JP3983566B2 - 固定装置、光学組立体および固定装置の製造方法 - Google Patents

固定装置、光学組立体および固定装置の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カメラに用いられるレンズと撮像素子(以下、単に「CCD(Charge Coupled Device)素子」という)などの光学系部品を固定するための固定装置、それを含む光学組立体および固定装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の固定装置10は、図18および図19に示すように、樹脂からなりプリント配線された回路を有するプリント基板11と、プリント基板11の一方の面または両面側に形成されたランド12と、ネジ部を有する固定ピン13と複数のレンズ14を有するレンズ鏡筒15と、プリント基板11とレンズ鏡筒15とを固定ピン13を介して固定する固定手段16a、16bとを備えている。
【0003】
プリント基板11は、レンズ鏡筒15を透過した光を受けるCCD素子17を支持している。固定手段16a、16bは、固定ナット18a、18bと、ワッシャ19a、19bと有し、プリント基板11に形成された貫通穴に固定ピン13を挿入した後、ワッシャ19a、19bを図示のように噛ませた状態で固定ナット18a、18bを締め付け、固定ピン13をプリント基板11に固定することによりプリント基板11とレンズ鏡筒15とを一体的に結合している。
【0004】
光を透過するレンズ14を備えたレンズ鏡筒15は、レンズ14を通して光を透過させ、透過した光は、CCD素子17により映像に変わる。プリント基板11は、固定ナット18a、18bとの間で固定ナット18a、18bにより締め付けられて固定ピン13に固定される。
【0005】
次に、従来の固定装置10の製造方法を、図20に示すフローチャートを参照して、説明する。
【0006】
従来の固定装置10は、図20に示すように、仮組み工程(S11)、治具固定工程(S12)、通電工程(S13)、調整工程(S14)、固定工程(S15)および取り外し工程(S16)を通して製造されていた。
【0007】
仮組み工程S11において、まずレンズ鏡筒15に固定された固定ピン13を固定ナット18bに挿入する。次に、固定ピン13をプリント基板11の貫通穴に挿入した後、固定ピン13をワッシャ19a、19bに挿入する。次に、固定ピン13を固定ナット18aに挿入する。
【0008】
治具固定工程S12において、まず、レンズ鏡筒15を光軸方向の位置を調整する図示しない第1治具に固定する。次に、プリント基板11を水平方向および垂直方向の位置を調整する図示しない第2治具に固定する。第1治具、第2治具は、図示しない駆動装置を備えている。
【0009】
通電工程S13において、CCD素子17の信号を出力するためにプリント基板11に設けられた図示しないコネクタを第1治具、第2治具側の図示しないコネクタに接続することにより、CCD素子17が電気的に接続される。
【0010】
調整工程S14において、駆動装置により、レンズ鏡筒15を光軸方向に移動させる。プリント基板11に設けられた図示しない出力コネクタを介してCCD素子17の出力をモニターしながらレンズ鏡筒15のフォーカスを調整し、かつレンズ鏡筒15を水平方向、垂直方向に移動させながらレンズ14の光軸とCCD素子17の中心を合わせる光軸調整を行う。
【0011】
固定工程S15において、2個の固定ナット18a、18bを、工具を用いて締め付けて固定ピン13をプリント基板11に固定する。
【0012】
取り外し工程S16において、プリント基板11に設けられた図示しない出力コネクタを取り外す。次に、レンズ鏡筒15およびプリント基板11を含む固定装置10を第1治具および第2治具から取り外す。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の固定装置10の製造方法では、第1治具および第2治具により、フォーカス調整、光軸調整した後、プリント基板11の両側から固定ナット18a、18bを固定ピン13に締め付けてレンズ鏡筒15をプリント基板11に固定することができるが、固定ナット18a、18bを固定ピン13に締め付ける際、摩擦力などの負荷によってレンズ鏡筒15の光軸がプリント基板11に対してズレ易く、均一な光軸の精度を確保することが困難であった。
