JP3983112B2 - 歯車研削装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯車研削装置に関し、特に、螺旋条が形成された歯車研削工具に被研削用歯車を噛合させる際、被研削用歯車と歯車研削工具とを回転させたまま位相を一致させて自動噛合を行う歯車研削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、歯車研削装置では、歯車研削工具の螺旋条を被研削用歯車の歯溝に噛合させながら同期回転させている。この歯車研削工具を被研削用歯車に対して相対的に進退させることにより、螺旋条で被研削用歯車の歯面を研削することができる。
【0003】
この種の歯車研削装置において、研削する被研削用歯車を交換する際、歯車研削工具の回転を停止させてから被研削用歯車を交換するようにすると、歯車研削工具の回転の減速、停止および再加速を繰り返し行うこととなるため、研削加工のサイクルタイムが長くなり非効率である。
【0004】
そこで、歯車研削工具を回転させたまま被研削用歯車の回転を同期させるとともに、被研削用歯車と歯車研削工具の位相を一致させて自動噛合させる技術が提案されている(特公昭62−38089号公報、特許2718850号公報参照)。具体的には、歯車研削工具の回転上の零点位置を検出するタイミングと、被研削用歯車の各歯を検出するタイミングとの差により互いの位相を認識し、このタイミング差を予め教示した値に一致させることにより互いの位相を一致させるようにしている。
【0005】
これらの技術によれば、歯車研削工具の回転を停止させることなく、歯車研削工具と被研削用歯車とを噛合させることにより研削加工のサイクルタイムを短縮することができる。結果として、所定の時間内に多くの被研削用歯車を研削することができるので、歯車研削加工の生産効率が向上する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
近時、被研削用歯車を研削するサイクルタイム(研削時間および被研削用歯車の交換時間)を一層高速化するよう望まれている。このため、複数の螺旋条を有する歯車研削工具の採用が進められている。例えば、図8に示すように、2条の螺旋条202a、202bを有する歯車研削工具200を用いれば、被研削用歯車204側の回転速度を2倍にすることができ、研削時間の大幅な短縮が可能となる。
【0007】
しかしながら、従来の自動噛合の技術は、螺旋条が1条である歯車研削工具を対象として開発されたものであり、2条の螺旋条をもつ歯車研削工具200にそのまま適用すると不都合が発生する。すなわち、歯車研削工具200の回転上の零点位置を検出するタイミングと、被研削用歯車204の各歯を検出するタイミングとの差により互いの位相を認識しようとしても、歯車研削工具200の1回転あたりに被研削用歯車204の各歯は2回検出されることとなり、2回目の検出時に処理不能または誤処理を行うこととなる。
【0008】
一方、自動噛合を行わずに、歯車研削工具200を停止させてから被研削用歯車を噛合させるようにすると、サイクルタイムが長くなってしまうので、高速化の趣旨に反する。
【0009】
従って、従来の自動噛合の技術、すなわち、1条の螺旋条を有する歯車研削工具を用いて被研削用歯車との自動噛合を行う歯車研削装置をベースとして、複数条の螺旋条を有する歯車研削工具を適用できることが好ましい。
【0010】
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、複数条の螺旋条を有する歯車研削工具と被研削用歯車との自動噛合を行い、研削のサイクルタイムを短縮することを可能にする歯車研削装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る歯車研削装置は、2以上の螺旋条を有する歯車研削工具と被研削用歯車とを同期回転させ、前記螺旋条と前記被研削用歯車の歯溝とを噛合させながら前記被研削用歯車を研削する歯車研削装置において、前記歯車研削工具の零点位置と回転変化量とを検出し、それぞれパルスとして出力するパルス発生器と、前記被研削用歯車の回転に伴い通過する各歯を検出しパルスとして出力する歯先検出センサと、前記歯先検出センサの出力するパルスを前記螺旋条の数に分周する分周器と、前記パルス発生器が前記零点位置を検出するタイミングと前記分周器の出力する分周信号の値が切り換わるタイミングとの間で、前記歯車研削工具の回転変化量を示すパルスを位相パルス数としてカウントするカウンタと、前記被研削用歯車の歯と前記歯車研削工具の歯との位相が一致しているときに、前記位相パルス数を、記憶位相パルス数として記憶する初期教示処理を行う記憶部と、前記初期教示処理が終了し、前記被研削用歯車が未研削のものに交換された後で、前記カウンタによりカウントされた位相パルス数と前記記憶位相パルス数との一致または不一致を判断する位相一致判断部と、前記位相一致判断部の作用下に記位相パルス数と前記記憶位相パルス数とが一致すると判断されたときに前記被研削用歯車を同期回転させ、前記位相パルス数と前記記憶位相パルス数とが不一致と判断されたときに前記被研削用歯車を非同期回転させる回転制御部とを有することを特徴とする。
【0012】
このように、歯先検出センサの出力するパルスを分周器によって螺旋条の数に分周するので、歯車研削工具の回転上の零点位置を検出するタイミングと、分周器による分周信号の切り換わりタイミングとが1対1に対応することとなり、被研削用歯車と歯車研削工具との位相を検出することが可能となる。従って、この位相を一致させることにより複数の螺旋条を有する歯車研削工具と被研削用歯車との自動噛合が可能となり、研削のサイクルタイムを短縮することができる。
【0013】
また、前記分周器の分周数は、前記螺旋条の数に応じて変更可能とすると、種々の歯車研削工具に適用できて好適である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る歯車研削装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図1〜図7を参照しながら説明する。
【0015】
図1に示すように、本実施の形態に係る歯車研削装置10は、研削加工を行う研削加工部10aと、該研削加工部10aの動作を制御する制御部10bとを有する。制御部10bには、後述する自動噛合動作の制御を行う制御回路100(図4参照)が備えられている。
【0016】
研削加工部10aでは、ベッド12の上面に切込テーブル14が配設され、前記切込テーブル14は切込モータ16の回転作用下に矢印X方向に進退動作する。前記切込テーブル14の上面に配設されるトラバーステーブル18はトラバースモータ20の回転作用下に矢印X方向と直角の方向、すなわち、矢印Z方向に進退動作する。
【0017】
また、トラバーステーブル18上には、予め歯形が歯切り形成された被研削用歯車22が着脱自在に配設されるとともに、回転する前記被研削用歯車22の歯の凸部を検出して所定のパルスを発生させる近接スイッチからなる歯先検出センサ24が設けられている。被研削用歯車22はワークスピンドルモータ26の回転作用下に回転し、この回転の軸心はトラバーステーブル18の進退方向と一致するように設定されている。
【0018】
一方、切込テーブル14の進行方向であって、かつベッド12上にはコラム28が配設され、該コラム28に旋回テーブル30が保持される。旋回テーブル30は前記コラム28内に配設された旋回モータ31により矢印C方向に旋回自在であり、さらに旋回テーブル30にはシフトテーブル32が設けられ、このシフトテーブル32はシフトモータ34の作用下に矢印D方向に移動自在である。
【0019】
図2に模式的に示すように、シフトテーブル32には工具スピンドルユニット36が設けられている。この工具スピンドルユニット36は工具スピンドルモータ38と、この工具スピンドルモータ38によって回転する工具軸41と、該工具軸41の回転を検出する第1パルス発生器46とから基本的に構成される。
【0020】
第1パルス発生器46は、工具軸41の回転変化量に応じたパルスを発生するA相信号Eaと、工具軸41の回転上の零点位置を示すZ相信号Ebとを出力する。
【0021】
工具スピンドルモータ38の作用下に回転する歯車研削工具42は円柱形状であり、その周縁に被研削用歯車22を研削するための砥石からなる2条の螺旋条47aおよび47bが設けられている。螺旋条47aおよび47bは、工具軸41の1回転あたり被研削用歯車22の2ピッチ(2歯)相当の距離を移動する。
【0022】
一方、工具スピンドルユニット36は前記シフトテーブル32に装着される。前記シフトテーブル32はボールねじ35に連結され、該ボールねじ35はシフトモータ34により回転される。従って、工具スピンドルユニット36と歯車研削工具42は、シフトモータ34の駆動作用下にシフトテーブル32とともに矢印D方向に変位する。
【0023】
