JP2008203466A - 光接続箱及び光配線システム - Google Patents

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竜也 石原
Hisahiko Ubukawa
久比古 生川
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Abstract

【課題】作業をする際に光ファイバの余長部分が邪魔にならず且つ小型な光接続箱、及びこの光接続箱を備えた光配線システムを提供する。
【解決手段】光接続箱1では、ケース2の内部に導入された光ファイバ心線8aは光モジュール28の光コード30と接続され、ケース2の内部に導入された光ファイバ心線10aは光モジュール28の光ファイバ心線32と接続される。光コード30、光ファイバ心線32、及びモジュール本体34は、トレイユニット20内の別々の領域に収納されるので、光コード30の余長部分と光ファイバ心線32の余長部分とが絡まることがなくなる。第1及び第2のトレイ24,26は積層配置されているので、光コード30及び光ファイバ心線32の余長部分は2段に重ねて収納されることになる。よって、これらを平面状に並べて収納した場合と比べて、光接続箱1の小型化を図ることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ファイバ同士を接続するための光接続箱及びこの光接続箱を備えた光配線システムに関するものである。
従来、光ファイバ同士を接続するための光接続箱として、例えば特許文献1記載のように、光ファイバ同士の接続部分を収納ユニットに収納したものが知られている。この光接続箱では、光ファイバの余長部分は収納ユニットの周辺空間にて引き回されている。
特開平9−133813号公報
しかしながら、前述した従来の光接続箱では次のような問題が生じていた。すなわち、収納ユニットの周辺空間が狭いと、余長部分が互いに絡まってしまうことがあり、これが、光ファイバ同士を接続するときや接続部分を収納ユニットに収納するときに邪魔となっていた。
余長部分の絡まりを抑制する方法の一つとして、収納ユニットの周辺空間を広げ、余長部分を引き回すスペースを十分に確保することが考えられる。しかしながらこの場合には、光接続箱のサイズが大きくなるという問題が生じてしまう。
そこで、本発明の目的は、作業をする際に光ファイバの余長部分が邪魔にならず且つ小型な光接続箱、及びこの光接続箱を備えた光配線システムを提供することとする。
本発明の光接続箱は、第1の光ファイバと第2の光ファイバとを接続するための光接続箱であって、第1の光ファイバの一端部と第2の光ファイバの一端部とが導入されるケースと、一端部が第1の光ファイバの一端部に接続される第3の光ファイバと、一端部が第2の光ファイバの一端部に接続される第4の光ファイバと、第3の光ファイバの他端部と第4の光ファイバの他端部との接続部分を覆うモジュール本体と、を有する光モジュールと、ケース内に着脱可能に取り付けられ、光モジュールを収納するトレイユニットと、を備え、トレイユニットは積層配置された第1及び第2のトレイを有しており、第1のトレイには、第3の光ファイバの余長部分を収納するための第1の余長収納部および第4の光ファイバの余長部分を収納するための第2の余長収納部のうちの一方と、モジュール本体を収納するためのモジュール本体収納部とが形成され、第2のトレイには、第1及び第2の余長収納部のうちの他方が形成されていることを特徴とする。
本発明の光接続箱によれば、ケースの内部に導入された第1の光ファイバは光モジュールの第3の光ファイバと接続され、ケースの内部に導入された第2の光ファイバは光モジュールの第4の光ファイバと接続される。トレイユニットは光モジュールを収納するものであり、第1の余長収納部、第2の余長収納部、及びモジュール本体収納部が形成されている。第1の余長収納部には第3の光ファイバの余長部分が収納され、第2の余長収納部には第4の光ファイバの余長部分が収納され、モジュール本体収納部には第3及び第4の光ファイバの一端部同士を接続するモジュール本体が収納される。このように本発明では、トレイユニット内において、第3の光ファイバの余長部分と第4の光ファイバの余長部分とが別々の領域に収納されるので、第3の光ファイバの余長部分と第4の光ファイバの余長部分とが絡まることがなくなる。よって、第1の光ファイバと第3の光ファイバとを接続する作業、及び第2の光ファイバと第4の光ファイバとを接続する作業をスムーズに行うことができる。また、第3及び第4の光ファイバの余長部分と、第3及び第4の光ファイバの接続部(モジュール本体)とが別々の領域に収納されるので、モジュール本体を収納する際に、第3及び第4の光ファイバの余長部分が邪魔になることがなくなる。よって収納作業をスムーズに行うことができる。
また、トレイユニットは第1のトレイと第2のトレイとを有しており、第3及び第4の光ファイバのうち、一方の余長部分は第1のトレイに、他方の余長部分は第2のトレイに収納される。第1及び第2のトレイは積層配置されているので、第3の光ファイバ及び第4の光ファイバの余長部分は2段に重ねて収納されることになる。よって、これらを平面状に並べて収納した場合と比べて、光接続箱の横方向の長さを短くすることができ、光接続箱の小型化を図ることができる。
