JP3981370B2 - 携帯通信端末用電子メール処理システム - Google Patents

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本発明は、携帯通信端末用電子メール処理システムに係り、特に、所定の文字数以下の電子メールであるショートメールをショートメールサーバから送信先の携帯通信端末に送信し、それよりも文字数が多い電子メールの全文をメールボックスに格納するようにした携帯通信端末用電子メール処理システムに関する。
近年、電子メール機能を備えた携帯電話機、PHS、PDAなどの携帯通信端末(MS:Mobile Station)が実用化され、コミュニケーション手段としての地位が確立されるようになった。この種の携帯通信端末(MS)においては、電子メール(この場合は、ショートメールよりも文字数が多いロングメールとする)の送信時には、携帯通信端末から無線基地局(BS:Base Station)に無線によってアクセスし、さらに無線基地局(BS)から有線で電子メールサーバにアクセスし、ユーザが作成、編集した送信メールを電子メールサーバに送信する。また、電子メール(ロングメール)の受信時には、携帯通信端末から無線基地局に無線によってアクセスし、さらに無線基地局から有線で電子メールサーバにアクセスし、電子メールサーバのメールボックスに蓄積された自機宛の受信メールを携帯通信端末で受信して、携帯通信端末のディスプレイに表示するようになされている。
一方、ショートメールサービスでは信号チャネルを用いて所定の文字数までのメッセージ(例えば、全角で最大192文字(384バイト)の長さのテキストメッセージ)を受信することができる。このショートメールサービスは、ショートメッセージサービスセンタ(SMSC:Short Message Service Center)と基地局(BS)を介して、所定の携帯通信端末に対して無線回線を通じて届けられる。ショートメッセージサービスセンタ(SMSC)は、ショートメールを配送したり、配送が失敗したショートメールを保管したり再送信を行う。
ここで、当該携帯通信端末の電源が切られている場合や、携帯通信端末が通信エリア内に存在しなくて圏外である場合は、ショートメッセージサービスセンタ(SMSC)が当該ショートメールを保管し、保管したショートメールを再送信することが特許文献1に開示されている。この場合、送信先の携帯通信端末が圏外であると、予め定められた一定期間の間、ショートメッセージサービスセンタ(SMSC)が受信したショートメールの配信をリトライするようになされている。
そして、リトライ期間が経過しても、配信できない場合は、ショートメッセージサービスセンタ(SMSC)は不達通知を作成して、当該ショートメールの送信元の携帯通信端末(MS)に不達を知らせるようになされている。
特表2000−514966号公報
ところが、通常、ショートメッセージサービスセンタ(SMSC)においては、受信したショートメールを保管する期間は72時間(3日間)と設定されているとともに、当該期間を経過すると当該ショートメールを削除するように設定されている。このため、携帯通信端末を所有するユーザが海外旅行などで3日間以上に亘って携帯通信端末が圏外の状態にあると、当該端末のユーザは、ショートメッセージサービスセンタ(SMSC)が受信したショートメールを見ることができないとともに、ショートメールがあったことも分からないという問題があった。
一方、当該メッセージを送信した送信元のユーザは、不達通知を受信するまで(当該ショートメールの保存期間の経過後まで)、送信先の携帯通信端末のユーザが当該ショートメールを受信できなかったことを知ることができなく、極めて不親切であるという問題があった。
そこで、本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、携帯通信端末を携帯するユーザが長期間に亘って圏外にいても、予め設定された期間の経過後であっても該端末に送信されたショートメールを受け取れるようにすることを目的とする。
