JP2009139307A - 光学式ロータリーエンコーダおよびその組立方法 - Google Patents

光学式ロータリーエンコーダおよびその組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】位置精度を確保しながら作業性がよく、小型化が可能な分離型の光学式ロータリーエンコーダを提供する。
【解決手段】回転スリット板14のスリットパターン14aと対向する位置に受光素子12を取付ける受光回路基板13と、受光素子12に位置決め固定する固定スリット板11とを備え、固定スリット板11は、固定スリットパターン11aの円周方向の外側に、回転スリット板14のスリットパターン14aの少なくとも内周または外周と一致する円弧状のダミーパターン11bを両側に配置するとともに、受光回路基板13は、固定スリット板11のダミーパターン11bが見える位置に孔部13aを設けたので、ダミーパターン11bとスリットパターン14aの目視による位置調整が可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、光学式ロータリーエンコーダにおける回転スリット板と固定スリット板の位置合わせ構造の改善に関する。
光学式ロータリーエンコーダにおいて、検出位置精度の向上と信号出力を確保するには、回転スリット板のスリットパターンと、固定部の一部である受光素子に位置合せして固定した固定スリット板のスリットパターンを高精度に位置合わせをするとともに、受光素子に対して発光素子の光軸を一致させる必要がある。
特に、スリットパターンの位置合わせ作業が不十分であると、発光素子の光量を十分に利用することができず、光軸調整において受光素子側で得られる電気信号(出力)を規定値以上にすることが困難となる。
また、発光素子と受光素子は、エンコーダフレームの所定位置にそれぞれ対向するように固定されており、その間を回転スリット板が回転移動するため、ロータリーエンコーダの小型化において、スリットパターンの位置調整および光軸調整が困難になっていた。
これに対して、モータとエンコーダの小型高性能化、細径化を可能にするロータリーエンコーダを提供するため、ブラケットにエンコーダフレームを固定した後、モータの軸に回転体を装着する第一の工程と、軸を基準にして回転符号板と受光素子に固定した固定符号板のスリットパターンを位置合わせした後に受光素子を固定する第二の工程と、第二の工程で位置合わせした符号板と受光素子を用いて発光素子の光軸を合わせた後に発光素子を固定する第三の工程とを備え、第二の工程において、第三の工程における発光素子の配置場所にプリズムを仮配置して、回転符号板と固定符号板のスリットパターンの位置合わせをするエンコーダの組立方法を提案している(例えば、特許文献1参照)。
一方、回転部と固定部がベアリングを介して一体化しているロータリーエンコーダの場合は、軸方向に貫通孔を設けて、回転スリット板と固定スリット板のスリットパターンの位置合わせを行っている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−20619号公報 特開2006−138685号公報
上述したように、回転部と固定部が分離したビルトイン型の光学式ロータリーエンコーダにおいては、回転スリット板のスリットパターンと固定スリット板のスリットパターンとの位置調整と、受光素子と固定スリットパターンとの位置調整が必要である。
解決しようとする問題点は、ビルトイン型の光学式ロータリーエンコーダの組立において、各スリットパターンの位置調整作業を精度よく実施できない点である。
特許文献1の技術を用いると、実際に用いる回転スリット板のスリットパターンに対して固定スリット板のスリットパターンの位置合わせする際に、発光素子の配置場所にプリズムを仮配置する冶工具が必要になる。また、プリズムを介していることにより目視による微調整作業が困難であった。すなわち、スリットパターンの位置調整を直接的に行うことができず、位置調整作業が煩雑になっていた。
一方、固定スリット板を発光素子側に配置する特許文献2の技術を用いると、回転スリット板と固定スリット板の位置調整は直接目視によって可能になる。しかしながら、受光素子と固定スリット板のスリットパターンとの位置調整が困難になり、分離型の光学式ロータリーエンコーダに適用することはできない。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、位置精度を確保しながら作業性がよく、小型化が可能な分離型の光学式ロータリーエンコーダを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明のロータリーエンコーダは、回転スリット板と固定スリット板にエンコーダフレームを介して受発光素子を対向配置することで位置検出信号を得る光学式ロータリーエンコーダにおいて、明暗のスリットパターンを有する回転スリット板と、前記回転スリット板のスリットパターンと対向する位置に受光素子を取付ける回路基板と、前記受光素子に位置決め固定する固定スリット板を備え、前記固定スリット板は、固定スリットパターンの円周方向の外側に、回転スリット板のスリットパターンの少なくとも内周または外周と一致する円弧状のダミーパターンを両側に配置するとともに、前記回路基板は、固定スリット板のダミーパターンが見える位置に孔部を設けたことを特徴とする。
