JP3981961B2 - 乳幼児うつ伏せ寝検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、乳幼児のうつ伏せ寝を検出する乳幼児うつ伏せ寝検出装置に関する。
一般に、生後半年を経過していない乳幼児は自分の力で寝返りをすることができず、誤ってうつ伏せ寝の状態になると寝具などにより口や鼻腔が塞がれて窒息を引き起こすことがある。また、窒息に至らなくてもうつ伏せ寝は就寝中の乳幼児が突然死亡してしまう、いわゆる乳幼児突然死症候群(SIDS)を引き起こす原因の1つであるともいわれている。そのため、乳幼児をうつ伏せの状態にして寝かせることは避けるべきであることはもちろん、仰向けの状態で寝かせた場合であっても誤ってうつ伏せ寝の状態になっていないかを常に注意する必要がある。しかし、一日中乳幼児を監視することが可能な大規模な設備を備えた病院や施設の場合はともかく、一般家庭においては乳幼児が就寝中であるか否かを問わず、うつ伏せ寝になっていないことを絶えず監視し続けることは困難である。
このような課題に対処するため、いくつかの発明及び考案が開示されている。例えば、特許文献1には、「乳児用敷布団」という名称で、乳児がうつ伏せにて睡眠をする時に容易に息ができ、安心して睡眠ができる乳児用敷布団に関する考案が開示されている。
以下、図18(a)を参照しながら、特許文献1に開示された技術について説明する。図18(a)は従来技術に係る乳幼児敷布団の斜視図である。
特許文献1に開示された乳児用敷布団は、図18(a)に示すように長方形の硬質性スポンジ52の上部付近を凹字状に切り欠き、凹字状部分50を設け、一定期間使用後うつぶせ寝の可能性がなくなった場合に、凹字状の切り欠き部51を切り欠いた部分に嵌合させる構造となっている。
このような構造により、乳児用敷布団の凹字状部分50の上部に顔を起き、下部に顎が来るようにし、凹部により鼻から息ができる状態にて寝かせることがでる。したがって、乳児をうつ伏せにして睡眠させても、事故を防止でき、乳児が安心して熟睡できるという利点がある。
また、特許文献2には、「監視装置」という名称で、寝室内に設置されたベビーベッドの上で就寝している乳幼児を監視することのできる監視装置に関する発明が開示されている。
以下、図18(b)を参照しながら、特許文献2に開示された技術について説明する。図18(b)は従来技術に係る監視装置の構成を示す概略図である。
図18(b)に示すように監視装置53はベビーベッド63、カメラ部64及びプリンタ付きモニタユニット65とからなり、ベビーベッド63は就寝台67とその上面周縁を囲んでいる柵54とで構成され、柵54の上部にカメラ部64が取り付けられている。プリンタ付きモニタユニット65はユニット本体58の上面にLCDパネル57、操作ボタン59、プリントボタン60とを有し、ベビーベッド63で乳幼児66が就寝している部屋55とは異なる部屋62の壁面に取り付けられており、カメラ部64で撮像された画像はケーブル61を介してプリンタ付きモニタユニット65に送られてLCDパネル57に表示され、部屋62で家事をしている監視者56はその画像を確認する。
このような構造により、カメラ部64は常に乳幼児66を撮像して、その画像をリアルタイムでプリンタ付きモニタユニット65に送信し、LCDパネル57に表示する。したがって、監視者56は複雑な操作をすることなく、家事をしながら、乳幼児66の状態を随時把握することができる。
特許文献3には、「就寝装置」という名称で、病院や老人ホームなどの施設又は一般家庭で使用し、就寝者の各部の体動を検知して就寝状態を判定し自動的に表示、報知することのできる就寝装置に関する発明が開示されている。
以下、図19(a)、(b)を参照しながら、特許文献3に開示された技術について説明する。図19(a)は従来技術に係る就寝装置の外観斜視図であり、(b)は同装置のベッドパッドにおける体動検知手段とクッション材の配置を示す斜視図である。
特許文献3に開示された就寝装置は、図19(a)に示すように病院や老人ホームなどの施設の病室又は一般家庭の寝室に設置されたベッド73に置かれたマットレス74の上のベッドパッド75の中に設けられ、就寝者77の体動を検知する可とう性の体動検知手段76を有し、この体動検知手段76は信号処理手段(図示せず)及び表示手段としてのディスプレイ69と報知手段としてのブザー70などを有する制御ボックス68と接続された構造となっている。ベッドパッド75は図19(b)に示すように、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)などの高分子圧電材料を薄膜状にし、両面に可とう性の電極膜を付着させたものをテープ状に成形し、布片71に縫製した構造の体動検知手段76と、凹凸状の突起を有するクッション材72から構成される。
このような構造により、ベッド73の上に横たわった就寝者77の寝返りや手足の動きによって生じる体動は体動検知手段76の歪としてあらわれる。さらに、クッション材72の凹凸状の突起の変形によってその歪は増幅されるため、クッション材72が無い場合に較べて高いレベルの出力が得られる。従って、特に安静時の心拍や呼吸による小さな体動信号や高齢者の緩慢な動きを寝心地を損なうことなく検知することができる。
実開平6−55459号公報 特開2003−92747号公報 特開平8−215175号公報
しかしながら、上述の従来技術である特許文献1に開示された発明においては、乳幼児がうつ伏せの状態でその顔が敷布団の凹字状の部分の上に来るように寝かされた場合であって、就寝中にその顔が敷布団の凹字状部分からずれない場合には乳幼児の窒息を防ぐことができるという効果があるものの、就寝中に乳幼児が動いてその顔が敷布団の凹字状部分からずれた場合や、乳幼児が仰向けの状態で寝かされた後、誤ってうつ伏せの状態になってその顔が敷布団の凹字状部分からずれた場合には窒息を防ぐことができないという課題があった。
また、特許文献2に開示された発明においては、LCDパネルに表示された乳幼児の画像を確認することにより監視者は複雑な操作をすることなく、例えば家事をしながらでも、乳幼児の状態を随時把握することができるという効果があるものの、短時間でもLCDパネルから目を離すと乳幼児のうつ伏せ寝を見過すおそれがあるという課題があった。
最後に、特許文献3に開示された発明においては、高齢者の安静時の心拍や呼吸による小さな体動信号や緩慢な動きを寝心地を損なうことなく検知できるという効果があるものの、乳幼児のうつ伏せ寝の検出に用いる場合には、乳幼児の動きが大人より大きく、寝具上でその位置が変化しやすいため、検知部の大きさを乳幼児の体の大きさよりも小さくすることが難しいという課題があった。
本発明はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、寝具上でその位置が大きく変化しやすい乳幼児について、うつ伏せ寝を検出して周囲の者に報知すすることにより窒息事故を未然に防ぐことができ、なおかつ簡単な機構で持ち運びが便利な乳幼児うつ伏せ寝検出装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明である乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、乳幼児の着衣表面又は身体表面に設けられる検知部と、この検知部と電気的に接続された本体部から構成される乳幼児うつ伏せ寝検出装置であって、検知部は乳幼児の腹部又は胸部あるいは首部又は肩部のいずれか1つ若しくは複数箇所に設置されて重力加速度を含む加速度を検出することにより乳幼児のうつ伏せ寝を検知するセンサ部と、このセンサ部がうつ伏せ寝を検知した場合にうつ伏せ寝を示す信号(以下、ON信号という。)を発信する第1制御部とを備え、本体部は乳幼児の着衣表面又は身体表面に装着あるいは乳幼児から離して設置され、第1制御部から乳幼児のON信号を電気的な接続を通じて受信する第2制御部と、ON信号を受信した場合に第2制御部から出される指令を受けて光、音声、振動又はその組合せたものを発生し、あるいは文字を使ったものを表示して報知するアラーム部とを備え、第1制御部は、センサ部により検出された加速度から乳幼児の体の傾きを示す角度又は角速度を算出し、この角度が予め設定された第1の許容値を超えて変化した場合若しくはこの角速度が予め設定された第2の許容値を超えた場合に乳幼児が目覚めたことを示す信号(以下、WAKE−UP信号という。)を発信することを特徴とするものである。
上記構成の乳幼児うつ伏せ寝検出装置においては、センサ部が乳幼児のうつ伏せ寝を検知すると第1制御部は乳幼児のうつ伏せ寝を示すON信号を発信し、本体部では電気的な接続を通じて第2制御部がそのON信号を受信するとアラーム部に対して動作開始の指令を出し、アラーム部はその指令に従って光、音声、振動又はその組合せたものを発生し、あるいは文字を使ったものを表示して報知するという作用を有する。また、乳幼児が目覚めたかどうかを判断する材料として、乳幼児の体の傾きを示す角度若しくはその角速度が用いられるという作用を有する。
