JP3982989B2 - 除電装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感光体面を、x方向に配列された複数個の発光素子でなる発光素子列で照明して除電する装置およびこれを用いる電子写真方式の画像形成装置に関する。この種の画像形成装置には例えば、レーザプリンタ,複写機およびファクシミリがある。
【0002】
【従来技術】
例えば、感光体を帯電チャージャで荷電し、荷電面に画像光を投射して静電潜像を形成し、該潜像を現像器で現像して顕像にして、顕像を直接に、又は転写ドラム,転写ベルトなどの中間転写体を介して間接に、用紙に転写する、いわゆる電子写真方式の画像形成装置では、感光体の廻りには、帯電ユニット,露光ユニット,現像ユニット,転写ユニット,光照射による除電装置,クリーニングユニット等、多くのユニットが配置されている。小型化の要求にこたえるため、画像形成装置内各ユニットの小型化とユニット間の距離の短縮が図られている。一般的な光照射による除電装置すなわち除電ランプユニットは、基板上にLED(発光ダイオード)等の発光素子をならべて感光体面上を照射し、除電するものである。
【0003】
上記除電ランプユニットの一例が、特開平3−33888号公報に開示されている。この除電装置は、開口を有するケーシング内に、複数の除電ランプを直線配列して、開口を光拡散マイラで閉じ、除電ランプの発光を光拡散マイラを通して感光体に投射する。光拡散マイラの表面がトナーで汚れ易いので、光拡散マイラは多層積層体にしておき、1枚づつ剥がすようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図5の(a)に示すように、除電ランプユニットを感光体に近い位置に配置して近距離で光照射しようとすると、感光体面上の除電ランプの光量の分布が発光体がある部分と発光体と発光体の間の空き部分との光量の差(リップル)が、図5の(b)に示すように大きいものとなり、感光体の幅方向xの除電ムラになったり、除電ムラをなくすために光量をアップすると感光体の発光体の側の部分が光疲労をおこして画像ムラになってしまう。またリップルをなくすために発光体間の距離(LED配列ピッチ)を短くして発光体の数を増やすとコストアップとなる。
【0005】
そこで本発明においては、照明対象面、例えば感光体面、の近傍に配置し得て、しかも照明対象面上における発光素子配列方向xの照明ムラが小さい照明装置を提供することを第1の目的とし、該照明装置を除電ランプユニットとして備える感光体の除電ムラが少ない画像形成装置を提供することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)感光体(1)の移動方向に直交するx方向に延びる感光体面に対向する辺に開口があり、前記感光体面に対して前記移動方向に傾斜し前記開口を通して遠くから前記感光体面に対向する側辺に、光反射性および乱反射性があるx方向に延びる内表面があるケーシング (91)
該ケーシング内に収納され、x方向に分布し、前記内表面に対向して該内表面に光を照射する複数個の発光ダイオード (92) ;および、
前記複数個の発光ダイオードを装着した、前記ケーシングに装着されたLED基板 (93) を備え
前記発光ダイオードが前記感光体面に背を向けて前記感光体面から遠い前記側辺の前記内表面に光を放射し、主に前記内表面で反射した光が、前記開口を通して前記感光体面に当た、除電装置(図2)。
【0007】
なお、理解を容易にするためにカッコ内には、図面に示し後述する実施例の対応要素の記号または対応事項を、参考までに、付記した。以下も同様である。
【0008】
これによれば、各発光ダイオード(92)が放射する光は、x方向に延びる内表面で反射して照明対象面(1)に至り、除電装置がコンパクトであっても、除電装置内の光路が長く、長くなった分、光が拡散し、これにより感光体面(1)での発光素子配列方向xの照明ムラが小さくなる。前記内表面に乱反射性があるので感光体面(1)での発光ダイオード配列方向xの照明ムラが更に小さくなる。
ケーシング(91)の内表面を光反射に共用することにより、前記発光ダイオードの保護と光路長の拡大が同時に満たされる。
【0009】
【発明の実施の形態】