【0014】
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、従来必要であった固定ピンや固定ナットにネジを形成する必要のなく、レンズ鏡筒の光軸がプリント基板に対してズレ難く、均一な光軸の精度を確保することが可能な固定装置、光学組立体および固定装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る固定装置は、複数の貫通穴が形成されたプリント基板と、前記プリント基板の少なくとも一方の表面に前記貫通穴を囲んで形成された複数のランドと、前記貫通穴に挿入され半田により前記プリント基板に固定された複数の固定ピンと、前記固定ピンを囲んで前記ランドに固定され前記固定ピンを前記プリント基板に半田により固定したとき前記固定ピンを前記プリント基板に保持する複数のワッシャとを備える。本発明に係る固定装置においては、前記ワッシャが前記固定ピンを挿入するワッシャ穴を有するとともに前記ワッシャが前記ワッシャ穴の周囲に位置する内壁部を有し、前記ワッシャ穴の内径を前記固定ピンの外径よりも大きく設定し、前記固定ピンを前記プリント基板に半田により固定したとき前記ワッシャの内壁部により前記固定ピンを保持するようにし、且つ、前記ワッシャが、非対称な平面を有し、前記ワッシャの重心が前記ワッシャ穴の中心点から離隔していることを特徴とする。
【0016】
この構成により、前記固定ピンにネジを形成する作業を省くことができる。また、従来のように、固定ナットを固定ピンにネジ止めする際の摩擦力などの負荷が生じないので、レンズ鏡筒の光軸がプリント基板に対してズレ難く、均一な光軸の精度を確保することができる。
【0026】
また、この構成により、前記ワッシャの非対称な平面のうち前記ワッシャ穴から遠い側は半田量が少なく、溶融した前記半田の収縮量は前記ワッシャの非対称な平面の他方側に溶融した前記半田の収縮量よりも小さいため、前記ワッシャの他方側が前記ワッシャのうちワッシャ穴から遠い側よりも前記固定ピンに接近して、前記ワッシャの内周部の一部と前記固定ピンとの間隔が前記ワッシャの内周部の他部と前記固定ピンとの間隔よりも狭くなることで、前記固定ピンを前記プリント基板に保持するようになるので、前記固定ピンから半田にかかる負荷を軽減することができる。
【0027】
本発明に係る固定装置においては、前記ワッシャが有する非対称な平面は、円形部分と、前記円形部分の一部が切除された直線部とにより構成された形状を有することを特徴とする。
【0028】
この構成により、前記ワッシャの円形部分に溶融した前記半田の収縮量は前記ワッシャの直線部分に溶融した前記半田の収縮量よりも小さいため、前記ワッシャの直線部分が前記ワッシャの円形部分よりも前記固定ピンに接近して、前記ワッシャの内周部の円形部分側と前記固定ピンとの間隔が前記ワッシャの内周部の直線部分側と前記固定ピンとの間隔よりも狭くなることで、前記固定ピンを前記プリント基板に保持するようになるので、前記固定ピンから半田にかかる負荷を軽減することができる。
【0029】
本発明に係る固定装置においては、前記ランドが、非対称な平面によって形成されたランドパターンを有し、前記ランドの重心が前記貫通穴の中心点から離隔していることを特徴とする。
【0030】
この構成により、前記ランドパターンの非対称な平面のうち前記貫通穴に近い側は半田量が少なく、溶融した前記半田の収縮量は前記ランドパターンの非対称な平面の他方側に溶融した前記半田の収縮量よりも小さいため、前記ランド上の前記ワッシャは、前記ワッシャの他方側が前記ワッシャの一方側よりも前記固定ピンに接近して、前記ワッシャの内周部の一部と前記固定ピンとの間隔が前記ワッシャの内周部の他部と前記固定ピンとの間隔よりも狭くなり、前記固定ピンを前記プリント基板に保持するようになるので、前記固定ピンから半田にかかる負荷を軽減することができる。
【0031】
本発明に係る固定装置においては、前記ランドが有する非対称な平面によって形成されたランドパターンは、円形部分と、前記円形部分の一部が切除された直線部とにより構成された形状を有することを特徴とする。
【0032】
