171,172の幅170W寸法が、各音叉状端子71,72の厚さ70T寸法の5倍以内に設定されることで、各タブ状端子171,172を備える外部コネクタ110の大きさは、必要以上に大きなものとして形成されることなく、外部コネクタ110は、適度な大きさのものとして形成されることとなる。
また、図3,図4の如く、第一列の音叉状端子71と、第二列の音叉状端子72との端子並び方向Dに沿ったずらし量Lは、音叉状端子71,72の厚さ70Tよりも長い寸法に設定されている。これにより、第一列の音叉状端子71と、第二列の音叉状端子72とが接触して、ショートが発生するといった不具合の発生は、確実に防止されることとなる。
詳しく説明すると、第一列の音叉状端子71と、第二列の音叉状端子72との端子並び方向Dに沿ったずらし量Lは、音叉状端子71,72の厚さ70Tを超え、且つ、各タブ状端子171,172の幅170W未満の寸法に設定されている。
第一列の音叉状端子71と、第二列の音叉状端子72との端子並び方向Dに沿ったずらし量Lが、音叉状端子71,72の厚さ70Tを超える寸法に設定されることで、図7に示される上述の不具合発生は、確実に防止されることとなる。
また、第一列の音叉状端子71と、第二列の音叉状端子72との端子並び方向Dに沿ったずらし量Lが、各タブ状端子171,172の幅170W未満の寸法に設定されることで、各タブ状端子171,172に対する第一列の音叉状端子71または第二列の音叉状端子72の接触不良は、回避され易くなる。
また、図2,図3の如く、電気接続箱側の第一列の端子71I〜71III と、第二列の端子72I〜72Vとが、略千鳥状に配列されたことに対応して、外部コネクタ(110)(図4)の第一列の端子(171I)〜 (171III)と、第二列の端子(172I)〜(172V)とが、略千鳥状に配列されたものも使用可能とされる。
図5は、上記実施形態における前後二列の音叉状端子71,72を各列ごとに端子幅方向に近接させて、前後二列の音叉状端子71,72を端子幅方向にラップさせ、それにより、音叉状端子71,72の配列構造を端子幅方向にコンパクト化させ、電気接続箱のコネクタ部10の音叉状端子71,72と外部コネクタ110のタブ端子171,172との接続構造のコンパクト化を図った実施形態を示すものである。
各音叉状端子71,72の大きさ・形状は図4の実施形態と同様であり、図5では説明の便宜上、音叉状端子71,72を図4よりも幅広に示している。前後二列の音叉状端子71,72を端子幅方向にラップさせるとは、前列の音叉状端子71の一側部71aと後列の音叉状端子72の他側部72aとを相互に対向させることである。
ラップ代Wは最大で音叉状端子71,72の幅の1/2の寸法から外部コネクタ110のタブ端子171,172の板厚の1/2の寸法を差し引いた値以下とすることが可能である。これは、音叉状端子71,72の幅狭な側端面71s,72sがタブ端子171,172の幅広面171t,172tに干渉しない寸法である。
図6(a)は圧接端子に電線が圧接接続される前の状態を示す説明図、図6(b)は圧接端子に電線が圧接接続された状態を示す説明図である。
図1〜図3において、図6に示される圧接端子80は、スロット部85が下側に開口された上下逆向きの状態とされるが、圧接端子80に電線40が圧接接続される状態に基づいて説明を行うことから、図6においては、圧接端子80は、便宜上、圧接端子80のスロット部85が上側に開口された状態で示されている。
図6(a)の如く、電線40は、電気信号などが送信される導体41の周囲に、前記導体41を保護する絶縁被覆体42が設けられることで構成された線状体とされている。絶縁被覆体42を備える電線40に代えて、例えば導体だけの裸電線(図示せず)や、導体の表面に例えばエナメル材の層が設けられた電線(図示せず)も使用可能とされる。
圧接端子80は、電線40が圧接端子80に圧接されるときに、電線40の絶縁被覆体42が切り込まれて電線40の導体41を露出させると共に、スロット部85に圧接収容させる一対の圧接刃81を備えるものとして形成されている。
また、圧接端子80の圧接刃81は、電線40が圧接収容されるスロット部85と、電線40がスロット部85に挿着され易いものとさせる内側の電線案内用の傾斜部82と、圧接刃81の端部84と、外側の傾斜部83とを備えるものとして形成されている。
圧接刃81の外側の傾斜部83は、作業者によってバスバー60が取り扱われるときに、作業者が手に怪我をするといった心配がなく、安心して作業者がバスバー60を取り扱うことができるようにされた面取り部83とされている。
図6(a)(b)の如く、圧接接続が行われるときに、圧接端子80を構成する一対の圧接刃81,81およびスロット部85により、電線40の絶縁被覆体42が切り込まれることで、絶縁被覆体42内の導体41と、圧接端子80のスロット部85とが通電可能に接触する。このような状態で、電線40は、スロット部85に圧接収容される。スロット部85は、略U字状に形成され、スロット部85の奥端部86は、略湾曲状に形成されている。
電気接続箱1(図1)のコネクタ部10を構成する端子71,72は、金属製のバスバー60の一端部67(図2,図3)に設けられている。図6の如く、バスバー60の他端部68に、電線40を圧接接続可能な圧接端子80が設けられている。詳しく説明すると、図2,図3に示される第一列の音叉状端子71III の下側と、第二列の音叉状端子72I,72II,72III の下側とに、図6の如く、バスバー60の他端部68として圧接端子80が設けられている。圧接端子80は、基板50(図2,図3)を構成する基板本体51の下側に突出されている。上記各音叉状端子71,72と同じく、各圧接端子80(図6)は、略千鳥状に配置されている。