1a)ケーシング(91)の素材はアルミであり、前記表面は酸化アルミ皮膜である(図2)。アルミケーシングを製造したときに自然に、その表面が酸化アルミとなり、銀白色の反射面となる。この表面は、光反射率が高く、しかも乱反射性もかなり高いので、鏡面の場合よりも、感光体面(1)での発光ダイオード配列方向xの照明ムラが更に小さくなる。
【0010】
(2)前記内表面は白色塗装面 (95)である、上記(1)に記載の除電装置(図3の(a))。白色塗装すると、乱反射性が高く、照明対象面(1)での発光ダイオード配列方向xの照明ムラが更に小さくなる。
【0011】
(3)前記内表面は、表面に乱反射塗装 (98) され、前記ケーシングの内面に貼着された光反射テープ (97) である、請求項に記載の除電装置(図3の(b))。乱反射性が高く、感光体面(1)での発光ダイオード配列方向xの照明ムラが更に小さくなる。
【0012】
例えばアルミ表面を比較的に粗い梨地処理をしてしかも銀白色にすると、乱反射性がきわめて高く、照明対象面(1)での発光ダイオード配列方向xの照明ムラを小さくする効果が高い。スチール或いは黄銅などの場合は、梨地処理をしてから、例えばクロムメッキなどの光反射性が高い金属メッキを施しても良い。しかし、乱反射テープを貼着する方(図3の(b))が簡易である。
【0013】
(4)感光体(1)の移動方向に直交するx方向に延びる感光体面に対向する辺に開口があり、前記感光体面に対して前記移動方向に傾斜し前記開口を通して遠くから前記感光体面に対向する側辺に、光反射性があるx方向に延びる内表面(97) があるケーシング (91)
該ケーシング内に収納され、x方向に分布し、前記内表面に対向して該内表面に光を照射する複数個の発光ダイオード (92)
前記複数個の発光ダイオードを装着した、前記ケーシングに装着されたLED基板 (93) ;および、
前記開口を塞ぐ、光が散乱透過する透光部材 (100) を備え、
前記発光ダイオードが前記感光体面に背を向けて前記感光体面から遠い前記側辺の前記内表面に光を放射し、主に前記内表面で反射した光が、前記透光部材を通して前記感光体面に当た、除電装置(図3の(c))
【0014】
これによれば、各発光ダイオード(92)が放射する光は、x方向に延びる内表面で反射して照明対象面(1)に至り、除電装置がコンパクトであっても、除電装置内の光路が長く、長くなった分、光が拡散し、これにより感光体面(1)での発光ダイオード配列方向xの照明ムラが小さくなる。前記内表面に乱反射性があるので感光体面(1)での発光ダイオード配列方向xの照明ムラが更に小さくなる。発光ダイオードおよび内表面を内蔵するケーシング(91)の開口を塞ぐ透光部材(100)がトナーなどの塵埃を遮断するので、発光ダイオード配列および反射表面の汚れが無く、透光部材(100)の外表面の清掃のみでよく、清掃が容易である。
【0015】
a)前記透光部材は、光拡散マイラ(100)である、上記(4)の除電装置。これによれば、発光ダイオード(92)が放射する光は、内表面で反射しそして光拡散マイラ(100)で拡散して感光体面(1)に至る。発光ダイオード配列方向xの照明ムラが小さい。
【0016】
b)ケーシング(91)は、感光体(1)に対向する開口と、該開口を塞ぐ光拡散性の透光部材(100)を含み、前記内表面は鏡面(99)である。鏡面であっても、反射により行路が長く、これにより光照射野が広がり、さらに透光部材(100)が反射光を拡散するで、発光ダイオード配列方向xの照明ムラが小さい。
【0017】
(5)前記内表面は、前記ケーシングの内面に貼着された光反射テープ (97) である、上記(4)に記載の除電装置(図3の(c))。スチール或いは黄銅などの場合は、例えばクロムメッキなどの光反射性が高い金属メッキを施しても良い。しかし、乱反射テープを貼着する方(図3の(c))が簡易である。
【0018】
(6)感光体(1),感光体を荷電する荷電手段(5),感光体の荷電面に画像を形成する光を投射する露光手段(6),これにより生成された静電潜像を顕像にする現像手段(7K〜7y),顕像を直接に又は中間転写体(81)を介して間接に用紙に転写する手段(4,85)、および、転写(4)を終え前記荷電手段(5)に向けて移動する感光体面に光を投射する、前述のいずれかの除電装置(9)、を備える画像形成装置(図1)。
【0019】
除電装置(9)による感光体(1)の幅方向xの照明ムラが小さいので、感光体の除電ムラが少なく、均一な除電が実現する。
【0020】
