JP3983175B2 - 連結型光ケーブル接続箱 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、連結型光ケーブル接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ビルや集合住宅などでは、屋外から引き込まれた光ケーブルと屋内に配線される光ケーブルとの接続部を収納する光ケーブル接続箱が設置される。設置箇所は通常、屋内の壁などである。従来の光ケーブル接続箱は一般に、周壁の一部に、接続すべき一方の光ケーブル(例えば屋外からの光ケーブル)を導入する導入部と、他方の光ケーブル(例えば屋内配線用の光ケーブル)を導出する導出部とを有していて、周壁の内側に、前記一方の光ケーブルと他方の光ケーブルとの光ファイバ融着接続部を収納する構造となっている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−56141号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ビルや集合住宅などでは、屋内側の光ケーブルの管理者(又は所有者)が、屋外側の光ケーブルの管理者(例えばNTTなど)と異なる場合がある。このような場合、屋外側の光ケーブルと屋内側の光ケーブルとの光ファイバ心線を直接融着接続してしまうと、事故や不具合が発生したときに、どちら側に事故や不具合が発生したのかを確認することが難しく、管理責任も不明確になる。
【0005】
そこで上記のような場合には、屋内に引き込まれた屋外側の光ケーブルの端部に、一端に予め工場などでコネクタを取り付けた中継ぎ用の光ケーブルを融着接続し、前記コネクタに、屋内側の光ケーブルに取り付けたコネクタを接続して、コネクタ接続部で屋内側と屋内側を切り離せるようにすることが検討されている。
【0006】
しかし融着接続部とコネクタ接続部を一つのケーブル接続箱に収納するには、1心線あたり2個の接続部を収納する必要があるため、大型で特殊なケーブル接続箱が必要となり、コスト高になるだけでなく、ケーブル接続箱の管理責任も不明確となる。
【0007】
また最近では、屋内側光ケーブルの管理については、当初は屋外側光ケーブルと管理者が同じであっても、途中から屋外側光ケーブルと異なる管理者が、別に屋内に光ケーブルを布設して、屋外側光ケーブルのダークファイバの一部の光ファイバ心線を借用して、ダークファイバに接続して管理する場合がある。つまり、当初はスプライス接続で屋内側光ケーブルと接続していた屋外側光ケーブルの一部の光ファイバ心線を、責任の分界点としてコネクタ接続に変更する必要が生じる場合がある。このような場合、発生しないかも知れない又はいつ発生するか判らない、しかも心線数も確定していないコネクタ接続のために、最初からスプライス接続部とコネクタ接続部の両方を収納できる接続箱を設置しておくことは非効率的である。
【0008】
本発明の目的は、上記のような課題に鑑み、二つの光ケーブル接続箱を連結して、スプライス接続部(融着接続部又はメカニカルスプライス接続部)とコネクタ接続部を別々に収納できるようにした連結型光ケーブル接続箱を提供することにある。
【0009】
削除
【0010】
削除
【0011】
削除
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の連結型光ケーブル接続箱は、
周壁の一部に、スプライス接続すべき一方の光ケーブルを導入する導入部と、他方の光ケーブルを導出する導出部とを有し、周壁の内側に、前記一方の光ケーブルと他方の光ケーブルとの光ファイバスプライス接続部を保持するスプライス接続部保持部を有する第一の光ケーブル接続箱と、
周壁の一部に、コネクタ接続すべき一方の光ケーブルを導入する導入部と、他方の光ケーブルを導出する導出部とを有し、周壁の内側に、前記一方の光ケーブルと他方の光ケーブルとのコネクタ接続部を保持するコネクタ接続部保持部を有する第二の光ケーブル接続箱とを備え、