本発明は、所定の文字数以下の電子メールであるショートメールをショートメールサーバから送信先の携帯通信端末に送信し、それよりも文字数が多い電子メールの全文をメールボックスに格納するようにした携帯通信端末用電子メール処理システムである。そして、上記目的を達成するため、携帯通信端末の所有者が不在通知の登録を行う受付サーバと、受付サーバに受け付けられた不在通知を記憶する管理サーバと、管理サーバに不在通知が記憶された送信先へのショートメールを不在通知が解除されるまでは保管するサスペンドサーバとを備えている。この場合、電子メールがショートメールであり、かつ管理サーバに不在通知が記憶されている場合は、当該ショートメールをショートメールサーバに送信することなく、サスペンドサーバに直接送信して、該サスペンドサーバで保管するようにしたことを特徴とする。
このように、受信したショートメールをサスペンドサーバで保管するようにすると、当該ショートメールは不在通知が解除されるまでは削除されることがなくなる。このため、当該メールアドレス宛のショートメールを受信すべき携帯通信端末を携帯するユーザが長期間に亘って圏外にいても、ショートメールサーバでの保存期間の経過後であっても、当該ユーザが不在通知を解除するまではいつでも当該ショートメールを受け取れるようになる。これにより、ユーザーフレンドリーのシステムを構成することが可能となる。
この場合、携帯通信端末の所有者が不在通知登録の解除を行うと、サスペンドサーバに保管されたショートメールをサスペンドサーバからショートメールサーバに送信し、該ショートメールサーバから当該ショートメールを携帯通信端末に送信するようにすればよい。これにより、携帯通信端末を携帯するユーザが不在通知を解除することにより、サスペンドサーバに保管されたショートメールをショートメールサーバから当該携帯通信端末に送信されるようになる。
ついで、本発明の一実施の形態を図1〜図4に基づいて説明するが、本発明はこの実施の形態に何ら限定されるものでなく、本発明の目的を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。なお、図1は、本発明の携帯通信端末用電子メール処理システムの概略構成を模式的に示すブロック図である。図2は、図1に示されたメールサーバの概略構成を模式的に示すブロック図である。図3は、メール配信のサスペンド登録を行う登録画面の一例を示す図である。図4は、本発明の携帯通信端末用電子メール処理システムの処理手順を示すシーケンス図である。
本発明の携帯通信端末用電子メール処理システムは、インターネットから電子メールを受信するメールサーバ10と、メール配信のサスペンド登録を行う受付サーバ20と、サスペンド登録を行ったユーザーの顧客情報を管理する顧客情報管理サーバ30と、サスペンド登録されたユーザーのメールアドレス宛のショートメールを保存するサスペンドメールサーバ40と、メールサーバ10が受信したショートメールあるいはサスペンドメールサーバ40に保存されたショートメールを、移動通信網の交換機および基地局を介して携帯通信端末(送信先)に配信するショートメールサーバ50と、メールサーバ10が受信したロングメールを保存するメールボックス60とから構成されている。なお、移動通信網はゲートウェイ70を介してインターネットに接続されるようになされている。
ここで、メールサーバ10は、図2に示すように、システムバス11、CPU12、RAM13、ROM14、ハードディスクドライブ(HDD)や光ディスクドライブ等からなる記憶装置15を備えている。更に、メールサーバ10は、インターネット用通信装置16、移動通信網用通信装置17、マウスやキーボード等からなる入力装置18、ディスプレイやプリンタ等からなる出力装置19を備えている。なお、インターネット用通信装置16は、インターネット上の各種サーバや利用者のパソコンと通信するためのものであり、移動通信網用通信装置17は、移動通信網と通信するためのものである。
メールサーバ10のCPU12やRAM13等の構成要素はお互いに、システムバス11を介して、データやプログラムの命令等のやり取りを行っている。このメールサーバ10を所定の手順に従って動作させるためのプログラムはROM14や記憶装置15に記憶されており、必要に応じてCPU12やRAM13上の作業エリアに呼び出されて実行される。また、上記メールサーバ10は1台のコンピュータシステムで構成してもいいし、複数のサーバ機能をそれぞれ受け持つ複数台のコンピュータをネットワークで結んで構成してもよい。