なお、前記切込モータ16、前記トラバースモータ20、前記ワークスピンドルモータ26および前記工具スピンドルモータ38は、ステッピングモータであり、制御部10bから供給されるパルス数に応じて回転する。1パルスあたりの回転角は微小角であり、供給されるパルスの数により精密な回転制御が行われる。
【0024】
図3に示すように、被研削用歯車22は、一組のクランプ治具50を介して着脱自在に軸支される。クランプ治具50は、回転の接続または切り離しを行う電磁クラッチ51の一端に連結されており、該電磁クラッチ51の他端には、動力伝達機構であるトラクションドライブ52が連結されている。このトラクションドライブ52は回転軸53を介してワークスピンドルモータ26の一端に連結されている。ワークスピンドルモータ26の他端には、回転軸53の回転量を検出する第2パルス発生器54が備えられている。回転軸53には回転を安定させる機能を有するイナーシャダンパ56が設けられている。
【0025】
図4に示すように、自動噛合動作の制御を行う制御回路100は、前記歯先検出センサ24および前記第1パルス発生器46から信号が入力されており、前記切込モータ16、前記ワークスピンドルモータ26および前記電磁クラッチ51に対して制御信号を出力する。
【0026】
前記制御回路100は、歯先検出センサ24および第1パルス発生器46の出力信号を処理するとともに被研削用歯車22と歯車研削工具42との位相の一致および不一致を判断する入力信号処理部102と、該入力信号処理部102が出力する一致信号ST1および不一致信号ST2に応じてワークスピンドルモータ26の回転を制御する回転制御部104とを有する。また、前記制御回路100は、位相一致信号ST1に応じて切込モータ16の動作を有効または無効にする切込機構制御部106と、電磁クラッチ51を制御してワークスピンドルモータ26と被研削用歯車22との接続および切り離しを行うクラッチ制御部108とを有する。
【0027】
入力信号処理部102は、歯先検出センサ24が出力する歪んだパルス波形を方形に整形した整形パルスP0を出力する波形整形回路110と、整形パルスP0を分周して分周信号Fを出力する分周器112と、該分周器112の分周数を指定するディップスイッチ114とを有する。また、入力信号処理部102は、Z相信号Ebおよび分周器112の分周信号Fのタイミングに基づいてA相信号Eaをカウントして、このカウント値を位相パルス数N1として出力する第1カウンタ116と、Z相信号Ebおよび分周信号Fに基づいて、供給された位相パルス数N1を記憶位相パルス数N0として記憶するとともに、該記憶位相パルス数N0と新たに供給される位相パルス数N1とを比較するカウンタメモリ回路118(位相一致判断部)とを有する。歯先検出センサ24が出力するパルス波形に含まれる歪みが小さいときには、波形整形回路110は省略してもよい。
【0028】
ディップスイッチ114の設定は、歯車研削工具42が備える螺旋条の数に一致させて設定されているものとし、本実施の形態では、歯車研削工具42の条数と同じ「2」が設定されているものとする。分周信号Fは、ディップスイッチ114の設定が「2」であることから、波形整形回路110が出力するパルスを2分周したものとして出力される。
【0029】
カウンタメモリ回路118には、教示スイッチ(図示せず)が接続されており、この教示スイッチがオンされたときに、位相パルス数N1を記憶位相パルス数N0として記憶するとともに、記憶位相パルス数N0より十分小さい許容幅wを算出する。記憶位相パルス数N0および許容幅wは記憶部118aに記憶される。許容幅wは、被研削用歯車22を研削しているときに多少の位相のずれを許容するための基準値である。記憶部118aはカウンタメモリ回路118の外部に設けられていてもよい。許容幅wは記憶位相パルス数N0の一般的な数値に基づいた所定の定数であってもよい。
【0030】
カウンタメモリ回路118は、分周信号Fの立ち上がり時に、第1カウンタ116から供給される位相パルス数N1と記憶位相パルス数N0とを比較する。位相パルス数N1と記憶位相パルス数N0が一致するときには出力する一致信号ST1を論理値「1」とし、不一致信号ST2を論理値「0」とする。また、位相パルス数N1と記憶位相パルス数N0が不一致のときには一致信号ST1を論理値「0」とし、不一致信号ST2を論理値「1」とする。
【0031】
ただし、被研削用歯車22は、熱処理工程での熱処理歪みを持っていることから、多少の位相のずれを許容する必要がある。従って、被研削用歯車22の研削を行っている間には、図5に示すように、位相パルス数N1がN0±wの範囲内であれば、一致信号ST1を論理値「1」として保持する。