好ましくは、第1の余長収納部には、第1の光ファイバと第3の光ファイバとの接続部分を保持するための保持部が設けられている。これにより、第1及び第3の光ファイバの接続部分をトレイユニットの内部に収納することができる。
好ましくは、第2の余長収納部には、第2の光ファイバと第4の光ファイバとの接続部分を保持するための保持部が設けられている。これにより、第2の及び第4の光ファイバの接続部分をトレイユニットの内部に収納することができる。
好ましくは、第1及び第2のトレイはヒンジを介して回動可能に連結されている。この場合、トレイの開閉が自在となるため、光モジュールを収納する作業が容易となる。
好ましくは、モジュール本体には、一つの入力端から入力された光を分岐して複数の出力端に出力する光スプリッタが内蔵されており、光スプリッタの入力端には第3の光ファイバの他端部が接続され、光スプリッタの出力端には第4の光ファイバの他端部が接続されている。この場合、第1の光ファイバから入射した光を光スプリッタで複数に分岐し、分岐した光を第2の光ファイバから出射することができる。したがって、光接続箱を、光分配機能を必要とする多重化光通信網に適したものとすることができる。
好ましくは、モジュール本体には、光スプリッタが一つ内蔵されており、光スプリッタの入力端に接続された第3の光ファイバと、該第3の光ファイバに接続された第1の光ファイバとは、単心の光ファイバ心線となっており、光スプリッタの複数の出力端に接続された複数本の第4の光ファイバと、該複数本の第4の光ファイバに接続された複数本の第2の光ファイバとは、所定の本数毎に一括被覆されたテープ状の光ファイバ心線となっている。この場合、入力に単心の光ファイバ心線を用い、出力にテープ状の光ファイバ心線を用いることができる。
好ましくは、モジュール本体には、光スプリッタが複数個内蔵されており、複数の光スプリッタの入力端に接続された複数本の第3の光ファイバと、該複数本の第3の光ファイバに接続された複数本の第1の光ファイバとは、所定の本数毎に一括被覆されたテープ状の光ファイバ心線となっており、複数の光スプリッタの複数の出力端に接続された複数本の第4の光ファイバと、該複数本の第4の光ファイバに接続された複数本の第2の光ファイバとは、所定の本数毎に一括被覆されたテープ状の光ファイバ心線となっている。この場合、入力及び出力にテープ状の光ファイバ心線を用いることができる。
本発明の光配線システムは、上記の光接続箱を備え、光接続箱をき線点に設けたことを特徴とする。上記の光接続箱を用いることにより、き線点における光ファイバの接続作業をスムーズに行うことができる。
好ましくは、光接続箱から延び出た第2の光ファイバの他端部を、ジャンパコードを介して、他の装置から延び出た第5の光ファイバの一端部に切り替え可能に接続する光切替接続箱を更に備える。ジャンパコードを用いるため、第2の光ファイバと第5の光ファイバとの接続切り替えを容易に行うことができる。
本発明によれば、作業をする際に光ファイバの余長部分が邪魔にならず且つ小型な光接続箱、及びこの光接続箱を備えた光配線システムを提供することができる。光ファイバの余長部分が作業を妨げることがなくなるため、作業をスムーズに行うことができる。また、本発明の光接続箱は小型であるため、設置時における美観が向上される。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
図1は第1実施形態に係る光接続箱であって、ケースカバーが開いた状態を示す正面図である。図2は第1実施形態に係る光接続箱の内部を示す斜視図である。図3は、第1実施形態に係る光接続箱が備えるトレイユニットの斜視図である。図4は、第1実施形態に係る光接続箱が備える光モジュールの斜視図である。なお、本実施形態において、光ファイバ心線8aは1本の光ファイバ(第1の光ファイバ)を被覆してなる単心の光ファイバ心線であり、光ケーブル8に内蔵されている。また、光ファイバ心線10aは4本の光ファイバ(第2の光ファイバ)を一括被覆してなるテープ状の光ファイバ心線であり、光ケーブル10に内蔵されている。
図1に示すように、本実施形態に係る光接続箱1は、略直方体形状のケース2を備えている。ケース2は、ケース本体4とケースカバー6とを有している。ケース本体4は前面側が開口しており、一端面に光ケーブル8の挿通口が、他端面に光ケーブル9,10の挿通口が、それぞれ形成されている。ケースカバー6は、ケース本体4にヒンジを介して取り付けられ、該ケース本体4の前面の開口を開閉自在に閉塞する。ケース2は、ケーブル支持線12に取り付けられている。
ケース本体4の中央部分には、トレイユニット20が着脱可能に取り付けられている。より具体的には、ケース本体4の中央部分には2本のフレーム14が固着されており、各フレーム14には複数の凸部16が設けられている。フレーム14の凸部16間にトレイユニット20を挟むことにより、トレイユニット20がケース本体4に取り付けられることとなる。本実施形態において、ケース本体4には4つのトレイユニット20を取り付けることが可能である。ただし、取り付け可能なトレイユニット20の数は4つに限られない。
トレイユニット20は、ケース2が延びる方向に延在している。図2及び図3に示すように、トレイユニット20は、積層配置された第1のトレイ24と第2のトレイ26とを有している。より具体的には、第2のトレイ26は第1のトレイ24上に設けられている。また、第2のトレイ26は、第1のトレイ24に対して、ヒンジ25を介して回動可能に連結されている。これによりトレイの開閉が自在となるため、後述する光モジュール28を収納する作業が容易となる。第2のトレイ26には係止爪27が設けられている。この係止爪27を第1のトレイ24に引っ掛けることにより、第2のトレイ26を第1のトレイ24に固定することが可能となる。