また、請求項2記載の発明である乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、請求項1に記載された発明において、第1制御部は、角度又は角速度を算出してWAKE−UP信号を発信する代わりに、センサ部により検出された加速度から水平面内における並進運動を表す信号を分離し、この信号の大きさが予め設定された許容値を超えた場合に乳幼児がハイハイしていることを示す信号(以下、CRAWL信号という。)を発信することを特徴とするものである。
上記構成の乳幼児うつ伏せ寝検出装置においては、請求項1に記載の発明と同様の作用を有するとともに、乳幼児がハイハイしているかどうかを判断する材料として、乳幼児の水平面方向についての並進運動を表す加速度が用いられるという作用を有する。
請求項3記載の発明である乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、請求項1又は請求項2に記載された発明において、本体部は検知部から離して設けられ、検知部は第1制御部から指令を受けてON信号を電磁波に変換して発信する発信部を備え、本体部はON信号を受信する受信部を備え、第2制御部は、受信部がON信号を受信した場合にアラーム部に対して光、音声、振動又はその組合せたものを発生させ、あるいは文字を使ったものを表示させる指令を出すことを特徴とするものである。
上記構成の乳幼児うつ伏せ寝検出装置においては、請求項1又は請求項2に記載された発明と同様の作用を有するとともに、センサ部が乳幼児のうつ伏せ寝を検知すると第1制御部からの指令を受けて発信部はON信号を電磁波に変換して発信し、第2制御部は受信部がそのON信号を受信するとアラーム部に対して動作開始の指令を出すという作用を有する。
請求項4記載の発明である乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、請求項3に記載された発明において、外部受信部が本体部から離して設置され、第2制御部は受信部がON信号を受信した場合にこの外部受信部に対して報知信号を生成して送信することを特徴とするものである。
上記構成の乳幼児うつ伏せ寝検出装置においては、請求項3に記載された発明と同様の作用を有するとともに、第2制御部は受信部がON信号を受信した場合に外部受信部に対して報知信号を生成して送信するという作用を有する。
請求項5記載の発明である乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、請求項4に記載された発明において、検知部は発信部に代えて第1の送受信部と、第1のマイクロホンと、第1のスピーカとを備え、外部受信部は第2のマイクロホンと、第2のスピーカとを備え、本体部は受信部に代えて第2の送受信部を備え、第1のマイクロホンに入力された乳幼児の音声は第1の送受信部により電磁波の音声信号に変換されて第2の送受信部へ送信され、この音声信号はさらに第2制御部から外部受信部へ送信され、外部受信部はこの音声信号を変換して第2のスピーカから音声を発生させるとともに、第2のマイクロホンに入力された監視者の音声は外部受信部により電磁波の音声信号に変換されて第2制御部へ送信され、この音声信号はさらに第2の送受信部から第1の送受信部へ送信され、第1の送受信部はこの音声信号を変換して第1のスピーカから音声を発生させることを特徴とするものである。
上記構成の乳幼児うつ伏せ寝検出装置においては、請求項4に記載された発明と同様の作用を有するとともに、第1のマイクロホンに入力された乳幼児の音声は第1の送受信部により電磁波の音声信号に変換されて第2の送受信部へ送信され、この音声信号はさらに第2制御部から外部受信部へ送信され、外部受信部はこの音声信号を変換して第2のスピーカから音声を発生させ、第2のマイクロホンに入力された監視者の音声は外部受信部により電磁波の音声信号に変換されて第2制御部へ送信され、この音声信号はさらに第2の送受信部から第1の送受信部へ送信され、第1の送受信部はこの音声信号を変換して第1のスピーカから音声を発生させるという作用を有する。
請求項6記載の発明である乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載された発明において、乳幼児の着衣表面又は身体表面に尿センサ部と、この尿センサ部と電気的に接続された発信部とから構成される尿検知部が設けられ、発信部は尿センサ部が尿を検出した場合に尿検知信号を発信するものである。
上記構成の乳幼児うつ伏せ寝検出装置においては、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載された発明と同様の作用を有するとともに、発信部は尿センサ部が尿を検出した場合に尿検知信号を発信するという作用を有する。
以上説明したように、本発明の請求項1に記載の乳幼児うつ伏せ寝検出装置においては、簡単な機構で持ち運びが便利であり、寝具上でその位置が大きく変化しやすい乳幼児について、そのうつ伏せ寝を確実に検出して報知することができ、周囲の者は乳幼児を常時監視していなくてもその窒息事故を未然に防ぐことができる。また、乳幼児の体の傾きを示す所定の角度又は角速度を許容値として設定し、その許容値を超える場合にWAKE−UP信号を発信することで、乳幼児の目覚めの検出精度をより高めることができる。
本発明の請求項2に記載の乳幼児うつ伏せ寝検出装置においては、請求項1に記載された発明と同様な効果を有するとともに、センサ部に検出された加速度から分離された水平面内における並進運動を表す信号に関して予め設定された値を許容値として設定して、この許容値を超えた場合に乳幼児がハイハイをしているとしてCRAWL信号を発信することで、乳幼児のハイハイ動作の検出精度をより高めることができる。
本発明の請求項3に記載の乳幼児うつ伏せ寝検出装置においては、例えば乳幼児が居る部屋と異なる部屋に監視者が居る場合であっても、請求項1又は請求項2に記載の発明と同様の効果を得ることができる。
本発明の請求項4に記載の乳幼児うつ伏せ寝検出装置においては、請求項3に記載された発明と同様な効果を有するとともに、発信部と受信部の距離を短くし、第2制御部から生成される報知信号を有線や無線によって外部受信部に送信することによって、発信部から発生される電磁波を微弱として乳幼児を保護することができる。また、外部受信部を既存の例えば固定電話や携帯電話とすることができ、システムに汎用性を持たせることも可能である。
本発明の請求項5に記載の乳幼児うつ伏せ寝検出装置においては、請求項4に記載された発明と同様な効果を有するとともに、例えば乳幼児が居る部屋と異なる部屋に監視者が居る場合であっても、乳幼児の泣き声などの音声を監視者が聞くことができ、また、監視者は言葉をかけて乳幼児をあやすことができる。
本発明の請求項6に記載の乳幼児うつ伏せ寝検出装置においては、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載された発明と同様な効果を有するとともに、例えば乳幼児が居る部屋と異なる部屋に監視者が居る場合であっても、監視者は乳幼児のおむつを交換する時期を知ることができる。
以下に、本発明の最良の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例を図1乃至図17に基づき説明する。
実施例1について図1及び図2を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例1の構成図である。
乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、まだ寝返りを完全に行うことのできない乳幼児が誤ってうつ伏せ寝の状態になった場合に、警報を発して周囲の者に危険を知らせることのできるものであり、乳幼児の窒息事故防止のために使用するものである。
図1に示すように乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、乳幼児1の着衣10の表面に設けられる検知部2と、この検知部2とケーブル11により電気的に接続され同じく乳幼児1の着衣10の表面に設けられる本体部6とを備え、検知部2はセンサ部3と、このセンサ部3を監視する第1制御部4とを備え、本体部6は第1制御部4からのON信号を受信する第2制御部8と、その第2制御部8からの指令を受けて動作するアラーム部9とを備えた構造となっている。
アラーム部9は、図1に示す実施例1の乳幼児うつ伏せ寝検出装置では、乳幼児の肩の近くに取り付けられているが、センサ部3あるいは第1制御部4の近くでもよいし、音声の発生による報知を妨げないような位置、例えば乳幼児1の背面側に取り付けてもよい。
センサ部3は、荷重が作用するとスイッチがOFFからONに切り替わるように構成された薄型のスイッチとする。例えばプラスチック製フィルム上に導電性のペースト(銀とカーボン)の回路パターンをスクリーン印刷し、スペーサなどの部材を重ねることでスイッチの機能を持たせたシート状スイッチを用いることができる。これ以外にも使用可能なスイッチとしてタクトスイッチ、モメンタリスイッチ、傾斜スイッチなどがある。また、シート状スイッチの代わりに、センサ部3として、プラスチック製板の中に加圧導電性ゴムセンサを密封内蔵した薄型スイッチを使用してもよい。あるいは、センサ部3は、ロードセルや圧力センサのように、センサ部分に加えられた力を検出する構造を備えたものとしてもよいし、加速度ピックアップのように、乳幼児の体の傾きを示す角度を検出する構造を備えたものとしてもよい。さらに、センサ部3は1つに限らず複数使用してもよい。