このメールサーバ10は、図2に示したハードウェア上で所定のプログラムを実行することにより、携帯通信端末(MS)のユーザーに付与されているメールアドレス宛の電子メールを受信したり、この電子メールを転送したり、電子メールを送信したりする各機能を実現している。このようなプログラムとしては、インターネットに対して有線系のMTA(Message Transfer Agent)およびMRA(Mail Retrieval Agent)、移動通信網に対するモバイル用MTA(Message Transfer Agent)およびMRA(Mail Retrieval Agent)、電子メールの管理を行うポストオフィス(Post Office Protocol)等のソフトウェアが用いられる。
また、このメールサーバ10と、例えば、図1に示される携帯通信端末80およびパソコン90との間のメール情報の送受信には、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、POP(Post Office Protocol)、IMAP(Internet Message Access Protocol)等のプロトコルが使用される。なお、このメールサーバ10は、携帯通信端末(MS)のユーザーに付与されているメールアドレスと、電話番号やユーザーIDとを関連づけてユーザーデーターベースとして格納している。
これにより、メールサーバ10はインターネットなどから電子メールを受信すると、受信した電子メールの容量から384バイト(全角で192文字相当)以下の情報(ショートメール)と、384バイト(全角で192文字相当)を超える情報(ロングメール)とを判別する。また、受信した電子メールの送信先のアドレスから送信先の電話番号を割り出し、割り出した電話番号が顧客情報管理サーバ30に登録されているか否かを問い合わせる。
その結果、受信した電子メールの送信先が顧客情報管理サーバ30に登録されている場合は、メールサーバ10は、受信したショートメールの全文およびロングメールの384バイト(全角で192文字相当)以下の情報をサスペンドメールサーバ40に送信するとともに、受信したロングメールの全文をメールボックス60に保存し、不在通知メールを送信元のアドレスに送信する。一方、受信した電子メールの送信先が顧客情報管理サーバ30に登録されていない場合は、メールサーバ10は、受信したショートメールの全文およびロングメールの384バイト(全角で192文字相当)以下の情報をショートメールサーバ50に送信するとともに、受信したロングメールの全文をメールボックス60に送信する。
受付サーバ20は、上述したメールサーバ10とほぼ同様なハードウェアで構成されており、ショートメールの配信を一定期間停止したい場合に、ユーザーが停止の申し込みを行うためのサーバであるとともに、ショートメールの配信を再開したい場合に、ユーザーが再開の申し込みを行うためのサーバである。ここで、ユーザーが受付サーバ20にアクセスして、海外旅行などで所有する携帯通信端末(MS)が不使用となる期間を申し込む場合、ユーザーが所有する携帯通信端末により受付サーバ20にアクセスすると、この携帯通信端末のモニター画面には、図3に示すようなショートメール配信停止の登録画面が表示されるようになされている。
そこで、ユーザーがショートメール配信停止の登録画面から、配信停止の開始および終了の年月日時間ならびに送信元への不在通知の「要」、「不要」を携帯通信端末のキーボードから入力することにより、ショートメールの配信停止が登録されるようになされている。一方、ユーザーがショートメール配信停止の解除画面(図示せず)から、配信停止解除の年月日時間を携帯通信端末のキーボードから入力することにより、ショートメールの配信停止が解除されるようになされている。なお、受付サーバ20はインターネットへ接続することでユーザーを特定可能な所定の認証識別作業により、他の端末から操作することも可能となるようになされている。