前記第一の光ケーブル接続箱の光ケーブル導出部には周壁を横切る方向に多数の光ケーブル装着溝が形成されており、
前記第二の光ケーブル接続箱の光ケーブル導入部の外側にはケーブル通路が突設され、このケーブル通路の先端部には前記第一の光ケーブル接続箱との連結部が設けられ、この連結部には、前記第一の光ケーブル接続箱の多数の光ケーブル装着溝のうちの一部の装着溝に差し込まれる複数の仕切り壁が形成されており、
この仕切り壁を前記第一の光ケーブル接続箱の光ケーブル装着溝に差し込むことにより、第一の光ケーブル接続箱と第二の光ケーブル接続箱の位置関係を定めて、第一の光ケーブル接続箱と第二の光ケーブル接続箱を連結したことを特徴とするものである。
【0013】
また本発明の連結型光ケーブル接続箱は、第一の光ケーブル接続箱と第二のケーブル接続箱がそれぞれ防護カバーを備えており、ケーブル通路には二つの防護カバーに跨る通路カバーが被せられるようになっているものであることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
図1及び図2は本発明に係る連結型光ケーブル接続箱の一実施形態を示す。図において、10は光ケーブルの光ファイバスプライス接続部を収納する第一の光ケーブル接続箱、12は光ケーブルのコネクタ接続部を収納する第二の光ケーブル接続箱、14は第一の光ケーブル接続箱10の防護カバー、16が第二の光ケーブル接続箱12の防護カバー、18は二つの防護カバー14、16間に被せられる通路カバーである。
【0016】
第一の光ケーブル接続箱10は、図3及び図4に示すように、接続箱本体20と、その上に積層された1枚の中間トレイ22と、その上に積層された複数枚の上層トレイ24とから構成されている。中間トレイ22は一辺で接続箱本体20とヒンジ部26により結合されており、個々の上層トレイ24も同じ辺でその下のトレイとヒンジ結合されている。これにより中間トレイ22は上層トレイ24と共に接続箱本体20に対して開閉可能であり、上層トレイ24も個々に開閉可能である。図3は中間トレイ22及び上層トレイ24を閉じた(倒した)状態、図4は中間トレイ22を上層トレイ24と共に開いて(起こして)接続箱本体20内が見える状態を示している。
【0017】
中間トレイ22は、導入された複数本の光ケーブルの複数本の光ファイバ心線を一括して輪取りし、接続すべき一方の光ファイバ心線は8の字取りすることにより巻き方向を変えて、他方の光ファイバ心線は巻き方向を変えずに、上層トレイ24に接続すべき光ファイバ心線を1枚につき1心ずつ供給する部分である。予備心線の場合は中間トレイ22に輪取りしたままにしておく。上層トレイ24は、中間トレイ22から上がってきた光ファイバ心線をスプライス接続し、その接続部と余長を収納する部分である。
【0018】
上層トレイ1枚につき光ファイバ心線を1心とする理由は、将来ダークファイバとして屋内側光ケーブルの他の管理者に移管する時に、1心単位で貸出可能にするためである。これによって該当心線以外には極力触れずに(悪影響を与えずに)、コネクタ付きの中継ぎ用光ケーブルに接続する(接続替えする)ことが可能となる。
【0019】
接続箱本体20は、底板28と周壁30を有しており、周壁30の一部には、接続すべき一方の光ケーブル32を導入する導入部34と、他方の光ケーブル36を導出する導出部38が形成されている。一方の光ケーブル32は屋外側の光ケーブルであり、他方の光ケーブル36は第二の光ケーブル接続箱12へ行く中継ぎ用の光ケーブルである。導入部34及び導出部38は、周壁30の内側に周壁30を横切る方向に形成された多数の光ケーブル装着溝40で構成されている。各光ケーブル装着溝40は、溝方向の中間部で光ケーブルを若干屈曲するように凹凸に形成され、これによって光ケーブルを把持するようになっている。図4では接続すべき光ケーブル32、36を1本ずつ示したが、実際には接続すべき光ケーブル32、36は複数本ずつあり、それぞれ光ケーブル装着溝40に装着されている。
【0020】