トレイユニット20は、光モジュール28を収納するためのものである。ここで、光モジュール28について説明する。図4に示すように、光モジュール28は、1本の光コード30と、2本の光ファイバ心線32と、光コード30と光ファイバ心線32との接続部を覆うモジュール本体34とを有している。なお、図2において光ファイバ心線32は1本となっているが、これは図示の都合によるものであり、実際には光ファイバ心線32は2本となっていることに注意されたい。
光コード30は光ファイバ心線を内蔵したコードであって、かかる光ファイバ心線は単心の光ファイバ(第3の光ファイバ)を被覆したものである。光コード30の一端部はモジュール本体34内に導入されており、光コード30の他端部にはFASコネクタ31が取り付けられている。光コード30は十分な長さの余長部分を有している。
光ファイバ心線32は、4本の光ファイバ(第4の光ファイバ)を一括被覆してなるテープ状の光ファイバ心線である。光ファイバ心線32の一端部は、モジュール本体34内に導入されている。光コード30と同様に、光ファイバ心線32もまた十分な長さの余長部分を有している。
モジュール本体34は略平板状を呈しており、1つの光スプリッタ(図示せず)を内蔵している。本実施形態の光スプリッタは、1つの入力端から入力された光を8分岐して8つの出力端に出力する、いわゆる8分岐スプリッタである。モジュール本体34内において、光コード30に内蔵された光ファイバは光スプリッタの入力端に接続されている。2本の光ファイバ心線32に内蔵された計8本の光ファイバは、光スプリッタの8つの出力端にそれぞれ接続されている。なお、光スプリッタは8分岐スプリッタ以外であってもよい。ただしこの場合には、光スプリッタの分岐数と、光ファイバ心線32に内蔵される光ファイバの数とが対応するようにする。
トレイユニット20の説明に戻る。図2に示すように、トレイユニット20の第1のトレイ24には、モジュール本体34を収納するための本体収納部(モジュール本体収納部)38と、光ファイバ心線32の余長部分を収納するための第2の余長収納部40とが形成されている。本体収納部38は、第1のトレイ24の中央から一端側にかけて形成されている。本体収納部38は2つあり、それぞれモジュール本体34を2段に重ねて収納可能な大きさとなっている。つまり第1のトレイ24は、最大で4つのモジュール本体34を収納できるように構成されている。本体収納部38の大きさはモジュール本体34の大きさよりも僅かに大きくなっている。そのため、本体収納部38にモジュール本体34を収納すると、本体収納部38を形成する内壁面とモジュール本体34の外周面との間に、光コード30及び光ファイバ心線32を挿通可能な隙間が生じることとなる。なお、収納可能なモジュール本体34の数は上述のもの(すなわち4つ)に限られない。
第2の余長収納部40は、第1のトレイ24の他端側に形成されている。本体収納部38と第2の余長収納部40との間には、光コード30及び光ファイバ心線32を通すための連通路41が形成されている。第2の余長収納部40には、光ファイバ心線32を最小曲げ半径を確保した状態で収納できるよう、Rガイド42が設けられている。また、第2の余長収納部40の上面には、光ファイバ心線32が飛び出さないよう押さえ部44が設けられている。
第2の余長収納部40には、光ファイバ心線32と光ファイバ心線10aとの接続部分45を保持するための保持部48が設けられている。保持部48には複数の仕切壁50が配置されており、仕切壁50と仕切壁50との間に接続部分45が挟まれて、保持されるようになっている。このような保持部48を第2の余長収納部40に設けることで、接続部分45をトレイユニット20の内部に収納することが可能となっている。なお、本実施形態の保持部48は8つの接続部分45を保持可能なように形成されているが、保持可能な接続部分45の数はこれに限られず、光モジュール28の数等に応じて適宜決められる。
トレイユニット20の第2のトレイ26には、光コード30の余長部分を収納するための第1の余長収納部52が形成されている。第1の余長収納部52の上面には、光コード30が飛び出さないよう押さえ部54が設けられている。第2のトレイ26の端部には挿通路55が設けられており、この挿通路55を介して光コード30が第2のトレイ26に導出入される。
このようなトレイユニット20の他に、ケース本体4には、光ケーブル8に内蔵され且つ接続の対象となっていない光ファイバ心線8bを保持するための第3のトレイ56が設置されている。第3のトレイ56に保持された光ファイバ心線8bは、ケース本体4の他端付近で被覆され、光ケーブル9として挿通口から外部に導出される。
ケース本体4の一端側部分には、接続盤57が設置されている。接続盤57は、光ケーブル8から引き落とされた光ファイバ心線8aと光コード30とを接続する部分である。接続盤57には、FASコネクタ31と嵌合可能なコネクタ58が固定されており、光ファイバ心線8aの一端部はこのコネクタ58に保持されている。光ファイバ心線8aと光コード30との接続は、光コード30の他端部に取り付けられたFASコネクタ31を接続盤57に固定されたコネクタ58に挿入することで行われる。本実施形態において接続盤57は、16個のコネクタ58を固定することができるようになっている。なお、固定可能なコネクタ58の数はこれに限られず、光モジュール28の数等に応じて適宜決められる。