アラーム部9は、図1に示す実施例1の乳幼児うつ伏せ寝検出装置では、スピーカにより音声を発生する構造としているが、光、音声、振動又はその組合せたものを発生し、あるいは文字を使ったものを表示する構造としてもよい。
検知部2の乳幼児1の着衣10への取り付けは、不織布又はプラスチック製フィルムの両面に粘着材を塗布したテープや安全ピンあるいは面ファスナー等の取り付け具を用いて行う。また、取り付け具は、凸型と凹型の2種類の形状を嵌合させる構造のプラスチック製の装着具(いわゆるスナップ)としてもよい。
さらに、検知部2の取り付けを容易にするために、予め取り付け具を組み込んだベスト状の着衣10を使用してもよい。また、センサ部3あるいは検知部2の取付け位置は図1に示した実施例に限定されるものではなく、胸部、首部あるいは肩部としも良い。また、着衣表面に限らず身体表面に装着しても良い。
本体部6は、図1に示す実施例1の乳幼児うつ伏せ寝検出装置では乳幼児1の着衣10表面に取り付けられた構造としているが、長いケーブル11を使用して乳幼児1から離して設置してもよい。
次に、本実施例1の乳幼児うつ伏せ寝検出装置の動作について説明する。図2(a)及び(b)はそれぞれ本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例1における第1制御部4及び第2制御部8の動作手順を示すフローチャートである。
図2(a)を用いて第1制御部4の動作手順について説明する。まず、ステップS1でうつ伏せ寝検出装置の図示しないスイッチを入れると第1制御部4はステップS2で稼動を開始し、ステップS3でセンサ部3の監視を始める。次に、乳幼児1のうつ伏せ寝に伴ってセンサ部3のスイッチがOFFからONに切り替わると、第1制御部4はステップS4でセンサ部3のスイッチがON状態であると判断し、ステップS5でON信号を発信した後、ステップS3に戻り再びセンサ部3の監視を始める。一方、第1制御部4はステップS4でセンサ部3のスイッチがOFF状態であると判断するとステップS6で第1制御部4自身がON信号を発信中であるか否かを確認し、ON信号を発信中であると判断した場合はステップS7でON信号の発信を停止した後、ステップS3に戻り再びセンサ部3の監視を始め、ステップS6で第1制御部4自身がON信号を発信中でないと判断した場合は、ステップS3に戻り再びセンサ部3の監視を始める。
次に、図2(b)を用いて第2制御部8の動作手順について説明する。まず、ステップS1でうつ伏せ寝検出装置の図示しないスイッチを入れると第2制御部8はステップS2で稼動を開始し、ステップS3で第2制御部8自身のON信号受信の監視を始め、ステップS4でON信号を受信したと判断するとステップS5でアラーム部9へ動作開始の指令を出す。次に、ステップS6でアラーム部9が第2制御部8の指令に従って音声を発生した後、第2制御部8はステップS3に戻り再び第2制御部8自身のON信号受信の監視を始める。一方、第2制御部8はステップS4でON信号を受信していないと判断し、さらにステップS7でアラーム部9が動作中であると判断した場合はステップS8でアラーム部9へ動作停止の指令を出し、ステップS9でアラーム部9が音声の発生を停止すると、第2制御部8はステップS3に戻り再び第2制御部8自身のON信号受信の監視を始める。また、第2制御部8はステップS7でアラーム部9が動作中でないと判断した場合はステップS3に戻り再び第2制御部8自身のON信号受信の監視を始める。なお、第1制御部4は一度ON信号を発信すると次にその発信を停止する判断を行うまでON信号の発信動作を継続し、アラーム部9は一度動作を開始すると次に第2制御部8から動作停止の指令があるまで現在の動作を継続して行うものとする。しかし、第1制御部4及びアラーム部9は本実施例の構造に限定されるものではなく、第1制御部4はスイッチがON状態であると判断した場合にON信号を一度だけ発信し、アラーム部9は第2制御部8からの動作開始の指令を受けている間のみ動作する構造としても良い。
以上説明したように、本実施例の乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、着衣10の表面に取り付けるため、寝具上でその位置が大きく変化しやすい乳幼児1のうつ伏せ寝を確実に検出して報知することが可能であり周囲の者は乳幼児1を常時監視することなくその窒息事故を未然に防ぐことができる。また、検知部2と本体部6が一体構造となっているため、機構を簡単にすることが可能であり持ち運びが容易となる。さらに、センサ部が簡単な構造であるため、検知部の小型化及び軽量化が可能である。
次に実施例2について図3及び図4を用いて説明する。図3は本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例2の構成図である。実施例1では検知部2と本体部6をケーブル11により電気的に接続した一体構造であるのに対し、実施例2では検知部2と本体部6を離した構造としている。
図3に示すように乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、乳幼児1の着衣10の表面に設けられる検知部2と、この検知部2から離して設けられる本体部6とを備え、検知部2はセンサ部3と、このセンサ部2を監視する第1制御部4と、センサ部3のスイッチがONとなった場合に第1制御部4から指令を受けてON信号を電磁波に変換して発信する発信部5とを備え、本体部6は発信部5からのON信号を受信する受信部7と、その受信部7を監視する第2制御部8と、受信部7がON信号を受信した場合に第2制御部8からの指令を受けて光や音声を発生して報知するアラーム部9とを備えた構造となっている。
発信部5は、図3に示す実施例2の乳幼児うつ伏せ寝検出装置では乳幼児の肩の近くに取り付けられているが、センサ部3あるいは第1制御部4の近くでもよいし、乳幼児1がうつ伏せ寝になったことを示す信号の発信を妨げないような位置、例えば乳幼児1の背面側に取り付けてもよい。
センサ部3と取り付け具については実施例1と同様のため、説明を省略する。また、アラーム部9は、図3に示す実施例2の乳幼児うつ伏せ寝検出装置では、スピーカにより光や音声を発生する構造としているが、光、音声、振動又はその組合せたものを発生し、あるいは文字を使ったものを表示する構造としてもよい。
本体部6は、図3に示す実施例2の乳幼児うつ伏せ寝検出装置では、乳幼児1から離して設置された構造としているが、検知部2と同じく乳幼児1の着衣10表面に取り付けた構造としてもよい。
次に、本実施例2の乳幼児うつ伏せ寝検出装置の動作について説明する。図4(a)及び(b)はそれぞれ本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例2における第1制御部4及び第2制御部8の動作手順を示すフローチャートである。
図4(a)を用いて第1制御部4の動作手順について説明する。まず、ステップS1でうつ伏せ寝検出装置の図示しないスイッチを入れると第1制御部4はステップS2で稼動を開始し、ステップS3でセンサ部3の監視を始める。次に、乳幼児1のうつ伏せ寝に伴ってセンサ部3のスイッチがOFFからONに切り替わると、第1制御部4はステップS4でセンサ部3のスイッチがON状態であると判断し、ステップS5で発信部5へ動作開始の指令を出す。ステップS6で発信部5は第1制御部4の指令に従ってON信号を発信した後、第1制御部4はステップS3に戻り再びセンサ部3の監視を始める。一方、第1制御部4はステップS4でセンサ部3のスイッチがOFF状態であると判断し、ステップS7で発信部5がON信号を発信中であるか否かを確認し、ON信号を発信中であると判断した場合はステップS8で発信部5へ動作停止の指令を出す。第1制御部4はステップS9で発信部5がON信号の発信を停止した後、ステップS3に戻り再びセンサ部3の監視を始める。ステップS7で発信部5がON信号を発信中でないと判断した場合は、第1制御部4はステップS3に戻り再びセンサ部3の監視を始める。
次に、図4(b)を用いて第2制御部8の動作手順について説明する。まず、ステップS1でうつ伏せ寝検出装置の図示しないスイッチを入れると第2制御部8はステップS2で稼動を開始し、ステップS3で受信部7の監視を始め、ステップS4で受信部7がON信号を受信したと判断するとステップS5でアラーム部9へ動作開始の指令を出す。第2制御部8はステップS6でアラーム部9が光や音声を発生した後、ステップS3に戻り再び受信部7の監視を始める。一方、第2制御部8はステップS4で受信部7がON信号を受信していないと判断し、さらにステップS7でアラーム部9が動作中であると判断した場合はステップS8でアラーム部9へ動作停止の指令を出す。ステップS9でアラーム部9が光や音声の発生を停止すると、第2制御部8はステップS3に戻り再び受信部7の監視を始める。また、第2制御部8はステップS7でアラーム部9が動作中でないと判断した場合はステップS3に戻り再び受信部7の監視を始める。なお、発信部5は一度ON信号を発信すると次に第1制御部4からその動作を停止する指令を受けるまでON信号の発信動作を継続し、アラーム部9は一度動作を開始すると次に第2制御部8から動作停止の指令を受けるまで現在の動作を継続して行うものとする。しかし、第1制御部4及びアラーム部9は本実施例の構造に限定されるものではなく、発信部5及びアラーム部9はそれぞれ第1制御部4及び第2制御部8からの動作開始の指令を受けている間のみ動作する構造としても良い。