この構成により、前記ランドパターンの直線部分に溶融した前記半田の収縮量は前記ランドパターンの円形部分に溶融した前記半田の収縮量よりも小さいため、前記ランドパターンの直線部分上の前記ワッシャがランドパターンの円形部分上の前記ワッシャよりも前記固定ピンに接近して、前記ワッシャの内周部の一部と前記固定ピンとの間隔が前記ワッシャの内周部の他部と前記固定ピンとの間隔よりも狭くなることで、前記固定ピンを前記プリント基板に保持するようになるので、前記固定ピンから半田にかかる負荷を軽減することができる。
【0045】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0046】
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態の固定装置100は、図1および図2に示すように、複数の貫通穴101aが形成されたプリント基板101と、プリント基板101の少なくとも一方の表面に貫通穴101aを囲んで形成された複数のランド102と、貫通穴101aに挿入され半田103によりプリント基板101に固定された複数の固定ピン104とを備える。なお、本実施の形態では、プリント基板101のランド102に固定ピン104を半田付けし固定したが、プリント基板およびランドは、合成樹脂を本体として、その表面に図示していないが電子回路がプリント配線されているものに限らず、プリント基板と一体になった板材であればよく、その板材に銅などの金属薄膜よりなる面を形成してもよい。固定ピン104の軸線をプリント基板101の表面に対して直交させた状態を確実に保持するためには、本発明においては、図1に示すように、半田103が固定ピン104をプリント基板101に固定した状態においては、半田103の直径L、固定ピン104の直径d、ランド102上の半田103の高さhとすると、h/dは0.8〜2.0、L>d+hが好ましく、例えば、d=5とすればL>9が好ましい。
【0047】
固定装置100は、さらに、固定ピン104をプリント基板101に半田103により固定したとき固定ピン104をプリント基板101に保持する複数のワッシャ105を備える。
【0048】
固定装置100は、さらに、ワッシャ105が固定ピン104を挿入するワッシャ穴105aを有するとともにワッシャ105がワッシャ穴105aの周囲に位置する内壁部105bを有し、固定ピン104をプリント基板101に半田103により固定したときワッシャ105の内壁部105bにより固定ピン104を保持している。固定ピン104は、レンズ鏡筒106に固定されて、レンズ鏡筒106を支持するようになっており、レンズ鏡筒106は、複数のレンズ107を有し、レンズ107はその焦点位置が一直線になるよう、すなわち、光軸が一致するようレンズ鏡筒106に埋め込まれている。プリント基板101は、レンズ鏡筒106に対向するようにして撮像素子を構成するCCD素子108を支持しており、レンズ107を透光した光が映像に変換されるようになっている。
【0049】
本発明の第1の実施の形態の固定装置100においては、ワッシャ105の内壁部105bの一部が固定ピン104に係合して、固定ピン104をプリント基板101に半田103により固定したときワッシャ105の内壁部105bにより固定ピン104を保持するようにしている。
【0050】
本発明の第1の実施の形態の固定装置100においては、ワッシャ105の内壁部105bの一部に固定ピン104に接近させることにより、ワッシャ105の内壁部105bの一部と固定ピン104との間隔Aに対してワッシャ105の内壁部105bの他部と固定ピン104との間隔B、すなわち間隔Aに対して対向する間隔Bよりも狭くしてわずかな量の半田103を間隔Aに介在させて、固定ピン104をプリント基板101に保持するようにしてもよい(図11参照)。
【0051】
本実施の形態によれば、固定ピン104にネジを形成する作業を省くことができる。また、従来のように、固定ナットを固定ピンにネジ止めする際の摩擦力などの負荷が生じないので、レンズ鏡筒106の光軸がプリント基板101に対してズレ難く、均一な光軸の精度を確保することができる。
【0052】
(第2の実施の形態)
また、本発明の第2の実施の形態の固定装置100においては、図3および図4に示すように、ワッシャ105pが、円周方向に離隔した複数の葉状部105cを有し、葉状部105cの各々の放射方向中心線がなす角度が等角度になるようにしている。前述した複数の葉状部105cは、半田を円周方向、放射方向に均一に溶融させ、プリント基板101と固定ピン104の円周方向の固定強度を均一に保たせることができる。
