JP2019071998A - Sidsを防止するための監視システム、監視方法及び監視プログラム - Google Patents

Sidsを防止するための監視システム、監視方法及び監視プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より簡易な構成によって、複数の乳幼児の寝臥状態を同時に監視することのできるSIDS防止のための監視システム、監視方法及び監視プログラムの提供。【解決手段】監視システム10のコンピュータ30は、センサ20から送信されたデータに基づいて体動を検知する体動検知部43と、監視対象者11〜13間において、監視対象者ごとの基本情報に基づいて監視画面60に優先的にアイコン表示61−63される優先度を決定する優先度判定部44と、検知された体動データに基づいて監視対象者11〜13の寝姿勢を判定する寝姿勢判定部45と、体動データに基づいて監視対象者11〜13の覚醒・睡眠を判定する覚醒/睡眠判定部46とを有する。寝姿勢判定部45の判定結果に基づき、監視対象者11〜13の伏臥状態が所定時間継続した場合に警報判定部47において警告信号を出力される。【選択図】図1

Description

本発明は、SIDSを防止するための監視システム、監視方法及び監視プログラムに関する。
従来、保育園や幼稚園等においては、SIDS(乳幼児突然死症候群:Sudden Infant Death Syndrome)の発生を防止するために、複数の乳幼児の睡眠状態を監視する必要があり、監視者は、各乳幼児の寝姿勢を実際に目視で観察するとともに、監視責任を明確にするために所定時間ごとに記録を取って乳幼児の保護者に報告していた。このように、監視者が目視で監視することの負担を軽減するために、検知手段を備えたSIDS防止用の監視システムは、公知である。例えば、特許文献1には、乳幼児を撮影して動画情報を取得する機能と、乳幼児の体温を検知する機能と、乳幼児の周囲の室温を検知する機能とを有する監視装置を備えた監視システムが開示されている。
特開2008−48819号公報(P2008−48819A)
特許文献1に開示された監視システムでは、動画情報に基づいて乳幼児が伏臥状態(うつ伏せ状態)のときには異常であると判断する判定部と、乳幼児の体温が所定の閾値を超えた場合に異常であると判断する判定部と、室温が所定の閾値を超えた場合に異常と判断する判定部とを備え、いずれかの判定部において異常と判断された場合に、警報信号が発生されて外部に異常を知らせることができる。このように、乳幼児の寝姿勢、体温及び室温を監視することによって、事前に異常な状態を察知して、乳幼児のSIDSを防止することができる。
しかしながら、本監視システムは、基本的に一人の乳幼児のみを対象とするものであるから、複数の乳幼児を同時に監視することができない。また、動画情報を取得するための監視カメラ等の光学的な電気機器をそれぞれの乳幼児に要するために、設備費用の負担が大きくなる。
本発明は、従来のSIDS防止用の監視システム等の改良であって、より簡易な構成によって、複数の乳幼児の姿勢を同時に監視することのできる乳幼児のSIDS防止のための監視システム、監視装置及び監視プログラムの提供に関する。
本願の第1発明は、複数の監視対象者の寝姿勢における動きを検出する複数のセンサと、前記複数のセンサと通信可能なコンピュータとを備え、前記コンピュータは、前記センサから送信されたデータに基づいて体動を検知する体動検知部と、前記監視対象者間において、前記監視対象者ごとの基本情報に基づいて監視画面に優先的にアイコン表示される優先度を決定する優先度判定部と、検知された体動データに基づいて前記監視対象者の寝姿勢を判定する寝姿勢判定部と、前記体動データに基づいて前記監視対象者の覚醒・睡眠を判定する覚醒/睡眠判定部と、前記寝姿勢判定部の判定結果に基づいて前記監視対象者の伏臥状態が所定時間継続していると判断したときに警告信号を出力する警報判定部とを備えたSIDSを防止するための監視システムに関する。
本願の第1発明に係る実施態様の一つにおいて、前記寝姿勢判定部において、前記監視対象者の寝姿勢における仰臥状態、伏臥状態及び横臥状態を判定することができ、前記アイコン表示が前記対象者の姿勢ごとに異なる形態をなしている。
本願の第1発明に係る実施態様の一つにおいて、前記監視対象者の横臥状態においても警告信号が出力され、伏臥状態における警告信号と前記横臥状態における警告信号とにおける判定閾値が異なる。
本願の第1発明に係る実施態様の一つにおいて、前記体動データに基づいて前記対象者の覚醒・睡眠を判定する前記覚醒/睡眠判定部をさらに有し、睡眠状態と覚醒状態とにおいて異なる警告信号が出力される。
本願の第1発明に係る実施態様の一つにおいて、前記センサが加速度センサを有し、前記加速度センサによるサンプリング周期が0.2〜2.0Hzである。
本願の第1発明に係る実施態様の一つにおいて、前記センサは、前記対象者の着衣に取り付け可能であって、前記着衣から外れると警告信号が発信される。
本願の第1発明に係る実施態様の一つにおいて、前記監視対象者の複数回の寝返りを検知して、警告信号が発信される。
本願の第2発明は、複数の監視対象者の寝姿勢における動きを検出する複数のセンサと、前記複数のセンサと通信可能なコンピュータとを備え、前記コンピュータは、前記センサから送信されたデータに基づいて体動を検知する体動検知部と、検知された体動データに基づいて前記監視対象者の寝姿勢を判定する寝姿勢判定部と、前記体動データに基づいて前記監視対象者の覚醒・睡眠を判定する覚醒/睡眠判定部と、前記寝姿勢判定部の判定結果に基づいて前記監視対象者の伏臥状態が所定時間継続していると判断したときに警告信号を出力する警報判定部とを備え、前記センサが加速度センサを有し、前記加速度センサによるサンプリング周期が0.2〜2.0HzであるSIDSを防止するための監視システムに関する。