以上説明したように、本実施例の乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、例えば乳幼児1が居る部屋と異なる部屋に監視者が居る場合でも、実施例1と同様の効果を得ることができる。
さらに、実施例3について図5及び図6を用いて説明する。図5は本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例3の構成図である。実施例2ではアラーム部9を備えた本体部6が報知機能を有するのに対し、実施例3では外部受信部12が報知機能を有することを特徴とする。
図5に示すように乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、乳幼児1の着衣10の表面に設けられる検知部2と、この検知部2から離して設けられる本体部6と、外部受信部12とを備え、検知部2はセンサ部3と、このセンサ部2を監視する第1制御部4と、センサ部3のスイッチがONとなった場合に第1制御部4から指令を受けてON信号を電磁波に変換して発信する発信部5とを備え、本体部6は発信部5からのON信号を受信する受信部7と、その受信部7がON信号を受信した場合に報知信号を生成する第2制御部8とを備え、外部受信部12は有線により電気的に接続された固定電話13、報知信号を受信可能な携帯電話14、報知信号を受けて光、音声、振動又はこの組み合わせたものを発生する受令機15のいずれか一つ又はその組み合わせたものを備えた構造となっている。
発信部5、センサ部3、アラーム部9、取り付け具、本体部6の設置位置については実施例2と同様のため、説明を省略する。また、外部受信部12としてポケットベル(登録商標)などを使用しても良い。さらに、第2制御部8が電話回線を通して携帯電話14に報知信号を送る構造としても良い。また、受令機15は報知信号を受けた場合に、文字を使ったものを表示する構造としてもよい。
本実施例の乳幼児うつ伏せ寝検出装置の動作について説明する。第1制御部4の動作手順は実施例2と同様のため、説明を省略する。図6は本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例3における第2制御部8の動作手順を示すフローチャートである。
図6を用いて第2制御部8の動作手順について説明する。まず、ステップS1でうつ伏せ寝検出装置の図示しないスイッチを入れると第2制御部8はステップS2で稼動を開始し、ステップS3で受信部7の監視を始め、ステップS4で受信部7がON信号を受信したと判断するとステップS5で外部受信部12へ報知信号を送信した後、ステップS3に戻り再び受信部7の監視を始める。一方、第2制御部8はステップS4で受信部7がON信号を受信していないと判断し、さらにステップS6で外部受信部12に報知信号を送信中であると判断した場合はステップS7で報知信号の送信を停止してステップS3に戻り再び受信部7の監視を始める。また、第2制御部8はステップS6で報知信号を送信中でないと判断した場合はステップS3に戻り再び受信部7の監視を始める。なお、第2制御部8は一度報知信号を送信すると次にその動作を停止する判断を行うまで報知信号の送信を継続し、外部受信部12は第2制御部8からの報知信号を受信している間のみ動作するものとする。しかし、第2制御部8は本実施例の構造に限定されるものではなく、受信部7がON信号を受信している間のみ外部受信部12に報知信号を送信する構造としても良い。
以上説明したように、本実施例の乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、実施例2と同様の効果を得ることができるとともに、発信部5から発せられる電磁波を微弱な電磁波とし、受信部7を発信部5の近傍に設置しておき、第2制御部8からは有線によって固定電話13に対し、あるいは電話回線を通して携帯電話14に対し、又は発信部5からの電磁波よりも強い電磁波によって受令機15に対して報知信号を発信することで、抵抗力の小さな乳幼児を電磁波から保護することが可能である。
本体部6は実施例2と同様に第2制御部8の指令を受けて光や音声を発生し、あるいは文字を使ったものを表示して報知するアラーム部9を備えた構造としても良く、この場合には上記の効果に加えて本体部6の近くにいる人に対しても乳幼児1のうつぶせ寝を報知することが可能である。
次に実施例4について図7を用いて説明する。本実施例は実施例1乃至実施例3のいずれかと構成が同じであるため、同一の符号を付してその説明を省略し、実施例1乃至実施例3のいずれかと異なる作用を有する第1制御部4の動作手順について説明する。図7は本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例4における第1制御部4の動作手順を実施例1の構成要素について説明したフローチャートである。
まず、ステップS1でうつ伏せ寝検出装置の図示しないスイッチを入れると第1制御部4はステップS2で稼動を開始し、ステップS3でセンサ部3の監視を始める。次に、乳幼児1のうつ伏せ寝に伴いセンサ部3のスイッチがOFFからONに切り替わると、第1制御部4はステップS4でスイッチのON状態が予め設定された時間以上続いていると判断するとステップS5でON信号を発信した後、ステップS3に戻り再びセンサ部3の監視を始める。一方、第1制御部4はステップS4でセンサ部3のスイッチのON状態の継続時間が予め設定された時間を超えていないと判断した場合にはステップS6で第1制御部4自身がON信号を発信中であるか否かを確認し、ON信号を発信中であると判断した場合はステップS7でON信号の発信を停止した後、ステップS3に戻り再びセンサ部3の監視を始め、ステップS6で第1制御部4自身がON信号を発信中でないと判断した場合は、ステップS3に戻り再びセンサ部3の監視を始める。
なお、上記の説明において、ステップS5で第1制御部4自身がON信号を発信する手順を第1制御部4の指令に従って発信部5がON信号を発信する手順に置き換え、ステップS7で第1制御部4自身がON信号の発信を停止する手順を第1制御部4の指令に従って発信部5がON信号の発信を停止する手順に置き換えると、実施例2又は実施例3の構成要素についての本実施例における第1制御部4の動作手順を説明するフローチャートとなる。
以上説明したように、本実施例の乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、実施例1乃至実施例3のいずれかと同様な効果を有するとともに、乳幼児が一度うつ伏せになった後に短時間で口や鼻腔が寝具により塞がれず窒息を起こさない横向きや仰向けなどのうつ伏せ以外の姿勢になった場合に、乳幼児がうつ伏せ寝であるとの誤った報知をしないようにすることができる。
次に、実施例5について図8を用いて説明する。本実施例は実施例1乃至実施例3のいずれかにおいてセンサ部3が乳幼児1のうつ伏せ寝に伴って加えられた荷重を検出する構造を備えたものであり、実施例4ではセンサ部3のスイッチのON/OFF状態を第1制御部4が監視する構造であるのに対し、本実施例では予め設定された値を超える荷重をセンサ部3が検出したか否かを第1制御部4が監視する構造を備えたことを特徴とする。なお、実施例1乃至実施例3のいずれかと同一構成部分については同一符号を付してその説明を省略する。図8は本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例5における第1制御部4の動作手順を実施例2又は実施例3の構成要素について説明したフローチャートである。
まず、ステップS1でうつ伏せ寝検出装置の図示しないスイッチを入れると第1制御部4はステップS2で稼動を開始し、ステップS3でセンサ部3の監視を始める。次に、乳幼児1のうつ伏せ寝に伴ってセンサ部3に荷重が加えられ、第1制御部4はステップS4でセンサ部3が予め設定された値以上の荷重を予め設定された時間を超えて連続して検出したと判断するとステップS5で発信部5へ動作開始の指令を出し、ステップS6で発信部5がON信号を発信した後、ステップS3に戻り再びセンサ部3の監視を始める。一方、第1制御部4はステップS4でセンサ部3が予め設定された値以上の荷重を予め設定された時間を超えて連続して検出したと判断しない場合には発信部5がON信号を発信中であるか否かを確認し、ステップS7で発信部5がON信号を発信中であると判断するとステップS8で発信部5へ動作停止の指令を出す。第1制御部4はステップS9で発信部5がON信号の発信を停止した後、ステップS3に戻り再びセンサ部3の監視を始め、ステップS7で発信部5がON信号を発信中でないと判断した場合は、ステップS3に戻り再びセンサ部3の監視を始める。