【0053】
(第3の実施の形態)
また、本発明の第3の実施の形態の固定装置100においては、図9に示すように、ワッシャ105qが、ランド102の表面102bに対し放射方向に傾斜した曲面に形成された周縁部105dを有し、ワッシャ105qとランド102との間に放射方向断面が楔状の空間SPを形成し、空間SPに半田103を位置させて、固定ピン104をプリント基板101により強固に固定して保持するようにしている。
【0054】
また、本発明に係る固定装置100においては、ワッシャ105qの周縁部105dが、ランド102の表面102bに対し放射方向に屈曲した面で形成されて、固定ピン104をプリント基板101により強固に固定して保持するようにしてもよい。
【0055】
本発明の第3の実施の形態によれば、ランド102とワッシャ105qとの間に空間が形成されるので、光軸方向にかかる半田103への負荷を軽減することができる。
【0056】
(第4の実施の形態)
また、本発明の第4の実施の形態の固定装置100においては、図10に示すように、ワッシャ105rが、ランド102に対向する表面にランド102に係合する凸部105eを有してもよい。
【0057】
本実施の形態によれば、ワッシャ105rとランド102との間にランド102に平行な方向の断面が空間を形成し、この空間に半田103を位置させることで、ランド102とワッシャ105rとを強く固定することができる。
【0058】
(第5の実施の形態)
また、本発明の第5の実施の形態の固定装置100においては、図11(a)に示すように、ワッシャ105sが、完全な対称形状ではなく、中心を通る軸に対して少なくとも1つの非対称な形状の平面を有し、ワッシャ105sの重心がワッシャ穴105aの中心点から離隔している。ワッシャ105sの非対称な平面の一方側に溶融した半田103の収縮量は、ワッシャ105sの非対称な平面の他方側に溶融した半田103の収縮量よりも小さい。そのため、ワッシャ105sの他方側がワッシャの一方側よりも固定ピン104に接近して、ワッシャ105sの内壁部105bの一部と固定ピン104との間隔Aをワッシャ105sの内壁部105bの他部と固定ピン104との間隔Bよりも狭くして、固定ピン104をプリント基板101に保持するようになる。同時に、半田103の表面張力および半田103の内部応力が均等になるようワッシャ105sを移動させて位置をずらすセルフアライメント作用が働くことで、間隔Aをより狭くすることができる。このとき、間隔Aには半田103が薄い膜となって介在してもよい(図11(a)および図12(a)参照)。
【0059】
本実施の形態によれば、ワッシャ105sの非対称な平面のうちワッシャ穴105aから遠い側は半田量が少なく、溶融した半田103の収縮量はワッシャ105sの非対称な平面の他方側に溶融した半田103の収縮量よりも小さいため、ワッシャ105sの他方側がワッシャのワッシャ穴105aから遠い側よりも固定ピン104に接近して、ワッシャ105sの内壁部105bの一部と固定ピン104との間隔Aに対してワッシャ105sの内壁部105bの他部と固定ピン104との間隔B、すなわち間隔Aに対して対向する間隔Bよりも狭くしてわずかな量の半田103を間隔Aに介在させて、固定ピン104をプリント基板101に保持するようにすることができる(図11(b)および図12(b)参照)。
【0060】
(第6の実施の形態)
また、本発明の第6の実施の形態の固定装置100においては、ワッシャ105sが有する非対称な平面は、円形部分105gと、円形部分105gの一部が切除された直線部分105hとにより構成された形状を有している(図11および図12参照)。ワッシャ105sの直線部分105hに溶融した半田103の収縮量は、ワッシャ105sの円形部分105gに溶融した半田103の収縮量よりも小さい。そのため、ワッシャ105sの直線部分105hがワッシャ105sの円形部分105gよりも固定ピン104に接近して、ワッシャ105sの内壁部105bの一部と固定ピン104との間隔Aをワッシャ105sの内壁部105bの他部と固定ピン104との間隔Bよりも狭くして、固定ピン104をプリント基板101に保持するようになる。このとき、間隔Aには半田103が薄い膜となって介在してもよい。
【0061】