接続すべき光ケーブル32、36は、接続箱本体20内で図4のように引き回されて、中間トレイ22に入り、中間トレイ22上で外被を剥がれた光ファイバ心線の状態となる。外被を剥がれた光ファイバ心線(図示省略)は相手方の光ファイバ心線とスプライス接続され、そのスプライス接続部は接続余長と共に個別に上層トレイ24に収納される。各上層トレイ24には図2に示すようなスプライス接続部保持部42が設けられているが、図1及び図3では図示を省略してある。
【0021】
なお図3では、導入部34の光ケーブル装着溝40が薄板39で塞がれている状態になっているが、この薄板39は光ケーブルを装着するときに必要箇所だけ切除される。また図4では、導入部34が2箇所に設けられているが、これは光ケーブルの導入方向を現場の状況に応じて選択できるようにするためである。
【0022】
次に図5ないし図8を参照して第二の光ケーブル接続箱12について説明する。第二の光ケーブル接続箱12は、底板44と周壁46を有しており、周壁46の一部には、図8に示すようにコネクタ接続すべき一方の光ケーブル36を導入する導入部48と、他方の光ケーブル50を導出する導出部52が形成されている。一方の光ケーブル36は前記第一の光ケーブル接続箱10から導入されたものであり、他方の光ケーブル50は屋内配線用の光ケーブルである。導入部48は周壁46に形成された複数のスロット54で構成され、導出部52は、第一の光ケーブル接続箱10の光ケーブル導出部38と同様、周壁46を横切る方向に形成された多数の光ケーブル装着溝56で構成されている。
【0023】
光ケーブル導入部48の外側には、ケーブル通路58が突設されている。光ケーブル通路58は、周壁46から外向きに直角方向に伸びる複数の仕切り壁60(両側壁を含む)と、底板62と、先端壁64とから構成されている。仕切り壁60は、前記第一の光ケーブル接続箱10の光ケーブル導出部38に形成された多数の光ケーブル装着溝40のうちの一部の装着溝40に差し込まれるように形成されている。仕切り壁60の間隔は、仕切り壁60の間に少なくとも一つのケーブル装着溝40が存在するように定められる。また底板62の先端壁64側には、第一の光ケーブル接続箱10の光ケーブル導出部38に形成された光ケーブル装着溝40の間の壁41が入る開口66が形成されている。開口66は光ケーブル装着溝40の凹凸に合致する形状であり、これによって位置決めをより確実にできる。
【0024】
ケーブル通路58は上記のように形成されているため、底板62の先端壁64側の開口66に、第一の光ケーブル接続箱10の光ケーブル装着溝40の間の壁41を挿入するようにして光ケーブル導出部38に装着すると、仕切り壁60が光ケーブル装着溝40に差し込まれ、第一の光ケーブル接続箱10と第二の光ケーブル接続箱10の位置関係が定まる。つまり第一の光ケーブル接続箱10の光ケーブル導出部38と第二の光ケーブル接続箱12の光ケーブル導入部48がケーブル通路58によってほぼ直線状に連結された状態となる。したがって第一の光ケーブル接続箱10の光ケーブル導出部38から導出された光ケーブル36を、第二の光ケーブル接続箱12の光ケーブル導入部48に直線的に導入することができる。コネクタ付きの中継ぎ光ケーブル36は通常、太いコードの形態であり曲がり難いので、短い距離(通路)で第二の接続箱12に引き渡すには、ほぼ直線状のまま引き渡せるようにすることが作業をやりやすくする上で重要である。
【0025】
なおケーブル通路58の先端壁64は、光ケーブルの装着が予定されている装着溝40の位置で分断されている。分断された先端壁64の一部には、装着溝40に装着された光ケーブル36が装着溝40から抜け出すのを防止する押さえ片68が形成されている。
【0026】
また第二の光ケーブル接続箱12内には、コネクタ接続用のアダプタ70を保持するホルダ72が所定の位置に設けられている。アダプタ70は、第二の光ケーブル接続箱12に導入される光ケーブル36の端部に取り付けられたコネクタ74と、第二の光ケーブル接続箱12から導出される光ケーブル50に取り付けられたコネクタ76とを軸線を合わせて接続するものである。コネクタ74、76は通常、1心単位のコネクタである。