上述した構成を有する光接続箱1を用いて光ファイバ心線8aと光ファイバ心線10aとを接続する方法について説明する。
まず、ケースカバー6を開いた状態で、ケース本体4の一端面に形成された挿通口から光ケーブル8をケース本体4の内部に導入する。導入した光ケーブル8から光ファイバ心線8aを引き落とし、光ファイバ心線8aの先端を接続盤57に固定されたコネクタ58に保持させる。光ケーブル8に内蔵され且つ接続の対象となっていない光ファイバ心線8bについては、ケース本体4の下部に設けた第3のトレイ56で保持させる。
トレイユニット20及び光モジュール28を用意する。トレイユニット20の第2のトレイ26を上に跳ね上げ、第1のトレイ24を上面が開放された状態とする。そして、第1のトレイ24の本体収納部38に、光モジュール28のモジュール本体34を収納する。
収納後、モジュール本体34から延び出た光ファイバ心線32を、モジュール本体34の周囲に這わせながら、連通路41を介して第2の余長収納部40に導入する。そして、Rガイド42でガイドさせながら、光ファイバ心線32の余長部分を巻回する。また、光ファイバ心線10aの一端部分を第2の余長収納部40に導入し、Rガイド42でガイドさせながら、光ファイバ心線32の巻回方向とは反対の方向に巻回する。巻回後、光ファイバ心線32の先端部と光ファイバ心線10aの先端部とを突き合わせて接続し、接続部分45を、仕切壁50の間に差し込むことによって保持部48に保持させる。光ファイバ心線32と光ファイバ心線10aとの接続は、これらの光ファイバ心線の先端部にMTコネクタ等を取り付け、かかるコネクタ同士を接続することにより行われるとしてもよいし、これらの光ファイバ心線の先端を融着接続することで行われるとしてもよい。なお、識別性をよくするために、対応する光ファイバ心線32と光ファイバ心線10aとに、同じ色のスパイラルチューブ(図示せず)を付けておくことが好ましい。この場合、光ファイバ心線32及び光ファイバ心線10aが複数存在した場合でも、どの光ファイバ心線32がどの光ファイバ心線10aと接続されているのか、容易に見分けることができる。
続いて、モジュール本体34から延び出た光コード30を、モジュール本体34の周囲に這わせながら、挿通路55を介して第2のトレイ26に引き上げる。光コード30を第2のトレイ26に引き上げたら、第2のトレイ26を閉じる。
引き上げた光コード30の余長部分を、第1の余長収納部52内で引き回す。このとき、光コード30の飛び出しを防止するため、光コード30が押さえ部54の下を通るようにする。そして、光コード30の先端部分を、第2のトレイ26から挿通路55を介して導出する。
導出後、光コード30の先端部に取り付けられたFASコネクタ31を、接続盤57に固定されたコネクタ58に挿入する。これにより、コネクタ58、光コード30、光スプリッタ、及び光ファイバ心線32を介して、光ファイバ心線8aと光ファイバ心線10aとが接続されることになる。
第3のトレイ56で保持していた光ファイバ心線8bについては、ケース本体4の他端付近で被覆し、光ケーブル9として挿通口から外部に導出する。また、光ファイバ心線10aについては、ケース本体4の他端付近で被覆し、光ケーブル10として挿通口から外部に導出する。光ケーブル9,10を導出したのち、ケースカバー6を閉じて、ケース本体4の前面の開口を閉塞する。これにより、光ファイバ心線8aと光ファイバ心線10aとの接続作業は完了する。
以上述べたように、本実施形態に係る光接続箱1では、ケース2の内部に導入された光ファイバ心線8aは光モジュール28の光コード30と接続され、ケース2の内部に導入された光ファイバ心線10aは光モジュール28の光ファイバ心線32と接続される。トレイユニット20は光モジュール28を収納するものであり、光コード30と光ファイバ心線32とはトレイユニット20内の別々の領域に収納されるので、光コード30の余長部分と光ファイバ心線32の余長部分とが絡まることがなくなる。よって、光ファイバ心線8aと光コード30とを接続する作業、及び光ファイバ心線10aと光ファイバ心線32とを接続する作業をスムーズに行うことができる。また、光コード30及び光ファイバ心線32の余長部分とモジュール本体34とは別々の領域に収納されるので、モジュール本体34を収納する際に光コード30及び光ファイバ心線32の余長部分が邪魔になることがなくなる。よって収納作業をスムーズに行うことができる。
また、トレイユニット20は第1のトレイ24と第2のトレイ26とを有しており、光ファイバ心線32は第1のトレイ24に、光コード30は第2のトレイ26に収納される。第1及び第2のトレイ24,26は積層配置されているので、光コード30及び光ファイバ心線32の余長部分は2段に重ねて収納されることになる。よって、これらを平面状に並べて収納した場合と比べて、光接続箱1の横方向の長さを短くすることができ、光接続箱1の小型化を図ることができる。
また、光ファイバ心線8a及び光コード30の接続部分と、光ファイバ心線10a及び光ファイバ心線32の接続部分とを分離しているため、伝送品質を向上させることができる。
(第2実施形態)