本願の第3発明は、コンピュータによって実行される監視方法であって、センサを装着した複数の監視対象者のID情報を取得するステップと、前記センサから送信された体動データに基づいて前記監視対象者の体動を検知するステップと、前記監視対象者間の優先度を決定するステップと、検知された体動に応じて前記監視対象者の寝姿勢を判定するステップと、検知された体動に応じて前記監視対象者の覚醒・睡眠状態を判定するステップと、前記寝姿勢及び前記覚醒・睡眠状態の判定結果に基づいて警告信号を出力するステップとを有する。
本願の第4発明は、監視システムの各ステップをコンピュータに実行させるための監視プログラムである。
図面は、本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
本発明の第1実施形態にかかるSIDS防止のための監視システムを概略的に示す全体図。 監視システムを概略的に示すブロック図。 制御部の機能構成を示すブロック図。 センサユニットの機能構成を示すブロック図。 (a)監視中における、コンピュータ装置における監視画面の図。(b)対象者の寝姿勢を修正後における、監視画面の図。 優先監視ランクの決定方法のフローチャートの図。 監視システムの監視方法のフローチャートの図。 第2実施形態における、監視システムの概略構成図。
<第1実施形態>
図1を参照すると、本発明の第1実施形態に係るSIDS(乳幼児突然死症候群)防止のための監視システム(以下、監視システム)10は、複数の監視対象者の姿勢及び覚醒・睡眠状態(以下、監視情報)をモニタリングするためのものであって、図示例では、監視室内の専用のベッドに寝かされた3人の監視対象者(以下、対象者)11〜13の監視情報をモニタリングしている。監視システム(又は監視装置)10は、監視対象者11〜13の着衣に取り付けられたセンサユニット(センサ)20と、センサユニット20から送信された信号を受信してデータ化するコンピュータ装置(コンピュータ)30と、コンピュータ装置30に組み込まれた、監視対象者11〜13の状態に応じて警報を行うアラーム部(警告手段)35とを含む。本発明において監視対象者11〜13は、主として就寝中にSIDSの発生率が高い乳幼児(生後6カ月〜1年)であって、SIDSの発生率の高い乳幼児よりも年齢が高い未就学生も含む。ただし、寝たきりの高齢者や高度障碍者等の寝姿勢の監視を必要とする成人を対象者から排除するものではない。
本明細書において、コンピュータ(情報処理端末装置)30,210は、センサユニット20,240から送信された測定データ及び端末装置に蓄積されたデータに所定の情報処理を施す端末装置であって、パーソナルコンピュータ、サーバ装置、携帯電話、電子タブレット、携帯情報端末(PDF)等の各種の汎用的な端末装置を意味する。
監視室は、監視対象者11〜13を寝かせるためのベッドや布団等が用意されたスペースであれば、住宅、保育園や幼稚園等の保育施設、病院等の建物内のいずれの室内であってもよい。また、本実施形態に係るコンピュータ装置30は、監視室内に設置されていてもよいし、監視室から遠隔にある他の室内に設置されていてもよい。監視対象者11〜13の寝姿勢を監視する者として、コンピュータ装置30のモニター画面を監視しているモニター監視者のほかに、単数又は複数の監視室内にいる対象者の寝姿勢を巡視する巡視者を含む。
センサユニット20は、係止手段(図示せず)を介して対象者の着衣に着脱可能に取り付けられている。係止手段は、センサユニット20の外面に位置する第1係止部と着衣の内面又は外面に位置する第2係止部とを有する。係止手段としては、着衣を形成する不織布や布地に止着可能な粘着剤、複数のフック群・ループ群を有するメカニカルファスナ要素等を用いることができる。監視対象者11〜13の着衣には、下半身に着用されるおむつや下着、ズボン、スカート等のボトムスのほかに、上半身に着用されるシャツ、下着等のトップスを含む。
図示していないが、着衣に取り付けたセンサユニット20が着衣から外れたときに、アラーム部35において警告を表示するようにしてもよい。具体的には、係止手段に接触センサを配置し、監視中に係止手段による係合が解除されたときに、コンピュータ装置30のアラーム部35において警告を表示するように設定してもよいし、センサユニット20のオプションとして配置された警告部から警告を表示してもよい。また、各センサユニット20において無線相互通信が可能な状況下において、任意のセンサユニット20と着衣との係合が解除されたときに、他のセンサユニット20の警報部において警報が表示されるように設定してもよい。
センサユニット20は、監視対象者11〜13の寝姿勢及び覚醒・睡眠状態を検知するためのものであり、監視対象者11〜13の体重移動を正確に把握することができる限りにおいては、着衣のうちの対象者の腹部、背部、脚部、胸部等のいずれかの身体部位と対向する位置に配置されていればよい。監視対象者11〜13が乳幼児の場合には、着衣の腹部と対向する位置に取り付けられていることが好ましい。乳幼児は、成人に比べて通常腹部が膨らんだ体形を有するものであるから、このように腹部と対向してセンサユニット20を配置することによって対象者が伏臥状態になったときに身体と寝床との間に位置して確実に身体の移動による加速度を検知することができる。
図示していないが、センサユニット20は、ゴム製・ビニール製・布製の専用の収納袋に収納された状態で保管してもよい。また、センサユニット20を収納袋に収納した状態で、収納袋の外面に位置する係止手段を介して着衣に間接的に取り付けることもできる。センサユニット20を収納袋に収納した状態で監視することによって、センサユニット20をおむつに取り付けた場合であっても排泄物がセンサユニット20の直接付着することはない。
図4を参照すると、センサユニット20は、検知手段として、例えば、公知の加速度センサ21を用いることができる。加速度センサ21は、使用者の静止状態における身体の傾きや動きを検出するためのものであって、各軸(例えば、3軸の場合には、X軸、Y軸、Z軸)の加速度をサンプリング間隔毎に計測する。センサユニット20は、加速度センサ21において検出した加速度信号を増幅回路22、オプションとしての波形整流回路、A/Dコンバータ23においてそれぞれ増幅、整流、A/D変換された物理量データとしての加速度データを出力する。出力された加速度データは、センサユニットの通信部24からサンプリング間隔毎にコンピュータ装置30の制御部31に有線又は無線で所定の通信網(例えば、LAN,インターネット、BLUETOOTH(登録商標))を介して送信される。増幅回路22においては、検出された信号が2乗、3乗に増幅される。