本実施の形態によれば、ワッシャ105sの円形部分105gに溶融した半田103の収縮量はワッシャ105sの直線部分105hに溶融した半田103の収縮量よりも小さいため、ワッシャ105sの直線部分105hがワッシャ105sの円形部分105gよりも固定ピン104に接近して、ワッシャ105sの内壁部105bの円形部分側と固定ピン104との間隔がワッシャ105sの内壁部105bの直線部分側と固定ピン104との間隔よりも狭くなることで、固定ピン104をプリント基板101に保持するようになるので、固定ピン104から半田103にかかる負荷を軽減することができる。
【0062】
(第7の実施の形態)
本発明の第7の実施の形態の固定装置100においては、ランド102cの形状が、非対称な形状のランドパターンであり、ランド102cの形状的な重心が貫通穴101aの中心点から離隔している。
【0063】
本発明に係る固定装置100においては、ランド102cが有する非対称な形状のランドパターンは、円形部分102dと、円形部分102dの一部が切除された直線部102eとにより構成された形状を有する(図13(a)および図14(a)参照)。
【0064】
本実施の形態によれば、ランド102cの非対称な平面のうち貫通穴101aに近い側は半田量が少なく、溶融した半田103の収縮量はランドパターン102cの非対称な平面の他方側に溶融した半田103の収縮量よりも小さい。そのため、ランド102c上のワッシャ105は、ワッシャ105の他方側がワッシャ105の貫通穴101aに近い側よりも固定ピン104に接近して、ワッシャ105の内壁部105bの一部と固定ピン104との間隔がワッシャ105の内壁部105bの他部と固定ピン104との間隔よりも狭くなり、固定ピン104をプリント基板101に保持するようになるので、固定ピン104から半田103にかかる負荷を軽減することができる(図13(b)および図14(b)参照)。
【0065】
(第8の実施の形態)
【0066】
本発明の第8の実施の形態の固定装置100においては、図15に示すように、ワッシャ105tの内周部105mが、固定ピン104を部分的に囲む2個の切り起こし部105iを有している。ワッシャ105tがプリント基板101上に設けられたときに、切り起こし部105iはワッシャ105tの平面に対して互いに反対側に屈曲しており、半田103が溶融されたとき、表面張力により溶融した半田103が広がりを抑制し、半田103の高さhをより高くなるようにして、固定ピン104をプリント基板101により強固に固定して保持するようにしている(図15、図16および図17参照)。
【0067】
本実施の形態によれば、固定ピン104を部分的に囲む複数個の切り起こし部105iが固定ピン104を保持することで、固定ピン104から半田103にかかる負荷の方向が変化した場合でも固定ピン104から半田103にかかる負荷を軽減することができる。
【0068】
(第9の実施の形態)
本発明の第9の実施の形態の固定装置100においては、ワッシャ105uの内周部105mの切り起こし部105iが、形状記憶合金からなっていることが好ましい。ここで、形状記憶合金として、Ti−Ni系、Cu−Zn−Al系、Cu−Al−Mn系、Cu−Be系、例えば、TiNi、Cu3Al、AuCdなどの合金を用いることが好ましい。
【0069】
本実施の形態によれば、複数の切り起こし部105iは半田103が溶融する温度で螺旋状に変形を開始し、半田103が溶融する温度以下では固定ピン104を保持するように変形を完了しているので、固定ピン104から半田103にかかる負荷を軽減することができる。
【0070】
(第10の実施の形態)
また、本発明の第10の実施の形態の固定装置100においては、複数の切り起こし部105iは半田103が溶融する温度でワッシャの中心側に変形し、半田103が溶融する温度以下では固定ピン104を保持するように変形を完了し、固定ピン104に係合していてもよい。
【0071】
本実施の形態によれば、ワッシャ105uの切り起こし部105iが固定ピン104に係合することで、固定ピン104から半田103にかかる負荷を軽減することができる。
【0072】
(第11の実施の形態)
次に、本発明の第11の実施の形態の固定装置100の製造方法について、図を参照して説明する。
【0073】