図5は第2実施形態に係る光接続箱であって、ケースカバーが開いた状態を示す正面図である。図6は第2実施形態に係る光接続箱が備えるトレイユニットの斜視図であって、第2のトレイを閉じた状態を示す図である。図7は、第2実施形態に係る光接続箱が備える光モジュールの斜視図であって、第2のトレイを跳ね上げた状態を示す図である。図8は、第2実施形態に係る光接続箱が備える光モジュールの斜視図である。
本実施形態に係る光接続箱60では、導入される光ファイバ心線8aが4本の光ファイバ(第1の光ファイバ)を一括被覆してなるテープ状の光ファイバ心線である点、及び、光ファイバ心線8a,10aの一端部にMTコネクタ62,64がそれぞれ取り付けられている点で、第1実施形態に係る光接続箱1と相違する。また、本実施形態に係る光接続箱60では、トレイユニット70及び光モジュール78の構成が、第1実施形態に係る光接続箱1のトレイユニット20の構成と相違している。以下、トレイユニット70及び光モジュール78について詳しく説明する。
トレイユニット70は、ケース2が延びる方向に延在している。図6及び図7に示すように、トレイユニット70は、積層配置された第1のトレイ74と第2のトレイ76とを有している。より具体的には、第2のトレイ76は第1のトレイ74上に設けられており、これらはヒンジ75を介して回動可能に連結されている。
トレイユニット70は、光モジュール78を収納するためのものである。光モジュール78は、図8に示すように、1本の光ファイバ心線80と、8本の光ファイバ心線82と、モジュール本体84とを有している。なお、図8において光ファイバ心線82は2本となっているが、これは図示の都合によるものであり、実際には光ファイバ心線82は8本であることに注意されたい。
光ファイバ心線80は、4本の光ファイバ(第3の光ファイバ)を一括被覆してなるテープ状の光ファイバ心線である。光ファイバ心線80の一端部はモジュール本体84内に導入されており、光ファイバ心線80の他端部にはMTコネクタ81が取り付けられている。光ファイバ心線80は十分な長さの余長部分を有している。
光ファイバ心線82は4本の光ファイバ(第4の光ファイバ)を一括被覆してなるテープ状の光ファイバ心線である。光ファイバ心線82の一端部は、モジュール本体84内に導入されており、光ファイバ心線82の他端部にはMTコネクタ85が取り付けられている。光ファイバ心線80と同様に、光ファイバ心線82もまた十分な長さの余長部分を有している。
モジュール本体84は略直方体形状を呈しており、4つの光スプリッタ(図示せず)を内蔵している。本実施形態において、光スプリッタは8分岐スプリッタである。モジュール本体34内において、光ファイバ心線80に内蔵された計4本の光ファイバは、4つの光スプリッタの入力端にそれぞれ接続されている。8本の光ファイバ心線82に内蔵された計32本の光ファイバは、4つの光スプリッタの8つの出力端にそれぞれ接続されている。なお、本実施形態では、モジュール本体84は4つの光スプリッタを内蔵するとしたが、光スプリッタの数はこれに限られない。また、光スプリッタは8分岐スプリッタ以外であってもよい。
トレイユニット70の説明に戻る。図7に示すように、トレイユニット70の第1のトレイ74には、モジュール本体84を収納するための本体収納部(モジュール本体収納部)88と、光ファイバ心線80の余長部分を収納するための第1の余長収納部90とが形成されている。本体収納部88は、第1のトレイ74の一方の側面側に形成されている。本体収納部88は一方の側面に沿って2箇所設けられており、それぞれモジュール本体84を一つずつ収納できるようになっている。つまり第1のトレイ74は、最大で2つのモジュール本体84を収納できるように構成されている。各本体収納部88には、4つの爪部91が設けられており、各爪部91は第1のトレイ74の底面から立設されている。4つの爪部91のうち、2つはモジュール本体84の一端部を挟持するよう一対となって配置されており、残り2つはモジュール本体84の他端部を挟持するよう一対となって配置されている。これら4つの爪部91により、モジュール本体84は本体収納部88に固定されることとなる。なお、収納可能なモジュール本体84の数は上述のもの(すなわち2つ)に限られない。
第1の余長収納部90は、第1のトレイ74の中央付近に形成されている。第1の余長収納部90には、光ファイバ心線80を最小曲げ半径を確保した状態で収納できるよう、Rガイド92が設けられている。また、第1の余長収納部90の上面には、光ファイバ心線80が飛び出さないよう押さえ部93が設けられている。Rガイド92と第1のトレイ74の内壁面との間には、光ファイバ心線82を通すための連通路94が形成されている。
第1の余長収納部90には、光ファイバ心線80と光ファイバ心線8aとの接続部分95を保持するための保持部96が設けられている。保持部96には仕切壁97が配置されており、接続部分95は、この仕切壁97と本体収納部88に収納されたモジュール本体84の側面との間に挟まれ、保持される。このような保持部96を第1の余長収納部90に設けることで、接続部分95をトレイユニット70の内部に収納することが可能となっている。なお、本実施形態の保持部96は2つの接続部分95を保持可能なように形成されているが、保持可能な接続部分95の数はこれに限られず、光モジュール78の数等に応じて適宜決められる。