【0027】
さらに第二の光ケーブル接続箱12は、導出側の光ケーブル50の余長を収納する略十字状の余長収納部材78を備えている。余長収納部材78は一端側がヒンジ部80によって光ケーブル接続箱12に連結されており、ヒンジ部80を中心として開閉可能である。コネクタ74、76を接続したアダプタ70をホルダ72に保持させたりホルダ72から取り外したりする作業は、図6のように余長収納部材78を開いた状態で行ない、光ケーブル50の余長を収納する作業は、図5及び図8のように余長収納部材78を閉じた状態で行なう。
【0028】
次に図9を参照して通路カバー18について説明する。通路カバー18は、連結された第一の光ケーブル接続箱10と第二の光ケーブル接続箱12の間に露出するケーブル通路58を覆う略門形のものである。通路カバー18の、ケーブル通路58方向の一端側の外周には、第一の光ケーブル接続箱10の防護カバー14の縁が差し込まれる溝82が形成され、他端側の外周には、第二の光ケーブル接続箱12の防護カバー16の縁が差し込まれる溝84が形成されている。なお通路カバー18は第二の光ケーブル接続箱12の防護カバー16と一体に形成してもよい。
【0029】
以上が連結型光ケーブル接続箱の構成である。次にこの連結型光ケーブル接続箱の使用方法について説明する。ビルや集合住宅などで、屋外側の光ケーブルと屋内側の光ケーブルを、光ファイバのスプライス接続で直接接続する場合は、第一の光ケーブル接続箱10のみを設置すればよい。この場合は、第一の光ケーブル接続箱10に予め導入されている屋外側の光ケーブルに、屋内側の光ケーブルをスプライス接続し、スプライス接続部と心線余長を第一の光ケーブル接続箱に収納すればよい。
【0030】
一方、屋外側の光ケーブルと屋内側の光ケーブルの管理者が異なり、屋外側の光ケーブルと屋内側の光ケーブルを、コネクタを介して切り離し可能に接続する場合には、上記実施形態の連結型光ケーブル接続箱を設置する。連結型光ケーブル接続箱の設置は、まず第一の光ケーブル接続箱10を建物の壁などに設置した後、第二の光ケーブル接続箱12を、ケーブル通路58の先端部を第一の光ケーブル接続箱10の光ケーブル導出部38に嵌め込むようにして設置すればよい。
【0031】
第一のケーブル接続箱10には予め屋外側の光ケーブル32が導入されている。屋外用の光ケーブル32にスプライス接続される中継ぎ用の光ケーブル36と屋内配線用の光ケーブル50とは、予め工場などでコネクタ74、76を取り付けた状態で、現場に搬入される。現場では、中継ぎ用の光ケーブル36を屋外側の光ケーブル32とスプライス接続した後、スプライス接続部と心線余長を第一の光ケーブル接続箱10に収納する。次に屋内配線用の光ケーブル50を第二の光ケーブル接続箱12の導出部52に装着する。次にコネクタ74、76を接続したアダプタ70を第二の光ケーブル接続箱12のホルダ72内に設置すると共に、中継ぎ用の光ケーブル36を第一の光ケーブル接続箱10の導出部38と第二の光ケーブル接続箱12の導入部48に装着する。その後、屋内配線用の光ケーブル50の余長を余長収納部材78に収納し、最後に、ケーブル通路58に通路カバー18を被せ、第一及び第二の光ケーブル接続箱10、12にそれぞれ防護カバー14、16を被せる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る連結型光ケーブル接続箱における第二の光ケーブル接続箱は、光ケーブル導入部の外側に光ケーブル通路が突設され、この光ケーブル通路の先端部を連結相手である第一の光ケーブル接続箱の光ケーブル導出部に連結できるようになっているので、簡単に第一と第二の光ケーブル接続箱が連結された連結型光ケーブル接続箱を構成することができる。
【0033】