センサユニット20において加速度を計測するサンプリング間隔は、1回/5秒〜1回/0.5秒、すなわち、サンプリング周期(周波数)では、0.2〜2.0Hzであることが好ましい。このように短時間のサンプリング間隔で頻繁に加速度を測定することによって、監視中におけるSIDSの発生を確実に防ぐことができる。SIDSは、乳児が伏臥状態となって次第に呼吸が弱くなったときから発生する兆候があり、乳児の呼吸が完全に止まる前に速やかに対処することが必要である。したがって、複数の乳幼児を同時に監視する際には、乳幼児の伏臥状態を速やかに検知して呼吸が弱くなる前に仰臥状態へ戻すことが必要であって、発明者の知見したところによれば、1回/5秒よりも大きな間隔(例えば、1回/30秒等)では、乳幼児の姿勢を戻すときにすでにSIDSの発生兆候が確認された。また、例えば、乳幼児が大きく寝返りをしてその反動で寝具が顔面全体を覆ってしまい呼吸が困難な状態になった場合であっても、かかる頻度で計測することによって、速やかに寝具を取り除いて危険性を回避することができる。
センサユニット20は、加速度センサ21を含む構成のほかに、3軸のジャイロセンサー(角速度センサ)を含むものであってもよい。ジャイロセンサーを使用する場合には、角速度データに基づいて監視対象者の姿勢を検知することができる。また、加速度センサ21を使用する場合には、互いに交差する軸数が増加するほどに使用者の身体の傾き度合いの計測精度を高めることができるが、本発明の目的を達成する限りにおいて、3軸以下の1、2軸であってもよいし、4軸又はそれ以上であってもよい。
コンピュータ装置30は、CPU(中央演算処理装置)、一時記憶領域であるRAM(ランダムアクセスメモリ),制御プログラムやデータを記憶したROM(リードオンリーメモリ),記憶媒体(例えば、SSD,HDD,SDメモリカード)、モニタ画面、通信モジュール、スピーカー等の演算処理機器として通常備える基本的な構成部品をすべて備える。コンピュータ装置30には、監視システムを実行するために必要な、演算、判定、記憶、制御を行うプログラムが記録媒体又は通信網を介して予めインストールされており、機能構成として、制御部31、記憶部32、表示部(ディスプレイ)33、操作部34、アラーム部35を備える。
<制御部>
図3を参照すると、コンピュータ装置30の制御部31は、記憶部32に格納された制御プログラムによる制御処理を行うものであって、ID照合部41、時間計測部42、体動検知部43、優先度判定部44、寝姿勢判定部45、警報判定部47、優先ランク付け処理部48を有する。
制御部31のID照合部41においては、各センサユニット20を使用している対象者のID番号と、記憶部32に蓄積されているID情報とを照合する。時間計測部42においては、監視システム10による監視モードの開始・終了時間、任意の寝姿勢の継続・終了時間、睡眠/覚醒の継続・終了時間等の監視に必要な各種の時間を単位時間(秒/分)ごとに計測する。
制御部31の体動検知部43においては、監視対象者11〜13が装着したセンサユニット20から送信された体動データを受信する。センサユニット20は、A/Dコンバータを備えるので、体動検知部43はデジタル信号としてリアルタイムで監視対象者11〜13の寝姿勢ごとに変化する体動データを受信することができる。
制御部31の優先度判定部44においては、監視対象者11〜13ごとに予め後記の優先ランク付け処理部48によってランク付された優先度(レベル1〜5)に応じて、監視対象者11〜13のうちで優先的に監視するべき優先順位を決定する。優先度判定部44において決定された優先順位に応じて、監視画面60にて優先的にモニタリングされる監視対象者11〜13が決定される。
制御部31の寝姿勢判定部45では、体動検知部43において受信した測定データに基づいて、監視対象者11〜13の寝姿勢、寝返り回数、寝返り姿勢毎の継続時間等の寝姿勢情報を算出する。判定される寝姿勢には、仰臥状態(第1状態)、伏臥状態(第2状態)、横臥状態(第3状態)がある。例えば、加速度センサ21によるこれらの寝姿勢の判定方法として、加速度センサ21のX軸を中心軸とした傾斜角度が0°近傍にあれば仰臥状態、傾斜角度が+90°又は−90°の近傍にあれば横臥状態、傾斜角度が180°近傍にあれば伏臥状態として判定する。また、単位時間毎に算出された傾斜角度の変化量を回転角度として算出してそれが所定の閾値を超えることによって、寝返り状態、寝返り回数を算出することができる。各寝姿勢状態の継続時間は、該当の寝姿勢を継続した時間であって、傾斜角度が僅かに変化しても各寝姿勢毎の傾斜角度が所定の範囲内(記憶部で記録された範囲)であれば、同一姿勢としてみなして算出する。具体的には、例えば、初期の姿勢を仰臥状態とした場合、0°±30°の範囲内であれば仰臥状態、+30°〜120°又は−30°〜−120°の範囲内であれば横臥状態、150°〜210°の範囲内であれば伏臥状態としてそれぞれみなして算出する。
これら3つの寝姿勢状態のほかに、例えば、Z軸方向へ大きな加速度が計測された場合には、監視対象者11〜13が母親等の保護者に抱きかかえられている姿勢状態であると判定することができる。また、Y軸方向への大きな加速度が計測される場合には、監視対象者11〜13が四つん這いになって前後進している姿勢状態(いわゆる、ハイハイの体勢)であると判定することができる。このように、監視対象者11〜13が母親に抱きかかえられている状態や四つん這いになって移動している姿勢状態の場合には、保護者が直接監視している状態又は監視対象者11〜13が覚醒状態であることからSIDSが発生するおそれが低く、これらの姿勢状態の場合にはアラーム部35において警告表示がなされないように設定される。