本発明に係る固定装置100は、図5に示すように、治具固定工程(S101)、部品載置(固定ピン挿入)工程(S102)、通電工程(S103)、調整工程(S104)、半田溶融工程(S105)および取り外し工程(S106)を経て製造される。
【0074】
治具固定工程S102において、図6に示すように、まず、レンズ鏡筒106を光軸方向の位置を調整する図示しない第1治具201に固定する。次に、プリント基板101を水平方向および垂直方向の位置を調整する図示しない第2治具202に固定する。第1治具201および第2治具202は、第1駆動装置203および第2駆動装置204によってそれぞれ駆動されるようになっている。さらに、第2駆動装置204は第3駆動装置205によって駆動される。
【0075】
部品載置工程S102において、図7および図8に示すように、まずレンズ鏡筒106に固定された固定ピン104をプリント基板101の貫通穴101aに挿入した後、固定ピン104およびレンズ鏡筒106が停止している状態で上からワッシャ105と半田リング103aとを落とし込むように載せる。
【0076】
通電工程S103において、第1治具、第2治具側の入力コネクタとプリント基板101側の出力コネクタとを電気的に接続し、CCD素子108の出力信号をプリント基板101を介して取り出せるようにする。
【0077】
調整工程S104において、第1駆動装置203および第2駆動装置204に電力が供給され、レンズ鏡筒106を光軸方向に移動させながらレンズ鏡筒106のフォーカスを調整し、かつレンズ鏡筒106を水平方向、垂直方向に移動させながらレンズ107の光軸とCCD素子108の中心を合わせる光軸調整を行う。
【0078】
フォーカス調整は、第2駆動装置204により行われる。第2駆動装置204は、モータ204aと、モータ204aに連結されるとともに第2治具202に連結したネジ軸204bとを備え、モータ204aの回転により、第2治具202をZ軸の方向に移動させ、プリント基板101およびCCD素子108をレンズ鏡筒106のレンズ107に対して相対的に上下動させ、CCD素子108の出力信号をモニターすることにより、CCD素子108とレンズ鏡筒106のレンズ107とのフォーカスを調整する。
【0079】
光軸調整は、第1駆動装置203および第3駆動装置205により行う。第1駆動装置203は、モータ203aと、モータ203aに連結されたネジ軸203bと、ネジ軸203bに連結されるとともに第1治具201にネジ結合した203cとを備え、モータ203aの回転により、第1治具201をY軸の方向に第2治具202に対して相対的に移動させ、レンズ鏡筒106のレンズ107をCCD素子108に対して水平面上のY方向に相対的に移動させる。他方、第3駆動装置は、モータ205aと、モータ205aに連結されるとともに第2治具202にネジ結合したネジ軸205bを備え、モータ205aの回転により、第2治具202をY軸と直交するX軸の方向に第1治具201に対して相対的に移動させ、CCD素子108をレンズ鏡筒106のレンズ107に対して水平面上のX方向に相対的に移動させる。このようにして、CCD素子108の出力信号をモニターしながらレンズ107の光軸とCCD素子108の中心を合わせる。
【0080】
プリント基板101の貫通穴101aの内径は、固定ピン104の直径よりも大きく形成されているため、レンズ鏡筒106のレンズ107をCCD素子108に対する水平面上のX方向、Y方向の相対的移動は、プリント基板101の貫通穴101aに形成された内壁部と固定ピン104との間の間隔だけ可能である。光軸調整は、前述の間隔の分だけのレンズ鏡筒106のレンズ107の移動をもって可能である。
【0081】
半田溶融工程S105において、半田リング103aを図示しないレーザービームによって溶融して固定ピン104をプリント基板101に固定する。
【0082】
半田溶融工程S105においては、ワッシャ105の内壁部105bの一部が固定ピン104に係合させた状態で固定ピン104をプリント基板101に半田リング103aにより固定することによりワッシャ105の内壁部105aにより固定ピン104を保持させるようにしてもよい。
【0083】