【0032】
図5に、被研削用歯車22の研削を行っている間におけるA相信号Ea、Z相信号Eb、整形パルスP0、分周信号F、一致信号ST1のタイムチャートを示す。なお、図5中、位相パルス数N1の基準となる信号を内部信号Qとして表す。内部信号Qは、Z相信号Ebの立ち上がり時(例えば、時刻t0)からのA相信号Eaのパルス数がN0±wである間に論理値「1」となる信号である。分周信号Fが立ち上がるとき(例えば、時刻t1)、カウンタメモリ回路118は、第1カウンタ116から供給される位相パルス数N1とN0±wとを比較し、位相パルス数N1がN0±wの範囲内であれば、一致信号ST1を論理値「1」にする。不一致信号ST2(図4参照)は、一致信号ST1の逆論理として出力される。
【0033】
このように、カウンタメモリ回路118における位相確認は分周信号Fによって実行されるので、Z相信号Ebの立ち上がり1回に対して分周信号Fの立ち上がりが1回対応することになり、正確な位相確認が行われる。
【0034】
仮に、分周器112がない場合には、整形パルスP0がカウンタメモリ回路118に供給され、Z相信号Ebの立ち上がり後2つめの整形パルスP0が供給されたとき(例えば、時刻t2)に処理不能または誤処理を行うこととなる。本実施の形態では、分周器112が、整形パルスP0を分周してカウンタメモリ回路118に供給することにより、このような事態を回避することができる。
【0035】
なお、被研削用歯車22の研削を行っている間は、通常、一致信号ST1は常に論理値「1」であるが、図5においては、説明の便宜上、該一致信号ST1は時刻t1で論理値が変化するように示している。
【0036】
図4に戻り、回転制御部104は、第1パルス発生器46のA相信号Eaが供給され、該A相信号Eaを分周して、分周パルスP1およびP2を出力する割り出し演算回路120と、分周パルスP1および前記一致信号ST1が入力される第1アンドゲート122と、分周パルスP2および前記不一致信号ST2が入力される第2アンドゲート124とを有する。また、回転制御部104は、第1および第2アンドゲート122、124のそれぞれが出力する論理積信号が入力されるオアゲート126と、該オアゲート126が出力する論理和信号を増幅して前記ワークスピンドルモータ26を回転させる第1増幅器128とを有する。
【0037】
割り出し演算回路120には、定数設定部(図示せず)が備えられており、この定数設定部には、前記歯車研削工具42の条数、前記被研削用歯車22の歯数、前記トラクションドライブ52の減速比が設定される。割り出し演算回路120はこれらの設定値に基づいて歯車研削工具42とワークスピンドルモータ26との同期回転速度比αを演算する。割り出し演算回路120は入力されるA相信号Eaのパルス列を同期回転速度比αで分周した信号を分周パルスP1として出力する。
【0038】
また、割り出し演算回路120には、同期回転速度比αより絶対値が小さい定数δが設定されており、入力されるA相信号Eaのパルス列を(α+δ)で分周した信号を分周パルスP2として出力する。
【0039】
このような回転制御部104の構成により、被研削用歯車22と歯車研削工具42との位相が一致しているときには、一致信号ST1により第1アンドゲート122が有効となり、分周パルスP1が第1アンドゲート122を通過し、オアゲート126および第1増幅器128を経由してワークスピンドルモータ26に供給される。結果として、被研削用歯車22と歯車研削工具42との位相が一致しているときには、ワークスピンドルモータ26の作用下に被研削用歯車22は同期速度で回転する。
【0040】
また、被研削用歯車22と歯車研削工具42との位相が不一致であるときには、不一致信号ST2により第2アンドゲート124が有効となり、分周パルスP2が第2アンドゲート124を通過し、オアゲート126および第1増幅器128を経由してワークスピンドルモータ26に供給される。結果として、被研削用歯車22と歯車研削工具42との位相が不一致のときには、ワークスピンドルモータ26の作用下に被研削用歯車22は同期速度とやや異なる速度(非同期速度)で回転する。被研削用歯車22が非同期速度で回転すると被研削用歯車22と歯車研削工具42との位相はやがて一致する。
【0041】