制御部31の覚醒/睡眠判定部46では、体動検知部43において受信した測定データ及び/又は寝姿勢判定部45から算出されたデータに基づいて、対象者が覚醒(又は睡眠)しているのか否かを判定する。例えば、寝姿勢判定部45において算出されたデータに基づいて、所定時間内に発生した体動の回数が所定閾値(回/min)を超える場合には覚醒中と判定し、一方、体動の発生頻度が所定閾値未満である場合には、睡眠中と判定する。なお、既述の寝姿勢判定部45及び覚醒/睡眠判定部46における判定手法は例示であって、本実施形態における監視システム10の技術的効果を奏する限りにおいて、センサユニット20から送信されたデータに基づいて、公知の手法によって判定することができる。例えば、対象者が睡眠中か否かは睡眠中に発生する、いわゆる覚醒反射を検知することで、それを検知した以降は睡眠中と判断することもできる。
制御部31の警報判定部47では、寝姿勢判定部45及び覚醒/睡眠判定部46の判定及び監視対象者11〜13ごとの基本情報を総合的に判断して、警報信号の出力の要否を判断する。具体的には、監視対象者11〜13が覚醒中に伏臥状態をt−1時間継続した場合には第1(弱)警告表示、監視対象者11〜13が睡眠中に横臥状態をt−2時間継続した場合には第2(中)警告表示、監視対象者11〜13が睡眠中に伏臥状態をt−3時間継続した場合には第3(強)警告表示をそれぞれ表示するように、アラーム部35に警告信号を出力する。
通常、監視対象者11〜13が覚醒中の場合には、伏臥状態であっても対象者11自らが体位を変えることもあるので、監視するt−1時間は比較的に長く、例えば、90〜140秒である。一方、監視対象者11〜13が睡眠中の場合には、たとえ横臥状態であってもそのまま伏臥状態へと移行して床面に鼻と口が塞がれて息苦しくなってSIDSを発生するおそれがあるので、t−1時間よりも短い時間を設定することが好ましく、具体的には、60〜130秒である。さらに、監視対象者11〜13が睡眠中であって、伏臥状態の場合には、短時間であっても危険な状態になるおそれがあるので、t−3はt−2よりもさらに短い時間を設定することが好ましく、具体的には、20〜50秒である。各継続時間t1〜t3の具体的な数値(時間)については、ID情報に基づいて対象者ごとに異なるものであってもよい。
また、横臥状態又は/及び伏臥状態が所定時間継続・累積していない場合であっても、監視対象者11〜13が比較的に短時間内で複数回寝返りを繰り返すときには、警告信号(第4警告表示)を発信することが好ましい。このように、監視対象者11〜13が短時間に複数回寝返りをして寝臥状態が頻繁に変化するときには、最終的に伏臥状態となるおそれがあり、また、寝返り時に毛布等の寝具が顔面を覆って鼻口を塞いでしまうおそれがあるので、警告信号を発信することで未然にSIDSの発生を未然に防止することができる。
図5(a),(b)を参照すると、コンピュータ装置30の表示部33には、センサユニット20を装着した対象者を監視するための監視画面60が表示される。監視画面60には、各センサユニット20に対応した複数のアイコン表示61−63が表示される。アイコン表示61−63は、外枠61a−63aと、外枠61a−63aに囲まれて位置する、乳幼児のイラストデザインからなる図柄要素61b−63bとを有する。アイコン表示61−63の上方には、各センサユニット20及び/又は監視対象者11〜13が寝臥しているベッドに付された識別番号に対応した「BABY1」「BABY2」「BABY3」等の識別表示が位置し、下方には各センサユニット20を装着した監視対象者11〜13のID番号が表示されている。監視対象者11〜13を特定する方法として、ID番号ではなく、対象者の氏名を直接表示してもよい。さらに、追加情報として、監視対象者11〜13の年齢、性別、過去の監視結果に基づく分析値(過去の伏臥状態の継続(累積)時間、回数に基づく危険度合い)、優先ランク等を表示してもよい。
アイコン表示61−63の図柄要素61b−63bは、制御部31の寝姿勢判定部45の判定結果に応じて、対象者11〜13の寝姿勢をリアルタイムで変化して表示するものである。本実施形態においては、アイコン表示61−63は、それぞれ、対象者11〜13に対応している。図5(a)を参照すると、監視システム10の監視モードがスタートしてから一定時間経過した時点において、対象者11が伏臥状態、対象者12が横臥状態、対象者13が仰臥状態であり、これらの対象者の寝姿勢に対応して、アイコン表示61−63の図柄要素61b−63bも同様に、伏臥状態、横臥状態、仰臥状態となっている。図5(b)では、監視者又は監視対象者11〜13の寝姿勢を巡回して監視している監視者が対象者11,12の寝姿勢を仰臥状態に修正した後の監視室の様子を示すものであって、対象者11〜13の寝姿勢に合わせてアイコン表示61−63の図柄要素61b−63bも仰臥状態へ変化している。このように、監視システム10の監視モード中における対象者11〜13の寝姿勢の変化に応じて図柄要素61b−63bも変化するので、監視者は、対象者11〜13の寝姿勢をリアルタイムで視覚上すぐに把握することができる。
アイコン表示61−63の外枠61a−63aには、後記の優先監視ランクに応じて赤色、青色等の色が付されている。このように、アイコン表示61−63の外枠61a−63aに優先ランクに応じた色が付されていることによって、監視者は、優先的に監視すべき対象者11〜13を視覚上瞬時に把握することができる。監視画面60及びアイコン表示61−63のデザインは、図示例に限定されるものではなく、その外形が円形、楕円形、多角形、星形、ハート形等の公知形状や創作デザインであってもよいし、図柄要素61b−63bは、乳幼児のイラストデザインではなく、監視対象者11〜13の寝姿勢を把握できる限りにおいて、動植物を模した絵柄、アニメや物語のキャラクター、文字及びそれらの組み合わせ等であってもよい。