顧客情報管理サーバ30は、上述したメールサーバ10とほぼ同様なハードウェアで構成されており、ユーザーが受付サーバ20で登録した配信停止設定情報を格納するサーバであって、顧客管理のためのデータベースである。この顧客情報管理サーバ30は、受付サーバ20での登録により、ユーザー毎のメール配信停止期間及び送信者(送信元)への不在通知の有無等を一元的に管理保存する。なお、ユーザーの要求により、受付サーバ20にて設定解除が行われると、顧客情報管理サーバ30は、この設定解除に連携して自動的に設定が削除されるようになされている。
サスペンドメールサーバ40は、上述したメールサーバ10とほぼ同様なハードウェアで構成されており、ユーザーからの配信停止設定により、インターネットから配信されたショートメールを保存するサーバである。インターネットから配信されてきた384バイト(全角で192文字相当)以下の電子メールデータを、配信先のインターネットメールアドレスに一対のユーザーIDに基づいて一元的に管理、保存する。なお保存期間は、ユーザーの配信停止解除設定まで持続するようになされている。
この場合、ユーザーの要求により、受付サーバ20にて設定解除が行われていると、受付サーバ20は、このサスペンドメールサーバ40に向けて当該携帯通信端末(MS)に対して保存されているショートメールの通数と、配信要求を行うようになされている。これにより、サスペンドメールサーバ40は保存しているショートメールと、その通数をショートメールサーバ(SMSC)50に送信する。
ショートメールサーバ(SMSC)50は、上述したメールサーバ10とほぼ同様なハードウェアで構成されており、サスペンドメールサーバ40から送信されたショートメールの通数を受付サーバ20に送信するとともに、サスペンドメールサーバ40から送信されたショートメールを当該ユーザーIDが割り当てたられた携帯通信端末へ配信する。また、ユーザーからの配信停止設定がなされていない場合は、メールサーバ10が受信した384バイト(全角で192文字相当)以下のショートメールを当該ユーザーIDが割り当てたられた携帯通信端末へ配信する。配信の際、携帯通信端末が圏外など配信不可の場合、数回にわたり、一定期間(この場合は72時間)配信リトライを実施する。このリトライ期間後、該当の携帯通信端末に配信不可だった場合、不達通知を作成し、メールサーバ10を介して送信元の端末へ不達を知らせる。
メールボックス60は、メールサーバ10が受信した容量が384バイト(全角で192文字相当)を超える電子メール(ロングメール)の全文を、一定期間(例えば、30日間)だけ格納するデータベースである。この場合、携帯通信端末(MS)からの配信要求により、配信のリクエストがメールサーバ10に与えられることにより、該メールサーバ10が、ショートメールサーバ50を介さずに移動通信網(音声通信回線またはパケット回線)を通じて該メールボックス60に格納した電子メールの全文(ロングメール)を該携帯通信端末(MS)へ配信する。一定期間(例えば、30日間)経過後は、ショートメールサーバ50が発行する不達通知をきっかけに、メールサーバ10からの指示にて保管していた電子メールデータを自動消去するようになされている。
なお、携帯通信端末(MS)からの要求においては、例えば、携帯通信端末自身に予め設定されており、ショートメールによる通知を受けると自動的に電子メール(ロングメール)の受信を要求する場合と、ユーザー自身がショートメールの通知により電子メール(ロングメール)の取得を要求する場合とが有る。
ついで、上述のように構成される携帯通信端末用電子メール処理システムにおいて、図4のシーケンス図と前出の図1を参照しながら、パソコン90からインターネットを介して、海外旅行中のユーザーの携帯通信端末80宛に電子メールを送ったときのメール処理手順について説明する。この場合、海外旅行に出かける前に携帯通信端末80のユーザーは、予め受付サーバ20にメール配信停止の登録を行うものとする。
そこで、携帯通信端末80からメール配信停止の登録を行う処理手順について説明する。まず、携帯通信端末80のユーザーがメール配信停止の登録を行うため、メール配信停止要求指令を携帯通信端末80のキーボードから入力したとする。この場合、ユーザーは、携帯通信端末80のモニターのメール配信停止の登録画面(図3参照)から、配信停止の開始および終了の年・月・日・時間ならびに送信元への不在通知の「要」、「不要」などからなるメール配信停止要求指令を入力する。すると、携帯通信端末80はメール配信停止要求指令を受付サーバ20に向けて送信する。このメール配信停止要求指令は、移動通信網の図示しない基地局、交換機を経由して受付サーバ20に到達する。