なお、上記の説明において、ステップS5及びステップS6で第1制御部4の指令に従って発信部5がON信号を発信する手順を第1制御部4自身がON信号を発信する手順に置き換え、ステップS8及びステップS9で第1制御部4の指令に従って発信部5がON信号の発信を停止する手順を第1制御部4自身がON信号の発信を停止する手順に置き換えると、実施例1の構成要素についての本実施例における第1制御部4の動作手順を説明するフローチャートとなる。
以上説明したように、本実施例の乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、実施例4と同様の効果を有する。
次に、実施例6について図9を用いて説明する。本実施例は実施例1又は実施例2と構成が同じであるため、同一の符号を付してその説明を省略し、実施例1又は実施例2の場合と異なる作用を有する第2制御部8の動作手順について説明する。図9は本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例6における第2制御部8の動作手順を実施例1乃至実施例3のいずれかの構成要素について説明したフローチャートである。
まず、ステップS1でうつ伏せ寝検出装置の図示しないスイッチを入れると第2制御部8はステップS2で稼動を開始し、ステップS3で第2制御部8自身又は受信部7の監視を始める。次に、第2制御部8はステップS4で第2制御部8自身又は受信部7が予め設定された時間を超えて連続してON信号を受信したと判断するとステップS5でアラーム部9へ動作開始の指令を出し、ステップS6でアラーム部9が光や音声を発生した後、ステップS3に戻り再び第2制御部8自身又は受信部7の監視を始める。一方、第2制御部8はステップS4で第2制御部8自身又は受信部7がON信号を連続して受信した時間が予め設定された時間を超えていないと判断し、さらにステップS7でアラーム部9が動作中であると判断した場合はステップS8でアラーム部9へ動作停止の指令を出し、ステップS9でアラーム部9が光や音声の発生を停止すると、第2制御部8はステップS3に戻り再び第2制御部8自身又は受信部7の監視を始め、ステップS7でアラーム部9が動作中でないと判断した場合はステップS3に戻り再び第2制御部8自身又は受信部7の監視を始める。
以上説明したように、本実施例の乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、実施例4と同じ効果を有する。
さらに、実施例7について図10を用いて説明する。本実施例は実施例3と構成が同じであるため、同一の符号を付してその説明を省略し、実施例3の場合と異なる作用を有する第2制御部8の動作手順について説明する。図10は本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例7における第2制御部8の動作手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS1でうつ伏せ寝検出装置の図示しないスイッチを入れると第2制御部8はステップS2で稼動を開始し、ステップS3で受信部7の監視を始める。次に、第2制御部8はステップS4で受信部7が予め設定された時間を超えて連続してON信号を受信したと判断するとステップS5で外部受信部12へ報知信号を送信した後、ステップS3に戻り再び受信部7の監視を始める。一方、第2制御部8はステップS4で受信部7がON信号を連続して受信した時間が予め設定された時間を超えていないと判断し、さらにステップS6で外部受信部12へ報知信号を送信中であると判断した場合はステップS7で報知信号の送信を停止してステップS3に戻り再び受信部7の監視を始め、ステップS6で外部受信部12へ報知信号を送信中でないと判断した場合はステップS3に戻り再び受信部7の監視を始める。
以上説明したように、本実施例の乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、実施例4と同じ効果を有する。
実施例8について図11を用いて説明する(特に、請求項1、請求項3及び請求項4に対応)。本実施例は実施例1乃至実施例3のいずれかにおいてセンサ部3が乳幼児1の体の傾きを示す角度を検出する構造を備え、第1制御部がリセットスイッチを備えたものであって、実施例1乃至実施例3のいずれかの検知部2が乳幼児1のうつ伏せ寝を検出する構造であるのに対し、本実施例の検知部2は乳幼児1のうつ伏せ寝及び乳幼児1の目覚めを検出する構造を備えたことを特徴とする。なお、実施例1乃至実施例3のいずれかと同一構成部分については同一符号を付してその説明を省略する。図11は本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例8における第1制御部4の動作手順を実施例2又は実施例3の構成要素について説明したフローチャートである。
図11を用いて第1制御部4の動作手順について説明する。まず、ステップS1でうつ伏せ寝検出装置の図示しないスイッチを入れると第1制御部4はステップS2で稼動を開始し、ステップS3でリセットスイッチがONであると判断するとステップS12で発信部5へWAKE−UP信号及びON信号の発信停止の指令を出し、ステップS13で発信部5がWAKE−UP信号及びON信号の発信を停止した後、第1制御部4はステップS3の動作に戻る。一方、第1制御部4はステップS3でリセットスイッチがONでないと判断するとステップS4でセンサ部3の監視を始める。次に、ステップS5で第1制御部4はセンサ部3が検出した角度を前回センサ部3が検出した角度と比較し、ステップS6でその2つの角度が異なると判断すると、第1制御部4はステップS7で発信部5へWAKE−UP信号発信開始の指令を出し、ステップS8で発信部5がWAKE−UP信号を発信した後、ステップS9の動作に移る。また、ステップS6で第1制御部4がセンサ部3が検出した角度が前回検出した値と同じであると判断した場合、ステップS9の動作に移る。第1制御部4はステップS9でセンサ部3の検出角度が予め設定された値を超えていると判断するとステップS10で発信部5へON信号発信開始の指令を出し、ステップS11で発信部5がON信号を発信した後、ステップS3の動作に移る。一方、第1制御部4はステップS9でセンサ部3の検出角度が予め設定された値を超えていないと判断すると、ステップS3の動作に移る。なお、乳幼児の体の傾きの角度は仰向け状態の0°からうつ伏せ寝の状態の180°の間のいずれかの値をとるものとする。よって、ステップS9において検出した角度が予め設定された値を超えていると判断する場合とは、例えば、センサ部3により検出された乳幼児の体の傾きの角度が170°を超えている場合に乳幼児がうつ伏せ寝の状態にあると判断する場合などをいう。また、ステップS6でセンサ部3により検出された角度を前回の検出値と比較して、変化があったかどうかを判断する場合においては、角度の変化量が予め設定した許容値を超えた場合のみ、角度が変化したとの判断を行うものとする。
次に、図2(b)又は図4(b)に示す第2制御部8がアラーム部9へ動作開始又は動作停止の指令を出す手順において、ステップS4の「ON信号」を「ON信号又はWAKE−UP信号」に置き換えると、本実施例における第2制御部8の動作手順を実施例1又は実施例2の構成要素について説明したフローチャートとなる。また、図6に示す第2制御部8がON信号を受信して外部受信部12へ報知信号を送信する手順において、ステップS4の「ON信号」を「ON信号又はWAKE−UP信号」に置き換えると、本実施例における第2制御部8の動作手順を実施例3の構成要素について説明したフローチャートとなる。
さらに、上記の第1制御部4の説明において、ステップS7、ステップS8、ステップS10、ステップS11で第1制御部4の指令に従って発信部5がWAKE−UP信号又はON信号を発信する手順をそれぞれ第1制御部4自身がWAKE−UP信号又はON信号を発信する手順に置き換え、ステップS12及びステップS13で第1制御部4の指令に従って発信部5がWAKE−UP信号及びON信号の発信を停止する手順を第1制御部4自身がWAKE−UP信号及びON信号の発信を停止する手順に置き換えると実施例1の構成要素についての本実施例8における第1制御部4の動作手順を説明するフローチャートとなる。
以上説明したように、本実施例の乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、実施例1乃至実施例3のいずれかと同様な効果を有するとともに、乳幼児が目覚めたことを検出して報知することができる。さらに、検知部のリセットスイッチを使用することにより強制的にこの報知動作を停止することができる。また、乳幼児のうつ伏せ寝及び目覚めの判断に使用する許容値を変更することにより、乳幼児のうつ伏せ寝及び目覚めの検出精度を調節することができる。