本発明の他の目的および特徴は図面を参照した以下の実施例の説明により明らかになろう。
【0021】
【実施例】
−第1実施例−
図1に、本発明の第1実施例の照明装置9を装備したデジタルフルカラー複写機を示す。この複写機は、フルカラーレーザプリンタPTRに、オプションのカラー原稿スキャナSCRを組み付けたものであり、スキャナSCRで原稿画像を読取ってプリンタPTRでプリントアウトする複写モード,パソコンおよびファクシミリから与えられる文章頁或いはビットイメージをプリントアウトするプリントモード、および、スキャナSCRで読んだ原稿画像をパソコン又はファクシミリにおくるスキャナモード、を選択できる。
【0022】
カラー原稿スキャナSCRは、コンタクトガラス22上の原稿18の画像を、照明ランプ25、ミラー群24A,24B,24Cなど、およびレンズ26を介してカラーセンサ27に結像して、原稿のカラー画像情報を、例えば、ブルー(以下、Bという)、グリーン(以下、Gという)およびレッド(以下、Rという)の色分解光毎に読み取り、電気的な画像信号に変換する。カラーセンサ27は、この例では、3ラインCCDセンサで構成されており、B,G,Rの画像を色ごとに読取る。スキャナSCRで得たB、G、Rの色分解画像信号強度レベルをもとにして、図示省略された画像処理ユニットにて色変換処理を行い、ブラック(以下、Kという)、シアン(以下、Cという)、マゼンダ(以下、Mという)およびイエロー(以下、Yという)の記録色情報を含むカラー画像データを得る。
【0023】
複写モードでは、このカラー画像データを用い、次に述べるプリンタPTRによって、K、C、M、Yの画像を中間転写ベルト81上に重ね形成し、そして転写紙に転写する。スキャナSCRは、カラープリンタPTRの動作とタイミングをとったスキャナースタート信号を受けて、照明ランプ25やミラー群24A,24B,24Cなどからなる照明・ミラー光学系が左矢印方向へ原稿走査し、1回走査毎に1色の画像データを得る。そして、その都度、カラープリンタPTRでベルト状感光体1に順次、顕像化しつつ、これらを中間転写ベルト81上に重ね合わせて、4色のフルカラー画像を形成する。
【0024】
プリンタPTRに於いては、ベルト状感光体1が、回動ローラ2,3,4間に架設され、回動ローラ2の回転駆動により図中矢印A方向(時計方向)に移動する。感光体1の表面は、帯電チャージャ5で荷電され、荷電面をレーザー書込ユニット6が、画像データに基づいて変調したレーザ光で感光体1の幅方向xに走査する。これによって感光体1に静電潜像が形成される。静電潜像は、イエロー,マゼンタ,シアン,黒の各現像剤(トナー)を有する4つの現像器7Y,7M,7C,7Kの1つで選択的に現像され、ベルト状感光体1を支持する回動ローラ4部で、中間転写ベルト81に転写される。現像に供される現像器は、感光体1に現像ローラ(71K,71C,71M,71Y)の現像剤が触れる作用位置に位置決めされるが、他の、その時点には使用されない現像器は、その現像ローラが感光体1から離れ、作用しない退避位置に留められる。
【0025】
中間転写ベルト81は、回動ローラ82,83,84,85,86の間に架設され、回動ローラ82の回転駆動により図中矢印B方向(反時計方向)に駆動される。感光体ベルト1と、中間転写ベルト81は、感光体ベルト1を支持する回動ローラ4部で接触している。該接触部の中間転写ベルト81側には、導電性を有する中間転写用のバイアスローラ84が、中間転写ベルト81裏面に所定の条件で接触している。
【0026】
単色記録のときには、上述のように1つの現像器7K,7C,7M又は7Yで現像された顕像は、中間転写ベルト81に転写され、そして給紙台上の用紙スタック10から給紙コロ11で繰り出されて搬送ローラ対12a,12bおよびレジストローラ対13a,13bで送りこまれる用紙(転写紙)に、転写ローラ14によって転写される。顕像が転写した用紙は、定着器15で加熱,加圧されて、顕像が用紙表面に圧着する。この定着を終えた用紙は、プリンタPTRの上面の排紙受け面に送出される。
【0027】
フルカラー記録の場合には、上述の単色の顕像形成と中間転写ベルト81への転写が、レーザー書込ユニット6によるイエロー、シアン、マゼンタ、及び黒の色情報に分解した各色の画像情報の潜像形成とそれに対応する色剤を収納した各現像装置7Y,7M,7C,7Kによる各色現像によって、各々の色画像に付き順次実行され、中間転写ベルト81に4色の顕像が重ね合わされ、そして、それらが用紙上に一括転写される。