図6を参照すると、制御部31の優先ランク付け処理部48においては、監視対象者ごとの基本情報を取得する(S51)。基本情報としては、例えば、月齢、性別、体形、肥満度、個々のうつ伏せの頻度履歴データ(回数、入眠後の経過時間・累積時間)、横臥状態の頻度履歴データ、過去のアクシデント履歴(例えば、第3警告表示の表示回数等)、及び、監視者によって監視日の当日に入力された、体調データ(鼻づまり、咳、熱の有無等)等が含まれる。次に、監視対象者11〜13の基本情報に基づいて、監視対象者11〜13ごとに各警告表示に関する閾値(min)を設定する(S52)。警告表示に関する閾値(min)は、寝姿勢判定部45及び覚醒/睡眠判定部46の算定データ並びに時間計測部42で計測された継続時間を総合的に判断して、第1〜第3警告表示を警告するタイミング(警告信号の発信時間)に関するものであって、警告表示に関する閾値が低いほどにより早く警告信号が発信され、一方、警告表示に関する閾値が高いほどに遅く警告信号が発信される。
監視対象者11〜13の基本情報を総合的に判断してSIDSを発生するおそれが比較的に低い場合、例えば、年齢が生後6カ月以上、かつ、体形及び肥満度が平均的であって、過去にアクシデントを起したことがない対象者の場合には、各警告表示に関連した閾値は比較的に高く設定する。一方、例えば、年齢が生後6カ月以内の対象者、生後6カ月以上であっても体形及び肥満度が平均以上の対象者、過去にアクシデントを起こしたことがある対象者等の場合には、各警告表示に関連した閾値は比較的に低く設定する。このように、対象者ごとにSIDS予測発生率に基づく危険度に応じて閾値を設定することによって、SIDSの発生を効果的に防止することができる。
設定した警告表示に関する閾値に応じて、対象者の優先監視ランクを決定する(S53)。例えば、閾値が高く、監視の優先度が最も低い場合には「ランク1」、閾値が低く、監視の優先度が最も高い場合には「ランク5」となるように、ランク1〜5まで優先度に応じてランク付けを行う。ランク付けは、ID情報の一部として記憶部32のID部に記録されているものを取得してもよいし、制御部31において上記基準に基づいて随時ランク付け処理を行ってもよい。
コンピュータ装置30の記憶部32は、ID部、制御プログラム(アプリケーション)、各種データベースを含む。制御プログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態でコンピュータ装置30に提供することができる。記録媒体には、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ付きRAMカートリッジ、フラッシュメモリカートリッジ等を含む。また、制御プラググラムをインターネット経由でダウンロードしてハードディスクに格納することもできる。
記憶部32のID部では、氏名、住所、連絡先、体重、身長等のID情報のほかに、対象者ごとの基本情報(データベースとしても格納可)を記憶する。基本情報には、過去の監視による蓄積データが含まれる。蓄積データには、例えば、過去の所定監視時間内における覚醒中及び睡眠中の寝返りの回数(平均値)、警告信号の送信履歴、優先監視ランク等がある。過去の監視時間は、保育園や幼稚園における昼寝の時間(午後1時〜午後3時迄の2時間等)や夜間の就寝時間(午後9時〜午前7時迄等)等の複数パターンが記憶されている。
記憶部32の各種データベースには、監視対象者ごとの基本情報、寝姿勢判定閾値、覚醒/睡眠判定閾値等の各判定に必要な情報が蓄積されている。制御プログラムの実行中に自動的に、又は監視者による操作部(キーボード、マウス)34の操作によってデータ処理の指示を受けた場合において、記憶部32のID部に対象者のIDに対応して睡眠時間や体位変化量等のデータが蓄積される。
アラーム部35は、制御部31の警報判定部47の判定結果に基づいてスピーカーから警報音を発生させたり、監視画面60に警告画面(図示せず)を表示するように指令する。また、センサユニット20が警報音や警報灯を表示する警報部をオプションとして備える場合には、センサユニット20の通信部24を経由して警報部において警報を実行させてもよい。また、コンピュータ装置30を操作・監視する監視者以外の対象者の近くで待機している他の監視者(巡視者)が所持する端末装置(携帯電話機、PHS,情報通信端末等)のアプリケーション実行中に警報信号を送信して、各監視者に通知することもできる。このように、コンピュータ装置30のモニター画面を監視している監視者以外の他の監視者に警告信号を送信して通知することによって、対象者の伏臥又は横臥状態を仰臥状態へと速やかに修正することができる。
<監視システムの監視フロー>
図7を参照して監視システム10の使用例の一例について説明すると、まず、複数の監視対象者11〜13の被服の所定位置にセンサユニット20を配置して、センサユニット20の電源をONにする(S101)。監視システム10による監視対象者11〜13は、監視対象者11〜13が就寝時に限定されるものではなく、日中の活動時に行うこともできる。特に、低月齢児の場合には、覚醒と睡眠との入れ替わりが頻繁に行われるので、常時監視していることが好ましい。
監視者は、コンピュータ装置30のアプリケーションをセンサユニット20の電源の入力前又は直後に起動させ、初期画面又は監視画面60において各センサユニット20に対応してそれらを装着している対象者のID番号を入力し、ID情報・基本情報を取得する(S102)。取得された基本情報には、対象者ごとの監視優先ランクが含まれており、優先度判定部44において監視画面60において表示される対象者を選定する(S103)。具体的には、例えば、10名の対象者がそれぞれセンサユニット20を装着している場合において、監視画面60において表示できる人数が5名であるときには、モニタリングしている対象者のうちで監視優先ランクの高い対象者から順に監視画面60に表示する。監視画面60に表示されている対象者中の優先度の相違は、対象となるアイコンの配置(左右、上下)、アイコンの大小、アイコンの表記方法の相違等の適宜必要な方法で表示することができる。