次に実施例9について図12及び図13を用いて説明する(特に、請求項1及び請求項3に対応)。本実施例は実施例1又は実施例2において第2制御部8にリセットスイッチを備え、検知部2において乳幼児1の体の傾きを示す角度の変化率(角速度)を検出して乳幼児1の目覚めを判断する構造を備えたことを特徴とする。実施例1又は実施例2と同じその他の構成部分については同一の符号を付してその説明を省略し、実施例1又は実施例2の場合と異なる作用を有する第1制御部4及び第2制御部8の動作手順について説明する。図12は本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例9における第1制御部4の動作手順を実施例2又は実施例3の構成要素について説明したフローチャートである。
図12を用いて第1制御部4の動作手順について説明する。まず、ステップS1でうつ伏せ寝検出装置の図示しないスイッチを入れると第1制御部4はステップS2で稼動を開始し、ステップS3でリセットスイッチがONであると判断するとステップS11で発信部5へWAKE−UP信号及びON信号の発信停止の指令を出し、ステップS12で発信部5がWAKE−UP信号及びON信号の発信を停止した後、第1制御部4はステップS3の動作に戻る。一方、第1制御部4はステップS3でリセットスイッチがONでないと判断するとステップS4でセンサ部3の監視を始める。次に、ステップS5で第1制御部4はセンサ部3が検出した角速度が予め設定された値を超えていると判断すると、ステップS6で発信部5へWAKE−UP信号発信開始の指令を出し、ステップS7で発信部5がその指令に従いWAKE−UP信号を発信した後、ステップS8の動作に移る。また、ステップS5で第1制御部4がセンサ部3が検出した角速度が予め設定された値を超えていないと判断しステップS13で発信部5がWAKE−UP信号を発信中であると判断するとステップS14で発信部5へWAKE−UP信号の発信停止の指令を出し、ステップS15で発信部5がその指令に従いWAKE−UP信号の発信を停止した後、ステップS8の動作に移る。ステップS13で発信部5がWAKE−UP信号を発信中でない場合はステップS14及びステップS15を迂回してステップS8の動作に移る。第1制御部4はステップS8でセンサ部3の検出角度が予め設定された値を超えていると判断するとステップS9で発信部5へON信号発信開始の指令を出し、ステップS10で発信部5がON信号を発信した後、ステップS3の動作に移る。一方、第1制御部4はステップS8でセンサ部3の検出角度が予め設定された値を超えていないと判断しステップS16で発信部5がON信号を発信中であると判断するとステップS17で発信部5へON信号発信停止の指令を出し、ステップS18で発信部5がその指令に従いON信号の発信を停止した後、ステップS3に戻る。また、第1制御部4はステップS16で発信部5がON信号を発信中でないと判断するとステップS3に戻る。なお、ステップS8において検出した角度が予め設定された値を超えていると判断する場合の説明については図11のステップS9の場合と同様のため、説明を省略する。
また、上記の説明において、ステップS6、ステップS7、ステップS9、ステップS10で第1制御部4の指令に従って発信部5がWAKE−UP信号又はON信号を発信する手順をそれぞれ第1制御部4自身がWAKE−UP信号又はON信号を発信する手順に置き換え、ステップS11及びステップS12で第1制御部4の指令に従って発信部5がWAKE−UP信号及びON信号の発信を停止する手順を第1制御部4自身がWAKE−UP信号及びON信号の発信を停止する手順に置き換え、ステップS14、ステップS15、ステップS17、ステップS18で第1制御部4の指令に従って発信部5がWAKE−UP信号又はON信号の発信を停止する手順をそれぞれ第1制御部4自身がWAKE−UP信号又はON信号の発信を停止する手順に置き換えると、実施例1の構成要素についての本実施例における第1制御部4の動作手順を説明するフローチャートとなる。
次に、図13を用いて第2制御部8の動作手順について説明する。図13は本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例9における第2制御部8の動作手順を実施例2の構成要素について説明したフローチャートである。まず、ステップS1でうつ伏せ寝検出装置の図示しないスイッチを入れると第2制御部8はステップS2で稼動を開始し、ステップS3でリセットスイッチがONであると判断するとステップS11でアラーム部9へランプ発光及び音声発生の停止の指令を出し、ステップS12でアラーム部9がランプの発光及び音声の発生を停止した後、第2制御部8はステップS3の動作に戻る。一方、第2制御部8はステップS3でリセットスイッチがONでないと判断するとステップS4で受信部7の監視を行い、ステップS5でWAKE−UP信号の連続受信時間が予め設定された時間を超えたと判断するとステップS6でアラーム部9へランプ発光の指令を出し、アラーム部9はその指令に従ってステップS7でランプを発光する。さらに、第2制御部8はステップS8でON信号の連続受信時間が予め設定された時間を超えたと判断すると、ステップS9でアラーム部9へ音声発生の指令を出し、ステップS10でアラーム部9がその指令に従い音声を発生した後、ステップS3の動作に戻る。一方、第2制御部8はステップS5でWAKE−UP信号の連続受信時間が予め設定された時間を超えていないと判断し、ステップS13でアラーム部9がランプを発光中であると判断するとステップS14でアラーム部9へランプ発光停止の指令を出し、ステップS15でアラーム部9がその指令に従いランプの発光を停止した後、ステップS8の動作に移る。第2制御部8はステップS13でアラーム部9がランプを発光中でないと判断するとステップS14及びステップS15を迂回してステップS8の動作に移る。また、第2制御部8はステップS8でON信号の連続受信時間が予め設定された時間を超えていないと判断し、ステップS16でアラーム部9が音声を発生中であると判断するとステップS17でアラーム部9へ音声発生停止の指令を出し、ステップS18でアラーム部9がその指令に従い音声の発生を停止した後、ステップS3の動作に戻る。第2制御部8はステップS16でアラーム部9が音声を発生中でないと判断するとステップS3の動作に戻る。
なお、上記の説明において、ステップS4でON信号又はWAKE−UP信号の受信の有無について受信部7の監視をする手順を第2制御部8自身の監視をする手順に置き換えると、実施例1の構成要素についての本実施例における第2制御部8の動作手順を説明するフローチャートとなる。
アラーム部9は、図13に示す本実施例の乳幼児うつ伏せ寝検出装置では、乳幼児1が目覚めたことをランプの発光で報知し、乳幼児1がうつ伏せ寝になったことを音声で報知する構造としているが、乳幼児1の目覚め及びうつ伏せ寝を光、音声、振動又はその組み合わせたものを発生し、あるいは文字を使ったものを表示して報知する構造としてもよい。
以上説明したように、本実施例の乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、実施例8と同様な効果を有する。
実施例10について図14を用いて説明する(特に、請求項1及び請求項4に対応)。本実施例は実施例9を実施例3の構成要素に適用したものである。実施例9と同じ作用を有する第1制御部4の動作手順についてはその説明を省略し、実施例9の場合と異なる作用を有する第2制御部8の動作手順について説明する。図14は本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例10における第2制御部8の動作手順を実施例3の構成要素について説明したフローチャートである。
図14を用いて第2制御部8の動作手順について説明する。まず、ステップS1でうつ伏せ寝検出装置の図示しないスイッチを入れると第2制御部8はステップS2で稼動を開始し、ステップS3でリセットスイッチがONであると判断するとステップS9で外部受信部12への報知信号の送信を停止した後、第2制御部8はステップS3の動作に戻る。一方、第2制御部8はステップS3でリセットスイッチがONでないと判断するとステップS4で受信部7の監視を行い、ステップS5でWAKE−UP信号の連続受信時間が予め設定された時間を超えたと判断するとステップS6で外部受信部12へ報知信号を送信する。さらに、第2制御部8はステップS7でON信号の連続受信時間が予め設定された時間を超えたと判断すると、ステップS8で外部受信部12へ報知信号を送信した後、ステップS3の動作に戻る。一方、第2制御部8はステップS5でWAKE−UP信号の連続受信時間が予め設定された時間を超えていないと判断し、ステップS10で外部受信部12へ報知信号を送信中であると判断するとステップS11で外部受信部12への報知信号の送信を停止した後、ステップS7の動作に移る。第2制御部8はステップS10で外部受信部12へ報知信号を送信中でないと判断するとステップS11を迂回してステップS7の動作に移る。また、第2制御部8はステップS7でON信号の連続受信時間が予め設定された時間を超えていないと判断し、ステップS12で外部受信部12へ報知信号を送信中であると判断するとステップS13で報知信号の送信を停止した後、ステップS3の動作に戻る。第2制御部8はステップS12で外部受信部12へ報知信号を送信中でないと判断するとステップS3の動作に戻る。