切込機構制御部106は、第2カウンタ132と、前記切込モータ16の回転速度を指示する切込指示回路134とを有する。また、切込機構制御部106は、第2カウンタ132の出力信号とパルス列P3とが入力される第3アンドゲート136と、第3アンドゲート136が出力する論理積信号を増幅して前記切込モータ16を回転させる第2増幅器138とを有する。
【0042】
第2カウンタ132は、一致信号ST1が論理値「1」となっているときに発振回路130の発振パルスをカウントし、このカウント値が所定の定数であるK回に達した後に論理値「1」を出力する回路であり、一種のディレータイマとして作用する。切込指示回路134は、切込モータ16の回転を規定するパルス列P3を出力する。
【0043】
第2カウンタ132が論理値「1」を出力すると、第3アンドゲート136が有効になる。このとき、パルス列P3は第3アンドゲート136および第2増幅器138を経由して切込モータ16に供給されることとなり、切込モータ16が回転する。なお、切込モータ16には、回転方向を特定する正逆転指示信号(図示せず)が供給されており、切込モータ16は、この正逆転指示信号の特定する方向に回転する。
【0044】
一致信号ST1が論理値「0」であるとき、または、一致信号ST1が論理値「1」であってもその期間が発振パルスのK回分に達しないときには、第2カウンタ132はカウントをクリアするとともに出力信号を論理値「0」にする。従って、パルス列P3は、第3アンドゲート136によって遮断される。
【0045】
なお、第2カウンタ132に供給される発振パルスは、発振回路130で生成されるものに限らず、前記Z相信号Ebまたは前記分周信号F等でもよい。
【0046】
クラッチ制御部108は、電磁クラッチ51の接続および切り離しの判断を行う接続判断部140と、前記接続判断部140の出力信号を増幅して電磁クラッチ51を制御し、接続および切り離しを行う第3増幅器142とを有する。
【0047】
次に、このように構成される歯車研削装置10を用いて被研削用歯車22と歯車研削工具42とを自動噛合させて研削を行う方法について、図6および図7を参照しながら説明する。
【0048】
まず、図6のステップS1において、クラッチ制御部108の作用により電磁クラッチ51をオフにしてワークスピンドルモータ26と被研削用歯車22とを切り離す。これにより、被研削用歯車22は人手で回るようになる。工具スピンドルモータ38は停止させておく。
【0049】
次に、ステップS2において、切込モータ16を回転させ、切込テーブル14(図1参照)を低速で前進させる。切込テーブル14が前進するときに、被研削用歯車22を人手により回転させて、被研削用歯車22の歯溝と歯車研削工具42の螺旋条47aおよび47bとが噛合するように案内する。被研削用歯車22の歯溝と歯車研削工具42の螺旋条47aおよび47bとが確実に噛合した後、切込テーブル14の前進動作を停止させる。
【0050】
次いで、ステップS3において、工具スピンドルモータ38を低速で回転させる。工具スピンドルモータ38により歯車研削工具42が回転し、歯車研削工具42と噛合している被研削用歯車22も従動的に回転する。
【0051】
このとき、歯先検出センサ24の出力信号は、波形整形回路110で整形パルスP0に整形され、該整形パルスP0は分周器112により2分周されて分周信号Fが生成される。
【0052】
ところで、Z相信号Ebの立ち上がりは、歯車研削工具42の1回転あたり1回発生するものである。一方、被研削用歯車22は、歯車研削工具42の1回転あたり2ピッチ(2歯数)相当の回転をするので、整形パルスP0も2パルス発生する。分周信号Fは、整形パルスP0を2分周したものであるから、結果として、Z相信号Ebの立ち上がり回数と分周信号Fの切り換わり回数は同じになる。
【0053】
第1カウンタ116は、Z相信号Ebの立ち上がり時に前回までの位相パルス数N1をクリアするとともに、A相信号Eaのパルス数をカウントし始め、分周信号Fの切り換わり時までカウントを行う。新たにカウントされた位相パルス数N1は、カウンタメモリ回路118(図4参照)に供給される。
【0054】
さらに、ステップS4において、位相一致の教示を行う。具体的には、前記教示スイッチをオンにして、位相パルス数N1をカウンタメモリ回路118に記憶させる。カウンタメモリ回路118は、教示スイッチがオンになったことを認識すると、その直後に供給された位相パルス数N1を記憶位相パルス数N0として記憶するとともに、前記許容幅wを算出する。
【0055】
次に、ステップS5において、切込テーブル14(図1参照)を後退させる。被研削用歯車22は歯車研削工具42から離間してやがて停止する。このとき、カウンタメモリ回路118は、前記記憶位相パルス数N0および前記許容幅wを保持している。