半田溶融工程S105においては、図11および図12に示すように、円形部分105gと直線部分105hが形成されたワッシャ105sを用いてもよい。この場合、ワッシャ105sの非対称な平面のうちワッシャ穴105aから遠い側は半田量が少なく、溶融した半田103の収縮量はワッシャ105sの非対称な平面の他方側に溶融した半田103の収縮量よりも小さいため、ワッシャ105sの他方側がワッシャのワッシャ穴105aから遠い側よりも固定ピン104に接近して、ワッシャ105sの内壁部105bの一部と固定ピン104との間隔Aに対してワッシャ105sの内壁部105bの他部と固定ピン104との間隔B、すなわち間隔Aに対して対向する間隔Bよりも狭くしてわずかな量の半田103を間隔Aに介在させて、固定ピン104をプリント基板101に保持するようにすることができる。
【0084】
半田溶融工程S105においては、図13および図14に示すように、円形部分102dと直線部分102eが形成されたランド102cを用いてもよい。
【0085】
半田溶融工程S105においては、図15、図16および図17に示すように、内周部105mが固定ピン104を部分的に囲む2個の突起である切り起こし部105iを有するワッシャ105tを用いてもよい。この場合、ワッシャ105tがプリント基板101上に設けられたときに、ワッシャ105tがプリント基板101上に設けられたときに、切り起こし部105iはワッシャ105tの平面に対して互いに反対側に屈曲しており、半田103が溶融されたとき、表面張力により溶融した半田103が広がりを抑制し、半田103の高さh(図1参照)をより高くなるようにして、固定ピン104をプリント基板101により強固に固定して保持するようにすることができる。
【0086】
半田溶融工程S105においては、図9に示すように、ランド102の表面102bに対し放射方向に傾斜した曲面に形成された周縁部105dを有するワッシャ105qを用いてもよい。この場合、ワッシャ105qとランド102との間に放射方向断面が楔状の空間SPを形成し、空間SPに半田103を位置させて、固定ピン104をプリント基板101により強固に固定して保持することができる。
【0087】
半田溶融工程S105においては、図10に示すように、ランド102に対向する表面にランド102に係合する凸部105eを有するワッシャ105rを用いてもよい。
【0088】
次に、取り外し工程S106において、プリント基板101側の出力コネクタを第1治具、第2治具側の入力コネクタから取り外す。次に、レンズ鏡筒103、プリント基板101を含む固定装置100を完成させて、第1、第2の治具から取り外す。
【0089】
本実施の形態では、プリント基板101のランド102に固定ピン104を半田付けし固定したが、プリント基板およびランドは、合成樹脂を本体として、その表面に図示していないが電子回路がプリント配線されているものに限らず、プリント基板と一体になった板材であればよく、その板材に銅などの金属薄膜よりなる面を形成してもよい。
【0090】
このように、本発明においては、半田103で固定ピン104をプリント基板101に固定しており、従来のように固定ナットによって固定ピン104をプリント基板101に固定していないので、従来必要であった固定ピン104にネジを形成する必要がないばかりか、レンズ鏡筒106の光軸がプリント基板101に対してズレ難く、均一な光軸の精度を確保することができる。
【0091】
【発明の効果】
以上で説明したように、本発明は、従来必要であった固定ピンにネジを形成する必要がないばかりか、レンズ鏡筒の光軸がプリント基板に対してズレ難く、均一な光軸の精度を確保することができる固定装置、光学組立体および固定装置の製造方法を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の固定装置の断面図
【図2】本発明の第1の実施の形態の固定装置の上面図
【図3】本発明の第2の実施の形態の固定装置の一部を構成するプリント基板と固定ピンとワッシャと半田リングとを分解した状態で示す斜視図
【図4】本発明の第2の実施の形態の固定装置の一部を構成するプリント基板と固定ピンを示す上面図
【図5】本発明の第11の実施の形態の固定装置の製造工程のフローチャート
【図6】本発明の第11の実施の形態の固定装置の製造方法を実施する装置の断面図
【図7】本発明の第11の実施の形態の固定装置の製造方法を実施する際に使用される半田リングおよびワッシャを含んだ固定装置の断面図
【図8】図7のN−N線に沿った矢視図
【図9】本発明の第3の実施の形態の固定装置の一部を構成するプリント基板と固定ピンを示し、半田溶融工程を説明するための断面図、図9(a)は半田が溶融する前の断面図、図9(b)は半田が溶融した後の断面図