メール配信停止要求指令を受信すると、受付サーバ20は受信したメール配信停止要求指令からユーザーIDを抽出し、このユーザーIDが登録されているか否かを、図示しないユーザプロファイルデータベース(User Profile DB)に問い合わせてユーザーIDを認証する。ユーザーIDが認証されると、受信したメール配信停止要求指令に基づいて、携帯通信端末80のメール配信停止情報を作成し、このメール配信停止情報を顧客情報管理サーバ30に送信する。メール配信停止情報を受信すると、顧客情報管理サーバ30はこのメール配信停止情報を携帯通信端末80のユーザーIDに関連づけて顧客情報管理サーバ30に登録するとともに、登録受付が完了した旨の通知(受付完了通知)を受付サーバ20に送信する。
これにより、受付サーバ20は登録完了通知を携帯通信端末80に向けて転送する。携帯通信端末80が登録完了通知を受信すると、携帯通信端末80は、予め設定された所定の通知用の表示をディスプレイ上に出力したり、所定の通知用の音をスピーカから出力したりするので、携帯通信端末80のユーザーは、メール配信停止の登録が完了したことを知ることができる。
このような状態、即ち、顧客情報管理サーバ30に携帯通信端末80のメールアドレス宛の電子メールの配信停止が登録されている状態で、パソコン90から携帯通信端末80のメールアドレス宛に、384バイト(全角で192文字相当)以下の電子メールが送信されたとする。すると、パソコン90のユーザーが加入しているプロバイダのメールサーバが受信して、このメールサーバからメールサーバ10に電子メールが転送される。この電子メールを受信したメールサーバ10は、受信した電子メールの容量から384バイト(全角で192文字相当)以下の情報(ショートメール)と、384バイト(全角で192文字相当)を超える情報(ロングメール)とを判別(この場合は、ショートメールと判別)する。
また、メールサーバ10は、受信した電子メールの送信先の携帯通信端末80のメールアドレスの情報に基づいて、メールサーバ10内に格納されたデータベースを検索する。そして、受信した電子メールの送信先のメールアドレスから送信先の電話番号あるいはユーザーIDを割り出し、割り出した電話番号あるいはユーザーIDが顧客情報管理サーバ30に登録されているか否かの検索依頼(サスペンド登録有無の検索依頼)を顧客情報管理サーバ30に通知する。この場合、この顧客情報管理サーバ30に携帯通信端末80の電話番号あるいはユーザーIDが登録されていれば、メール配信停止の登録が行われていることを意味し、登録されていなければメール配信停止の登録が行われていないことを意味する。
顧客情報管理サーバ30に携帯通信端末80の電話番号(ユーザーID)が登録されていた場合、顧客情報管理サーバ30はメール配信停止の登録が行われている旨の検索結果をメールサーバ10に通知する。この通知に基づいて、メールサーバ10は、受信したショートメールの全文(なお、ロングメールであった場合は、384バイト(全角で192文字相当)以下の情報)をサスペンドメールサーバ40に送信(なお、ロングメールであった場合は、受信したロングメールの全文をメールボックス60にも送信)するとともに、不在通知メール(メッセージ不達通知)を送信元のアドレス(パソコン90)に送信する。一方、受信した電子メールの送信先が顧客情報管理サーバ30に登録されていない場合は、メールサーバ10は、受信したショートメールの全文およびロングメールの384バイト(全角で192文字相当)以下の情報をショートメールサーバ50に送信するとともに、受信したロングメールの全文をメールボックス60に送信する。
このような状態、即ち、携帯通信端末80宛に送信されたショートメールがサスペンドメールサーバ40に保存されている状態で、今度は、メール配信停止を登録していた携帯通信端末80のユーザーが海外旅行から帰国して、メール配信停止の解除を携帯通信端末80のキーボードから入力したとする。この場合、ユーザーは、携帯通信端末80のモニターのメール配信停止の解除画面(図示せず)から、配信停止の解除要求指令を入力すると、携帯通信端末80はメール配信停止解除要求指令を受付サーバ20に向けて送信する。このメール配信停止解除要求指令は、移動通信網の図示しない基地局、交換機を経由して受付サーバ20に到達する。