また、回転ボスに回転スリット板を取付けた回転体と、エンコーダフレームと回路基板を介して受発光素子を対向配置した固定体とで構成する分離型の光学式ロータリーエンコーダにおいて、回転軸に回転体を取付けるステップ1と、発光素子を搭載した発光回路基板と、受光素子と固定スリット板のスリットパターンをあらかじめ位置合わせ固定して搭載した受光回路基板とをエンコーダフレームの所定位置に装着し、モータブラケットにエンコーダフレームを固定するステップ2と、回転スリット板と固定スリット板の位置合せした後、受光回路基板をエンコーダフレームに固定するステップ3を備え、前記固定スリット板は、固定スリットパターンの円周方向の外側に回転スリットパターンの少なくとも内周または外周と一致する円弧状のダミーパターンを設けており、ステップ3において、前記受光回路基板に設けた孔部から前記ダミーパターンと回転スリットパターンを目視により一致させる。
本発明の請求項1に記載の光学式ロータリーエンコーダによれば、受光回路基板に設けた孔部から固定スリット板に設けたダミーパターンが見えるので、回転スリット板のスリットパターンと固定スリット板のスリットパターンを目視により直接位置合わせが可能になり、出力信号の位置精度を確保できる。
また、請求項2に記載の光学式ロータリーエンコーダの組立方法によれば、あらかじめ受光素子の受光部と固定スリット板のスリットパターンを位置合せ固定しているので、回路基板に設けた孔部から回転スリット板のスリットパターンと固定スリット板のダミーパターンを一致させるだけでスリットパターンの位置調整が完了し、高い位置精度が確保できる。
したがって、位置精度を確保しながら作業性がよく、小型化が可能な分離型の光学式ロータリーエンコーダを得ることができる。
回転スリット板と固定スリット板にエンコーダフレームを介して受発光素子を対向配置することで位置検出信号を得る光学式ロータリーエンコーダにおいて、明暗のスリットパ
ターンを有する回転スリット板と、前記回転スリット板のスリットパターンと対向する位置に受光素子を取付ける回路基板と、前記受光素子に固定スリットパターンを位置決め固定する固定スリット板を備え、前記固定スリット板は、固定スリットパターンの円周方向の外側に、回転スリット板のスリットパターンの少なくとも内周または外周と一致する円弧状のダミーパターンを両側に配置するとともに、前記回路基板は、固定スリット板のダミーパターンが見える位置に孔部を設けたものである。以下、図面を参照しながら実施の形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の固定スリット板の説明図である。図1において、固定スリット板11は、ガラス基板上に明暗から成るスリットパターン11aと、スリットパターン11aの両側に円弧状のダミーパターン11bを外側に設けている。このため、固定スリット板11は、従来に比べて周方向の幅寸法が大きくなる。
ダミーパターン11bは、回転スリット板のスリットパターン外周の径(及びまたは内周の径)とほぼ同じに設定して、スリットパターン11aと同心上に配置する。好ましくは、ダミーパターン11bを回転スリット板のスリットパターンの外周より僅かに大きく(内周より僅かに小さく)設定して、後述する位置調整時の目視による確認を容易化する。
図2は、固定スリット板と回転スリット板のスリットパターン位置調整の説明図である。図2において、受光回路基板13は、受光素子12や周辺回路部品などをはんだ付けによって搭載するプリント配線基板である。受光回路基板13の所定位置に受光素子12や周辺回路部品などを実装、はんだ付けする。この後、受光素子12の受光部(左右対称に位置する複数の電極で構成)と固定スリット板11のスリットパターン11aとを位置合せして、固定スリット板11を受光素子12の表面に接着固定する。
受光素子12は、回転スリット板14のスリットパターン14aと対向するように受光回路基板13上に配置され、受光素子12に固着した固定スリット板11のダミーパターン11bが見えるように、受光回路基板13に孔部13aを2つ設けている。
図3は本発明の光学式ロータリーエンコーダの断面図である。図3において、受光素子12は、周辺回路部品とともに受光回路基板13の所定位置に、はんだ付けによって取付けられている。固定スリット板11は、上述したように受光素子12に位置合せして接着で固定されている。回転スリット板14のスリットパターンは、回転ボス15に心出し固定され、回転ボス15をモータの回転軸21に固定する。発光素子16は、周辺回路部品とともに発光回路基板17に、はんだ付で取付けられている。