【0056】
次いで、ステップS6において、電磁クラッチ51をオンにし、ワークスピンドルモータ26と被研削用歯車22とを接続する。
【0057】
さらに、ステップS7において、工具スピンドルモータ38を付勢して歯車研削工具42を規定の速度で回転させる。また、回転制御部104によりワークスピンドルモータ26を付勢し、接続状態の電磁クラッチ51を介して被研削用歯車22を回転させる。
【0058】
このとき、入力信号処理部102の第1カウンタ116は、Z相信号Ebの立ち上がり時と分周信号Fの値の切り換わり時との間隔でA相信号Eaのパルス数を位相パルス数N1としてカウントし、該位相パルス数N1をカウンタメモリ回路118に供給する。
【0059】
上記のように、カウンタメモリ回路118では、位相パルス数N1と記憶位相パルス数N0とが一致するときに一致信号ST1を論理値「1」、不一致信号ST2を論理値「0」とする。また、位相パルス数N1と記憶位相パルス数N0とが不一致のときに一致信号ST1を論理値「0」、不一致信号ST2を論理値「1」とする。なお、この時点では、許容幅wは参照されない。
【0060】
一般に、初期状態においては被研削用歯車22と歯車研削工具42との位相は比較的大きいずれがあるので、位相パルス数N1と記憶位相パルス数N0は不一致であり、一致信号ST1は論理値「0」、不一致信号ST2は論理値「1」となる。
【0061】
回転制御部104の第1アンドゲート122(図4参照)は、入力される一致信号ST1が論理値「0」なので無効になる。従って、第1アンドゲート122に入力される分周パルスP1は遮断される。一方、第2アンドゲート124(図4参照)は、入力される不一致信号ST2が論理値「1」なので有効になる。第2アンドゲート124に入力される分周パルスP2は第2アンドゲート124、オアゲート126を経由し、第1増幅器128で増幅されてワークスピンドルモータ26(図4参照)に供給される。分周パルスP2は、A相信号Eaを同期回転速度比αと定数δとを加算した値(α+δ)で分周した信号であるから、結果として被研削用歯車22(図4参照)は同期速度とやや異なる速度で回転することとなる。
【0062】
また、一致信号ST1は論理値「0」であることから、切込機構制御部106の第2カウンタ132(図4参照)は無効であり、結果として切込モータ16は駆動されず、切込テーブル14は停止状態を保持する。つまり、第2カウンタ132は、切込機構に対する一種のインターロック作用を奏する。
【0063】
さらに、このステップS7においては、前記分周信号Fの1周期における前記第2パルス発生器54(図3参照)の出力パルス信号の数をカウントするカウンタ(図示せず)により、被研削用歯車22の誤装着を検出するようにしてもよい。
【0064】
次に、図7のステップS8において、カウンタメモリ回路118は、位相パルス数N1と記憶位相パルス数N0とが一致するまで一致信号ST1を論理値「0」、不一致信号ST2を論理値「1」として出力し続ける。この間、被研削用歯車22は同期速度とやや異なる速度で回転しているので、被研削用歯車22と歯車研削工具42との位相はやがて一致する。
【0065】
次に、ステップS9において、位相パルス数N1と記憶位相パルス数N0とが一致すると、カウンタメモリ回路118は、一致信号ST1および不一致信号ST2をそれぞれ反転させる。つまり、一致信号ST1を論理値「1」、不一致信号ST2を論理値「0」として出力する。
【0066】
回転制御部104の第2アンドゲート124は、入力される不一致信号ST2が論理値「0」なので無効になる。従って、第2アンドゲート124に入力される分周パルスP2は遮断される。一方、第1アンドゲート122は、入力される一致信号ST1が論理値「1」なので有効になる。第1アンドゲート122に入力される分周パルスP1は第1アンドゲート122、オアゲート126を経由し、第1増幅器128で増幅されてワークスピンドルモータ26に供給される。分周パルスP1は、A相信号Eaを同期回転速度比αで分周した信号であるから、結果として、被研削用歯車22は同期速度で回転することとなる。
【0067】
また、一致信号ST1は論理値「1」であることから、切込機構制御部106の第2カウンタ132は有効となり、発振回路130が出力する発振パルスのカウントを開始する。
【0068】