トレイユニット70の第2のトレイ76には、光ファイバ心線82の余長部分を収納するための第2の余長収納部98が形成されている。光ファイバ心線の上面には、光ファイバ心線82が飛び出さないよう押さえ部99が設けられている。第2のトレイ26の端部には切欠部100が設けられており、この切欠部100を介して光ファイバ心線82が第1のトレイ74から導入される。
第2の余長収納部98には、光ファイバ心線82と光ファイバ心線10aとの接続部分101を保持するための保持部102が設けられている。保持部102には複数の仕切壁103が配置されており、仕切壁103と仕切壁103との間に接続部分101が挟まれて、保持されるようになっている。保持部102を第2の余長収納部98に設けることで、光ファイバ心線82と光ファイバ心線10aとの接続部分101をトレイユニット70の内部に収納することが可能となっている。なお、本実施形態の保持部102は16個の接続部分101を保持可能なように形成されているが、保持可能な接続部分101の数はこれに限られず、光モジュール78の数等に応じて適宜決められる。
次に、本実施形態に係る光接続箱1を用いて光ファイバ心線8aと光ファイバ心線10aとを接続する方法について説明する。
まず、ケースカバー6を開いた状態で、ケース本体4の一端面に形成された挿通口から光ケーブル8をケース本体4の内部に導入する。導入した光ケーブル8から光ファイバ心線8aを引き落とし、光ファイバ心線8aの先端にMTコネクタ62を取り付ける。光ケーブル8に内蔵され且つ接続の対象となっていない光ファイバ心線8bについては、第1実施形態のときと同様に処理する。
トレイユニット70及び光モジュール78を用意する。トレイユニット70の第2のトレイ76を上に跳ね上げ、第1のトレイ74を上面が開放された状態とする。そして、第1のトレイ74の本体収納部88に、光モジュール78のモジュール本体84を収納する。収納後、モジュール本体84から延び出た光ファイバ心線82を、挿通路94を介して第2のトレイ76に引き上げる。
光ファイバ心線82を引き上げたら、第2のトレイ26を閉じ、光ファイバ心線82の余長部分を第2の余長収納部98にて巻回する。このとき、光ファイバ心線82の飛び出しを防止するため、光ファイバ心線82が押さえ部99の下を通るようにする。一方、MTコネクタ64が取り付けられた光ファイバ心線10aの一端部分を第2の余長収納部98に導入し、光ファイバ心線82の巻回方向とは反対の方向に巻回する。そして、光ファイバ心線82の先端部に取り付けられたMTコネクタ85と光ファイバ心線10aの先端部に取り付けられたMTコネクタ64とを接続し、この接続部分101を仕切壁103の間に差し込むことによって保持部102に保持させる。なお、MTコネクタを用いずに、光ファイバ心線82と光ファイバ心線10aとの先端を融着接続するとしてもよい。
光ファイバ心線82と光ファイバ心線10aとを接続させた後、再び第2のトレイ26を開く。そして、モジュール本体84から延び出た光ファイバ心線80の余長部分を、Rガイド92でガイドさせながら第1の余長収納部90にて巻回する。一方、MTコネクタ62が取り付けられた光ファイバ心線8aの一端部分を第1のトレイ74に導入し、Rガイド92でガイドさせながら第1の余長収納部90にて巻回する。光ファイバ心線80に取り付けられたMTコネクタ81と光ファイバ心線8aに取り付けられたMTコネクタ62とを接続し、この接続部分95を仕切壁97と本体収納部88に収納されたモジュール本体84の側面との間に差し込むことによって、保持部96に保持させる。なお、MTコネクタを用いずに、光ファイバ心線80と光ファイバ心線8aとの先端を融着接続するとしてもよい。
以上述べたように、本実施形態に係る光接続箱60では、光ファイバ心線80と、光ファイバ心線82とは、トレイユニット20内の別々の領域に収納されるので、光ファイバ心線80の余長部分と光ファイバ心線82の余長部分とが絡まることがなくなる。光ファイバ心線80及び光ファイバ心線82の余長部分は積層配置された第1及び第2のトレイ74,76に分けて収納されるので、これらを平面状に並べて収納した場合と比べて、光接続箱60の小型化を図ることができる。
(光配線システム)
続いて、第1及び第2実施形態に係る光接続箱1,60が用いられる光配線システムについて説明する。図1は、光配線システムの構成図である。図1に示すように、光配線システムSは、き線点P1に設置されたき線点クロージャ120と、切替機能点P2に設置された切替機能点クロージャ(光切替接続箱)140と、分配点P3に設置された分配点クロージャ160とを備えている。
第1及び第2実施形態に係る光接続箱1,60は、き線点クロージャ120として用いられる。き線点P1とは、電話局から加入者宅へと繋がる光ケーブル8が、地中管122を抜けて電柱124へと出てくる地点のことである。き線点P1において、光ケーブル8はき線点クロージャ120に導入される。き線点クロージャ120では、導入された光ケーブル8から光ファイバ心線8aが引き落とされ、引き落とされた光ファイバ心線8aの一端部が光ファイバ心線10aの一端部に接続される。