各圧接端子80が略千鳥状に配置されていれば、圧接端子80に電線40が圧接された後に、圧接端子80同士が接触しショートが発生するということは回避される。電気接続箱1(図1)のコネクタ部10を構成する端子71,72は、バスバー60の一端部67(図2,図3)に設けられ、バスバー60の他端部68(図6)に、電線40を圧接接続可能な圧接端子80が設けられ、各圧接端子80は、位置がずらされて配列されているから、電線40が圧接端子80に圧接接続されたのちに、隣り合う圧接端子80同士が接触してショートが発生するということは、未然に防止される。
本願の電気接続箱の端子接続構造においては、本願の目的が損なわれないものにおいて、端子並び方向に沿って配列された各圧接端子の列数が複数とされ、各圧接端子が略千鳥状に配置されている形態のもの全てに適用可能とされる。電線40(図6)は、基板50(図1)を構成する基板本体51の裏側に配索される。
図1,図4に示される外部コネクタ110は、図1の如く、電気接続箱1に装着される電装部品101に一体化されている。電装部品101は、電気接続箱1に着脱自在に装備可能なものとされている。
外部コネクタ110を備える電装部品101が、電気接続箱1に着脱自在に装備されていれば、取扱性に優れる電気接続箱1が提供される。電装部品101は、外部コネクタ110を備えるものとして構成されているから、電装部品101は、直接、電気接続箱1に装着可能となる。従って、電装部品101と、電気接続箱1とを通電可能に繋ぐ電線は、必要とされなくなり、電気接続箱1の価格の低減化が図られる。
また、電気接続箱1に対し、電装部品101は、着脱自在に装備されているから、例えば電装部品101に不具合などが生じることがあっても、電気接続箱1に対する電装部品101の交換作業は、容易で迅速に行われる。また、電装部品101は、電気接続箱1に組み付けられるものとされるから、電装部品101が設置されるための特別なスペースを確保する必要性が無くされ、省スペース化が図られる。
電装部品101として、自動車のランプ(図示せず)を点滅させるフラッシャリレー101が用いられている。
フラッシャリレーとは、ランプを点滅させるリレーを意味する。このリレーは、電源のオン・オフ装置に備えられる。フラッシャリレーは、例えばターンシグナルランプを方向指示のために自動車の片側だけ点滅させる場合と、故障などによる緊急停車を後続車に知らせるために、自動車の両側のランプを同時に点滅させる場合すなわちハザードウォーニングとに使用される。フラッシャリレーの作動方式として、機械式と電気式とがあるが、フラッシャリレーとして、トランジスタ回路が利用される電気式が多く用いられている。
電気接続箱1のコネクタ部10に対応した外部コネクタ110がフラッシャリレー101に備えられているから、フラッシャリレー101は、直接、電気接続箱1に装備可能となる。従って、フラッシャリレー101を備える電気接続箱1の価格の低減化が図られると共に、電気接続箱1に対するフラッシャリレー101の取付作業や、交換作業は、行われ易いものとなる。また、フラッシャリレー101が装備されるための特別なスペースが不必要となり、省スペース化が図られる。
本発明に係る電気接続箱の端子接続構造の一実施形態を示す分解斜視図である。 端子の配列状態を示す拡大斜視図である。 端子の配列状態を示す平面図である。 端子の配列状態を示す外部コネクタの下面図である。 図4の端子の配列構造の一変形例を示す平面図である。 (a)は圧接端子に電線が圧接接続される前の状態を示す説明図、(b)は圧接端子に電線が圧接接続された状態を示す説明図である。 従来の電気接続箱の端子接続構造の一形態を示す平面図である。 端子同士が接触した状態を示す説明図である。
符号の説明
1 電気接続箱
10 コネクタ部
60 バスバー
71,71I,71II,71III 音叉状端子(第一列の端子)
72,72I,72II,72III ,72IV,72V 音叉状端子(第二列の端子)
101 フラッシャリレー(電装部品)
110 相手側コネクタ(外部コネクタ)
171,171I,171II,171III タブ状端子(第一列の端子)
172,172I,172II,172III ,172IV,172V タブ状端子(第二列の端子)
D 端子並び方向

Claims (6)

  1. 電気接続箱のコネクタ部の各音叉状端子に外部コネクタの各タブ状端子が接続され、各タブ状端子は板幅方向に並列に且つ板厚方向に対向して複数列に配置され、各音叉状端子は各タブ状端子に直交し、且つ板厚方向に対向して複数列に配置された電気接続箱の端子接続構造において、
    一の列の各音叉状端子に対して隣接する他の列の各音叉状端子が板厚方向に位置ずれして配置され、各音叉状端子の板厚方向の位置ずれ量は、各音叉状端子の板厚よりも大きく、且つ前記タブ状端子の板幅よりも小さいことを特徴とする電気接続箱の端子接続構造。
  2. 前記一の列の音叉状端子と前記他の列の音叉状端子とは略千鳥状に配列されたことを特徴とする請求項1記載の電気接続箱の端子接続構造。
  3. 前記音叉状端子は、バスバーの一端側に設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載の電気接続箱の端子接続構造。
  4. 各列の前記音叉状端子を端子幅方向に相互にラップさせたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電気接続箱の端子接続構造。
  5. 前記外部コネクタは、前記電気接続箱に着脱自在に装着される電装部品に設けられたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の電気接続箱の端子接続構造。
  6. 前記電装部品として、自動車のランプを点滅させるフラッシャリレーが用いられたことを特徴とする請求項5記載の電気接続箱の端子接続構造。
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