次いで、ステップS10において、切込機構制御部106の第2カウンタ132のカウント値がK回に達するまで待機する。カウント値がK回に達した後、第2カウンタ132は、論理値「1」を出力し、次のステップS13に移る。ただし、カウント値がK回に達する以前に、入力される一致信号ST1が論理値「0」となったら(ステップS11)、その時点でカウントを中止するとともにカウント値をクリアする(ステップS12)。この場合、前記ステップS8へ戻る。
【0069】
ステップS13においては、第2カウンタ132の出力信号が論理値「1」であることから、この出力信号が入力される第3アンドゲート136が有効になる。従って、切込指示回路134の出力するパルス列P3が、第3アンドゲート136を経由し、第2増幅器138で増幅された後、切込モータ16に供給される。これにより、切込モータ16が付勢されて切込テーブル14が前進する。
【0070】
このとき、被研削用歯車22と歯車研削工具42との位相は一致しているので、歯車研削工具42の螺旋条47a、47bは、被研削用歯車22の歯溝に自動的に噛合する。すなわち、被研削用歯車22と歯車研削工具42とがそれぞれ回転したまま自動噛合を行うことができる。
【0071】
また、一致信号ST1が論理値「1」になった直後に自動噛合を行うのではなく、第2カウンタ132のカウント値がK回に達するまでの期間待機するので(前記ステップS10)、被研削用歯車22と歯車研削工具42との位相が一致し、かつ、同期回転が安定した状態で自動噛合を行うことができる。
【0072】
次に、ステップS14において、切込テーブル14を所定位置まで前進させることにより、被研削用歯車22の歯面を螺旋条47a、47bにより研削する。この際、2条の螺旋条47aおよび47bにより研削を行うので、螺旋条が1条の場合に比べてより速く研削を行うことができる。
【0073】
また、被研削用歯車22は、螺旋条47aおよび47bから研削による負荷を受けるので、歯車研削工具42と被研削用歯車22との位相は多少のずれが生じる。この位相のずれを許容するために、カウンタメモリ回路118では、前記位相パルス数N1に対して、前記記憶位相パルス数N0に前記許容幅wの幅を持たせた値と比較する。つまり、位相パルス数N1がN0±wの範囲内であれば、一致信号ST1を論理値「1」として出力し続けるようにする。
【0074】
次いで、ステップS15において、この時点における被研削用歯車22の研削を終了した後切込テーブル14を後退させ、さらに電磁クラッチ51をオフにする。これにより、研削を終了した被研削用歯車22の回転が停止するので、該被研削用歯車22を前記クランプ治具50(図3参照)から取り外す(ステップS16)。
【0075】
さらに、ステップS17において、研削するべき被研削用歯車22の全てについて研削終了であるか否かを判断する。全ての被研削用歯車22の研削が終了すれば、工具スピンドルモータ38およびワークスピンドルモータ26を停止させて研削処理を終了する。
【0076】
未研削の被研削用歯車22があれば、当該被研削用歯車22を前記クランプ治具50(図3参照)に着装し(ステップS18)、前記ステップS6へ戻る。この場合、工具スピンドルモータ38は回転を保っているので、加減速に要する待機時間がなく、迅速に研削処理に移行することができる。また、この時点では、前記記憶位相パルス数N0および許容幅wは設定済みであるから、位相確認のための初期教示処理(前記ステップS1〜S5)を再度行う必要がない。
【0077】
本実施の形態に係る歯車研削装置10で用いられている制御回路100は、従来技術、すなわち、1条の螺旋条を有する歯車研削工具を用いて被研削用歯車との自動噛合を行う歯車研削装置をベースとして使用できる。つまり、その制御回路において、波形整形回路110の出力信号である整形パルスP0を分周器112で分周すればよい。従って、従来技術に係る歯車研削装置がすでに用意されている場合には、改造により、短期間かつ低コストで多条の歯車研削工具42を適用することができる。
【0078】
また、被研削用歯車22と歯車研削工具42とを自動噛合させ、さらに被研削用歯車22を研削する方法のうち、操作者が行う部分は、基本的には、従来技術に係る方法と同じである。従って、従来技術に係る歯車研削装置を操作している操作者は、習熟を要せずに本実施の形態に係る歯車研削装置10を操作することができる。
【0079】
本実施の形態に係る歯車研削装置10では、位相パルス数N1は、Z相信号Ebの立ち上がり時からカウントを開始して分周信号Fの切り換わり時までカウントするものとして説明したが、逆に分周信号Fの切り換わり時からZ相信号Ebの立ち上がり時までカウントするようにしてもよい。