このように、監視モードのスタート時において基本情報から取得した監視優先ランクに基づいて優先的に監視画面60に表示することで、監視者はモニタリングしている監視対象者11〜13のうちで優先的に監視しなければならない監視対象者11〜13を把握することができるとともに、監視モード中に異常がある場合にはすぐに認識することができる。ただし、基本情報から取得した監視優先ランクによる優先度は、スタート時から一定時間経過するまでであって、制御部31において測定データに基づいて総合的に判断し、優先的に監視画面60に表示する必要がある対象者、例えば、t−3時間継続して睡眠中であって、かつ、伏臥状態にある対象者を確認したときには、初期データの監視優先ランクが高い対象者よりもさらに優先的に監視画面60に表示される。また、測定データに基づいて同等の優先度を有する対象者が複数存在する場合には、ID情報に基づく監視優先ランクが高い方が優先的に監視画面60に表示される。したがって、監視画面60に表示される監視対象者11〜13及びその表示位置は、監視中に送信される測定データ及び優先ランクに基づいて常時変化していくことから、監視者は危険度の高い監視対象者11〜13を常時リアルタイムで把握することができ、SIDSの発生を未然かつ効果的に抑制することができる。
監視画面60は、監視者が視覚上瞬時に識別しやすくするための識別要素を有することが好ましく、本実施形態においては、各アイコン表示61−63の外枠61a−63aに赤色、青色、黄色等の互いに識別可能な異なる色が付されている。外枠61a−63aの色は、各アイコン表示61−63を識別するために使用することのほかに、監視者に注意喚起を促すために使用することができる。すなわち、例えば、基本情報から取得した監視優先ランクが低い(ランク1〜3)場合には青色系、優先ランクが高い(ランク4、5)の場合には赤色系等のように優先ランクが視覚的に認識できるようにしてもよいし、実際の測定データと優先ランクとを総合的に判断して、リアルタイムで危険度の高い監視対象者11〜13に対応するアイコン表示61−63の外枠61a−63aを点滅・変色させてもよい。
各アイコン表示61−63にIDを入力してID情報を取得後、監視画面60における監視ボタン(図示せず)をクリックすることによって、監視モードがスタートする(S104)。コンピュータ装置30の制御部31は、センサユニット20から送信される測定データを取得し(S105)、寝姿勢判定部45において対象者の寝姿勢を判定する。寝姿勢判定部45においては、監視対象者11〜13が仰臥状態、横臥状態、伏臥状態のいずれの寝姿勢状態にあるのか判定する(S106)。監視対象者11〜13が横臥状態、伏臥状態の場合には、覚醒/睡眠判定部46において対象者が覚醒又は睡眠のいずれの状態にあるのかを判定する(S107)。
次に、警報判定部47において、監視対象者11〜13が横臥状態であって、かつ、t−2時間継続して睡眠状態にある場合には第2警告表示をするための警告信号が発信され、監視対象者11〜13が伏臥状態であって、かつ、t−3時間継続して睡眠状態である場合には、第3警告表示をするための警告信号が発信される(S108)。
さらに、覚醒/睡眠判定部46において、覚醒状態であると判断された場合であっても、横臥又は伏臥状態がt−1時間継続した場合には、警報判定部47において第1警告を表示するための警告信号が発信される(S108)。このように、覚醒中であっても、横臥又は伏臥状態が継続されたときに第1警告表示をすることによって、SIDSの発生を未然に防止することができる。
第1〜第3警告表示に関する警告信号が出力された場合には、監視者が自ら又は監視対象者11〜13の近くにいる他の監視者に指示して、監視対象者11〜13の寝姿勢を仰向け状態となるように修正する。第1〜第3警告表示が通知された監視対象者11〜13の寝姿勢が仰向け状態となった場合には、第1〜第3警告表示が停止されて監視モードがリセットされて終了(S110)となるが、監視者がアプリケーションを終了させるなど監視モード自体を終了させない限りにおいて、新たに監視モードがスタート(S104)される。
監視システム10の監視フローの具体的な事例について説明すると、例えば、図5(a)に示すように、監視モードにおいて、センサユニット20の測定データに基づいて制御部31の寝姿勢判定部45が、対象者11が伏臥状態、対象者12が横臥状態、対象者13が仰臥状態であるとそれぞれ判定した場合において、覚醒/睡眠判定部46において対象者11,12が睡眠中であるのか否かを判定する。その結果、対象者11,12が睡眠中である場合には、警報判定部47において第2及び第3警告表示のための警告信号が発信され、アラーム部35において警告表示がなされる。覚醒/睡眠判定部46において対象者11,12が睡眠中でない場合であっても、t−1時間継続して横臥及び伏臥状態が継続している場合には、第1警告表示のための警告信号が発信され、警告表示がなされる。
一方、仰臥状態にある対象者13に対しては引き続き監視モードが継続され、サンプリング時間ごとにセンサユニット20からの体動データを取得する。また、対象者11,12が覚醒中に伏臥及び横臥状態であって、かつ、t−1時間継続(累積)していない場合には、引き続き監視モードがそのまま継続され、伏臥及び横臥状態がt−1時間継続(累積)された時点で第1警告表示のための警告信号が出力される。コンピュータ装置30の監視画面60を監視している監視者以外に、監視対象者11〜13の近くに他の監視者がいる場合には、他の監視者の所持する携帯端末に警告信号が送信されて警告表示がなされることによって、他の監視者が速やかに対象者11,12の寝姿勢を仰臥状態に修正する。図5(b)に示すように、対象者の11,12の寝姿勢が修正されることによってアイコン表示61−63の図柄要素61b−63bが変化するとともに監視モードがリセットされ、新たに監視モードがスタートされる。
図7のフローチャートの各ステップ(S101〜S110)の処理がコンピュータ装置30の記憶部32に記憶された監視プログラムに従って行われる。本実施形態に係る監視システム10においては、制御プログラムが単一のコンピュータ装置で集中処理をする構成を説明したが、これに限定されない。例えば、ネットワーク接続された複数のコンピュータ装置に該プログラムの全部または一部を記憶させておき、ネットワークを介して分散処理、いわゆるクラウド型の構成とすることもできる。また、センサユニット20の検知手段として加速度センサ21を使用したが、これに限定されず、たとえば、歪ゲージや圧電センサ、温度センサ等を単数又は複数組み合わせることによって構成し、着衣のいずれかの領域にそれらを配置することで、着用者の寝姿勢を判別することも可能である。