以上説明したように、本実施例の乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、実施例9と同様な効果を有する。
実施例11について図15を用いて説明する。実施例1では検知部2に第1制御部4を備え、本体部6に第2制御部8を備えた構造であるのに対し、実施例11は第1制御部4と第2制御部8に代えてそれらを一体にして機能を備えた図示しない制御部を検知部2が有することを特徴とする。すなわち、本実施例は、図1において第1制御部4及び第2制御部8の機能を備えた制御部を第1制御部4の代わりに配置し、第2制御部8を外して制御部とアラーム部9を電気的に接続した構造としたことを特徴とする。なお、センサ部3とアラーム部9と取り付け具及び本体部6の取り付け位置については実施例1と同様のため、説明を省略する。
次に、本実施例の乳幼児うつ伏せ寝検出装置の動作について説明する。図15は本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例11における制御部の動作手順を示すフローチャートである。
図15を用いて制御部の動作手順について説明する。まず、ステップS1でうつ伏せ寝検出装置の図示しないスイッチを入れると制御部はステップS2で稼動を開始し、ステップS3でセンサ部3の監視を始める。次に、乳幼児1のうつ伏せ寝に伴ってセンサ部3のスイッチがOFFからONに切り替わると、制御部はステップS4でセンサ部3のスイッチがON状態であると判断しステップS5でアラーム部9へ動作開始の指令を出す。次に、ステップS6でアラーム部9が制御部の指令に従って音声を発生した後、制御部はステップS3に戻り再びセンサ部3の監視を始める。一方、制御部はステップS4でセンサ部3のスイッチがOFF状態であると判断し、ステップS7でアラーム部9が動作中であると判断するとステップS8でアラーム部9へ動作停止の指令を出し、ステップ9でアラーム部9が音声の発生を停止すると、制御部はステップS3に戻り再びセンサ部3の監視を始める。また、制御部はステップS7でアラーム部9が動作中でないと判断した場合はステップS3に戻り再びセンサ部3の監視を始める。
以上説明したように、本実施例の乳幼児うつ伏せ寝検出装置は、実施例1と同様な効果を有するとともに、実施例1に比べて本体部の構造をより簡単にすることができるため、持ち運びがさらに容易となる。
実施例12について図16及び図17を用いて説明する(特に、請求項5及び請求項6に対応)。図16は本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例12の構成図である。実施例3では信号の流れが検知部2から本体部6を経由して外部受信部12へと一方向であるのに対し、本実施例は検知部2がマイクロホン16aとスピーカ17aと送受信部19aとを備え、外部受信部12がマイクロホン16bとスピーカ17bを有する受令機15を備え、本体部6が送受信機19bを備え、送受信機19a,19bと受令機15aと第2制御部8は音声信号を双方向に伝達する機能を備えたことを特徴とする。また、本実施例では乳幼児1のおむつ20にインピーダンス法により尿を検出する尿センサ部18が装着され、乳幼児1の着衣10の表面には尿センサ部18と電気的に接続されるとともに尿センサ部18が予め設定された値を超える尿を検知した場合に尿検知信号を発信する発信部5aが装着されている。さらに、乳幼児1の肩部及び胸部には直交座標系の3軸方向の加速度が検出可能なセンサ部3a,3bが装着されている。なお、実施例3と同一の構成要素については同一の符号を付してその作用及び効果の説明を省略する。
上記構成の乳幼児うつ伏せ寝検出装置においては、マイクロホン16aに入力された乳幼児1の音声が送受信部19aにより電磁波の音声信号に変換されて送受信部19bへ送信され、さらに第2制御部8から外部受信部12へ送信され、受令機15はこの音声信号を変換してスピーカ17bから音声を発生させる。また、マイクロホン16bに入力された監視者の音声は受令機15により電磁波の音声信号に変換されて第2制御部8へ送信され、さらに送受信部19bから送受信部19aへ送信され、送受信部19aはこの音声信号を変換してスピーカ17aから音声を発生させる。また、センサ部3aにより検出される直交座標系の3軸方向の加速度から乳幼児1の体が仰向け状態からどの程度回転したかを示す角度及びその角速度が算出され、うつ伏せ寝や目覚めの判断に使用されるとともに、水平面内の並進運動方向の加速度からは乳幼児1のハイハイ動作の有無が検知される。さらに、センサ部3bによる加速度の測定結果から乳幼児1の呼吸や脈拍の状態が検出される。なお、うつ伏せ寝、目覚め、ハイハイ等の各種報知信号は、例えば受令機15が発する光、音声、振動の組み合わせパターンを変えることにより、区別することが可能である。
なお、本実施例においては、本体部6の送受信部19b及び第2制御部8を介して音声の送受信がなされていたり、図5を参照して説明した実施例3では本体部6の受信部7及び第2制御部8を介して固定電話13、携帯電話14あるいは受令機15などの外部受信部12に報知信号を送信する構成となっているが、例えば本実施例における検知部2の送受信部19aの出力が十分大きい場合あるいは外部受信部12の送受信感度が高い場合、さらに実施例3においても発信部5の出力が十分大きい場合や外部受信部12の受信感度が高い場合には、本体部6を省略して、検知部2と外部受信部12間で信号や音声などのやり取りを行なってもよいことは言うまでもない。また、センサ部3a,3bの装着箇所はそれぞれ肩部及び胸部に限定されるものではない。さらに、センサ部3aにセンサ部3bの機能を持たせて、センサ部を1つとしても良い。
以上説明したように、本実施例の乳幼児うつ伏せ寝検出装置においては、例えば乳幼児が居る部屋と異なる部屋に監視者が居る場合であっても、乳幼児の泣き声などの音声を監視者が聞きながら言葉をかけて乳幼児をあやすことができるとともにおむつの交換時期を知ることができる。
次に、本実施例の乳幼児うつ伏せ寝検出装置の動作について説明する。図17は本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例12における第1制御部4の動作手順を示すフローチャートである。
まず、ステップS1でうつ伏せ寝検出装置の図示しないスイッチを入れると第1制御部4はステップS2で稼動を開始し、ステップS3でリセットスイッチがONであると判断するとステップS17で送受信部19aへ全ての信号の発信停止の指令を出す。次に、ステップS18で送受信部19aが全ての信号の発信を停止した後、第1制御部4はステップS3の動作に戻る。一方、第1制御部4はステップS3でリセットスイッチがONでないと判断するとステップS4でセンサ部3の監視を始める。次に、ステップS5で第1制御部4はセンサ部3が検出した角速度が予め設定された値を超えていると判断すると、ステップS6で送受信部19aへWAKE−UP信号発信開始の指令を出し、ステップS7で送受信部19aがその指令に従いWAKE−UP信号を発信した後、ステップS8の動作に移る。また、ステップS5で第1制御部4がセンサ部3が検出した角速度が予め設定された値を超えていないと判断した場合はステップS6及びステップS7を迂回してステップS8の動作に移る。第1制御部4はステップS8でセンサ部3の検出角度が予め設定された値を超えていると判断するとステップS9で送受信部19aへON信号発信開始の指令を出し、ステップS10で送受信部19aがON信号を発信した後、ステップS11の動作に移る。一方、第1制御部4はステップS8でセンサ部3の検出角度が予め設定された値を超えていないと判断するとステップS3に戻る。次に、第1制御部4はステップS11で乳幼児1の呼吸又は脈拍に異常があると判断するとステップS12で送受信部19aへ危険信号発信開始の指令を出し、ステップS13で送受信部19aは危険信号を発信し、ステップS3に戻る。第1制御部4はステップS11で乳幼児の呼吸又は脈拍に異常がないと判断し、ステップS14で乳幼児1がハイハイ中であると判断するとステップS15で送受信部19aへCRAWL信号発信開始の指令を出し、ステップS16で送受信部19aがCRAWL信号を発信した後、ステップS3に戻る。一方、ステップS14で乳幼児1がハイハイ中でないと判断した場合には、第1制御部4はステップS3の動作に戻る。ここで、ステップS8において検出した角度が予め設定された値を超えていると判断する場合の説明については図11のステップS9の場合と同様のため、説明を省略する。
なお、実施例11の構成の乳幼児うつ伏せ寝検出装置に対しても本実施例は適用可能である。
以上説明したように、本実施例の乳幼児うつ伏せ寝検出装置においては、乳幼児がうつ伏せ寝になった場合に、目覚め、呼吸、脈拍、ハイハイの有無に関する情報を基にして乳幼児が置かれている状況の危険度をより正確に判断することが可能である。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々変形可能である。例えば、乳幼児の目覚めの検知は、実施例12のセンサ部3aによる直交座標系の3軸方向の加速度の検出結果について周波数解析を行って高周波数成分を分離し、睡眠時の周波数成分が示す信号パターンと比較する方法により行うこともできる。また、実施例4及び実施例6の第1制御部4及び第2制御部8の制御手順は実施例11の制御部又は実施例12の第1制御部4及び第2制御部8に対しても適用可能である。さらに、受令機15は報知信号を受けた場合に、文字を使ったものを表示する構造としてもよい。