また本発明に係る連結型光ケーブル接続箱は、第一の光ケーブル接続箱にスプライス接続部を収納し、第二の光ケーブル接続箱にコネクタ接続部を収納することにより、第二の光ケーブル接続箱内のコネクタ接続部を境として、屋外側の光ケーブルと屋内側の光ケーブルとの管理責任を明確に区分することができる。またスプライス接続部とコネクタ接続部が別の光ケーブル接続箱に収納されるため、光ケーブルの接続部及び余長を錯綜させることなく整然と収納することができ、光ケーブル接続箱内の各種作業を効率よく行なうことができる。特にコネクタ接続が将来必要となるかどうか判らない場合に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る連結型光ケーブル接続箱の一実施形態を示す斜視図。
【図2】 図1に示した連結型光ケーブル接続箱の、(A)は一部切開正面図、(B)は底面図、(C)は側面図。
【図3】 図1の連結型光ケーブル接続箱を構成する第一の光ケーブル接続箱の斜視図。
【図4】 図3に示した第一の光ケーブル接続箱を、中間トレイ及び上層トレイを開いた状態で示す正面図。
【図5】 図1の連結型光ケーブル接続箱を構成する第二の光ケーブル接続箱の斜視図。
【図6】 図5に示した第二の光ケーブル接続箱を、余長収納部材を開いた状態で示す斜視図。
【図7】 図5に示した第二の光ケーブル接続箱の、(A)は一部切開正面図、(B)は底面図、(C)は断面図、(D)は左側面図。
【図8】 図5に示した第二の光ケーブル接続箱を、第一の光ケーブル接続箱の光ケーブル導出部に連結した状態を示す正面図
【図9】 図1の連結型光ケーブル接続箱を構成する通路カバーの、(A)は正面図、(B)は左側面図、(C)は背面図、(D)は底面図、(E)は右側面図、(F)は(A)のF−F線断面図。
【符号の説明】
10:第一の光ケーブル接続箱
12:第二の光ケーブル接続箱
14、16:防護カバー
18:通路カバー
20:接続箱本体
28:底板
30:周壁
32:屋外側の光ケーブル
34:光ケーブル導入部
36:中継ぎ用の光ケーブル
38:光ケーブル導出部
40:光ケーブル装着溝
42:スプライス接続部保持部
44:底板
46:周壁
48:光ケーブル導入部
50:屋内配線用の光ケーブル
52:光ケーブル導出部
58:ケーブル通路
60:仕切り壁
62:底板
64:先端壁
66:開口
70:アダプタ
72:ホルダ
74、76:コネクタ
Claims (2)
- 周壁の一部に、スプライス接続すべき一方の光ケーブルを導入する導入部と、他方の光ケーブルを導出する導出部とを有し、周壁の内側に、前記一方の光ケーブルと他方の光ケーブルとの光ファイバスプライス接続部を保持するスプライス接続部保持部を有する第一の光ケーブル接続箱と、
周壁の一部に、コネクタ接続すべき一方の光ケーブルを導入する導入部と、他方の光ケーブルを導出する導出部とを有し、周壁の内側に、前記一方の光ケーブルと他方の光ケーブルとのコネクタ接続部を保持するコネクタ接続部保持部を有する第二の光ケーブル接続箱とを備え、
前記第一の光ケーブル接続箱の光ケーブル導出部には周壁を横切る方向に多数の光ケーブル装着溝が形成されており、
前記第二の光ケーブル接続箱の光ケーブル導入部の外側にはケーブル通路が突設され、このケーブル通路の先端部には前記第一の光ケーブル接続箱との連結部が設けられ、この連結部には、前記第一の光ケーブル接続箱の多数の光ケーブル装着溝のうちの一部の装着溝に差し込まれる複数の仕切り壁が形成されており、
この仕切り壁を前記第一の光ケーブル接続箱の光ケーブル装着溝に差し込むことにより、第一の光ケーブル接続箱と第二の光ケーブル接続箱の位置関係を定めて、第一の光ケーブル接続箱と第二の光ケーブル接続箱を連結したことを特徴とする連結型光ケーブル接続箱。 - 請求項1記載の連結型光ケーブル接続箱であって、第一の光ケーブル接続箱と第二のケーブル接続箱はそれぞれ防護カバーを備えており、ケーブル通路には二つの防護カバーに跨る通路カバーが被せられるようになっていることを特徴とする連結型光ケーブル接続箱。
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