図7のフローチャートの各ステップ(S101〜S110)の処理は、コンピュータ装置30の制御部31のROM等に記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理は、制御部31の他の各種処理と並行してマルチタスクで実行される。
本実施形態に係るSIDS防止用の監視システム10においては、センサユニット20の検知手段として加速度センサ21のみを使用し、センサユニット20以外に対象者ごとに専用の監視カメラやコンピュータ装置を設置する必要がないことから、従来の監視システムに比べて簡易かつ安価にSIDSの発生を防止することができる。また、監視画面60で表示可能な人数以上の対象者を同時に監視する場合において、優先度判定部44及び優先ランク付け処理部48による監視優先システムを導入することで、センサユニット20から送信される測定データと併せて優先的に監視画面に表示する対象者を選別し、リアルタイムでSIDS発生のおそれのある監視対象者11〜13を瞬時に判断することができる。
<第2実施形態>
図8は、本発明の第2実施形態に係る監視システム200の概略構成図である。本実施形態に係る監視システム200は、サーバ(サーバ装置)210と、監視者が携帯する複数の携帯端末(情報端末)220,230と、センサユニット240とを備える。携帯端末220,230とサーバ210とは、コンピュータネットワーク202と移動通信網203を介して相互に接続されており、携帯端末220,230において実行されるプログラムとサーバ210で実行される監視プログラムとは、ハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)等の通信プロトコルを用いて通信される。携帯端末220,230は、互いに接続可能な複数の携帯端末である。
携帯端末220,230は、監視者が対象者のID情報を入力したり、監視モードを実行することが可能なものであって、端末通信部221,231、端末記憶部222,232、端末操作部223,233、端末表示部224,234、端末処理部(液晶画面等)225,235及び端末アラーム部226,236を備える。携帯端末220,230は、監視者による端末操作部223,233の操作に応じて監視モードの設定、警告表示を実行する。携帯端末220,230は、サーバ210からダウンロードした制御プログラムを実行するクライアント装置として共通するものであって、タッチパネルを有する多機能携帯電話(スマートフォン)のほかに、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、携帯ゲーム機、タブレットPC等であってもよい。
端末通信部221,231は、移動通信網203に端末を接続するための通信インターフェース回路を有する。端末通信部221,231は、サーバ210からコンピュータネットワーク202及び移動通信網203を介して受信したデータを端末処理部225,235に送る。また、端末処理部225,235から受け取ったデータを移動通信網203及びコンピュータネットワーク202を介してサーバ210に送信する。コンピュータネットワーク202は、コンピュータ同士の通信を可能とするネットワークであれば任意のものが適用可能であって、ここではインターネットを用いている。移動通信網203は、携帯電話、スマートフォン及びタブレット端末等の携帯通信装置としてコンピュータの通知を可能とするものであれば、任意のものが適用可能である。
端末記憶部222,232は、たとえば、半導体メモリ、磁気ディスク、又は光ディスクのうちの少なくともいずれか一つを有する。端末記憶部222,232は、携帯端末220,230を制御するために用いられる各種のプログラム及びデータを記憶する。端末記憶部222,232は、例えば、サーバ210から受信した監視対象者のID情報、基本情報、監視モードを実行するためのプログラム等を記憶する。端末記憶部222,232は、所定の処理に関するデータを一時的に記憶することもできる。
端末処理部225,235は、1個又は複数のプロセッサ及びその周辺回路から構成されており、監視プログラム(アプリケーション)を実行可能とするものであって、第1実施形態のコンピュータ装置30の制御部31に対応するものであり、ID照合部、時間計測部、寝姿勢判定部、覚醒/睡眠判定部、警報判定部等の機能構成を有する。ただし、端末処理部225,235においてこれらの処理を実行してもよいし、携帯端末220,230から送信されたデータに基づいてサーバ210が実行処理して各携帯端末220,230にデータを送信してもよい。
端末アラーム部226,236は、携帯端末220,230又はサーバ210から送信された警告信号に基づいて、警告を表示する。警告の表示方法としては、携帯端末220,230の端末表示部224,234に表示される警告画像のほかに、スピーカーを介して発せられる警告音、バイブレーション機能による警告振動等があり、監視者に速やかに感知させることができる限りにおいて、これらの表示方法のうち1つまたは複数を組み合わせてもよい。端末操作部223,233は、携帯端末220,230の操作が可能であればどのようなデバイスでもよく、タッチパネル、キーボード等である。端末表示部224,234は、監視画面の表示が可能なデバイスであれば公知のものを制限なく使用することができ、例えば、液晶ディスプレイ、有機EPディスプレイ等である。
サーバ210は、携帯端末220,230の要求に応じて監視プログラムを携帯端末に提供するものであって、サーバ通信部211と、サーバ記憶部212と、サーバ処理部213とを有する。
サーバ通信部211は、インターネットにサーバ210を接続するための通信インターフェース回路を有する。サーバ通信部211は、携帯端末220,230から移動通信網203及びコンピュータネットワーク202を介して受信したデータをサーバ処理部213に送る。また、サーバ処理部213から受け取ったデータ(信号)をコンピュータネットワーク202及び移動通信網203を介して携帯端末220,230に送る。サーバ記憶部212は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置、光ディスク装置のうちの少なくともいずれか1つを有する。