エンコーダフレーム18は、発光素子16の光軸が受光素子12の受光部に直交するように基準面を備えており、発光回路基板17と受光回路基板13が対向して平行に取付けられる。
ここで、図1から図3を併用して分離型の光学式ロータリーエンコーダの組立方法について説明する。まず、回転スリット板14と回転ボス15で構成した回転体をモータの回転軸21に取付ける(ステップ1)。
発光素子16を搭載した発光回路基板17と、固定スリット板11のスリットパターンを受光部に位置合わせした受光素子12を搭載した受光回路基板13を、エンコーダフレーム18の所定位置に装着し、2つの回路基板を電気的に接続する。この状態でエンコーダフレーム18をモータブラケットに心出し固定する(ステップ2)。
ステップ2の後、固定スリット板11のダミーパターン11bの円弧と回転スリット板14のスリットパターン14aの外周あるいは内周との位置ずれ状況を、受光回路基板13に設けた孔部13aから目視により直接確認できる。このため、顕微鏡を用いてダミーパターン11bと回転スリットパターン14aを目視により一致(位置合せ)させた後、受光回路基板13をエンコーダフレーム18に固定する(ステップ3)。この後、光学式ロータリーエンコーダに通電して発光素子16の光を受光素子12で受光し、受光回路基板13の出力信号を用いて発光素子16の光軸を微調整する。
上述した本発明の構成によって、回転スリット板のスリットパターンと固定スリット板のスリットパターンとの位置調整および受光素子と固定スリットパターンとの位置調整が目視によって可能になり、位置精度を確保しながら作業性がよく、小型化可能な分離型の光学式ロータリーエンコーダを得ることができる。
本発明の光学式ロータリーエンコーダは、小型機器に用いられるサーボモータなどに有用である。
本発明の実施の形態1における固定スリット板の説明図 本発明の実施の形態1におけるスリットパターン位置調整の説明図 本発明の実施の形態1における光学式ロータリーエンコーダの断面図
符号の説明
11 固定スリット板
11a スリットパターン
11b ダミーパターン
12 受光素子
13 受光回路基板
13a 孔部
14回転スリット板
14a スリットパターン
15 回転ボス
16 発光素子
17 発光回路基板
18 エンコーダフレーム

Claims (2)

  1. 回転スリット板と固定スリット板にエンコーダフレームを介して受発光素子を対向配置することで位置検出信号を得る光学式ロータリーエンコーダにおいて、
    明暗のスリットパターンを有する回転スリット板と、
    前記回転スリット板のスリットパターンと対向する位置に受光素子を取付ける回路基板と、
    前記受光素子に位置決め固定する固定スリット板を備え、
    前記固定スリット板は、固定スリットパターンの円周方向の外側に、回転スリット板のスリットパターンの少なくとも内周または外周と一致する円弧状のダミーパターンを両側に配置するとともに、前記回路基板は、固定スリット板のダミーパターンが見える位置に孔部を設けたことを特徴とする光学式ロータリーエンコーダ。
  2. 回転ボスに回転スリット板を取付けた回転体と、エンコーダフレームと回路基板を介して受発光素子を対向配置した固定体とで構成する分離型の光学式ロータリーエンコーダにおいて、
    回転軸に回転体を取付けるステップ1と、
    発光素子を搭載した発光回路基板と、受光素子と固定スリット板のスリットパターンをあらかじめ位置合わせ固定して搭載した受光回路基板とをエンコーダフレームの所定位置に装着し、モータブラケットにエンコーダフレームを固定するステップ2と、
    回転スリット板と固定スリット板の位置合せした後、受光回路基板をエンコーダフレームに固定するステップ3を備え、
    前記固定スリット板は、固定スリットパターンの円周方向の外側に回転スリットパターンの少なくとも内周または外周と一致する円弧状のダミーパターンを設けており、ステップ3において、前記受光回路基板に設けた孔部から前記ダミーパターンと回転スリットパターンを目視により一致させることを特徴とした光学式ロータリーエンコーダの組立方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010249581A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Yaskawa Electric Corp 光学式エンコーダ
CN109737998A (zh) * 2018-12-29 2019-05-10 苏州汇川技术有限公司 编码器电调方法、设备及存储介质
CN110514231A (zh) * 2019-09-29 2019-11-29 浙江禾川科技股份有限公司 一种适用于调下视工艺的编码器结构

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