【0028】
各色の顕像を中間転写ベルト81に転写した直後の感光体面は、照明装置であり除電装置である除電ランプユニット9が投射する光によって、残留電位を除電される。ベルト状感光体1に残留したトナーは、帯電チャージャ5の直前のクリーニングブレードで拭き取られ、中間転写ベルト61に残留したトナーはクリーニング部16によって回収される。
【0029】
図2に、除電ランプユニット9の一部分を拡大して示す。図2の(a)は拡大斜視図、図2の(b)は更に拡大した横断面図である。この第1実施例では、横断面が略コの字型のアルミ製のケーシング91の一側辺に、複数のLED(発光ダイオード)92を感光体1の幅方向xに実質上定ピッチで装着したLED基板93が固着されており、基板93の配線導体が露出する裏面は、ケーシング91の側辺に開けたx方向に長い開口に露出しているが、基板93は該開口を閉じている。該開口がある側辺に対向するもう一方の側辺は、前者の側辺(開口がある側辺)に対して傾斜しており、LED92の光軸が前者の側辺に実質上垂直であるので、LED92が放射した光は、後者の側辺(前記一方の側辺)で反射して、アルミ製ケーシングの、ベルト状感光体1に対向する開口を閉じた、光が直進透過する透光マイラ(透光部材)94を透過してベルト状感光体1に当たる。
【0030】
ケーシング91は、アルミ薄板をプレスによって図2の(b)に示す形状に成形したものであり、その表面は、光反射性が高い滑らかな銀白色となっている。この表面は、自然酸化によるアルミナ皮膜である。光反射性が高いが、鏡面ではないので、乱反射性もある。
【0031】
除電ランプユニット9は、ベルト状感光体1の直近に配置されているが、LED92が感光体1に背を向けて、ケーシング91の、感光体1から遠い側辺に光を放射し、主に該側辺で反射した光が感光体1に当たるので、LED92から感光体1表面までの光路長がかなり長く、これにより感光体表面でLED92が発した光が広く拡散し、感光体1の幅方向xでの光量ムラが少ない。
【0032】
図4に、この様子を示す。この第1実施例では、ケーシング91の内表面が、平滑なアルミ表面の自然な酸化による銀白色のアルミナ皮膜であるが、光反射性が高く、しかもかなりの乱反射性があり、これによる光量ムラ抑制効果もある。感光体とそれに光を直進投射する除電ランプが近いと、感光体面上の光量ムラが大きいが、除電ランプ支持部材であるケーシング91に照射し乱反射させて感光体に照射すると光量ムラが小さくて感光体1に安定した光を当てる事が出来、感光体1の寿命が伸びる。
【0033】
−第2実施例−
第2実施例の横断面を図3の(a)に示す。この第2実施例の除電ランプユニット9は、薄いスチール板を横断面が略レ型の筐体にプレス加工し、そして表,裏面を白色塗装95したケーシング91を用いたものである。LED92を装着した基板93の内表面にも、白色塗装96が施されている。感光体に対向する開口は、第1実施例と同様に、光が直進透過する透光マイラ94で閉じている。白色塗装95により、乱反射性が高く、これによる光量ムラ抑制効果が高い。第2実施例のその他の構造は、第1実施例と同様である。
【0034】
−第3実施例−
第3実施例の横断面を図3の(b)に示す。この第3実施例の除電ランプユニット9は、薄いスチール板を横断面が略コの字型の筐体にプレス加工し、そして表,裏面を白色塗装95したケーシング91の、LED92の出光端面に対向する側辺に、光反射テープ97を貼りつけたものである。光反射テープ97の表面には、乱反射塗装98が施されており、乱反射性が極めて高い。LED92を装着した基板93の内表面には、白色塗装96が施されている。感光体に対向する開口は、第1実施例と同様に、光が直進透過する透光マイラ94で閉じている。光反射テープ97の乱反射塗装98により、乱反射性が極めて高く、これによる光量ムラ抑制効果が高い。第3実施例のその他の構造は、第1実施例と同様である。
【0035】
−第4実施例−