本実施形態に係る監視システム200においては、携帯端末220,230に格納された監視プログラムを起動させ、初期画面に、監視者ごとに割り当てられた認識(ログイン)番号を入力してログインする。ログイン後、監視を実行する日時、使用するセンサユニット240の識別番号、監視対象者のID等の各種必要な情報を入力する。次に、サーバ210から対象者のIDに対応したID情報・基本情報を取得して、監視モードをスタートする。監視モードのスタート後のフローは、図7において示した第1実施形態と同様であって、端末処理部225,235又はサーバ処理部213の警告判定部において警告が必要であると判定された場合には、携帯端末220,230の端末アラーム部226,236によって警告が表示される。このように、インターネット通信を介して複数の携帯端末220,230どうしを接続することによって、監視画面60が各携帯端末220,230の端末表示部224,234に表示されるので、第1実施形態のようにコンピュータ装置30を経由して監視する場合に比べて、監視者間の情報共有をよりスピーディーに行うことができ、かつ簡単に監視プログラムを実行することができる。
本実施形態においても、図7のフローチャートの各ステップ(S101〜S110)の処理が、端末記憶部222又はサーバ210のサーバ記憶部212に記憶された監視プログラムに従って行われる。また、この処理は、端末処理部225又はサーバ処理部213において他の各種処理と並行してマルチタスクで実行される。
本明細書において使用されている「第1」及び「第2」等の用語は、同様の要素、位置等を単に区別するために用いてある。
10 SIDS防止用の監視システム(監視システム)
11,12,13 監視視対象者(対象者)
20 センサユニット(センサ)
30 コンピュータ装置(コンピュータ)
35 アラーム部
43 体動検知部
44 優先度判定部
45 寝姿勢判定部
46 覚醒/睡眠判定部
47 警報判定部
60 監視画面
61,62,63 アイコン表示
200 SIDS防止用の監視システム(監視システム)
210 サーバ(コンピュータ)
240 センサユニット(センサ)

Claims (10)

  1. 複数の監視対象者の寝姿勢における動きを検出する複数のセンサと、前記複数のセンサと通信可能なコンピュータとを備え、
    前記コンピュータは、前記センサから送信されたデータに基づいて体動を検知する体動検知部と、
    前記監視対象者間において、前記監視対象者ごとの基本情報に基づいて監視画面に優先的にアイコン表示される優先度を決定する優先度判定部と、
    検知された体動データに基づいて前記監視対象者の寝姿勢を判定する寝姿勢判定部と、
    前記体動データに基づいて前記監視対象者の覚醒・睡眠を判定する覚醒/睡眠判定部と、
    前記寝姿勢判定部の判定結果に基づいて前記監視対象者の伏臥状態が所定時間継続していると判断したときに警告信号を出力する警報判定部とを備えたSIDSを防止するための監視システム。
  2. 前記寝姿勢判定部において、前記監視対象者の寝姿勢における仰臥状態、伏臥状態及び横臥状態を判定することができ、前記アイコン表示が前記監視対象者の姿勢ごとに異なる形態をなす請求項1に記載の監視システム。
  3. 前記監視対象者の横臥状態においても警告信号が出力され、伏臥状態における警告信号と前記横臥状態における警告信号とにおける判定閾値が異なる請求項1または2に記載の監視システム。
  4. 前記体動データに基づいて前記対象者の覚醒・睡眠を判定する前記覚醒/睡眠判定部をさらに有し、睡眠状態と覚醒状態とにおいて異なる警告信号が出力される請求項1−3のいずれかに記載の監視システム。
  5. 前記センサが加速度センサを有し、前記加速度センサによるサンプリング周期が0.2〜2.0Hzである請求項1−4のいずれかに記載の監視システム。
  6. 前記センサは、前記監視対象者の着衣に取り付け可能であって、前記着衣から外れると警告信号が発信される請求項1−5のいずれかに記載の監視システム。
  7. 前記監視対象者の複数回の寝返りを検知して、警告信号が発信される請求項1−6のいずれかに記載の監視システム。
  8. 複数の監視対象者の寝姿勢における動きを検出する複数のセンサと、前記複数のセンサと通信可能なコンピュータとを備え、
    前記コンピュータは、前記センサから送信されたデータに基づいて体動を検知する体動検知部と、
    検知された体動データに基づいて前記監視対象者の寝姿勢を判定する寝姿勢判定部と、
    前記体動データに基づいて前記監視対象者の覚醒・睡眠を判定する覚醒/睡眠判定部と、
    前記寝姿勢判定部の判定結果に基づいて前記監視対象者の伏臥状態が所定時間継続していると判断したときに警告信号を出力する警報判定部とを備え、
    前記センサが加速度センサを有し、前記加速度センサによるサンプリング周期が0.2〜2.0HzであるSIDSを防止するための監視システム。
  9. コンピュータによって実行される監視方法であって、
    センサを装着した複数の監視対象者の基本情報を取得するステップと、
    前記センサから送信された体動データに基づいて前記監視対象者の体動を検知するステップと、
    前記監視対象者間の優先度を決定するステップと、
    検知された体動に応じて前記監視対象者の寝姿勢を判定するステップと、
    検知された体動に応じて前記監視対象者の覚醒・睡眠状態を判定するステップと、
    前記寝姿勢及び前記覚醒・睡眠状態の判定結果に基づいて警告信号を出力するステップとを有する監視方法。
  10. 請求項9に記載の各ステップを前記コンピュータに実行させるための監視プログラム。
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