ところで、光配信システムのき線点では、光ファイバの断線やロス増を管理する目的で、OTDR(OpticalTime Domain Reflectmeter)を用いた試験が行われる。OTDRを用いた試験は通常、光スプリッタを境界とし、電話局側の光ファイバすなわち光ファイバ心線8aと、加入者宅側の光ファイバすなわち光ファイバ心線10aとで、別々に行われる。そのため、実際に試験を行う際には、き線点に設けられたき線点クロージャ120を開け、試験対象の光ファイバ心線8a,10aとつながる光スプリッタを探すことになる。このとき、光スプリッタの位置が不規則であると、所望の光スプリッタを見つけるのに時間がかかってしまう。また、光スプリッタ周辺で光ファイバ心線が絡まっていると、試験自体が困難となってしまう。
光配信システムSではき線点クロージャ120として、上述した光接続箱1,60を備えている。光接続箱1,60は、光スプリッタを内蔵したモジュール本体34を、本体収納部38,88、すなわち特定の領域に収納している。そのため、所望の光スプリッタ(モジュール本体34)を容易に見つけ出すことができる。また、光スプリッタにつながる光コード30及び光ファイバ心線32の余長部分は、光スプリッタとは別の領域に収納されている。そのため、光スプリッタの周辺で光コード30及び光ファイバ心線32が絡まっているということがなく、試験をスムーズに行うことができる。
き線点クロージャ120からは、光ケーブル10としてファイバ心線10aの他端部が導出される。ファイバ心線10aの他端部は、切替機能点P2に設置された切替機能点クロージャ140に導入される。切替機能点クロージャ140において、ファイバ心線10aの他端部は光ファイバ心線126(第5の光ファイバ)の一端部と接続される。切替機能点クロージャ140については後に詳しく述べる。
光ファイバ心線126の他端部は、切替機能点クロージャ140から外部に導出される。そして、分配点P3に設置された分配点クロージャ160に導入される。分配点クロージャ160において、光ファイバ心線126の他端部は、加入者宅128へと引き落とされる光ファイバ心線130の一端部と接続される。
切替機能点クロージャ140について説明する。切替機能点クロージャ140としては、以下に述べる光切替接続箱200が用いられる。図10は、光切替接続箱200の内部を示す斜視図である。
光切替接続箱200は、光ファイバ心線10aを、ジャンパコード204を介して光ファイバ心線126に切り替え可能に接続するものである。光切替接続箱200はケース(図示せず)を備えており、かかるケースは光接続箱1,60のケース2と同様である。
光切替接続箱200の中央部分には2本のフレーム205が固着されており、各フレーム205には複数の凸部206が設けられている。この凸部206間に、複数のトレイ210が着脱可能に取り付けられている。ジャンパコード204の一端部204aと光ファイバ心線126の一端部126aとは、トレイ210の両端部分において接続されている。トレイ210は、ジャンパコード204と光ファイバ心線126との接続部分212を保持することができるように設計されている。トレイ210の中央部には、光ファイバ心線126の余長部分を収納する収納部分213が形成されている。収納部分213には、光ファイバ心線126の余長部分を最小曲げ半径を確保した状態で収納できるよう、Rガイド214が設けられている。
光切替接続箱200の一端側部分には、接続盤215が設置されている。接続盤215には、ジャンパコード204の他端部204bと嵌合可能なコネクタ216が固定されており、光ファイバ心線10aの他端部はこのコネクタ216に保持されている。光ファイバ心線10aとジャンパコード204との接続は、ジャンパコード204の他端部204bを接続盤215に固定されたコネクタ216に挿入することで行われる。ジャンパコード204を用いることにより、光ファイバ心線10aと光ファイバ心線126との接続切り替えを容易に行うことができる。
なお、接続盤215を用いずに、トレイ210のみを用いて光ファイバ心線10aと光ファイバ心線126と接続するとしてもよい。この場合には、光ファイバ心線10aの先端部にコネクタを取り付け、かかるコネクタをトレイ210の一端側(図10における左側)に固定し、ジャンパコード204の一端と接続する。また、光ファイバ心線126の先端部にコネクタを取り付け、かかるコネクタをトレイ210の他端側(図10における右側)に固定し、ジャンパコード204の他端と接続する。
切替機能点クロージャ140としては、光切替接続箱200の他に、図11に示す光切替接続箱220を用いることもできる。図11は、他の光切替接続箱の内部を示す斜視図である。
図11に示す光切替接続箱220は、トレイ210を備えず、代わりに接続盤222を備える点で、先述した光切替接続箱200と相違している。接続盤222には、ジャンパコード204の一端部204aと嵌合可能なコネクタ224が固定されており、光ファイバ心線126の一端部はこのコネクタ224に保持されている。光ファイバ心線126とジャンパコード204との接続は、ジャンパコード204の一端部204aを接続盤222に固定されたコネクタ224に挿入することで行われる。この光切替接続箱220を用いた場合にも、光切替接続箱200と同様に、光ファイバ心線10aと光ファイバ心線126との接続替えを容易に行うことができる。