【0080】
さらに、歯車研削工具42の有する螺旋条の数が、1条または3条以上の場合にも、ディップスイッチ114の設定を変更することにより適用可能である。
【0081】
前記制御回路100では、一部にマイコンなどを用いてソフトウェア機能を利用してもよい。
【0082】
本発明に係る歯車研削装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る歯車研削装置によれば、複数条の螺旋条をもつ歯車研削工具と被研削用歯車との自動噛合を行い、研削のサイクルタイムを短縮させるという効果を達成することができる。
【0084】
また、従来の自動噛合の技術、すなわち、1条の螺旋条を有する歯車研削工具を用いて被研削用歯車との自動噛合を行う歯車研削装置をベースとして、その制御回路における整形パルスを分周器で分周することにより、複数条の歯車研削工具を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る歯車研削装置を示す斜視図である。
【図2】歯車研削工具と被研削用歯車との位置関係を示す模式説明図である。
【図3】被研削用歯車とワークスピンドルモータとの接続状態を示す概略構成説明図である。
【図4】自動噛合動作の制御を行う制御回路のブロック図である。
【図5】A相信号、Z相信号、整形パルス、分周信号、内部信号および一致信号の関連を示すタイムチャートである。
【図6】位相教示処理および自動噛合動作の手順を示すフローチャート(その1)である。
【図7】位相教示処理および自動噛合動作の手順を示すフローチャート(その2)である。
【図8】2条の螺旋条を有する歯車研削工具により、被研削用歯車を研削する様子を示す模式説明図である。
【符号の説明】
10…歯車研削装置 14…切込テーブル
16…切込モータ 18…トラバーステーブル
20…トラバースモータ 22…被研削用歯車
24…歯先検出センサ 26…ワークスピンドルモータ
42…歯車研削工具 46、54…パルス発生器
47a、47b…螺旋条 51…電磁クラッチ
100…制御回路 102…入力信号処理部
104…回転制御部 106…切込機構制御部
108…クラッチ制御部 110…波形整形回路
112…分周器 114…ディップスイッチ
116、132…カウンタ 118…カウンタメモリ回路
118a…記憶部 120…割り出し演算回路
122、124、136…アンドゲート 126…オアゲート
Ea…A相信号 Eb…Z相信号
F…分周信号 N0…記憶位相パルス数
N1…位相パルス数 P0…整形パルス
ST1…一致信号 ST2…不一致信号
w…許容幅

Claims (2)

  1. 2以上の螺旋条を有する歯車研削工具と被研削用歯車とを同期回転させ、前記螺旋条と前記被研削用歯車の歯溝とを噛合させながら前記被研削用歯車を研削する歯車研削装置において、
    前記歯車研削工具の零点位置と回転変化量とを検出し、それぞれパルスとして出力するパルス発生器と、
    前記被研削用歯車の回転に伴い通過する各歯を検出しパルスとして出力する歯先検出センサと、
    前記歯先検出センサの出力するパルスを前記螺旋条の数に分周する分周器と、
    前記パルス発生器が前記零点位置を検出するタイミングと前記分周器の出力する分周信号の値が切り換わるタイミングとの間で、前記歯車研削工具の回転変化量を示すパルスを位相パルス数としてカウントするカウンタと、
    前記被研削用歯車の歯と前記歯車研削工具の歯との位相が一致しているときに、前記位相パルス数を、記憶位相パルス数として記憶する初期教示処理を行う記憶部と、
    前記初期教示処理が終了し、前記被研削用歯車が未研削のものに交換された後で、前記カウンタによりカウントされた位相パルス数と前記記憶位相パルス数との一致または不一致を判断する位相一致判断部と、
    前記位相一致判断部の作用下に記位相パルス数と前記記憶位相パルス数とが一致すると判断されたときに前記被研削用歯車を同期回転させ、前記位相パルス数と前記記憶位相パルス数とが不一致と判断されたときに前記被研削用歯車を非同期回転させる回転制御部と、
    を有することを特徴とする歯車研削装置。
  2. 請求項1記載の歯車研削装置において、
    前記分周器の分周数は、前記螺旋条の数に応じて変更可能であることを特徴とする歯車研削装置。
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