監視対象者が誤って無理な姿勢に陥った場合に、監視者に対して即座に報知することができるため、乳幼児のうつ伏せ寝の検出のみならず、病院や一般家庭における高齢者や身体障害者の介護に適用できる。
本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例1の構成図である。 (a)は本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例1における第1制御部の動作手順を示すフローチャートであり、(b)は本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例1における第2制御部の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例2の構成図である。 (a)は本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例2における第1制御部の動作手順を示すフローチャートであり、(b)は本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例2における第2制御部の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例3の構成図である。 本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例3における第2制御部の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例4における第1制御部の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例5における第1制御部の動作手順を実施例2又は実施例3の構成要素について説明したフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例6における第2制御部の動作手順を実施例1乃至実施例3のいずれかの構成要素について説明したフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例7における第2制御部の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例8における第1制御部の動作手順を実施例2又は実施例3の構成要素について説明したフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例9における第1制御部の動作手順を実施例2又は実施例3の構成要素について説明したフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例9における第2制御部の動作手順を実施例2の構成要素について説明したフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例10における第2制御部の動作手順を実施例3の構成要素について説明したフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例11における制御部の動作手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例12の構成図である。 本発明の実施の形態に係る乳幼児うつ伏せ寝検出装置の実施例12における第1制御部の動作手順を示すフローチャートである。 (a)は従来技術に係る乳幼児敷布団の斜視図であり、(b)は従来技術に係る監視装置の構成を示す概略図である。 (a)は従来技術に係る就寝装置の外観斜視図であり、(b)は同装置のベッドパッドにおける体動検知手段とクッション材の配置を示す斜視図である。
符号の説明
1…乳幼児 2…検知部 3,3a,3b…センサ部 4…第1制御部 5,5a…発信部 6…本体部 7…受信部 8…第2制御部 9…アラーム部 10…着衣 11…ケーブル 12…外部受信部 13…固定電話 14…携帯電話 15…受令機 16a,16b…マイクロホン 17a,17b…スピーカ 18…尿センサ部 19a,19b…送受信部 20…おむつ 50…凹字状部分 51…切り欠き部 52…硬質性スポンジ 53…監視装置 54…柵 55…部屋 56…監視者 57…LCDパネル 58…ユニット本体 59…操作ボタン 60…プリントボタン 61…ケーブル 62…部屋 63…ベビーベッド 64…カメラ部 65…プリンタ付きモニタユニット 66…乳幼児 67…就寝台 68…制御ボックス 69…ディスプレイ 70…ブザー 71…布片 72…クッション材 73…ベッド 74…マットレス 75…ベッドパッド 76…体動検知手段 77…就寝者

Claims (6)

  1. 乳幼児の着衣表面又は身体表面に設けられる検知部と、この検知部と電気的に接続された本体部から構成される乳幼児うつ伏せ寝検出装置であって、前記検知部は前記乳幼児の腹部又は胸部あるいは首部又は肩部のいずれか1つ若しくは複数箇所に設置されて重力加速度を含む加速度を検出することにより乳幼児のうつ伏せ寝を検知するセンサ部と、このセンサ部が前記うつ伏せ寝を検知した場合にうつ伏せ寝を示す信号(以下、ON信号という。)を発信する第1制御部とを備え、前記本体部は前記乳幼児の着衣表面又は身体表面に装着あるいは前記乳幼児から離して設置され、前記第1制御部から前記乳幼児のON信号を電気的な接続を通じて受信する第2制御部と、前記ON信号を受信した場合に前記第2制御部から出される指令を受けて光、音声、振動又はその組合せたものを発生し、あるいは文字を使ったものを表示して報知するアラーム部とを備え、前記第1制御部は、前記センサ部により検出された前記加速度から前記乳幼児の体の傾きを示す角度又は角速度を算出し、この角度が予め設定された第1の許容値を超えて変化した場合若しくはこの角速度が予め設定された第2の許容値を超えた場合に前記乳幼児が目覚めたことを示す信号(以下、WAKE−UP信号という。)を発信することを特徴とする乳幼児うつ伏せ寝検出装置。
  2. 前記第1制御部は、角度又は角速度を算出してWAKE−UP信号を発信する代わりに、前記センサ部により検出された前記加速度から水平面内における並進運動を表す信号を分離し、この信号の大きさが予め設定された許容値を超えた場合に前記乳幼児がハイハイしていることを示す信号(以下、CRAWL信号という。)を発信することを特徴とする請求項1に記載の乳幼児うつ伏せ寝検出装置。
  3. 前記本体部は前記検知部から離して設けられ、前記検知部は前記第1制御部から指令を受けてON信号を電磁波に変換して発信する発信部を備え、前記本体部は前記ON信号を受信する受信部を備え、前記第2制御部は、前記受信部が前記ON信号を受信した場合に前記アラーム部に対して光、音声、振動又はその組合せたものを発生させ、あるいは文字を使ったものを表示させる指令を出すことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の乳幼児うつ伏せ寝検出装置。
  4. 外部受信部が前記本体部から離して設置され、前記第2制御部は前記受信部が前記ON信号を受信した場合にこの外部受信部に対して報知信号を生成して送信することを特徴とする請求項3に記載の乳幼児うつ伏せ寝検出装置。
  5. 前記検知部は前記発信部に代えて第1の送受信部と、第1のマイクロホンと、第1のスピーカとを備え、前記外部受信部は第2のマイクロホンと、第2のスピーカとを備え、前記本体部は前記受信部に代えて第2の送受信部を備え、前記第1のマイクロホンに入力された前記乳幼児の音声は前記第1の送受信部により電磁波の音声信号に変換されて前記第2の送受信部へ送信され、この音声信号はさらに前記第2制御部から前記外部受信部へ送信され、前記外部受信部はこの音声信号を変換して前記第2のスピーカから音声を発生させるとともに、前記第2のマイクロホンに入力された監視者の音声は前記外部受信部により電磁波の音声信号に変換されて前記第2制御部へ送信され、この音声信号はさらに前記第2の送受信部から前記第1の送受信部へ送信され、前記第1の送受信部はこの音声信号を変換して前記第1のスピーカから音声を発生させることを特徴とする請求項4に記載の乳幼児うつ伏せ寝検出装置。
  6. 乳幼児の着衣表面又は身体表面に尿センサ部と、この尿センサ部と電気的に接続された発信部とから構成される尿検知部が設けられ、前記発信部は前記尿センサ部が尿を検出した場合に尿検知信号を発信することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の乳幼児うつ伏せ寝検出装置。
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