これにより、受付サーバ20は受信したメール配信停止解除要求指令からユーザーIDを抽出し、このユーザーIDが登録されているか否かを、図示しないユーザプロファイルデータベース(User Profile DB)に問い合わせてユーザーIDを認証する。ユーザーIDが認証されると、受信したメール配信停止解除要求指令に基づいて、携帯通信端末80のメール配信停止解除情報を作成し、このメール配信停止解除情報を顧客情報管理サーバ30に送信する。顧客情報管理サーバ30はこのメール配信停止解除情報に基づいて携帯通信端末80の登録を解除するとともに、解除が完了した旨の通知(解除完了通知)を受付サーバ20に送信する。
これにより、受付サーバ20は、携帯通信端末80のメールアドレス宛に保存されているショートメールの通数確認指令と配信要求指令をサスペンドメールサーバ40に送信する。これらの指令を受信したサスペンドメールサーバ40は、保存している携帯通信端末80のメールアドレス宛のショートメールの通数を検索して、検索結果をメール通数として受付サーバ20に返答する。メール通数を受信した受付サーバ20は、この結果を移動通信網から図示しない交換機および基地局を介して携帯通信端末80に通知する。
また、サスペンドメールサーバ40はメール通数を受付サーバ20に返答した後、保存している携帯通信端末80のメールアドレス宛のショートメールをショートメールサーバ50に配信する。すると、ショートメールサーバ50は、受信したショートメールを移動通信網から図示しない交換機および基地局を介して携帯通信端末80に配信することとなる。携帯通信端末80がショートメールを受信すると、携帯通信端末80は、所定のショートメール受信用の音をスピーカから出力したりするので、携帯通信端末80のユーザーは、ショートメールを受信したことを知ることができる。
本発明の携帯通信端末用電子メール処理システムの概略構成を模式的に示すブロック図である。 図1に示されたメールサーバの概略構成を模式的に示すブロック図である。 メール配信のサスペンド登録を行う登録画面の一例を示す図である。 本発明の携帯通信端末用電子メール処理システムの処理手順を示すシーケンス図である。
符号の説明
10…メールサーバ、11…システムバス、12…CPU、13…RAM、14…ROM、15…記憶装置、16…インターネット用通信装置、17…移動通信網用通信装置、18…入力装置、19…出力装置、20…受付サーバ、30…顧客情報管理サーバ、40…サスペンドメールサーバ、50…ショートメールサーバ、60…メールボックス、70…ゲートウェイ、80…携帯通信端末(送信先)、90…パソコン(送信元)

Claims (2)

  1. 所定の文字数以下の電子メールであるショートメールをショートメールサーバから送信先の携帯通信端末に送信し、それよりも文字数が多い電子メールの全文をメールボックスに格納するようにした携帯通信端末用電子メール処理システムであって、
    前記携帯通信端末の所有者が不在通知の登録を行う受付サーバと、
    前記受付サーバに受け付けられた不在通知を記憶する管理サーバと、
    前記管理サーバに不在通知が記憶された送信先へのショートメールを不在通知が解除されるまでは保管するサスペンドサーバとを備え、
    前記電子メールがショートメールであり、かつ前記管理サーバに不在通知が記憶されている場合は、当該ショートメールを前記ショートメールサーバに送信することなく、前記サスペンドサーバに直接送信して、該サスペンドサーバで保管するようにしたことを特徴とする携帯通信端末用電子メール処理システム。
  2. 前記携帯通信端末の所有者が前記不在通知登録の解除を行った場合、
    前記サスペンドサーバに保管された前記ショートメールを前記ショートメールサーバに送信し、該ショートメールサーバから当該ショートメールを送信先の前記携帯通信端末に送信するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末用電子メール処理システム。
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