【図10】本発明の第4の実施の形態の固定装置の一部を構成するプリント基板と固定ピンを示し、半田溶融工程を説明するための断面図、図10(a)は半田が溶融する前の断面図、図10(b)は半田が溶融した後の断面図
【図11】本発明の第5の実施の形態および第6の実施の形態の固定装置の一部を構成するプリント基板と固定ピンを示し、半田溶融工程を説明するための上面図、図11(a)は半田が溶融する前の上面図、図11(b)は半田が溶融した後の上面図
【図12】本発明の第5の実施の形態および第6の実施の形態の固定装置の一部を構成するプリント基板と固定ピンを示し、半田溶融工程を説明するための断面図、図12(a)は半田が溶融する前の断面図、図12(b)は半田が溶融した後の断面図
【図13】本発明の第7の実施の形態の固定装置の一部を構成するプリント基板と固定ピンを示し、半田溶融工程を説明するための上面図、図13(a)は半田が溶融する前の上面図、図13(b)は半田が溶融した後の上面図
【図14】本発明の第7の実施の形態の固定装置の一部を構成するプリント基板と固定ピンを示し、半田溶融工程を説明するための断面図、図14(a)は半田が溶融する前の断面図、図14(b)は半田が溶融した後の断面図
【図15】本発明の第8の実施の形態、第9の実施の形態および第10の実施の形態の固定装置の一部を構成するプリント基板と固定ピンとワッシャと半田リングとを分解した状態で示す斜視図
【図16】本発明の第8の実施の形態、第9の実施の形態および第10の固定装置の一部を構成するプリント基板と固定ピンを示し、半田溶融工程を説明するための上面図
【図17】本発明の第8の実施の形態、第9の実施の形態および第10の実施の形態の固定装置の一部を構成するプリント基板と固定ピンを示し、半田溶融工程を説明するための断面図、図17(a)は半田が溶融する前の断面図、図17(b)は半田が溶融した後の断面図
【図18】従来の固定装置の断面図
【図19】従来の固定装置の上面図
【図20】従来の固定装置の製造工程のフローチャート
【符号の説明】
101 プリント基板
101a 貫通穴
102、102c ランド
102a ランド穴
102b 表面
102d 円形部分
102e 直線部分
103 半田
103a 半田リング
104 固定ピン
105、105p、105q、105r、105s、
105t、105u ワッシャ
105a ワッシャ穴
105b 内壁部
105c 葉状部
105d 周縁部
105e 凸部
105g 円形部分
105h 直線部分
105i 切り起こし部
105m 内周部
106 レンズ鏡筒
107 レンズ
108 CCD素子(撮像素子)

Claims (4)

  1. 複数の貫通穴が形成されたプリント基板と、前記プリント基板の少なくとも一方の表面に前記貫通穴を囲んで形成された複数のランドと、前記貫通穴に挿入され半田により前記プリント基板に固定された複数の固定ピンと、前記固定ピンを囲んで前記ランドに固定され前記固定ピンを前記プリント基板に半田により固定したとき前記固定ピンを前記プリント基板に保持する複数のワッシャとを備え、前記ワッシャが前記固定ピンを挿入するワッシャ穴を有するとともに前記ワッシャが前記ワッシャ穴の周囲に位置する内壁部を有し、前記ワッシャ穴の内径を前記固定ピンの外径よりも大きく設定し、前記固定ピンを前記プリント基板に半田により固定したとき前記ワッシャの内壁部により前記固定ピンを保持するようにし、且つ、前記ワッシャが、非対称な平面を有し、前記ワッシャの重心が前記ワッシャ穴の中心点から離隔していることを特徴とする固定装置。
  2. 前記ワッシャが有する非対称な平面は、円形部分と、前記円形部分の一部が切除された直線部とにより構成された形状を有することを特徴とする請求項1に記載の固定装置。
  3. 前記ランドが、非対称な平面によって形成されたランドパターンを有し、前記ランドの重心が前記貫通穴の中心点から離隔していることを特徴とする請求項に記載の固定装置。
  4. 前記ランドが有する非対称な平面によって形成されたランドパターンは、円形部分と、前記円形部分の一部が切除された直線部とにより構成された形状を有することを特徴とする請求項に記載の固定装置。
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