第1実施形態に係る光接続箱であって、ケースカバーが開いた状態を示す正面図である。 第1実施形態に係る光接続箱の内部を示す斜視図である。 第1実施形態に係る光接続箱が備えるトレイユニットの斜視図である。 第1実施形態に係る光接続箱が備える光モジュールの斜視図である。 第2実施形態に係る光接続箱であって、ケースカバーが開いた状態を示す正面図である。 第2実施形態に係る光接続箱が備えるトレイユニットの斜視図であって、第2のトレイを閉じた状態を示す図である。 第2実施形態に係る光接続箱が備える光モジュールの斜視図であって、第2のトレイを跳ね上げた状態を示す図である。 第2実施形態に係る光接続箱が備える光モジュールの斜視図である。 第1及び第2実施形態に係る光接続箱を備えた光配線システムの構成図である。 光配線システムが備える光切替接続箱の内部を示す斜視図である。 光配線システムが備える他の光切替接続箱の内部を示す斜視図である。
符号の説明
1,60…光接続箱、8a…光ファイバ心線(第1の光ファイバ)、10a…光ファイバ心線(第2の光ファイバ)、20,70…トレイユニット、24,74…第1のトレイ、25,75…ヒンジ、26,76…第2のトレイ、28,78…光モジュール、30…光コード(第3の光ファイバ)、32…光ファイバ心線(第4の光ファイバ)、34,84…モジュール本体、38,88…本体収納部、40,98…第2の余長収納部、45,95,101…接続部分、48,96,102…保持部、52,90…第1の余長収納部、80…光ファイバ心線(第3の光ファイバ)、82…光ファイバ心線(第4の光ファイバ)、126…光ファイバ心線(第5の光ファイバ)、200,220…光切替接続箱、204…ジャンパコード、P1…き線点、S…光配線システム。

Claims (9)

  1. 第1の光ファイバと第2の光ファイバとを接続するための光接続箱であって、
    前記第1の光ファイバの一端部と第2の光ファイバの一端部とが導入されるケースと、
    一端部が前記第1の光ファイバの前記一端部に接続される第3の光ファイバと、一端部が前記第2の光ファイバの前記一端部に接続される第4の光ファイバと、前記第3の光ファイバの他端部と前記第4の光ファイバの他端部との接続部分を覆うモジュール本体と、を有する光モジュールと、
    前記ケース内に着脱可能に取り付けられ、前記光モジュールを収納するトレイユニットと、
    を備え、
    前記トレイユニットは積層配置された第1及び第2のトレイを有しており、前記第1のトレイには、前記第3の光ファイバの余長部分を収納するための第1の余長収納部および前記第4の光ファイバの余長部分を収納するための第2の余長収納部のうちの一方と、前記モジュール本体を収納するためのモジュール本体収納部とが形成され、前記第2のトレイには、前記第1及び第2の余長収納部のうちの他方が形成されていることを特徴とする光接続箱。
  2. 前記第1の余長収納部には、前記第1の光ファイバと前記第3の光ファイバとの接続部分を保持するための保持部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の光接続箱。
  3. 前記第2の余長収納部には、前記第2の光ファイバと前記第4の光ファイバとの接続部分を保持するための保持部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の光接続箱。
  4. 前記第1及び第2のトレイはヒンジを介して回動可能に連結されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の光接続箱。
  5. 前記モジュール本体には、一つの入力端から入力された光を分岐して複数の出力端に出力する光スプリッタが内蔵されており、
    前記光スプリッタの前記入力端には前記第3の光ファイバの他端部が接続され、前記光スプリッタの前記出力端には前記第4の光ファイバの前記他端部が接続されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の光接続箱。
  6. 前記モジュール本体には、前記光スプリッタが一つ内蔵されており、
    前記光スプリッタの前記入力端に接続された前記第3の光ファイバと、該第3の光ファイバに接続された前記第1の光ファイバとは、単心の光ファイバ心線となっており、
    前記光スプリッタの複数の前記出力端に接続された複数本の前記第4の光ファイバと、該複数本の前記第4の光ファイバに接続された複数本の前記第2の光ファイバとは、所定の本数毎に一括被覆されたテープ状の光ファイバ心線となっていることを特徴とする請求項5記載の光接続箱。
  7. 前記モジュール本体には、前記光スプリッタが複数個内蔵されており、
    複数の前記光スプリッタの前記入力端に接続された複数本の前記第3の光ファイバと、該複数本の前記第3の光ファイバに接続された複数本の前記第1の光ファイバとは、所定の本数毎に一括被覆されたテープ状の光ファイバ心線となっており、
    複数の前記光スプリッタの複数の前記出力端に接続された複数本の前記第4の光ファイバと、該複数本の前記第4の光ファイバに接続された複数本の前記第2の光ファイバとは、所定の本数毎に一括被覆されたテープ状の光ファイバ心線となっていることを特徴とする請求項5記載の光接続箱。
  8. 請求項5〜7記載の光接続箱を備え、
    前記光接続箱をき線点に設けたことを特徴とする光配線システム。
  9. 前記光接続箱から延び出た第2の光ファイバの他端部を、ジャンパコードを介して、他の装置から延び出た第5の光ファイバの一端部に切り替え可能に接続する光切替接続箱を更に備えることを特徴とする請求項8記載の光配線システム。
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