第4実施例の横断面を図3の(c)に示す。この第4実施例の除電ランプユニット9は、薄いスチール板を横断面が略コの字型の筐体にプレス加工し、そして表,裏面を白色塗装95したケーシング91の、LED92の出光端面に対向する側辺に、光反射テープ97を貼りつけたものである。光反射テープ97の表面には、平滑な鏡面皮膜99があり、光の反射性が極めて高い。LED92を装着した基板93の内表面には、白色塗装96が施されている。感光体に対向する開口は、光が散乱透過する光拡散マイラ100で閉じている。光反射テープ97が正しく全反射するが、光拡散マイラ100が透過光を散乱させるので、これによる光量ムラ抑制効果が高い。第4実施例のその他の構造は、第1実施例と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の除電ランプユニット9を装備したデジタルフルカラー複写機の機構の概要を示すブロック図である。
【図2】 (a)は図1に示す除電ランプユニット9の一部分の外観を示す拡大斜視図、(b)は更に拡大した横断面図である。
【図3】 (a),(b)および(c)はそれぞれ、本発明の第2実施例,第3実施例および第4実施例の横断面図である。
【図4】 (a)は図2に示すLED92の配列を示す平面図、(b)は感光体1上の光量分布を示すグラフである。
【図5】 (a)は従来の除電ランプユニットのLED配列を示す平面図、(b)は感光体1上の光量分布を示すグラフである。
【符号の説明】
PTR:レーザプリンタ
1:ベルト状感光体 2,3,4:回動ローラ
5:帯電チャージャ 6:レーザー書込ユニット
7K,C,M,Y:現像器
71K,C,M,Y:現像ローラ
8:中間転写ユニット 82−86:回動ローラ
9:除電ランプユニット(照明装置;除電装置)
91:ケーシング 92:LED
93:基板 94:透光マイラ
95,96:白色塗装 97:光反射テープ
98:乱反射塗装 99:鏡面皮膜
100:光拡散マイラ
10:用紙スタック 11:給紙コロ
12a,12b:搬送ローラ
13a,13b:レジストローラ
14:転写ローラ 15:定着器
SCR:原稿スキャナ 16:原稿
22:コンタクトガラス
24A−24C:ミラーユニット
25:照明灯 26:レンズ
27:カラーセンサ

Claims (6)

  1. 感光体の移動方向に直交するx方向に延びる感光体面に対向する辺に開口があり、前記感光体面に対して前記移動方向に傾斜し前記開口を通して遠くから前記感光体面に対向する側辺に、光反射性および乱反射性があるx方向に延びる内表面があるケーシング;
    該ケーシング内に収納され、x方向に分布し、前記内表面に対向して該内表面に光を照射する複数個の発光ダイオード;および、
    前記複数個の発光ダイオードを装着した、前記ケーシングに装着されたLED基板;を備え
    前記発光ダイオードが前記感光体面に背を向けて前記感光体面から遠い前記側辺の前記内表面に光を放射し、主に前記内表面で反射した光が、前記開口を通して前記感光体面に当た、除電装置。
  2. 前記内表面は白色塗装面である、請求項1に記載の除電装置。
  3. 前記内表面は、表面に乱反射塗装され、前記ケーシングの内面に貼着された光反射テープである、請求項に記載の除電装置。
  4. 感光体の移動方向に直交するx方向に延びる感光体面に対向する辺に開口があり、前記感光体面に対して前記移動方向に傾斜し前記開口を通して遠くから前記感光体面に対向する側辺に、光反射性があるx方向に延びる内表面があるケーシング;
    該ケーシング内に収納され、x方向に分布し、前記内表面に対向して該内表面に光を照射する複数個の発光ダイオード;
    前記複数個の発光ダイオードを装着した、前記ケーシングに装着されたLED基板;および、
    前記開口を塞ぐ、光が散乱透過する透光部材;を備え、
    前記発光ダイオードが前記感光体面に背を向けて前記感光体面から遠い前記側辺の前記内表面に光を放射し、主に前記内表面で反射した光が、前記透光部材を通して前記感光体面に当た、除電装置。
  5. 前記内表面は、前記ケーシングの内面に貼着された光反射テープである、請求項4に記載の除電装置。
  6. 感光体,感光体を荷電する荷電手段,感光体の荷電面に画像を形成する光を投射する露光手段,これにより生成された静電潜像を顕像にする現像手段,顕像を直接に又は中間転写体を介して間接に用紙に転写する手段、および、転写を終え前記荷電手段に向けて移動する感光体面に光を投射する請求項1,2,3,4又は5に記載の除電装置、を備える画像形成装置。
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